JPH09228615A - 床構造 - Google Patents
床構造Info
- Publication number
- JPH09228615A JPH09228615A JP8038595A JP3859596A JPH09228615A JP H09228615 A JPH09228615 A JP H09228615A JP 8038595 A JP8038595 A JP 8038595A JP 3859596 A JP3859596 A JP 3859596A JP H09228615 A JPH09228615 A JP H09228615A
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- Japan
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- floor
- support
- sheet material
- floor structure
- piece
- Prior art date
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- Pending
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- Floor Finish (AREA)
Abstract
て、不陸による段差をなくすとともに、施工も容易に行
うことができる床構造の提供。 【解決手段】 床基盤1上に支持体2を配設し、この支
持体2によって床パネル3を床基盤1から離間させて支
持して成る床構造において、略垂直な二辺を有する板状
片を支持片4とし、この支持片4四枚をそれぞれの略垂
直な二辺を互いに隣接させた状態に配するとともに、フ
レキシブルなシート材5によってそれぞれを連結して前
記支持体2を形成し、この支持体2のそれぞれの支持片
4上に床パネル3の角部を配設している。
Description
しくは、床パネルが床基盤上に、支持体を介して浮いた
状態で支持されるような、二重構造を有する床構造に関
する。
階下に振動または騒音が伝わりにくい利点、または、O
Aフロアーなどのように、床下に配線または配管などを
配設できる利点などが好まれて種々用いられている。
5に示すようなものがよく知られている。
を支持体とする床構造である。この床構造では、床パネ
ルとなる略正方形の板21の四隅を、アジャスターボルト
20によって、水平レベルを調整して支持し、この略正方
形の板21の上にカーペット7などを敷設施工している。
床基盤となるコンクリートスラブなどの不陸が、このア
ジャスターボルト20によって調整されるので、床パネル
となる略正方形の板21を、段差なく施工することができ
るものである。しかし、多数のアジャスターボルト20を
調整する必要がある点で、施工に手間がかかることも事
実である。
ターボルト20の調整を省いた、簡易な施工が可能なもの
である。この床構造では、高さ調整機能を有しない支持
脚を一体に備える分割ブロック22を、略隙間を開けずに
床基盤上に配し、このような分割ブロック22の上にカー
ペット7などを敷設施工している。しかし、このような
床構造では、床基盤の不陸による段差の問題は解決され
ないままとなる点で不満が残るものである。
っては、床基盤の不陸に関する問題は解消されるもの
の、施工の簡便性については不満であり、逆に後者の従
来例にあっては、施工は簡便であるものの、不陸に関す
る問題が解消されない点で不満である。
ためになされたものであり、その目的は、配管・配線ス
ペースを有する二重床であって、不陸による段差をなく
すとともに、施工も容易に行うことができる床構造の提
供にある。
項1記載の発明は、床基盤1上に支持体2を配設し、こ
の支持体2によって床パネル3を床基盤1から離間させ
て支持して成る床構造において、略垂直な二辺を有する
板状片を支持片4とし、この支持片4四枚をそれぞれの
略垂直な二辺を互いに隣接させた状態に配するととも
に、フレキシブルなシート材5によってそれぞれを連結
して前記支持体2を形成し、この支持体2のそれぞれの
支持片4上に床パネル3の角部を配設して成ることを特
徴として構成している。
シブルなシート材5によって連結されているので、床基
盤1に不陸があっても、支持片4の隣接する縁部に上下
差ができず、段差が生じることがほとんどなくなってい
る。このため、支持片4上にそれぞれ隣接する床パネル
3にも段差が生じにくくなっている。
弾性を有するシート材5として成ることを特徴として構
成している。
弾性によって、振動等が遮られて床基盤1に伝わりにく
くなっている。
のいずれかに記載の発明において、支持体2を構成する
略垂直な二辺の直交する角部およびそれぞれの辺の端部
側に支持脚6を設けて成ることを特徴として構成してい
る。
ート材5は、三個の支持脚6を介して床基盤1から浮い
た状態となって、床基盤1と支持片4またはシート材5
とが接することがなく、より大きな不陸に対応すること
ができる。
のいずれかに記載の発明において、支持脚6を床基盤1
方向に進退自在に形成して成ることを特徴として構成し
ている。
せることによって、必要に応じてより大きな不陸に対応
することができる。
ないし図3を参照して以下に説明する。
す断面図であり、支持体2の周辺を示している。図2は
同床構造を示す平面図である。
を示す断面図である。これらの図に示すように、この実
施の形態の床構造は、コンクリートスラブなどの床基盤
1上に支持体2を配設し、この支持体2によって床パネ
ル3を床基盤1から離間させて支持しているものであっ
て、いわゆる二重床または浮き床構造などと称されるも
のである。そして、この実施の形態のものは、支持体2
を以下のように構成していることを特徴としている。
持片4とし、この支持片4四枚をそれぞれの略垂直な二
辺を互いに隣接させた状態に配するとともに、フレキシ
ブルなシート材5によってそれぞれを連結して支持体2
が形成されている。
持体2のそれぞれの支持片4上にそれぞれ異なる床パネ
ル3の角部を配設し、さらに床表面にカーペット7など
の表面材を敷設して床の仕上げ施工がなされているので
ある。なお、この図においては、床パネル3を想像線に
て示している。
不陸があっても、支持片4がフレキシブルなシート材5
によって連結されているので、支持片4の隣接する縁部
に上下差ができず、段差が生じることがほとんどなくな
っている。このため、支持片4上にそれぞれ隣接する床
パネル3にも段差が生じにくく、カーペット7などによ
って仕上げられる床表面に凹凸が目立たないものになっ
ている。
材などが用いられ、これらの図のものでは略直角二等辺
三角形のものを用いているが、特に三角形状に限る訳で
はなく、要は、略垂直な二辺を有するものであれば、略
L字型または略1/4円形など、任意の形状のものを用
いることができる。
ルなシート材5として、ゴム弾性を有するゴム弾性シー
ト材を用いており、このゴム弾性シート材が振動および
騒音などを吸収することができるものである。このた
め、階下に振動および騒音などが伝わりにくく、二階以
上の床に好適な床構造となっている。
して上下に二枚が接着されているが、この支持片4は一
枚のみでもよく、一枚の両側にシート材5を配してもよ
く、また、より多数枚であってもよいものである。より
多数枚とした場合には、ゴム弾性を有するシート材5も
多数枚となって、より振動および騒音が伝わりにくい床
構造を得ることができる。
支持体2を構成する略垂直な二辺の直交する角部および
それぞれの辺の端部側に、支持脚6が設けられている。
したがって、支持片4またはシート材5は、三個の支持
脚6を介して床基盤1から浮いた状態となって、床基盤
1と支持片4またはシート材5とが接することがなく、
より大きな不陸に対応することができるものになってい
る。
する孔に螺合して床基盤1側に突出するように形成さ
れ、床基盤1方向に進退自在なものになっている。した
がって、シート材5の機能によってカバーしきれないよ
うな特に大きな不陸に対しては、必要に応じて支持脚6
を進退させることによって対処することができるのであ
る。
床パネル3と支持体2の略中央部とに、それぞれに設け
た透孔11、12に位置合わせ螺子10を挿通している。そし
て、支持体2側の透孔12の上面周囲を球面のテーパー面
13に形成するとともに、このテーパー面13に対応した球
面を下面に有する介在片14を、前記位置合わせ螺子10に
挿通し、この介在片14を支持部として床パネル3角部を
支持している。
に一体化された球状突起に形成することもできる。
によって、床パネル3は支持片14上に隙間を開けて支持
され、介在片14とテーパー面13との滑らかな球面で衝動
することができるのである。したがって、床パネル3は
床基盤1の不陸に対応する支持片4の動きに滑らかに追
随し支持され、支持片4の縁部に接触して押し上げられ
たりすることもなく、隣合う床パネル3との間に段差が
より生じにくくなっている。
であるが、上記したものとは異なる床構造を示してい
る。この床構造は、上記した床構造における支持脚6と
介在片14とを省いた構成のものである。このような構成
においても、隣り合う四個の支持片4がシート材5によ
って隣接した位置に連結されている。このため、それぞ
れの隣接する縁部が、床基盤1の不陸に対応してバラバ
ラに上下に異なる位置になることがなく、施工される床
表面に段差が生じにくいという効果を同様に奏すること
ができるものになっている。
キシブルなシート材によって連結されているので、床基
盤に不陸があっても、隣接する支持片上に支持されるそ
れぞれの床パネルに段差が生じにくくなっている。した
がって、特に不陸に対応してアジャスターボルトによる
水平レベル出しなどのような調整作業を行うことなく、
段差のない床面を施工することができ、床下に配管・配
線スペースを有する二重床を容易に施工することができ
る。
て、振動または騒音が遮られて床基盤に伝わりにくく、
より振動または騒音が階下に伝わりにくい二重床が得ら
れている。
レキシブルなシート材が直接床基盤に接することがな
く、支持脚を介して床基盤から浮いた状態となるので、
より大きな不陸に対応することができる。
せて調整することによって、特に大きな不陸にも対応す
ることができる。
す断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 床基盤上に支持体を配設し、この支持体
によって床パネルを床基盤から離間させて支持して成る
床構造において、略垂直な二辺を有する板状片を支持片
とし、この支持片四枚をそれぞれの略垂直な二辺を互い
に隣接させた状態に配するとともに、フレキシブルなシ
ート材によってそれぞれを連結して前記支持体を形成
し、この支持体のそれぞれの支持片上に床パネルの角部
を配設して成ることを特徴とする床構造。 - 【請求項2】 シート材をゴム弾性を有するシート材と
して成ることを特徴とする請求項1記載の床構造。 - 【請求項3】 支持体を構成する略垂直な二辺の直交す
る角部およびそれぞれの辺の端部側に支持脚を設けて成
ることを特徴とする請求項1ないし2のいずれかに記載
の床構造。 - 【請求項4】 支持脚を床基盤方向に進退自在に形成し
て成ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
記載の床構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8038595A JPH09228615A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8038595A JPH09228615A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 床構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09228615A true JPH09228615A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12529651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8038595A Pending JPH09228615A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 床構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09228615A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011142046A1 (ja) * | 2010-05-14 | 2011-11-17 | スガツネ工業株式会社 | 戸開閉装置 |
-
1996
- 1996-02-27 JP JP8038595A patent/JPH09228615A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011142046A1 (ja) * | 2010-05-14 | 2011-11-17 | スガツネ工業株式会社 | 戸開閉装置 |
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