JP2562012Y2 - 電線接続体 - Google Patents

電線接続体

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JP2562012Y2 JP1990028843U JP2884390U JP2562012Y2 JP 2562012 Y2 JP2562012 Y2 JP 2562012Y2 JP 1990028843 U JP1990028843 U JP 1990028843U JP 2884390 U JP2884390 U JP 2884390U JP 2562012 Y2 JP2562012 Y2 JP 2562012Y2
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勝久 森
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、2本以上の単線の電線を電気的及び機械的
に接続し、その接続箇所を絶縁被覆する場合に用いる電
線接続体であって、詳しくは、電線挿入用開口を一端側
に有する大径の筒部と有底の奥側筒部とが一体的に形成
され、この奥側筒部内に導電体が内装保持されている電
線接続体に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、一般に知られているものとしては、別紙第13図
及び第14図に示したように、電線挿入用開口(01a)を
有する入口側筒部(01A)と外端が底部(01b)によって
閉塞されている有底の奥側筒部(01B)とが一連一体に
合成樹脂材料で成型された絶縁体(01)と、該絶縁体
(01)における上記奥側筒部(01B)内に挿嵌保持させ
てある電気的接続導電体(02)とからなる電線接続体
(S)であって、該電気的接続導電体(02)が、銅製の
筒体で形成されているもので、接続しようとする電線
(K)の被覆を剥離した裸電線(k)部分を該筒体(0
2)内に挿入した後、圧着工具によって上記奥側筒部(0
1B)の外周部から加圧し、内部の筒体(02)を縮径変形
させることによって該筒体(02)の塑性変形によって挿
入電線を保持するようにしたものであった。
〈考案が解決しようとする課題〉 従って、従来のこの種の電線接続体は、第14図に示し
たように、接続しようとする複数の電線(K)の被覆を
剥離した裸電線(k)部分の抜け出しを防止するために
裸電線(k)…部分相互を捩じておく必要があり、殊に
これが単線の場合にはペンチ等の捩り工具を必要とし、
また、筒体の圧着工具による加圧操作を必要とし、これ
ら捩り操作や加圧操作のために常に工具を携帯しておく
必要があり、筒体(02)を一旦変形させてしまうと、そ
の後に他の電線(K)を追加接続することが不可能とな
り、そのような場合には、既に接続した電線(K)…を
切断して接続体(S)を放棄し、新しい接続体(S)を
用いて再び同様の接続操作をしなければならないという
問題点を有するものであった。
そこで、本考案は、このような従来技術の有する問題
点を解決することを目的としてなされたもので、接続し
ようとする裸電線相互の捩り操作を全く必要とすること
なく、裸電線そのままで接続連結することができ、接続
体に対する挿入操作のみで、その後において加圧操作等
の操作を一切必要とすることなく、従って、これらの操
作のための工具を全く必要としない電線接続体を提供し
ようとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 該目的を達成するために講じた本考案の構成を、実施
例に対応する第1図乃至第6図を参考にして説明する
と、本考案は、電線挿入用開口端(1a)を有する入口側
筒部(1A)と外端が底部(1b)によって閉塞されている
有底の奥側筒部(1B)とが一連一体に合成樹脂材料で成
型された絶縁体(1)と、該絶縁体(1)における上記
奥側筒部(1B)内に挿嵌保持させてある導電金属材料製
で平板状の電気的接続導電体(2)と、同様に同奥側筒
部(1B)内に挿嵌保持させてある硬質金属材料製の電線
抜け止め体(3)とからなる電線接続体であって、前記
の電線抜け止め体(3)が、電線挿入用の開口端(1a)
に臨んだ基板部(31)から該開口より離反すべく同一方
向に折り曲げた折曲片(32a),(32b)と、両折曲片そ
れぞれから中心方向かつ基板部から遠ざかる方向に傾斜
する傾斜突片(33)…と、両折曲片に挟まれた基板部
(31)中央線の両側に穿設した裸電線挿通用の小孔(34
a),(34b)とを備えている接続体において、前記導電
体(2)は、平板状の両側縁部分(22),(22)の先端
部に突出部分(21),(21)を形成し、前記両側縁部分
(22),(22)を前記絶縁体(1)の両側に形成した案
内溝(11),(11)に嵌合させて、絶縁体(1)の奥側
筒部(1B)内に挿嵌保持させ、前記突出部分(21),
(21)の間の端面(23)に基板部(31)の中間部分を当
接し、両筒部(1A),(1B)間の連接部分の内面に形成
した段部(12)に基板部(31)の折曲部に沿う外面を当
接するとともに、奥側筒部(1B)の底部(1b)に一端が
当接する導電体(2)の開口(1a)側の突出部分(2
1),(21)に電線抜け止め体(3)の基板部(31)の
中間部分を係止することにより、前記電線抜け止め体
(3)が、前記導電体(2)を係止し得るごとくなした
構成の電線接続体である。
そして、特に本考案の特徴は、前記両筒部(1A),
(1B)間の連設部分内面に形成した段部(12)により拘
束されている電線抜け止め体(3)が、奥側筒部の底部
(1b)にまで延長している導電体(2)の開口(1a)側
の一端突出部分(21)で該導電体を係止した点にある。
〈作用〉 本考案は、このような構造としたものであるから、第
2図に示したように、平板状導電体(2)の両面とこれ
ら両面に対向する電線抜け止め体(3)の傾斜突片(33
a),(33b)とで形成される空間部(4)内に、小孔
(34a),(34b)から第6図に示したように接続しよう
とする電線(K)の裸電線(K)部分を挿入する。その
際、各裸電線部分(k)…は、導電体(2)が底部(1
b)にまで延長しているため、該導電体に「引っ掛か
る」虞れはない。さらに本考案の電線接続体は、導電体
と抜け止め体とを連結したのち、絶縁体(1)の両側内
面に奥へ向かい凹設した案内溝(11),(11)に、抜け
止め体の両側部分(22)を嵌合させて押し込むだけでよ
いから、極めて簡単に組み立てることができる。しか
も、電線挿入の際に、電線抜け止め体(3)ないし導電
体(2)のいずれも奥側へズレ動く虞れがない。
〈実施例〉 以下本考案の実施例について図面に基づいて説明す
る。
図中第1図乃至第6図は、本考案の第1実施例を示す
図で、該実施例は接続しようとする電線(K)…を4本
接続することができる型式の電線接続体(S)について
示したもので、絶縁体(1)を接続しようとする4本の
電線(K)…の被覆部分を挿入することができる大きさ
の内径を有し、一端にこれら電線の挿入用開口(1a)を
有する入口側筒部(1A)と、この開口(1a)とは反対側
の外端が底部(1b)によって閉塞されている有底の奥側
筒部(1B)とを合成樹脂材料によって一連一体に成型し
た絶縁体(1)とし、該絶縁体(1)における上記奥側
筒部(1B)内に挿嵌保持させる部材を導電金属材料の代
表的材料である銅材によって平板状に形成した電気的接
続導電体(2)とし、前記電線抜け止め体(3)を、薄
い鋼板によって形成した長方形状のものとし、その長手
方向の中間部分を基板部(31)とし、該基板部(31)か
ら両端側を両側方同一方向に折り曲げて断面形状が略々
コ字形状となるようにして折曲片(32a),(32b)を形
成し、該実施例にあっては、これら両折曲片(32a),
(32b)のそれぞれからそれらの長さ方向の中間部分で
幅方向の中央両側位置にコ字形とした中心方向に向かっ
て、かつ前記基板部(31)から遠去かる方向に向かって
傾斜する小さいコの字形の傾斜突片(33a),(33b)を
打ち出し形成するとともに、これら両折曲片(32a)、
(32b)のそれぞれを中心方向に向かって傾斜姿勢とす
ることによって、その先端縁を傾斜突片(33a'),(33
b')に形成し、前記基板部(31)の折曲片(32a),(3
2b)を連設形成した方向(図において上下方向)の中心
線を挟むその両側位置でかつ幅方向の中央両側位置に、
被覆を剥離した裸電線(k)が通過するに足る面積をも
つ四つの円形小孔(34a),(34b)を形成した構造と
し、該電線抜け止め体(3)におけるそれぞれの折曲片
(32a),(32b)を前記導電体(2)を挟んでその両面
側に位置する状態として、これら電線抜け止め体(3)
と導電体(2)とを、基板部(31)の両側を導電体
(2)の一端突出部分(21),(21)で、挟み込むよう
にして連結し、かつ、これら電線抜け止め体(3)にお
ける基板部(31)と導電体(2)における一端突出部分
(21),(21)との連結部側を前記絶縁体(1)におけ
る開口(1a)側に位置する状態として、該絶縁体(1)
の両側に形成した案内溝(11),(11)に導電体(2)
の両側縁部分(22),(22)を嵌合させて、同絶縁体の
奥側筒部(1B)内に挿嵌保持させた構造としたものであ
る。
而して、該実施例における導電体(2)の先端部は、
第2,3図にみられるように、絶縁体(1)における奥側
筒部(1B)の底部(1b)に接当し、かつ、両側縁部分
(22),(22)は案内溝(11),(11)内に位置し、電
線抜け止め体(3)における基板部(31)の折曲部に沿
う外面は、第2図にみられるように、絶縁体(1)の入
口側筒部(1A)と奥側筒部(1B)との連設部分の内面に
形成した段部(12),(12)に接当して、挿入後の移動
を阻止するようにしてある。
このような構造とした本考案にいう電線接続体(S)
を用いて2本乃至4本の電線(K)…を電気的に接続す
るには、前記作用の項で概説したように、接続しようと
する電線(K)…の端部の被覆を剥離して裸電線(K)
部分を形成し、第6図に示すように、小孔(34)…を介
して、導電体(2)と電線抜け止め体(3)とで形成さ
れている断面三角状の空間(4),(4)内に挿入すれ
ばよい。
このとき、2本の電線(K),(K)のみを接続した
いときは2本の電線を、3本の電線(K)…を接続した
いときは3本の電線をそれぞれ前記小孔(34)から所要
の空間(4)…内に裸電線(k)…部分を挿入すると、
各挿入した裸電線(k)…部分は第6図に示したよう
に、電線抜け止め体(3)における各傾斜突片(33
a),(33a'),(33b),(33b')によって導電体
(2)の表裏何れかの面側に圧接された状態を保持す
る。このようにして空間(4)内に挿入した電線(K)
に外力が作用して、抜け出し力が働いてもこれら傾斜突
片(33a),(33a'),(33b),(33b')の先端部分が
裸電線(k)の接当部に喰い込み、電線の抜け出しを阻
止する。
第7図乃至第9図は他の実施例について示したもの
で、導電体(2)の形状を、同導電体(2)における一
端突出部分(21)側に面する端面(23)部分に爪先状と
した電線先端部案内用の切欠部(24)…を形成したもの
とし、電線抜け止め体(3)における基板部(31)に形
成した小孔(34)の形状を導電体(2)を挟んでその両
面側方向(図において上下方向)に連なる長方形状のも
のに形成し、基板部側の傾斜突片(33a),(33b)を前
記第1実施例における中間打ち抜き突片(33a),(33
b)のように、この長方形状の小孔(34)を利用し、折
曲片(32a),(32b)の折曲部側を基部として内方に向
けて傾斜方向に突出させて形成したものとし、先端側傾
斜突片(33a'),(33b')を折曲片(32a),(32b)の
幅方向中間部に先端から切り込まれたスリット(35)を
形成することによって、左右個々に揺動できるようにし
た場合の実施例を示したものである。本考案にいう傾斜
突片(33)は、第1実施例に示した中間打ち抜きのもの
のみに限らず、このように小孔(34)を形成した端部を
折り返して突片を形成したものとしてもよく、また、該
傾斜突片(33)は電線挿入方向において1ケ所でもよ
く、3ケ所以上形成したものとしてもよい。
また、該実施例は第7図にみられるように、絶縁体
(1)の奥側筒部(1B)と入口側筒部(1A)とを同一形
状のものとし、先端部分に裸電線(k)…の先端部分透
視用の小筒部(13)を形成し、それぞれの角隅部に肉厚
部分(14)を形成し、その案内溝(11)の先端部(1
1')をこの小筒部(13)の先端位置で終わるように形成
し、また、入口側筒部(1A)と奥側筒部(1B)との境部
位置には、基板部(31)と接当する小突片(14)を内面
側に向けて突出形成した構造としたものである。
第10図は電線抜け止め体(3)の他の実施例を示した
図であって、該電線抜け止め体(3)における基板部
(31)に形成する小孔(34a),(34b)の形状を方形状
のものとし、この小孔(34a),(34b)を形成するに当
たって、前記第1実施例において示した基板部(31)の
傾斜突片(33a),(33b)のように孔の一端側を残して
コの字形に抜き出し形成したものとし、この残す一端側
を基板部(31)における折曲片(32a),(32b)の形成
側に位置させることによって、小孔(34a),(34b)を
形成すると同時に打ち出し片を折曲片(32a),(32b)
側に向かって斜め内方に打ち出し、基板部(31)側の傾
斜突片(33a),(33b)を形成したものである。
また、該実施例にあっては、小孔(34a),(34b)を
千鳥足状に配置形成したものである。このように形成し
ておくと、電線(K)…の被覆部の太さに災いされるこ
となく、比較的小孔相互の間を接近して形成することが
できる。図中(36)は先端側傾斜突片(33a'),(33
b')の幅を略同幅のものとするために折曲片(32)の一
側部を切除した部分を示す。
第11図及び第12図に示した実施例は、6本の電線
(K)…を接続することができるようにした実施例につ
いて示したもので、導電体(2)の幅を、横方向に3本
の電線(K)…を配列するに足る幅をもつものとし、電
線抜け止め体(3)における幅も同様に広幅のものと
し、その基板部(31)に横幅方向に3個、上下2段、合
計6個の小孔(34)…を形成してある構造としたもので
ある。
而して、該実施例における電線抜け止め体(3)は、
両折曲片(32a),(32b)を基板部(31)から側面視コ
の字形に折り曲げ形成し、その先端部を中心側に斜めに
折曲させて先端側傾斜突片(33a'),(33b')を形成し
た構造としたものである。
上記各実施例に示した入口側筒部(1A)、奥側筒部
(1B)の断面形状は必ずしも4角筒状のものである必要
はなく、円筒状のものとしてもよいことは言うまでもな
い。要するに、導電体(2)及び電線抜け止め体(3)
を奥側筒部(1B)内に挿嵌保持させ得るものであればよ
い。
本考案にいう接続体は、このように電線4本接続用の
ものに限らず、導電体(2)における幅を変えることに
よって2本用としても8本用としてもよく、その数は奇
数本であってもよく2本以上適宜数のものに形成するこ
とができるものである。以上本考案の代表的な実施例に
ついて説明したが、本考案は、これらの実施例のみに限
られるものではなく、本考案の構成要件を備え、目的を
達成し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜変
更を加えて実施することが出来るものである。
〈考案の効果〉 以上の説明から既に明らかなように、本考案は、絶縁
体における奥側筒部内に挿嵌保持させる部材を電気的接
続導電体と電線抜け止め体の2部材によって形成し、該
電気的接続導電体の構造を、平板状に形成し、前記電線
抜け止め体が、鋼板等の硬質金属材料によって、中央の
基板部から両側方同一方向に断面略々コ宇形状に折り曲
げ形成した折曲片とこれら両折曲片のそれぞれから中心
方向でかつ前記基板部から遠去かる方向に向かって傾斜
する傾斜突片と基板部の前記折曲片の形成方向中心線を
挟むその両側位置に被覆を剥離した裸電線を通過させる
に足る面積をもつ小孔とを有する構造に形成したものと
し、該電線抜け止め体におけるそれぞれの折曲片を前記
導電体を挟んでその両面側に位置する状態とし、かつ、
電線抜け止め体における基板部を前記絶縁体における開
口側に位置する状態として、該絶縁体の奥側筒部内に挿
嵌保持させてある構造としたものであるから、電線抜け
止め体が、導電体を確実に係止し得るとともに、従来の
ものに比し、電線の接続がペンチ等の捩り操作用の工具
や圧着変形用の工具を何等必要とすることなく、これら
の操作をも必要とすることなく、端部の被覆を剥離した
電線を単に挿入するだけの操作で複数の電線を電気的機
械的に接続することができるものであって、電線の接続
が極めて容易にでき、導電体も平板状のものでよいとい
う顕著な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図中第1図乃至第6図は本考案の第1実施例を示した図
で、第1図は各部を示す斜視図、第2図は小孔を通る部
分の縦断正面図、第3図は第2図におけるIII-III線矢
視平面図、第4図は同IV-IV線縦断側面図、第5図は同V
-V線矢視縦断側面図、第6図は使用状態を示す第2図部
分の断面図、第7図乃至第12図は他の実施例を示す図
で、第7図は要部の縦断正面図、第8図及び第9図は斜
視図、第10図及び第11図はそれぞれ更に他の実施例を示
す要部の斜視図、第12図は第11図におけるXI-XI線断面
図、第13図及び第14図は従来例を示す要部の縦断正面図
である。 図中(1)は絶縁体、(1A)は入口側筒部、(1B)は奥
側筒部、(1a)は開口端、(1b)は底部、(2)は導電
体、(3)は電線抜け止め体、(12)は段部、(21)は
突出部分、(22)は側縁部分、(23)は端面、(31)は
基板部、(32a),(32b)は折曲片、(33a),(33b)
は傾斜突片、(34a),(34b)は小孔、(k)は裸電線
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−99983(JP,A) 特開 昭56−91379(JP,A) 実開 昭48−114087(JP,U) 実開 昭59−118274(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線挿入用開口端(1a)を有する入口側筒
    部(1A)と外端が底部(1b)によって閉塞されている有
    底の奥側筒部(1B)とが一連一体に合成樹脂材料で成型
    された絶縁体(1)と、該絶縁体(1)における上記奥
    側筒部(1B)内に挿嵌保持させてある導電金属材料製で
    平板状の電気的接続導電体(2)と、同様に同奥側筒部
    (1B)内に挿嵌保持させてある硬質金属材料製の電線抜
    け止め体(3)とからなる電線接続体であって、前記の
    電線抜け止め体(3)が、電線挿入用の開口端(1a)に
    臨んだ基板部(31)から該開口より離反すべく同一方向
    に折り曲げた折曲片(32a),(32b)と、両折曲片それ
    ぞれから中心方向かつ基板部から遠ざかる方向に傾斜す
    る傾斜突片(33)…と、両折曲片に挟まれた基板部(3
    1)中央線の両側に穿設した裸電線挿通用の小孔(34
    a),(34b)とを備えている接続体において、前記導電
    体(2)は、平板状の両側縁部分(22),(22)の先端
    部に突出部分(21),(21)を形成し、前記両側縁部分
    (22),(22)を前記絶縁体(1)の両側に形成した案
    内溝(11),(11)に嵌合させて、絶縁体(1)の奥側
    筒部(1B)内に挿嵌保持させ、前記突出部分(21),
    (21)の間の端面(23)に基板部(31)の中間部分を当
    接し、両筒部(1A),(1B)間の連接部分の内面に形成
    した段部(12),(12)に基板部(31)の折曲部に沿う
    外面を当接するとともに、奥側筒部(1B)の底部(1b)
    に一端が当接する導電体(2)の開口(1a)側の突出部
    分(21),(21)に電線抜け止め体(3)の基板部(3
    1)の中間部分を係止することにより、前記電線抜け止
    め体(3)が、前記導電体(2)を係止し得るごとくな
    したことを特徴とする電線接続体。
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