JPH09229169A - 無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents

無段変速機の油圧制御装置

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JPH09229169A
JPH09229169A JP3165396A JP3165396A JPH09229169A JP H09229169 A JPH09229169 A JP H09229169A JP 3165396 A JP3165396 A JP 3165396A JP 3165396 A JP3165396 A JP 3165396A JP H09229169 A JPH09229169 A JP H09229169A
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Makoto Sawada
澤田  真
Hirobumi Okahara
博文 岡原
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 L/U制御機能をもつベルト式CVT等の作
動圧制御で、L/UON時も最適作動圧を得られ、その
ベルトのすべり発生等を回避できるCVTの油圧制御装
置を提供する。 【解決手段】 Vベルト3を両プーリ1,2に巻き掛け
したCVTのコントローラ17は、油圧作動の該ベルト
伝動機構で変速比を無段に変更制御し、一方又L/U制
御も実行する。L/UON時ENG回転が落ち、その時
にその回転分イナーシャトルクが発生するためそれに対
応してライン圧PL アップを行う。L/UON切換えの
とき、本ライン圧アップ補正制御がない場合、L/UO
N時油圧不足気味になり、ベルトがすべりやすくなるが
これを防止できる。イナーシャトルク分確実にライン圧
のアップが実現でき、L/UON時も適切にVベルト3
のすべり発生等を回避でき、L/U式のCVTのライン
圧制御の最適化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両における無段
変速機の油圧制御装置に関するものであり、例えばベル
ト式無段変速機における作動圧の制御に適用して好適な
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無段変速機には、Vベルト式無段変速機
やトロイダル型無段変速機等の変速比を無段階に制御し
得る変速機構を有する無段変速機があるが、この種無段
変速機の油圧制御装置として、本出願人は、先に、特開
昭61−105347号公報(文献1)により、かかる
無段変速機における作動圧を制御する油圧制御技術を提
案をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記提案に従うと、例
えばVベルト式無段変速機の場合を例にとって述べれ
ば、ロックアップ制御を行うVベルト式無段変速機のも
のでも、即ち、伝動系に挿入したトルクコンバータをト
ルク増大機能やトルク変動吸収機能が不要なロックアッ
プ領域での車両運転状態のもとでは、トルクコンバータ
入出力要素間が直結されたロックアップ状態にし得るよ
うにしたロックアップ式の無段変速機の作動圧(ライン
圧)制御でも、Vベルト伝動機構の油圧作動にも供され
るライン圧の最低値をトルクコンバータによる流体伝動
装置の必要最低値と一致させ得て、オイルポンプの負荷
軽減等が図れ、無段変速機の効率向上に有効な手段が提
供される(文献1第2図,第3図)。
【0004】ところで、かかる提案は上記のような点で
有用であるが、次のような面から考察を加えると、その
ライン圧制御では、ロックアップオン時のライン圧の適
正化といった点では、なお改良を加えられる余地はあ
る。
【0005】図3は後記でも参照される図で、1/8
(スロットル開度)変速線近傍の特性図であるが、ロッ
クアップオンへの切り換えの際におけるエンジン回転数
落ちに伴うイナーシャトルク発生の様子が示されてい
る。ロックアップ制御導入の無段変速機搭載の車両の場
合、そのロックアップ制御でのロックアップオン時、エ
ンジン回転が落ちる。その時にその回転分イナーシャト
ルクが発生する。従って、ロックアップオン時、油圧が
不足気味になる。一方、Vベルト式無段変速機における
油圧作動のVベルト伝動機構では、入出力両プーリ間に
Vベルトが巻き掛けられて、プーリ伝動比の変更により
無段変速を実現させるが、この場合、上記の如くロック
アップオン時油圧不足気味になると、そのベルトがすべ
りやすくなる場合が生ずる。無段変速機におけるVベル
ト伝動機構等の変速機構でのすべりは、動力伝達などの
面でも影響が生ずることになる。
【0006】故に、ロックアップオン時のエンジン回転
落ちによりイナーシャトルクが発生するのに対応し切れ
ないと、ロックアップ制御が組み込まれてる無段変速機
にあっては、最適なライン圧を確保しにくいものとなる
が、上記提案のものでは、こうしたロックアップ制御で
のロックアップオンの場合の作動圧の適正化といったよ
うな機能までは有してはおらず、そうしたロックアップ
オンの点までは考慮されていない。
【0007】本発明は、こうした点から改良を加え、ロ
ックアップ制御を有するベルト式無段変速機等の作動圧
の制御において、ロックアップオン時でも最適な作動圧
を得られるようにし、もってその変速機構でのすべり発
生等を未然に回避できる無段変速機の作動圧制御を実現
しようというものである。また、他の目的は、ロックア
ップオン時に発生するイナーシャトルク分に相当する補
正値により作動圧を増加させる作動圧増加補正制御を、
より効果的に実行させ得て、適切に上記のことを実現で
きるよう、更なる改良、改善が付加された無段変速機の
油圧制御装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によって、以下の
無段変速機の油圧制御装置が提供される。即ち、ロック
アップクラッチにより入出力要素間を直結するロックア
ップ状態に制御可能であるとともに、変速比を無段階に
制御し得る変速機構の油圧作動の用に供される作動圧を
制御可能な無段変速機の油圧制御装置であって、前記ロ
ックアップ制御におけるロックアップオンへの切換えを
判断する手段と、該手段によりロックアップオンと判断
される場合、作動圧の増加補正制御を行う手段と、を備
えてなる、ことを特徴とするものである。また、上記に
おいて、前記作動圧の増加補正は、ロックアップオン時
にエンジン回転数落ちにより発生するイナーシャトルク
分に相当する補正値をもって、前記作動圧を増加させる
ようにしてなる、ことを特徴とするものである。
【0009】また、上記において、前記作動圧を増加さ
せる制御は、エンジン運転パラメータから推定して得ら
れる推定エンジントルク値に対して、イナーシャトルク
分補正のための補正トルク値を適用し、斯く補正して得
られる推定入力トルク値に応じた必要作動圧値を求める
ことで行う、ことを特徴とするものである。また、前記
作動圧を増加させる制御において、適用する補正値は、
スロットル開度またはその相当値に応じて可変できるよ
うにしてなる、ことを特徴とするものである。
【0010】また、前記作動圧を増加させる制御を、ロ
ックアップオン時後の所定時間経過までの間、実行させ
るよう制御する手段を更に備え、該所定時間経過後は、
当該作動圧増加補正制御は禁止されるようにしてなる、
ことを特徴とするものである。また、前記無段変速機の
変速機構は、ベルト伝動機構によるプーリ伝動比の変更
により変速比を制御する、ことを特徴とするものであ
る。
【0011】
【発明の効果】本発明においては、無段変速機のそのロ
ックアップ制御では、そのロックアップクラッチにより
入出力要素間を直結するロックアップ状態に制御され得
てロックアップオンとなり、また、変速比はその変速機
構により無段階にこれを制御し得、かかる変速機構の油
圧作動に供する作動圧が制御されるが、更に、そのロッ
クアップオン判断手段、作動圧補正制御手段のそれぞれ
を有して、ロックアップ制御におけるロックアップオン
への切換えが判断され、ロックアップオンと判断される
場合、作動圧の増加補正制御を行う。よって、ロックア
ップクラッチにより入出力要素間を直結するロックアッ
プがなされるロックアップオンへの切り換わりのとき、
かかる作動圧増加補正制御がない場合にはロックアップ
オン時油圧不足気味になり、無段変速機の変速機構です
べりが生じやすくなる場合も生ずるところ、これを防止
でき、作動圧のアップが実現され、ロックアップ制御で
のロックアップオン時にあっても適切にその変速機構で
のすべり発生、それに伴う影響などを未然に回避可能
で、ロックアップ制御を有する無段変速機の作動圧の制
御においてロックアップオン時も最適な作動圧を得られ
る、改良された無段変速機の油圧制御装置を実現するこ
とができる。また、請求項2の場合は、ロックアップオ
ン時エンジン回転が落ち、その時にその回転分イナーシ
ャトルクが発生しても、これに適切に対応でき、回転落
ちによりイナーシャトルクが発生するのに対応して作動
圧を高めることができ、イナーシャトルク分確実に作動
圧のアップが実現される。
【0012】また、この場合、好ましくは、請求項3記
載のもののように、作動圧を増加させる制御は、これ
を、エンジン回転数、スロットル開度またはそれらの相
当値など、エンジン運転パラメータから推定して得られ
る推定エンジントルク値に対して、イナーシャトルク分
補正のための補正トルク値を適用し、斯く補正して得ら
れる推定入力トルク値に応じた必要作動圧値を求めるこ
とで行う構成として、本発明は実施でき、同様に上記の
ことを実現することができる。この場合は、ロックアッ
プオン時に発生するイナーシャトルク分に相当する補正
値により作動圧を増加させる作動圧増加補正制御を、よ
り効果的に実行させ得て、更なる改良、改善が図られ
る。
【0013】また、好ましくは、請求項4記載の如く、
作動圧を増加させる制御において、適用する補正値は、
スロットル開度またはその相当値に応じて可変できるよ
うにも構成して、本発明は実施でき、同様に上記のこと
を実現することができる。この場合は、更に、その時の
スロットル開度の大小にも合わせてアップさせるべき作
動圧の増加分も制御でき、よりきめ細かな補正制御を実
現し得て一層作動圧制御の適正化が図ることができる。
好適例では、エンジン回転数またはその相当値とスロッ
トル開度またはその相当値を用いてエンジントルクを推
定し、斯く推定されるエンジントルクに、補正量として
求められるスロットル開度またはその相当値に応じた補
正トルク分を適用する補正態様により、ロックアップオ
ンイナーシャトルク分補正のための作動圧アップ制御を
簡単でより好適なものとして行うことができる。
【0014】また、本発明は、請求項5記載の場合のよ
うに、作動圧を増加させる制御は、これをロックアップ
オン時後の所定時間経過までの間、実行させるよう制御
する手段を更に備える構成として好適に実施でき、同様
に上記のことを実現することができる。この場合は、作
動圧増加補正制御は、ロックアップオン時の一時的なも
のとし、補正は、かかる所定期間だけ適用し、以後はた
とえロックアップ状態継続中でも当該作動圧増加補正制
御は、これを解除し、禁止するよう制御することが可能
で、ロックアップオン時のエンジン回転落ちによるイナ
ーシャトルクの発生に対応させ、かつ適切にそれに合わ
せて必要な作動圧アップを過不足なく行うことができ、
より一層効果的なものとし得て更なる改良、改善を図る
ことができる。また、請求項6記載の如く、本発明は、
無段変速機の変速機構は、ベルト伝動機構によるプーリ
伝動比の変更により変速比を制御するベルト式無段変速
機に適用して好適に実施でき、同様にして上記のことを
実現することができる。この場合は、変速比を無段階に
制御する無段変速機のその変速機構がかかるベルト及び
プーリによるべルト伝動機構のものであっても、ロック
アップオン時にそのベルトがすべりやすくなるといった
事態を確実に防止でき、かかるべルト伝動機構でベルト
すべりが生ずるに至った場合の動力伝達等への影響も、
これを確実に回避できる点で有利である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1乃至図4は、本発明の一実施例
に係る油圧制御装置を例えばVベルト式の無段変速機
(CVT)に適用した場合の例を示す。ここに、該無段
変速機は、ロックアップクラッチにより入出力要素間を
直結するロックアップ状態に制御可能であるとともに、
変速比を無段階に制御し得る変速機構としてのVベルト
伝動機構の油圧作動の用に供される作動圧を制御可能な
ベルト式無段変速機である。図1において、本ベルト式
無段変速機は、エンジン回転が伝えられる駆動側の入力
プーリとしてのプライマリプーリ1と、変速後の回転を
出力する出力プーリとしてのセカンダリプーリ2とを備
え、これらプライマリプーリ1及びセカンダリプーリ2
間にVベルト3を巻き掛けして変速のための伝動系(V
ベルト伝動機構)を構成する。
【0016】また、図示しないが、該変速機の伝動系
は、更に、車両のエンジンからの回転を伝達する流体伝
動装置のトルクコンバータ、前後進切換え機構を備え、
これらトルクコンバータ、前後進切換え機構を順次経
て、その前後進切換え機構からの回転がプライマリプー
リ1に入力されるものとする。また、トルクコンバータ
(T/C)は、作動圧によりその締結、開放が制御され
る油圧作動のロックアップクラッチを有し、該クラッチ
の締結時、流体伝動状態(コンバータ状態)から入出力
要素間を直結された直結伝動状態(ロックアップ状態)
に切り換わるものとする。
【0017】なお、これの制御には、例えばデューティ
制御されるロックアップソレノイド、ロックアップコン
トロールバルブ(油圧制御バルブ)等を用いる既知のも
のが使用でき、ロックアップ制御系は、これらロックア
ップソレノイド、ロックアップコントロールバルブやロ
ックアップクラッチの油圧制御系を含んで構成できる。
【0018】Vベルト伝動機構は、プライマリプーリ1
への回転をVベルト3を介してセカンダリプーリ2へ伝
達する。Vベルト式無段変速機は、こられ両プーリ1,
2に対するVベルト3の巻き掛け円弧径を変化させてプ
ーリ間伝動比、つまり変速比を無段階に変更可能であ
る。ここに、プライマリプーリ1とセカンダリプーリ2
間に巻き掛けしたVベルト3は、後述の如くにかかるV
ベルト伝動機構に作用する作動圧が適切ならば、Vベル
ト3はすべることはなく、従って、プライマリプーリ1
側からセカンダリプーリ側へ、当該Vベルト3を介し変
速制御の下、所定の変速比をもって動力伝達が行われ
る。
【0019】かかる無段変速を可能にするために、プラ
イマリプーリ1は、固定フランジ1aに対向してプーリ
V溝を形成する可動フランジ1bを軸線方向へ変位可能
とし、セカンダリプーリ2も、固定フランジ2aに対向
してプーリV溝を形成する可動フランジ2bを軸線方向
へ変位可能とする。そして、可動フランジ1bには固定
フランジ1aに向かう方向に変速制御圧PS を作用さ
せ、可動フランジ2bには固定フランジ2aに向かう方
向にライン圧PL を作用させ、変速制御圧PS とライン
圧PL との差圧に応じ両プーリ1,2に対するVベルト
3の巻き掛け円弧径を無段階に変化させて、無段変速を
行うものとする。
【0020】ここで、変速制御系を説明するに、これ
は、変速制御圧PS を決定する変速制御弁21と、変速
リンク22と、ステップモータ23とで構成する。変速
リンク22は、一端をプライマリプーリ可動フランジ1
bと共に変位するシフタ24に連節し、他端をステップ
モータ23により回動されるよう連結し、両端間を変速
制御弁21のスプール21aに枢着する。ここに、変速
制御弁21は、作動圧回路としての回路25(ライン圧
回路)からのライン圧PL を減圧して回路26(変速制
御圧回路)に変速制御圧PS を作り出すもので、スプー
ル21aを図中上昇される時、変速制御圧回路26をラ
イン圧回路25に通じて変速制御圧PS を上昇させ、ス
プール21aを図中下降される時、変速制御圧回路26
をドレンポート21bに通じて変速制御圧PS を低下さ
せるものとし、スプール21aの上記ストロークをステ
ップモータ23により変速リンク22を介して制御す
る。ステップモータ23の回転位置は、これをコントロ
ーラ17により決定し、これにより変速制御を実行する
ものとする。
【0021】一方、上記の如き変速の用に供されるライ
ン圧PL を制御するライン圧制御系は、本実施例では、
これを以下の如き構成のものとする。このライン圧制御
系は、圧力源11と、これからの作動油をライン圧PL
に調圧するプレッシャーレギュレータ弁12とを備え
る。また、該プレッシャーレギュレータ弁12にライン
圧制御用のモディファイア圧Pm を供給するためのプレ
ッシャーモディファイア弁13を有する。そして、かか
るプレッシャーモディファイア弁13を制御するライン
圧ソレノイド14と、該ソレノイド(ソレノイド弁)に
一定の圧力PC (ライン圧より低い圧)を供給するパイ
ロット弁15とを備える。
【0022】プレッシャーレギュレータ弁12は、圧力
源11からの作動油を回路16に漏洩させつつ、また必
要に応じてドレンポート12aよりドレンしつつ、モデ
ィファイア圧Pm に応じたライン圧PL に調圧する。そ
して、パイロット弁15は回路16からの漏れ油を一定
圧PC にしてライン圧ソレノイド14に供給し、ライン
圧ソレノイド14は一定圧PC を駆動デューティDに応
じたデューティ圧PDにしてモディファイア弁13に印
加する。モディファイア弁13は、回路16から漏れ油
をデューティ圧PD 、従ってライン圧ソレノイド14の
駆動デューティ(DUTY)Dに応じたモディファイア
圧Pm にし、これをプレッシャーレギュレータ弁12に
印加してライン圧PL の上記制御に資する。よって、ラ
イン圧P L はライン圧ソレノイド14の駆動デューティ
Dを加減することで制御することができ、ソレノイド駆
動デューティDはコントローラ17により決定すること
とする。
【0023】上記スッテプモータ23、ライン圧ソレノ
イド14、及び前述したT/Cのロックアップ(L/
U)制御用のためのロックアップソレノイドは、コント
ローラ17により電子制御し、該コントローラ17に
は、車速VSPを検出する車速センサ18からの信号、
エンジンスロットル開度TVOを検出するスロットル
(TH)開度センサ19からの信号を入力する。また、
コントローラ17には、ここでは、エンジン(ENG)
回転数Neを検出するENG回転センサ41からの信
号、プライマリプーリ1側のプライマリ(Pri)回転
数Npriを検出するPri回転センサ42からの信号
等を入力する。
【0024】コントローラ17は、入力検出回路、演算
処理回路、記憶回路、及びモータ23、ライン圧ソレノ
イド14並びにロックアップソレノイドに駆動用の制御
信号(スッテプモータ駆動指令、ライン圧制御指令、L
/U制御指令)等を出力する出力回路などからなり、入
力情報に基づき、ステップモータ23を介した変速制御
や、ロックアップクラッチの締結・開放によるL/U制
御を実行するほか、上記のようなライン圧ソレノイド1
4を介したライン圧制御を実行し、更に一定条件下でラ
イン圧の補正のための制御をも実行する。
【0025】変速制御については、コントローラ17は
一方では後述の如くに決定するソレノイド駆動デューテ
ィDに応じライン圧ソレノイド14を駆動して変速機の
ライン圧を調圧し、他方で以下のように変速制御を行
う。変速制御では、コントローラ17は、例えば、予め
定めた変速制御特性に対応したマップ(図3参照)をも
とに上記各センサ18,19からの車速VSP及びスロ
ットル開度TVOから目標とすべき入力回転数Nを求
め、これに対応したステップモータ23の目標回転位置
をステップモータ指令値としてモータ23に指示する。
ここで、ステップモータ23は、上記の目標回転位置に
駆動され、これによりステップモータ23はリンク22
をシフタ24の周りに回動させて、変速制御弁スプール
21aを対応位置にストロークさせる。これにより変速
制御弁21は変速制御圧PS を変化させ、両プーリ1,
2の可動フランジ1b,2bが変位することで変速比が
上記の目標入力回転数Nに対応した変速比に持ち来たさ
れる。
【0026】この変速が進行するにつれてプライマリプ
ーリ1の可動フランジ1bはシフタ24を介し変速リン
ク22をステップモータ23の周りで、変速制御弁スプ
ール21aを元のストローク位置に戻すよう回動させ、
変速比が上記の目標入力回転数Nに対応した変速比にな
ったところで変速制御が終了し、この変速比を維持する
ことができる。
【0027】また、ロックアップ制御については、例え
ばトルク増大機能等が不要なロックアップ領域での運転
中か、それが必要なコンバータ領域での運転中か等の制
御領域の判定をし、制御要求に応じ、ロックアップソレ
ノイドの駆動制御により、ロックアップ領域ならT/C
をロックアップ状態にするように(L/Uオン)、コン
バータ領域ではこれを解除してT/Cをコンバータ状態
(UNL/U)にするように(L/Uオフ)、制御する
ことができる。
【0028】そして、ライン圧PL の制御においては、
コントローラ17は、基本的には、変速比やスロットル
開度TVOに応じ、予め設定されたライン圧制御特性に
基づき目標とすべきライン圧PL 値を求め、これに対応
した駆動デューティDをライン圧制御指令値としてソレ
ノイド14に指令することによって、ライン圧制御を実
行できる。この場合において、ライン圧ソレノイド14
は、パイロット弁15からの一定圧PC を駆動デューテ
ィDに応じたデューティ圧PD にしてモディファイア弁
13に印加し、モディファイア弁13はデューティDに
応じたモディファイア圧Pm をプレッシャーレギュレー
タ弁12に印加する。かくて、プレッシャーレギュレー
タ弁12は、圧力源11からの作動油を、指示された駆
動デューティDに応じたライン圧PL に調圧し、これに
よりライン圧PL は所定のライン圧制御特性に沿って制
御される。更にまた、コントローラ17は、かかるライ
ン圧制御において、L/UON時、油圧不足気味になる
のを適切に補うべくライン圧PL を増加(アップ)補正
するよう、ライン圧補正制御をも実行する。
【0029】図2は、ライン圧制御及びかかる補正のた
めの、図1に示した実施例システムでの機能の一例をブ
ロックとして表したものである。コントローラ17は、
該機能ブロック図で表す処理により、または対応するプ
ログラムの実行により、該補正処理を含むライン圧制御
を実行する。図中、a〜gは、T/C速度比計算、T/
Cトルク比計算、ENGトルク推定、実変速比計算、入
力トルク推定、必要ライン圧算出、及びライン圧
(PL )−DUTY(ライン圧ソレノイド駆動デューテ
ィD)変換の各手段をそれぞれ表し、また、iはライン
圧アップ補正制御のための手段を表すものである。
【0030】コントローラ17の処理では、本例の場
合、スロットル(TH)開度データTVO、ENG回転
数Ne、Pri回転数Npri、セカンダリプーリ2側
のセカンダリ(Sec)回転数Nsec、及びL/Uフ
ラグ等を入力情報とし、これらを読み込む処理が含まれ
るものとする。なお、Sec回転数の情報は、Sec回
転センサを有してそれからの信号をコントローラ17に
入力することにより得ることができるが、Sec回転数
は車速センサ18からの情報に基づくものでもよい。ま
た、L/Uフラグは、コントローラ17内で別途実行さ
れるL/U制御におけるL/UのON,OFF状態を示
すフラグ情報であり、これは、入力トルク推定部eと補
正制御部iとに入力される。
【0031】T/C速度比計算部aは、ENG回転数N
eとPri回転数Npriから、T/C速度比を速度比
=Ne/Npriにより演算する。そして、T/Cトル
ク比計算部bでは、図中に例示する如き特性マップに基
づき、その算出速度比に応じたトルク比を求める。一
方、ENGトルク推定部cは、エンジン運転パラメータ
に基づき演算によりENGトルクを推定して求めるもの
であるが、ここでは、図中に例示する如き特性に対応す
るマップをもとにENG回転数Ne及びTH開度データ
TVO(0/8〜8/8)からENGトルクを推定する
ものとする。また、ここで用いるパラメータは、それら
以外にその相当値でもよい。
【0032】そして、入力トルク推定部eは、上記のよ
うにして求められるT/Cトルク比や推定ENGトルク
の値、更には、L/U制御のL/Uフラグ情報、レンジ
セレクト状態がNレンジ(ニュートラルレンジ)にある
ことを示す情報に基づき、入力トルクを以下のように求
める。即ち、入力トルクは、UNL/U時(L/UOF
F)でT/Cがコンバータ状態にあれば入力トルク=E
NGトルク×トルク比により演算して求め、また、L/
U時(L/UON)でT/CがL/U状態にあるときは
入力トルク=ENGトルクとして求め、また、Nレンジ
の場合には入力トルク=0とする。
【0033】必要ライン圧算出部fは、実変速比と入力
トルク値から必要ライン圧値を求めるもので、基本的に
は、実変速比と、上記エンジントルク推定部cで決定さ
れ与えられる入力トルク値から目標とすべき必要ライン
圧値を算出する。ここに、実際の変速比(プーリ間伝動
比)は、実変速比計算部dにおいて、Pri回転数Np
riとSec回転数Nsecから変速比=Nsec/N
priにより演算して求めるものとする。そして、必要
ライン圧算出部fでは、変速比及び入力トルクで規定さ
れた図中に例示する如きライン圧制御特性のマップをも
とに、上述の算出変速比値及び入力トルク値より必要ラ
イン圧を演算で求め、ライン圧−DUTY変換部gで
は、図中に示す如き変換特性に従い、与えられるライン
圧値に対応したDUTY値を求め、これをライン圧ソレ
ノイド14に指令する駆動デューティDと決定して出力
することにより、ライン圧制御を行うことができる。
【0034】ここで、本例では、こうしたライン圧制御
に更に適用される上述のライン圧アップ補正に関して
は、図示のように、上記の如くに入力トルク推定部eで
推定され、そして必要ライン圧算出部fでの演算に適用
される入力トルク値に対し、補正制御部iにより補正が
なされる場合の例が示されている。該補正制御部iはL
/UONイナーシャトルク分補正のためのもので、図3
に例示する如く、T/Cのロックアップクラッチ締結に
より入出力要素間を直結するロックアップがされると、
ENG回転が落ちるが、その時にその回転分イナーシャ
トルクが発生するためそれに対応してライン圧PL アッ
プを行わせるものである。
【0035】かかるライン圧アップ制御に当たり、補正
制御部iでは、そのようにライン圧PL が対応して油圧
を高められたものとなるように、必要な補正量を求め
る。本例では、入力トルク補正に適用する制御量として
の補正トルクを求めるようにしてあり、図中に例示する
ように予め定めた特性マップをもとに、その時のエンジ
ンスロットル開度TVOから、補正トルク値を決定する
ものである。ここに、L/UONイナーシャトルク分補
正用の値は、TVO値に応じたものとされており、スロ
ットル開度TVOの大小に対応して補正トルクの大小が
設定されている。従って、ここでは、検出スロットル開
度TVOに基づき、かかる特性傾向のマップデータに従
い、適用すべき補正トルク値が読み出される。そして、
これと上記入力トルク推定部eからの推定入力トルク値
との和が、必要ライン圧算出部fでの演算に適用され
る。
【0036】結果、この場合は、ライン圧補正時には、
必要ライン圧算出部fにおいては、T/CがL/U状態
にあるときの推定入力トルク=推定ENGトルク分(E
NGトルク推定部cによる推定値)を基本値として、こ
れに上記イナーシャトルク分補正の補正トルク値を加味
し修正された入力トルク値、即ち、
【数1】 補正後入力トルク値=基本値+補正量 =推定ENGトルク値+補正トルク値 により得られる入力トルク値に基づいて、そのマップに
よるライン圧値算出がなされる。かくて、上記ライン圧
−DUTY変換部gにおいては、該算出ライン圧値に対
応した駆動デューティDがライン圧コントロール用のソ
レノイド14に指示されることとなり、回転落ちにより
イナーシャトルクが発生するのに対応してライン圧PL
を高めることができる。
【0037】よって、L/UONへの切り換わりのとき
のライン圧制御までは考慮されていないときは、先の考
察の如くに、L/UON時油圧不足気味になり、それ故
にVベルト伝動機構でベルトがすべりやすくなる場合も
生ずるところ、本ライン圧制御では、無段変速機の変速
機構が前記Vベルト伝動機構であっても、上記のように
してイナーシャトルク分だけ確実にライン圧PL のアッ
プが実現でき、L/UON時でも、適切にその両プーリ
1,2間のVベルト3のすべりを未然に防止することが
できる。
【0038】また、本発明に従う、こうしたライン圧ア
ップ補正制御は、例えば、必要ライン圧算出部fで得ら
れた後の算出ライン圧値に対し、その制御量段階で必要
な補正を施すようにする態様や、その他制御量の補正に
よりライン圧PL を高められるような補正態様で実行す
ることができるが、本実施例のように、ENG回転数N
eとスロットル開度TVOから推定ENGトルクを得、
これに補正量として求められたスロットル開度TVOに
応じた補正トルク分を適用することで、L/UONイナ
ーシャトルク分補正のためのライン圧アップ制御を行う
ようにすると、簡単でより好適なものとなる。その補正
トルク値自体も、スロットル開度TVOの大きさに応じ
て可変できるよう設定してあると、その時のスロットル
開度TVOの大小にも合わせてアップさせるべきライン
圧PL の増加分も制御でき、よりきめ細かな補正制御を
実現し得て、一層ライン圧制御の適正化が図れ、前掲提
案のものの更なる改良、改善をすることができる。
【0039】また、好ましくは、ライン圧アップ補正制
御は、L/UON時の一時的なものとし、補正量(補正
トルク値等)は、L/UON信号入力後所定時間t1
(例えば、1秒程度の間)だけ適用し、以後はたとえL
/U状態継続中でもかかる補正制御は、これを禁止する
よう制御する。本例では、そのようにもしてあり、補正
制御部iは、L/Uフラグに基づき、L/UONへの切
り換えタイミングから所定時間t1の期間は、図示特性
の補正トルク−TVOマップで得られる補正値を出力
し、それ以外の時は、値ゼロを出力する。
【0040】図4は、コントローラ17によって実行す
ることのできる、上述のような禁止制御をも含むL/U
ON時ライン圧アップ制御におけるイナーシャトルク分
補正のための補正量算出ルーチンのプログラムフローチ
ャートの一例である。図において、ステップS101で
は、L/UONのチェックをする。ここに、本ステップ
では、L/Uフラグを用いて、L/UONへの切り換わ
りかどうかを監視することを内容とすることができる。
【0041】しかして、ステップS101のチェックの
結果、答がNoなら、本プログラム例では、後述のL/
UON切換え後の時間経過を計時するタイマをリセット
し、補正量を値0に設定して本ルーチンを終了する(ス
テップS106,S107)。ここに、補正制御を含む
ライン圧制御が、前述した図2の例による場合のもので
は、必要ライン圧算出部fには、入力トルク推定部eに
より得られている入力トルク値そのものが適用されて、
ライン圧制御が実行されていくこととなる(通常のライ
ン圧制御)。
【0042】しかして、ステップS101の答がYes
になると、L/UON時と判断して、この場合は、ステ
ップS102において、例えば、まず図2の補正トルク
−TVOマップに基づき補正トルクを演算し、L/UO
Nイナーシャトルク分補正量を求め、そして、ステップ
S103では、前記タイマ値との比較によりL/UON
後所定時間t1経過したか否かを監視し、所定時間t1
経過前なら、補正量として上記ステップS102で求め
た補正トルク値に設定して本ルーチンを終了する(ステ
ップS104)。一方、ライン圧制御では、かかるステ
ップS104での補正量を読み出して補正制御を実行し
ていくことができ、結果、この場合には、その間、前記
式右辺第2項にそのマップデータの補正トルク値が適用
され、従って、既述の如く、狙い通りにライン圧PL
アップさせるライン圧制御を行うことができる(L/U
ON時ライン圧アップ補正制御)。
【0043】これに対して、上記所定時間t1経過した
と判断したら、以後、ステップS103は、ステップS
105側を選択し、補正量を値0に設定し、前記ステッ
プS104を実行して本ルーチンを終了する。この場合
は、ライン圧制御では、前記式右辺第2項には値0が適
用される。結果、その後のL/U状態中、必要ライン圧
算出部fでは、入力トルク=推定ENGトルクそのもの
が適用され、これに適合する必要ライン圧値の算出が行
われることとなり、よって、通常のライン圧制御を支障
なく実行させていくこともできる(ライン圧アップ補正
制御禁止制御)。
【0044】かくて、本ライン圧アップ補正制御は、こ
れをL/UONへ切り換わった後例えば1秒程度の所定
期間の間だけ行わせることができ、以後はその補正は解
除し、禁止するよう、制御できる。このようにもする
と、L/UON時のENG回転落ちによるイナーシャト
ルクの発生に対応させ、かつ適切にそれに合わせて必要
なライン圧アップを過不足なく行うことができ、より一
層効果的なものとなる。
【0045】なお、本発明は、以上の実施の形態等に限
定されるものではない。例えば、図1にようなVベルト
式無段変速機を例としたが、これに限られるものではな
く、トロイダル型のものその他に適用して実施すること
もできる。また、作動圧としてのライン圧制御の手法
も、図2に示した方式に限られるものでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る油圧制御装置を備える
Vベルト式無段変速機の変速制御系、ライン圧制御系、
L/U制御系等の一例を示すシステム図である。
【図2】同例でのライン圧補正の制御を含むライン圧制
御の一例を示す機能ブロック図である。
【図3】ENG回転数Ne落ちによるイナーシャトルク
発生の説明に供する特性図である。
【図4】コントローラが実行する、ロックアップON時
のイナーシャトルク分補正のための補正量設定プログラ
ムの一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プライマリプーリ 1b 可動フランジ 2 セカンダリプーリ 2b 可動フランジ 3 Vベルト 11 圧力源 12 プレッシャーレギュレータ弁 13 プレッシャーモディファイア(PMF)弁 14 ライン圧ソレノイド 15 パイロット弁 17 コントローラ 18 車速センサ 19 スロットル開度センサ 21 変速制御弁 22 変速リンク 23 ステップモータ 24 シフタ 25 ライン圧回路(作動圧回路) 26 変速制御圧回路 41 エンジン(ENG)回転センサ 42 プライマリ(Pri)回転センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロックアップクラッチにより入出力要素
    間を直結するロックアップ状態に制御可能であるととも
    に、変速比を無段階に制御し得る変速機構の油圧作動の
    用に供される作動圧を制御可能な無段変速機の油圧制御
    装置であって、 前記ロックアップ制御におけるロックアップオンへの切
    換えを判断する手段と、 該手段によりロックアップオンと判断される場合、作動
    圧の増加補正制御を行う手段と、を備えてなる、ことを
    特徴とする無段変速機の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記作動圧の増加補正は、ロックアップ
    オン時にエンジン回転数落ちにより発生するイナーシャ
    トルク分に相当する補正値をもって、前記作動圧を増加
    させるようにしてなる、ことを特徴とする請求項1記載
    の無段変速機の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 前記作動圧を増加させる制御は、スロッ
    トル開度またはその相当値を含むエンジン運転パラメー
    タから推定して得られる推定エンジントルク値に対し
    て、イナーシャトルク分補正のための補正トルク値を適
    用し、斯く補正して得られる推定入力トルク値に応じた
    必要作動圧値を求めることで行う、ことを特徴とする請
    求項1、または請求項2記載の無段変速機の油圧制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記作動圧を増加させる制御において、
    適用する補正値は、スロットル開度またはその相当値に
    応じて可変できるようにしてなる、ことを特徴とする請
    求項1乃至請求項3のいずれかに記載の無段変速機の油
    圧制御装置。
  5. 【請求項5】 前記作動圧を増加させる制御を、ロック
    アップオン時後の所定時間経過までの間、実行させるよ
    う制御する手段を更に備え、 該所定時間経過後は、当該作動圧増加補正制御は禁止さ
    れるようにしてなる、ことを特徴とする請求項1乃至請
    求項4のいずれかに記載の無段変速機の油圧制御装置。
  6. 【請求項6】 前記無段変速機の変速機構は、ベルト伝
    動機構によるプーリ伝動比の変更により変速比を制御す
    る、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか
    に記載の無段変速機の油圧制御装置。
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