JPH09226418A - トロリー導体給電装置 - Google Patents

トロリー導体給電装置

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JPH09226418A
JPH09226418A JP8042692A JP4269296A JPH09226418A JP H09226418 A JPH09226418 A JP H09226418A JP 8042692 A JP8042692 A JP 8042692A JP 4269296 A JP4269296 A JP 4269296A JP H09226418 A JPH09226418 A JP H09226418A
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JP
Japan
Prior art keywords
trolley conductor
clamp
trolley
conductor
collecting surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP8042692A
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English (en)
Inventor
Hiromi Koakutsu
弘美 小圷
Satoshi Tanoi
智 田野井
Toyokazu Matsue
豊和 松栄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH09226418A publication Critical patent/JPH09226418A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トロリー導体の被集電面対峙の背面部での端子
付けに要する寸法を小さくして、尚且つトロリー導体の
被集電面左右側面への突き出し寸法をも小さくすること
のできる、トロリー導体給電装置の提供。 【解決手段】トロリー導体の被集電面左右側面の一方に
当接する爪部及びトロリー導体の被集電面対峙の背面に
回り込んだ肉厚部を有する第一のクランプと、トロリー
導体の被集電面左右側面の他方に当接する爪部及び前記
第一のクランプにおける肉厚部の側面に当接する第二の
クランプと、これら第一;第二の両クランプを締め付け
る部材と、さらに前記第1のクランプにおける肉厚部の
外面にネジ止めする端子とを有した。第一;第二両クラ
ンプを締め付ける部材はネジであって、その頭部が第一
のクランプにおける肉厚部内に納められると良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トロリー導体の給
電に係わる装置に関する。トロリー導体とは、絶縁トロ
リー線やトロリーバスダクトにおける集電面付きの導体
を指称する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来提案されたトロリー導体給電
装置の例にして、コ字形のクランプ1とL字形のクラン
プ2とでトロリー導体3を左右側面を挟み込み、トロリ
ー導体3の被集電面対峙の背面側で両クランプ1,2相
互をボルト4で締め付けることにより、トロリー導体に
対する電気的接続を成就させ、L字形のクランプ2の伸
長部分に端子をネジ止め5することにより給電を行うよ
うにしていた。
【0003】図6は従来提案されたトロリー導体給電装
置の他の例にして、短冊状で略C字形の第一クランプ6
と短冊状で細幅の第二クランプ7とでトロリー導体8の
両側面を挟み込み、クランプ同士を傾斜面で衝合させつ
つボルト締め9することにより、トロリ導体に対する電
気的接続を成就させ、第一クランプ6の外面に給電端子
10をネジ止めあるいは半田付けすることにより給電を
行えるようにしていた。尚、このトロリー導体給電装置
は、横向き集電型多線並列式トロリー導体において集電
面側からボルト締め接続できるものとして提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術のう
ち、図5に示すトロリー導体給電装置によれば、板状の
クランプ片にしてトロリー導体の被集電面対峙の背面部
側でボルト締めを行うことやトロリー導体の背面側に一
方のクランプ片の端子取付しろ部分を大きく延長して端
子を取り付ける等、トロリー導体背面部にスペースを大
きく確保する必要があった。
【0005】また、図6に示すトロリー導体給電装置に
よれば、トロリー導体背面部のスペース大型化確保の問
題はクリヤーにできるが、トロリー導体が多線並列で布
設され線間(導体間)を狭めて使用する場合には、ボル
トの頭部の分だけデッドスペースとなり、線間を狭める
には未だ解決すべき課題が残っていた。とりわけ、この
図6に示すトロリー導体給電装置は、自走搬送台車等の
給電用に使用するもので、背面部は自走搬送用レールが
近接し、レールとトロリー導体との間隔はハンガーによ
って規制されてしまうため、給電部の背面寸法を極力抑
える必要がある。また、定まった寸法内にトロリー導体
を複数本(6〜8本)並列に布設することもあって、隣
接するトロリー導体までの距離も抑える必要があった。
【0006】そこで、本発明の解決すべき課題(目的)
は、トロリー導体の被集電面対峙の背面部での端子付け
に要する寸法を小さくして、尚且つトロリー導体の被集
電面左右側面への突き出し寸法をも小さくすることので
きる、トロリー導体給電装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明により提供するト
ロリー導体給電装置は、トロリー導体の被集電面左右側
面の一方に当接する爪部及びトロリー導体の被集電面対
峙の背面に回り込んだ肉厚部を有する第一のクランプ
と、トロリー導体の被集電面左右側面の他方に当接する
爪部及び前記第一のクランプにおける肉厚部の側面に当
接する第二のクランプと、これら第一;第二の両クラン
プを締め付ける部材と、さらに前記第1のクランプにお
ける肉厚部の外面にネジ止めする端子とを有してなり、
以て、トロリー導体の背面及び左右側面での寸法を小さ
く抑えることのできるようにしたものである。
【0008】第一;第二両クランプを締め付ける部材は
ネジであって、その頭部が第一のクランプにおける肉厚
部内に納められていると良い。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るトロリー導
体給電装置の好ましい実施例を示すもので、図2は同給
電装置を絶縁トロリー線のトロリー導体へ取り付けてい
る状況を示している。この実施例のトロリー導体給電装
置は、下端縁に爪部11を且つまた上端縁に厚肉部12
を有する略逆L字形の第一のクランプ13と、下端縁に
爪部14を有する略L字形の第二のクランプ15と、こ
れら第一;第二両クランプ13,15を締め付けるネジ
16と、さらに給電端子17及びこれをネジ止めするネ
ジ18とを有したものである。
【0010】締め付け用のネジ16は、第一のクランプ
の肉厚部12に貫通し、ねじ込み先端部分を第二のクラ
ンプ15の雌ねじ穴にねじ込まれている。しかして、第
一のクランプの肉厚部12には、締め付けネジ16を貫
通する横穴の開口端側に沈み穴ぐり深ざぐり状の凹段部
12aを有しており、この凹段部12aにネジの頭部1
6aを納め得るようにしている。
【0011】さて、以上のようにしてなる本実施例のト
ロリー導体給電装置は、図2のように、第一のクランプ
13の爪部11と第二のクランプの爪部14とを、トロ
リー導体19の被集電面左右側両面に当接してトロリー
導体19を挟み込むとともに、第一のクランプの肉厚部
12をトロリー導体19の被集電面対峙背面に回り込ま
せるとともに、その肉厚部側面に第二のクランプ15を
当接し、そして、肉厚部12を貫通し第二のクランプ1
5にねじ込むネジ16を締め込むことにより、第一;第
二両クランプの爪部11,14がトロリー導体19の側
面に圧接し、以てトロリー導体19への電気的接続を成
就させるのである。上記のように締め付けネジ16を締
め込むと、ネジの頭部16aが肉厚部の凹段部16aに
すっぽりと納まる。
【0012】尚、肉厚部12の側面には小突堤12bを
形成しており、この小突堤12bに第二のクランプ15
を当接すると、第二のクランプ15が当該小突堤12b
を視点としたモーメントが働き、爪部11,14による
挟み付け力を確実に伝えられる。
【0013】さらに、第一のクランプにおける肉厚部1
2の外面(背面)に給電端子17をネジ18でネジ止め
することにより、給電接続をなさしめるものである。2
0は端子17を付帯させる給電用リード線である。
【0014】以上のようにして構成され且つ取り付けら
れる本実施例のトロリー導体給電装置によれば、トロリ
ー導体の被集電面左右側両面に大きな突出をつくらず、
而も成型品であるクランプの肉厚部を通して両クランプ
を締め付けるので、板材を折り曲げ加工した従来のクラ
ンプ片の締め付け構成よりも締め付け位置をトロリー導
体側により近い位置で締め付けることができ、このこと
はトロリー導体の背面(被集電面対峙)側でのデッドス
ペースを大きくせず、コンパクト化を可能にするのであ
る。
【0015】図3及び図4に示す実施例は、第一のクラ
ンプ13′及び第二のクランプ15′を長めにして、絶
縁トロリー線におけるトロリー導体の突き合わせ直線ジ
ョイントに兼用できるようにしたもので、図3はトロリ
ー導体19′,19′の直線ジョイント状況を示し、図
4に給電端子17′付け状況を示している。両クランプ
13′,15′相互を締め付けるネジ16′は長手方向
に多めに設けることにより、双方のトロリー導体1
9′,19′へのクランプ13′,15′の挟み付け接
触状態を安定化させるのが良い。尚、第一のクランプ1
3′及び第二のクランプ15′の機能的形状等は前述し
た実施例;図1,2と本質的に変わりがないので説明を
省く。
【0016】
【発明の効果】以上説明したような本発明によれば、ト
ロリー導体の被集電面対峙の背面部での端子付けに要す
る寸法を小さくして、尚且つトロリー導体の被集電面左
右側面への突き出し寸法をも小さくすることのできる、
トロリー導体給電装置を提供するという所期の課題(目
的)を達成することができる。従って、例えば自走搬送
台車レール付帯列設用トロリー導体のように、トロリー
導体の被摺動面左右側両面及び被集電面対峙背面に限り
のある場合でも、それに適応して省スペース化を実現で
き、小さく且つ軽量な荷物搬送用の場合であっても、小
さなレールに対して取り付けることも可能となり、コス
ト低減に寄与することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトロリー導体給電装置の実施例に
して、(イ)は平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は底面
図、(ニ)は左側面図、(ホ)は右側面図、(ヘ)は背
面図、(ト)は(ロ)のx−x断面図。
【図2】図1に示すトロリー導体給電装置の使用状態を
示し、(イ)は正面図、(ロ)は断面的側面図。
【図3】本発明に係るトロリー導体給電装置をトロリー
導体接続に兼用した他の実施例にして、(イ)は平面
図、(ロ)は正面図、(ハ)は右側面図。
【図4】図3に示すトロリー導体接続兼用給電装置に給
電端子を取り付けた例にして、(イ)は平面図、(ロ)
は正面図。
【図5】トロリー導体給電装置の従来例を示す正面図。
【図6】トロリー導体給電装置の他の従来例にして、
(イ)は平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は右側面図。
【符号の説明】
11 爪部 12 肉厚部 12a 凹段部 13,13′ 第一のクランプ 14 爪部 15,15′ 第二のクランプ 16 締め付けネジ 16a ネジ頭部 17,17′ 給電端子 18 止めネジ 19,19′ トロリー導体(絶縁トロリー線の導体) 20 給電用リード線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トロリー導体の被集電面左右側面の一方に
    当接する爪部及びトロリー導体の被集電面対峙の背面に
    回り込んだ肉厚部を有する第一のクランプと、トロリー
    導体の被集電面左右側面の他方に当接する爪部及び前記
    第一のクランプにおける肉厚部の側面に当接する第二の
    クランプと、これら第一;第二の両クランプを締め付け
    る部材と、さらに前記第1のクランプにおける肉厚部の
    外面にネジ止めする端子とを有してなる、トロリー導体
    給電装置。
  2. 【請求項2】第一;第二両クランプを締め付ける部材は
    ネジであって、その頭部が第一のクランプにおける肉厚
    部内に納められてなる、請求項1記載のトロリー導体給
    電装置。
JP8042692A 1996-02-29 1996-02-29 トロリー導体給電装置 Pending JPH09226418A (ja)

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JP8042692A JPH09226418A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 トロリー導体給電装置

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Effective date: 20021217