JPS6350172Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6350172Y2 JPS6350172Y2 JP6263982U JP6263982U JPS6350172Y2 JP S6350172 Y2 JPS6350172 Y2 JP S6350172Y2 JP 6263982 U JP6263982 U JP 6263982U JP 6263982 U JP6263982 U JP 6263982U JP S6350172 Y2 JPS6350172 Y2 JP S6350172Y2
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- JP
- Japan
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- wire
- ear piece
- ear
- contact
- outer edge
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000002788 crimping Methods 0.000 claims description 2
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は合成架線の交さ用あるいは分岐用に使
用するフイードイヤーに関するもので、合成架線
の電車線と添線とを同時に挟持して給電できるよ
うにしたものである。
用するフイードイヤーに関するもので、合成架線
の電車線と添線とを同時に挟持して給電できるよ
うにしたものである。
従来、この種のフイードイヤーは電車線のみ挟
持し、添線についてはイヤーの両片の中央を貫通
させる構造になつていた。これは、合成架線の目
的が、添線を具えることにより、電車線の耐張力
を増大して、断線を防止することにあり、給電を
必要ないとされていたからである。しかし、この
構造は次のような欠点をもつている。それは、電
車通過時、又は風等による振動で、イヤーと添線
との間で離接現象が生じ、微少接触部分への通電
による高温軟化によつて損耗がいちぢるしく、断
線及びイヤー本対の破損の原因となつていた。ま
た、近年においては、この電車線の張力増大に加
え、交通量増大に伴なう供給電流の増大の必要か
ら、電車線だけの給電だけでは足りず、添線に導
電性のよい材質(例えば硬銅より線)を採用し、
これに給電して補給する方法をとるようになつて
きた。
持し、添線についてはイヤーの両片の中央を貫通
させる構造になつていた。これは、合成架線の目
的が、添線を具えることにより、電車線の耐張力
を増大して、断線を防止することにあり、給電を
必要ないとされていたからである。しかし、この
構造は次のような欠点をもつている。それは、電
車通過時、又は風等による振動で、イヤーと添線
との間で離接現象が生じ、微少接触部分への通電
による高温軟化によつて損耗がいちぢるしく、断
線及びイヤー本対の破損の原因となつていた。ま
た、近年においては、この電車線の張力増大に加
え、交通量増大に伴なう供給電流の増大の必要か
ら、電車線だけの給電だけでは足りず、添線に導
電性のよい材質(例えば硬銅より線)を採用し、
これに給電して補給する方法をとるようになつて
きた。
本考案は以上の点に鑑み、電車線と添線を同時
に挟持可能とすることにより、離接現象を防止
し、電車線及び添線へ大量の電流を供給可能にし
たことを特徴とするものである。
に挟持可能とすることにより、離接現象を防止
し、電車線及び添線へ大量の電流を供給可能にし
たことを特徴とするものである。
図面についてその実施例を説明する。
本考案の構成は第1図に示すように、フイード
線Fと、その両端に圧着接続されるイヤーEとか
らなる。イヤーEはイヤー片1,2,3,からな
り、以下その順に構造を説明する。
線Fと、その両端に圧着接続されるイヤーEとか
らなる。イヤーEはイヤー片1,2,3,からな
り、以下その順に構造を説明する。
合成イヤー片1は上端外縁を凹部とする係止線
1aになつている。下端外縁は段付縁となつてい
て、その長端縁は長手方向で電車線挟持用掛顎1
cに、短端縁は電車線挟持用掛顎1cに並行連続
する添線挟持用掛顎1bとなつている。長端縁の
上部側方には、斜上方向でフイード線Fを挿入圧
着可能な端子部1dとなつている。係止線1aは
次記する2つのイヤー片2,3の上端外縁に具え
た凸部係止線2a,3aと突合せ可能な突合せ縁
となつている。また、下端の電車線挟持用掛顎1
cはイヤー片2,3の掛顎2c,3cと、添線挟
持用掛顎1bはイヤー片2の掛顎2bと夫々対向
して電車線T、及び添線Mを同時に教示可能に形
成してある。電車線挟持用イヤー片2と添線挟持
用イヤー片3は夫々合成イヤー片1の内面と対称
に形成されイヤー片2の上部側方には前記合成イ
ヤー片1の端子部1dと対称に同形状の端子部2
dを具えてある。合成イヤー片1とイヤー片2,
3夫々対向して三つのボルト孔が穿つてあり、そ
のうち二つは電車線挟持用、一つは添線挟持用と
して使用する。夫々の線はボルト5によつて同時
に締付ける。フイード線Fは両端部においてほぼ
同等のより線からなる二股にし、夫々を合成イヤ
ー片及びイヤー片2の端子部1d,2dへ挿入し
て圧着接続する。
1aになつている。下端外縁は段付縁となつてい
て、その長端縁は長手方向で電車線挟持用掛顎1
cに、短端縁は電車線挟持用掛顎1cに並行連続
する添線挟持用掛顎1bとなつている。長端縁の
上部側方には、斜上方向でフイード線Fを挿入圧
着可能な端子部1dとなつている。係止線1aは
次記する2つのイヤー片2,3の上端外縁に具え
た凸部係止線2a,3aと突合せ可能な突合せ縁
となつている。また、下端の電車線挟持用掛顎1
cはイヤー片2,3の掛顎2c,3cと、添線挟
持用掛顎1bはイヤー片2の掛顎2bと夫々対向
して電車線T、及び添線Mを同時に教示可能に形
成してある。電車線挟持用イヤー片2と添線挟持
用イヤー片3は夫々合成イヤー片1の内面と対称
に形成されイヤー片2の上部側方には前記合成イ
ヤー片1の端子部1dと対称に同形状の端子部2
dを具えてある。合成イヤー片1とイヤー片2,
3夫々対向して三つのボルト孔が穿つてあり、そ
のうち二つは電車線挟持用、一つは添線挟持用と
して使用する。夫々の線はボルト5によつて同時
に締付ける。フイード線Fは両端部においてほぼ
同等のより線からなる二股にし、夫々を合成イヤ
ー片及びイヤー片2の端子部1d,2dへ挿入し
て圧着接続する。
以上が本考案の構造である。
本考案のフイードイヤーは、まず合成イヤー片
1とイヤー片2によつて電車線及び添線をボルト
4で挟持する。このとき添線は撚線であることか
ら、単線の電車線より挟持力は小さいので完全と
はいえない。ようするに、添線に対しては、仮止
めの役目を果す。次にイヤー片1に対して、イヤ
ー片3を取付け添線を完全にボルト締めする。以
上の要領で交さ線用若しくは分岐線用として使用
する。電車線と添線はほぼ同等の材質からなつて
いるので同一個所で同時に挟持しても温度変化等
による伸縮の差によつて一方が断線するようなこ
とがなく、大きな張力に耐え、さらに十分な電流
を供給することができる。また、従来のようにイ
ヤーと添線が離接現象を起すことがなく、電線、
イヤーの損耗を防止し、電波障害等の二次災害を
も防止することができる。
1とイヤー片2によつて電車線及び添線をボルト
4で挟持する。このとき添線は撚線であることか
ら、単線の電車線より挟持力は小さいので完全と
はいえない。ようするに、添線に対しては、仮止
めの役目を果す。次にイヤー片1に対して、イヤ
ー片3を取付け添線を完全にボルト締めする。以
上の要領で交さ線用若しくは分岐線用として使用
する。電車線と添線はほぼ同等の材質からなつて
いるので同一個所で同時に挟持しても温度変化等
による伸縮の差によつて一方が断線するようなこ
とがなく、大きな張力に耐え、さらに十分な電流
を供給することができる。また、従来のようにイ
ヤーと添線が離接現象を起すことがなく、電線、
イヤーの損耗を防止し、電波障害等の二次災害を
も防止することができる。
以上が本考案の特徴である。
第1図は本考案の正面図、第2図は同AA断面
矢視図、第3図は電車線挟持用イヤー片1の斜視
図、第4図は電車線挟持用イヤー片2、添線挟持
用イヤー片3の斜視図である。 1……合成イヤー片、1a……凹部係止線、2
b……合成イヤー片1の添線挟持用掛顎、1c…
…合成イヤー片1の電車線挟持用掛顎、2b……
イヤー片2の添線挟持用掛顎、2c……イヤー片
2の電車線挟持用掛顎、2d……イヤー片2の端
子部、3……イヤー片、3a……凸部係止線、3
b……イヤー片3の添線挟持用掛顎、F……フイ
ード線、M……添線、T……電車線。
矢視図、第3図は電車線挟持用イヤー片1の斜視
図、第4図は電車線挟持用イヤー片2、添線挟持
用イヤー片3の斜視図である。 1……合成イヤー片、1a……凹部係止線、2
b……合成イヤー片1の添線挟持用掛顎、1c…
…合成イヤー片1の電車線挟持用掛顎、2b……
イヤー片2の添線挟持用掛顎、2c……イヤー片
2の電車線挟持用掛顎、2d……イヤー片2の端
子部、3……イヤー片、3a……凸部係止線、3
b……イヤー片3の添線挟持用掛顎、F……フイ
ード線、M……添線、T……電車線。
Claims (1)
- フイード線と、上端外縁を凹部係止線に下端外
縁を電車線用と添線用の挟持部に形成し上端斜上
方向へ端子部を突設した合成イヤー片と、上端外
縁を凸部係止線に下端外縁を電車線用と添線用の
挟持部に形成し上端斜上方向へ端子部を突設した
イヤー片と、上端外縁を凸部係止線に下端外縁を
添線用挟持にしたイヤー片とからなり、夫々のイ
ヤー片と合成イヤー片が相対向して上端凹凸係止
線で係合し、下端挟持部で電車線と添線をボルト
によつて締付けるように形成した2組を、前記フ
イード線両端に圧着接続いてなる合成架線用フイ
ードイヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6263982U JPS58164823U (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | 合成架線用フイ−ドイヤ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6263982U JPS58164823U (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | 合成架線用フイ−ドイヤ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58164823U JPS58164823U (ja) | 1983-11-02 |
JPS6350172Y2 true JPS6350172Y2 (ja) | 1988-12-23 |
Family
ID=30072783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6263982U Granted JPS58164823U (ja) | 1982-04-28 | 1982-04-28 | 合成架線用フイ−ドイヤ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58164823U (ja) |
-
1982
- 1982-04-28 JP JP6263982U patent/JPS58164823U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58164823U (ja) | 1983-11-02 |
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