JPH09223837A - レーザー電源装置 - Google Patents

レーザー電源装置

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JPH09223837A
JPH09223837A JP2940396A JP2940396A JPH09223837A JP H09223837 A JPH09223837 A JP H09223837A JP 2940396 A JP2940396 A JP 2940396A JP 2940396 A JP2940396 A JP 2940396A JP H09223837 A JPH09223837 A JP H09223837A
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JP
Japan
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current
power supply
laser
switch element
supply device
Prior art date
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Application number
JP2940396A
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English (en)
Inventor
Koichi Morio
浩一 森尾
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP2940396A priority Critical patent/JPH09223837A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立ち上がり時及び立ち下がり時の遅れがな
く、且つリップルを最小に抑えることのできるレーザー
電源装置を提供する。 【解決手段】 整流部D0が供給された交流を直流に変
換し、コントロール部19が変換された直流をDC/D
Cコンバータ部17の第一のスイッチ素子Q1を制御し
てパワーコントロールすると共にインダクタLが電流を
平滑化する。さらに、第二のスイッチ素子Q2により、
レーザー励起光源FLへ電力を供給しない場合にはイン
ダクタLに電流を流した状態でレーザー励起光源FLへ
の電流をカットし、また、電力を供給する場合には電流
をレーザー励起光源FLへ流すようにする。また、DC
/DCコンバータ部17が複数層設けられている場合に
は、コントロール部19が各層の第一のスイッチ素子Q
1を制御することにより電流を重ねて所望の波形の電流
を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はレーザー電源装置
に係り、さらに詳しくは、電源オンとした立ち上がり時
及び電源オフとした立ち下がり時の応答に特徴を有する
レーザー電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4を参照するに、従来より一般的なC
O2高周波放電レーザー電源装置1では、商用三相交流
Aを直流に変換する整流ダイオードD1と、パワーコン
トロールするDC/DCコンバータ部3と、高周波に変
換するインバータ5と、放電電極7から放電するトラン
スマッチング9を有している。
【0003】また、図5を参照するに、YAGレーザー
電源装置11では、商用三相交流Aを直流に変換する整
流ダイオードD1と、パワーコントロールするDC/D
Cコンバータ部13と、レーザ光を発するフラッシュラ
ンプFLを有している。
【0004】前記レーザー電源装置1、11に使用され
ているDC/DCコンバータ部3、13は、平滑コンデ
ンサC1と、スイッチ素子Q1と、還流ダイオードD
2、インダクタL1、キャパシタC2等を有している。
【0005】このDC/DCコンバータ部3、13で
は、スイッチ素子Q1でチョッパすることにより供給電
力のパワーコントロールを行っている。また、リップル
を抑えるためインダクタL1やキャパシタC2によりフ
ィルターをかけている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、インダクタL1やキャパシ
タC2を用いているため、立ち上がり及び立ち下がり時
に遅れを生じる。これを回避するためにスイッチ素子Q
1の切換えやフィードバックを速くする必要が有り、複
雑になるという問題がある。
【0007】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、立ち上がり時及び立
ち下がり時の遅れがなく、且つリップルを最小に抑える
ことのできるレーザー電源装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明のレーザー電源装置は、商用
電源を直流化する整流部と、レーザー励起光源に電力を
供給するDC/DCコンバータ部とを有するレーザー電
源装置であって、前記DC/DCコンバータ部が、パワ
ーコントロール用の第一のスイッチ素子と、電流平滑用
のインダクタと、オン・オフ制御により前記インダクタ
に電流を流した状態で前記レーザー励起光源への電流を
カット可能に設けられた第二のスイッチ素子を有すると
共に、前記第一のスイッチ素子と第二のスイッチ素子を
制御するコントロール部を備えてなることを特徴とする
ものである。
【0009】従って、整流部が供給された例えば商用2
00Vの三相交流を直流に変換し、コントロール部の制
御によりこの変換された直流をDC/DCコンバータ部
の第一のスイッチ素子を制御してパワーコントロールす
ると共に電流平滑用インダクタが電流を平滑化する。さ
らに、第二のスイッチ素子を制御することにより、レー
ザー励起光源へ電力を供給しない場合には電流平滑用イ
ンダクタに電流を流した状態でレーザー励起光源への電
流をカットし、また、レーザー励起光源へ電力を供給す
る場合には電流をレーザー励起光源へ流れるようにす
る。
【0010】請求項2による発明のレーザー電源装置
は、請求項1記載のDC/DCコンバータ部が、並列に
二以上設けられていることを特徴とするものである。
【0011】従って、コントロール部が各層のDC/D
Cコンバータ部の第一のスイッチ素子を制御することに
より電流を重ね合せる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基づいて説明する。
【0013】図1には、この発明にかかるレーザー電源
装置の回路図が示されている。図1(A)を参照する
に、このレーザー電源装置15では、例えば商用200
Vの三相交流A等を整流する整流ダイオードD1と、パ
ワーコントロールするDC/DCコンバータ部17と、
を有している。
【0014】前記DC/DCコンバータ部17では、前
記整流ダイオードD1により整流された直流を平滑にす
る平滑コンデンサC1が接続され、この平滑コンデンサ
C1には、パワーコントロールを行うコントロール部1
9により制御される第一のスイッチ素子Q1が接続され
ている。また、流れる電流値を検出する電流センサSが
設けられており、検出信号を前記コントロール部19に
伝達している。
【0015】前記第一のスイッチ素子Q1には還流ダイ
オードD2及びインダクタLが接続されており、さらに
前記コントロール部19により制御される第二のスイッ
チ素子Q2が接続されている。このDC/DCコンバー
タ部17はレーザー光を発するフラッシュランプFLに
接続されている。
【0016】図2を参照して、前記DC/DCコンバー
タ部17における動作を説明する。フラッシュランプF
Lによりレーザー光を発しない場合にはコントロール部
19の制御により第二のスイッチ素子Q2を常にオンと
しておき、レーザー光を発する場合にはオフとする(図
2中Q2参照)。
【0017】電流を設定値にするためのパワーコントロ
ールは第一のスイッチ素子Q1を用いてコントロール部
19により行う。すなわち、第一のスイッチ素子Q1を
オンとすると、DC/DCコンバータ部17を流れる電
流値I1は徐々に増加し(図2中I1参照)、第一のス
イッチ素子Q1をオフとすると所定の一定値を保持す
る。
【0018】前記DC/DCコンバータ部17に電流値
I1が流れている状態において第二のスイッチ素子Q2
をオフとすると、フラッシュランプFLに電流I2が流
れる。このときの電流値I2のパワーコントロールを行
うために、コントロール部19は、例えばPWM(パル
ス幅変調)方法により第一のスイッチ素子Q1のオン時
間を制御して、電流値I2が所定の設定上限及び設定下
限の範囲内にくるようにして所定の平均電流値を得るよ
うにする(図2中I2参照)。
【0019】以上の結果から、第二のスイッチ素子Q2
を常にオンとしておくことにより、リップル低減用のイ
ンダクタLに予め電流を流してエネルギーをためておく
ので、立ち上がり及び立ち下がり時に遅れを生じない。
【0020】また、これに伴い、インダクタLを大きく
できるので、第一のスイッチ素子Q1のスイッチング周
波数が低くてもパワーコントロールが可能になり、スイ
ッチング損失を抑えることができる。
【0021】一方、図1(B)を参照するに、前述の図
1(A)に示した回路図におけるDC/DCコンバータ
部17に並行して同じ回路Bが設けられている。この回
路Bにおける第一のスイッチ素子Q21及び第二のスイ
ッチ素子Q22も前述の第一のスイッチ素子Q1及び第
二のスイッチ素子Q2と同様にして前記コントロール部
19に制御されている。
【0022】以上の結果から、同様のDC/DCコンバ
ータ部17を複数設けることができるので、図3に示さ
れるように、電流の合成を容易に行うことができ、所望
の波形の電流を得ることができる。
【0023】なお、この発明は前述の実施の形態に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述の実
施の形態におけるコントロール部19による電流制御
を、パルス幅を変えることにより行うPWMで行った
が、このほか、一定幅のパルスの周波数を制御するPF
M(パルス周波数変調)や、一定の範囲内に入るように
制御するヒステリシス制御で行っても全く同様である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるレーザー電源装置では、整流部が供給された例えば
商用200Vの三相交流を直流に変換し、コントロール
部の制御によりこの変換された直流をDC/DCコンバ
ータ部の第一のスイッチ素子を制御してパワーコントロ
ールすると共に電流平滑用インダクタが電流を平滑化す
る。さらに、第二のスイッチ素子を制御することによ
り、レーザー励起光源へ電力を供給しない場合には電流
平滑用インダクタに電流を流した状態でレーザー励起光
源への電流をカットし、また、レーザー光を発すべくレ
ーザー励起光源へ電力を供給する場合には電流をレーザ
ー励起光源へ流れるようにする。このため、レーザー励
起光源を作動させない場合にも電流平滑用インダクタに
は常に電流を流しておくことができ、レーザー電源装置
をオンとした時に遅れなく立ち上げることができる。ま
た、これに伴い、電流平滑用インダクタを大きくするこ
とができ、低い周波数でも平滑な電流を供給することが
できる。
【0025】請求項2の発明によるレーザー電源装置で
は、コントロール部が各層のDC/DCコンバータ部の
第一のスイッチ素子を制御することにより電流を重ねる
ことができるので、所望の波形の電流を容易に得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるレーザー電源装置の回路図で
ある。
【図2】コントロール部によるスイッチ素子の制御に伴
う電流の変化を示すグラフである。
【図3】電流を重ね合せた状態を示す説明図である。
【図4】従来におけるCO2高周波放電レーザーの電源
装置を示す回路図である。
【図5】YAG用のレーザー電源装置を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
15 レーザー電源装置 17 DC/DCコンバータ部 19 コントロール部 D0 整流ダイオード(整流部) FL フラッシュランプ(レーザー励起光源) L インダクタ Q1 第一のスイッチ素子 Q2 第二のスイッチ素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源を直流化する整流部と、レーザ
    ー励起光源に電力を供給するDC/DCコンバータ部と
    を有するレーザー電源装置であって、前記DC/DCコ
    ンバータ部が、パワーコントロール用の第一のスイッチ
    素子と、電流平滑用のインダクタと、オン・オフ制御に
    より前記インダクタに電流を流し且つ前記レーザー励起
    光源への電流をカット可能に設けられた第二のスイッチ
    素子を有すると共に、前記第一のスイッチ素子と第二の
    スイッチ素子を制御するコントロール部を備えてなるこ
    とを特徴とするレーザー電源装置。
  2. 【請求項2】 前記DC/DCコンバータ部が、並列に
    二以上設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    レーザー電源装置。
JP2940396A 1996-02-16 1996-02-16 レーザー電源装置 Pending JPH09223837A (ja)

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JP2940396A JPH09223837A (ja) 1996-02-16 1996-02-16 レーザー電源装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002359979A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Ngk Insulators Ltd 高電圧パルス発生回路
US8237417B2 (en) 2007-12-26 2012-08-07 Fujitsu Semiconductor Limited DC-DC converter, DC-DC converter control method, and electronic device
US11370228B2 (en) 2019-11-28 2022-06-28 Ricoh Company, Ltd. Image recording apparatus, output control method, and storage medium

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