JP2001133018A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001133018A JP31912999A JP31912999A JP2001133018A JP 2001133018 A JP2001133018 A JP 2001133018A JP 31912999 A JP31912999 A JP 31912999A JP 31912999 A JP31912999 A JP 31912999A JP 2001133018 A JP2001133018 A JP 2001133018A
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outdoor
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祥人 田島
Keiji Wada
圭司 和田
Kazuo Kumehara
一夫 粂原
Akira Shindo
章 進藤
Takami Azuma
孝美 東
Ryota Hirata
亮太 平田
Yoshihiro Nakamura
由浩 中村
Junji Matsue
準治 松栄
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 四方弁合わせ制御手段による制御を実行中
に、液バックを防止することができ、多量の冷媒が室外
熱交換器に溜まることがない空気調和機を提供すること
にある。 【解決手段】 一つの冷媒配管系に接続される複数の室
外機3a、3bと、当該冷媒配管系に並列に接続される
複数の室内機5a、5bとを備え、各室外機3a、3b
には冷房運転位置と暖房運転位置間で切り替わる四方弁
9a、9bを備え、室外機起動時に全室外機3a、3b
の四方弁位置を冷房運転位置或いは暖房運転位置のいず
れかに統一制御する四方弁合わせ制御手段を備えた空気
調和機1である。各室外機はそれぞれ回転数可変による
能力可変型の圧縮機7a、7bを備え、四方弁合わせ制
御手段による制御の実行中に前記回転数を所定の低回転
数に維持する回転数制御手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つの冷媒配管系
に接続された複数の室外機と、複数の室内機とを備え、
各室外機には四方弁を備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、一つの冷媒配管系に接続された
複数の室外機と、当該冷媒配管系に並列に接続された複
数の室内機とを備え、各室外機には冷房運転位置と暖房
運転位置間で切り替わる四方弁を備え、室外機起動時に
全室外機の四方弁の運転位置を冷房運転位置或いは暖房
運転位置のいずれかに統一制御する四方弁合わせ制御手
段を備えた空気調和機が知られている。
【0003】この種の空気調和機では、四方弁合わせ制
御を行う場合、室外機の圧縮機を起動して冷媒を吐出さ
せて行う。
【0004】この四方弁の構造が、冷媒流路を切り替え
るスライド弁を含み、このスライド弁が圧縮機から吐出
された冷媒の圧力によって移動して冷媒流路が切り替わ
る構成となっているためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、四方弁合わせ制御が実行されても例えばスラ
イド弁の動きが渋く四方弁の位置が統一されない場合が
ある。
【0006】この場合、室外機は、四方弁の位置が統一
されたものとして運転を継続し、これが継続されると、
一方の室外機の圧縮機の吐出管から他方の室外機の圧縮
機の吸込管に冷媒が流れたりして、運転が不安定にな
り、ひいては圧縮機に液バックが発生し、圧縮機が破損
する等の問題がある。
【0007】また、四方弁の位置が統一されずに室外機
の運転が継続された場合、その後の空調負荷の減少で、
いずれかの室外機の運転を停止させる場合がある。この
場合、停止中の室外機に四方弁を通じて冷媒が流れ込
み、そこに冷媒が寝込み、運転中の室外機が冷媒不足に
なるという問題がある。
【0008】本発明の目的は、上述した従来の技術が有
する課題を解消し、四方弁合わせ制御を実行している最
中に、液バックが発生したり、室外熱交換器に冷媒が寝
込んだりすることがない空気調和機を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
一つの冷媒配管系に接続される複数の室外機と、当該冷
媒配管系に並列に接続される複数の室内機とを備え、各
室外機には冷房運転位置と暖房運転位置間で切り替わる
四方弁を備え、室外機起動時に全室外機の前記四方弁位
置を冷房運転位置或いは暖房運転位置のいずれかに統一
制御する四方弁合わせ制御手段を備えた空気調和機にお
いて、前記各室外機はそれぞれ回転数可変による能力可
変型の圧縮機を備え、前記四方弁合わせ制御手段による
制御の実行中に前記回転数を所定の低回転数に維持する
回転数制御手段を設けたことを特徴とする。
【0010】請求項1記載の発明では、四方弁合わせ制
御手段による制御の実行中に、圧縮機の回転数を所定の
低回転数に維持するので、冷媒循環量が減少し、圧縮機
への戻り冷媒量が少なくなる。
【0011】従って、四方弁合わせ制御手段による制御
を実行中に、四方弁の位置が統一されていない四方弁が
存在しても、冷媒循環量が少ないため、一方の室外機の
圧縮機から他方の室外機の圧縮機の吸込管に多量の冷媒
が流入することがなく、この圧縮機への液バックを防止
することができる。また、四方弁の位置が統一されてい
ない四方弁が存在しても、冷媒の吐出量を抑制している
ので、空調負荷の減少で停止した室外機の室外熱交換器
に、切替不良の四方弁を通じて寝込む冷媒量を減ずるこ
とができる。
【0012】請求項2記載の発明は、一つの冷媒配管系
に接続される複数の室外機と、当該冷媒配管系に並列に
接続される複数の室内機とを備え、各室外機には冷房運
転位置と暖房運転位置間で切り替わる四方弁を備え、室
外機起動時に全室外機の前記四方弁位置を冷房運転位置
或いは暖房運転位置のいずれかに統一制御する四方弁合
わせ制御手段を備えた空気調和機において、この四方弁
合わせ制御手段による制御を実行した後、前記四方弁位
置が冷房運転位置或いは暖房運転位置のいずれかに統一
されたか否かを確認する確認制御手段を備え、前記各室
外機はそれぞれ回転数可変による能力可変型の圧縮機を
備え、前記四方弁合わせ制御手段、及び前記確認制御手
段による制御の実行中に前記回転数を所定の低回転数に
維持する回転数制御手段を設けたことを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明では、四方弁合わせ制
御手段による制御を実行した後、四方弁位置が冷房運転
位置或いは暖房運転位置のいずれかに統一されたか否か
を確認する確認制御手段を備えている。
【0014】そして、四方弁合わせ制御手段による制御
に加えて、確認制御手段による確認制御の最中にも、圧
縮機の回転数を所定の低回転数に維持する。これによれ
ば、冷媒循環量が減少し、圧縮機への戻り冷媒量が少な
くなる。従って、四方弁合わせ制御手段、及び確認制御
手段による制御を実行中に、四方弁の位置が統一されて
いない四方弁が存在しても、冷媒循環量が少ないため、
一方の室外機の圧縮機から他方の室外機の圧縮機の吸込
管に多量の冷媒が流入することがなく、この圧縮機への
液バックを防止することができる。また、四方弁の位置
が統一されていない四方弁が存在しても、冷媒の吐出量
を抑制しているので、空調負荷の減少で停止した室外機
の室外熱交換器に、切替不良の四方弁を通じて寝込む冷
媒量を減ずることができる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記能力可変型の圧縮機がエンジ
ンで駆動され、前記所定の低回転数が1400rpm以
下であることを特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明では、回転数が140
0rpm以下であれば、液バックを起こさない程度に圧
縮機の冷媒吐出量が低く抑えられると共に、四方弁の位
置を切り替えるのに必要最小限の冷媒の圧力を確保でき
る。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の発明において、前記各室外機は、前記室外機におけ
る室外熱交換器の液管側の冷媒温度を検出する温度セン
サを備え、各室外機は、前記温度センサで検出された室
外機起動前の冷媒温度と室外機起動後の冷媒温度との温
度差が顕著になるように冷媒量を調整する冷媒量調整手
段を備えたことを特徴とする。
【0018】請求項4記載の発明では、冷媒量調整手段
による制御によって、室外機起動前の冷媒温度と室外機
起動後の冷媒温度との温度差が顕著になる。従って、こ
の温度差に基づいて行われる確認制御を正確に行うこと
ができる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記各室外機は、室外膨張弁と、前記圧縮
機の吐出管及び吸込管を結ぶ管路間に設けられたバイパ
ス弁と、を備え、前記確認制御手段による確認の結果、
四方弁位置が統一されていないと確認された場合は、前
記四方弁位置合わせ制御と前記四方弁位置の統一確認制
御とを再度実行し、これらの制御が繰り返し実行された
場合、その繰り返し数がカウントされ、その数の増加に
伴い、前記冷媒量調整手段は、暖房運転時では、室外膨
張弁の弁開度を現時点の弁開度より大きく、バイパス弁
の弁開度を現時点の弁開度より小さく制御し、冷房運転
時では、室外膨張弁の弁開度を現時点の弁開度より小さ
く制御する、ことを特徴とする。
【0020】請求項5記載の発明では、室外膨張弁とバ
イパス弁との弁開度を調整することによって、室外機起
動前の冷媒温度と室外機起動後の冷媒温度との温度差が
顕著となる。このため、温度差に基づいて行われる確認
制御を正確に行うことができる。また、上記制御の繰り
返し数がカウントされ、その数の増加に伴い、上記温度
差を顕著にするための制御が行われる。この制御では、
例えば1回目に上記確認が可能になれば、その1回で確
認制御を終了することが可能になり、これによれば、上
記確認を早期に終了することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0022】図1において、1は空気調和機を示してい
る。この空気調和機1には2台の室外機3a、3bと2
台の室内機5a、5bとが、一つの冷媒配管系に備えら
れている。室外機3a、3bには、圧縮機7a、7bが
設けられており、圧縮機7a、7bにはカップリング2
a、2bを介して、駆動源であるガスエンジン4a、4
bが接続されている。このガスエンジン4a、4bは、
回転数可変に構成されており、圧縮機7a、7bは、ガ
スエンジン4a、4bの回転数を増減させることによっ
て、冷媒吐出量を増減可能な能力可変型となっている。
【0023】ガスエンジン4a、4bの回転数は、エン
ジンに供給されるガス燃料を増減させることによって調
整される。
【0024】また、圧縮機7a、7bには、吐出管8
a、8bと吸込管10a、10bとが接続されている。
吐出管8a、8bには、冷房運転位置と暖房運転位置間
で切り替わる四方弁9a、9bが設けられている。ま
た、吐出管8a、8bと吸込管10a、10bとの間に
は、バイパス管が配管され、このバイパス管にはバイパ
ス弁16a、16bが設けられている。このバイパス弁
16a、16bは、弁開度を調整することによって、冷
媒循環量を調整可能な構成となっている。
【0025】冷房運転時の冷媒の流れ(実線で示す。)
に沿って配管の接続関係を説明すると、四方弁9a、9
bには、室外熱交換器11a、11bが接続されてお
り、この実施の形態では、室外熱交換器11a、11b
に室外熱交換器温度センサ13a、13bが接続されて
いる。この室外熱交換器温度センサ13a、13bに
は、室外膨張弁15a、15bが接続されている。17
a、17bは室外送風機である。室外膨張弁15a、1
5bには冷媒配管19aを介して、室内機5a、5bの
室内膨張弁21a、21bが接続され、この室内膨張弁
21a、21bには、室内熱交換器23a、23bが接
続されている。25a、25bは室内送風機である。室
内熱交換器23a、23bには冷媒配管19bを介し
て、室外機3a、3bの四方弁9a、9bが接続され、
この四方弁9a、9bにはアキュムレータ27a、27
bが接続されている。アキュムレータ27a、27bに
は、圧縮機7a、7bの吸込管10a、10bが接続さ
れている。
【0026】暖房運転時の冷媒の流れ(点線で示す。)
に沿って配管の接続関係を説明すると、四方弁9a、9
bには、冷媒配管19bを介して室内熱交換器23a、
23bが接続されている。この室内熱交換器23a、2
3bには、室内膨張弁21a、21bが接続され、この
室内膨張弁21a、21bには、冷媒配管19aを介し
て、室外膨張弁15a、15bが接続されている。この
室外膨張弁15a、15bには、室外熱交換器温度セン
サ13a、13bが接続され、室外熱交換器温度センサ
13a、13bには、室外熱交換器11a、11bが接
続されている。この室外熱交換器11a、11bには四
方弁9a、9bが接続され、この四方弁9a、9bには
アキュムレータ27a、27bが接続され、このアキュ
ムレータ27a、27bには圧縮機7の吸込管10a、
10bが接続されている。
【0027】又、室外機3aには、制御器29が設けら
れている。この制御器29は室外機3a、3bの四方弁
9a、9bと室外熱交換器温度センサ13a、13bと
ガスエンジン4a、4bとに制御線を介して接続されて
いる。
【0028】この制御器29は、図2に示すフローチャ
ートに従って、空気調和機1を制御する。
【0029】図2において、室内機5a又は5bから運
転開始命令が出力され、制御が開始される(S1)。
【0030】四方弁確認制御は、室外機3a、3b毎に
独立して行われる。この場合の確認制御は、各室外機共
に同じ手法によるので、以下、室外機3aについてのみ
説明する。
【0031】室外機3a、3bのガスエンジン4a、4
bの起動に先立ち、予め、室外熱交換器温度センサ13
aによって冷媒温度を検出する。この冷媒温度は制御器
29のメモリ(図示せず)に運転開始前冷媒温度T1℃
として記憶される(S2)。
【0032】この温度を記録した後に、全ての室外機3
a、3bのガスエンジン4a、4bが起動される(S
3)。このガスエンジン4a、4bの起動は、エンジン
に付設された回転数検出センサ(図示せず)によって、
当該エンジンの回転数が所定回転数に到達したことを検
出することにより確認される。
【0033】この起動時には、全ての室外機3a、3b
のガスエンジン4a、4bのエンジン始動が確認される
まで、いわゆるエンジン完爆が確認されるまで、ガスエ
ンジン4a、4bの回転数は約800rpmに維持され
る。
【0034】ガスエンジン4a、4bの回転数を起動直
後から急上昇させると、エンジンの寿命を短くしてしま
うことになるので、回転数は約700rpm以上の例え
ば800rpmの低回転数に維持される。
【0035】エンジン完爆が確認されると四方弁合わせ
制御が実行される(S4)。この制御では、ガスエンジ
ン4a、4bの回転数を約1400rpmまで上昇させ
る命令がガスエンジン4a、4bに出力されると共に、
四方弁9a、9bの現在の位置を、要求されている位置
に統一させる命令が四方弁9a、9bに出力される。こ
の制御において、ガスエンジン4a、4bの回転数を約
1400rpmまで上昇させることによって、四方弁9
a、9b内のスライド弁(図示せず)を動かすための必
要な冷媒圧力を確保でき、四方弁9a、9bの位置合わ
せが実行可能となる。
【0036】ただし、この四方弁合わせ制御の実行中
も、四方弁の位置を統一させる命令が出力されたにも関
わらず、四方弁9a、9bの不具合等によって、四方弁
9a、9bが統一されていない場合が想定されるので、
この場合の液バック等の運転不良を未然に防ぐため、ガ
スエンジン4a、4bの回転数は、できる限り冷媒の吐
出量を抑える低回転数(1400rpm以下)に維持さ
れる。
【0037】上述したように、この実施の形態では、四
方弁合わせ制御の実行中に、ガスエンジン4a、4bの
回転数を1400rpm以下に低回転数に維持すること
によって、圧縮機7a、7bの回転数を1400rpm
以下に、低回転数に維持する、回転数制御が実行され
る。
【0038】この四方弁合わせ制御が実行された後、四
方弁確認制御が、実行される。この四方弁確認制御は、
運転開始前の冷媒温度と運転開始後の冷媒温度を比較し
て、四方弁9a、9bの位置が要求されている位置すな
わち冷房運転位置或いは暖房運転位置のいずれかに統一
されているかが確認されるものである。まず、四方弁合
わせ制御実行後、確認制御の実行時間2分間のタイマの
計測が開始される(S5)。
【0039】次に、制御器29のメモリ(図示せず)に
基準温度Min(T2)℃として仮想温度の1000℃
が設定される(S6)。
【0040】室外機3aの室外熱交換器温度センサ13
aによって、圧縮機7aの運転開始後の冷媒温度が検出
され、この冷媒温度は、制御器29のメモリ(図示せ
ず)に運転開始後冷媒温度T2℃として記憶される(S
7)。この開始後温度T2℃が基準温度Min(T2)
℃、すなわち1000℃より低いかどうかが判断され
(S8)、低いと判断された場合には、開始後温度T2
℃を基準温度Min(T2)℃として記憶させる(S
9)。
【0041】低いと判断されない場合には、S8は省略
され、タイマの計測時間が2分間経過したかどうかが判
断される(S10)。2分間経過していないと判断され
た場合にはS6に戻り、再度、室外機3aの室外熱交換
器温度センサ13aによって、圧縮機7aの運転開始後
の冷媒温度が検出され、この冷媒温度は制御器29のメ
モリ(図示せず)に開始後温度T2℃として記憶され
る。
【0042】次に、開始前温度T1℃から基準温度Mi
n(T2)℃を減算した値が所定温度より高いかどうか
が判断される(S11)。
【0043】この実施形態では、所定温度を10℃とし
ている。所定温度より高い場合には、室外機3aの四方
弁9aの位置は暖房運転位置に切り替わっていると判断
され(S12)、所定温度より低い場合には、室外機3
aの四方弁9aの位置は冷房運転位置に切り替わってい
ると判断される(S13)。
【0044】S12で、四方弁9aの位置が暖房運転位
置に切り替わっていると判断された場合、要求運転が暖
房運転かどうかが判断される(S14)。要求運転が暖
房運転であると判断された場合、S12での判断と一致
するので、室外機3aの四方弁9aの位置は正常と判断
され(S15)、要求運転が暖房運転でないと判断され
た場合、S12での判断と不一致であるので、室外機3
aの四方弁9aの位置は異常と判断される(S16)。
【0045】S13で、四方弁9aの位置が冷房運転位
置に切り替わっていると判断された場合、要求運転が冷
房運転かどうかが判断される(S17)。要求運転が冷
房運転であると判断された場合、S13での判断と一致
するので、室外機3aの四方弁9aの位置は正常と判断
され(S18)、要求運転が冷房運転でないと判断され
た場合、S13での判断と不一致であるので、室外機3
aの四方弁9aの位置は異常と判断される(S19)。
【0046】S15、S18で、四方弁9aの位置が正
常であると判断された場合、室内機5a、5bからの空
調負荷に応じて、ガスエンジン4aの回転数が調整され
る(S20)。
【0047】この実施形態では、圧縮機7a、7bが、
負荷に応じた冷媒量を吐出する運転の開始前に、圧縮機
7a、7bの駆動源であるガスエンジン4a、4bの回
転数を低速に維持し、冷媒吐出量を低く抑えて、四方弁
9a、9bの位置合わせを行っている。これによれば、
四方弁9a、9bの位置が統一されていないときに多量
の冷媒が、異常に流れたり、室外熱交換器11a、11
bに溜まることがなく、液バック等の異常運転を抑える
ことができ、安定運転状態を維持できる。
【0048】以上の実施形態では、各室外機3の四方弁
9の位置が不一致の場合、同一の冷媒配管系を通じて、
一方の室外機3から他方の室外機3に冷媒が流れ込む事
態が発生し、この事態は、各室外機3を流れる冷媒の温
度を検出することにより、判定が可能であることに着目
してなされた。
【0049】この実施形態では、室外機3における室外
熱交換器11の液管側の冷媒温度を検出し、これを基準
温度と比較して当該判定を行っているが、これに限定さ
れるものではない。
【0050】別の実施の形態について述べる。
【0051】システムの構成は、図1に示す空気調和機
1と略同一であり、この空気調和機1の制御器29に
は、後述する四方弁合わせ判別カウンタと四方弁合わせ
失敗カウンタとを備えている。
【0052】また、室外膨張弁15a、15bの弁開
度、及びバイパス弁16a、16bの弁開度は、ステッ
ピングモータのステップ数を増減することによって調整
される。この実施の形態では、室外膨張弁15a、15
b及びバイパス弁16a、16bは480ステップ時に
全開であり、それぞれ0ステップ時に全閉である。この
システムの他の構成は、上記実施の形態の構成と略同一
であるので説明は省略する。このシステムは、図3、4
に示すフローチャートに従って制御される。
【0053】四方弁確認制御は、室外機3a、3b毎に
独立して行われる。この場合の確認制御は、各室外機共
に同じ手法によるので、以下、室外機3aについてのみ
説明する。
【0054】室外機3aに運転開始命令が出力されると
(S21)、運転開始前の冷媒温度が、室外熱交換器温
度センサ13aによって検出され、この冷媒温度は制御
器29のメモリ(図示せず)に運転開始前冷媒温度T1
℃として記憶される(S22)。
【0055】四方弁9a、9bの位置を統一させるため
に全ての室外機3a、3bのガスエンジン4a、4bが
起動される(S23)。この起動時には、全ての室外機
3a、3bのガスエンジン4a、4bのエンジン始動が
確認されるまで、いわゆるエンジン完爆が確認されるま
で、ガスエンジン4a、4bの回転数は約800rpm
に維持される。ガスエンジン4a、4bの回転数を起動
直後から急上昇させると、エンジンの寿命を短くしてし
まうことになるので、回転数は約800rpmの低回転
数に維持される。流量センサ12a、12bによって、
冷媒の吐出が検出された時に、エンジン完爆が確認され
る。
【0056】エンジンの完爆が、確認されると、要求さ
れている運転が暖房運転であるか否かが判断される(S
24)。暖房運転と判断された場合には、四方弁合わせ
失敗カウンタの回数が0であるかどうかが判断される。
0と判断された場合には、室外膨張弁15a、15bの
弁開度は80ステップに調整され、バイパス弁16a、
16bの弁開度は300ステップに調整される(S2
6)。調整後、図4のフローチャートに示す四方弁合わ
せ制御が実行される(S27)。この制御は、ガスエン
ジン4a、4bの回転数を約1400rpmまで上昇さ
せると共に、四方弁9a、9bの現在の位置を、要求さ
れている位置に統一させる命令が四方弁9a、9bに出
力されるものである。この制御において、ガスエンジン
4a、4bの回転数を約1400rpmまで上昇させる
ことによって、四方弁9a、9b内のスライド弁(図示
せず)を動かすための必要な冷媒圧力を確保でき、四方
弁9a、9bの運転位置合わせが実行可能となる。
【0057】四方弁合わせ制御実行後、2分タイマをス
タートさせる(S28)。このタイマは四方弁確認制御
の実行時間を計測するもので、この実施の形態では、判
定時間(10秒)経過毎に後述する温度判定がなされ、
2分の間に、12回の温度判定が実行される。10秒経
過されたかが判断され(S29)、10秒経過したと判
断された場合には運転開始後の冷媒温度が室外熱交換器
温度センサ13aによって検出され、制御器29のメモ
リ(図示せず)に運転開始後冷媒温度T2℃として記憶
される(S30)。この運転開始後冷媒温度T2と運転
開始前冷媒温度T1とを比較して、温度判定がなされ
る。
【0058】まず、要求運転が暖房運転か否かが判断さ
れ(S31)、暖房運転と判断された場合には、運転開
始前冷媒温度T1から運転開始後冷媒温度T2が減算さ
れる。T1の方がT2よりも4℃以上高いと判断された
場合(S32)には、四方弁判別カウンタの数値を1加
算する(S33)と共に、T1の方がT2よりも15℃
以上高いかどうかが判断される(S34)。
【0059】T1の方がT2よりも15℃以上高いと判
断された場合、判別カウンタの回数に関わらず、また
は、S33において加算した判別カウンタの回数が5以
上になった場合(S35)、四方弁切替成功とみなされ
る(S36)。四方弁切替成功とみなされた場合、判別
カウンタはリセットされる(S37)。
【0060】S31において、要求運転が暖房運転でな
いと判断された場合、この場合は要求運転が冷房運転と
判断され、運転開始後冷媒温度T2から運転開始前冷媒
温度T1が減算される。T2の方がT1よりも0℃以上
高いと判断された場合(S38)には、四方弁判別カウ
ンタの回数を1加算する(S39)と共に、T2の方が
T1よりも5℃以上高いかどうかが判断される(S4
0)。
【0061】T2の方がT1よりも5℃以上高いと判断
された場合、判別カウンタの回数に関わらず、または、
S39において加算した判別カウンタの回数が5以上に
なった場合(S41)、四方弁切替成功とみなされる
(S36)。
【0062】四方弁切替成功とみなされ、判別カウンタ
がリセットされた後、ガスエンジン4a、4bの回転数
は、室内の空調負荷に応じて調整される。
【0063】S32、S34、S38、S40におい
て、温度判定の結果、条件を満たさない場合、またはS
35、S41において、判別カウンタの回数が5以上に
ならない場合には、タイマが2分経過したかどうかが判
断される(S42)。2分経過していないと判断された
場合には、S29に戻り、再び、判定時間(10秒)の
計測が開始される。四方弁切替成功とならずに2分経過
したと判断された場合には、四方弁切替失敗と判断され
(S43)、ガスエンジン4a、4bが停止され、圧縮
機7a、7bの運転が停止される(S44)。四方弁合
わせ失敗カウンタの回数が1加算され(S45)、図3
に示すフローチャートのaからS22に戻り、再び運転
開始前の冷媒温度が、室外熱交換器温度センサ13aに
よって検出され、制御器29のメモリ(図示せず)に保
存される。
【0064】再び、S24において要求運転が暖房運転
かどうかが判断され、暖房運転である場合には、S25
に進む。このS25では、前回とは異なり、S45にお
いて、四方弁合わせ失敗カウンタの回数に1加算されて
いるので、失敗カウンタの回数は0ではないと判断さ
れ、失敗カウンタの回数は1かどうかが判断される(S
46)。失敗カウンタの回数が1と判断された場合に
は、室外膨張弁15a、15bの弁開度は230ステッ
プに調整され、バイパス弁16a、16bの弁開度は1
50ステップに調整される(S47)。この後再び、図
4に示すフローチャートのbに戻り、四方弁合わせ制御
と四方弁確認制御とが実行される。
【0065】さらに、四方弁切替失敗となった場合に
は、図3に示すフローチャートのaからS22に戻り、
S23〜S25、S46を経て、失敗カウンタの回数は
2かどうかが判断される(S48)。S45で、四方弁
合わせ失敗カウンタの回数に1加算されているので、失
敗カウンタの回数は2になっており、S48で、失敗カ
ウンタの回数は2と判断され、室外膨張弁15a、15
bの弁開度は320ステップに調整され、バイパス弁1
6a、16bの弁開度は60ステップに調整される(S
49)。この後再び、図4に示すフローチャートのbに
戻り、四方弁合わせ制御と四方弁確認制御とが実行され
る。
【0066】さらに、もう一度、四方弁切替失敗となっ
た場合には、図3に示すフローチャートのaからS22
に戻り、S23〜S25、S46、S48を経て、失敗
カウンタの回数は3かどうかが判断される(S50)。
S45で、四方弁合わせ失敗カウンタの回数に1加算さ
れているので、失敗カウンタの回数は3になっており、
S50で、失敗カウンタの回数は3と判断され、室外膨
張弁15a、15bの弁開度は360に調整され、バイ
パス弁16a、16bの弁開度は20に調整される(S
51)。この後再び、図4に示すフローチャートのbに
戻り、四方弁合わせ制御と四方弁確認制御とが実行され
る。
【0067】4回続けて、四方弁切替失敗となった場合
には、S50において、失敗カウンタの回数は3でない
と判断され、失敗警報が発せられ(S51)、失敗カウ
ンタの回数がリセットされる(S52)。
【0068】同様に、S24において、要求運転が暖房
運転でないと判断された場合には、要求運転は冷房運転
であると判断され、四方弁切替失敗となった回数に応じ
て室外膨張弁15a、15bとバイパス弁16a、16
bとの弁開度が調整される。詳述すると、四方弁切替失
敗となった回数が0の場合、失敗カウンタの回数が0か
どうかが判断され(S54)、0と判断された場合、室
外膨張弁15a、15bの弁開度は480ステップに調
整され、バイパス弁16a、16bの弁開度は300ス
テップに調整される(S55)。1回、四方弁切替失敗
となった場合、失敗カウンタの回数が1かどうかが判断
され(S56)、1と判断された場合、室外膨張弁15
a、15bの弁開度は380ステップに調整され、バイ
パス弁16a、16bの弁開度は300ステップに調整
される(S57)。2回、四方弁切替失敗となった場
合、失敗カウンタの回数が2かどうかが判断され(S5
8)、2と判断された場合、室外膨張弁15a、15b
の弁開度は300ステップに調整され、バイパス弁16
a、16bの弁開度は300ステップに調整される(S
59)。3回、四方弁切替失敗となった場合、失敗カウ
ンタの回数が3かどうかが判断され(S60)、3と判
断された場合、室外膨張弁15a、15bの弁開度は2
50ステップに調整され、バイパス弁16a、16bの
弁開度は300ステップに調整される(S61)。
【0069】この実施の形態では、四方弁位置合わせ制
御と確認制御とを実行する前に、四方弁切替失敗カウン
タが検出する四方弁切替失敗となった回数に応じて、室
外膨張弁15a、15bとバイパス弁16a、16bと
の弁開度を調整することによって、室外熱交換器温度セ
ンサ13a、13bが検出する冷媒量が調整される。
【0070】この制御によれば、運転命令が出力される
前の冷媒温度と運転命令が出力された後の冷媒温度との
温度差が顕著となる。このため、四方弁9a、9bの要
求された運転位置が統一されていない室外機3a、3b
が存在した場合、確認制御手段による制御の実行中に室
外熱交換器温度センサ13a、13bによって、例え
ば、1回目に確認が可能になれば、その1回で確認制御
を終了することが可能になり、これによれば、確認を早
期に終了することができる。
【0071】また、S28〜S45までの確認制御は、
要求運転が暖房運転時には、運転命令が出力される前の
冷媒温度が、運転命令が出力された後の冷媒温度よりも
一定温度高い場合に、前記四方弁判別カウンタは回数を
カウントし、このカウントされた回数が一定数値以上に
なった時に、四方弁の位置が正確であると判定される。
また、運転命令が出力される前の冷媒温度が、運転命令
が出力された後の冷媒温度よりも、一定温度よりさらに
高い場合には、前記四方弁位置判別カウンタがカウント
した回数に関わらず、四方弁の位置が正確であると判定
される。
【0072】要求運転が冷房運転時には、運転命令が出
力される前の冷媒温度が、運転命令が出力された後の冷
媒温度よりも一定温度低い場合に、四方弁判別カウンタ
は回数をカウントし、このカウントされた回数が一定数
値以上になった時に、四方弁位置が正確であると判定さ
れる。また、運転命令が出力される前の冷媒温度が、運
転命令が出力された後の冷媒温度よりも、一定温度より
さらに低い場合には、前記四方弁判別カウンタのカウン
トした回数に関わらず、四方弁の位置が正確であると判
定される。
【0073】また、タイマが計測する確認制御の実行時
間内に、四方弁運転位置が正確であると判定されない場
合には、全ての室外機3a、3bを一旦停止すると共
に、四方弁切替不良カウンタは回数をカウントし、この
カウントされた回数が一定数値以上になった時に、四方
弁合わせ失敗の警報を発する。
【0074】これらによれば、判定時間(10秒)毎
に、運転開始命令が出力された後の温度を検出し、検出
された温度と運転開始命令が出力される前の温度との温
度差が顕著な場合には、四方弁確認制御の実行時間(2
分間)が経過する前に四方弁9a、9bの位置が統一さ
れているか否かが確認できる。このため、四方弁9a、
9bの位置が統一されている場合には、例えば、1回目
に10秒で確認が可能になり、この1回で確認制御を終
了することが可能になり、これによれば確認制御を早期
に終了することができる。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、四方弁合わせ制御及び
/又は確認制御が、圧縮機の回転数を低回転数とした状
態で実行されるので、冷媒循環量が減少し、これによっ
て四方弁の位置が統一されていない室外機が存在したと
しても、位置不統一の四方弁を通じて圧縮機に多量の液
冷媒が流入することがなく、この圧縮機への液バックを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態を示す空気調和機の
回路図である。
【図2】四方弁の位置合わせのフローチャートである。
【図3】別の実施形態の四方弁の位置合わせのフローチ
ャートである。
【図4】別の実施形態の四方弁の位置合わせのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 空気調和機 3a、3b 室外機 5a、5b 室内機 7a、7b 圧縮機 9a、9b 四方弁 12a、12b 吐出管 14a、14b 吸込管 15a、15b 室外膨張弁 16a、16b バイパス弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粂原 一夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 進藤 章 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 東 孝美 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 平田 亮太 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 中村 由浩 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松栄 準治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA01 CC04 CC19 DD02 DD05 EE04 EE09 EE10 3L092 GA03 GA04 JA09 KA03 KA17 LA02 LA03 LA06 LA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの冷媒配管系に接続される複数の室
    外機と、当該冷媒配管系に並列に接続される複数の室内
    機とを備え、各室外機には冷房運転位置と暖房運転位置
    間で切り替わる四方弁を備え、室外機起動時に全室外機
    の前記四方弁位置を冷房運転位置或いは暖房運転位置の
    いずれかに統一制御する四方弁合わせ制御手段を備えた
    空気調和機において、 前記各室外機はそれぞれ回転数可変による能力可変型の
    圧縮機を備え、前記四方弁合わせ制御手段による制御の
    実行中に前記回転数を所定の低回転数に維持する回転数
    制御手段を設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 一つの冷媒配管系に接続される複数の室
    外機と、当該冷媒配管系に並列に接続される複数の室内
    機とを備え、各室外機には冷房運転位置と暖房運転位置
    間で切り替わる四方弁を備え、室外機起動時に全室外機
    の前記四方弁位置を冷房運転位置或いは暖房運転位置の
    いずれかに統一制御する四方弁合わせ制御手段を備えた
    空気調和機において、 この四方弁合わせ制御手段による制御を実行した後、前
    記四方弁位置が冷房運転位置或いは暖房運転位置のいず
    れかに統一されたか否かを確認する確認制御手段を備
    え、前記各室外機はそれぞれ回転数可変による能力可変
    型の圧縮機を備え、前記四方弁合わせ制御手段、及び前
    記確認制御手段による制御の実行中に前記回転数を所定
    の低回転数に維持する回転数制御手段を設けたことを特
    徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記能力可変型の圧縮機がエンジンで駆
    動され、前記所定の低回転数が1400rpm以下であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の空気調和
    機。
  4. 【請求項4】 前記各室外機は、前記室外機における室
    外熱交換器の液管側の冷媒温度を検出する温度センサを
    備え、 各室外機は、前記温度センサで検出された室外機起動前
    の冷媒温度と室外機起動後の冷媒温度との温度差が顕著
    になるように冷媒量を調整する冷媒量調整手段を備えた
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記各室外機は、室外膨張弁と、前記圧
    縮機の吐出管及び吸込管を結ぶ管路間に設けられたバイ
    パス弁と、を備え、 前記確認制御手段による確認の結果、四方弁位置が統一
    されていないと確認された場合は、前記四方弁位置合わ
    せ制御と前記四方弁位置の統一確認制御とを再度実行
    し、これらの制御が繰り返し実行された場合、その繰り
    返し数がカウントされ、その数の増加に伴い、前記冷媒
    量調整手段は、暖房運転時では、室外膨張弁の弁開度を
    現時点の弁開度より大きく、バイパス弁の弁開度を現時
    点の弁開度より小さく制御し、冷房運転時では、室外膨
    張弁の弁開度を現時点の弁開度より小さく制御する、こ
    とを特徴とする請求項4記載の空気調和機。
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