JP3288337B2 - ウエハの包装保管方法 - Google Patents

ウエハの包装保管方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエハの包装保管
方法に関し、特に半導体基板であるウエハを用いて半導
体装置を製造するクリーンルーム内の清浄度をチェック
するために用いられる清浄度分析用のウエハの包装保管
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体基板であるウエハを用い
て半導体装置を製造するクリーンルーム内の清浄度のチ
ェックは、図5のクリーンルーム内の清浄度のチェック
方法の説明図で説明される。まず、図5に示すように、
チェック対象であるクリーンルーム内のチェック領域
に、清浄度分析用のウエハ1を数時間から数日間放置し
て、クリーンルーム内の雰囲気に晒す。これにより、清
浄度分析用のウエハ1はクリーンルーム内の雰囲気で汚
染される。なおここで、清浄度分析用のウエハ1は、例
えばクリーンルーム内の半導体装置の製造装置12上に
設置したウエハトレイ11上に、または専用のウエハス
タンド13上に設置したウエハトレイ11上に載置され
る。そして、ウエハ1の表面がクリーンルーム内の雰囲
気に晒されるように載置される。
【0003】そして、クリーンルーム内の雰囲気で汚染
された清浄度分析用のウエハ1は、分析部門へ送付され
る。そして、クリーンルーム内の雰囲気で汚染された清
浄度分析用のウエハ1は、分析部門でウエハ1表面の汚
染物質を分析され、クリーンルーム内の清浄度がチェッ
クされる。
【0004】ここで、クリーンルーム内の雰囲気で汚染
された清浄度分析用のウエハ1は、図6または図7のウ
エハの収納方法の説明図(断面図)で説明される方法で
収納され、分析部門へ送付される。まず、図6に示す方
法(従来例1)は、複数枚(例えば25枚)のウエハ1
を互いに離間して平行に容器本体22の収納溝24に収
納し、容器蓋23で密閉する構造のウエハ容器21を用
いる方法である。このウエハ容器21は、ウエハ製造メ
ーカーがウエハを保管し、製品出荷する容器であり、半
導体装置の製造工程中において、ウエハの保管または輸
送に使用することがある。
【0005】また図7に示す方法(従来例2)は、ウエ
ハ1を1枚単位に円形状の容器本体26に収納し、円形
状の容器蓋27にて密閉し保管する構造のウエハ容器2
5を用いる方法である。
【0006】この他のウエハの収納方法(従来例3)と
して、図8の斜視図および図9の一部切欠斜視図に示す
ウエハの包装体による方法が示されている。これにはウ
エハ(図示せず)を緩衝体28の片面に設けた袋体29
内に挿入し、各ウエハが緩衝体28で隔離されるように
交互に並べた状態で容器30内に装入する。そして容器
30を包囲体31により包み、包囲体31の熱シール部
32で熱シールし密閉する。そして包囲体31内部に不
活性ガスを充填する方法が示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、クリーンルー
ム内の雰囲気で汚染された清浄度分析用のウエハ1は、
分析部門へ送付されるが、分析部門へ送付される間およ
び分析部門にて分析開始するまで保管されている間、清
浄度分析用ウエハ1を如何に外気や外部光等から守り、
外乱を受けないようにするかが重要である。
【0008】しかし、上述した従来例1のウエハの収納
方法は、ウエハ容器21に収納した清浄度分析用のウエ
ハ1が、ウエハ容器21内の雰囲気およびウエハ容器2
1からのアウトガスの影響を受け変質してしまうという
問題がある。
【0009】そして、上述した従来例2のウエハの収納
方法も、ウエハ容器25に収納した清浄度分析用のウエ
ハ1が、ウエハ容器25内の雰囲気およびウエハ容器2
5からのアウトガスの影響を受け変質してしまうという
問題がある。
【0010】そしてまた、上述した従来例3のウエハの
収納方法は、遮光処理を施した包囲体31および包囲体
31内部に不活性ガスを充填することにより、ウエハを
外気や外部光から守る点において効果を奏している。
【0011】しかしながら、この従来例3でもウエハが
緩衝体28および容器30からのアウトガスの影響を受
け変質してしまうという問題が生ずる。
【0012】従って、本発明の目的は、ウエハを外気や
外部光等から守り外乱を受けないウエハの包装保管方法
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、クリーンルー
ム内の清浄度をチェックするためのウエハを数時間から
数日間クリーンルーム内の雰囲気に晒し、数時間から数
日間経過後この雰囲気に晒された清浄度分析用のウエハ
をクリーンルームから取り出して分析するまでの間保管
するウエハの包装保管方法において、前記清浄度分析用
のウエハのうち2枚のウエハの雰囲気に晒された表面部
同士を重ね合わせて密着させ、前記密着させた2枚のウ
エハの全外面を遮光性を有する導電性シートで覆い包
み、前記導電性シートで覆い包んだ密着させた2枚のウ
エハをウエハ容器に収納することを特徴とするウエハの
包装保管方法である。
【0014】また、前記ウエハは、クリーンルーム内の
雰囲気に晒される表面が平滑なウエハである。
【0015】また、前記ウエハは半導体基板であるベア
シリコンウエハである。
【0016】また、前記ウエハの表面はクリーンルーム
内の雰囲気で汚染されている。
【0017】また、前記導電性シートが金属箔である。
【0018】また、前記導電性シートで覆い包んだ密着
させた2枚のウエハを緩衝材でさらに覆い包み、前記緩
衝材で覆い包み導電性シートで覆い包んである密着させ
た2枚のウエハをウエハ容器に収納する。
【0019】本発明のウエハの包装保管方法は、ウエハ
は半導体基板であり、2枚の前記ウエハの表面部同士を
重ね合わせ密着させ、前記密着させた2枚のウエハの全
外面を遮光性を有する導電性シートで覆い包み、前記導
電性シートで覆い包んだ密着させた2枚のウエハをウエ
ハ容器に収納することを特徴とする。
【0020】また、前記導電性シートで覆い包んだ密着
させた2枚のウエハを緩衝材でさらに覆い包み、前記緩
衝材で覆い包み導電性シートで覆い包んである密着させ
た2枚のウエハをウエハ容器に収納する。
【0021】この様な本発明によれば、2枚のウエハの
表面同士を重ね合わせ密着する方法であるので、ウエハ
表面の優れた平滑度により容易に互いに密着できる。ま
た、表面同士で密着させた2枚のウエハの全外面を、遮
光性および導電性を有する金属箔で覆い包む。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1、図2および図
3は、本発明のウエハの包装保管方法の第1の実施形態
を示す説明図である。そして、図1、図2および図4
は、本発明のウエハの包装保管方法の第2の実施形態を
示す説明図である。また、図5は、一般的なクリーンル
ーム内の清浄度のチェック方法を示す説明図である。
【0023】まず、図5に示すように、チェック対象で
あるクリーンルーム内のチェック領域に、清浄度分析用
のウエハ1を数時間から数日間放置して、クリーンルー
ム内の雰囲気に晒す。これにより、清浄度分析用のウエ
ハ1はクリーンルーム内の雰囲気で汚染される。なおこ
こで、清浄度分析用のウエハ1は、例えばクリーンルー
ム内の半導体装置の製造装置12上に設置したウエハト
レイ11上に、または専用のウエハスタンド13上に設
置したウエハトレイ11上に載置される。そして、ウエ
ハ1の表面がクリーンルーム内の雰囲気に晒されるよう
に載置される。
【0024】そして、クリーンルーム内の雰囲気で汚染
された清浄度分析用のウエハ1は、分析部門へ送付され
る。そして、クリーンルーム内の雰囲気で汚染された清
浄度分析用のウエハ1は、分析部門でウエハ1表面の汚
染物質を分析され、クリーンルーム内の清浄度がチェッ
クされる。
【0025】ここで、クリーンルーム内の雰囲気で汚染
された清浄度分析用のウエハ1は、図1、図2および図
3に示す第1の実施形態のウエハの包装保管方法で包装
される。または、図1、図2および図4に示す第2の実
施形態のウエハの包装保管方法で包装される。そして包
装された清浄度分析用のウエハ1は、分析部門へ送付さ
れ、分析部門にて分析開始するまで保管される。
【0026】第1の実施形態のウエハの包装保管方法
は、まず図1(a)に示すように、チェック対象である
クリーンルーム内のチェック領域に、数時間から数日間
放置してクリーンルーム内の雰囲気に晒した、清浄度分
析用のウエハ1を、2枚のウエハ1の表面部2同士をチ
ェック領域の雰囲気内で重ね合わせる。具体的には例え
ば、ピンセットを用い、載置しておいた下側のウエハ1
の表面部2の上に、上側のウエハ1の表面部2を重ね合
わせる。ここで、平滑な表面部2を重ね合わされた2枚
のウエハ1は、互いに密着する。
【0027】そして、図1(b)に示すように、表面部
2同士で密着した2枚のウエハ1の全外面を、金属箔3
で覆い包む。金属箔3としては遮光性を有する導電性シ
ートであれば良く、例えばアルミニウム箔を用いる。
【0028】ここで、密着した2枚のウエハ1を金属箔
3で覆い包む方法は、例えば図2(a)に示すように、
正方形の形状の金属箔3の中央部に密着した2枚のウエ
ハ1を載置し、金属箔3の四隅を中央部の方向(矢印の
方向)に折って、密着した2枚のウエハ1を覆い包むよ
うにする。また他の方法は、図2(b)に示すように、
長方形の形状の金属箔3を2つ折りにしたもの(矢印の
方向)の間に、密着した2枚のウエハ1を挟み込み、さ
らに2つ折りにした金属箔3の四隅を折って覆い包むよ
うにする。
【0029】そして、図3に示すように、金属箔3で覆
い包んだ密着した2枚のウエハ1をウエハ容器4の容器
本体5に収納し、容器蓋6にて密閉する。ウエハ容器4
は、収納した金属箔3で覆い包んだ密着した2枚のウエ
ハ1を外力から保護するためのものである。ウエハ容器
4の形状はシャーレ(浅い円筒形)状であり、材質は特
に問わないが、望ましくは強度を有するもの例えばアル
ミニウム、ステンレス等の金属あるいはプラスチックで
ある。
【0030】そして、ウエハ容器4に収納した、金属箔
3で覆い包んだ密着した2枚のウエハ1を分析部門へ送
付する。
【0031】そして、分析部門へ送付された、金属箔3
で覆い包んだ密着した2枚のウエハ1を、ウエハ容器4
から取り出す。
【0032】そして、覆い包んである金属箔3を広げて
開き、密着した2枚のウエハ1を1枚ずつにする。ここ
で、密着した2枚のウエハ1を1枚ずつにする方法は、
例えばピンセットを用い、密着した2枚のウエハ1の上
側のウエハ1を持ち上げ、1枚ずつにする。
【0033】1枚毎のウエハ1は、分析部門でウエハ1
の表面部2の汚染物質を分析され、クリーンルーム内の
清浄度がチェックされる。
【0034】第2の実施形態のウエハの包装保管方法
は、図1(a)、図1(b)および図2(a)または図
2(b)に示す、2枚のウエハ1の表面部2を重ね合わ
せ、密着し、そして表面部2同士で密着した2枚のウエ
ハ1の全外面を金属箔3で覆い包むことは、第1の実施
形態のウエハの包装保管方法と同一である。
【0035】そして、図4に示すように、金属箔3で覆
い包んだ密着した2枚のウエハ1を緩衝材7でさらに覆
い包む。緩衝材7は、覆い包む金属箔3で覆い包んだ密
着した2枚のウエハ1を外力から保護するためのもので
ある。緩衝材7は周知のシート状のパッキング材、例え
ばエアパッキングまたはスポンジを用いる。ここで、金
属箔3で覆い包んだ密着した2枚のウエハ1を緩衝材7
で覆い包む方法は、例えば図2(a)に示す方法と同様
に、正方形の形状の緩衝材7の中央部に金属箔3で覆い
包んだ密着した2枚のウエハ1を載置し、緩衝材7の四
隅を中央部の方向に折って、金属箔3で覆い包んだ密着
した2枚のウエハ1を覆い包むようにする。また他の方
法は、袋状の緩衝材7に金属箔3で覆い包んだ密着した
2枚のウエハ1を収納し、覆い包むようにする。
【0036】そして、緩衝材7で覆い包んだ金属箔3で
覆い包んである密着した2枚のウエハ1を、包装袋8に
収納する。包装袋8は、緩衝材7で覆い包んだ金属箔3
で覆い包んである密着した2枚のウエハ1を外気から保
護するためのものである。包装袋8は、例えばジッパー
付きビニール袋を用いる。
【0037】そして、包装袋8に収納した、緩衝材7で
覆い包んだ金属箔3で覆い包んである密着した2枚のウ
エハ1を分析部門へ送付する。
【0038】そして、分析部門へ送付された、金属箔3
で覆い包んだ密着した2枚のウエハ1を、包装袋8から
取り出し、緩衝材7を取り外す。
【0039】そして、覆い包んである金属箔3を広げて
開き、密着した2枚のウエハ1を1枚ずつにする。ここ
で、密着した2枚のウエハ1を1枚ずつにする方法は、
第1の実施形態のウエハの包装保管方法と同一である。
【0040】1枚毎のウエハ1は、分析部門でウエハ1
の表面部2の汚染物質を分析され、クリーンルーム内の
清浄度がチェックされる。
【0041】なおここでまた、包装袋8の替わりに、第
1の実施形態のウエハの包装保管方法と同様に、ウエハ
容器4を用いても良い。ウエハ容器4を用いることによ
り、緩衝材7で覆い包んだ金属箔3で覆い包んである密
着した2枚のウエハ1をさらに外力から保護することが
できる。
【0042】そしてここで、本実施形態のウエハの包装
保管方法は、2枚のウエハ1の表面同士を重ね合わせ密
着する方法なので、清浄度分析用のウエハ1は、表面が
凹凸の無い滑らかなものでなければならない。もしも、
ウエハ1の表面に凹凸が有ると、2枚のウエハ1の表面
同士を重ね合わせた時、ウエハ1の表面の凸部が擦れて
欠けてしまい、汚染物質を十分に分析できなくなる。
【0043】それゆえ、清浄度分析用のウエハ1には、
半導体基板であるベアシリコンウエハを用いることが望
ましいが、表面が凹凸の無い滑らかな、酸化膜や窒化膜
を成膜したウエハまたは薬液を塗布したウエハを用いて
も良い。しかし、表面に凹凸が有る、パターンが形成さ
れたウエハは用いることができない。
【0044】尚、本実施形態では、クリーンルーム内の
雰囲気で汚染させた清浄度分析用のウエハ1の包装保管
方法について説明したが、本発明はこれに限定されず、
クリーンルーム内の清浄度分析のリファレンス用のクリ
ーンルーム内の雰囲気で汚染させていない新品のウエハ
の包装保管方法に用いても良い。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、2
枚のウエハの表面同士を重ね合わせ密着する方法である
ので、ウエハ表面の優れた平滑度により容易に互いに密
着でき、密着した2枚のウエハの間隙に外気が入り込む
余地は無い。それゆえ、ウエハの送付時および保管時
に、ウエハの表面を外気およびウエハ容器からのアウト
ガスやウエハ容器内の雰囲気から守り、外乱を受けない
という効果が得られる。また、表面同士で密着させた2
枚のウエハの全外面を、遮光性および導電性を有する金
属箔で覆い包むので、ウエハの送付時および保管時に、
ウエハを外部光や静電気から守り外乱を受けないという
効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2、図3および図4と共に、本発明のウエハ
の包装保管方法の第1および第2の実施形態を示す説明
図である。
【図2】図1、図3および図4と共に、本発明のウエハ
の包装保管方法の第1および第2の実施形態を示す説明
図である。
【図3】図1および図2と共に、本発明のウエハの包装
保管方法の第1の実施形態を示す説明図である。
【図4】図1および図2と共に、本発明のウエハの包装
保管方法の第2の実施形態を示す説明図である。
【図5】一般的なクリーンルーム内の清浄度のチェック
方法を示す説明図である。
【図6】従来技術を説明する断面図である。
【図7】他の従来技術を説明する断面図である。
【図8】図9と共に、さらに他の従来技術を説明する斜
視図である。
【図9】図8と共に、さらに他の従来技術を説明する一
部切欠斜視図である。
【符号の説明】
1 ウエハ(清浄度分析用) 2 表面部 3 金属箔 4,21,25 ウエハ容器 5,22,26 容器本体 6,23,27 容器蓋 7 緩衝材 8 包装袋 11 ウエハトレイ 12 製造装置 13 ウエハスタンド 24 収納溝 28 緩衝体 29 袋体 30 容器 31 包囲体 32 熱シール部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーンルーム内の清浄度をチェックす
    るためのウエハを数時間から数日間クリーンルーム内の
    雰囲気に晒し、数時間から数日間経過後この雰囲気に晒
    された清浄度分析用のウエハをクリーンルームから取り
    出して分析するまでの間保管しておくウエハの包装保管
    方法において、前記清浄度分析用のウエハは雰囲気に晒
    される表面が平滑であるウエハを使用し、そのうちの2
    枚のウエハの雰囲気に晒された表面部同士を重ね合わせ
    て密着させ、前記密着させた2枚のウエハの全外面を遮
    光性を有する導電性シートで覆い包み、前記導電性シー
    トで覆い包んだ密着させた2枚のウエハをウエハ容器に
    収納することを特徴とするウエハの包装保管方法。
  2. 【請求項2】 前記ウエハは半導体基板である請求項1
    記載のウエハの包装保管方法。
  3. 【請求項3】 前記ウエハは半導体基板であるベアシリ
    コンウエハである請求項2記載のウエハの包装保管方
    法。
  4. 【請求項4】 前記ウエハの表面はクリーンルーム内の
    雰囲気で汚染されている請求項1記載のウエハの包装保
    管方法。
  5. 【請求項5】 前記導電性シートが金属箔である請求項
    1記載のウエハの包装保管方法。
  6. 【請求項6】 前記導電性シートで覆い包んだ密着させ
    た2枚のウエハを緩衝材でさらに覆い包み、前記緩衝材
    で覆い包み導電性シートで覆い包んである密着させた2
    枚のウエハをウエハ容器に収納する請求項1記載のウエ
    ハの包装保管方法。
  7. 【請求項7】 ウエハは半導体基板であり、2枚の前記
    ウエハの表面部同士を重ね合わせて密着させ、前記密着
    させた2枚のウエハの全外面を遮光性を有する導電性シ
    ートで覆い包み、前記導電性シートで覆い包んだ密着さ
    せた2枚のウエハをウエハ容器に収納することを特徴と
    するウエハの包装保管方法。
  8. 【請求項8】 前記導電性シートで覆い包んだ密着させ
    た2枚のウエハを緩衝材でさらに覆い包み、前記緩衝材
    で覆い包み導電性シートで覆い包んである密着させた2
    枚のウエハをウエハ容器に収納する請求項7記載のウエ
    ハの包装保管方法。
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