JPH09228735A - ウインドウレギュレータ - Google Patents
ウインドウレギュレータInfo
- Publication number
- JPH09228735A JPH09228735A JP8060015A JP6001596A JPH09228735A JP H09228735 A JPH09228735 A JP H09228735A JP 8060015 A JP8060015 A JP 8060015A JP 6001596 A JP6001596 A JP 6001596A JP H09228735 A JPH09228735 A JP H09228735A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- tape
- window regulator
- guide
- type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 テープ式とワイヤ式との使い分けが容易とな
るウインドウレギュレータを提供する。 【解決手段】 ガイド40は、テープ30が摺動可能テ
ープ摺動面42と、ワイヤ51が摺動可能なワイヤ摺動
溝46とを有し、テープ式およびワイヤ式のウインドウ
レギュレータに対して共用化が図られている。
るウインドウレギュレータを提供する。 【解決手段】 ガイド40は、テープ30が摺動可能テ
ープ摺動面42と、ワイヤ51が摺動可能なワイヤ摺動
溝46とを有し、テープ式およびワイヤ式のウインドウ
レギュレータに対して共用化が図られている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のウインドウガラ
スを昇降させるウインドウレギュレータに関するもので
ある。
スを昇降させるウインドウレギュレータに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両のウインドウガラスを昇
降させるウインドウレギュレータとして、モータの駆動
力によって環状の帯体を移動させ、この帯体にホルダを
介して取り付けられたウインドウガラスを昇降させる所
謂テープ式ウインドウレギュレータが提案されている。
このテープ式ウインドウレギュレータは、ワイヤの移動
によってウインドウガラスを昇降させるワイヤ式ウイン
ドウレギュレータに比べて加わるモータの負荷に対して
強度の面で優れている。
降させるウインドウレギュレータとして、モータの駆動
力によって環状の帯体を移動させ、この帯体にホルダを
介して取り付けられたウインドウガラスを昇降させる所
謂テープ式ウインドウレギュレータが提案されている。
このテープ式ウインドウレギュレータは、ワイヤの移動
によってウインドウガラスを昇降させるワイヤ式ウイン
ドウレギュレータに比べて加わるモータの負荷に対して
強度の面で優れている。
【0003】一方、ワイヤ式ウインドウレギュレータ
は、ワイヤの幅が上記テープ式ウインドウレギュレータ
の帯体に比べて狭いため、内部スペースが狭いドアパネ
ル内等に配置する点で有利である。
は、ワイヤの幅が上記テープ式ウインドウレギュレータ
の帯体に比べて狭いため、内部スペースが狭いドアパネ
ル内等に配置する点で有利である。
【0004】上記テープ式及びワイヤ式のウインドウレ
ギュレータは共にホルダレールを有し、モータの回転に
応じてホルダがホルダレールに沿って移動することによ
りウインドウガラスが昇降する。そして、テープ式ウイ
ンドウレギュレータにおいては、ホルダレールの端部に
は帯体が巻き掛けられる専用のガイドが設けられてい
る。一方、ワイヤ式ウインドウレギュレータにおいて
は、ホルダレールの端部にはワイヤが巻き掛けられる専
用のガイドが設けられている。そして、各ガイドは、折
り返し点における帯体またはワイヤを摺動可能に支持し
ている。
ギュレータは共にホルダレールを有し、モータの回転に
応じてホルダがホルダレールに沿って移動することによ
りウインドウガラスが昇降する。そして、テープ式ウイ
ンドウレギュレータにおいては、ホルダレールの端部に
は帯体が巻き掛けられる専用のガイドが設けられてい
る。一方、ワイヤ式ウインドウレギュレータにおいて
は、ホルダレールの端部にはワイヤが巻き掛けられる専
用のガイドが設けられている。そして、各ガイドは、折
り返し点における帯体またはワイヤを摺動可能に支持し
ている。
【0005】ここで、車両に応じてテープ式ウインドウ
レギュレータをモータ駆動(パワーウインドウレギュレ
ータ)の代わりに手動で駆動する、所謂マニュアルウイ
ンドウレギュレータとした場合、ガラス昇降時にウイン
ドウレギュレータにかかる負荷はモータ駆動の場合に比
べて小さくなる。つまり、手動で駆動するマニュアルウ
インドウレギュレータとした場合、テープ式ウインドウ
レギュレータの利点である強度的なメリットが薄れ、車
両ドアパネル内等の小スペース内への配置を考慮すると
ワイヤ式のウインドウレギュレータが有利となる。
レギュレータをモータ駆動(パワーウインドウレギュレ
ータ)の代わりに手動で駆動する、所謂マニュアルウイ
ンドウレギュレータとした場合、ガラス昇降時にウイン
ドウレギュレータにかかる負荷はモータ駆動の場合に比
べて小さくなる。つまり、手動で駆動するマニュアルウ
インドウレギュレータとした場合、テープ式ウインドウ
レギュレータの利点である強度的なメリットが薄れ、車
両ドアパネル内等の小スペース内への配置を考慮すると
ワイヤ式のウインドウレギュレータが有利となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、テープ式
ウインドウレギュレータとワイヤ式ウインドウレギュレ
ータとの各利点を考慮し、車両に応じて使い分ける場
合、帯体とワイヤと形状の違いからホルダレールの端部
に設けるガイド形状を帯体およびワイヤの形状に合わせ
てそれぞれ用意する必要があり、テープ式あるいはワイ
ヤ式に応じて使い分けが必要であった。
ウインドウレギュレータとワイヤ式ウインドウレギュレ
ータとの各利点を考慮し、車両に応じて使い分ける場
合、帯体とワイヤと形状の違いからホルダレールの端部
に設けるガイド形状を帯体およびワイヤの形状に合わせ
てそれぞれ用意する必要があり、テープ式あるいはワイ
ヤ式に応じて使い分けが必要であった。
【0007】そこで本発明は、テープ式とワイヤ式との
使い分けが容易となるウインドウレギュレータを提供す
ることを目的とする。
使い分けが容易となるウインドウレギュレータを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のウインドウレギ
ュレータは、ウインドウガラスが保持されるホルダに連
結された環状のワイヤあるいは帯体を駆動して前記ウイ
ンドウガラスをホルダレールに沿って昇降させるウイン
ドウレギュレータにおいて、前記ホルダレールの少なく
とも一端に前記ワイヤあるいは前記帯体が巻き掛けられ
るガイドを設け、前記ガイドは、前記ワイヤが摺動可能
なワイヤ摺動部と、前記帯体が摺動可能な帯体摺動部と
を有することを特徴としている。
ュレータは、ウインドウガラスが保持されるホルダに連
結された環状のワイヤあるいは帯体を駆動して前記ウイ
ンドウガラスをホルダレールに沿って昇降させるウイン
ドウレギュレータにおいて、前記ホルダレールの少なく
とも一端に前記ワイヤあるいは前記帯体が巻き掛けられ
るガイドを設け、前記ガイドは、前記ワイヤが摺動可能
なワイヤ摺動部と、前記帯体が摺動可能な帯体摺動部と
を有することを特徴としている。
【0009】本発明によれば、ガイドレールの少なくと
も一端に設けられたガイドは、ワイヤに対応するワイヤ
摺動部と、帯体に対応する帯体摺動部とを有している。
そのため、ワイヤ式ウインドウレギュレータあるいはテ
ープ式ウインドウレギュレータのそれぞれに対してガイ
ドの共用化が図られ、ワイヤ式ウインドウレギュレータ
とテープ式ウインドウレギュレータの使い分けが容易と
なる。
も一端に設けられたガイドは、ワイヤに対応するワイヤ
摺動部と、帯体に対応する帯体摺動部とを有している。
そのため、ワイヤ式ウインドウレギュレータあるいはテ
ープ式ウインドウレギュレータのそれぞれに対してガイ
ドの共用化が図られ、ワイヤ式ウインドウレギュレータ
とテープ式ウインドウレギュレータの使い分けが容易と
なる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1および図2にテープ式のパワ
ーウインドウレギュレータ10を示す。パワーウインド
ウレギュレータ10には、ドア12のインナパネル14
に取り付けられる上部ブラッケット16、下部ブラッケ
ット18が上下に配置されている。この上部ブラッケッ
ト16、下部ブラッケット18には、ウインドウガラス
20の昇降軌道に合わせて弓なりに成形されたホルダレ
ール22が掛け渡されている。このホルダレール22
は、ドア12の上下方向に沿って配置されて対向するガ
イドフレーム24,26の間に配設され、長手方向がガ
イドフレーム24,26と平行になっている。そして、
このガイドフレーム24,26は、ウインドウガラス2
0の車両前後方向の両端をスライド可能に保持してい
る。
に基づいて説明する。図1および図2にテープ式のパワ
ーウインドウレギュレータ10を示す。パワーウインド
ウレギュレータ10には、ドア12のインナパネル14
に取り付けられる上部ブラッケット16、下部ブラッケ
ット18が上下に配置されている。この上部ブラッケッ
ト16、下部ブラッケット18には、ウインドウガラス
20の昇降軌道に合わせて弓なりに成形されたホルダレ
ール22が掛け渡されている。このホルダレール22
は、ドア12の上下方向に沿って配置されて対向するガ
イドフレーム24,26の間に配設され、長手方向がガ
イドフレーム24,26と平行になっている。そして、
このガイドフレーム24,26は、ウインドウガラス2
0の車両前後方向の両端をスライド可能に保持してい
る。
【0011】一方、ドア12のインナパネル14には、
モータ28が取り付けられている。また、モータ28の
駆動軸には、ケース29に収容された減速機が組み付け
られており、この減速機を介して図示しないスプロケッ
トを回転させるようになっている。さらに、上記スプロ
ケットには帯体が巻き掛けられている。
モータ28が取り付けられている。また、モータ28の
駆動軸には、ケース29に収容された減速機が組み付け
られており、この減速機を介して図示しないスプロケッ
トを回転させるようになっている。さらに、上記スプロ
ケットには帯体が巻き掛けられている。
【0012】スプロケットに巻き掛けられる帯体は樹脂
製のテープ30から構成されており、図3に示すよう
に、テープカバー32内に摺動可能に挿通されている。
また、テープ30には、上記スプロケットに係合する係
合孔34が所定間隔を有して形成されている。そして、
テープ30は、ホルダレール22の上下両端に設けられ
頂部が略円弧状とされたガイド40に巻き掛けられてい
る。(図2)
製のテープ30から構成されており、図3に示すよう
に、テープカバー32内に摺動可能に挿通されている。
また、テープ30には、上記スプロケットに係合する係
合孔34が所定間隔を有して形成されている。そして、
テープ30は、ホルダレール22の上下両端に設けられ
頂部が略円弧状とされたガイド40に巻き掛けられてい
る。(図2)
【0013】また、テープ30の一端側には、キャリア
プレート36が取り付けられており、このキャリアプレ
ート36にドアガラス20の下端が固定支持されてい
る。さらに、キャリアプレート36には、ホルダレール
22に移動可能に支持されたスライダ38が設けられて
おり、該スライダ38にはテープ30の他端側がスプリ
ングを介して取り付けられている。そのため、モータ2
8の回転によりテープ30に取り付けられたキャリアプ
レート36が、ホルダレール22に沿って移動する。こ
の一連の動きによりドアガラス20が昇降移動する。
プレート36が取り付けられており、このキャリアプレ
ート36にドアガラス20の下端が固定支持されてい
る。さらに、キャリアプレート36には、ホルダレール
22に移動可能に支持されたスライダ38が設けられて
おり、該スライダ38にはテープ30の他端側がスプリ
ングを介して取り付けられている。そのため、モータ2
8の回転によりテープ30に取り付けられたキャリアプ
レート36が、ホルダレール22に沿って移動する。こ
の一連の動きによりドアガラス20が昇降移動する。
【0014】ここで、テープ30が巻き掛けられるガイ
ド40について説明する。図4(A),(B)に示すよ
うに、ガイド34はテープ30より僅かに大きな幅を有
し、テープ30が摺動するように円弧状に湾曲したテー
プ摺動面42が形成されている。また、テープ摺動面4
2の一端側には、テープ摺動面42の接線方向に延設さ
れた延出部44が形成されている。この延出部44は略
筒状に形成され、内部にテープカバー32の端部が保持
されると共にテープ30が挿通可能とされたテープ挿通
孔45が形成されている。そして、テープ挿通孔45に
よってテープ30の飛び出しが防止される。
ド40について説明する。図4(A),(B)に示すよ
うに、ガイド34はテープ30より僅かに大きな幅を有
し、テープ30が摺動するように円弧状に湾曲したテー
プ摺動面42が形成されている。また、テープ摺動面4
2の一端側には、テープ摺動面42の接線方向に延設さ
れた延出部44が形成されている。この延出部44は略
筒状に形成され、内部にテープカバー32の端部が保持
されると共にテープ30が挿通可能とされたテープ挿通
孔45が形成されている。そして、テープ挿通孔45に
よってテープ30の飛び出しが防止される。
【0015】さらに、ガイド40は、以下に述べるワイ
ヤ式ウインドウレギュレータのワイヤが摺動可能に支持
されるワイヤ摺動溝46及びワイヤカバーの先端が収容
されるワイヤカバー収納孔48を有している。
ヤ式ウインドウレギュレータのワイヤが摺動可能に支持
されるワイヤ摺動溝46及びワイヤカバーの先端が収容
されるワイヤカバー収納孔48を有している。
【0016】図5にワイヤ式のマニュアルウインドウレ
ギュレータ50を示す。マニュアルウインドウレギュレ
ータ50は、手動によって駆動されるものであり、車両
ドアの内側に取り付けられるハンドル60を回すことに
よってワイヤ51が移動し、ウインドウガラスが昇降移
動する。詳しくは、ホルダレール22が上部ブラッケッ
ト16及び下部ブラッケット18に掛け渡されており、
このホルダレール22にはスライダ38が移動可能に支
持されている。また、スライダ38にはウインドガラス
が固定支持されるキャリアプレート36が設けられてい
る。
ギュレータ50を示す。マニュアルウインドウレギュレ
ータ50は、手動によって駆動されるものであり、車両
ドアの内側に取り付けられるハンドル60を回すことに
よってワイヤ51が移動し、ウインドウガラスが昇降移
動する。詳しくは、ホルダレール22が上部ブラッケッ
ト16及び下部ブラッケット18に掛け渡されており、
このホルダレール22にはスライダ38が移動可能に支
持されている。また、スライダ38にはウインドガラス
が固定支持されるキャリアプレート36が設けられてい
る。
【0017】ワイヤ51の一部は、図6に示すように、
樹脂から成る筒状のワイヤカバー52内に摺動可能に挿
通されている。ワイヤカバー52の一端は上記ガイド4
0のワイヤカバー収納孔48に嵌合されており、他端は
ハンドル60を回転可能に支持するハンドル保持部材6
2の一部に嵌合されている。
樹脂から成る筒状のワイヤカバー52内に摺動可能に挿
通されている。ワイヤカバー52の一端は上記ガイド4
0のワイヤカバー収納孔48に嵌合されており、他端は
ハンドル60を回転可能に支持するハンドル保持部材6
2の一部に嵌合されている。
【0018】以上の構成を有するワイヤ式マニュアルウ
インドウレギュレータ50において、ワイヤ51が巻き
掛けられるガイド40は、図4(A)に示すように、ワ
イヤ51が摺動するワイヤ摺動溝46を有する。このワ
イヤ摺動溝46は、上記テープ式ウインドウレギュレー
タ10におけるテープ摺動面42の中央に形成されてお
り、その幅はワイヤ51の径より僅かに大径とされてい
る。
インドウレギュレータ50において、ワイヤ51が巻き
掛けられるガイド40は、図4(A)に示すように、ワ
イヤ51が摺動するワイヤ摺動溝46を有する。このワ
イヤ摺動溝46は、上記テープ式ウインドウレギュレー
タ10におけるテープ摺動面42の中央に形成されてお
り、その幅はワイヤ51の径より僅かに大径とされてい
る。
【0019】つまり、ガイド40は、テープ30が摺動
可能なテープ摺動面42と、ワイヤ51が摺動可能なワ
イヤ摺動溝46とを有しており、テープ式のパワーウイ
ンドウレギュレータ10およびワイヤ式のマニュアルウ
インドウレギュレータ50の両者に対して使用可能とさ
れている。また、ガイド40に形成された延出部44内
には、テープカバー32の外形に合わせて形成されたテ
ープ挿通孔45と、ワイヤカバーの収納孔48とが摺動
方向に沿って重なり合った状態で形状されている。
可能なテープ摺動面42と、ワイヤ51が摺動可能なワ
イヤ摺動溝46とを有しており、テープ式のパワーウイ
ンドウレギュレータ10およびワイヤ式のマニュアルウ
インドウレギュレータ50の両者に対して使用可能とさ
れている。また、ガイド40に形成された延出部44内
には、テープカバー32の外形に合わせて形成されたテ
ープ挿通孔45と、ワイヤカバーの収納孔48とが摺動
方向に沿って重なり合った状態で形状されている。
【0020】したがって、ガイド40は、ワイヤ51あ
るいはテープ30にかかわらずウインドウレギュレータ
への共用が可能となり、ワイヤ式ウインドウレギュレー
タとテープ式ウインドウレギュレータの使い分けが容易
となる。
るいはテープ30にかかわらずウインドウレギュレータ
への共用が可能となり、ワイヤ式ウインドウレギュレー
タとテープ式ウインドウレギュレータの使い分けが容易
となる。
【0021】以下に上記ガイド40の変形例を説明す
る。図7(A),(B)に示すように、ガイド70は上
述したようにテープ30が摺動可能なテープ摺動面72
と、ワイヤ51が摺動可能なワイヤ摺動溝76とを有し
ており、テープ式のウインドウレギュレータ10および
ワイヤ式のウインドウレギュレータ50の両者に対して
使用可能とされている。ここで、上記ガイド40と異な
る点は、テープ30が挿通されるテープ挿通孔77と、
ワイヤが挿通されるワイヤ挿通孔78とが別の位置に形
成されている点である。つまり、延出部74内にはワイ
ヤ挿通孔78が形成されており、延出部74とテープ摺
動面72との間にテープ挿通孔77が図の下方向に向け
て形成されている。
る。図7(A),(B)に示すように、ガイド70は上
述したようにテープ30が摺動可能なテープ摺動面72
と、ワイヤ51が摺動可能なワイヤ摺動溝76とを有し
ており、テープ式のウインドウレギュレータ10および
ワイヤ式のウインドウレギュレータ50の両者に対して
使用可能とされている。ここで、上記ガイド40と異な
る点は、テープ30が挿通されるテープ挿通孔77と、
ワイヤが挿通されるワイヤ挿通孔78とが別の位置に形
成されている点である。つまり、延出部74内にはワイ
ヤ挿通孔78が形成されており、延出部74とテープ摺
動面72との間にテープ挿通孔77が図の下方向に向け
て形成されている。
【0022】上記ガイド70のように、テープ挿通孔7
7とワイヤ挿通孔78とを別の位置に設けることによっ
て、図8に示すようなテープ式パワーウインドウレギュ
レータ80を構成することが可能となる。つまり、テー
プ式パワーウインドウレギュレータ80は、モータの駆
動力によって駆動されるものであり、ホルダレール22
の下端部には、モータ28が取り付けられるブラケット
82が設けられている。そして、テープ30はモータ2
8内の図示しないスプロケットとガイド70とに巻き掛
けられて平行状態で支持されており、モータ28の回転
に応じて往復移動するようになっている。
7とワイヤ挿通孔78とを別の位置に設けることによっ
て、図8に示すようなテープ式パワーウインドウレギュ
レータ80を構成することが可能となる。つまり、テー
プ式パワーウインドウレギュレータ80は、モータの駆
動力によって駆動されるものであり、ホルダレール22
の下端部には、モータ28が取り付けられるブラケット
82が設けられている。そして、テープ30はモータ2
8内の図示しないスプロケットとガイド70とに巻き掛
けられて平行状態で支持されており、モータ28の回転
に応じて往復移動するようになっている。
【0023】そして、ガイド70は、ワイヤ挿通孔78
と延出部74内に形成されたワイヤ挿通孔78とを備え
ているため、ワイヤ式のマニュアルウインドウレギュレ
ータ50(図5参照)にも使用可能となる。
と延出部74内に形成されたワイヤ挿通孔78とを備え
ているため、ワイヤ式のマニュアルウインドウレギュレ
ータ50(図5参照)にも使用可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のウインドウ
レギュレータは、ワイヤあるいはテープが巻き掛けられ
るガイドを有し、このガイドは、ワイヤが摺動可能なワ
イヤ摺動部と、ワイヤが摺動可能なワイヤ摺動部とを有
しているため、ワイヤ式ウインドウレギュレータとテー
プ式ウインドウレギュレータとの使い分けが容易となる
といった効果を有する。
レギュレータは、ワイヤあるいはテープが巻き掛けられ
るガイドを有し、このガイドは、ワイヤが摺動可能なワ
イヤ摺動部と、ワイヤが摺動可能なワイヤ摺動部とを有
しているため、ワイヤ式ウインドウレギュレータとテー
プ式ウインドウレギュレータとの使い分けが容易となる
といった効果を有する。
【図1】本発明の実施の形態に係るウインドウレギュレ
ータの取付状態を示す側面図である。
ータの取付状態を示す側面図である。
【図2】実施の形態に係るテープ式パワーウインドウレ
ギュレータの側面図である。
ギュレータの側面図である。
【図3】テープ式パワーウインドウレギュレータを構成
するテープおよびテープカバーを示す斜視図である。
するテープおよびテープカバーを示す斜視図である。
【図4】ウインドウレギュレータを構成するガイドを示
す正面図および側面図である。
す正面図および側面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るワイヤ式マニュアル
ウインドウレギュレータの側面図である。
ウインドウレギュレータの側面図である。
【図6】ワイヤ式マニュアルウインドウレギュレータを
構成するワイヤおよびワイヤカバーを示す斜視図であ
る。
構成するワイヤおよびワイヤカバーを示す斜視図であ
る。
【図7】ウインドウレギュレータを構成するガイドの変
形例を示す正面図および側面図である。
形例を示す正面図および側面図である。
【図8】テープ式パワーウインドウレギュレータの変形
例を示す側面図である。
例を示す側面図である。
10 テープ式パワーウインドウレギュレータ 20 ウインドウガラス 22 ホルダレール 30 テープ(帯体) 36 キャリアプレート(ホルダ) 40,70 ガイド 42,72 テープ摺動面(帯体摺動部) 46,76 ワイヤ摺動溝(ワイヤ摺動部) 50 ワイヤ式マニュアルウインドウレギュレータ 51 ワイヤ 80 テープ式パワーウインドウレギュレータ
Claims (1)
- 【請求項1】 ウインドウガラスが保持されるホルダに
連結された環状のワイヤあるいは帯体を駆動して前記ウ
インドウガラスをホルダレールに沿って昇降させるウイ
ンドウレギュレータにおいて、 前記ホルダレールの少なくとも一端に前記ワイヤあるい
は前記帯体が巻き掛けられるガイドを設け、 前記ガイドは、前記ワイヤが摺動可能なワイヤ摺動部
と、前記帯体が摺動可能な帯体摺動部とを有することを
特徴とするウインドウレギュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8060015A JPH09228735A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | ウインドウレギュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8060015A JPH09228735A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | ウインドウレギュレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09228735A true JPH09228735A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=13129825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8060015A Pending JPH09228735A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | ウインドウレギュレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09228735A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100401746B1 (ko) * | 2001-04-10 | 2003-10-17 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 레일 및 모터 일체형 파워윈도우 레귤레이터 |
JP2010112115A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Bunka Shutter Co Ltd | オーバヘッドドア |
-
1996
- 1996-02-21 JP JP8060015A patent/JPH09228735A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100401746B1 (ko) * | 2001-04-10 | 2003-10-17 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 레일 및 모터 일체형 파워윈도우 레귤레이터 |
JP2010112115A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Bunka Shutter Co Ltd | オーバヘッドドア |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5505022A (en) | Window regulator | |
US7905057B2 (en) | Universal cable window regulator assembly for vehicles | |
US7627989B2 (en) | Drive device for wire-type window regulator | |
JP2984407B2 (ja) | パワーウインド装置 | |
EP0164115B1 (en) | Driver unit for use in window regulators | |
JPH09228735A (ja) | ウインドウレギュレータ | |
JPH0921272A (ja) | ウインドウレギュレータ | |
US6637803B2 (en) | Motor vehicle door drive mechanism, with corresponding door, carriage and vehicle | |
JPH1193514A (ja) | 車両用スライドドアの給電構造 | |
JP3756424B2 (ja) | ワイヤ式ウィンドレギュレータ | |
JPH0538225Y2 (ja) | ||
JPS6226533Y2 (ja) | ||
KR100217658B1 (ko) | 자동차용 도어 레귤레이터 장치 | |
JPH0635095Y2 (ja) | 自動車用ワイヤー式ウインドレギュレータ | |
CN218899134U (zh) | 窗帘机、窗帘组件及幕布组件 | |
JP2524160Y2 (ja) | ドアウインドウレギュレータ | |
JPH0250277B2 (ja) | ||
JPH0438062Y2 (ja) | ||
JP3971067B2 (ja) | ウインドレギュレータ | |
JPS6036695Y2 (ja) | 窓ガラス昇降装置に於けるロ−ラピン取付具 | |
JP2002322864A (ja) | ワイヤ式ウィンドレギュレータ | |
JP2577867B2 (ja) | カーテンの構造 | |
JPH0523739Y2 (ja) | ||
JP3798646B2 (ja) | ウインドレギュレータ | |
JPS6036696Y2 (ja) | 窓ガラス昇降装置 |