JPH09223097A - 入出力制御装置 - Google Patents

入出力制御装置

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JPH09223097A
JPH09223097A JP8030956A JP3095696A JPH09223097A JP H09223097 A JPH09223097 A JP H09223097A JP 8030956 A JP8030956 A JP 8030956A JP 3095696 A JP3095696 A JP 3095696A JP H09223097 A JPH09223097 A JP H09223097A
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JP8030956A
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Tatsuya Takahashi
達也 高橋
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特性の異なるソフトウェア、ハードウェアの
モジュールをその種類や特性を問わずに自由に組み合わ
せて仮想マシンを構成でき、これらを簡易に操作するこ
とのできる入出力制御装置を提供する。 【解決手段】 表示画面10上には入力モジュール1
2、処理モジュール14、出力モジュール16のアイコ
ンが三角形の頂点を形成するように配置され、入力モジ
ュール12と処理モジュール14との間には、データ転
送と処理モジュール14の動作のトリガとなる処理トリ
ガボタン18が配置されている。また、処理モジュール
14と出力モジュール16との間には、同様に処理後デ
ータ出力トリガボタン20が配置されている。さらに、
入力モジュール12と出力モジュール16との間にも、
未処理データ出力トリガボタン22が配置されている。
各トリガボタンにより、各モジュール間のデータ転送と
モジュールの起動が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力、処理、出力
の3つのモジュールの間のデータのやり取りを制御する
ための入出力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスのコンピュータ化が進
み、各種機器やアプリケーションソフトウェアなど、様
々な機能モジュールがネットワークで結ばれるようにな
った。このため、既存の機能モジュールを組み合わせた
仮想マシンあるいはシステムを構築することが可能とな
り、これらが運用されるようになってきた。
【0003】この機能モジュールを組み合わせて仮想マ
シンを作成する例が、特開平5−11950号公報、特
開平7−44477号公報に開示されている。
【0004】特開平5−11950号公報に開示された
従来例が図5に示される。図5において、アプリケーシ
ョン104には、複数のアプリケーションユニット10
5、106、107、108、109が接続されてお
り、アプリケーション104に接続されているこれらア
プリケーションユニットの種類はシステム制御部101
により検出される。アプリケーション104に接続され
ていることが検出されたアプリケーションユニットの情
報は、表示制御部103により表示部102に表示され
る。また、アプリケーション104は、接続されている
アプリケーションユニットを使用する時に、これらのア
プリケーションユニットを制御するための制御部104
aも有している。
【0005】このような構成により、本従来例において
は、基本となるアプリケーション104上で接続される
アプリケーションユニットすなわち機能モジュールの組
み合わせを指示することができ、設定の終了したアプリ
ケーションを新たな機能を有する仮想マシンとみなすこ
とができる。
【0006】図6には、上述した特開平7−44477
号公報に開示された従来例が示される。図6(a)にお
いては、本従来例で扱われるマルチメディア機器として
のデジタルカメラ110とデジタルVTR111とをそ
れぞれ表すアイコンが表示部(図示せず)の表示画面上
に表示されている様子が示されている。このデジタルカ
メラ110とデジタルVTR111とは、ネットワーク
上に接続されており、ネットワークを介して相互にオブ
ジェクト指向に基づいたメッセージ及びデータの送受信
が可能なように構成されている。
【0007】本従来例では、図6(b)に示されるよう
に、図示しないポインティングデバイスにより、利用者
が上記アイコンの間にリンクを張ると、デジタルカメラ
110とデジタルVTR111との間のデータの入出力
関係が指定されるように構成されている。デジタルカメ
ラ110とデジタルVTR111との間の線112が本
従来例におけるデータの入出力関係を表している。
【0008】以上のような構成により、本従来例におい
ては、機能モジュールの独立性を高く維持しながら、そ
の機能モジュールを組み合わせることが可能となる。
【0009】また、図7及び図8には、パーソナルコン
ピュータあるいはワークステーションの画面上で仮想的
な作業環境を実現した入出力制御装置の例が示される。
図7において、画面200上には、入力関連アイコン2
02と出力関連アイコン204とが表示されている。ま
た、これらのアイコン202、204の間の画面上に
は、作業領域206が設定されている。上記入力関連ア
イコン202としては、本入出力制御装置に接続可能な
入力機器類のアイコンが表示されるが、例えば、図7で
は、スキャナのアイコン208が表示されている。ま
た、出力関連アイコン204としては、本入出力制御装
置に接続可能な出力機器類のアイコンが表示されるが、
例えば、図7では、プリンタのアイコン210が表示さ
れている。これらのスキャナ、プリンタなどを本入出力
制御装置に接続した場合には、それらの機器の機能を組
み合わせた新たな機能を有する仮想マシンが構成された
ことになる。
【0010】図8には、上述したスキャナからデータを
取り込んで、プリンタに出力する場合の作業の例が示さ
れる。図8において、まずスキャナのアイコン208を
ポインティングデバイス(図示せず)により指定してス
キャナ設定シート212を開き、スキャナを動作させる
ために必要な所定のデータの設定を行う。次に、スキャ
ナ操作パネル214を開き、その実行ボタンをポインテ
ィングデバイスにより押すと、本入出力制御装置の作業
領域にスキャナから取り込まれたデータファイルが設定
される。次に、このスキャナから取り込まれたデータを
プリンタから出力するために、作業領域に設定されたデ
ータファイルをプリンタのアイコン210にドラッグ/
ドロップする。続いてスキャナで行ったのと同様に、プ
リンタに対しても所定の設定を行い、その設定終了後に
実行ボタンをポインティングデバイスによって押してプ
リンタから所定のデータを出力させる。
【0011】以上のような構成により、本従来例におい
ては、画面上に表示された機器などの機能モジュールを
組み合わせ、新たな機能を有する仮想マシンを構成して
これを使用することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した特開
平5−11950号公報に開示された従来技術において
は、機能モジュールの組み合わせをアプリケーション1
04の上で行っているので、接続される機能モジュール
は、アプリケーション104に接続されることを前提に
作成される必要がある。このため、アプリケーション1
04への依存度によっては、単独での稼動ができない場
合があるという問題があった。また、アプリケーション
104の変更やバージョンアップなどが発生した場合
に、このアプリケーション104への依存度によって
は、接続される機能モジュールに対する修正が必要とな
り、システム全体の整合性維持に多くの工数が必要とな
るという問題もあった。
【0013】また、特開平7−44477号公報に開示
された従来例においては、機能モジュール間のリンク情
報の設定すなわちデータの流れについての設定が主目的
となっており、操作自体はそれぞれの機能モジュールに
強く依存しているので、操作性の向上が望めないという
問題があった。
【0014】さらに、図7、図8に示された従来例にお
いては、入出力制御装置に接続されている各入出力機器
の設定やデータ転送などの開始トリガが統一されておら
ず、所定の操作をするために多くのウィンドウを開いて
その間を行き来したり、各入出力機器毎にそれぞれ異な
る操作を行う必要があるなどの問題があった。
【0015】また、入力側の機能モジュールと出力側の
機能モジュールとの関連付けがなされておらず、ユーザ
が操作時に、どのデータを、どこから、どこへ移動させ
るのかということを逐一指示してやる必要があり、特に
定型業務を行う場合などに冗長な操作が必要となるとい
う問題もあった。
【0016】また、接続される入出力機能モジュール
は、本入出力制御装置に組み込まれ装置と一体化してい
るので、入出力機能モジュールとして接続できるものが
限られており、多くの機能モジュールを組み合わせるこ
とにより自由に新しい機能を実現することが困難である
という問題もあった。
【0017】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、特性の異なるソフトウェア、ハ
ードウェアのモジュールをその種類や特性を問わずに自
由に組み合わせて仮想マシンを構成でき、これらを簡易
に操作することのできる入出力制御装置を提供すること
にある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、表示部を有し、データが入力される
入力モジュールと入力されたデータを処理する処理モジ
ュールと入力されたデータを未処理でまたは処理後に出
力する出力モジュールとの間のデータのやりとりを制御
する入出力制御装置であって、表示部の画面上には、入
力モジュール、処理モジュール、出力モジュールを表す
アイコンが表示され、画面上の入力モジュールのアイコ
ンと出力モジュールのアイコンとの間に、入力モジュー
ルから入力されたデータを出力モジュールから出力させ
るための未処理データ出力トリガボタンを配置し、入力
モジュールのアイコンと処理モジュールのアイコンとの
間に、入力モジュールから入力されたデータを処理モジ
ュールで処理させるための処理トリガボタンを配置し、
処理モジュールのアイコンと出力モジュールのアイコン
との間に、処理モジュールで処理されたデータを出力モ
ジュールから出力させるための処理後データ出力トリガ
ボタンを配置したことを特徴とする。
【0019】第2の発明は、第1の発明の入出力制御装
置において、入力モジュール、処理モジュール、出力モ
ジュールのアイコンが、それぞれ3角形の頂点に配置さ
れていることを特徴とする。
【0020】第3の発明は、第1の発明または第2の発
明の入出力制御装置が、入力モジュール、処理モジュー
ル、出力モジュールを接続するための共通のインタフェ
ースを有することを特徴とする。
【0021】第4の発明は、第3の発明の入出力制御装
置において、入力モジュール、処理モジュール、出力モ
ジュールが、アダプタモジュールを介して共通のインタ
フェースに接続されることを特徴とする。
【0022】従って、本発明によれば、画面表示された
各トリガボタンによりデータの流れとその処理を制御す
ることができ、操作性が向上する。また、各モジュール
は、共通のインタフェースに接続されているので、各モ
ジュール側及び入出力機器側の種類や特性を考慮するこ
となく自由に接続することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0024】図1には、本発明に係る入出力制御装置の
実施形態の表示画面の例が示される。図1において、表
示画面10には、入力モジュール12のアイコン、処理
モジュール14のアイコン、出力モジュール16のアイ
コンが表示されている。
【0025】入力モジュール12としては、ファクシミ
リ、スキャナなどのデータを取り込む機能を有するモジ
ュールが、処理モジュール14としては、ファイルドロ
ーワやデータ処理用ソフトウェアなどのデータを処理す
る機能を有するモジュールが、出力モジュール16とし
ては、プリンタやゼログラフィ装置などのデータを出力
する機能を有するモジュールがそれぞれ考えられる。
【0026】これら入力モジュール12、処理モジュー
ル14、出力モジュール16のアイコンは、それぞれ三
角形の頂点に位置するように配置されている。
【0027】入力モジュール12のアイコンと処理モジ
ュール14のアイコンとの間には、入力モジュール12
から入力されたデータを処理モジュール14に送り、所
定の処理を行わせるためのトリガを発生させる処理トリ
ガボタン18が配置されている。また、処理モジュール
14のアイコンと出力モジュール16のアイコンとの間
には、処理モジュール14で処理されたデータを出力モ
ジュール16に送り、出力モジュール16から出力させ
るためのトリガを発生させる処理後データ出力トリガボ
タン20が配置される。さらに、入力モジュール12の
アイコンと出力モジュール16のアイコンとの間には、
入力モジュール12から入力されたデータを処理モジュ
ール14で処理せずに出力モジュール16に送り直接出
力させるためのトリガを発生させる未処理データ出力ト
リガボタン22が配置されている。これらの処理トリガ
ボタン18、処理後データ出力トリガボタン20、未処
理データ出力トリガボタン22は、3つのモジュール1
2、14、16と天地逆の三角形の頂点に配置されてい
る。
【0028】ここで、一般にデータは、入力→処理→出
力という流れで処理されていくが、必ずしも処理プロセ
スを通す必要がない場合もある。このような場合には、
入力から出力へ直接データが流されることになる。本実
施形態においては、図1に示されるように、入力モジュ
ール12、処理モジュール14、出力モジュール16の
アイコンをそれぞれ三角形の頂点に配置し、これらの間
に3つのトリガボタン18、20、22を配置したの
で、上述したいずれの方向のデータの流れも各トリガボ
タン18、20、22の押し下げにより簡単に実行する
ことができる。
【0029】すなわち、各モジュール12、14、16
のアイコンの間のデータの転送及び各モジュールの起動
のトリガを発生させるトリガボタン18、20、22を
独立したボタンとして画面上に配置したので、各モジュ
ール12、14、16の選択とその起動操作とを明確に
切り分けることができ、不必要なダイアログパネルの開
閉などを減らすことができて操作性を向上することがで
きる。
【0030】なお、上記トリガを発生は、トリガボタン
18、20、22に加え、3つのモジュール12、1
4、16間のドラッグ/ドロップ操作によって行えるよ
うにすることも好適である。
【0031】図2には、本実施形態に係る入出力制御装
置の構成のブロック図が示される。図2において、入力
モジュール12、処理モジュール14、出力モジュール
16は、それぞれ共通のインタフェース24を介して制
御部26に接続されている。また、制御部26には、表
示部28とキーボードやポインティングデバイスなどの
入力手段30が接続されている。入力手段30からは、
トリガボタン18、20、22を押すなどの各種指示を
入力することができる。なお、図2においては、入力モ
ジュール12が2つ、処理モジュール14が1つ、出力
モジュール16が1つ接続されている例が示されている
が、接続されるモジュールの数はこれに限られるもので
はなく、自由にその数を設定することができる。
【0032】本実施形態においては、上述したように、
各モジュール12、14、16が共通のインタフェース
24に接続される構成となっており、このインタフェー
ス24に接続できるものであれば、ソフトウェアでも、
CCDデバイスやゼログラフィ装置などの「デバイス」
レベルのものでも、デバイスが組み合わされた「装置」
レベルのものでも、さらに装置が組み合わされた「シス
テム」レベルのものでもその規模や特性や種類を問わず
に自由に組み合わせることができる。
【0033】例えば、出力モジュールというカテゴリの
中であれば、プリンタ、ファクシミリ装置、ファイル記
憶装置、電子メールなどその規模やシステム構成を問わ
ず接続することが可能である。
【0034】制御部26は、接続された各モジュール1
2、14、16を識別し、これに対応するアイコンを、
図1に示されるような形で表示部28に表示させる。ま
た、表示部28に表示された、図1に示されるような各
トリガボタン18、20、22が押された場合に、それ
に応じて入力モジュール12、処理モジュール14、出
力モジュール16の間のデータのやり取りを制御する。
【0035】また、制御部26は、ユーザによる入力手
段30からの指示に基づき、接続された各モジュールの
切替を行うことができる。すなわち、図2に示された例
においては、入力モジュール12が2つ接続されている
が、表示部28には通常そのうちの一方が表示されてい
る。この時に、ユーザが入力手段30から表示の切替を
指示すると、制御部26は入力モジュール12の表示を
切り替える。この際、新たに表示された入力モジュール
12と、処理トリガボタン18、処理後データ出力トリ
ガボタン20との関連付けは、制御部26により自動的
に行われる。またこれは、入力モジュール12に限ら
ず、処理モジュール14、出力モジュール16の表示が
切り替えられた場合にも、同様に各トリガボタン18、
20、22との関連付けが自動的に行われる。
【0036】以上のように、制御部26の機能は、組み
合わされた各機能モジュール12、14、16の間のデ
ータの流れの制御及び各トリガボタン18、20、22
によるトリガの伝達だけであり、各モジュール間の独立
性を極めて高く維持することができる。これにより、モ
ジュールの組み合わせの自由度が上り、例えば、制御部
26に部分的な変更が生じても、各モジュール12、1
4、16まで含めたシステム全体に及ぼされる影響は小
さくすることができる。
【0037】以上のような構成により、表示部28に表
示された各アイコンに対して任意のモジュールを割り当
てることにより、任意の仮想マシーンを構成することが
できる。例えば、入力モジュール12としてCCDデバ
イスあるいはイメージスキャナを、出力モジュール16
としてゼログフィ装置あるいはプリンタを組み合わせる
ことにより、仮想的な複写機を構成することができる。
【0038】この場合、本実施形態に係る入出力制御装
置は、共通インタフェース24を介して各モジュール1
2、14、16を接続するので、組み合わされるモジュ
ールの物理的な結合について生じる制約は問題になら
ず、ネッワークや電話回線を介しての接続など物理的な
制約を越えて仮想マシンあるいはシステムを構成するこ
とができる。
【0039】図3には、各モジュール12、14、16
と制御部26との接続の様子の概念図が示される。図3
において、接続されるモジュールとしては、アプリケー
ションプログラムやハードウェアデバイスなど、さらに
はネットワークに接続されたサービスなど様々なものが
ある。これらは、図3に示されるように、それぞれアダ
プタモジュール32を介してインタフェース24に接続
されている。
【0040】この場合、アダプタモジュール32は、そ
れぞれのモジュール毎にインタフェース24との間を取
りもつ構成となっており、このために、各モジュール1
2、14、16は、本実施形態に係る入出力制御装置に
接続されるために特別な修正がなされる必要がなくな
る。このアダプタモジュール32と各ソフトウェア及び
ハードウェアによって、図2に示された入力モジュール
12、処理モジュール14、出力モジュール16がそれ
ぞれ構成されている。従って、アダプタモジュール32
を有する各モジュールが、共通インタフェース24を介
して制御部26に接続されることになる。
【0041】図4には、入力モジュール12から出力モ
ジュール16へのデータのやり取りのフローの例が示さ
れる。図4において、制御部26が、未処理データ出力
トリガボタン22が押されたことを受けて、入力モジュ
ール12に処理開始を通知する(S1)。
【0042】上記通知に対して、所定時間内に入力モジ
ュール12から制御部26にリターンバリューが戻って
きた場合に、制御部26は上記通知が成功したと判断す
る(S2)。
【0043】次に、制御部26は、出力モジュール16
に処理開始を通知する(S3)。
【0044】上記通知に対して、所定時間内に出力モジ
ュール16から制御部26にリターンバリューが戻って
きた場合に、制御部26は上記通知が成功したと判断す
る(S4)。
【0045】次に、制御部26は、入力モジュール12
に入力処理を依頼する(S5)。
【0046】上記依頼に対して、入力モジュール12が
所定のデータを取得し、終了後リターンバリューを制御
部26に返す。このリターンバリューが、所定時間内に
制御部26に戻ってきた場合に、制御部26は上記入力
処理が成功したと判断する(S6)。
【0047】次に、制御部26は、出力モジュール16
に出力処理を依頼する(S7)。
【0048】上記依頼に対して、出力モジュール16
は、所定の出力処理を行い、終了後リターンバリューを
制御部26に返す。このリターンバリューが、所定時間
内に戻ってきた場合に、制御部26は上記出力処理が成
功したと判断する(S8)。
【0049】次に、制御部26は、入力モジュール12
に対して処理終了を通知する(S9)。
【0050】上記通知に対して、所定時間内に入力モジ
ュール12から制御部26にリターンバリューが戻って
きた場合に、制御部26は上記通知が成功したと判断す
る(S10)。
【0051】次に、制御部26は、出力モジュール16
に処理終了を通知する(S11)。
【0052】上記通知に対して、所定時間内に出力モジ
ュール16からリターンバリューが戻ってきた場合に、
制御部26は上記通知が成功したと判断する(S1
2)。
【0053】以上のステップにおいて全て成功と判断さ
れた場合に正常終了となる(S13)。
【0054】一方、いずれかのステップにおいて成功と
判断されなかった場合には、異常終了となり、制御部2
6がアラームを表示するなどの処理を行う(S14)。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各モジュールが共通のインタフェースを介して接続され
るので、任意のモジュールを自由に組み合わせることが
でき、必要なモジュールを組み合わせて所望の機能を有
する仮想マシンを容易に構成することができる。
【0056】また、各モジュールを表すアイコンと、こ
れらの間のデータ転送及び起動のトリガボタンとを、そ
れぞれ別個に表示したので、モジュールの選択と起動操
作とを切り分けることができ、不必要なダイヤログパネ
ルの開閉等を減らすことができ、操作性を向上できる。
【0057】さらに、これらのアイコン及びトリガボタ
ンは、それぞれ三角形の頂点に配置されており、視覚的
に見易く構成されているので、さらに操作性を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る入出力制御装置の実施形態の表
示画面の例を示す図である。
【図2】 本発明に係る入出力制御装置の実施形態の構
成を示すブロック図である。
【図3】 図2に示された入出力制御装置の各モジュー
ルの接続の様子を示す概念図である。
【図4】 図2に示された入出力制御装置の入力モジュ
ールと出力モジュールとの間のデータのやり取りのフロ
ーの例を示す図である。
【図5】 従来における入出力制御装置の例を示すブロ
ック図である。
【図6】 従来における入出力制御装置の他の例を示す
ブロック図である。
【図7】 従来における仮想作業環境を実現した入出力
制御装置の例である。
【図8】 図7に示された入出力制御装置の動作の様子
を示す図である。
【符号の説明】
10 表示画面、12 入力モジュール、14 処理モ
ジュール、16 出力モジュール、18 処理トリガボ
タン、20 処理後データ出力トリガボタン、22 未
処理データ出力トリガボタン、24 インタフェース、
26 制御部、28 表示部、30 入力手段、32
アダプタモジュール。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部を有し、データが入力される入力
    モジュールと入力されたデータを処理する処理モジュー
    ルと入力されたデータを未処理でまたは処理後に出力す
    る出力モジュールとの間のデータのやりとりを制御する
    入出力制御装置であって、 前記表示部の画面上には、前記入力モジュール、前記処
    理モジュール、前記出力モジュールを表すアイコンが表
    示され、 前記画面上の前記入力モジュールのアイコンと前記出力
    モジュールのアイコンとの間に、前記入力モジュールか
    ら入力されたデータを前記出力モジュールから出力させ
    るための未処理データ出力トリガボタンを配置し、前記
    入力モジュールのアイコンと前記処理モジュールのアイ
    コンとの間に、前記入力モジュールから入力されたデー
    タを前記処理モジュールで処理させるための処理トリガ
    ボタンを配置し、前記処理モジュールのアイコンと前記
    出力モジュールのアイコンとの間に、前記処理モジュー
    ルで処理されたデータを前記出力モジュールから出力さ
    せるための処理後データ出力トリガボタンを配置したこ
    とを特徴とする入出力制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の入出力制御装置におい
    て、前記入力モジュール、前記処理モジュール、前記出
    力モジュールのアイコンは、それぞれ3角形の頂点に配
    置されていることを特徴とする入出力制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の入出力制
    御装置は、前記入力モジュール、前記処理モジュール、
    前記出力モジュールを接続するための共通のインタフェ
    ースを有することを特徴とする入出力制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の入出力制御装置におい
    て、前記入力モジュール、前記処理モジュール、前記出
    力モジュールは、アダプタモジュールを介して前記共通
    のインタフェースに接続されることを特徴とする入出力
    制御装置。
JP8030956A 1996-02-19 1996-02-19 入出力制御装置 Pending JPH09223097A (ja)

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Cited By (5)

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