JPH09224805A - ロータリークローゼット - Google Patents

ロータリークローゼット

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JPH09224805A
JPH09224805A JP3800496A JP3800496A JPH09224805A JP H09224805 A JPH09224805 A JP H09224805A JP 3800496 A JP3800496 A JP 3800496A JP 3800496 A JP3800496 A JP 3800496A JP H09224805 A JPH09224805 A JP H09224805A
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Hitoshi Osawa
仁 大澤
Koshi Oda
耕嗣 小田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】制作性及び運搬性を向上させることができるハ
ンガーフレームを備えたロータリークローゼットを提供
する。 【解決手段】ハンガーフレーム本体4の上部に上レール
1に対して走行自在に取付けられる上ランナー5を備え
た上ランナーフレーム6を設ける。ハンガーフレーム本
体4の下部に下レール2に対して走行自在に取付けられ
る下ランナー7を備えた下ランナーフレーム8を設けて
ハンガーフレーム3を構成する。縦片9の下部より縦片
9と略直交するように下横片10を突設すると共に縦片
9の上部より縦片9と略直交するように上横片11を突
設してハンガーフレーム本体4を形成する。一箇所のビ
ス止め12にて上ランナーフレーム6を上横片11と略
直交するように固着する。上ランナーフレーム6と上横
片11との間に上ランナーフレーム6の回動移動を防止
する回り止め手段13を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洋服を吊下げ収納
するロータリークローゼットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洋服を吊下げ収納するロータリー
クローゼットとしては種々の形態のものが提供されてお
り、例えば、環状の上レールと下レールとの間にわたっ
て配設され、各レールに沿ってエンドレス状に走行移動
可能となったハンガーフレーム3を備えたものがある。
このようなものにおいて、上記ハンガーフレーム3は図
17に示されるように形成されている。
【0003】すなわち、縦片70の下部より縦片70と
略直交するように下横片71が突設されると共に、縦片
70の上部より縦片70と略直交するように上横片72
が突設されてハンガーフレーム本体4が構成されてお
り、このハンガーフレーム本体4を構成する上横片72
に上ランナーフレーム73を介して上ランナー74が取
付けられ、下横片71に下ランナーフレーム75を介し
て下ランナー76が取付けられるようになっている。
【0004】上ランナーフレーム73と上横片72とは
それぞれ金属材にて構成されており、上横片72に対し
て直交するように上横片72の上に上ランナーフレーム
73が載置され、上横片72と上ランナーフレーム73
とをそれぞれ溶接にて固着することで相互に連結一体化
されている。また、下ランナーフレーム75と下横片7
1もそれぞれ金属材にて構成されており、下横片71に
対して直交するように下横片71の端部に下ランナーフ
レーム75が当接され、下横片71と下ランナーフレー
ム73とをそれぞれ溶接にて固着することで相互に連結
一体化されている。
【0005】そして、上記のように構成されるハンガー
フレーム3は塗装して製品として出荷されるようになっ
ており、施工現場で上ランナー74を上レールに対して
走行自在に係合し、下ランナー76を下レールに対して
走行自在に係合して組み立てられるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、塗装を行う場合、各ランナーフレー
ム73,75を各横片71,72に溶接止めした後に行
うものであるが、それぞれ部材が直交した状態で接続さ
れているので、形状が複雑なものとなっており、塗装ラ
インにのりにくく、且つ溶接部に塗装が付きにくくて製
品不良が発生しやすく製作性が悪いという問題があっ
た。
【0007】また、塗装後の運搬時にランナーフレーム
同士が絡み合って傷が付きやすいという問題が生じやす
いものであった。本発明は上記問題点の解決を目的とす
るものであり、製作性及び運搬性を向上させることがで
きるハンガーフレームを備えたロータリークローゼット
を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、環状の上レール1と下レール
2との間にわたって配設され、各レール1,2に沿って
エンドレス状に走行移動可能となったハンガーフレーム
3を備えたロータリークローゼットにおいて、ハンガー
フレーム本体4の上部に上レール1に対して走行自在に
取付けられる上ランナー5を備えた上ランナーフレーム
6を設けると共に、ハンガーフレーム本体4の下部に下
レール2に対して走行自在に取付けられる下ランナー7
を備えた下ランナーフレーム8を設けてハンガーフレー
ム3を構成し、縦片9の下部より縦片9と略直交するよ
うに下横片10を突設すると共に縦片9の上部より縦片
9と略直交するように上横片11を突設して上記ハンガ
ーフレーム本体4を形成し、一箇所のビス止め12にて
上ランナーフレーム6を上横片11と略直交するように
固着し、上ランナーフレーム6と上横片11との間に上
ランナーフレーム6の回動移動を防止する回り止め手段
13を設けたことを特徴とするものであり、ハンガーフ
レーム本体4と上ランナーフレーム6とを別体としてビ
ス止め12によって回り止めを図りながら接続できるよ
うにすることで施行現場で簡単に組み立てることができ
て製作性を向上させることができるものであり、しか
も、別体とすることで別々に作業性よく塗装した後に上
ランナーフレーム6を組み立てることができる。さら
に、運搬性も向上させることができる。
【0009】請求項2の発明では、請求項1において上
ランナー5は、縦片14の下部より縦片14と略直交す
るように突設されて上ランナーフレーム6に連結される
下横片15を有し、縦片14の上部より縦片14と直交
するように突設されて上レール1に走行自在に係合され
るローラー16が取付けられる上横片17を有し、縦片
14と上横片17及び縦片14と下横片15との間に補
強リブ18が設けられているものであることを特徴とす
るものであり、上ランナー5の支持強度を大きく向上さ
せることができる。
【0010】請求項3の発明では、請求項1において樹
脂製の下ランナーフレーム8の長手方向の中央部より接
続突起19を突設し、中空となったハンガーフレーム本
体4の下横片10内に接続突起19を挿合してビス止め
20したことを特徴とするものであり、溶接作業を無く
すことができるものであり、ビス止め20によって施行
現場で簡単に組み立てることができて製作性を向上させ
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明におけるロータリークロー
ゼットは、図1に示されるように上下で対向するように
設置される上レール1及び下レール2と、上下のレール
1,2間にわたって配置されると共に上下のレール1,
2に沿ってエンドレス状に走行移動可能となったハンガ
ーフレーム3とを備えて主体が構成されている。
【0012】このロータリークローゼットは、例えば、
押入れ内や室内の端に設置されるものであり、下レール
2を床面Fに設置するようにして押入れ内や室内の端に
設置されるようになっている。床面Fに環状の下レール
1が載置され、下レール1においてその両端部において
十字状になされたフレーム21における交差部から高さ
の低い起立フレーム22が立設され、この起立フレーム
22にパイプ状の支柱23が挿通されて起立保持され、
そして、二本の支柱23,23の上端部に環状の上レー
ル1が保持されるようになっている。つまり、環状の上
レール1のフレーム1aから垂下された垂下フレーム2
4にパイプ状の支柱23の上端部が挿通され、そして、
上レール1のフレーム1aに壁固定フレーム25が連結
され、この壁固定フレーム25が家屋の壁に固定されて
安定支持されている。そして、上下レール1,2にはハ
ンガーとしてのハンガーフレーム3がランナー装置を介
して走行自在に組み込まれ、かかる複数のハンガーフレ
ーム3は連結バー28にて環状に連結されて、ロータリ
ークローゼットが構成されている。そして、このような
ロータリークローゼットは例えば部屋の端部において設
置され、収納部の開口部に設けた開閉扉(図示せず)を
開閉して、ハンガーフレーム3を上下レール1,2に沿
って移動させ、収納部の開口部に必要な洋服を洋服掛け
を介して吊下げ保持したハンガーフレーム3を至らせ、
必要な洋服を取り出したり、また、収納したりするので
ある。図中26は振れ止め具であり、吊下げ収納された
洋服の振れ止めを図るものである。
【0013】上記ハンガーフレーム3は図2に示される
ようにハンガーフレーム本体4の上部に上ランナーフレ
ーム6を介して上ランナー5(図2中では省略)を取付
け、ハンガーフレーム本体4の下部に下ランナーフレー
ム8を介して下ランナー7を取付けて主体が構成されて
いる。ハンガーフレーム本体4は、偏平な角筒状の縦片
9の下部より縦片9と略直交するように偏平な角筒状の
下横片10を一体に突設すると共に縦片9の上部より縦
片9と略直交するように偏平な角筒状の上横片11を一
体に突設して主体が構成されている。
【0014】ハンガーフレーム本体4を構成する上横片
11には図4に示されるように上方に突出する支持突部
30が突設されており、支持突部30と隣合うように上
横片11の上面には回り止め孔31が穿設されている。
この回り止め孔31に後述する上ランナーフレーム6よ
り突設された回り止め突起32を係合することによって
上ランナーフレーム6の回り止めが図られて回り止め手
段13が構成されるようになっている。支持突部30は
図5(a)(b)に示されるようなボルト体33によっ
て構成されており、ボルト体33の下部を上横片11に
設けられた取付孔34に取付けることによって上横片1
1の上面より上方に突出するように上横片11に取付け
られている。図5(c)(d)に示されるものは、回り
止め孔31内に挿着されるワッシャ35であり、このワ
ッシャ35を介して回り止め突起32が回り止め孔31
内にがたつくことなく挿入配置されるようになってい
る。
【0015】上横片11に取付けられる上ランナーフレ
ーム6は図3に示されるように帯板状の基板36の長手
方向に沿う両端より立ち上げ片37を突設して断面コ字
状に形成されており、基板36の両端にはそれぞれ取付
孔38が穿設されている。また、基板36の長手方向の
中間部には連結孔39が穿設されており、この連結孔3
9と隣合うように一方の立ち上げ片37の外面には回り
止め突起32が取付けられている。この回り止め突起3
2は図3(b)に示されるように立ち上げ片37の下端
よりも下方に突出するようにして立ち上げ片37に取付
けられている。
【0016】ハンガーフレーム本体4を構成する上横片
11に取付けられる上ランナーフレーム6は、図6に示
されるように一箇所のビス止め12にて上横片11と略
直交するように固着されている。つまり、別体とされた
ハンガーフレーム本体4と上ランナーフレーム6は、ハ
ンガーフレーム本体4の上横片11より突設された支持
突部30としてのボルト体33を上ランナーフレーム6
の連結孔39内に挿合し、ボルト体33にナット40を
螺着して締め込むことによって一箇所のビス止め12に
て取付けられるようになっている。ここで、上ランナー
フレーム6の立ち上げ片37より突設された回り止め突
起32を上横片11に穿設された回り止め孔31に挿合
するようにすることで回り止めが図られて一箇所のビス
止め12にて上ランナーフレーム6が上横片11と略直
交するように確実且つ簡単に連結することができるよう
になっている。つまり、金属材からなるハンガーフレー
ム本体4と上ランナーフレーム6とはそれぞれ塗装され
るものであるが、別体としてあることによって塗装ライ
ンにのせやすく、塗装を確実且つ容易に行うことができ
るものであり、しかも、別体としたといえども一箇所の
ビス止め12にて相互に連結することができるために組
み立てが容易なものであり、さらに、一箇所のビス止め
12として組み立てを容易にしながら回り止め手段13
によって回り止めが図られながら上横片11に対して上
ランナーフレーム6が略直交するように確実に連結する
ことができるようになっている。
【0017】上ランナーフレーム6の基板36の両端に
設けられた取付孔38には、それぞれ図7に示されるよ
うな上ランナー5が取付けられるようになっている。こ
の上ランナー5は上ランナー用フレーム41に複数のロ
ーラー16を回転自在に設けると共に、上ランナー用フ
レーム41に連結軸42を設けて主体が構成されてい
る。
【0018】上ランナー用フレーム41は、図8、図9
に示されるように縦片14の上部より縦片14と略直交
するように上横片17を突設し、縦片14の下部より縦
片14と略直交するように下横片15を突設して断面コ
字状に形成されており、縦片14と上横片17との間及
び縦片14と下横片15との間には補強リブ18が設け
られている。この補強リブ18の存在によって各横片1
5,17の支持強度が大きく向上させられるようになっ
ている。図示したものにおいては、補強リブ18はそれ
ぞれ2か所づつ設けるようにしたものを示しているが、
2か所以上あるいは2か所以下であってもよいものであ
り、耐荷重性能を考慮して補強リブ18の設置数を決め
ればよいものである。
【0019】上横片17の長手方向の中間部には上横片
17と直交するようにローラー16としての主輪16a
が回転自在に取付けられており、この主輪16aの両側
に位置するように上横片17の下面両端には主輪16a
と直交し且つ上横片17と平行となるようにローラー1
6としてのガイドコロ16bが回転自在に取付けられて
いる。主輪16aは図9に示されるように上横片17に
一体に設けられた主輪取付片43に取付けられるもので
あり、図11に示される取付軸44を主輪取付片43の
取付孔43aと主輪16aに挿合し、この取付軸44の
一端をかしめることによって図7に示されるように取付
けられている。
【0020】また、ガイドコロ16bは上横片17の両
端に設けられた取付孔45を介して取付けられるもので
あり、ガイドコロ16bを回転自在に支持する支持軸4
6を取付孔45内に挿合した状態でかしめることによっ
て取付けられている。下横片15には図9に示されるよ
うに連結孔47が穿設されており、この連結孔47に図
10に示されるような連結軸42が取付けられ、この連
結軸42を介して上ランナー用フレーム41が上ランナ
ーフレーム6を構成する基板36の両端にそれぞれ取付
けられるものである。
【0021】下横片15に対する連結軸42の取付け
は、連結軸42の上部を連結孔47内に挿合した状態で
カシメ止めすることによって取付けられるものであり、
上ランナーフレーム6に対する連結軸42の取付けは、
連結軸42の下部を上ランナーフレーム6を構成する基
板36の取付孔38に挿合した状態で図12に示される
ように連結軸42の下部に連結ボルト48を螺着するこ
とによって相互に連結されるようになっている。
【0022】ここで、図12に示されるように上レール
1にはカバー49が取り付けられ、このカバー49には
押さえ片50が垂下されて形成され、この押さえ片50
と主輪16a間に若干の間隙を形成して、主輪16aが
上方に持ち上げられて脱輪するのを抑制するようにして
ある。上レール1は直線状のものと半円状のものとから
構成され、これらが連結されて環状の上レール1が構成
され、また、上レール1のカバー49も直線状のものと
半円状のものとがあり、これら直線状のものと半円状の
カバー49とにその全長にわたって押さえ片50が一体
形成されている。
【0023】ハンガーフレーム本体4を構成する下横片
10に取付けられる下ランナーフレーム8は、ABS樹
脂からなる樹脂製とされており、ビス止め20にてハン
ガーフレーム本体4を構成する下横片10に取付けられ
るようになっている。この下ランナーフレーム8は図1
3に示されるように帯板状の基板51の長手方向に沿う
一端縁より垂下片52を垂設して断面L字状に形成され
ており、基板51の両端にはそれぞれ取付孔53が穿設
されている。また、基板51の長手方向の中間部からは
側方に向けて接続突起19が突設されている。この接続
突起19は偏平な筒状となっており、上下方向に貫通す
る連結孔19aが穿設されている。
【0024】この下ランナーフレーム8は中空となった
ハンガーフレーム本体4の下横片10内に接続突起19
を挿合して下横片10を介して連結孔19aに固着具を
螺着してビス止め20することによって相互に連結され
るようになっている。つまり、別体とされたハンガーフ
レーム本体4と下ランナーフレーム8は、ハンガーフレ
ーム本体4の下横片10に対して連結突起19を挿合し
て連結突起19をビス止め20することによって相互に
連結されるようになっている。ここで、溶接作業を無く
すことができるものであり、ビス止め20によって施行
現場で簡単に組み立てることができて製作性を向上させ
ることができるものである。
【0025】下ランナーフレーム8の基板51の両端に
設けられた取付孔53には、それぞれ樹脂製の支持軸5
4が皿ビス等の固着具55にてビス止めされ、この支持
軸54には図14に示されるようなPOM樹脂からなる
樹脂製のローラー56が取付けられるようになってい
る。ここで、上記ローラー56は二股となった支持軸5
4の先部に対して嵌め込むようにすることで軸受け等を
必要とすることなく回転自在に支持軸54に取付けられ
ている。
【0026】しかして、ハンガーフレーム3は、別体と
なったハンガーフレーム本体4と上ランナーフレーム6
とを別に塗装してビス止め12によって簡単に連結して
組み立てることができるものであり、施行現場で組み立
てるようにしても手間取ることなく簡単に組み立てるこ
とができるものであり、しかも、別体として搬送するよ
うにすることで嵩を低くすることができると共に上ラン
ナーフレーム同士が搬送時に絡んで傷つくようなことも
防止することができるものである。また、下ランナーフ
レーム8は樹脂製であるために軽量化を図ることができ
ると共に溶接にて連結する形態を回避することができ、
この下ランナーフレーム8においてもビス止め20によ
って簡単に組み立てることができ、施行現場で組み立て
るようにしても手間取ることなく簡単に組み立てること
ができるものである。
【0027】すなわち、上記のようなハンガーフレーム
3を備えていることによってロータリークローゼットと
して施行現場で簡単に組み立てることができて製作性を
向上させることができながら、搬送性も向上させること
ができるものである。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は、ハンガーフレーム本
体の上部に上レールに対して走行自在に取付けられる上
ランナーを備えた上ランナーフレームを設けると共に、
ハンガーフレーム本体の下部に下レールに対して走行自
在に取付けられる下ランナーを備えた下ランナーフレー
ムを設けてハンガーフレームを構成し、縦片の下部より
縦片と略直交するように下横片を突設すると共に縦片の
上部より縦片と略直交するように上横片を突設して上記
ハンガーフレーム本体を形成し、一箇所のビス止めにて
上ランナーフレームを上横片と略直交するように固着
し、上ランナーフレームと上横片との間に上ランナーフ
レームの回動移動を防止する回り止め手段を設けてある
ので、別体としてビス止めによって回り止めを図りなが
ら接続できるようにすることで施行現場で簡単に組み立
てることができて製作性を向上させることができるもの
であり、しかも、別体とすることで別々に作業性よく塗
装したのちに上ランナーフレームを組み立てることがで
きるものである。また、別体としてあることで嵩を低く
して運搬性を向上させることができるものである。
【0029】請求項2の発明は、請求項1において上ラ
ンナーは、縦片の下部より縦片と略直交するように突設
されて上ランナーフレームに連結される下横片を有し、
縦片の上部より縦片と直交するように突設されて上レー
ルに走行自在に係合されるローラーが取付けられる上横
片を有し、縦片と上横片及び縦片と下横片との間に補強
リブが設けられているものであるので、上ランナーの支
持強度を大きく向上させることができるものである。
【0030】請求項3の発明は、請求項1において樹脂
製の下ランナーフレームの長手方向の中央部より接続突
起を突設し、中空となったハンガーフレーム本体の下横
片内に接続突起を挿合してビス止めしてあるので、請求
項1の効果に加えて溶接作業を無くすことができるもの
であり、ビス止めによって施行現場で簡単に組み立てる
ことができて製作性を向上させることができるものであ
り、しかも、別体とすることで別々に作業性よく塗装し
たのちに下ランナーフレームを組み立てることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示すものであり、(a)は分解
斜視図、(b)は平面図、(c)は一設置例を示す一部
破断した側面図である。
【図2】上ランナーを省略した状態のハンガーフレーム
を示すものであり、(a)は正面図、(b)は平面図、
(c)は側面図である。
【図3】上ランナーフレームを示すものであり、(a)
は平面図、(b)は側面図である。
【図4】ハンガーフレーム本体の上部を示すものであ
り、(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図5】ボルト体とワッシャを示すものであり、(a)
はボルト体の正面図、(b)はボルト体の平面図、
(c)はワッシャの平面図、(d)はワッシャの正面図
である。
【図6】図2(c)におけるイ部の部分拡大図である。
【図7】上ランナーを示すものであり、(a)は正面
図、(b)は平面図、(c)は側面図である。
【図8】上ランナー用フレームを示すものであり、
(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図であ
る。
【図9】上ランナー用フレームを示す斜視図である。
【図10】連結軸を示す一部破断した正面図である。
【図11】取付軸を示す正面図である。
【図12】上レールへの上ランナーの取付状態を示す断
面図である。
【図13】下ランナーフレームを示すものであり、
(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図であ
る。
【図14】ローラーを示すものであり、(a)は正面
図、(b)は側面図である。
【図15】下レールを示すものであり、(a)は拡大断
面図、(b)は平面図、(c)は側断面図である。
【図16】(a)は上レールの壁への取付構成を示す斜
視図、(b)はハンガーフレームの上部における連結構
成を示す斜視図、(c)はハンガーフレームの下部にお
ける連結構成を示す斜視図である。
【図17】従来例を示すものであり、(a)は正面図、
(b)は平面図、(c)は側面図である。
【符号の説明】
1 上レール 2 下レール 3 ハンガーフレーム 4 ハンガーフレーム本体 5 上ランナー 6 上ランナーフレーム 7 下ランナー 8 下ランナーフレーム 9 縦片 10 下横片 11 上横片 12 ビス止め 13 回り止め手段 14 縦片 15 下横片 16 ローラー 17 上横片 18 補強リブ 19 接続突起 20 ビス止め

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状の上レールと下レールとの間にわた
    って配設され、各レールに沿ってエンドレス状に走行移
    動可能となったハンガーフレームを備えたロータリーク
    ローゼットにおいて、ハンガーフレーム本体の上部に上
    レールに対して走行自在に取付けられる上ランナーを備
    えた上ランナーフレームを設けると共に、ハンガーフレ
    ーム本体の下部に下レールに対して走行自在に取付けら
    れる下ランナーを備えた下ランナーフレームを設けてハ
    ンガーフレームを構成し、縦片の下部より縦片と略直交
    するように下横片を突設すると共に縦片の上部より縦片
    と略直交するように上横片を突設して上記ハンガーフレ
    ーム本体を形成し、一箇所のビス止めにて上ランナーフ
    レームを上横片と略直交するように固着し、上ランナー
    フレームと上横片との間に上ランナーフレームの回動移
    動を防止する回り止め手段を設けて成ることを特徴とす
    るロータリークローゼット。
  2. 【請求項2】 上ランナーは、縦片の下部より縦片と略
    直交するように突設されて上ランナーフレームに連結さ
    れる下横片を有し、縦片の上部より縦片と直交するよう
    に突設されて上レールに走行自在に係合されるローラー
    が取付けられる上横片を有し、縦片と上横片及び縦片と
    下横片との間に補強リブが設けられているものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のロータリークローゼッ
    ト。
  3. 【請求項3】 樹脂製の下ランナーフレームの長手方向
    の中央部より接続突起を突設し、中空となったハンガー
    フレーム本体の下横片内に接続突起を挿合してビス止め
    して成ることを特徴とする請求項1記載のロータリーク
    ローゼット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104352144A (zh) * 2014-11-28 2015-02-18 永川区天骄家具厂 一种壁挂式可调节衣帽架

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