JP3322013B2 - トロリー導体用接続装置 - Google Patents

トロリー導体用接続装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トロリー導体のための
接続装置に関する。「トロリー導体」とは、絶縁トロリ
ー線やトロリーバスダクトにおける導体を指称する。
【0002】
【従来の技術】絶縁トロリー線は、横断面略I字状の導
体の上に横断面略U字状の絶縁カバーを被せたもので、
絶縁カバーの側面開口の中に導体の一部を露出させ集電
面を設定している。また、トロリーバスダクトでは、横
断面略I字状の導体を適当数で並列させ長手方向の所々
で支持溝付絶縁体に固定した状態でリップ溝形鋼状のダ
クトの中に収納したもので、並列する導体の一部にトロ
リー台車の集電子を接触している。このようなトロリー
導体では、ウェッブ状部分の上下にフランジを有し一方
のフランジ部に集電子接触面を設定し、他方のフランジ
側を絶縁カバー(絶縁体)への係止用としたり接続用に
供していた。
【0003】ところが、トロリー導体の接続に供するフ
ランジ側は、布設上で背面側となり、例えば絶縁トロリ
ー線では台車走行レールなどの支持部材が近接し、トロ
リーバスダクトではダクトが覆い被さり、トロリー導体
が多連布設されるとかかる背面部での接続作業スペース
は殆ど得られないデッドスペースとなってボルト締め付
け作業を困難にしていた。
【0004】そこで、トロリー導体を接続するとき集電
面を設定した側からボルト締め付けが行える接続装置を
本願出願人において提案した。(特公平3−43096
号)この接続装置は、図17に示したように、短冊状で
略C字状に形状付けられた第一のクランプ1と短冊状で
細幅の第二のクランプ2とこれらを締め付けるボルト3
からなる。しかして、第一の導電性クランプ1は、トロ
リー導体4の集電子非接触側のフランジ4aを囲むよう
に配置されていて、一方の側縁がトロリー導体のウェッ
ブ状部分4bの一方の側面に当接し、他方の側縁がトロ
リー導体のウェッブ状部分4bの他方の側面より前方に
突き出しその部分で傾斜面1aが形成されたものであ
り、一方の第二のクランプ2は、一方の側縁においてか
かる第一のクランプの傾斜面1aに対応する傾斜面2a
を有し、他方の側縁がトロリー導体のウェッブ状部分の
4bの他方の側面に当接するようにしたものである。そ
して、ボルト3は、トロリー導体の集電子接触面設定側
のフランジ4c側からトロリー導体のウェッブ状部分の
他方の側面の脇を通して第二のクランプ2を貫通し第一
のクランプ1にねじ込むようにしたものである。このボ
ルトの締め付けによって、第二のクランプの傾斜面2a
が第一のクランプの傾斜面1aに圧接しさらに楔を打ち
込むように滑り込み、そのときの応力で第一のクランプ
1と第二のクランプ2が互いに向き合う力が発生し、も
って、トロリー導体のウェッブ状部分4bを挟持し電気
的な接続を成就するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにして提案
されたトロリー導体接続装置によれば、ボルト締め付け
作業がトロリー導体の集電子接触面側の広いスペースを
利用して行えるという利点はあるものの、そのために用
いられる第一のクランプと第二のクランプが傾斜面付の
特殊な加工品となる。特に双方の傾斜面の角度を精密に
加工しないと両クランプの把持力が低下することにもな
る。そこで、両クランプを押出型材の切りわけ品とし、
短冊状で所定の寸法に切断した後、傾斜面を精密に仕上
げ加工しており、さらに二次加工として穴空け、ネジ加
工、バリ取り加工を行うといった多くの工数を経て製作
されていた。ために、製作時のロット数を上げても1個
あたりの価額が高かった。また、施工時においては、多
数本のボルトで締め付けることにより所定の把持力を出
すようにしていたため、千鳥に仮の締め付けを行い、次
に千鳥に本締めを行うといった面倒な作業を必要として
いた。しかもそのように多数のボルトで締め付けるため
に信頼性の点で問題があった。さらに、クランプの傾斜
面合体部及びボルト締め付け部がトロリー導体の側方に
突出するため、トロリー導体の並列間隔がどうしても大
きくなりがちであり、省スペース化を図りにくく狭い間
隔で多連布設される絶縁トロリー線に対しては採用でき
ない場合があった。
【0006】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、ジョイ
ント部品の製作が簡単にでき、施工性に優れていて信頼
性を高くでき、さらに省スペース化を図れる、トロリー
導体用接続装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明により提供するト
ロリー導体用接続装置は、横断面略I字状にしてウェッ
ブ状部分の上下にフランジを有し一方のフランジ部に集
電子接触面を設定したトロリー導体を接続するものであ
って、ジョイントピンとジョイントスリーブとこれらを
締め付けるボルトとからなり、ジョイントピンは中央に
集電子のスライド面を形成する基部を有するとともに両
サイドに二股状の接続片を形成し、この二股状の接続片
のスリットにトロリー導体のウェッブ状部分を差し込ん
だ状態で、二股状の接続片とジョイントスリーブとでト
ロリー導体の集電子非接触側のフランジ部を挟み込みボ
ルト締め付けにて締結したものである。
【0008】ジョイントスリーブは、略コの字状の短冊
体としてトロリー導体のフランジ部の外面及び両側縁に
あてがうようにすると良い。また、ボルトは、ジョイン
トピンの中央基部にスライド面側から貫通してジョイン
トスリーブにねじ込むようにすると良い。なおまた、ジ
ョイントスリーブには両端において突起を有せしめ、ト
ロリー導体のフランジ部にはかかる突起が係止可能な切
り欠きを有せしめておくと良い。また、ジョイントピン
とジョイントスリーブとの間に圧縮バネを介在しておく
と良い。
【0009】
【実施例】図1〜図4は本発明にかかるトロリー導体用
接続装置の一実施例を示すもので、本実施例のトロリー
導体は図1のような絶縁トロリー線Tにおける導体を対
象とした。即ち、絶縁トロリー線Tは、横断面略I字状
の導体11の上に横断面略U字状の絶縁カバー12を被
せたものである。導体11は、銅の押出型材からなり、
柱となるウェッブ状部分11aの上下にフランジ11
b,11cを形成したもので、下側フランジ11cの下
面を凹ませて集電子接触面11dに設定している。絶縁
カバー12は、プラスチック押出機にて押出成形された
もので、かかる導体11の集電子接触設定面を除く全て
の部分つまりウェッブ状部分11a及び非集電子接触側
の上側フランジ11bの表面に密着被覆しており、一方
に延びる一対の脚状部12a,12a間に開口を設定
し、その開口の奥底にトロリー導体の集電子接触設定面
11dを露出したものである。この絶縁トロリー線Tの
端末において絶縁カバー12を剥いで導体11を露出
し、この導体端末に本発明の導体接続装置Jが取り付け
られる。
【0010】しかして、導体接続装置Jは、ジョイント
ピン20とジョイントスリーブ30とこれらを締め付け
るボルト40とからなる。ジョイントピン20は、図3
に分かり易く示したように、中央に基部21を且つまた
両サイドに二股状の接続片22,22を有したもので、
各接続片22においてスリット23を形成したものであ
る。基部21は、両サイドの接続片22,22に対して
上下に突出する高さとなっていて、下側面を凹ませて集
電子のスライド面24を形成している。上側では角形の
凸部25を小さく形成している。これは、後述するジョ
イントスリーブ30への嵌入用に供される。さらに、基
部21には、スライド面24から上側凸部25に貫通す
るボルト通し穴26があり、スライド面24側にはボル
ト頭部を収納するザグリ27を有している。なお、スラ
イド面24の両端には面取り部分を形成し、集電子が導
体の集電子接触設定面からスライド面へ乗り移り走行す
る時に引っ掛かりが生じないようにすると良い。このよ
うなジョイントピン20は、良導電性金属例えば銅など
への鍛造加工により一度に成形することができる。
【0011】一方、ジョイントスリーブ30は、図2に
分かり易く示したように、略コの字状の短冊体にして、
中間の基板部31における短幅方向の両側縁に垂下片3
2,32を形成し、さらに基板部31の中央にネジ穴3
3を形成したものである。このようなジョイントスリー
ブ30は、機械的に堅牢にできる鋼板などへのプレス機
による折り曲げ加工とネジ穴加工で得ることができる。
【0012】上記のようにしてなるジョイントピン20
とジョイントスリーブ30は、図4のように組み立てら
れる。即ち、ジョイントピン20の上側凸部25がジョ
イントスリーブ30の両側垂下片32,32の間に嵌入
させた状態で、ボルト40をジョイントピン20のボル
ト通し穴26に下側スライド面24側から貫通させ、そ
して、ボルト40をジョイントスリーブ30のネジ穴3
3にねじ込むようにするのである。上側凸部25がジョ
イントスリーブ30内に嵌入することでジョイントピン
20とジョイントスリーブ30の相互回転防止を確実な
ものとされる。また、組み立て後のボルト40の頭部4
1は、ジョイントピンのザグリ27内に入り込みスライ
ド面24から突出しないようにできる。なお、ボルトの
頭部41は、六角穴を中ぐりとして加工したものであ
る。
【0013】さて、以上のようにして組み立てられる本
実施例の接続装置Jによる導体接続方法を説明すると、
まず、上述のようにボルト40で1セットに組み立てら
れているならば、そのボルト40を緩めてジョイントピ
ン20とジョイントスリーブ30との相対する離間距離
を大きめにし、ジョイントピンの両側接続片22,22
の各々のスリット23,23に接続すべき両導体11,
11の端末におけるウェッブ状部分11aを差し込むこ
とにより、両良導体11,11の接続片22,22によ
る挟み込みで芯合わせが行われ、また、ジョイントスリ
ーブ30が接続すべき両導体11,11の端末における
非集電子接触側フランジ11bの外側にオーバーラップ
する。そうしてから、六角頭部付工具をスライド面24
側からボルトの頭部41の六角穴に係合させた状態でボ
ルト40の締め付け方向の回転操作を行うことにより、
ジョイントスリーブ30における基板部31が導体の非
集電子接触側フランジ11bに外面に当接するとともに
同スリーブの両側垂下片32,32が非集電子接触側フ
ランジ11bの両側縁に外接し、もって、ジョイントス
リーブ30が導体11,11の端末に対して直角二方向
から係止する状態が得られ、ジョイントピン20とジョ
イントスリーブ30の相互ねじれや両導体11,11の
相互ねじれが抑えられる。
【0014】かかる状態からさらにボルト40を締め付
けると、ジョイントピンの接続片22,22の側縁エッ
ジとジョイントスリーブの基板部31の内面とで導体1
1,11の非集電子接触側フランジ11bを両面から圧
締し、もって、導体11,11の非集電子接触側フラン
ジ11bを機械的に把持して抜け止めが図られるととも
に、ジョイントピンの接続片22,22の圧締による両
導体11,11間の電気的な接続が成就されるのであ
る。このとき、両導体11,11間では上記のようにね
じれや回転防止が図られているので、効率よく作業を遂
行できる。また、ボルト40は、完全に締め込むと頭部
41がジョイントピンのザグリ27内に完全に入り込
み、スライド面24から突き出ない。さらに、上記のよ
うにして接続が完了した状態では、ジョイントピンのス
ライド面24の前後に導体11,11の集電子接触設定
面11dが面合わせされた状態で連続し、もって、接続
部分における集電子の乗り移り走行が可能になる。
【0015】図5及び図6は本発明にかかるトロリー導
体用接続装置の他の実施例を示すもので、本実施例のト
ロリー導体は図5のようなトロリーバスダクトTBDに
おける導体を対象としている。この導体110は、前述
した実施例の絶縁トロリー線Tの導体11と実質的に同
一の横断面形状をなし、前述の導体11と唯一異なる点
は、集電子接触設定面が平坦な点だけである。このよう
な導体110は、複数本を並列にして溝付絶縁体111
に係合させつつリップ溝形鋼状のダクト112の中に納
めたものである。このようにして構成されたトロリーバ
スダクトTBDは、端末において導体110を突き出し
本発明の導体接続装置J′が取り付けられる。
【0016】しかして、導体接続装置J′は、ジョイン
トピン120とジョイントスリーブ130とこれらを締
め付けるボルト40とからなる点で、前述した実施例の
導体接続装置Jと実質的に同一の構成且つ同一の接続方
法となる。前述の導体接続装置Jと唯一異なる点は、集
電子のスライド面が平坦な点だけである。各部の具体的
な点は、前述した実施例(図1〜図4)の説明を参照す
れば容易に理解できるので、特に説明はしない。
【0017】図7〜図11と図12〜図16は、本発明
にかかるトロリー導体用接続装置のさらに他の実施例を
示したものである。これら二つの実施例は、図1〜図4
に示すトロリー導体用接続装置を改良したものである。
従って、図1〜図4と同一部分にはそれに付された符号
に一致した符号を付してあるので、図1〜図4の説明も
併せ参照されたい。
【0018】先ず、図7〜図11に示す実施例における
装置の改良点は、ジョイントスリーブ30の両端に図8
のような折り曲げによる突起34,34を形成し、一
方、絶縁トロリー線の導体11の上側フランジ11bの
背面において切り欠き11eを形成してなるものであ
る。本実施例において、接続作業状態とりわけジョイン
トスリーブ30が接続すべき両導体11,11の端末に
おける上側フランジ11bにオーバーラップした(図1
のようにされた)際に、ジョイントスリーブ両端の突起
34,34が接続すべき両導体の切り欠き11e,11
eに嵌入して係止されてなるものである。それは、接続
完了状態つまりボルト40の締め付け完了状態で維持さ
れるものとなる。本実施例によれば、接続すべき両導体
11,11がジョイントスリーブ30に対して抜け止め
が図れ、施工後の信頼性の点で秀でたものがある。
【0019】図12〜図16に示す実施例における改良
点は、ジョイントピン20とジョイントスリーブ30と
の間に、蔓巻きバネ状の圧縮バネ50を介在させ、この
圧縮バネ50はボルト40に被挿させたものとしてい
る。なお、28はジョイントピンにおける基部21の上
側凸部25からボルト貫通方向に穿たれたザグリで、圧
縮バネ50を下側から収容するようにしている。この実
施例によれば、圧縮バネ50の介在にてジョイントピン
20とジョイントスリーブ30との間隔を押し広げるよ
うになるので、もし、ジョイントスリーブが上側にして
接続作業を行おうとも、そのジョイントスリーブを持ち
上げる態勢でトロリー導体の差し込みむための間隔を保
持するものとなり、ひいては、接続時にジョイントスリ
ーブ等がトロリー導体端部に引っ掛かる等の不都合がな
く、接続作業を頗る容易にし、信頼性の面でも有利とな
るものである。
【0020】なお、本実施例のような圧縮バネの介在
は、トロリーバスダクト用トロリー導体の接続装置にも
応用でき、例えば、図6のジョイントピン120とジョ
イントスリーブ130との間にボルト140に被挿した
状態で介在することができる。その場合、上述したよう
な、圧縮バネ収容用のザグリ(28)を設けても良い。
【0021】
【発明の作用・効果】以上説明したような本発明のトロ
リー導体用接続装置によれば、ジョイントピンの二股状
の接続片をトロリー導体のウェッブ状部分に挟み込むよ
うに差し込み、また、ジョイントスリーブをトロリー導
体の非集電子接触側のフランジにオーバーラップしてあ
てがい、ジョイントピンとジョイントスリーブとに連関
するボルトの締め付けにて当該トロリー導体のフランジ
を挟持し且つ締結してなるので、ジョイントピン及びジ
ョイントスリーブともに複雑で特殊な形状をしないで簡
単な加工により製作することができ、施工時において
は、1本のボルトへの締め付け操作にて対応できるの
で、接続作業が頗る容易であって信頼性の面でも有利と
なる。さらに、ジョイントピン及びジョイントスリーブ
がトロリー導体の外周面に張り付くようにしてトロリー
導体の側方に大きく突出しないで取り付けられるので、
接続部周囲のスペースを大きくとらずに済み、ひいて
は、多連布設絶縁トロリー線や多線式トロリーバスダク
トのように導体間隔が狭くなるトロリー導体への接続用
として最適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で絶縁トロリー線の導体の接続
例を示し、(イ)は正面図、(ロ)は底面図、(ハ)は
(イ)のA−A断面図。
【図2】本発明の実施例で接続装置のジョイントスリー
ブを示し、(イ)は平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は
底面図、(ニ)は左側面図。
【図3】本発明の実施例で接続装置のジョイントピンを
示し、(イ)は平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は底面
図、(ニ)は左側面図。
【図4】本発明の実施例で接続装置の組み立て状態を示
し、(イ)は正面図、(ロ)は底面図、(ハ)は左側面
図。
【図5】本発明の他の実施例でトロリーバスダクトの導
体の接続例を示し、(イ)は正面図、(ロ)は横断面説
明図。
【図6】本発明の他の実施例でトロリーバスダクトの導
体用の接続装置の組み立て例を示し、(イ)は正面図、
(ロ)は底面図、(ハ)は左側面図。
【図7】本発明の実施例で絶縁トロリー線の導体の接続
例を示し、(イ)は正面図、(ロ)は底面図、(ハ)は
(イ)のA′−A′断面図。
【図8】図7の実施例に用いられる絶縁トロリー線の導
体を示す、(イ)は平面図、(ロ)は正面図。
【図9】図7に用いられるジョイントスリーブを示し、
(イ)は平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は底面図、
(ニ)は左側面図
【図10】図7に用いられるジョイントピンを示し、
(イ)は平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は底面図、
(ニ)は左側面図
【図11】図7に用いられる接続装置の組み立て例を示
し、(イ)は正面図、(ロ)は底面図、(ハ)は左側面
図。
【図12】本発明のさらに他の実施例で絶縁トロリー線
の導体の接続例を示し、(イ)は正面図、(ロ)は底面
図、(ハ)は(イ)のA−A断面図。
【図13】図12の実施例のジョイントピンを示し、
(イ)は平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は底面図、
(ニ)は左側面図。
【図14】図12の実施例のジョイントスリーブを示
し、(イ)は平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は底面
図、(ニ)は左側面図。
【図15】図12の実施例の装置を分解した状態で示す
正面図。
【図16】図12の実施例の装置の組み立て状態を示
し、(イ)は正面図、(ロ)は底面図、(ハ)は左側面
図。
【図17】従来のトロリー導体接続装置の例を示し、
(イ)は正面図、(ロ)は右側面図。
【符号の説明】
J,J′ 接続装置 T 絶縁トロリー線 11 導体 11a ウェッブ状部分 11b フランジ(非集電子接触側) 11c フランジ(集電子接触側) 11d 集電子接触設定面 11e 切り欠き 12 絶縁カバー 20 ジョイントピン 21 基部 22 二股状の接続片 23 スリット 24 スライド面 26 ボルト通し穴 27 ザグリ(ボルト頭部側) 28 ザグリ(圧縮バネ側) 30 ジョイントスリーブ 31 基板部 32 垂下片 33 ネジ穴 34 突起 40 ボルト 50 圧縮バネ TBD トロリーバスダクト 110 導体 111 絶縁体 112 ダクト 120 ジョイントピン 130 ジョイントスリーブ 140 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−50870(JP,A) 実開 昭51−54279(JP,U) 実開 昭51−72775(JP,U) 実開 昭48−54075(JP,U) 実開 昭49−41276(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60M 1/30 H01R 4/58

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横断面略I字状にしてウェッブ状部分の上
    下にフランジを有し一方のフランジ部に集電子接触面を
    設定したトロリー導体を接続するものであって、ジョイ
    ントピンとジョイントスリーブとこれらを締め付けるボ
    ルトとからなり、ジョイントピンは中央に集電子のスラ
    イド面を形成する基部を有するとともに両サイドに二股
    状の接続片を形成し、この二股状の接続片のスリットに
    トロリー導体のウェッブ状部分を差し込んだ状態で、二
    股状の接続片とジョイントスリーブとでトロリー導体の
    集電子非接触側のフランジ部を挟み込みボルト締め付け
    にて締結した、トロリー導体用接続装置。
  2. 【請求項2】ジョイントスリーブは、略コの字状の短冊
    体としてトロリー導体のフランジ部の外面及び両側縁に
    あてがうようにした、請求項1記載の接続装置。
  3. 【請求項3】ボルトは、ジョイントピンの中央基部にス
    ライド面側から貫通してジョイントスリーブにねじ込ま
    れた、請求項1または2記載の接続装置。
  4. 【請求項4】ジョイントスリーブの両端には突起を有
    し、トロリー導体のフランジ部には当該突起が係止可能
    な切り欠きを有してなる、請求項1または2記載の接続
    装置。
  5. 【請求項5】ジョイントピンとジョイントスリーブとの
    間に、圧縮バネをボルトに被挿した状態で介在してな
    る、請求項1〜3何れか1項記載の接続装置。
  6. 【請求項6】トロリー導体が絶縁トロリー線の導体であ
    る、請求項1〜3何れか1項記載の接続装置。
  7. 【請求項7】トロリー導体がトロリーバスダクトの導体
    である、請求項1〜3何れか1項記載の接続装置。
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JPH08104158A (ja) 1996-04-23

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