JPH09223759A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH09223759A
JPH09223759A JP4960196A JP4960196A JPH09223759A JP H09223759 A JPH09223759 A JP H09223759A JP 4960196 A JP4960196 A JP 4960196A JP 4960196 A JP4960196 A JP 4960196A JP H09223759 A JPH09223759 A JP H09223759A
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connection electrode
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    • H01L2224/113Manufacturing methods by local deposition of the material of the bump connector
    • H01L2224/1133Manufacturing methods by local deposition of the material of the bump connector in solid form
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体チップのバンプの配列パターンを変更
するために、半導体チップとフィルム基板とを一体化し
たものにおいて、半田バンプを良好に形成することがで
きるようにする。 【解決手段】 半導体チップ27の上面中央部にはフィ
ルム基板21が両面接着フィルム29を介して接着され
ている。半導体チップ27のバンプ28には第2の接続
電極24が接合されている。第1の接続電極23上には
半田バンプ26が形成されている。ところで、半田バン
プ26を形成する場合、半田ボールを第1の接続電極2
3上に配置し、ウェットバックを行うこととなる。この
場合、半田ボールを第1の接続電極23上に直接接触さ
せて配置することができ、ひいては半田バンプ26を良
好に形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置および
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばフリップチップ方式と呼ばれる半
導体装置の実装技術では、LSIなどからなる半導体チ
ップの下面に設けられた複数のバンプを回路基板の上面
に設けられた複数の接続パッドに接合することにより、
半導体チップを回路基板上に実装している。ところで、
半導体チップは、一般的に、直方体形状であって、その
一の面の周辺部に複数のバンプが配列形成された構造と
なっている。したがって、ユーザー側において、半導体
チップのバンプの配列パターン(バンプの配列位置、バ
ンプのサイズ、バンプの配列ピッチなど)を変更するこ
とはできない。
【0003】そこで、従来では、以上のような問題点を
解決するために、半導体チップを回路基板上に直接実装
するのではなく、フィルム基板を介して実装する方法が
考えられている。図9は従来のこのような半導体装置
(半導体チップとフィルム基板とを一体化してなるも
の)の一例を示したものである。ポリイミドフィルムな
どからなるフィルム基板1の下面全体には複数の第1の
接続電極2がマトリックス状に配列形成されている。フ
ィルム基板1の下面周辺部には複数の第2の接続電極3
が該下面から周囲に突出して配列形成されている。複数
の第1の接続電極2と複数の第2の接続電極3との相対
応するもの同士は、フィルム基板1の下面に形成された
複数の引き回し線4を介して、それぞれ電気的に接続さ
れている。第1の接続電極2の中央部に対応する部分に
おけるフィルム基板1には円孔5が形成され、この円孔
5を介して露出された第1の接続電極2の露出面上には
半田バンプ6が設けられている。一方、半導体チップ7
は、上面周辺部にバンプ8を備えた構造となっている。
そして、フィルム基板1は半導体チップ7の上面中央部
に接着剤9を介して接着され、第2の接続電極3は半導
体チップ7のバンプ8に接合され、この接合部分は樹脂
封止材10によって封止されている。
【0004】このように、この半導体装置では、半導体
チップ7とフィルム基板1とを一体化し、フィルム基板
1の下面全体にマトリックス状に形成された複数の第1
の接続電極2の円孔5を介して露出された露出面上に半
田バンプ6を形成しているので、半導体チップ7のバン
プ8の配列パターンを変更することができなくても、フ
ィルム基板1の半田バンプ6の配列パターンを自由に選
定することができ、したがって実質的なバンプの配列パ
ターンを変更することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
ような半導体装置において半田バンプ6を形成する場
合、まず図10に示すように、フィルム基板1に形成さ
れた円孔5の径よりも大きい径の半田ボール6aを円孔
5の部分に配置し、ウェットバックを行うことにより、
図9に示すように、半田バンプ6を形成している。この
場合、ポリイミドフィルムなどからなるフィルム基板1
の厚さが比較的厚いので、半田ボール6aを円孔5の部
分に配置すると、半田ボール6aと第1の接続電極2と
の間に比較的大きな空間が形成されることになる。この
ため、ウェットバックを行っても、半田バンプ6と第1
の接続電極2との間に多少の空間が残ることがあり、ひ
いては導電性が悪くなるとともに、半田バンプ6の密着
性が低下するというという問題があった。この発明の課
題は、導通性および密着性が良好な半田バンプを形成す
ることができるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る半導体装置は、一の面の周辺部に複数の接続電極が配
列形成された半導体チップと、この半導体チップの一の
面の中央部上に一方の面が対向するように配置されたフ
ィルム基板と、このフィルム基板の他方の面上に配列形
成された複数の第1の接続電極と、前記フィルム基板の
他方の面上から周囲に突出して配列形成され、かつ前記
半導体チップの接続電極に接合された複数の第2の接続
電極と、前記フィルム基板の他方の面上に形成された前
記第1と第2の接続電極間を導通するための複数の引き
回し線と、前記第1の接続電極上に設けられた金属バン
プとを具備したものである。請求項3記載の発明に係る
半導体装置は、請求項1記載の発明において、前記フィ
ルム基板の他方の面上において前記第1の接続電極の少
なくとも一部を除く部分に絶縁膜を設けたものである。
請求項4記載の発明に係る半導体装置の製造方法は、一
の面の周辺部に複数の接続電極が配列形成された半導体
チップと、ベースフィルム基板の前記半導体チップの接
続電極に対応する部分にスリットが形成され、前記ベー
スフィルム基板の一の面上であって前記スリットに対し
て内側に複数の第1の接続電極が配列形成され、前記ベ
ースフィルム基板の一の面上から前記スリットに突出し
てまたは架け渡されて複数の第2の接続電極が配列形成
され、前記ベースフィルム基板の一の面上に前記第1と
第2の接続電極間を導通するための複数の引き回し線が
形成されたものとを用意し、前記半導体チップの一の面
と前記ベースフィルム基板の他の面とを対向させて前記
前記半導体チップの接続電極を前記第2の接続電極に接
合し、前記第1の接続電極上に金属バンプを形成し、前
記半導体チップの接続電極の外側の所定の個所で前記ベ
ースフィルム基板を切断するようにしたものである。請
求項6記載の発明に係る半導体装置の製造方法は、請求
項4記載の発明において、前記第1の接続電極上に前記
金属バンプを形成する前に、前記ベースフィルム基板の
一の面上において前記第1の接続電極の少なくとも一部
を除く部分に絶縁膜を形成するようにしたものである。
【0007】請求項1または4記載の発明によれば、フ
ィルム基板における半導体チップの一の面と対向しない
側の面である他方の面(一の面)上に配列形成された第
1の接続電極上に金属バンプを設けているので、金属バ
ンプを形成する際に金属ボールを第1の接続電極上に直
接接触させて配置することができ、したがって形成され
た金属バンプの導通性および密着性を良好とすることが
できる。この場合、請求項3または6記載の発明のよう
に、絶縁膜を設けても、絶縁膜の厚さをフィルム基板の
厚さよりもかなり薄くすることができ、したがってこの
場合も金属バンプを形成する際に金属ボールを第1の接
続電極上に直接接触させて配置することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1および図2はこの発明の第1
実施形態における半導体装置の要部を示したものであ
る。この半導体装置は、ポリイミドフィルムなどからな
るフィルム基板21を備えている。フィルム基板21の
上面には接着層22が設けられている。接着層22の上
面全体には複数の第1の接続電極23がマトリックス状
に配列形成されている。フィルム基板21の上面周辺部
には複数の第2の接続電極24が該上面から周囲に突出
して配列形成されている。複数の第1の接続電極23と
複数の第2の接続電極24との相対応するもの同士は、
フィルム基板1の上面に形成された複数の引き回し線2
5を介して、それぞれ電気的に接続されている。第1の
接続電極23上には半田バンプ(金属バンプ)26が設
けられている。一方、半導体チップ27は、上面周辺部
にバンプ(接続電極)28を備えた構造となっている。
そして、フィルム基板21の下面は半導体チップ27の
上面中央部に対向配置されて両面接着フィルム29を介
して接着され、第2の接続電極24は半導体チップ27
のバンプ28に接合され、この接合部分は樹脂封止材3
0によって封止されている。
【0009】次に、この半導体装置の製造方法の一例に
ついて説明するに、フィルム基板21を多数形成するた
めの長尺なベースフィルム基板をロールツウロールで搬
送しながら製造することとなるが、この発明とは直接的
には関係がないので、簡略化して説明することとする。
まず、図3(A)に示すように、長尺なベースフィルム
基板21aの上面に接着層22を形成し、次いで方形状
のデバイス領域の周囲につまり図1に示す方形状のフィ
ルム基板21の周囲に対応する部分にパンチングにより
4つのスリット31を形成することにより、デバイス領
域に4つの支持片32(図1参照)によって支持された
フィルム基板21を形成し、次いで接着層22の上面に
銅箔をラミネートしてパターニングすることにより、第
1の接続電極23、第2の接続電極24および引き回し
線25を形成する。この場合、第2の接続電極24はス
リット31に架け渡されている。
【0010】次に、図3(B)に示すように、フィルム
基板21の下面に半導体チップ27の上面中央部を両面
接着フィルム29を介して接着し、次いでボンディング
を行うことにより、スリット31に架け渡された第2の
接続電極24の中央部を半導体チップ27のバンプ28
に接合し、次いでこの接合部分を樹脂封止剤30で封止
する。この場合、すなわち、第2の接続電極24を半導
体チップ27のバンプ28に接合する際に、第2の接続
電極24がスリット31に架け渡されているので、第2
の接続電極24がばらけることがなく、したがってボン
ディングを良好に行うことができる。また、第2の接続
電極24がスリット31に架け渡されているので、ボン
ディング時に第2の接続電極24が半導体チップ27の
エッジに接触しないようにすることができる。
【0011】次に、図3(C)に示すように、第1の接
続電極23上に半田バンプ26を形成する。この場合、
すなわち、半田バンプ26を形成する際に、半田ボール
(金属ボール)を第1の接続電極23上に直接接触させ
て配置することができ、したがって形成された半田バン
プ26の導通性および密着性を良好とすることができ
る。次に、第2の接続電極24および図1に示す支持片
32を半導体チップ27の外形に沿う部分において切断
する。この切断はパンチングやYAGレーザなどによっ
て行う。すると、図1および図2に示す半導体装置が得
られる。
【0012】なお、上記第1実施形態では、図2に示す
ように、フィルム基板21を半導体チップ27の上面中
央部に両面接着フィルム29を介して接着しているが、
これに限定されるものではない。例えば、図4に示す第
2実施形態のように、半導体チップ27の上面中央部に
複数のダミーバンプ41を形成し、これらのダミーバン
プ41上にフィルム基板21を配置し、フィルム基板2
1と半導体チップ27との間に樹脂封止剤30を充填
し、この充填した樹脂封止剤30によってフィルム基板
21を半導体チップ27の上面中央部に接着するように
してもよい。
【0013】また、例えば図4に示す上記第2実施形態
では、半導体チップ27のバンプ28とダミーバンプ4
1との高さを同じとしているが、これに限定されるもの
ではない。例えば、図5に示す第3実施形態のように、
バンプ28の高さをダミーバンプ41よりも高くすると
ともに、バンプ28の上面がフィルム基板21上の接着
層22の上面と同一平面となるようにし、第2の接続電
極24をバンプ28にフォーミングすることなく接合す
るようにしてもよい。
【0014】また、例えば図2に示す上記第1実施形態
では、第1の接続電極23および引き回し線25が露出
しているが、これに限定されるものではない。例えば、
図6に示す第4実施形態のように、第1の接続電極23
の中央部を除く接着層22の上面にソルダーレジスト膜
(絶縁膜)42を形成し、第1の接続電極23の中央部
をソルダーレジスト膜42に形成された開口部43を介
して露出させ、この露出面上に半田バンプ26を形成す
るようにしてもよい。この場合、ソルダーレジスト膜4
2の厚さをポリイミドフィルムなどからなるフィルム基
板21の厚さよりもかなり薄くすることができる。した
がって、この場合も、半田バンプ26を形成する際に、
半田ボールを第1の接続電極23上に直接接触させて配
置することができる。また、この場合には、第1の接続
電極23の外周部をソルダーレジスト膜42で被ってい
るので、ウェットバック工程を経て半田バンプ26を形
成する際に、一旦溶融した半田が第1の接続電極23に
接続された引き回し線25上に流出するのを阻止するこ
とができ、したがって半田バンプ26をより一層良好に
形成することができる。
【0015】また、例えば図2に示す上記第1実施形態
では、フィルム基板21のサイズを半導体チップ27の
サイズよりも小さくし、このフィルム基板21上に半田
バンプ26を設けているが、これに限定されるものでは
ない。例えば、図7に示す第5実施形態のように、フィ
ルム基板21のサイズを半導体チップ27のサイズより
も大きくし、フィルム基板21の半導体チップ27のバ
ンプ28に対応する部分にスリッ31を形成し、フィル
ム基板21上の接着層22の上面であってスリッ31に
対して内側だけでなく外側にも第1の接続電極23およ
び引き回し線25を形成し、スリッ31に対して外側の
第1の接続電極23上にも半田バンプ26を形成するよ
うにしてもよい。この場合、第2の接続電極24はスリ
ッ31に架け渡されている。また、スリッ31に対して
外側に位置するフィルム基板21の下面に両面接着フィ
ルム29を介して半導体チップ27と同じ厚さの支持枠
44を接着し、かつ支持枠44と半導体チップ27との
間に樹脂封止剤30を充填するようにしてもよい。ま
た、この場合のフィルム基板21を形成する際における
ベースフィルム基板を切断して得るときには、スリッ3
1に対して外側に設けられた半田バンプ26のさらに外
側の所定の個所で切断することになる。
【0016】さらに、例えば図7に示す上記第5実施形
態では、第2の接続電極24をスリット31に架け渡し
て形成しているが、これに限定されるものではない。例
えば、図8に示す第6実施形態のように、第2の接続電
極24をスリット31に片持ち状に突出させて形成する
ようにしてもよい。この場合、すなわち図8に示す第6
実施形態の場合には、スリット31に対して外側からス
リット31内に突出する第2の接続電極24とスリット
31に対して内側からスリット31内に突出する第2の
接続電極24とは交互に配置されている。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、フィルム基板における半導体チップの一の面と対向
しない側の面上に配列形成された第1の接続電極上に金
属バンプを設けているので、金属バンプを形成する際に
金属ボールを第1の接続電極上に直接接触させて配置す
ることができ、したがって形成された金属バンプの導通
性および密着性を良好とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態における半導体装置の
要部の平面図。
【図2】図1のA−A線にほぼ沿う断面図。
【図3】(A)〜(C)はそれぞれ図1に示す半導体装
置の製造方法の一例を説明するために示す各製造工程の
断面図。
【図4】この発明の第2実施形態における半導体装置の
要部の断面図。
【図5】この発明の第3実施形態における半導体装置の
要部の断面図。
【図6】この発明の第4実施形態における半導体装置の
要部の断面図。
【図7】この発明の第5実施形態における半導体装置の
要部の断面図。
【図8】この発明の第6実施形態における半導体装置の
要部の断面図。
【図9】従来の半導体装置の一部の断面図。
【図10】図9に示す半田バンプの形成を説明するため
に示す一部の断面図。
【符号の説明】
21 フィルム基板 23 第1の接続電極 24 第2の接続電極 25 引き回し線 26 半田バンプ 27 半導体チップ 28 バンプ(接続電極)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の面の周辺部に複数の接続電極が配列
    形成された半導体チップと、この半導体チップの一の面
    の中央部上に一方の面が対向するように配置されたフィ
    ルム基板と、このフィルム基板の他方の面上に配列形成
    された複数の第1の接続電極と、前記フィルム基板の他
    方の面上から周囲に突出して配列形成され、かつ前記半
    導体チップの接続電極に接合された複数の第2の接続電
    極と、前記フィルム基板の他方の面上に形成された前記
    第1と第2の接続電極間を導通するための複数の引き回
    し線と、前記第1の接続電極上に設けられた金属バンプ
    とを具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 一の面の周辺部に複数の接続電極が配列
    形成された半導体チップと、この半導体チップの一の面
    上に一方の面が対向するように配置され、かつ前記半導
    体チップの接続電極と対応する部分にスリットが形成さ
    れたフィルム基板と、このフィルム基板の他方の面上に
    配列形成された複数の第1の接続電極と、前記フィルム
    基板の他方の面上から前記スリットに突出してまたは架
    け渡されて配列形成され、かつ前記半導体チップの接続
    電極に接合された複数の第2の接続電極と、前記フィル
    ム基板の他方の面上に形成された前記第1と第2の接続
    電極間を導通するための複数の引き回し線と、前記第1
    の接続電極上に設けられた金属バンプとを具備すること
    を特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の発明において、
    前記フィルム基板の他方の面上において前記第1の接続
    電極の少なくとも一部を除く部分には絶縁膜が設けられ
    ていることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 一の面の周辺部に複数の接続電極が配列
    形成された半導体チップと、 ベースフィルム基板の前記半導体チップの接続電極に対
    応する部分にスリットが形成され、前記ベースフィルム
    基板の一の面上であって前記スリットに対して内側に複
    数の第1の接続電極が配列形成され、前記ベースフィル
    ム基板の一の面上から前記スリットに突出してまたは架
    け渡されて複数の第2の接続電極が配列形成され、前記
    ベースフィルム基板の一の面上に前記第1と第2の接続
    電極間を導通するための複数の引き回し線が形成された
    ものとを用意し、 前記半導体チップの一の面と前記ベースフィルム基板の
    他の面とを対向させて前記前記半導体チップの接続電極
    を前記第2の接続電極に接合し、前記第1の接続電極上
    に金属バンプを形成し、前記半導体チップの接続電極の
    外側の所定の個所で前記ベースフィルム基板を切断する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 一の面の周辺部に複数の接続電極が配列
    形成された半導体チップと、 ベースフィルム基板の前記半導体チップの接続電極に対
    応する部分にスリットが形成され、前記ベースフィルム
    基板の一の面上であって前記スリットに対して内側およ
    び外側に複数の第1の接続電極が配列形成され、前記ベ
    ースフィルム基板の一の面上から前記スリットに突出し
    てまたは架け渡されて複数の第2の接続電極が配列形成
    され、前記ベースフィルム基板の一の面上に前記第1と
    第2の接続電極間を導通するための複数の引き回し線が
    形成されたものとを用意し、 前記半導体チップの一の面と前記ベースフィルム基板の
    他の面とを対向させて前記半導体チップの接続電極を前
    記第2の接続電極に接合し、前記第1の接続電極上に金
    属バンプを形成し、該金属バンプの外側の所定の個所で
    前記ベースフィルム基板を切断することを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の発明において、
    前記第1の接続電極上に前記金属バンプを形成する前
    に、前記ベースフィルム基板の一の面上において前記第
    1の接続電極の少なくとも一部を除く部分に絶縁膜を形
    成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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