JPH09223625A - ボンド磁石用組成物及び該組成物を用いたマグネットローラ - Google Patents

ボンド磁石用組成物及び該組成物を用いたマグネットローラ

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JPH09223625A
JPH09223625A JP8334918A JP33491896A JPH09223625A JP H09223625 A JPH09223625 A JP H09223625A JP 8334918 A JP8334918 A JP 8334918A JP 33491896 A JP33491896 A JP 33491896A JP H09223625 A JPH09223625 A JP H09223625A
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JP
Japan
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magnet
composition
roller
bonded
bonded magnet
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JP8334918A
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English (en)
Inventor
Yoichi Nishimuro
陽一 西室
Munenori Iizuka
宗紀 飯塚
Kunio Machida
邦郎 町田
Eiji Ofuku
英治 大福
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Bridgestone Corp
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な機械的強度を有するボンド磁石成形物
を得ることができ、細径のマグネットローラやマグネッ
トローラにシャフトをボンド磁石で一体的に成形する際
にも好適に適用することができるボンド磁石用組成物、
及び該ボンド磁石用組成物で形成された良好な機械的強
度を有するマグネットローラを得る。 【解決手段】 変性ポリオレフィンを含有するバインダ
ーに、磁性粉を混合してなることを特徴とするボンド磁
石用組成物、及び、ボンド磁石をローラ状に成形してな
るマグネット本体部1にシャフト部2を設けてなるマグ
ネットローラにおいて、少なくとも上記マグネット本体
部1を上記本発明のボンド磁石用組成物で成形したこと
を特徴とするマグネットローラを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械的強度に優れ
たボンド磁石成形物を得ることができるボンド磁石用組
成物、及び該ボンド磁石用組成物で成形した機械的強度
に優れるマグネットローラに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、複写機、プリンタ等の電子写真装置や静電記録装置
などにおいて、感光ドラム等の潜像保持体上の静電潜像
を可視化する現像ローラとして、回転するスリーブ内に
ボンド磁石により成形されたマグネットローラを配設
し、スリーブ表面に担持した磁性現像剤(トナー)を該
マグネットローラの磁力特性により潜像保持体上に飛翔
させる所謂ジャンピング現象によって、潜像保持体表面
にトナーを供給し、静電潜像を可視化する現像方法が知
られている。
【0003】従来、上記マグネットローラは、主にナイ
ロンやポリプロピレン等の熱可塑性樹脂のバインダーに
フェライト等の磁性粉体を混合したペレット形状のボン
ド磁石用組成物を、磁場を配置した金型を用いて射出成
形又は押出成形することによって、ローラ状に成形する
と共に、所望の磁気特性に着磁させることにより、製造
されている。この場合、通常ローラ両端部には該ローラ
を支持するシャフトが設けられるが、このシャフトとし
てはローラを軸方向に貫通するシャフトを設けたり、両
端部にそれぞれシャフトを配設する他、両端部又は片端
部のシャフトをローラ本体と一体的にボンド磁石用組成
物で成形することも行われている。また、マグネットロ
ーラのシャフトには、該ローラを回転駆動するためのギ
アが設けられることもあり、また上述のようにシャフト
をローラ本体と一体的にボンド磁石用組成物で成形する
場合には、このギアをシャフト及びローラ本体と一体的
にボンド磁石用組成物で成形することも提案されている
(実開昭61−114809号公報)。
【0004】しかしながら、従来のポリプロピレン等の
汎用樹脂をバインダーとするボンド磁石用組成物で形成
されたマグネットローラは、機械的強度が必ずしも十分
ではないという問題点がある。
【0005】例えば、ポリプロピレンは、 溶融時の粘度が高く、フェライトとの混練時に均一分
散が難しく、フェライトを高充填しにくい、 フェライトと混練りして、押し出し、ペレット化する
際、ポリプロピレンは溶融時の強度が弱く、フェライト
を高充填すると、押し出し後にストランド切れを起こ
し、ペレット化が困難となる、等の理由からフェライト
を高充填することが困難な樹脂である。このため、ポリ
プロピレンにフェライトを高充填することが難しく、十
分な剛性が得られず、またポリプロピレンは非極性の樹
脂であることからフェライトとの濡れ性も悪く、この点
からも十分な強度が得られないものである。
【0006】このように、一般グレードのポリプロピレ
ン等を代表とする汎用樹脂をバインダーとした従来のボ
ンド磁石用組成物により形成したマグネットローラは、
機械的強度が弱く、細径のローラを作ることが困難であ
り、その適用範囲が制限される場合があった。即ち、電
子写真装置等の現像ローラやクリーニングローラに用い
られるマグネットローラの場合、それに用いられるボン
ド磁石用組成物としては、通常曲げ弾性率650kgf
/mm2、曲げ強度4.5kgf/mm2程度の機械的強
度が必要であり、一般グレードのポリプロピレン等の汎
用樹脂をバインダーとした従来のボンド磁石組成物でこ
のような機械的強度を得ることは難しいという問題点が
ある。また、上述のように、シャフトをボンド磁石で一
体的に成形する場合には、十分な強度を有するシャフト
部分を成形することは難しく、特にこのシャフトに十分
な強度を有するギアを一体的に成形することは極めて困
難である。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、良好な機械的強度を有するボンド磁石成形物を得る
ことができ、細径のマグネットローラを成形する際やマ
グネットローラにシャフトをボンド磁石で一体的に成形
する際にも好適に適用することができるボンド磁石用組
成物、及び該ボンド磁石用組成物で形成された良好な機
械的強度を有するマグネットローラを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、ボンド磁石用組成物のバインダー成分として、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリエチレン共重合体等の
ポリオレフィンの構造中に無水マレイン酸基、カルボキ
シル基、ヒドロキシル基、グリシジル基等の反応性をも
つ官能基を導入した変性ポリオレフィンを含有するもの
を用いることにより、成形物の機械的強度が効果的に向
上し、一般グレードのポリプロピレン等を代表とする汎
用樹脂をバインダーとした従来のボンド磁石用組成物に
よりマグネットローラを成形する場合に比べて、マグネ
ットローラを細径化することが可能であることを見い出
し、本発明を完成したものである。即ち、バインダー成
分として上記変性ポリオレフィンを用いることにより、
この変性ポリオレフィンとフェライト等の磁性粉体及び
充填材との間に水素結合や二次結合などの分子間力が生
じて両者間の密着性が向上し、また磁性粉体及び充填材
の分散性を向上させて、フェライト等の二次凝集を抑え
ると共にこれらの均一分散を促すことにより、磁性粉体
及び充填材とバインダー成分との接着強度も向上してス
トランド切れが効果的に防止され、高充填化が可能とな
ると共に、成形物の曲げ強度や曲げ弾性率等の機械的強
度を大幅に向上させ得ることを見い出し、本発明を完成
したものである。
【0009】従って、本発明は、変性ポリオレフィンを
含有するバインダーに、磁性粉を混合してなることを特
徴とするボンド磁石用組成物、及び、ボンド磁石をロー
ラ状に成形してなるマグネット本体部にシャフト部を設
けてなるマグネットローラにおいて、少なくとも上記マ
グネット本体部を上記本発明のボンド磁石用組成物で成
形したことを特徴とするマグネットローラを提供するも
のである。
【0010】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明のボンド磁石用組成物は、上述のように、バイン
ダーとして変性ポリオレフィンを含有するものを用い、
これに磁性粉を混合したものであり、また、本発明のマ
グネットローラは、少なくともそのマグネット本体をこ
の変性ポリオレフィンを含有するバインダーを用いたボ
ンド磁石用組成物で成形したものである。
【0011】ここで、上記変性ポリオレフィンは、上述
したように、ポリオレフィンの構造中に反応性をもつ官
能基を導入したものであり、具体的には、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリエチレン共重合体等のポリオレ
フィンの構造中に無水マレイン酸基、カルボキシル基、
ヒドロキシル基、グリシジル基、各種エステル基等の反
応性をもつ官能基を導入したものなどが例示されるが、
これらの中では無水マレイン酸で変性したポリオレフィ
ンが最も一般的である。即ち、ポリオレフィンの変性に
おいて、多くの酸無水物、カルボン酸、エステルの中で
も無水マレイン酸が最も変性が容易であり、またその効
果も大きく、特に無水マレイン酸変性ポリプロピレン
は、強度向上効果及び汎用性の点などから本発明におい
て好ましく使用される。
【0012】この変性ポリオレフィンは、バインダー成
分として本発明ボンド磁石用組成物に用いられるもので
あり、この場合この変性ポリオレフィンのみでバインダ
ー成分を構成するようにすることもできるが、通常は他
の熱可塑性樹脂と混合してバインダー成分とすることが
好ましく、特に他の熱可塑性樹脂を主材とし、この変性
ポリオレフィンを添加剤的に用いることが好ましい。こ
の場合、他の熱可塑性樹脂としては、ボンド磁石組成物
にバインダーとして通常用いられている樹脂を使用する
ことができ、具体的にはナイロン6,ナイロン12等の
ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリプロピレン、ポリ
エチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート
(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、
ポリフェニレンサルファイド(PPS)、エチレン−酢
酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−エチルアクリ
レート(EEA)、エチレン−ビニルアルコール共重合
体(EVOH)など、種々の熱可塑性樹脂を単独で又は
2以上を組み合わせて用いることができるが、本発明に
おいては特に高結晶化ポリプロピレン、より具体的には
結晶化度60〜85%、特に65〜80%のポリプロピ
レンが好ましく用いられる。即ち、高結晶化ポリプロピ
レンとは、通常のポリプロピレンに比べて立体規則性が
極めて高く、結晶性を高度に制御したポリプロピレン
で、成形品の剛性、表面硬度、荷重たわみ温度等の特性
が通常のポリプロピレンよりも非常に優れたものであ
り、これを用いることにより、ボンド磁石成形物の機械
的強度をより効果的に向上させることができる。
【0013】なお、上記変性ポリオレフィンと他の樹脂
とを組み合わせてバインダー成分を構成する場合は、通
常変性ポリオレフィンがバインダー成分の1〜30重量
%程度となるように混合され、特にコスト面を考慮すれ
ば1〜10重量%程度とすることが好ましい。また、こ
の変性ポリオレフィンを含有したバインダー成分の割合
は、特に制限されるものではないが、ボンド磁石用組成
物全体の8〜40重量%、特に10〜25重量%程度と
される。
【0014】次に、上記磁性粉としては、ボンド磁石用
として通常使用される磁性粉を用いることができ、例え
ばバリウムフェライト,ストロンチウムフェライト等の
フェライト類、Sm−Co系合金、Nd−Fe−B系合
金等の希土類系合金などが例示される。
【0015】この磁性粉の配合量は、必要とする磁力に
応じて適宜選定され、特に制限されるものではないが、
通常はボンド磁石用組成物全体の60〜92重量%、特
に75〜90重量%程度とされる。
【0016】また、本発明のボンド磁石用組成物には、
上記バインダー成分及び磁性粉に加えて、必要に応じマ
イカやウィスカ或いはタルク,炭素繊維,ガラス繊維等
の補強効果の大きな充填材を添加することができる。即
ち、成形物に要求される磁力が比較的低く、フェライト
等の上記磁性粉の充填量が少ない場合には、成形物の剛
性が低くなりやすく、このような場合には剛性を補うた
めにマイカやウィスカ等の充填材を添加して成形品の補
強を行うことができる。この場合、本発明に好適に用い
られる充填材としてはマイカ或いはウィスカが好まし
く、ウィスカとしては、炭化ケイ素,窒化ケイ素等から
なる非酸化物系ウィスカ、ZnO,MgO,TiO2
SnO2,Al23等からなる金属酸化物系ウィスカ、
チタン酸カリウム,ホウ酸アルミニウム,塩基性硫酸マ
グネシウム等からなる複酸化物系ウィスカなどが挙げら
れるが、これらの中ではプラスチックとの複合化が容易
な点から複酸化物系ウィスカが特に好適に使用される。
【0017】この充填材を用いる際の配合割合は、特に
制限されるものではないが、通常はボンド磁石用組成物
全体の2〜30重量%、特に5〜20重量%程度とされ
る。
【0018】本発明のボンド磁石用組成物は、通常の方
法に従って上述の成分を混合し、溶融混練し、ペレット
状に成形して、これを射出成形又は押出成形に供するこ
とにより所望形状のボンド磁石を成形することができる
ものである。この場合、溶融混練には二軸混練押出機、
KCK混練押出機等を用いて通常の方法、条件で溶融混
練することができ、また上記射出成形及び押出成形につ
いても通常の方法及び条件で行うことができる。
【0019】また、本発明のマグネットローラは、上記
本発明のボンド磁石用組成物を成形して得られたもので
あり、その形態はローラ状のマグネット本体部にシャフ
ト部を設けてなるもので、この場合シャフト部は、図1
(A)に示したように、上記本発明ボンド磁石用組成物
で成形したローラ状マグネット本体部1を軸方向に沿っ
て貫通する金属性のシャフト2aとしてもよく、また図
1(B)に示したように、金属性のシャフト2b,2b
をマグネット本体部1を貫通させることなく、該マグネ
ット本体部1の両端からそれぞれ軸方向に沿って突出し
た状態に埋設してもよく、更には図1(C)に示したよ
うに、マグネット本体部1の両端又は片端のシャフト2
cを本発明のボンド磁石用組成物でマグネット本体部1
と一体的に成形してもよい。また更に、これらシャフト
2a〜cにはローラを回転させるための駆動用ギアを設
けることもでき、この場合図1(D)に示したように、
シャフト2dをボンド磁石用組成物でマグネット本体部
1と一体的に成形する場合には、ボンド磁石用組成物で
シャフト2dと一体的に回転駆動ギア3を成形すること
もできる。
【0020】更に、上記シャフト部には、図2に示した
ように、先端部を半円状に切り欠いて相手部材の固定部
に固定する切欠き部2eを形成してもよく、また図2
(B1),(C1)に示したように、この切欠き部2e
を有するシャフトを円錐台状や円柱状の大径部4a,4
bを介してマグネット本体部1の端部に形成することも
できる。なお、この場合、これら切欠き部2eを有する
シャフトは、図2の(A2),(B2),(C2)に示
したように、マグネット本体部1と一体に本発明ボンド
磁石組成物で形成することができるが、これらシャフト
を金属等で形成してもよい。
【0021】本発明のマグネットローラは、上記本発明
のボンド磁石用組成物を用いて通常の方法で成形するこ
とができ、具体的にはペレット状に成形された本発明ボ
ンド磁石用組成物から射出成形又は押出成形により少な
くとも上記マグネット本体部1を成形すると共に、この
とき成形金型の所望の位置に磁場を配置してマグネット
本体部1を所望の磁力特性に着磁する方法により本発明
マグネットローラを得ることができる。
【0022】本発明のマグネットローラは、複写機、プ
リンタ等の電子写真装置や静電記録装置などの現像ロー
ラやクリーニングローラを構成するマグネットローラと
して好適に使用されるものである。なお、上記クリーニ
ングローラは、感光ドラム等の潜像保持体に残留するト
ナーをクリーニングブレードで掻き落とした後、磁力に
よりこれを回収するものであり、回収に好適な場所にマ
グネットローラを配置し、磁力によってトナーをマグネ
ットローラに吸着させ、所定の位置でブレードによりこ
のトナーをマグネットローラから剥し、所定の回収部に
トナーを回収するものである。
【0023】
【発明の効果】本発明のボンド磁石用組成物によれば、
良好な機械的強度を有するボンド磁石成形物を確実に得
ることができ、細径のマグネットローラを成形する際や
マグネットローラにシャフトをボンド磁石で一体的に成
形する際にも好適に適用することができる。また、この
本発明ボンド磁石用組成で成形された本発明のマグネッ
トローラは良好な機械的強度を有し、従来困難であった
細径のローラとすることができるものである。
【0024】
【実施例】以下、実施例,比較例を示して本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもの
ではない。
【0025】[実施例1〜7,比較例1,2]表1に示
した各成分をニーダーで溶融混練し、押出成形してペレ
ット状に成形し、曲げ試験用サンプルを得た。得られた
各サンプルの曲げ強度及び曲げ弾性率を測定した。結果
を表1に示す。
【0026】なお、表中の各成分は下記の通りであり、
またその配合量は全て重量%である。 一般グレードPP :結晶化度55%品 高結晶化グレードPP:結晶化度70%品 変性ポリオレフィン:無水マレイン酸変性ポリプロピ
レン 変性ポリオレフィン:無水マレイン酸変性ポリプロピ
レン(高剛性タイプ) マイカ :クラレ製 スゾライトマイカ ウィスカ :複酸化物系ウィスカ GF :ガラス短繊維
【0027】
【表1】
【0028】表1の結果から明らかなように、変性ポリ
オレフィンを含有する本発明のボンド磁石用組成物によ
り得られた成形物は、変性ポリオレフィンを含まないも
の(比較例1,2)に比べて曲げ強度及び曲げ弾性率に
優れ、良好な機械的強度を有していることが確認され
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明マグネットローラの例を示すもので、
(A)〜(C)は断面図、(D)は部分拡大断面図であ
る。
【図2】本発明マグネットローラの他の例を示すもの
で、(A1)〜(C1)は部分斜視図、(A2)〜(C
2)は部分断面図である。
【符号の説明】
1 マグネット本体部 2a〜d シャフト 2e 切欠き部 3 回転駆動ギア 4a,4b 大径部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変性ポリオレフィンを含有するバインダ
    ーに、磁性粉を混合してなることを特徴とするボンド磁
    石用組成物。
  2. 【請求項2】 バインダー成分が1〜30重量%の変性
    ポリオレフィンと他の熱可塑性樹脂とからなる請求項1
    記載のボンド磁石用組成物。
  3. 【請求項3】 変性ポリオレフィンが無水マレイン酸変
    性ポリプロピレンである請求項1又は2記載のボンド磁
    石用組成物。
  4. 【請求項4】 他の熱可塑性樹脂が高結晶化ポリプロピ
    レンである請求項2記載のボンド磁石用組成物。
  5. 【請求項5】 マイカ及び/又はウィスカを組成物全体
    の2〜30重量%の割合で含有する請求項1〜4のいず
    れか1項に記載のボンド磁石用組成物。
  6. 【請求項6】 ボンド磁石をローラ状に成形してなるマ
    グネット本体部にシャフト部を設けてなるマグネットロ
    ーラにおいて、少なくとも上記マグネット本体部を請求
    項1〜5のいずれか1項に記載のボンド磁石用組成物で
    成形したことを特徴とするマグネットローラ。
  7. 【請求項7】 マグネット本体部の両端又は片端のシャ
    フト部を請求項1〜5のいずれか1項に記載のボンド磁
    石組成物でマグネット本体部と一体的に形成した請求項
    6記載のマグネットローラ。
  8. 【請求項8】 シャフト部に回転駆動用ギアを設けると
    共に、該シャフト部を請求項1〜5のいずれか1項に記
    載のボンド磁石用組成物でマグネット本体部と一体的に
    成形した請求項6又は7記載のマグネットローラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006245173A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 樹脂結合型磁石組成物、その製造方法及びそれを用いた樹脂結合型磁石
JP2018067635A (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 日立金属株式会社 ピン貫通型ボンド磁石、磁石構造体及びピン貫通型ボンド磁石の製造方法

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