JPH09228935A - 車両用エンジン始動装置 - Google Patents

車両用エンジン始動装置

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JPH09228935A
JPH09228935A JP8038231A JP3823196A JPH09228935A JP H09228935 A JPH09228935 A JP H09228935A JP 8038231 A JP8038231 A JP 8038231A JP 3823196 A JP3823196 A JP 3823196A JP H09228935 A JPH09228935 A JP H09228935A
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relay
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Toshiaki Nawa
敏明 名和
Yuji Fukano
裕司 深野
Tadashi Wakitani
忠志 脇谷
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン始動用リレーが溶着することにより
生じる不具合を未然に防止する。 【解決手段】 受信ユニット2の制御回路4は、携帯形
送信機1からスタート信号Saを受信したときは、エン
ジン始動に関わる各リレー7〜11の溶着履歴に基づい
て溶着の可能性を判断し、溶着の可能性が大きいときは
エンジンの始動を禁止する。また、溶着の可能性が小さ
いときは、電源用リレー5,6をオンすることにより車
両用バッテリと各リレー7〜11とを接続する。このと
き、何れかのリレーが溶着していたときは、そのリレー
に対応する各出力検出回路20,21,22は、検出信
号S1 ,S2 ,S3 を制御回路4に出力する。制御回路
4は、検出信号S1 ,S2 ,S3 の何れかを入力したと
きは溶着したと判断し、溶着したリレーをオンオフする
ことにより溶着解除を図ると共に、溶着履歴を記憶す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯形送信機から
の指令に応じて電源用リレーに通電した状態でエンジン
始動用リレーに通電することによりエンジンを始動する
車両用エンジン始動装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、停車状態に
ある車両のエンジンを、例えば携帯形送信機から電波に
より送信されるスタート信号によって始動させるように
した車両用エンジン始動装置が供されている。
【0003】即ち、この種の車両用エンジン始動装置
は、携帯形送信機からスタート信号を受けたときに、所
定のエンジン始動条件(例えばトランスミッションが走
行ポジションにないこと、パーキングブレーキが動作さ
れていること等の条件)を満たしていることを前提とし
てエンジンの始動制御を行うように構成されるもので、
その始動制御時には、電源用リレーを動作させた状態で
エンジン始動用リレーを動作させることによりエンジン
を始動するようにしている。
【0004】具体的には、まず、電源用リレーを動作
し、その動作状態で、ACC(アクセサリ)リレー、リレ
ーIG(イグニッション)リレー、ST(スタータ)リ
レーを順に動作させるもので、STリレーの動作に応じ
てエンジンスタータに通電されてエンジンが始動され
る。そして、エンジンの始動を確認したところで、ST
リレーの動作を終了した状態では、IGリレーを通じて
イグニッション回路に通電されることによりエンジンの
回転が維持されると共に、ACCリレーを通じて例えばエ
アコンディショナーに通電されることにより車室内が快
適に維持される。
【0005】ところで、ACCリレーには車両の車両用電
装品に通電される大きな電流が流れ、IGリレーにはイ
グニッション回路に通電される大きな電流が流れ、ST
リレーにはスタータモータに通電される大きな電流が流
れるので、リレーの接点が溶着し易いという事情があ
り、それらのリレーの接点が溶着した場合には、電源用
リレーの動作状態で各リレーを通じて各負荷への通電状
態が継続することになり、バッテリが短時間で消耗した
り、スタータモータが損傷したりする虞がある。
【0006】そこで、従来のものでは、図6に示すよう
にスタート信号の受信に応じて電源用リレーを動作した
ときに各リレーから出力されるACC出力、IG出力、S
T出力を監視するようにしている。このとき、リレーの
接点が溶着していない場合は、各リレーからの電圧出力
はローレベルであるものの、例えばIGリレーの接点が
溶着している場合は、図6(d)で示すようにIGリレ
ーの電圧出力はハイレベルとなっているので、IG出力
に基づいてIGリレーの接点が溶着していると判断して
電源用リレーをオフするようにしている。これにより、
リレーの接点が溶着した場合であっても、リレーを通じ
た負荷への通電が継続してしまうことを防止することが
できる。
【0007】ところが、ACCリレー、IGリレー或いは
STリレーの溶着が軽い程度であっても、以後における
携帯形送信機を利用したエンジンの始動が不可能となる
と共に、携帯形送信機に対する操作毎に負荷に通電され
てしまうという不具合は解消されていない。
【0008】そこで、リレーの接点の溶着を検出した場
合は、そのリレーをオンオフすることにより溶着を解除
することが考えられている。つまり、溶着したリレーを
オンオフして接点の溶着部分に応力を印加することによ
り溶着の解除を図り、以てリレーの長寿命化を図って携
帯形送信機によるエンジン始動の使用の利用の延長を図
るというものである。
【0009】しかしながら、このような構成によれば、
リレーが完全に溶着した場合には溶着を解除できなくな
るので、携帯形送信機による操作に応じてリレーを通じ
て負荷に通電されることになり、結局、バッテリの短時
間の消耗、或いはスタータモータの損傷する虞は依然残
されている。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、外部からの指令に応じてエンジン始動
用リレーを通じて電源を接続することによりエンジンを
始動する構成において、エンジン始動用リレーが溶着す
ることにより生じる不具合を未然に防止することができ
る車両用エンジン始動装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部からの指
令に応じてエンジン始動用リレーを通じて電源を接続す
ることによりエンジンを始動する始動手段を備えた車両
用エンジン始動装置において、前記エンジン始動用リレ
ーからの電圧出力を検出する出力検出手段を設け、前記
エンジン始動用リレーの非動作状態で前記出力検出手段
が前記エンジン始動用リレーからの電圧出力を検出した
ときは前記始動手段の動作を中止する始動中止手段を設
け、前記エンジン始動用リレーの動作が終了したタイミ
ングで前記出力検出手段が前記エンジン始動用リレーか
らの電圧出力を検出したときは、前記エンジン始動用リ
レーを間欠的に動作させることにより溶着解除動作を実
行する溶着解除手段を設け、前記エンジン始動用リレー
が溶着していたことを示す溶着履歴を記憶する溶着履歴
記憶手段を設け、この溶着履歴記憶手段が記憶している
溶着履歴が所定条件となったときは外部からの指令にか
かわらず前記始動手段の動作を禁止する始動禁止手段を
設けたものである(請求項1)。
【0012】このような構成によれば、車両のエンジン
を始動するために携帯形送信機が操作されると、始動手
段は、エンジン始動用リレーを通じて電源を接続するこ
とによりエンジンを始動する。
【0013】このとき、エンジン始動用リレーが溶着し
ていた場合は、エンジン始動用リレーを動作させていな
いもかかわらず電源が接続されることにより電圧が出力
される。すると、始動中止手段は、エンジン始動用リレ
ーの非動作状態で出力検出手段がエンジン始動用リレー
からの電圧出力を検出することに応じて始動手段の動作
を中止する。これにより、エンジン始動用リレーが溶着
していた場合には、エンジンの始動が中止される。
【0014】また、エンジン始動用リレーが動作中に溶
着したときは、溶着解除手段は、エンジン始動用リレー
の動作が終了したタイミングにもかかわらず出力検出手
段がエンジン始動用リレーからの出力を検出することに
応じてエンジン始動用リレーが溶着したと判断し、エン
ジン始動用リレーを間欠的に動作することにより溶着解
除動作を実行する。これにより、エンジン始動用リレー
の溶着の程度が軽い場合には、溶着解除動作によりエン
ジン始動用リレーの溶着が解除されるようになる。この
とき、溶着履歴記憶手段は、エンジン始動用リレーが溶
着していたことを示す溶着履歴を記憶する。
【0015】そして、始動禁止手段は、溶着履歴記憶手
段が記憶している溶着履歴が所定条件となったときは外
部からの指令にかかわらずエンジン始動用リレーを通じ
た電源の接続を禁止する。これにより、エンジン始動用
リレーの溶着の可能性が大きい場合は、エンジン始動用
リレーを通じて電源が接続されてしまうという不具合を
未然に防止することができる。
【0016】上記構成において、前記溶着履歴記憶手段
は、溶着履歴として前記エンジン始動用リレーが溶着し
ていた溶着回数を記憶し、前記始動禁止手段は、前記溶
着履歴記憶手段が記憶している溶着回数が所定回数とな
ったときに溶着履歴が所定条件となったと判断するよう
にしてもよい(請求項2)。
【0017】このような構成によれば、エンジン始動用
リレーが寿命となると、溶着回数が増加することから、
始動禁止手段は、溶着履歴記憶手段が記憶している溶着
回数が所定回数となったときはリレーが寿命で溶着の可
能性が大きいと判断し、外部からの指令にかかわらずエ
ンジン始動用リレーを通じた電源の接続を禁止する。こ
れにより、エンジン始動用リレーが溶着する可能性が高
い場合には、エンジン始動用リレーを通じた電源の接続
が未然に防止されるようになる。
【0018】また、前記溶着履歴記憶手段は、溶着履歴
として前記エンジン始動用リレーが溶着していた溶着回
数及び前記溶着解除手段の溶着解除動作により溶着が解
除された溶着解除回数を記憶し、前記始動禁止手段は、
前記溶着履歴記憶手段が記憶している溶着回数と溶着解
除回数との差が所定回数となったときに溶着履歴が所定
条件となったと判断するようにしてもよい(請求項
3)。
【0019】このような構成によれば、エンジン始動用
リレーが寿命となると、溶着解除手段の溶着解除動作に
かかわらず溶着が解除されにくくなり、溶着回数と溶着
解除回数との差が大きくなることから、始動禁止手段
は、溶着履歴記憶手段が記憶している溶着回数と溶着解
除回数との差が所定回数となったときに溶着履歴が所定
条件となったと判断する。これにより、エンジン始動用
リレーが溶着する可能性を確実に判断することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図1乃至図5を参照して説明する。図1は電気的構成を
概略的に示している。この図1において、携帯形送信機
1は、自動車の運転者が携帯するものであり、その操作
に応じて、当該自動車のエンジンの始動及び停止を指令
する所定コードのスタート信号Sa及びストップ信号S
bを選択的に発生すると共に、その発生信号を例えば電
波信号にて送信するように構成されている。
【0021】受信ユニット2は、自動車の車室内におけ
る電波受信状態の良好な場所に設置される受信装置3を
備えており、その受信装置3によって携帯形送信機1か
らのスタート信号Sa及びストップ信号Sbを受信可能
に構成されている。この受信ユニット2は、上記受信装
置3の他に、その受信装置3が受信した各指令信号Sa
及びSbを受ける制御回路4(本発明の始動手段、始動
中止手段、溶着解除手段、溶着履歴記憶手段及び始動禁
止手段に相当)と、この制御回路4により動作制御され
る電源用リレー5,6、ACCリレー7、IGリレー8,
9、STリレー10,11とを備えて構成されている。
尚、上記各リレー7〜11が本発明のエンジン始動用リ
レーに相当する。
【0022】この場合、電源用リレー5,6は、接点5
a,6aの閉成状態で車載バッテリに接続されて電源回
路を形成する。ACCリレー7は、接点7aの閉成状態で
自動車の車両用アクセサリ(エアコンディショナ、オー
ディオ等)を上記電源用リレー5を介して車載バッテリ
に接続する構成となっている。IGリレー8,9は、接
点8a,9aの閉成状態で自動車の2系統のイグニッシ
ョン回路を夫々電源用リレー5,6の接点5a,6aを
通じて車載バッテリに接続する構成となっている。ST
リレー10,11は、接点10a,11aの閉成状態で
図示しないエンジンスタータに通電するための2系統の
スタータ回路を夫々電源用リレー5,6の接点5a,6
aを通じて車載バッテリに接続する構成となっている。
【0023】一方、ACCリレー7の接点7aの出力側に
はダイオード15を介してACC出力検出回路20が接続
され、IGリレー8,9の接点8a,9aの出力側には
ダイオード16,17を介してIG出力検出回路21が
共通接続され、STリレー10,11の接点10a,1
1aの出力側にはST出力検出回路22が共通接続され
ている。尚、上記各出力検出回路20〜22が本発明の
出力検出手段に相当する。
【0024】ここで、ACC出力検出回路20は、ACCリ
レー7の接点7aからの出力電圧を監視しており、その
出力電圧がハイレベルのときはACCリレー7を通じて車
両用アクセサリに電源が接続されていると判断して検出
信号S1 を制御回路4に出力する。
【0025】IG出力検出回路21は、IGリレー8,
9の接点8a,9aからの出力電圧を監視しており、そ
の出力電圧がハイレベルのときはIGリレー8,9を通
じてイグニッション回路に電源が接続されていると判断
して検出信号S2 を制御回路4に出力する。
【0026】ST出力検出回路22は、STリレー1
0,11の接点10a,11aからの出力電圧を監視し
ており、その出力電圧がハイレベルのときはSTリレー
10,11を通じてスタータ回路に電源が接続されてい
ると判断して検出信号S3 を制御回路4に出力する。
【0027】尚、上記ACC出力検出回路20、IG出力
検出回路21及びST出力検出回路22は、図2に示す
ようにトランジスタを主体として構成されている。即
ち、リレーからの出力は抵抗23を介してトランジスタ
24のベースと接続されている。トランジスタ24のエ
ミッタは0Vラインと接続され、コレクタは抵抗25を
介して制御回路4と接続されている。従って、リレーか
らの出力がハイレベルの場合は、トランジスタ24がオ
ンしてローレベルの検出信号S1 ,S2 ,S3 が制御回
路4に出力されるようになっている。
【0028】一方、パーキングブレーキスイッチ26
は、自動車のパーキングブレーキが動作位置にある状態
でブレーキ動作信号S4 を出力する。シフトポジション
スイッチ27は、自動車のオートマチックトランスミッ
ションがパーキングポジションにある状態でパーキング
信号S5 を出力する。ボンネットスイッチ28は自動車
のボンネットが閉鎖されている状態でボンネット閉鎖信
号S6 を出力する。ドアロック検知スイッチ29は、自
動車のドアロック機構が全て施錠状態にあるときにドア
ロック信号S7 を出力する。この場合、上記各信号S4
〜S7 は制御回路4に夫々与えられるようになってい
る。
【0029】制御回路4はマイクロコンピュータを含ん
で構成されたもので、上記のような各入力信号Sa,S
b,S1 〜S7 及び予め設定されたプログラムに基づい
て、各リレー5〜11の動作制御を行うようになってお
り、以下においては、上記制御回路4の制御内容並びに
これに関連した部分の作用について図3及び図4のフロ
ーチャート及び図5のタイミングチャートに基づいて説
明する。
【0030】制御回路4は、携帯形送信機1からスター
ト信号を受けたときは(ステップS1)、後述するよう
にして記憶した各リレーの溶着履歴に基づいて溶着の可
能性が大きいか否かを判断し(ステップS2 )、溶着の
可能性が小さいと判断したときは、エンジンを始動する
ために、まず、エンジンの始動条件が成立したかを判断
する(ステップS3 )。この場合、エンジン始動条件と
しては、ブレーキ動作信号S4 、パーキング信号S5 、
ボンネット閉鎖信号S6 、ドアロック信号S7の全て入
力された状態となっていること、つまり、パーキングブ
レーキが動作していること、オートマチックトランスミ
ッションがパーキングポジションにあること、自動車の
ボンネットが閉鎖されていること、ドアロック機構が施
錠状態にあることの全てが満たされたときにエンジン始
動条件が成立するようになっている。
【0031】このとき、エンジン始動条件が成立したと
きは、エンジンを始動するための電源回路を形成しても
安全であると判断して、電源用リレー5,6に通電する
(ステップS4 )。これにより、電源用リレー5,6を
通じてACCリレー7、IGリレー8,9、STリレー1
0,11に車両用バッテリが接続される。
【0032】そして、制御回路4は、各リレー7〜11
が実際に溶着していないかを判定する(ステップS5
)。つまり、上述したように溶着の可能性を判断した
ものの、それは溶着の可能性を予想しただけであるの
で、各リレー7〜11が実際に溶着していないかを確認
するのである。
【0033】ここで、リレー7〜11の何れかかが溶着
していたときは、溶着したリレーの接点からの出力は当
該リレーの非動作状態にもかかわらず車両用バッテリと
接続されてハイレベルとなっているので、溶着している
リレーに対応して設けられた出力検出回路からは制御回
路4に対して検出信号が出力される。
【0034】従って、制御回路4は、電源用リレー5,
6のみを動作させたときに出力検出回路20〜22から
検出信号S1 〜S3 の何れかを入力したときは、その出
力検出回路20〜22に対応したリレーが溶着している
と判断することができる。
【0035】このとき、溶着しているリレーがないとき
は、制御回路4は、エンジンの始動作業を開始する。即
ち、ACCリレー7及びIGリレー8,9に通電する(ス
テップS6 ,S7 )。これにより、ACCリレー7の接点
7aを通じてエアコンディショナ、オーディオ等のアク
セサリ回路に車両用バッテリが接続されると共に、IG
リレー8,9の接点8a,9aを通じてイグニッション
回路に車両用バッテリが接続される。
【0036】続いて、所定の待ち時間(例えば5秒)が
経過するまで待機してから(ステップS8 )、スタータ
回路への通電電圧が低下することを防止するためにACC
リレー7をオフした状態でSTリレー10,11に通電
する。これにより、スタータ回路が動作して、エンジン
スタータによりエンジンが始動される。
【0037】そして、STリレー10,11のオン状態
でエンジンが始動するかを監視し、エンジンが始動した
とき(ステップS11)、或いはSTリレー10,11を
オンしてから設定時間が経過するまでにエンジンが始動
しなかったときは(ステップS12)、STリレー10,
11をオフしてから(ステップS13)、ACCリレー7を
オンする(ステップS14)。
【0038】ここで、制御回路4は、STリレー10,
11をオフしたことに応じて当該STリレー10,11
が溶着しているかを判断する(ステップS15)。つま
り、STリレー10,11をオフした状態でST出力検
出回路22から検出信号S3 が入力しているかを判断す
る。
【0039】このとき、STリレー10,11が溶着し
ていないと判断したときは、携帯形送信機1からストッ
プ信号が入力するか(ステップS16)、設定時間が経過
したところで(ステップS17)、IGリレー8,9をオ
フすることにより(ステップS18)エンジンを停止す
る。
【0040】ここで、制御回路4は、IGリレー8,9
をオフしたことに応じて当該IGリレー8,9の溶着を
判断する(ステップS19)。そして、IGリレー8,9
が溶着していないと判断したときはACCリレー7をオフ
してから(ステップS20)、ACCリレー7の溶着を判断
し(ステップS21)、溶着していないと判断したとき
は、初期状態に戻る。
【0041】ところで、ACCリレー7の接点7aには
アクセサリ回路への通電電流が流れ、IGリレー8,9
の接点8a,9aにはイグニッション回路への通電電流
が流れ、STリレー10,11の接点10a,11aに
はスタータ回路への通電電流が流れることから、上述の
ようにして携帯形送信機1を利用してエンジンを始動す
る回数が多くなると、各リレー7〜11の接点7a〜1
1aが通電電流により溶着することがある。このように
リレーの接点が溶着した場合には、リレーの非動作状態
にもかかわらず当該リレーの接点がオンした状態とな
り、電源用リレー5,6の動作状態で溶着したリレーの
接点を通じてアクセサリ回路、イグニッション回路及び
スタータ回路に通電されてしまうことになる。このた
め、バッテリが短時間で消耗したり、スタータモータの
動作が継続した場合にはエンジンの始動によりスタータ
モータが損傷してしまう虞がある。
【0042】そこで、本実施例では、制御回路4は、次
のようにしてリレーが溶着されることにより生じる不具
合を未然に防止するようにしている。つまり、制御回路
4は、電源用リレー5,6のオン状態で溶着しているリ
レーがあるかを判断した際に(ステップS4 )、溶着し
ていることを検出した場合には、初期状態に戻ることに
よりエンジンの始動動作を中止する。これにより、電源
用リレー5,6のオンによりアクセサリ回路、イグニッ
ション回路、或いはスタータ回路への通電が継続してし
まうことを防止することができる。
【0043】また、制御回路4は、電源用リレー5,6
のオン状態で所定のリレーへの通電を終了したにもかか
わらず、そのリレーが溶着していると判断したときは、
溶着解除動作を実行して溶着の解除を図る(ステップS
22)。
【0044】ここで、STリレー10,11に対する溶
着解除動作を図4に基づいて説明する。この図4におい
て、制御回路4は、溶着解除動作の実行に応じてSTリ
レー溶着履歴カウンタに1を加算する(ステップS221
)。このSTリレー溶着履歴カウンタとは、STリレ
ー10,11が溶着した回数を記憶するものである。
【0045】続いて、STリレー10,11を設定回数
オンオフする(ステップS222 〜S226 )。つまり、S
Tリレー10,11のオンオフに伴って接点10a,1
1aの溶着部位に応力が付加されるので、溶着の程度が
軽い場合には、溶着が解除されるようになる。
【0046】そして、制御回路4は、上述の溶着解除動
作を実行した後は、次のステップに進行してST出力検
出回路22からの検出信号S3 の入力状態に基づいてS
Tリレー10,11の溶着が継続しているか否かを判断
し(ステップS23)、STリレー10,11の溶着が解
除されている場合は、STリレー溶着解除カウンタに1
を加算する(ステップS24)。このSTリレー溶着解除
カウンタは、STリレー10,11の溶着が解除された
ことを記憶するものである。
【0047】これに対して、上述した溶着解除動作にか
かわらずSTリレー10,11の溶着が継続していると
判断したときは、全てのリレーへの通電を中止する(ス
テップS25)。
【0048】一方、制御回路4は、IGリレー8,9を
オフしたことに伴ってその溶着を判断した際に(ステッ
プS19)、溶着していたと判断したときは溶着解除動作
を実行する(ステップS26)。このとき、溶着解除動作
により溶着が解除されたときは、溶着解除カウンタに1
を加算し(ステップS28)、溶着が解除されてなかった
ときは全てのリレーをオフする(ステップS29)。
【0049】同様に、制御回路4は、ACCリレー7をオ
フしたことに伴ってその溶着を判断した際に(ステップ
S21)、溶着していたと判断したときは溶着解除動作を
実行する(ステップS30)。このとき、溶着解除動作に
より溶着が解除されたときは、溶着解除カウンタに1を
加算し(ステップS32)、溶着が解除されなかったとき
は全てのリレーをオフする(ステップS33)。
【0050】尚、上述のように溶着解除動作の実行にか
かわらず溶着が解除されない場合であっても、自動車の
走行中の振動により自然に溶着が解除されることがある
ことから、制御回路4は、携帯形送信機1からのスター
ト信号Sa を受信したときはエンジン始動を実行するよ
うにしている。
【0051】さて、リレーの溶着が軽い程度の場合に
は、リレーが溶着するにしても、上述の制御回路4の溶
着解除動作により溶着から回復したり、自動車の走行に
より自然に復帰することができるものの、溶着回数が増
加してリレーの寿命となった場合には、溶着が解除され
ない可能性が大きくなる。
【0052】そこで、制御回路4は、携帯形送信機1か
らスタート信号Saを受信したときはリレーの溶着履歴
に基づいて溶着の可能性が大きいか否かを判断するよう
にしている(ステップS2 )。つまり、溶着履歴カウン
タが記憶している溶着回数が規定値以上となったとき
は、溶着の可能性が大きいと判断する。また、溶着回数
が少なくても、溶着回数と溶着解除カウンタが記憶して
いる溶着解除回数との差が大きくなったときも、溶着の
可能性が大きいと判断する。
【0053】このように溶着の可能性が大きくなったと
きは、前回のリレーのオンにより溶着した際に溶着が解
除されていない可能性が大きく、また、溶着していない
場合であっても溶着したときに溶着が解除されない可能
性が大きいことから、エンジン始動の実行に応じてリレ
ーの負荷に通電されて、各回路に不具合を生じる虞があ
る。
【0054】そこで、制御回路4は、溶着の可能性が大
きいと判断したときは、エンジンの始動を中止する(ス
テップS2 において「YES」)。この場合、制御回路
4は、以後においてもスタート信号Saを受信するにし
てもエンジン始動を実行しないので、携帯形送信機1に
よりエンジン始動操作がなされるにしても、溶着したリ
レーを通じて負荷に通電されてしまうことを未然に防止
することができる。
【0055】尚、携帯形送信機1によるエンジン始動を
可能とするには、溶着履歴に基づいて溶着の可能性が高
いリレー或いは全てのリレーを交換してから、制御回路
4をリセットすることにより記憶している溶着履歴をク
リアする。
【0056】上記構成のものによれば、制御回路4は、
エンジン始動に関わるリレーが溶着したときは溶着履歴
を記憶すると共に、次のエンジン始動の際に溶着履歴に
基づいて溶着の可能性が大きいと判断したときはエンジ
ンの始動を実行しないように構成されているので、電源
用リレーを動作させた際に溶着したリレーを通じて負荷
に通電されてしまう従来例と違って、バッテリが短時間
で消耗したり、スタータモータが損傷してしまうことを
未然に防止することができる。
【0057】また、リレーが溶着した場合は、溶着解除
動作を実行するようにしたので、リレーの溶着が継続し
てしまうことを防止して、携帯形送信機1に対する操作
に応じたエンジンの始動が可能となる。
【0058】さらに、リレーの溶着の可能性の判断を、
リレーの溶着回数及び溶着解除回数に基づいて判断する
ようにしたので、溶着の可能性を確実に判断することが
できる。
【0059】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。溶着履
歴回数が規定値となることにより始動を中止したとき、
或いはリレーが溶着していることにより始動を中止した
ときに、リレーの交換を促すためのランプ或いはブザー
等の報知手段を設けるようにしてもよい。
【0060】ST出力検出回路22は、2個のSTリレ
ー10,11の何れかから電圧出力が出力されているこ
とに応じて検出信号S3 を制御回路4に出力している
が、各STリレー10,11に対応して出力検出回路を
設け、各出力検出回路からの検出信号に基づいて各ST
リレー10,11の溶着履歴を夫々記憶するようにして
もよい。このことは、IGリレー8,9についても同様
である。
【0061】携帯形送信機1からの指令に応じてエンジ
ンを始動するのに代えて、据置き形の送信機からの指
令、或いはタイマの設定時刻となったとこにエンジンを
始動するようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の車両用エンジン始動装置によれば、外部からの指令に
応じてエンジンを始動する際に、エンジン始動用リレー
が溶着していたときはエンジンの始動を中止し、エンジ
ン始動用リレーの動作が終了したタイミングにもかかわ
らず溶着していたときは溶着履歴を記憶すると共に溶着
解除動作を実行し、さらには溶着履歴に基づいて溶着の
可能性が大きい場合にはエンジンの始動を禁止するよう
にしたので、外部からの指令に応じてエンジン始動用リ
レーを通じて電源を接続することによりエンジンを始動
する構成において、エンジン始動用リレーが溶着するこ
とにより生じる不具合を未然に防止することができると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電気的構成を概略的
に示す図
【図2】出力検出回路の具体的構成を示す電気回路図
【図3】制御回路の動作を示すフローチャート
【図4】制御回路の溶着解除動作を示すフローチャート
【図5】各リレーからの電圧出力のタイミング図
【図6】従来例を示す図5相当図
【符号の説明】
1は携帯形送信機、4は制御回路(始動手段、始動中止
手段、溶着解除手段、溶着履歴記憶手段、始動禁止手
段)、5,6は電源用リレー、7はACCリレー(エンジ
ン始動用リレー)、8,9はIGリレー(エンジン始動
用リレー)、10,11はSTリレー(エンジン始動用
リレー)、20はACC出力検出回路(出力検出手段)、
21はIG出力検出回路(出力検出手段)、22はST
出力検出回路(出力検出手段)である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの指令に応じてエンジン始動用
    リレーを通じて電源を接続することによりエンジンを始
    動する始動手段を備えた車両用エンジン始動装置におい
    て、 前記エンジン始動用リレーからの電圧出力を検出する出
    力検出手段と、 前記エンジン始動用リレーの非動作状態で前記出力検出
    手段が前記エンジン始動用リレーからの電圧出力を検出
    したときは前記始動手段の動作を中止する始動中止手段
    と、 前記エンジン始動用リレーの動作が終了したタイミング
    で前記出力検出手段が前記エンジン始動用リレーからの
    電圧出力を検出したときは、前記エンジン始動用リレー
    を間欠的に動作させることにより溶着解除動作を実行す
    る溶着解除手段と、 前記エンジン始動用リレーが溶着していたことを示す溶
    着履歴を記憶する溶着履歴記憶手段と、 この溶着履歴記憶手段が記憶している溶着履歴が所定条
    件となったときは外部からの指令にかかわらず前記始動
    手段の動作を禁止する始動禁止手段とを備えたことを特
    徴とする車両用エンジン始動装置。
  2. 【請求項2】 前記溶着履歴記憶手段は、溶着履歴とし
    て前記エンジン始動用リレーが溶着していた溶着回数を
    記憶し、 前記始動禁止手段は、前記溶着履歴記憶手段が記憶して
    いる溶着回数が所定回数となったときに溶着履歴が所定
    条件となったと判断することを特徴とする請求項1記載
    の車両用エンジン始動装置。
  3. 【請求項3】 前記溶着履歴記憶手段は、溶着履歴とし
    て前記エンジン始動用リレーが溶着していた溶着回数及
    び前記溶着解除手段の溶着解除動作により溶着が解除さ
    れた溶着解除回数を記憶し、 前記始動禁止手段は、前記溶着履歴記憶手段が記憶して
    いる溶着回数と溶着解除回数との差が所定回数となった
    ときに溶着履歴が所定条件となったと判断することを特
    徴とする請求項1記載の車両用エンジン始動装置。
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