JPH024246Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH024246Y2 JPH024246Y2 JP18577486U JP18577486U JPH024246Y2 JP H024246 Y2 JPH024246 Y2 JP H024246Y2 JP 18577486 U JP18577486 U JP 18577486U JP 18577486 U JP18577486 U JP 18577486U JP H024246 Y2 JPH024246 Y2 JP H024246Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washer
- bolt
- bearing surface
- conical bearing
- head
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims description 5
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims description 5
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ワツシヤとの関係でもどり止め機能
をもたせるようにしたすりわり付きのさらボルト
に関する。
をもたせるようにしたすりわり付きのさらボルト
に関する。
小ねじ類にもどり止めの仕掛けを施したものは
従来から多く存在するが、通常は、ねじ部に何ら
かの仕掛けを施こすか、ねじ部以外にもどり止め
の仕掛けをしたもの等が知られているのであり、
後者の例として、首下のつばの底につめ車状の歯
をつけたものや頭の縁の周辺に歯をつけて該歯を
取付面にくいつかせるようにしたものがそれであ
る。
従来から多く存在するが、通常は、ねじ部に何ら
かの仕掛けを施こすか、ねじ部以外にもどり止め
の仕掛けをしたもの等が知られているのであり、
後者の例として、首下のつばの底につめ車状の歯
をつけたものや頭の縁の周辺に歯をつけて該歯を
取付面にくいつかせるようにしたものがそれであ
る。
ところで、さらボルトは皿形をなす頭部座面が
円錐形とされ、この円錐座面が締つけ時に際して
傾斜状の下穴面へ平行に圧着しなければならない
のであるが、上記両傾斜面の角度が一致していな
いと円錐座面に前記のようなもどり止め用の歯な
いしは突起を設けたとしても該突起における上下
何れかの部分が他より強く圧着されることになつ
て、もどり止め機能が充分に発揮されないのであ
る。
円錐形とされ、この円錐座面が締つけ時に際して
傾斜状の下穴面へ平行に圧着しなければならない
のであるが、上記両傾斜面の角度が一致していな
いと円錐座面に前記のようなもどり止め用の歯な
いしは突起を設けたとしても該突起における上下
何れかの部分が他より強く圧着されることになつ
て、もどり止め機能が充分に発揮されないのであ
る。
そこで、このような対策としてボルトの円錐座
面と傾斜下穴面との間に特殊な座金を用いる技術
が例えば実公昭37−20828号あるいは実公昭41−
7112号公報等によつて提案されているのである。
面と傾斜下穴面との間に特殊な座金を用いる技術
が例えば実公昭37−20828号あるいは実公昭41−
7112号公報等によつて提案されているのである。
然し乍ら、前記前者のものは、ボルトの締着時
に際して円錐座面の放射状突起がゴム材よりなる
皿孔の放射状凹陥に噛合密嵌することにより緩み
止めがなされるのであり、さらに後者の技術は、
ねじ頭の凸条に係着する傾斜状に捩曲した突出歯
を持つ座金を用いたもので、これはねじを締付け
ると突出歯が変形し、弾性力を生じて緩み止めを
する構造のもので、これらは何れも座金に凹陥部
や捩曲突出歯を設けねばならず座金の加工が面倒
でコストアツプを来たす弊害を有している。
に際して円錐座面の放射状突起がゴム材よりなる
皿孔の放射状凹陥に噛合密嵌することにより緩み
止めがなされるのであり、さらに後者の技術は、
ねじ頭の凸条に係着する傾斜状に捩曲した突出歯
を持つ座金を用いたもので、これはねじを締付け
ると突出歯が変形し、弾性力を生じて緩み止めを
する構造のもので、これらは何れも座金に凹陥部
や捩曲突出歯を設けねばならず座金の加工が面倒
でコストアツプを来たす弊害を有している。
本考案はかかる実情に対処したもので、ワツシ
ヤに特別な加工を施こすことなく、さらボルトの
締めつけ時に際して頭部座金に設けた突条を喰い
こませると共に、下穴傾斜面との間における角度
の不一致を是正させるようにしたものである。
ヤに特別な加工を施こすことなく、さらボルトの
締めつけ時に際して頭部座金に設けた突条を喰い
こませると共に、下穴傾斜面との間における角度
の不一致を是正させるようにしたものである。
本考案は、ねじ頭における円錐座面に突条を設
けると共に、この円錐座面と下穴傾斜面との間に
介在させるワツシヤをアルミニウムまたはその合
金により内外面をフラツトならしめた截頭円錐形
状に形成せしめたことを特徴とするのである。
けると共に、この円錐座面と下穴傾斜面との間に
介在させるワツシヤをアルミニウムまたはその合
金により内外面をフラツトならしめた截頭円錐形
状に形成せしめたことを特徴とするのである。
本考案によれば、截頭円錐形をなすワツシヤが
内外面をフラツトとしてアルミニウムまたはその
合金により形成されているので、ボルトの締付け
時において該ボルトにおける円錐座面の突条がワ
ツシヤの内面に喰いこんで当該ワツシヤの対応部
を部分的に圧漬させるのであり、さらに円錐座面
と下穴傾斜面との間における角度不一致に応じて
上記突条がワツシヤにおける上下何れかの部分へ
より強く喰いこむことになつて上記角度不一致が
当該ワツシヤの変形で是正されると同時にボルト
による締付圧がワツシヤを介して下穴傾斜面へ可
及的に均等配分されることでもどり止めがなされ
るのである。
内外面をフラツトとしてアルミニウムまたはその
合金により形成されているので、ボルトの締付け
時において該ボルトにおける円錐座面の突条がワ
ツシヤの内面に喰いこんで当該ワツシヤの対応部
を部分的に圧漬させるのであり、さらに円錐座面
と下穴傾斜面との間における角度不一致に応じて
上記突条がワツシヤにおける上下何れかの部分へ
より強く喰いこむことになつて上記角度不一致が
当該ワツシヤの変形で是正されると同時にボルト
による締付圧がワツシヤを介して下穴傾斜面へ可
及的に均等配分されることでもどり止めがなされ
るのである。
以下、本考案を図の実施例により説明すると、
１は頭部２が皿状をなす鋼材製のボルトで、上記
頭部２の円錐形をなす座面２′には放射方向の波
形状ないしはローレツトによる突条３が形成され
ている。４はアルミニウムまたはその合金により
截頭円錐形とし、かつ内外面を平行なフラツトと
して形成した適宜厚みのワツシヤである。このワ
ツシヤ４はボルトの使用時に際して首下へ嵌合さ
せてもよいのであるが、ワツシヤの内径を軸部に
形成した転造ねじ５の外径より小ならしめておく
ことで該ねじ山により首下の所要位置に保持させ
ておくとよいのである。
１は頭部２が皿状をなす鋼材製のボルトで、上記
頭部２の円錐形をなす座面２′には放射方向の波
形状ないしはローレツトによる突条３が形成され
ている。４はアルミニウムまたはその合金により
截頭円錐形とし、かつ内外面を平行なフラツトと
して形成した適宜厚みのワツシヤである。このワ
ツシヤ４はボルトの使用時に際して首下へ嵌合さ
せてもよいのであるが、ワツシヤの内径を軸部に
形成した転造ねじ５の外径より小ならしめておく
ことで該ねじ山により首下の所要位置に保持させ
ておくとよいのである。
上記構成よりなるボルト１を部材Ａの下穴Ｂを
通して所要のねじ穴に締めこむとワツシヤ４が円
錐座面２′と下穴Ｂの傾斜面との間で挟圧される
際に、上記座面に設けた突条３がワツシヤのフラ
ツトとされた内面に喰いこんで該ワツシヤを圧漬
変形させると共に、上記円錐座面２′と下穴４の
傾斜面における夫々の角度が一致していないとき
には、当該ワツシヤの上下端における何れかのが
わが、他方より強く圧漬されることになつて上記
角度誤差により生じる間隙が補正されてボルトに
よる締付圧がワツシヤおよび下穴傾斜面に対して
上下平均的にかけられることになつてもどり止め
機能が発揮されるのである。
通して所要のねじ穴に締めこむとワツシヤ４が円
錐座面２′と下穴Ｂの傾斜面との間で挟圧される
際に、上記座面に設けた突条３がワツシヤのフラ
ツトとされた内面に喰いこんで該ワツシヤを圧漬
変形させると共に、上記円錐座面２′と下穴４の
傾斜面における夫々の角度が一致していないとき
には、当該ワツシヤの上下端における何れかのが
わが、他方より強く圧漬されることになつて上記
角度誤差により生じる間隙が補正されてボルトに
よる締付圧がワツシヤおよび下穴傾斜面に対して
上下平均的にかけられることになつてもどり止め
機能が発揮されるのである。
このように本考案によるときは、ワツシヤがア
ルミニウムまたはその合金よりなるため、ボルト
の螺締時に円錐座面の突条がこのワツシヤに喰い
こんで部分的に圧漬変形させることによりもどり
止めをなすと同様に、下穴面との間における傾斜
角度の不一致を補正させることになつて上記もど
り止め機能をより確実ならしめるのであり、しか
も截頭円錐形のワツシヤは内外面がフラツトとさ
れているので加工を容易ならしめうるのである。
ルミニウムまたはその合金よりなるため、ボルト
の螺締時に円錐座面の突条がこのワツシヤに喰い
こんで部分的に圧漬変形させることによりもどり
止めをなすと同様に、下穴面との間における傾斜
角度の不一致を補正させることになつて上記もど
り止め機能をより確実ならしめるのであり、しか
も截頭円錐形のワツシヤは内外面がフラツトとさ
れているので加工を容易ならしめうるのである。
図は本考案にかかるさらボルトの一部切欠側面
図である。 ２は頭部、２′は円錐座面、３は突条、４はワ
ツシヤ、５は転造ねじ。
図である。 ２は頭部、２′は円錐座面、３は突条、４はワ
ツシヤ、５は転造ねじ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ねじ頭における円錐座面に突条を設けると共
に、この円錐座面と下穴傾斜面との間に介在さ
せるワツシヤをアルミニウムまたはその合金に
より内外面をフラツトならしめた截頭円錐形状
に形成せしめたことを特徴とするもどり止めさ
らボルト。 (2) ワツシヤの内径をボルト軸部に形成した転造
ネジの外径より小ならしめることにより上記ワ
ツシヤをボルトの頭部首下部分に保持せしめた
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１
項記載のもどり止めさらボルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18577486U JPH024246Y2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18577486U JPH024246Y2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6389417U JPS6389417U (ja) | 1988-06-10 |
| JPH024246Y2 true JPH024246Y2 (ja) | 1990-01-31 |
Family
ID=31134715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18577486U Expired JPH024246Y2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH024246Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011007301A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Nippon Densetsu Kogyo Co Ltd | 締結忘れ防止確認部材とそれを用いた電気接続具 |
-
1986
- 1986-12-02 JP JP18577486U patent/JPH024246Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6389417U (ja) | 1988-06-10 |
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