JPH09226828A - 電子部品のテーピング包装方法及び包装用テープ - Google Patents

電子部品のテーピング包装方法及び包装用テープ

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JPH09226828A
JPH09226828A JP3343896A JP3343896A JPH09226828A JP H09226828 A JPH09226828 A JP H09226828A JP 3343896 A JP3343896 A JP 3343896A JP 3343896 A JP3343896 A JP 3343896A JP H09226828 A JPH09226828 A JP H09226828A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時にテープからゴミやほこりがでず、外
部からゴミやほこりの侵入や酸化を防止できるテーピン
グ包装方法の提供。 【解決手段】 密閉構造の容器12の中に包装した電子
部品2を収納し、開閉可能な取り出し口13とガスを封
入可能なガス流入口14を持つ。容器内部に粘着テープ
の張り付け機構6と剥離機構11を設ける。ガス流入口
14から不活性ガスを封入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品、あるいはそ
の中でも特に封止成形されていない裸の半導体素子を輸
送、搬送するのに好適なテーピング包装方法及び包装用
テープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品テーピング包装方法につ
いて、図14を参照しながら説明する。電子部品を梱包
したテープ76は、部品供給用リール80に巻き取ら
れ、パーツカセットと呼ばれる部品供給機構にセットさ
れる。このカセットは電子部品装着機に取り付けられ、
部品取り出し部61から吸着ノズルを用いて部品を吸着
し、取り出される。テープ76に梱包した電子部品のピ
ッチ分を送ることにより、常に同じ位置で部品を吸着す
ることができる。通常の使用環境は一般的な常温、常湿
である。部品を取り出した後のテープ76は順次切断さ
れ廃棄される。
【0003】図15は、特開平4−171895号公報
に記載の従来例を示している。31は電子部品を等間隔
に封入したテープで、その表面は電子部品が飛び出るの
を防ぐためのカバーテープ31aで覆われている。37
は各部を配置、収納するケースで、このケース37は、
電子部品を取り出すための窓37aと、テープ31から
カバーテープ31aを剥離する手段37bと、テープ供
給位置決めを行なうための検出窓37cと、ケース37
の前後方向の位置決めを行なうための凹部37dと、並
列方向の位置決めを行うための溝37eとで構成されて
いる。
【0004】従来の包装用テープは、以下に示すように
3種類の方式がある。
【0005】まず1つは、図16〜図18に示すよう
に、テープ幅方向に対して両端に位置決め用のスプロケ
ット穴73があり、中央部には電子部品を固定するため
に電子部品2の大きさに応じたエンボス部71aを設け
たエンボステープ71である。
【0006】以後この従来例をエンボス方式という。図
17は、図16のテープ幅方向のA3−A3’線断面図
である。テープ搬送面には部品を保持する目的でカバー
テープ72が張り付けられる。図18は、図16のテー
プの搬送方向B3−B3’線断面図である。
【0007】2つめは、図19〜図21に示すように、
比較的小さな電子部品の包装に用いられるテープであ
り、その材質として紙が一般的に用いられるが、樹脂が
用いられることもある。以後この従来例を紙テープ方式
という。テープ幅方向のA4−A4’線断面図を図20
に、テープ搬送方向のB4−B4’線断面図を図21に
示す。テープ76に電子部品2の大きさに応じた貫通孔
81をあけ、この中に電子部品2を配置し、底面にボト
ムテープ78を、上面にトップテープ77を張り付ける
ことで部品を保持する。テープの厚さは電子部品の厚さ
よりも厚いことが必要である。
【0008】3つめは図22、図23、図13に示すよ
うに、2方向にリードが存在する半導体パッケージであ
るSO−ICに用いられるテープである。テープ76上
の電子部品2を配置する位置に電子部品2より小さな穴
をあけ、電子部品を配置する面の反対の面から片面粘着
テープ79を張り付けることで部品を保持する。テープ
の材質は一般的に紙が用いられることから、以後この従
来例を粘着紙テープ方式という。幅方向のA5−A5’
線断面図を図23に、テープ搬送方向のB5−B5’線
断面図を図13に示す。粘着紙テープ方式では粘着テー
プの粘着力で電子部品を保持する方法のため前記2例の
従来方式のような凹部は存在しない。
【0009】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
のような構成の電子部品テーピング包装方法では下記の
ような問題がある。電子部品の中でもゴミやほこりに敏
感で、回路を構成する場合の接合品質に重要な欠点を与
えるような場合は、クリーンルームで作業しなければな
らない。たとえば、封止をしていない裸の半導体素子
(ベアIC)はゴミやほこりに非常に敏感で、回路を構
成する場合の接合品質に重要な欠点を与える場合があ
り、作業はクラス1000以下のクリーンルームが一般
的である。エンボスや紙テープの場合、使用中にスプロ
ケット穴の磨耗でゴミが発生し電子部品を汚染するとい
う問題がある。ベアICを梱包、搬送する手段はいまだ
確立しておらず、有効な手段が必要となっている。
【0010】また特開平4−171895号公報記載の
ものでは電子部品を包装したテープ31はケース37の
中に収納されているが、電子部品を取り出すための窓3
7aと、テープ供給位置決めを行なうための検出窓37
cが外部に開放しているため、それらの窓からゴミやほ
こりが侵入し、テープ31や電子部品に付着するという
問題がある。カバーテープ31aで電子部品を保護して
いる場合でも、テープ31にゴミやほこりが付着すると
電子部品を取り出したときに電子部品を汚染する。ま
た、テープを再使用する時に洗浄を行なう必要が生じる
ため作業が複雑となり、コストが高くなる。
【0011】電子部品の中でも割れたり欠けたりしやす
いものを扱う場合、エンボス方式や紙テープ方式では梱
包した後でも輸送時の振動や衝撃で内部で動くため、割
れたり欠けたりする。たとえば、封止をしていない裸の
半導体素子(ベアIC)をテーピング包装する場合に生
じる。粘着紙テープ方式の場合は部品が粘着力で保持さ
れているので輸送時に内部で動くことはないが、部品の
上面にカバーテープがないためリールに巻いた時に部品
とテープが接触し部品に傷や割れ、欠けが生じる。従来
例ではSO−ICのように封止された半導体に適用され
ており、部品上面が紙テープと接触しても機能的には全
く問題はない。ところが、ベアICの場合は上面は半導
体回路が形成されている面であり、傷に対して非常に弱
い。したがって、いずれの従来例でもベアICのような
電子部品をテーピング包装することはできない。
【0012】また、エンボス方式と紙テープ方式では、
電子部品のサイズが変わる毎に電子部品のサイズに合わ
せて凸部を形成しなければならず、電子部品の種類や大
きさ毎に設計作業が必要になるため、成形のための金型
が必要となりコストが高くなる。大きな電子部品用のテ
ープに小さな電子部品を収納することは可能であるが、
収納する位置が一定でなく、実装機が電子部品を取り出
すことができなくなる。また、電子部品を包装したテー
プを輸送する場合、振動により電子部品が収納部の内部
を動き回り、部品を損傷する可能性が高くなる。
【0013】粘着紙テープ方式の場合は電子部品のサイ
ズに応じた凹部は存在しないので、電子部品の種類や大
きさ毎の設計作業が不必要であり、穴加工のための金型
は共用化が可能なものの、上述の理由により傷やゴミ、
ほこりに弱い部品には使用できないという問題がある。
【0014】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、使用
時にテープからゴミやほこりがでず、外部からゴミやほ
こりの侵入や空気による酸化を防止できる電子部品のテ
ーピング包装方法を提供することを目的とする。かつ、
テーピング包装した電子部品を輸送した場合でも電子部
品に割れ、欠け、傷が生じない電子部品テーピング包装
方法を提供することを目的とする。かつ、電子部品の種
類や大きさ毎に設計作業が必要ない電子部品包装用テー
プを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに本発明は、テープを巻き取るリールを収納する容器
が密閉構造であり、部品の取り出し口が開閉可能なシャ
ッター機構を有するようにしたものである。また、密閉
容器に外部からガスを充填または脱気する流路と流路を
密閉する機構を設ける。ガスを充填する機構を用いて密
閉容器の内部にクリーンな圧縮ガスを送出し容器内部の
クリーン度をクラス1000以下にし、内部の圧力を1
気圧以上にする。充填に使用するガスは不活性ガスが好
ましい。
【0016】密閉容器の中に粘着テープを電子部品包装
用テープに張り付ける機構を有し、電子部品を包装した
テープを巻き取ったリールあるいは電子部品を取り出し
たテープを巻き取るリールの回転と同期して自動的に電
子部品包装用テープに粘着テープを張り付けることがで
きる。密閉容器の中の粘着テープを張り付けた電子部品
包装用テープから粘着テープをはがす機構を密閉容器の
中に有し、電子部品を包装したテープを巻き取り出した
テープを巻き取るリールの回転と同期して自動的に粘着
テープを張り付けた電子部品包装用テープから粘着テー
プをはがすことができる。密閉容器の中に粘着テープを
有し、密閉容器の中に存在する粘着テープを張り付ける
機構を用いて自動的に電子部品包装用テープに粘着テー
プを張り付けることができる。
【0017】テープの幅方向に対して左右両側、または
左、右のいづれか一方に平板状のテープの一部を加工し
凸部を作り、電子部品固定面または電子部品固定面の反
対の面または電子部品固定面と電子部品固定面の反対の
面の両方の面に凸部を持つ構造を有する。このテープを
用いて、凸部をテープ搬送用のスプロケット穴として使
用する。このテープを用いてテープの幅方向に対して中
央部に電子部品を配置する。テープに設ける凸部のテー
プ表面よりの高さは部品厚さよりも高くする。
【0018】電子部品の固定方法として導電性を付与し
た粘着性物質を電子部品固定面に塗布する。テープに設
ける凸部は凸部上面の面積に比べて凸部のテープ表面部
の面積が小さいこととする。テープの材質は金属とす
る。
【0019】これにより使用時にテープからゴミやほこ
りのでない電子部品テーピング包装方法で、外部からゴ
ミやほこりの侵入や空気による酸化を防止できる電子部
品のテーピング包装方法が実現する。かつ、テーピング
包装した電子部品を輸送した場合でも電子部品に割れ、
欠け、傷が生じない電子部品テーピング包装方法が実現
する。かつ、電子部品の種類や大きさ毎に設計作業が必
要ない電子部品包装用テープが実現する。
【0020】
【発明の実施の形態】本願発明の請求項1に記載の発明
は、電子部品をテープ状に包装しリールに巻き取る荷姿
を持ち、部品を取り出すときはリールを回転させて所定
の位置から順次部品を取り出すテーピング包装方法であ
って、部品供給側リールと部品を取り出したテープを巻
き取るリールの両方を容器の中に収納し、容器の外から
リールを回転させることが可能な機構と、部品取り出し
部分に取り出し口を設ける電子部品テーピング包装方法
において、リールを収納する容器が密閉構造であり、部
品の取り出し口が開閉可能なシャッター機構を有するこ
とを特徴とするものであり、密閉容器の内部を清浄に保
つことが可能となり、電子部品をゴミやほこりから保護
するという作用を有する。
【0021】本願発明の請求項2に記載の発明は、密閉
容器に外部からガスを充填または脱気する流路と流路を
密閉する機構を設けることを特徴とする電子部品テーピ
ング包装方法であり、密閉容器の内部を清浄に保つこと
が可能となり、電子部品をゴミやほこりから保護すると
いう作用を有する。
【0022】本願発明の請求項3に記載の発明は、ガス
を充填する機構を用いて密閉容器の内部に圧縮ガスを送
出し、内部の圧力を1気圧以上にすることを特徴とする
電子部品テーピング包装方法であり、密閉容器の内部を
清浄に保つことが可能となり、電子部品をゴミやほこり
から保護するという作用を有する。
【0023】本願発明の請求項4に記載の発明は、充填
に使用するガスが不活性ガスであることを特徴とする電
子部品テーピング包装方法であり、電子部品の電極部の
酸化を防止するという作用がある。
【0024】本願発明の請求項5に記載の発明は、密閉
容器の中に粘着テープを電子部品包装用テープに張り付
ける機構を有し、電子部品を包装したテープを巻き取っ
たリールあるいは電子部品を取り出したテープを巻き取
るリールの回転と同期して自動的に電子部品包装用テー
プに粘着テープを張り付けることができることを特徴と
する電子部品テーピング包装方法であり、長尺の電子部
品包装用テープに対しても正確にかつ効率的に粘着テー
プを張り付けることが可能になるという作用を有する。
また、粘着テープで部品を保持することにより、部品が
輸送中でも移動することがなくなり、割れや欠けの発生
を防止することが可能になるという作用を有する。
【0025】本願発明の請求項6に記載の発明は、密閉
容器の中の粘着テープを張り付けた電子部品包装用テー
プから粘着テープをはがす機構を密閉容器の中に有し、
電子部品を包装したテープを巻き取ったリールあるいは
電子部品を取り出したテープを巻き取るリールの回転と
同期して自動的に粘着テープを張り付けた電子部品包装
用テープから粘着テープをはがすことができることを特
徴とする電子部品テーピング包装方法であり、粘着テー
プの剥離作業が自動的に行なえるようになり、作業の効
率化につながるという作用を有する。
【0026】本願発明の請求項7に記載の発明は、密閉
容器の中に粘着テープを有し、密閉容器の中に存在する
粘着テープを張り付ける機構を用いて自動的に電子部品
包装用テープに粘着テープを張り付けることができるこ
とを特徴とする電子部品テーピング包装方法であり、粘
着テープを外部から供給する必要がなくなり作業の効率
化につながるという作用を有する。
【0027】本願発明の請求項8に記載の発明は、電子
部品を包装する平板状のテープにおいて、テープの幅方
向に対して左右両側、または左、右のいづれか一方に平
板状のテープの一部を加工し凸部を作り、電子部品固定
面または電子部品固定面の反対の面または電子部品固定
面と電子部品固定面の反対の面の両方の面に凸部を持つ
構造を有することを特徴とする電子部品包装用テープで
あり、テープをリールに巻き、重ねた場合でも電子部品
とテープが接触することがなく電子部品に傷を付けない
という作用を有する。また、異なる大きさの電子部品に
対して共通に使える電子部品包装用テープを提供するこ
とができ、コストの大幅な削減につながるという作用を
有する。
【0028】本願発明の請求項9に記載の発明は、電子
部品をテープ状に包装しリールに巻き取る荷姿を持ち、
部品を取り出すときはリールを回転させて所定の位置か
ら順次部品を取り出すテーピング包装方法において、テ
ープの幅方向に対して左右両側、または左、右のいづれ
か一方に平板状のテープの一部を加工し凸部を作り、電
子部品固定面または電子部品固定面と反対の面または電
子部品固定面と電子部品固定面の反対の面の両方の面と
に凸部を持つ請求項8記載の電子部品包装用テープを用
いて、凸部をテープ搬送用のスプロケット穴として使用
することを特徴とするものであり、別にスプロケット穴
を開ける加工が必要なくなり加工が容易になるという作
用を有する。
【0029】本願発明の請求項11に記載の発明は、請
求項8記載の電子部品包装用テープにおいて、テープに
設ける凸部のテープ表面よりの高さは部品厚さよりも高
いことを特徴とするものであり、テープをリールに巻
き、重ねた場合でも電子部品とテープが接触することが
なく電子部品に傷を付けないという作用を有する。
【0030】本願発明の請求項12に記載の発明は、請
求項8記載の電子部品包装用テープにおいて、電子部品
の固定方法として導電性を付与した粘着性物質を電子部
品固定面に塗布したことを特徴とするものであり、静電
気による電子部品の破壊を防止することができるという
作用を有する。
【0031】本願発明の請求項13に記載の発明は、請
求項8記載の電子部品包装用テープにおいて、テープに
設ける凸部は凸部上面の面積に比べて凸部のテープ表面
部の面積が小さいことを特徴とするものであり、テープ
加工を絞り加工や切断、曲げ加工を行なった場合でもテ
ープをリールに巻き、重ねた場合に電子部品とテープが
接触することがなく電子部品に傷を付けないという作用
を有する。
【0032】本願発明の請求項14記載の発明は、請求
項8記載の電子部品包装用テープにおいて、電子部品包
装用のテープにおいて、テープの材質が金属であること
を特徴とするものであり、プラスチックや紙テープに比
べて耐久性が大きく改善されるという作用を有する。
【0033】以下、本発明の電子部品テーピング包装方
法の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0034】(実施の形態1)図1は本発明による電子
部品テーピング包装方法の一実施形態を示す。電子部品
2を等間隔に包装したテープ1とテープを巻き取る第1
リール3と第2リール4の全体を密閉容器12に収納す
る。密閉容器12は外部からほこりやゴミが入らないよ
うに密閉構造となっている。電子部品2の取り出し口1
3には開閉可能な気密性の高いシャッター13aが設け
られている。密閉容器12内部には、ガス流入口14よ
りガスを充填することができる。使用中も常にガスを充
填し続け、密閉容器12内部を1気圧(絶対圧)以上に
保つことによって、シャッター13aを開閉しても外部
からゴミやほこりが侵入することがない。使用するガス
は清浄な空気で問題ないが、窒素やヘリウムなどの不活
性ガスを用いると電子部品2の電極部の酸化を防止でき
る。電子部品2の中でも特にベアICはクラス1000
以下のクリーン度をもった環境で作業する必要がある。
不活性ガスはボンベの状態でクリーン度は100以下で
あり、不活性ガスを充填することで容易に所望のクリー
ン環境を得ることができる。
【0035】次に、電子部品2をテーピング包装する手
順について説明する。概略の手順は図2のフローチャー
トに示す通りである。
【0036】まず、包装用テープの基材を第1リール3
に設置し、第2リール4に巻き取るために第1リール4
を回転させる。このとき同時に粘着テープ供給リール6
と張り付け機構8を回転させ、粘着テープ供給リール6
をテープ1に張り付けながら巻き取る。張り付け機構8
は粘着テープ5を張り付けるときだけテープ1に接触
し、張り付けが終われば接触しない機構を有している。
【0037】次に、電子部品2をテープ1にテーピング
包装する手順について説明する。粘着テープ5を張り付
けたテープ1は第2リール4に巻き取られており、第1
リール3に巻き取っていく。同時に電子部品2をシャッ
ター13aを開け、部品取り出し口13から一定間隔で
置いていく。
【0038】所定の数の電子部品2を置き終わったらシ
ャッター13aを閉め、ガス流入口14から1気圧以上
のガスを注入し、ガス流入口14のガスシール機構15
を閉じる。このとき粘着テープ張り付け機構8と粘着テ
ープ剥離機構11は機能させず、テープ1と接触しない
ようにする。以上で、電子部品2のテーピング包装が完
了する。この状態で電子部品2は持ち運んでも外部から
ゴミやほこりが侵入すること無く、電極部の酸化が進行
しない状態で保存できるので、この状態を荷姿として出
荷し、使用するまでの間、常温常湿の一般環境で保存す
ることが可能である。
【0039】次に、電子部品2の取り出し手順について
説明する。電子部品2を包装したテープ1は第1リール
3に巻き取られており、第2リール4に巻き取る方向で
回転させる。電子部品が取り出し口13に来たときにシ
ャッター13aを開け、電子部品2を取り出す。取り出
す方法は一般的に用いられる方法でよく、吸着ツールを
使う場合や部品の周辺部をつかむ方法がある。電子部品
2を取り出した後は速やかにシャッター13aを閉じ
る。これを繰り返すことで電子部品2の取り出しが連続
的に行なえる。9はテープ1のたわみを防止するための
プレートである。
【0040】全ての電子部品2を取り出し終わったら、
上述の方法を繰り返し、再び電子部品をテーピング包装
することによリ複数回の利用が可能である。粘着テープ
は複数回の利用が可能であり、毎回張り変える必要はな
い。
【0041】繰り返し使用するうちに粘着テープ5の粘
着力が低下し、電子部品2を保持することができなくな
る前に粘着テープ5を張り変える必要がある。粘着テー
プ5の張り換え作業は以下の手順で行なう。電子部品2
を取り出した後のテープは第2リール4に巻き取られて
いる。第1リール3に巻き取る方向で回転させる。同時
に粘着テープ剥離機構11を用いて粘着テープ5を剥離
し、粘着テープ巻き取りリール7に巻き取る。全てのテ
ープ1を剥離し終わったら、リール7を逆に回転させ粘
着テープ5を張り付ければよい。
【0042】(実施の形態2)図3ないし図6は、は電
子部品をテーピング包装した本発明の電子部品包装用テ
ープの一実施形態を示す。
【0043】図4は、図3のテープの幅方向のA1−A
1’線断面図である。テープ51上の電子部品2は、両
面粘着テープ52を介して固定されている。テープ51
の電子部品固定面側に凸部53が加工されている。凸部
53の高さHは、電子部品の厚さと両面粘着テープ52
の厚さの合計よりも高いことに特徴があり、テープ52
をリール状に巻いた場合、凸部53とテープ51の底面
が接触することにより、電子部品2に接触することな
く、割れ、欠け、傷を生じることがない。凸部53の加
工方法については後に詳述する。
【0044】図5は、図3のテープの搬送方向のB1−
B1’線断面図である。テープ51上の電子部品2が両
面粘着テープ52を介して当間隔で固定されている。電
子部品2を取り出すときは電子部品2を配置したピッチ
だけテープ51を送り、常に同じ位置で電子部品2を取
り出せるようにする。
【0045】図6は、図3のテープの搬送方向のC1−
C1’線断面図である。テープ51に加工されている凸
部53の加工法について述べる。まず、テープ51の一
部を切断する。次に切断部分を部品固定面側に曲げる。
さらに、90度以上曲げ広げることで凸部53が形成さ
れる。凸部53の上面の面積S1をテープ51の表面上
での面積S2よりも大きくすること、及び凸部間の面積
S3を凸部53の上面の面積S1よりも大きくすること
により、テープ51をリール状に巻いた場合、どの場所
においても凸部53とテープ51の底面が接触すること
により、電子部品に接触することなく、割れ、欠け、傷
を生じることがないようにできる。
【0046】また、S2の部分に挿入することができる
ような形状を持つスプロケット16を用いてテープ51
を搬送することができる。
【0047】両面粘着テープ52には粘着材にカーボン
などの導電性物質を混入させることにより、粘着材が導
電性となり、電子部品が帯電することなく静電破壊を防
止できる。
【0048】テープ51の材質は金属であることが好ま
しい。通常は価格、耐久性を考慮してステンレススチー
ルを用いる。金属は紙や樹脂に比べて耐久性、クリーン
度、強度、コストの点で優れている。テープ材質による
比較を表1に示す。
【0049】
【表1】
【0050】(実施の形態3)図7は、テープ51の電
子部品2の固定面と反対の方向に凸部54を加工する実
施形態を示している。加工方法は図6に示した方法と同
一であり、曲げの方向が逆になっているだけである。同
様にS3>S1>S2とすることで、テープ51をリー
ル状に巻いた場合、どの場所においても凸部54とテー
プ51の底面が接触することが可能となり、これにより
電子部品2に接触することなく、割れ、欠け、傷を生じ
ることがない。
【0051】(実施の形態4)図8には別の加工方法に
よる電子部品2の凸部55を示す。凸部55の加工方法
は平板状のテープ51を金型によりエンボス加工を行な
う。この状態では凸部55の上面の面積S1とテープ5
1の表面上での面積S2が等しくなるので凸部55の上
面にプレス圧をかけS1>S2、すなわち上部の面積を
大きくする。同様にS3>S1>S2とすることで、テ
ープ51をリール状に巻いた場合、どの場所においても
凸部55とテープ51の底面が接触することにより、電
子部品2に接触することなく、割れ、欠け、傷を生じる
ことがないようにできる。
【0052】(実施の形態5)本発明の電子部品包装用
テープの別の実施の形態について図9ないし図11を用
いて説明する。図9は電子部品2をテーピング包装した
電子部品包装用テープである。図10は、図9のテープ
の幅方向のA2−A2’線断面図である。この実施形態
によるテープ51には、電子部品2の固定部に電子部品
2の大きさよりも小さい穴56が開いており、その上の
電子部品2が片面粘着テープ79を介して固定されてい
る。テープ51の電子部品2の固定面側に凸部53が加
工されている。凸部53の高さは電子部品2の厚さより
も高いことに特徴があり、テープ51をリール状に巻い
た場合、凸部53とテープ51の底面が接触することに
より、電子部品2に接触することなく、割れ、欠け、傷
を生じることがないようにできる。凸部53の加工方法
は、上記実施の形態2〜4のいづれの方法でもかまわな
い。
【0053】図11は、図9のテープの搬送方向のB2
−B2’線断面図である。テープ51上の電子部品2
は、片面粘着テープ79を介して等間隔で固定されてい
る。電子部品2を取り出すときは電子部品2を配置した
ピッチだけテープ51を送り、常に同じ位置で電子部品
2を取り出せるようにする。
【0054】(実施の形態6)本発明の電子部品包装用
テープの別の実施の形態について図12を用いて説明す
る。テープの電子部品2の固定面上の固定位置に粘着材
57を点状に塗布してある。テープ上の凸部53の構成
は、上記実施の形態2〜4と同一である。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、密閉容器
の内部を清浄に保つことが可能となり、電子部品をゴミ
やほこりから保護するという有利な効果が得られる。電
子部品の電極部の酸化を防止するという効果も得られ
る。また、長尺の電子部品包装用テープに対しても正確
にかつ効率的に粘着テープを張り付けることが可能にな
るという効果を有する。また、粘着テープで部品を保持
することにより、部品が輸送中でも移動することがなく
なり、割れや欠けの発生を防止することが可能になると
いう効果を有する。粘着テープの剥離作業が自動的に行
なえるようになり、作業の効率化につながるという効果
を有する。粘着テープを外部から供給する必要がなくな
り作業の効率化につながるという効果を有する。電子部
品の静電破壊を防止できるという効果を有する。テープ
からゴミが出ることがなく、クリーン度を保つことが可
能となり、テープの耐久性も大きく向上するという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における電子部品テーピ
ング包装方法を示す縦断側面図である。
【図2】同実施の形態における電子部品テーピング包装
方法の概略手順を示すフロー図である。
【図3】本発明の実施の形態2における電子部品包装用
テープを示す斜視図である。
【図4】図3のA1−A1’線断面図である。
【図5】図3のB1−B1’線断面図である。
【図6】図3のC1−C1’線断面図である。
【図7】本発明の実施の形態3における凸部の加工方法
を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態4における凸部の加工方法
を示す断面図である。
【図9】本発明の実施の形態5における電子部品包装用
テープの斜視図である。
【図10】図9のA2−A2’線断面図断面図である。
【図11】図9のB2−B2’線断面図断面図である。
【図12】本発明の実施の形態6における電子部品包装
用テープの斜視図である。
【図13】図22のB5−B5’線断面図である。
【図14】従来例の電子部品供給装置の縦断側面図であ
る。
【図15】従来例の別の電子部品供給装置を示し、
(a)はその縦断面図、(b)はその側面図である。
【図16】従来例の電子部品包装用テープの斜視図であ
る。
【図17】図16のA3−A3’線断面図である。
【図18】図16のB3−B3’線断面図である。
【図19】従来例の別の電子部品包装用テープの斜視図
である。
【図20】図19のA4−A4’線断面図である。
【図21】図19のB4−B4’線断面図である。
【図22】従来例の別の電子部品包装用テープの斜視図
である。
【図23】図22のA5−A5’線断面図である。
【符号の説明】
1 テープ 2 電子部品 3 第1リール 4 第2リール 5 粘着テープ 6 粘着テープ供給リール 7 粘着テープ巻き取りリール 8 粘着テープ張り付け機構 11 粘着テープ剥離機構 12 密閉容器 13 部品取り出し口 13a 部品取り出し口シャッター 14 ガス流路 15 ガスシール機構 16 スプロケット 51 テープ 52 両面粘着テープ 53、55 電子部品固定面側の凸部 54 電子部品固定面と反対側の凸部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品をテープ状に包装しリールに巻
    き取る荷姿を持ち、部品を取り出すときはリールを回転
    させて所定の位置から順次部品を取り出すテーピング包
    装方法であって、部品供給側リールと部品を取り出した
    テープを巻き取るリールの両方を容器の中に収納し、容
    器の外からリールを回転させることが可能な機構と、部
    品取り出し部分に取り出し口を設ける電子部品テーピン
    グ包装方法において、リールを収納する容器が密閉構造
    であり、部品の取り出し口が開閉可能なシャッター機構
    を有することを特徴とする電子部品テーピング包装方
    法。
  2. 【請求項2】 密閉容器に外部からガスを充填または脱
    気する流路と流路を密閉する機構を設けることを特徴と
    する請求項1記載の電子部品テーピング包装方法。
  3. 【請求項3】 ガスを充填する機構を用いて密閉容器の
    内部に圧縮ガスを送出し、内部の圧力を1気圧以上にす
    ることを特徴とする請求項1記載の電子部品テーピング
    包装方法。
  4. 【請求項4】 充填に使用するガスが不活性ガスである
    ことを特徴とする請求項3記載の電子部品テーピング包
    装方法。
  5. 【請求項5】 密閉容器の中に粘着テープを電子部品包
    装用テープに張り付ける機構を有し、電子部品を包装し
    たテープを巻き取ったリールあるいは電子部品を取り出
    したテープを巻き取るリールの回転と同期して自動的に
    電子部品包装用テープに粘着テープを張り付けることが
    できることを特徴とする電子部品テーピング包装方法。
  6. 【請求項6】 密閉容器の中の粘着テープを張り付けた
    電子部品包装用テープから粘着テープをはがす機構を密
    閉容器の中に有し、電子部品を包装したテープを巻き取
    ったリールあるいは電子部品を取り出したテープを巻き
    取るリールの回転と同期して自動的に粘着テープを張り
    付けた電子部品包装用テープから粘着テープをはがすこ
    とができることを特徴とする電子部品テーピング包装方
    法。
  7. 【請求項7】 密閉容器の中に粘着テープを有し、密閉
    容器の中に存在する粘着テープを張り付ける機構を用い
    て自動的に電子部品包装用テープに粘着テープを張り付
    けることができることを特徴とする請求項6記載の電子
    部品テーピング包装方法。
  8. 【請求項8】 電子部品を包装する平板状のテープにお
    いて、テープの幅方向に対して左右両側、または左、右
    のいづれか一方に平板状のテープの一部を加工し凸部を
    作り、電子部品固定面または電子部品固定面の反対の面
    または電子部品固定面と電子部品固定面の反対の面の両
    方の面に凸部を持つ構造を有することを特徴とする電子
    部品包装用テープ。
  9. 【請求項9】 電子部品をテープ状に包装しリールに巻
    き取る荷姿を持ち、部品を取り出すときはリールを回転
    させて所定の位置から順次部品を取り出すテーピング包
    装方法において、テープの幅方向に対して左右両側、ま
    たは左、右のいづれか一方に平板状のテープの一部を加
    工し凸部を作り、電子部品固定面または電子部品固定面
    と反対の面または電子部品固定面と電子部品固定面の反
    対の面の両方の面とに凸部を持つ請求項8記載の電子部
    品包装用テープを用いて、凸部をテープ搬送用のスプロ
    ケット穴として使用することを特徴とする電子部品テー
    ピング包装方法。
  10. 【請求項10】 電子部品をテープ状に包装しリールに
    巻き取る荷姿を持ち、部品を取り出すときはリールを回
    転させて所定の位置から順次部品を取り出すテーピング
    包装方法において、請求項8記載の電子部品包装用テー
    プを用いてテープの幅方向に対して中央部に電子部品を
    配置することを特徴とする電子部品テーピング包装方
    法。
  11. 【請求項11】 テープに設ける凸部のテープ表面より
    の高さは部品厚さよりも高いことを特徴とする請求項8
    記載の電子部品包装用テープ。
  12. 【請求項12】 電子部品固定方法として導電性を付与
    した粘着性物質を電子部品固定面に塗布したことを特徴
    とする請求項8記載の電子部品包装用テープ。
  13. 【請求項13】 テープに設ける凸部は凸部上面の面積
    に比べて凸部のテープ表面部の面積が小さいことを特徴
    とする請求項8記載の電子部品包装用テープ。
  14. 【請求項14】 電子部品包装用のテープの材質が金属
    であることを特徴とする請求項8記載の電子部品包装用
    テープ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR100753578B1 (ko) * 2005-12-27 2007-08-30 후지쯔 가부시끼가이샤 전자 부품 수용 장치 및 전자 부품 수용 장치에서의 전자부품의 삽입/인출 방법
JP2020198368A (ja) * 2019-06-03 2020-12-10 三井金属計測機工株式会社 電子部品実装機用ロールツーロール搬送装置

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