JPH09224238A - 防犯監視用カメラシステム - Google Patents

防犯監視用カメラシステム

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JPH09224238A
JPH09224238A JP5424896A JP5424896A JPH09224238A JP H09224238 A JPH09224238 A JP H09224238A JP 5424896 A JP5424896 A JP 5424896A JP 5424896 A JP5424896 A JP 5424896A JP H09224238 A JPH09224238 A JP H09224238A
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JP
Japan
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video
signal
camera
sensor
television
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JP5424896A
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English (en)
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Megumi Fujikawa
惠 藤川
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Daito Onkyo Kk
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Daito Onkyo Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭用のビデオデッキやテレビを利用して、
低コストで導入することができる防犯監視用カメラシス
テムを提供する。 【解決手段】 センサー装置2が人物Aを感知した場合
に感知信号を監視装置本体3に送り、監視装置本体3は
ビデオデッキ4とテレビ5へリモコン作動信号S1、S2
を発信して、ビデオデッキ4の電源オンとカメラ装置1
からの映像の録画開始の作動及びテレビ5の電源オンの
作動を行なわせ、更に、センサー装置2からの感知信号
が来なくなった場合に、同じくリモコン作動信号S1
2を発信して、ビデオデッキ4の録画停止と電源オフ
の作動及びテレビ5の電源オフの作動を行なわせる防犯
監視用カメラシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、防犯監視用のカ
メラシステム、更に詳しくは一般住宅や小規模店舗等に
おいて、低コストで導入することができる防犯監視用の
カメラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防犯監視用カメラシステムは、屋
内あるいは屋外での監視が必要とされる場所を監視カメ
ラで写し、その映像を離れた場所にあるモニターにより
写し出し、監視人がモニターを見ながら防犯監視を行な
うものであった。
【0003】ところで、常時監視人がモニターで監視す
るのは監視人の負担が大きく、又、人件費の面でコスト
アップとなるので、監視カメラが捉えた映像をビデオテ
ープに録画収録しておき、一定時間経過後にビデオテー
プを再生して確認を行なう方法もあるが、この場合、ビ
デオテープを常時録画状態とするのは、ビデオテープの
録画時間に限度があるため頻繁にビデオテープを交換し
なければならなくなる。
【0004】そのため、監視カメラの近くにセンサーを
置いておき、目的となる被写体である人物等を感知した
時のみビデオ録画を行ない、ビデオテープを無駄にしな
いようにする方法もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した防
犯監視用カメラシステムは、大規模な施設では普及しつ
つあるが、最近の防犯意識の高まりから、小さな事業所
や個人の住宅においても、該システムの需要が高まって
きている。
【0006】しかしながら、前記した従来の防犯監視用
カメラシステムは、いずれも導入コストが高いため、大
規模な施設等では導入できても、小さな事業所や店舗、
或いは個人の住宅等の小規模な施設や建物に普及させる
のは困難であった。
【0007】上記防犯監視システムを個人的な事業所や
住宅に導入する際に、少しでもコストを下げるために、
使用するモニター及びビデオ録画装置に代えて、既に普
及している家庭用テレビやビデオデッキを流用すること
も考えられるが、防犯監視システムに適用させるために
は専門的な技術を要し、素人が配線や改造を行なうのは
難しく、導入は困難であった。
【0008】この発明は、上記のような課題を解決し、
小規模な施設や個人住宅において、既存の家庭用のテレ
ビやビデオ装置を使用することにより設備投資コストを
低減し、更に、これらのテレビやビデオ装置に専門的な
改造を行なうことなく、購入者が簡単に設置することが
できる防犯監視用カメラシステムを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、所定の場所に設置するカメラ装置と、
被写体がこのカメラ装置付近にいることを感知するセン
サー装置と、センサー装置からの感知信号を受信する監
視装置本体と、カメラ装置からの映像信号を録画するリ
モコン作動可能なビデオ装置と、ビデオ装置の録画画面
をモニターするリモコン作動可能なテレビ装置とからな
り、監視装置本体がセンサー装置からの感知信号を受信
した場合に、ビデオ装置とテレビ装置へリモコン作動信
号を発信して、ビデオ装置の電源オンと録画開始の作動
及びテレビ装置の電源オンの作動を行なわせ、更に、セ
ンサー装置からの感知信号が来なくなった場合に、同じ
くリモコン作動信号を発信して、ビデオ装置の録画停止
と電源オフの作動及びテレビ装置の電源オフの作動を行
なわせることを特徴とする防犯監視用カメラシステムで
ある。
【0010】図1は、この発明の防犯監視用カメラシス
テムを個人用住宅に導入した場合の概略図であり、防犯
監視及び在宅時や留守番時における訪問者の確認を行な
うようにした例を示すものである。
【0011】先ず、カメラ装置1とセンサー装置2は監
視が必要な所定場所、例えば玄関等に設置され、カメラ
装置1には映像信号の送信のためのカメラ用ケーブル6
がつながれ、又、センサー装置2には感知信号を送信す
るためのセンサー用ケーブル7がつながれている。
【0012】屋内に置かれた監視装置本体3は、上記の
ケーブル6、7と接続され、それぞれ映像信号と感知信
号を受ける。
【0013】この監視装置本体3と同じ部屋に設置され
ている、リモコン動作可能なビデオ装置とテレビ装置と
しては、市販されて一般家庭にも高く普及している赤外
線によるリモコン作動が可能なビデオデッキ4やテレビ
5を用いる。
【0014】上記ビデオデッキ4には監視装置本体3か
らの映像信号を送るビデオ映像ケーブル8を接続し、更
に、ビデオデッキ4の映像出力等をRFケーブル10に
てビデオ録画のモニターとして用いるテレビ5へと接続
する。
【0015】この発明において、監視装置本体3がビデ
オデッキ4とテレビ5に対して発信するリモコン作動信
号S1、S2としては、まずビデオデッキ4に対するリモ
コン作動信号S1は、電源オンと電源オフ、及び録画開
始と録画停止の作動を行なわせる信号であり、テレビ5
に対するリモコン作動信号S2は、電源オンと電源オフ
の作動を行なわせる信号である。
【0016】これらの信号は、赤外線を用いたもので、
ビデオデッキ4やテレビ5のメーカー毎に予め定まって
おり、監視装置本体3はメーカー各社の信号を記憶して
おき、それぞれ既存のテレビやビデオに合わせて設定で
きるようになっている。
【0017】上記設定において、被写体となる人物Aが
監視すべき場所に近付けば、センサー装置2のセンサー
が該人物Aを感知し、感知信号を監視装置本体3へ送
り、監視装置本体3はこの感知信号を受けて、リモコン
作動信号S1によりビデオデッキ4の電源オンと録画開
始作動を順次行なうようにする。
【0018】こうすれば、カメラ装置1からの映像信号
はカメラ用ケーブル6、監視装置本体3、及びビデオ映
像ケーブル8を通じてビデオデッキ4へと送られ、ビデ
オデッキ4にて被写体である人物Aが録画されることに
なる。尚、同時にリモコン作動信号S2によりテレビ5
の電源投入が行なわれ、カメラ装置1がとらえた映像を
自動的にテレビ5にてモニターできるようになる。
【0019】被写体となった人物Aが、カメラ装置1の
設置場所から離れると、センサー装置2のセンサーは感
知信号を監視装置本体3へ送らなくなる。すると監視装
置本体3は、リモコン信号S1、S2を発してビデオデッ
キ4の録画停止と電源オフ、及びテレビ5の電源オフ作
動を行なわせることにより、自動的にビデオテープの無
駄なビデオテープ録画や電気の無駄を防止できることに
なる。
【0020】尚、監視装置本体3で各種モード設定によ
り、ビデオデッキ4又はテレビ5へリモコン作動信号S
1、S2の内、特定の信号を発信させないようにすること
もできる。例えば、留守番中でビデオ録画のみ必要でテ
レビの電源投入が不要な場合や既にテレビ5の観賞中で
あればテレビ5への作動信号を中止するようにしてお
く。
【0021】更に、監視場所にはカメラ装置1と共にマ
イク装置を設置しておいて、映像信号と共に音響信号も
ビデオデッキ4に録音させることもできる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図3に基づき詳細に説明する。
【0023】カメラ装置1は、玄関や勝手口等の屋外の
扉付近、あるいは屋内の監視が必要な所定の場所に設置
する。この場合、監視や確認を行なう人物Aの全身ある
いは上半身を写し出せるように設置しておく。
【0024】このカメラ装置1としては、映像信号を外
部に取り出せるものであればよく、CCDを利用した小
型カメラなどを使用できるが、これに限定されるもので
はなく、その他の一般用のカメラも使用することができ
る。
【0025】更に、このカメラ装置1に赤外線対応カメ
ラを用いて、このカメラ装置1の作動に連動して赤外線
を被写体の周囲を照射するような照明装置を用意してお
けば、夜間で周囲が暗い状態であってもカメラ装置1が
人物Aを捉えることができる。
【0026】尚、このカメラ装置1には、小型マイクが
内蔵され、人物Aの音声を画像と同時にモニターできる
ようにしてある。
【0027】該カメラ装置1からは、画像信号と音声信
号を伝えるカメラ用ケーブル6が導出されており、この
ケーブル6は屋内の監視装置本体3へと繋がれている。
【0028】センサー装置2は、カメラ装置1付近に設
置されており、玄関の外側あるいは屋内の所定の場所の
感知範囲内に赤外線を常時放射しており、人物Aが近付
くと、このセンサー装置2のセンサー部が赤外線が人物
に反射した反射光を感知し、感知信号をセンサー用ケ−
ブル7を通じて監視装置本体3に送るようになってい
る。
【0029】尚、上記センサー装置2のセンサーの作動
原理は赤外線の反射による赤外線感知としているが、こ
れらに限定されるものではなく、玄関の外側の両端に赤
外線の発射装置と受光素子を設け、人物Aにより赤外線
が遮蔽されたことを感知して感知信号を発する方式とし
たり、その他、超音波を用いた反射音による感知、ある
いは熱感知等、設置場所の条件やコスト等を勘案して適
宜の種類の感知方式を用いることができる。
【0030】又、このセンサー装置2は前記したカメラ
装置1と一体化しておいて、監視場所への設置作業をカ
メラ装置1と同時に一度に行なえるようにしてもよい。
【0031】室内に設置された監視装置本体3は、図2
の正面図に示すように、前面には各種設定のために操作
するスイッチ類が並んでおり、11は電源スイッチ、1
2は各種モード切替スイッチである。更に、リモコン信
号発信のための赤外線発光部13と録画作動回数を表示
する表示窓14を有する。
【0032】ビデオデッキ4は、個人向けに市販されて
いるものが使用できる。これらのビデオデッキ4はその
殆どが赤外線リモコン作動が可能であり、又、各社共通
の外部入力端子として映像信号の入力端子を持ってい
る。
【0033】テレビ5も、各メーカーが個人向けに市販
している殆どのものが赤外線リモコン作動が可能であり
これらのものが使用できる。尚、このテレビ5はビデオ
デッキ4からRFケーブル10で映像信号及び音声信号
を入力している。
【0034】もちろん、テレビ5とビデオデッキ4とし
ては、別体ではなく一体となった製品であっても、この
発明の防犯監視カメラシステムに利用することができる
のは言うまでもない。
【0035】監視装置本体3の室内での設置場所として
は、監視装置本体3の正面の赤外線発光部14がビデオ
デッキ4やテレビ5の正面と対向する位置に置く。そし
て、赤外線発光部14からのリモコン信号S1、S2がビ
デオデッキ4やテレビ5のリモコン用受光窓へ届くよう
にこれらの間に障害物がないようにしておく。
【0036】又、監視装置本体3をビデオデッキ4やテ
レビ5に対向して置けない場合、図2に示すように、監
視装置本体3よりコードにて赤外線発光部13´を外部
に導出できるようにしておけば、監視装置本体3の設置
場所の自由度が高まる。
【0037】図3に示すように、監視装置本体3の背面
側には、赤外線発光部13´の外部導出用端子15とカ
メラ入出力端子16とセンサー入出力端子17があり、
端子16はカメラ装置1から送られてくる映像信号と音
声信号を伝えるカメラ用ケーブル6と接続され、又、端
子17はセンサー装置2からの感知信号の受信を行なう
ためにセンサー用ケーブル7と接続されている。
【0038】尚、監視を行なうために、センサー入出力
端子17は通電状態としておいて、センサー装置2を常
時働かせておくが、カメラ装置1は、センサー装置2が
被写体を感知している間だけ働けば良いので、センサー
装置2が感知している間のみカメラ入出力端子16が通
電するようにしておいてもよい。
【0039】上記カメラ入出力端子16より監視装置本
体内3に入った映像と音声の信号は夫々ビデオ映像出力
端子18とビデオ音声出力端子19とに導通しており、
これら出力端子18と19に、ビデオの外部入出力とし
て一般のテレビやビデオデッキで利用されている共通規
格のビデオ映像ケーブル8とビデオ音声ケーブル9を接
続し、これらのケーブル8と9を通じて、ビデオデッキ
4へ映像信号と音声信号を送る。
【0040】ケーブル8と9はビデオデッキ4が外部入
力端子として用意する外部ビデオ入力端子に接続し、更
に、図1に示したように、ビデオデッキ4からRFケー
ブル10を用いてテレビ5へと接続し、テレビ5をビデ
オデッキ4の録画モニターとして利用できるようにして
おく。
【0041】監視装置本体3の赤外線発光部13又は1
3´から発信する赤外線リモコン信号S1、S2は、各社
テレビやビデオデッキのメーカーにより定まったの信号
を記憶しており、利用するビデオデッキ4やテレビ5に
合わせて前もって設定しておく。
【0042】尚、上記システムは、防犯監視用システム
として機能するが、一般住宅では、防犯監視以外にも、
在宅時はテレビで来訪者の存在を直接確認でき、あるい
は留守番時にはビデオテープ再生で来訪者の存在を知る
ことができるという利点がある。以下、各状態における
システムの動作について説明する。
【0043】(在宅でテレビ使用中の場合)先ず、在宅
中でテレビ観賞中の場合のこのシステムの作動について
説明する。この場合、防犯装置本体3の前面にある各種
モード切替スイッチ12にて、テレビ観賞中のモードに
設定しておく。
【0044】このモードで監視中、玄関付近に来訪者で
ある人物Aが近付き、センサー装置2の感知範囲内に入
ると、センサー装置2はセンサー用ケーブル7を通じて
監視装置本体3に人物Aの感知信号を送る。
【0045】すると監視装置本体3は、その赤外線発光
部13又は13´より赤外線リモコン信号S1を発信す
ることにより、ビデオデッキ4の電源投入と録画開始作
動を順番に行なわせる。
【0046】この場合、ビデオデッキ4からRFケーブ
ル10で繋がれた観賞中のテレビ5は、その画面がカメ
ラ装置1のモニター画面に自動的に切り替わり、人物A
の映像や音声をテレビ5にて直接確認することができ
る。
【0047】来訪者である人物Aを、テレビ5にて確認
してからインタホンにて対応、あるいは玄関より中へ招
き入れ、人物Aがセンサー装置2の感知場所からいなく
なると、センサー装置2からの感知信号が監視装置本体
3へ送られなくなる。すると、監視装置本体3は、リモ
コン作動信号S1によりビデオデッキ5の録画を停止さ
せ、続けてビデオデッキ4の電源をオフにするよう作動
させる。
【0048】尚、センサー装置2のセンサー部の精度や
人物Aの行動によっては、センサー装置2からの感知信
号が断続的に送られてくることがあり、この信号に直接
ビデオ録画を開始と停止を連動させると、録画の開始と
停止をひんぱんに繰り返すことになるので、人物Aを一
旦感知した後は、感知しない時間が一定時間(数秒〜数
十秒間)を越えた時点で録画を停止させる作動に移るよ
うにすればよい。
【0049】(在宅でテレビを使用していない場合)次
に、在宅中でテレビを見ていない時の作動について説明
する。この場合、先ず、ビデオデッキ4とテレビ5の電
源を投入しておき、この状態で監視装置本体3のモード
設定ボタン12にて在宅モードを選択する。すると、赤
外線発光部13又は13´からビデオデッキ4とテレビ
5の電源オフ作動信号を発信し、ビデオデッキ4とテレ
ビ5は電源オフとなる。
【0050】この状態で、センサー装置2が人物Aを感
知すると、監視装置本体3は、来客と同時に、赤外線リ
モコン信号S1、S2によりビデオデッキ4とテレビ5の
電源を入れ、続けて、ビデオデッキ4の録画を開始す
る。
【0051】こうすれば、玄関等へ直接確認しに行かず
とも、室内のテレビ5を見れば、来訪者である人物Aを
直ちに確認することができる。
【0052】尚、上記装置は24時間作動させておき、
夜間にセンサーが被写体を感知した際にもモニター及び
ビデオ録画の作動が行なわれ、睡眠中の防犯監視用とし
て機能する。又、センサーが感知した際に同時に防犯装
置本体3がブザー等で知らせるようにすれば、防犯警告
用にもなる。
【0053】(外出中で留守の場合)次に、外出中で留
守番の場合の作動について説明する。先ず、外出前にビ
デオデッキ4とテレビ5の電源を投入しておき、この状
態で監視装置本体のモード設定ボタン12にて留守番モ
ードを選択する。すると、赤外線発光部13又は13´
からビデオデッキ4とテレビ5の電源オフ作動信号を発
信し、ビデオデッキ4とテレビ5は電源オフとなる。
【0054】この留守番モードの場合、テレビ5による
モニターは不要なので、テレビ5に対する赤外線リモコ
ン信号S2は発信しないようになっている。一方、ビデ
オデッキ4への赤外線リモコン信号S1は発信されるよ
うにしてある。
【0055】留守番モード中に来訪者があり、センサー
装置2が来訪者である人物Aを感知すれば、赤外線リモ
コン信号S1により、ビデオデッキ4の電源投入と録画
開始が自動的に行なわれ、来訪者が去ってセンサー装置
2が感知しなくなれば、同じく赤外線リモコン信号S1
により、ビデオデッキ4の録画停止と電源オフが行なわ
れる。
【0056】こうすれば、ビデオデッキ4の録画テープ
には、センサー装置2が来客を感知している間だけが録
画されているようになり、外出時間が長くなっても、ビ
デオテープが無駄に消費されず、また、ビデオデッキ4
の電源が常時入っていることによる電気の無駄もない。
【0057】更に、留守番中に複数の来訪者があったと
しても、ビデオテープには複数の来訪者が間隔を置かず
に連続して録画されているので、後で来訪者を確認する
時でも、ビデオテープの早送り等をする必要が全く無
い。
【0058】尚、センサー装置2が人物Aを感知した回
数は、図2に示す監視装置本体3の表示窓15に表示さ
れ、来訪者の存在やその人数が帰宅後直ちに判る。
【0059】以上、この発明の実施の形態の一例を説明
したが、この発明は上記実施形態に限定されるものでは
なく、例えばカメラ装置1やセンサー装置2から監視装
置本体3への映像信号や感知信号の送信をケーブル6や
7を用いる以外に電波や赤外線等を用いた無線方式で行
なってもよく、又、ビデオデッキ4とテレビ5との接続
もRFケーブルの接続に限定されるものではなく、種々
の方式のものが利用できる。
【0060】その他、カメラ装置等の設置場所や被写体
の検知方法などについても上記実施形態に限定されるも
のではなく、種々の条件下で適用することができる。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の防犯監視
用カメラシステムは、被写体が存在している時のみビデ
オ装置の電源を入れて録画を行なうので、ビデオデッキ
の電源が常時入っていることによる電気の無駄がなく、
又、ビデオテープの無駄な録画などもない。
【0062】又、ビデオ装置やテレビ装置を用いた防犯
監視用のみならず、各種モードを切り替えることによ
り、在宅時の訪問者の確認、あるいは留守番時の訪問者
の確認などにも利用することができる。
【0063】更に、この防犯監視用カメラシステムは、
一般家庭にも高く普及している赤外線リモコンによる作
動可能なビデオデッキやテレビを用いることにより、低
コストに導入できるので、小規模な事務所や個人住宅に
も普及させることができる。
【0064】そして、これらのビデオデッキやテレビ
は、どのメーカーのものであっても、何ら分解したり改
造を加えることなく、ビデオの外部入出力で利用する共
通規格の映像ケーブル等を接続するだけという簡単な作
業で使用でき、本来のテレビやビデオデッキの機能を損
なうことなく利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の防犯監視システムの全体を示す概
略図である。
【図2】 監視装置本体の正面図である。
【図3】 監視装置本体とケーブルの接続を示す背面図
である。
【符号の説明】
1 カメラ装置 2 センサー装置 3 監視装置本体 4 ビデオデッキ 5 テレビ 6 カメラ用ケーブル 7 センサー用ケーブル 8 ビデオ映像ケーブル 9 ビデオ音声ケーブル 10 RFケーブル 11 電源スイッチ 12 モード設定スイッチ 13,13´ 赤外線発光部 14 表示窓 15 外部導出用端子 16 カメラ入出力端子 17 センサー入出力端子 18 ビデオ映像出力端子 19 ビデオ音声出力端子 A 人物 S1,S2 リモコン作動信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の場所に設置するカメラ装置と、被
    写体がこのカメラ装置付近にいることを感知するセンサ
    ー装置と、センサー装置からの感知信号を受信する監視
    装置本体と、カメラ装置からの映像信号を録画するリモ
    コン作動可能なビデオ装置と、ビデオ装置の録画画面を
    モニターするリモコン作動可能なテレビ装置とからな
    り、監視装置本体がセンサー装置からの感知信号を受信
    した場合に、ビデオ装置とテレビ装置へリモコン作動信
    号を発信して、ビデオ装置の電源オンと録画開始の作動
    及びテレビ装置の電源オンの作動を行なわせ、更に、セ
    ンサー装置からの感知信号が来なくなった場合に、同じ
    くリモコン作動信号を発信して、ビデオ装置の録画停止
    と電源オフの作動及びテレビ装置の電源オフの作動を行
    なわせることを特徴とする防犯監視用カメラシステム。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載の防犯監視用カメラシ
    ステムにおいて、監視装置本体の各種モード設定によ
    り、ビデオ装置およびテレビ装置への特定のリモコン作
    動信号の発信のみを中止することができる防犯監視用カ
    メラシステム。
JP5424896A 1996-02-15 1996-02-15 防犯監視用カメラシステム Pending JPH09224238A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012248100A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Toshiba Corp 侵入者検知レベル変更可能テレビ受像機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012248100A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Toshiba Corp 侵入者検知レベル変更可能テレビ受像機

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