JPH09229037A - ボルト構造 - Google Patents
ボルト構造Info
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- JPH09229037A JPH09229037A JP6523496A JP6523496A JPH09229037A JP H09229037 A JPH09229037 A JP H09229037A JP 6523496 A JP6523496 A JP 6523496A JP 6523496 A JP6523496 A JP 6523496A JP H09229037 A JPH09229037 A JP H09229037A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 締め付けの際、応力が1個所に係るのを回避
して、強度や耐久性を向上させたボルトを得る。 【解決手段】 ボルト8の軸部2の、ねじ部3に近接す
る境目部7を、ねじ部3よりボルト8の頭部9に向かっ
て縮径する2段のテーパ部に形成させて、ねじ部3の谷
底への応力集中個所と、軸部2への応力集中個所、すな
わち軸部2の断面積変化による応力集中個所とを離間さ
せる。そして、ねじ部3の谷底への応力集中は、ねじ部
3側のテーパ部とねじ部3との曲線部にかかるように
し、軸部2の断面積変化による応力集中はテーパ部とテ
ーパ部との間の曲線部にかかるようにする。これによっ
て、応力が分散されてより大きな荷重に耐えることがで
きる。
して、強度や耐久性を向上させたボルトを得る。 【解決手段】 ボルト8の軸部2の、ねじ部3に近接す
る境目部7を、ねじ部3よりボルト8の頭部9に向かっ
て縮径する2段のテーパ部に形成させて、ねじ部3の谷
底への応力集中個所と、軸部2への応力集中個所、すな
わち軸部2の断面積変化による応力集中個所とを離間さ
せる。そして、ねじ部3の谷底への応力集中は、ねじ部
3側のテーパ部とねじ部3との曲線部にかかるように
し、軸部2の断面積変化による応力集中はテーパ部とテ
ーパ部との間の曲線部にかかるようにする。これによっ
て、応力が分散されてより大きな荷重に耐えることがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のプーリ
ー、コンロッド及びシリンダヘッド等に使用するボルト
の構造に関するものである。
ー、コンロッド及びシリンダヘッド等に使用するボルト
の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のプーリー、コンロッド及びシリ
ンダヘッド等には、図7に示すようなボルト1が使用さ
れている。このボルト1は軸部2と、ねじ部3の山部4
とが同径のもので、このボルト1をプーリー等に締め付
けた場合、図8に示すように、ボルト1のねじ部3の第
1噛み合い部の谷底5に応力が集中してこの谷底5から
破損し易かった。
ンダヘッド等には、図7に示すようなボルト1が使用さ
れている。このボルト1は軸部2と、ねじ部3の山部4
とが同径のもので、このボルト1をプーリー等に締め付
けた場合、図8に示すように、ボルト1のねじ部3の第
1噛み合い部の谷底5に応力が集中してこの谷底5から
破損し易かった。
【0003】そこで、これを回避するために、図4に示
すように、軸部2の径Xをねじ部3の谷底5の径Yより
も細くしたボルト(以下、ウエストボルトという)6を
形成し、これによって、谷底5への応力の集中を緩和す
るようにしていた。
すように、軸部2の径Xをねじ部3の谷底5の径Yより
も細くしたボルト(以下、ウエストボルトという)6を
形成し、これによって、谷底5への応力の集中を緩和す
るようにしていた。
【0004】このウエストボルト6の軸部2と、ねじ部
3との間の境目部7の形状は、図5に示すように、ねじ
部3の山部4から、曲り1つで直に水平な軸部2となっ
ており、徐々に水平になるような、広い範囲での滑らか
な曲線部にはなっていない。なお、図8及び後述する図
6において、符号Fはウエストボルト1を締結する際、
ウエストボルト1が受ける力を示している。
3との間の境目部7の形状は、図5に示すように、ねじ
部3の山部4から、曲り1つで直に水平な軸部2となっ
ており、徐々に水平になるような、広い範囲での滑らか
な曲線部にはなっていない。なお、図8及び後述する図
6において、符号Fはウエストボルト1を締結する際、
ウエストボルト1が受ける力を示している。
【0005】なお、耐応力腐食性ボルトおよび非締付物
として、特開昭62−141303号公報に開示されて
いるものがある。この公報に開示されているものは、ボ
ルトの首下部に設けた曲率部に整合する曲率部を非締付
部にも形成したものである。
として、特開昭62−141303号公報に開示されて
いるものがある。この公報に開示されているものは、ボ
ルトの首下部に設けた曲率部に整合する曲率部を非締付
部にも形成したものである。
【0006】また、ライニングボルトとして、実開昭6
0−164107号公報に開示されているものがある。
この公報に開示されているものは、ボルトの頭部と軸部
の所定範囲をゴム等で被覆し、被覆したボルト軸部の被
覆部の厚みを頭部の下面位置近傍から漸次薄くしてテー
パ部に形成したものである。
0−164107号公報に開示されているものがある。
この公報に開示されているものは、ボルトの頭部と軸部
の所定範囲をゴム等で被覆し、被覆したボルト軸部の被
覆部の厚みを頭部の下面位置近傍から漸次薄くしてテー
パ部に形成したものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
においては、ウエストボルト6を締め付けた際、図6に
示すように、ウエストボルト6の締め付けによるねじ部
3の谷底5への応力集中個所S1 と、ねじ部3の谷径5
よりも細い軸部2への応力集中個所S2 、すなわち、軸
部2の断面積変化による応力集中個所S2 とが、軸部2
とねじ部3との境目部7に集中し、強度や耐久性の点で
問題があった。したがって、従来より、応力が1個所に
集中しないようなボルトが望まれていた。
においては、ウエストボルト6を締め付けた際、図6に
示すように、ウエストボルト6の締め付けによるねじ部
3の谷底5への応力集中個所S1 と、ねじ部3の谷径5
よりも細い軸部2への応力集中個所S2 、すなわち、軸
部2の断面積変化による応力集中個所S2 とが、軸部2
とねじ部3との境目部7に集中し、強度や耐久性の点で
問題があった。したがって、従来より、応力が1個所に
集中しないようなボルトが望まれていた。
【0008】また、図5に示すように、ウエストボルト
6の軸部2と、ねじ部3との間の境目部7は、曲り1つ
で直に水平な軸部2となっている。このため、ねじ部3
の山部4から徐々に水平の軸部2となっていく、広い範
囲での滑らかさがなくなって切欠係数が大きくなる問題
があった。このように切欠係数が大きくなると、ウエス
トボルト6が繰り返し荷重を受けた際には、より小さな
荷重で疲労破損が起こり易くなり、耐久性能の点で問題
があった。
6の軸部2と、ねじ部3との間の境目部7は、曲り1つ
で直に水平な軸部2となっている。このため、ねじ部3
の山部4から徐々に水平の軸部2となっていく、広い範
囲での滑らかさがなくなって切欠係数が大きくなる問題
があった。このように切欠係数が大きくなると、ウエス
トボルト6が繰り返し荷重を受けた際には、より小さな
荷重で疲労破損が起こり易くなり、耐久性能の点で問題
があった。
【0009】なお、特開昭62−141303号公報に
開示されている耐応力腐食性ボルトおよび非締付物は、
非締付部にも曲率部を形成しなければならず、作業性が
低下する。
開示されている耐応力腐食性ボルトおよび非締付物は、
非締付部にも曲率部を形成しなければならず、作業性が
低下する。
【0010】また、実開昭60−164107号公報に
開示されているライニングボルトは、ボルト軸部に被覆
した被覆部の厚みを頭部の下面位置近傍から漸次薄くし
てテーパ部に形成したものであるが、これはボルトの軸
部をゴム等で被覆しているので、締め付けた際のボルト
自体の強度や耐久性を向上させるものではない。
開示されているライニングボルトは、ボルト軸部に被覆
した被覆部の厚みを頭部の下面位置近傍から漸次薄くし
てテーパ部に形成したものであるが、これはボルトの軸
部をゴム等で被覆しているので、締め付けた際のボルト
自体の強度や耐久性を向上させるものではない。
【0011】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたもので、ボルトの軸部と、ねじ部との境目部
に複数段のテーパを設けて、ねじ部の谷底への応力集中
個所と、軸部の断面積変化による応力集中個所とを離し
て、1個所への応力集中を低減させ、強度や耐久性を向
上させたボルト構造を提供することを目的とする。
になされたもので、ボルトの軸部と、ねじ部との境目部
に複数段のテーパを設けて、ねじ部の谷底への応力集中
個所と、軸部の断面積変化による応力集中個所とを離し
て、1個所への応力集中を低減させ、強度や耐久性を向
上させたボルト構造を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ボルトの軸部の、ねじ部に近接する境目部に、前記ねじ
部よりボルトの頭部に向かって縮径する複数段のテーパ
部を形成したことを特徴とするものである。
ボルトの軸部の、ねじ部に近接する境目部に、前記ねじ
部よりボルトの頭部に向かって縮径する複数段のテーパ
部を形成したことを特徴とするものである。
【0013】このように、請求項1記載の発明において
は、ボルトの軸部の、ねじ部に近接する境目部を、ねじ
部よりボルトの頭部に向かって縮径する複数段のテーパ
部に形成させて、ねじ部の谷底への応力集中個所と、ね
じ部の谷径よりも細い軸部への応力集中個所、すなわち
軸部の断面積変化による応力集中個所とを離れさせる。
は、ボルトの軸部の、ねじ部に近接する境目部を、ねじ
部よりボルトの頭部に向かって縮径する複数段のテーパ
部に形成させて、ねじ部の谷底への応力集中個所と、ね
じ部の谷径よりも細い軸部への応力集中個所、すなわち
軸部の断面積変化による応力集中個所とを離れさせる。
【0014】そして、ねじ部の谷底への応力集中は、ね
じ部側のテーパ部とねじ部との曲線部にかかるように
し、軸部の断面積変化による応力集中は複数段のテーパ
部とテーパ部との間の曲線部にかかるようにする。
じ部側のテーパ部とねじ部との曲線部にかかるように
し、軸部の断面積変化による応力集中は複数段のテーパ
部とテーパ部との間の曲線部にかかるようにする。
【0015】また、ボルト締結時のボルトを曲げる荷重
(外力)も複数段のテーパ部とテーパ部との間の曲線部
で受けるようにする。さらに、また、外力の繰り返し荷
重をも複数段のテーパ部とテーパ部との間の曲線部、す
なわち、形状の滑らかな曲線部で受けるようにする。
(外力)も複数段のテーパ部とテーパ部との間の曲線部
で受けるようにする。さらに、また、外力の繰り返し荷
重をも複数段のテーパ部とテーパ部との間の曲線部、す
なわち、形状の滑らかな曲線部で受けるようにする。
【0016】
【発明の実施の形態】請求項1の記載から把握される本
発明において、図3に示すように、ボルト8の軸部2
の、ねじ部3に近接する境目部7に、ねじ部3よりボル
ト8の頭部9に向かって縮径する2段のテーパ部10,11
を形成する。
発明において、図3に示すように、ボルト8の軸部2
の、ねじ部3に近接する境目部7に、ねじ部3よりボル
ト8の頭部9に向かって縮径する2段のテーパ部10,11
を形成する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づき、図
4乃至図8と同一の部材には同一の符号を付して説明す
る。図1に示すものは、軸部2の径Xをねじ部3の谷底
5の径Yよりも細くした、本発明のウエストボルト8で
ある。このウエストボルト8の軸部2の、ねじ部3に近
接する境目部7、すなわち、軸部2とねじ部3と間の境
目部7には、図2に示すように、ねじ部3よりボルト8
の頭部9に向かって順次、縮径していく複数段(本実施
例では2段)のテーパ部10,11が形成されている。
4乃至図8と同一の部材には同一の符号を付して説明す
る。図1に示すものは、軸部2の径Xをねじ部3の谷底
5の径Yよりも細くした、本発明のウエストボルト8で
ある。このウエストボルト8の軸部2の、ねじ部3に近
接する境目部7、すなわち、軸部2とねじ部3と間の境
目部7には、図2に示すように、ねじ部3よりボルト8
の頭部9に向かって順次、縮径していく複数段(本実施
例では2段)のテーパ部10,11が形成されている。
【0018】このように、境目部7に2段のテーパ部1
0,11を形成したので、このウエストボルト8を締め付
ける際には、図3に示すように、ねじ部3の谷底5への
応力集中個所S1 と、軸部2の断面積変化による応力集
中個所S2 とを離間させることができる。すなわち、ね
じ部3の谷底5への応力集中S1 は、ねじ部3側のテー
パ部10とねじ部3との曲線部12にかかるようにし、軸部
2の断面積変化による応力集中S2 はテーパ部10とテー
パ部11との間の曲線部13にかかるようにする。
0,11を形成したので、このウエストボルト8を締め付
ける際には、図3に示すように、ねじ部3の谷底5への
応力集中個所S1 と、軸部2の断面積変化による応力集
中個所S2 とを離間させることができる。すなわち、ね
じ部3の谷底5への応力集中S1 は、ねじ部3側のテー
パ部10とねじ部3との曲線部12にかかるようにし、軸部
2の断面積変化による応力集中S2 はテーパ部10とテー
パ部11との間の曲線部13にかかるようにする。
【0019】また、ウエストボルト8の締結時にウエス
トボルト8を曲げる荷重(外力)も2段のテーパ部10と
テーパ部11との間の曲線部13で受けるようにする。さら
に、また、外力の繰り返し荷重をもテーパ部10とテーパ
部11との間の曲線部13、すなわち、形状の滑らかな曲線
部13で受けるようにする。
トボルト8を曲げる荷重(外力)も2段のテーパ部10と
テーパ部11との間の曲線部13で受けるようにする。さら
に、また、外力の繰り返し荷重をもテーパ部10とテーパ
部11との間の曲線部13、すなわち、形状の滑らかな曲線
部13で受けるようにする。
【0020】この繰り返し荷重がかかった場合をさらに
詳述すると、ウエストボルト6の軸部2と、ねじ部3と
の間の境目部7の形状は、2つの曲りを介して水平な軸
部2となっている(図2参照)。すなわち曲線部12,13
を介して、ねじ部3の山部4から徐々に水平な軸部2と
なっている。すなわち広い範囲での滑らかさを有してい
る。このように形状が滑らかになるほど、切欠係数が小
さくなって、ウエストボルト6が繰り返し荷重を受けた
際、その荷重は曲線部13で受けるようになる。
詳述すると、ウエストボルト6の軸部2と、ねじ部3と
の間の境目部7の形状は、2つの曲りを介して水平な軸
部2となっている(図2参照)。すなわち曲線部12,13
を介して、ねじ部3の山部4から徐々に水平な軸部2と
なっている。すなわち広い範囲での滑らかさを有してい
る。このように形状が滑らかになるほど、切欠係数が小
さくなって、ウエストボルト6が繰り返し荷重を受けた
際、その荷重は曲線部13で受けるようになる。
【0021】したがって、より大きな荷重がかかっても
疲労破壊を起こすことはない。これにより、ウエストボ
ルト6の耐久性能が向上する。本実施例は、従来のウエ
ストボルト6に対して2〜3割、通常のボルト1に対し
ては数倍の耐久性能が向上した。なお、図3において、
符号Fで示すものは、ウエストボルト1の締結時にウエ
ストボルト1が受ける力である。
疲労破壊を起こすことはない。これにより、ウエストボ
ルト6の耐久性能が向上する。本実施例は、従来のウエ
ストボルト6に対して2〜3割、通常のボルト1に対し
ては数倍の耐久性能が向上した。なお、図3において、
符号Fで示すものは、ウエストボルト1の締結時にウエ
ストボルト1が受ける力である。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、ボルトの軸部
の、ねじ部に近接する境目部を、ねじ部よりボルトの頭
部に向かって縮径する複数段のテーパ部に形成させて、
ねじ部の谷底への応力集中個所と、ねじ部の谷径よりも
細い軸部への応力集中個所、すなわち軸部の断面積変化
による応力集中個所とを離れさせ、これによって、ねじ
部の谷底への応力集中は、ねじ部側のテーパ部とねじ部
との曲線部にかかるようにし、軸部の断面積変化による
応力集中は複数段のテーパ部とテーパ部との間の曲線部
にかかるようにする。したがって、応力が分散されてよ
り大きな荷重に耐えることができる。
の、ねじ部に近接する境目部を、ねじ部よりボルトの頭
部に向かって縮径する複数段のテーパ部に形成させて、
ねじ部の谷底への応力集中個所と、ねじ部の谷径よりも
細い軸部への応力集中個所、すなわち軸部の断面積変化
による応力集中個所とを離れさせ、これによって、ねじ
部の谷底への応力集中は、ねじ部側のテーパ部とねじ部
との曲線部にかかるようにし、軸部の断面積変化による
応力集中は複数段のテーパ部とテーパ部との間の曲線部
にかかるようにする。したがって、応力が分散されてよ
り大きな荷重に耐えることができる。
【0023】また、ボルト締結時のボルトを曲げる荷重
(外力)も複数段のテーパ部とテーパ部との間の曲線部
で受けるようにする。これによって、ボルトの強度を向
上させることができる。
(外力)も複数段のテーパ部とテーパ部との間の曲線部
で受けるようにする。これによって、ボルトの強度を向
上させることができる。
【0024】さらに、また、外力の繰り返し荷重をも複
数段のテーパ部とテーパ部との間の曲線部、すなわち、
形状を滑らかにした曲線部で受けるようになり、これに
よって、疲労、破壊に対する切欠き係数も低減させるこ
とができ、耐久性能をより向上させることができる。さ
らに、このボルトは従来の設備で形成することができる
ので、経済的である。
数段のテーパ部とテーパ部との間の曲線部、すなわち、
形状を滑らかにした曲線部で受けるようになり、これに
よって、疲労、破壊に対する切欠き係数も低減させるこ
とができ、耐久性能をより向上させることができる。さ
らに、このボルトは従来の設備で形成することができる
ので、経済的である。
【図1】本発明の一実施例を示すウエストボルトの正面
図である。
図である。
【図2】図1のA部の拡大断面図である。
【図3】図1のA部の第1噛合い部のねじ部の谷底の応
力分布を拡大して示す図である。
力分布を拡大して示す図である。
【図4】従来のウエストボルトを示す正面図である。
【図5】図4のB部を拡大断面図である。
【図6】図4のB部の第1噛合い部のねじ部の谷底の応
力分布を拡大して示す図である。
力分布を拡大して示す図である。
【図7】従来の通常のボルトを示す正面図である。
【図8】図7のC部の第1噛合い部のねじ部の谷底の応
力分布を拡大して示す図である。
力分布を拡大して示す図である。
2 軸部 3 ねじ部 7 境目部 8 ウエストボルト 9 頭部 10 テーパ部 11 テーパ部
Claims (1)
- 【請求項1】 ボルトの軸部の、ねじ部に近接する境目
部に、前記ねじ部よりボルトの頭部に向かって縮径する
複数段のテーパ部を形成したことを特徴とするボルト構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6523496A JPH09229037A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | ボルト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6523496A JPH09229037A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | ボルト構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09229037A true JPH09229037A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=13281028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6523496A Pending JPH09229037A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | ボルト構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09229037A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN105922016A (zh) * | 2016-06-22 | 2016-09-07 | 海盐宝利机械有限公司 | 一种螺栓热锻缩径自动生产线 |
-
1996
- 1996-02-27 JP JP6523496A patent/JPH09229037A/ja active Pending
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