JPH0921272A - ウインドウレギュレータ - Google Patents

ウインドウレギュレータ

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JPH0921272A
JPH0921272A JP7169957A JP16995795A JPH0921272A JP H0921272 A JPH0921272 A JP H0921272A JP 7169957 A JP7169957 A JP 7169957A JP 16995795 A JP16995795 A JP 16995795A JP H0921272 A JPH0921272 A JP H0921272A
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JP
Japan
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sprocket
window regulator
window glass
window
worm wheel
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Application number
JP7169957A
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English (en)
Inventor
Kazuma Shibata
一馬 柴田
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/02Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H1/04Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members
    • F16H1/12Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes
    • F16H1/16Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes comprising worm and worm-wheel

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウインドウガラスのロック時の衝撃を吸収し
つつ、部品点数を減らしてコストを削減できるウインド
ウレギュレータを得る。 【解決手段】 モータ28の回転がスプロケット30に
伝わり、スプロケット30に巻きかけられた帯体36が
回転すると、帯体36に取り付けられたキャリアプレー
ト56に支持されたウインドウガラス20が昇降する。
帯体36はポリエステルエラストマーで成形されてお
り、ウインドウガラス20がドア12のサッシュ12A
に当たって衝撃が生じても、この衝撃は帯体36で吸収
される。モータ28からスプロケット30までの回転が
伝達される経路に、従来用いられているような緩衝部材
や回転板等を必要としないため、部品点数を減らすこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両のウインドウガ
ラスを昇降させるウインドウレギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】車両のウインドウガラスを昇降させるウ
インドウレギュレータとして、図7〜図9に示すよう
に、図示しないウインドウガラスと連結した帯体をモー
タによって回転させて、ウインドウガラスを昇降させる
ウインドウレギュレータ100がある。
【0003】図8及び図9に示すように、このウインド
ウレギュレータ100を構成するウォームホイール10
6の凹部106Aには、合成ゴムで成形された緩衝部材
108が嵌合されている。緩衝部材108には溝部10
8Aが設けられており、この溝部108Aに回転板11
0の係合片110Aが挿入されて係合する。回転板11
0の中央には小判形軸挿入孔112が形成されており、
この挿入孔112に小判形の断面を持つ出力軸114が
挿入されている。出力軸114には、前述の帯体の一端
を巻き掛けたスプロケット102が取り付けられてい
る。
【0004】従って、図示しないモータの回転が、ウォ
ーム104を介してウォームホイール106に伝えられ
て、ウォームホイール106が回転すると、緩衝部材1
08も回転する。緩衝部材108の溝部108Aには係
合片110Aが係合しているため、回転板110も回転
する。これによって、挿入孔112に挿入された出力軸
114も回転する。
【0005】このように、出力軸114が回転して、ス
プロケット102が回転し、このスプロケット102の
回転に伴って帯体がウインドウガラスを昇降させるが、
ウインドウガラスがドアのサッシュに当たる等の原因に
よって、出力軸114の回転が急に止められると衝撃が
生じ、回転板110の回転も急に止められる。但し、緩
衝部材108が設けられているので、緩衝部材108が
周方向に圧縮変形し、出力軸114及び回転板110の
回転が急に止められる際の衝撃を吸収してウォーム10
4とウォームホイール106との間の噛み込みを防止し
ている。このため、ウォーム104とウォームホイール
106との間で、いわゆる噛み込みが生じ、モータを逆
転する際の起動電圧が大幅に上昇してウインドウガラス
が動かなくなってしまうおそれはなくなる。
【0006】このように、従来のウインドウレギュレー
タ100では、出力軸114の回転が急に止められた時
のウォーム104とウォームホイール106との間の噛
み込みを防止するために、緩衝部材108及び回転板1
10を必要としているため、部品点数の増加を伴い、コ
スト高の原因になっていた。
【0007】また、ウインドウガラスがドアのサッシュ
に当たる等の原因によって生じる衝撃は、帯体からスプ
ロケット102、出力軸114、回転板110を順に経
て、緩衝部材108によって吸収されるため、この衝撃
の伝達経路の途中にある出力軸114には強度が必要と
される。しかし、この構成では、径方向のスペースを大
きく取れないので、出力軸114の径を大きくできな
い。このため、出力軸114は金属で成形する必要があ
り、安価な樹脂を用いて成形することができなかった。
【0008】一方、他にワイヤ式やセクタ式のウインド
ウレギュレータも現在用いられているが、このようなウ
インドウレギュレータでは、ウインドウレギュレータを
構成するワイヤあるいはアームの剛性が高いため、上記
したような衝撃をウインドウレギュレータで吸収するこ
とが困難であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、ウインドウガラスのロック時の衝撃を吸収しつ
つ、部品点数を減らしてコストを削減できるウインドウ
レギュレータを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るウインド
ウレギュレータは、モータに取り付けられた駆動ギヤ
と、前記駆動ギヤに噛み合う被動ギヤと、前記被動ギヤ
の回転軸と同軸的に設けられ該回転軸と一体的に回転す
るスプロケットと、前記スプロケットに巻き掛けられ少
なくとも一部が樹脂製弾性材料により形成されて巻き掛
け方向に弾性変形可能とされ、回転してウインドウガラ
スを昇降させる帯体と、を有することを特徴とする。
【0011】従って、モータの回転が駆動ギヤを介して
被動ギヤに伝わり、さらにスプロケットに伝わる。この
スプロケットに巻き掛けられた帯体の回転によって、ウ
インドウガラスが昇降するようになっている。
【0012】ウインドウガラスが昇降する際に、例えば
ウインドウガラスの上端がドアのサッシュに当たる等の
原因によって、ウインドウガラスのスライドがロックさ
れる。ここで、帯体は、少なくとも一部が樹脂製の弾性
材料により形成されているため、この帯体の巻き掛け方
向に弾性変形してロック時の衝撃を吸収する。このた
め、例えば駆動ギヤとしてウォームが用いられ、被動ギ
ヤとしてウォームホイールが用いられている場合に、ウ
ォームとウォームホイールが噛み込んでモータを逆転す
る際の起動電圧の上昇を抑えることができ、ウインドウ
ガラスが動かなくなってしまうということがない。
【0013】また、このようにロック時の衝撃を吸収し
てウォームとウォームホイールの噛み込みを防止できる
ので、従来用いられてきたゴムクッション等の部材を必
要としない。従って、部品点数が少なくなる他、加工
費、加工工程等も少なくなり、コストの低減を図ること
ができる。
【0014】請求項2に係るウインドウレギュレータ
は、前記帯体を形成する樹脂製弾性材料がポリエステル
を素材としていることを特徴とする。
【0015】従って、帯体を形成する樹脂製の弾性材料
がポリエステルを素材とした材料で形成されているた
め、帯体は全体として弾性に優れたものとなり、ロック
時の衝撃が大きくても、この衝撃を十分に吸収すること
ができる。また、耐久性にも優れたものとなる。
【0016】請求項3に係るウインドウレギュレータ
は、前記帯体を形成する樹脂製弾性材料がナイロンを素
材としていることを特徴とする。
【0017】従って、帯体を形成する樹脂製の弾性材料
がナイロンを素材とした材料で形成されているため、帯
体は全体として弾性に優れたものとなり、ロック時の衝
撃が大きくても、この衝撃を十分に吸収することができ
る。また、耐久性にも優れたものとなる。
【0018】請求項4に係るウインドウレギュレータ
は、前記被動ギヤと前記回転軸とを一体に形成したこと
を特徴とする。
【0019】従って、被動ギヤと、この被動ギヤの回転
軸とが一体成形されているため、部品点数を削減し、コ
ストを低減できる。
【0020】請求項5に係るウインドウレギュレータ
は、前記回転軸と前記スプロケットとを一体的に形成し
たことを特徴とする。
【0021】従って、スプロケットと、このスプロケッ
トの回転軸とが一体成形されているため、部品点数を削
減し、コストを低減できる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1〜図4には本発明の第1の実
施の形態に係るウインドウレギュレータ10が示されて
いる。図1〜図3に示すように、ドア12のインナパネ
ル14には、ウインドウレギュレータ10の上部ブラケ
ット16及び下部ブラケット18が上下に配置されて取
り付けられている。この上部ブラケット16と下部ブラ
ケット18との間には、ウインドウガラス20の昇降軌
道に合わせて弓なりに成形されたガイドレール22が掛
け渡されている。ガイドレール22は、図1に示すよう
に、ドア12の上下方向に沿って延びるように配置され
て相互に対向する一対のガイドフレーム24、26の間
に配設され、ガイドレール22の長手方向がガイドフレ
ーム24、26の長手方向とほぼ平行となっている。こ
のガイドフレーム24、26は、ウインドウガラス20
の車両前後方向の両端をスライド可能に支持している。
【0023】図4に示すように、下方に配設された下部
ブラケット18には、内部に被動ギヤとしてのウォーム
ホイール34が回転可能に配設されたハウジング32及
びモータ28が取り付けられており(図2参照)、帯体
36が巻き掛けられると共に(図2及び図3参照)回転
軸30Aが樹脂によって一体成形されたスプロケット3
0がハウジング32に支持されている。これらモータ2
8、スプロケット30及びハウジング32により、ウイ
ンドウレギュレータ10の駆動部が構成されている。モ
ータ28の駆動軸には駆動ギヤとしてのウォーム38が
取り付けられており、このウォーム38がウォームホイ
ール34と噛み合って、モータ28の回転がウォームホ
イール34に伝わるようになっている。
【0024】一方、スプロケット30の回転軸30A
は、ウォームホイール34の中心に形成された軸孔40
に挿入され、スナップリング42で固定されている。こ
れにより、ウォームホイール34とスプロケット30と
は一体となって回転するようになっている。
【0025】ハウジング32の一端には開口が設けら
れ、カバー44でその開口が閉止されている。また、ハ
ウジング32と回転軸30Aとの間にはOリング46が
介在されている。カバー44及びOリング46によっ
て、ハウジング32内への雨、埃等の侵入が阻止されて
いる。
【0026】上部ブラケット16より上方のガイドレー
ル22の部分には、半円柱形状のガイド体48が、円弧
状に形成された側面であるガイド面50を上にして取り
付けられている。ガイド面50の上部には、ガイド面を
側方から覆うカバー52が設けられている。
【0027】図2に示すように、ポリエステルを素材と
した材料を用いてテープ状に成形された帯体36は、ス
プロケット30及びガイド体48に巻き掛けられてお
り、この帯体36の両端は、それぞれスライダ54に取
り付けられていて、このスライダ54によって両端が連
結されて、帯体36が環状となっている。スライダ54
には、ウインドウガラス20の下端が固定支持されるキ
ャリアプレート56が取り付けられている。
【0028】図3に示すように、帯体36には長手方向
に沿って矩形の係合孔58が一定間隔で連続して形成さ
れており、この係合孔58の1つ1つがスプロケット3
0の歯の1つ1つに対応して係合する。これにより、帯
体36が、スプロケット30の回転によって回転する際
に、スプロケット30と帯体36との間に滑りが生じて
スプロケット30が空回りしたり、帯体36が幅方向に
ずれたりすることが阻止されている。
【0029】また、ガイド体48に巻き掛けられた帯体
36は、ガイド面50に当接して、ガイド面50を摺動
しながら回転するようになっている。
【0030】次に、第1の実施の形態に係るウインドウ
レギュレータ10の作用を説明する。乗員がウインドウ
ガラス20を昇降させようとして、図示しないスイッチ
を押すと、モータ28が駆動する。モータ28の回転は
ウォーム38から、このウォーム38に噛み合うウォー
ムホイール34に伝わる。これにより、スプロケット3
0もウォームホイール34と一体となって回転するた
め、スプロケット30及びガイド体48に巻き掛けられ
た帯体36が回転し、帯体36にスライダ54を介して
連結されたキャリアプレート56が移動するのに伴っ
て、キャリアプレート56に固定支持されたウインドウ
ガラス20が昇降する。例えばウインドウガラス20を
上昇させるときには、スプロケット30を反時計方向
(図1及び図2参照)に回転させればよい。
【0031】ウインドウガラス20は、上昇によってド
ア12のサッシュ12A(図1参照)に当たって上昇が
阻止され、このとき衝撃が生じる。
【0032】ここで、帯体36はポリエステルによって
成形されているため、巻き掛け方向に弾性変形する。こ
のため、ウインドウガラス20がサッシュ12Aに当た
って生じる衝撃は、この帯体36の弾性変形によって吸
収される。従って、ウォーム38とウォームホイール3
4が噛み込んで、モータ28を逆転する際の起動電圧が
大幅に上昇することがなく、ウインドウガラス20が動
かなくなってしまうということもない。
【0033】このように、本実施の形態では、ウインド
ウガラス20がサッシュ12Aに当たることによって生
じる衝撃を吸収できるので、ウォーム38とウォームホ
イール34との噛み込みを防止するために、従来のよう
に、緩衝部材や回転板等を必要としない。従って、部品
点数及び製造工程が少なくなり、コストの低減を図るこ
とができる。また、緩衝部材や回転板等を必要としない
分だけスペース的に余裕ができるため、狭い場所にウイ
ンドウレギュレータ10を取り付けたり、回転軸30A
の径を大きくして剛性を高めたりすることが可能にな
る。
【0034】また、本実施の形態では、スプロケット3
0に帯体36を巻き掛けており、従来技術として説明し
たワイヤ式のウインドウレギュレータのように2本のワ
イヤを巻き取り用ドラムへ互いに反対方向に巻き付ける
必要がないので、スプロケット30と回転軸30Aと
を、樹脂を用いて一体成形する際の支障が生じない。そ
して、スプロケット30と回転軸30Aとを一体成形す
ることにより、部品点数が少なくなり、材料費が削減で
きるほか、加工も容易となって、コストを低減できる。
【0035】図5には、本発明の第2の実施の形態に係
るウインドウレギュレータ70が示されている。尚、第
1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の
符号を付し、重複した説明を省略する。
【0036】このウインドウレギュレータ70は第1の
実施の形態のウインドウレギュレータ10と異なり、ウ
ォームホイール72とその回転軸72Aとが樹脂によっ
て一体成形されている。スプロケット74には軸孔76
が設けられており、この軸孔76に回転軸72Aが挿入
されて固定されている。このため、第2の実施の形態の
ウインドウレギュレータ70においても第1の実施の形
態と同様、ウォームホイール72とスプロケット74と
は一体となって回転する。
【0037】従って、第2の実施の形態のウインドウレ
ギュレータ70も第1の実施の形態のウインドウレギュ
レータ10と同様に、部品点数が少なくなり、コストを
低減できる。
【0038】図6には、本発明の第3の実施の形態に係
るウインドウレギュレータ80が示されている。尚、第
1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の
符号を付し、重複した説明を省略する。
【0039】このウインドウレギュレータ80は第1の
実施の形態のウインドウレギュレータ10及び第2の実
施の形態のウインドウレギュレータ70と異なり、ウォ
ームホイール82とその回転軸84及びスプロケット8
6が別体に成形されている。ウォームホイール82の中
心には軸孔88が形成され、一方スプロケット86の中
心には軸孔90が形成されている。回転軸84はこれら
2つの軸孔88、90に挿入されて固定されている。こ
のため、第3の実施の形態のウインドウレギュレータ8
0においても第1の実施の形態及び第2の実施の形態と
同様、ウォームホイール82とスプロケット86とは一
体となって回転する。
【0040】このように、ウォームホイール82、回転
軸84及びスプロケット86をそれぞれ別体とすれば、
部品点数こそ多くなるが、これらの組み付けが容易とな
る。また、緩衝部材や回転板等は必要としないため、従
来と比較して結果的に製造コストが低くなる。
【0041】なお、上記各実施の形態においては、帯体
36が全体にわたってポリエステルを素材とした材料で
成形されている例を示したが、特に帯体36全体がポリ
エステルを素材とした材料で成形されていなくともよ
く、例えば樹脂製の弾性材料であるナイロンを素材とし
た材料を用いてもよい。ウインドウガラス20がサッシ
ュ12Aに当たることによって生じる衝撃を吸収し、ウ
ォーム38とウォームホイール34との噛み込みを防止
できればよく、例えば、帯体36の一部がポリエステル
を素材とした材料で成形され、他の部分は剛性の高い金
属製のワイヤが用いられている場合であってもよい。
【0042】また、上記各実施の形態においては、駆動
ギヤとしてウォーム38を用い、被動ギヤとしてウォー
ムホイール34を用いたが、特にウォーム38及びウォ
ームホイール34を用いなくとも、モータ28の回転が
スプロケット30に確実に伝えられるのであれば、特に
構成は限定されない。例えば、通常用いられる平行軸歯
車を用いてもよい。この場合においても、ウインドウガ
ラス20がサッシュ12Aに当たることによって生じる
衝撃は、ポリエステルを素材とした材料によって成形さ
れた帯体36によって吸収されるので、平行軸歯車間に
噛み込みが生じるおそれはない。
【0043】そして、上記各実施の形態では、樹脂材料
を用いてスプロケット30あるいはウォームホイール3
4を回転軸と一体成形したが、アルミニウム等のような
金属で一体成形することとしてもよい。
【0044】さらに、上記各実施の形態では、ウインド
ウガラス20が上下方向にのみ昇降する場合について説
明したが、ウインドウガラス20が水平方向や斜め方向
にスライドする場合であってもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、ウインド
ウガラスのロック時の衝撃を吸収しつつ、部品点数を減
らしてコストを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るウインドウレギュレー
タのドアへの取付状態を車両幅方向から見たドアの正面
部分破断図である。
【図2】第1の実施の形態に係るウインドウレギュレー
タを車両幅方向から見た正面図である。
【図3】第1の実施の形態に係るウインドウレギュレー
タを車両後方から見た側面図である。
【図4】第1の実施の形態に係るウインドウレギュレー
タの駆動部の断面図である。
【図5】第2の実施の形態に係るウインドウレギュレー
タの駆動部の断面図である。
【図6】第3の実施の形態に係るウインドウレギュレー
タの駆動部の断面図である。
【図7】従来のウインドウレギュレータの駆動部の正面
図である。
【図8】従来のウインドウレギュレータの駆動部の断面
図である。
【図9】従来のウインドウレギュレータの駆動部の分解
斜視図である。
【符号の説明】
10 ウインドウレギュレータ 28 モータ 30 スプロケット 30A 回転軸 34 ウォームホイール(被動ギヤ) 36 帯体 38 ウォーム(駆動ギヤ) 70 ウインドウレギュレータ 72 ウォームホイール(被動ギヤ) 72A 回転軸 74 スプロケット 80 ウインドウレギュレータ 82 ウォームホイール(被動ギヤ) 84 回転軸 86 スプロケット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータに取り付けられた駆動ギヤと、前
    記駆動ギヤに噛み合う被動ギヤと、前記被動ギヤの回転
    軸と同軸的に設けられ該回転軸と一体的に回転するスプ
    ロケットと、前記スプロケットに巻き掛けられ少なくと
    も一部が樹脂製弾性材料により形成されて巻き掛け方向
    に弾性変形可能とされ、回転してウインドウガラスを昇
    降させる帯体と、を有することを特徴とするウインドウ
    レギュレータ。
  2. 【請求項2】 前記帯体を形成する樹脂製弾性材料がポ
    リエステルを素材としていることを特徴とする請求項1
    記載のウインドウレギュレータ。
  3. 【請求項3】 前記帯体を形成する樹脂製弾性材料がナ
    イロンを素材としていることを特徴とする請求項1記載
    のウインドウレギュレータ。
  4. 【請求項4】 前記被動ギヤと前記回転軸とを一体に形
    成したことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のウ
    インドウレギュレータ。
  5. 【請求項5】 前記回転軸と前記スプロケットとを一体
    的に形成したことを特徴とする請求項2又は請求項3記
    載のウインドウレギュレータ。
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