JP3061307B2 - デジタル複合機 - Google Patents

デジタル複合機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コピー機能に加えて、
ファクシミリ機能,オン/オフラインのプリンター機
能,ファイル機能等の搭載が可能なデジタル複合機に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、OA機器の発達に伴い、1台1機
能、例えば、複写機であればコピー機能のみ、ファクシ
ミリ装置であればファクシミリ機能のみという思想は崩
れ、例えば、1台のデジタル複写機に、コピー機能に加
えて、ファクシミリ機能,オン/オフラインのプリンタ
ー機能(以下、オン/オフラインプリンター機能と記載
する),ファイル機能等複数の機能を搭載させたデジタ
ル複合機が開発されつつある。
【0003】従来、このようなデジタル複合機では、デ
ジタル複写機をメインの機器として、追加増設が可能な
全ての機能の制御を行える制御手段(或いは、制御基
板)をデジタル複写機内に予め搭載し、該デジタル複写
機にファクシミリ機能,オン/オフラインプリンター機
能等に必要な装置部分を追加する形態が一般的である。
【0004】換言すれば、デジタル複合機を単体で使用
した場合、コピー機能のみが実行可能なデジタル複写機
となり、これに、ファクシミリ機能に必要な装置部分を
追加することにより、コピー機能+ファクシミリ機能を
有したデジタル複合機として使用することができ、或い
は、フロッピーディスクドライブを追加増設することに
より、コピー機能+オフラインのプリンター機能を有し
たデジタル複合機として使用することができる。従っ
て、利用者は、必要な装置を追加することにより、所望
のデジタル複合機を構成することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
デジタル複合機によれば、追加される装置によって種々
のデジタル複合機が構成されるにも関わらず、追加増設
が可能な全ての機能の制御を行える制御手段(或いは、
制御基板)を予め搭載しているため、単体としてのデジ
タル複合機の制御手段にかかるコストや、全ての機能の
増設を行わない場合の制御手段にかかるコストが割高に
なるという問題点があった。
【0006】また、従来のデジタル複合機によれば、全
ての機能に対する操作表示が可能な操作手段を予め搭載
する構成であるため、コピー機能のみを使用するデジタ
ル複合機としては、制御手段が割高となることに加え
て、操作手段にかかるコストも割高となるため、同じコ
ピー機能を有するデジタル複写機と比較して、単体とし
てのデジタル複合機のコストが高くなるという問題点も
あった。従って、現状ではコピー機能のみ必要である
が、将来の機能追加のために単体のデジタル複合機を選
択するという場合の障害になっており、デジタル複合機
を無条件でファーストチョイスの機器として選択するこ
とが困難であった。
【0007】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、搭載される制御手段にかかるコストを、機能の組合
せに応じた適正な価格とすることを目的とする。
【0008】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、単体としてのデジタル複合機のコストを低減
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、デジタル複写機としてのコピー機能に加
えて、ファクシミリ装置としてのファクシミリ機能,オ
ンラインプリンター或いは/及びオフラインプリンター
としてのオン/オフラインプリンター機能,光ディスク
ファイルの入出力装置としてのファイル機能等の複数の
機能が搭載可能なデジタル複合機において、コピー機能
に関する制御を行うコピー機能制御手段と、ファクシミ
リ機能,オン/オフラインプリンター機能,及び,ファ
イル機能の制御における共通の制御部分を抽出して形成
した基本制御手段と、コピー機能制御手段,及び,基本
制御手段と組み合わせて使用されることにより、ファク
シミリ機能の制御を行うファクシミリ機能制御手段と、
コピー機能制御手段,及び,基本制御手段と組み合わせ
て使用されることにより、オン/オフラインプリンター
機能の制御を行うオン/オフラインプリンター機能制御
手段と、コピー機能制御手段,及び,基本制御手段と組
み合わせて使用されることにより、ファイル機能の制御
を行うファイル機能制御手段とを備えたデジタル複合機
を提供するものである。
【0010】また、前述した構成において、コピー機能
制御手段,基本制御手段,ファクシミリ機能制御手段,
オン/オフラインプリンター機能制御手段,及び,ファ
イル機能制御手段は、それぞれ独立した制御基板上に形
成されていることが望ましい。
【0011】また、前述した構成に加えて、コピー機能
を実行する際に使用する第1の操作表示手段と、コピー
機能以外の機能を実行する際に使用する第2の操作表示
手段とを備え、第2の操作表示手段が必要に応じて増設
されることが望ましい。
【0012】
【作用】本発明のデジタル複合機において、装置を単体
でデジタル複写機としてのみ使用する場合には、コピー
機能制御手段のみを搭載する。また、例えば、コピー機
能+ファクシミリ機能を有したデジタル複合機として使
用する場合には、コピー機能制御手段,基本制御手段,
及び,ファクシミリ機能制御手段を搭載する。また、コ
ピー機能+ファクシミリ機能+オン/オフラインプリン
ター機能を有したデジタル複合機として使用する場合に
は、コピー機能制御手段,基本制御手段,ファクシミリ
機能制御手段,及び,オン/オフラインプリンター機能
制御手段を搭載する。このように使用する機能に適合さ
せて必要な制御手段を組み合わせて搭載することが可能
である。
【0013】また、コピー機能制御手段,基本制御手
段,ファクシミリ機能制御手段,オン/オフラインプリ
ンター機能制御手段,及び,ファイル機能制御手段を、
それぞれ独立した制御基板上に形成した場合、必要に応
じて制御基板を追加するだけで該当する制御手段を容易
に搭載できる。
【0014】また、コピー機能以外で使用する第2の操
作表示手段を必要に応じて増設する構成とすることによ
り、単体でのデジタル複合機のコストが低減される。
【0015】
【実施例】以下、本発明のデジタル複合機の一実施例に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1及び図2は、本実施例のデジタル複合
機100の概観図を示す。ここで、デジタル複合機10
0には、デジタル複写機としてのコピー機能に加えて、
ファクシミリ装置としてのファクシミリ機能,オンライ
ンプリンター或いは/及びオフラインプリンターとして
のオン/オフラインプリンター機能,光ディスクファイ
ルの入出力装置としてのファイル機能の複数の機能が搭
載されている。
【0017】デジタル複合機100の前面には、コピー
機能を実行する際に使用する第1の操作表示部101
と、コピー機能以外の機能を実行する際に使用する第2
の操作表示部102とが配設されている。この第2の操
作表示部102は必要に応じて増設される構成である。
【0018】また、図中において、103は記録紙を給
紙するための給紙トレイを示す。104は排紙トレイを
示し、この2つの排紙トレイ104はそれぞれファクシ
ミリ機能やオン/オフラインプリンター機能等が搭載さ
れた場合にコピー機能による出力と他の出力を仕分けて
排紙するためのものである。
【0019】105は、ファクシミリ機能を搭載した場
合に接続された電話回線を用いて会話をするときに使用
する付属電話器である。
【0020】106は、オン/オフラインプリンター機
能におけるフロッピー入力を行うためのフロッピーデッ
キを示し、108は、オン/オフラインプリンター機能
におけるプリンターとしての設定仕様等を入力するため
のROMカードデッキであり、108aがアウトライン
フォントカード用のフォントカードデッキ、108bが
エミュレーション用のエミュレーションカードデッキを
示す。これらのデッキ106,108はオン/オフライ
ンプリンター機能を使用する際に追加増設される。
【0021】107は、ファイル機能における光ディス
ク入出力を行うための光ディスクデッキを示し、ファイ
ル機能を使用する際に追加増設される。
【0022】図3は、第2の操作表示部102の構成を
示す。第2の操作表示部102は、前述したように通常
のコピー機能以外の機能を利用する場合に用いるもので
あり、複数の機能に関わる入力を実現するためのタッチ
パネル102aと、現在作業中の機能を示す拡張機能表
示ランプ102bと、タッチパネル102aの明るさを
調整するコントラスト調整つまみ102cと、ヘルプメ
ッセージの表示を行うためのガイダンスキー102d
と、フロッピーに登録されているデータのタイトルを表
示するためのユーティリティキー102eと、ファクシ
ミリ機能における受信状態と付属電話器105による通
話の切り換え等に使用する受信/電話キー102fと、
タッチパネル102aの画面表示をメインメニューに戻
すメニューキー102gと、タッチパネル102aの画
面表示の範囲を移動するためのスクロールキー102h
とを備えている。尚、本実施例のデジタル複合機100
は、通常のコピー機能以外に、拡張コピー機能として、
原稿に網をかけたり、画像の輪郭だけを残したり、画像
を加工してコピーすることが可能な編集コピー機能や、
所定のフォーマットシートに手書きしたデータからグラ
フを作成したり、原稿中の手書きの表や図形を清書する
AI(人工知能)コピー機能を有しており、これらの拡
張コピー機能に関する操作も第2の操作表示部102を
用いて行う構成である。
【0023】図4は、制御系の概略ブロック図を示し、
コピー機能に関する制御を行うコピー機能ユニット20
0と、第1の操作表示部101の制御を行う第1の操作
ユニット300と、ファクシミリ機能,オン/オフライ
ンプリンター機能,及び,ファイル機能の制御における
共通の制御部分を抽出して形成した基本制御ユニット4
00と、第2の操作表示部102の制御を行う第2の操
作ユニット500と、コピー機能ユニット200,及
び,基本制御ユニット400と組み合わせて使用される
ことにより、ファクシミリ機能の制御を行うファクシミ
リ機能ユニット600と、コピー機能ユニット200,
及び,基本制御ユニット400と組み合わせて使用され
ることにより、オン/オフラインプリンター機能の制御
を行うオン/オフライン機能ユニット700と、コピー
機能ユニット200,及び,基本制御ユニット400と
組み合わせて使用されることにより、ファイル機能の制
御を行うファイル機能ユニット800とから構成され
る。
【0024】尚、各ユニットはそれぞれ独立した1つの
制御基板上に形成されており、コピー機能のみが搭載さ
れた単体のデジタル複合機100の状態では、図中の
で示すように、コピー機能ユニット200及び第1の操
作ユニット300の2つの制御基板が組み込まれてい
る。
【0025】この単体のデジタル複合機100にファク
シミリ機能を追加する場合には、で示すように、基本
制御ユニット400,第2の操作ユニット500,及
び,ファクシミリ機能ユニット600の3つの制御基板
を追加して組み込む。
【0026】また、単体のデジタル複合機100にオン
/オフラインプリンター機能を追加する場合には、で
示すように、基本制御ユニット400,第2の操作ユニ
ット500,及び,オン/オフライン機能ユニット70
0の3つの制御基板を追加して組み込む。
【0027】また、単体のデジタル複合機100にファ
イル機能を追加する場合には、で示すように、基本制
御ユニット400,第2の操作ユニット500,及び,
ファイル機能ユニット800の3つの制御基板を追加し
て組み込む。
【0028】また、例えば、コピー機能+ファクシミリ
機能+オン/オフラインプリンター機能を有したデジタ
ル複合機100として使用する場合には、の構成に更
にオン/オフライン機能700を追加すれば良く、コピ
ー機能+ファクシミリ機能+ファイル機能を有したデジ
タル複合機として使用する場合には、の構成に更にフ
ァイル機能800を追加すれば良い。
【0029】本実施例では、全ての機能を搭載したデジ
タル複合機100を例としているので、図4に示す全て
のユニットが搭載されていることになる。
【0030】図5は、前述した各ユニットを具体的に示
した制御基板を示す。但し、コピー機能ユニット200
及び第1の操作ユニット300は、従来の技術と同様で
あるので詳細を省略し、ブロック200及び300と記
載する。
【0031】基本制御ユニット400は、CPU401
と、基本制御における基本制御プログラムを格納したR
OM402と、基本制御に使用するデータ等を格納した
RAM403と、16ドット漢字を生成するCGROM
404と、CPUイベント監視用のシステムタイマー4
05と、割り込みコントローラ406と、コピー機能ユ
ニット200との交信に使用するUART(通信部)4
07と、拡張コピー機能等で使用する90度,180
度,270度画像回転用LSIである回転プロセッサ4
08と、システムバス側のDMAコントローラ409
と、画像圧縮/伸長用のLSIであるCEP410と、
イメージバス調停回路であるバスアービター411と、
第2の操作ユニット500との交信用の双方向セントロ
ニクスI/F412と、イメージデータの入出力インタ
ーフェースであるデジタル画像I/F413と、イメー
ジ記憶用メモリであるページバッファ414と、イメー
ジバス側のDMAコントローラ415と、デバック用の
RAM通信ポート416とを備えている。尚、図中のA
はイメージバス、Bはシステムバスを示している。
【0032】第2の操作ユニット500は、前述した第
2の操作表示部102の制御を行うものであり、CPU
501と、タッチパネル102aのタッチセンサをコン
トロールするタッチセンサコントロール部や、タッチパ
ネル102aの液晶表示部をコントロールするLCD表
示制御部や、基本制御ユニット400との交信用の双方
向セントニクスI/F等を備えている。
【0033】ファクシミリ機能ユニット600は、ファ
クシミリ制御用のROM601と、バッテリーでバック
アップされたRAM602と、ファクシミリ通信制御用
CPU603と、ファクシミリ送信する原稿データを一
時メモリに蓄えてから送信(所謂、メモリ送信)する場
合に使用する一時記憶用RAM604と、公衆回線接続
コントローラであるCCU605とを備えている。換言
すれば、ファクシミリ機能ユニット600には、ファク
シミリ送受信に必要な通信関係の素子のみが組み込まれ
ており、ファクシミリ装置の行う画像処理(例えば、画
像圧縮/伸長)部分に関しては各機能の共通部分として
基本制御ユニット400内に組み込まれている。従っ
て、システムバスBを介してファクシミリ機能ユニット
600と基本制御ユニット400とを接続することによ
り、ファクシミリ機能に必要な制御部が構成されること
になる。
【0034】オン/オフライン機能ユニット700は、
オフライン入力(ここでは、3.5インチのフロッピー
ディスク)を行うためにフロッピーデッキ106を制御
するフロッピーディスクコントローラ701と、セント
ロニクスRS−232C用コネクタ109を介してオン
ライン入力を行うためのオンラインプリンター用I/F
702と、CGROM転送用コントローラ703と、プ
リンターコントロール用制御ROM704と、プリンタ
ーコントロール用制御RAM705と、アウトラインフ
ォントカード用のフォントカードデッキ108aからベ
クターフォントを入力する際に使用するベクターフォン
ト高速処理用アクセラレーター706と、56ドット漢
字を生成するCGROM707と、オンラインプリンタ
ー制御用のオプション追加メモリ708とを備えてい
る。換言すれば、オン/オフライン機能ユニット700
には、オン/オフラインプリンター機能に固有な素子の
みが組み込まれており、その他の必要な部分に関しては
各機能の共通部分として基本制御ユニット400内に組
み込まれている。従って、イメージバスA及びシステム
バスBを介してオン/オフライン機能ユニット700と
基本制御ユニット400とを接続することにより、オン
/オフラインプリンター機能に必要な制御部が構成され
ることになる。
【0035】また、図4では図示を省略したが、オン/
オフラインプリンター機能の一つとして、LAN(ロー
カル・エリア・ネットワーク)によるオンライン出力が
あり、同様にオプション機能として追加が可能である。
LAN用のオンライン機能ユニット700aは、デュア
ルポートメモリ709と、LAN制御用CPU710
と、LANコントロールLSI711とを備えている。
【0036】ファイル機能ユニット800は、ファイル
コントロール用RAM801と、ファイルコントロール
用ROM802と、SCSIコントローラ803と、高
性能の画像圧縮/伸長用LSI804と、画像拡大/縮
小用LSI(ラインデータコンバータ)805とを備え
ている。尚、ファイル機能ユニット800には、SCS
Iコントローラ803を介して、光ディスクドライブ
(光ディスクデッキ)107が標準装備として増設接続
され、更に、ハードディスクドライブ110の増設や、
コネクタ111を介してオプションで複数の光ディスク
ドライブ112等を接続することが可能な構成である。
換言すれば、ファイル機能ユニット800には、ファイ
ル機能に固有な素子のみが組み込まれており、その他の
必要な部分に関しては各機能の共通部分として基本制御
ユニット400内に組み込まれている。従って、イメー
ジバスA及びシステムバスBを介してファイル機能ユニ
ット800と基本制御ユニット400とを接続すること
により、ファイル機能に必要な制御部が構成されること
になる。
【0037】図6は、各ユニットの制御基板の配置を示
す図であり、コピー機能ユニット200,第1の操作ユ
ニット300,及び,第2の操作ユニット500以外の
他のユニットは図示の如く、デジタル複合機100に対
して右側に集合した形態で収納される。これによって各
ユニットの追加増設を容易にしている。
【0038】前述したように本実施例のデジタル複合機
では、機能毎に制御ユニットを独立した構成としたた
め、機能の追加に応じて、該当する制御ユニットを追加
することができ、常に不必要な制御手段を搭載すること
なく、必要な部分のみで制御手段を構成できる。従っ
て、制御手段のコストを使用する機能の組合せに応じた
適正な値とすることができる。
【0039】また、制御手段を適正に構成することがで
き、且つ、第2の操作表示部を必要に応じて増設する構
成としたため、単体(コピー機能のみ)としてのデジタ
ル複合機のコスト、即ち、デジタル複写機としてのコス
トを低減させることができる。従って、利用者が本発明
のデジタル複合機を、当初、デジタル複写機として導入
し、必要に応じて機能を拡張して所望のデジタル複合機
として使用することが容易になる。換言すれば、導入時
にデジタル複合機としての拡張性を必要としていない利
用者が、ある時点で機能を拡張する必要に迫られた場
合、本発明のデジタル複合機であれば、容易に機能の拡
張に対応することができ、また、機能を拡張しない場合
でも、利用されない機器(或いは、制御手段)が最小に
抑えられているので、余分な部品にかかるコストの負担
を小さくすることができ、少ないコストの負担で将来の
拡張性を確保することができる。
【0040】また、各機能に共通な制御部分を基本制御
ユニット400として一つにまとめたので、コピー機能
に複数の機能を追加してデジタル複合機を構成する場合
に、特別なインターフェース等を設けることなく、該基
本制御ユニット400を介して柔軟に組み合わせること
ができる。
【0041】また、各機能の制御プログラムは、各ユニ
ット部分に格納されているので、装置本体の導入時期に
関係なく、常に、機能追加時の最新のバージョンの制御
プログラムを用いて構成することができる。
【0042】更に、単体のデジタル複合機に対して、所
定の機能ユニットと、該当する機器を追加することで、
所望の機能を増設できるとともに、機器の変更や機能ア
ップ等を対応する機能ユニットで独立して取り込むこと
ができるので、装置全体のシステムとしての柔軟性が大
きくなるという効果がある。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明のデジタル複
合機は、コピー機能に関する制御を行うコピー機能制御
手段と、ファクシミリ機能,オン/オフラインプリンタ
ー機能,及び,ファイル機能の制御における共通の制御
部分を抽出して形成した基本制御手段と、コピー機能制
御手段,及び,基本制御手段と組み合わせて使用される
ことにより、ファクシミリ機能の制御を行うファクシミ
リ機能制御手段と、コピー機能制御手段,及び,基本制
御手段と組み合わせて使用されることにより、オン/オ
フラインプリンター機能の制御を行うオン/オフライン
プリンター機能制御手段と、コピー機能制御手段,及
び,基本制御手段と組み合わせて使用されることによ
り、ファイル機能の制御を行うファイル機能制御手段と
を備えたため、搭載される制御手段にかかるコストを、
機能の組合せに応じた適正な価格とすることができる。
また、単体としてのデジタル複合機のコストを低減する
ことができる。また、二次的な効果として、少ないコス
トの負担で将来の拡張性を確保することができる。
【0044】また、前述した構成において、コピー機能
制御手段,基本制御手段,ファクシミリ機能制御手段,
オン/オフラインプリンター機能制御手段,及び,ファ
イル機能制御手段は、それぞれ独立した制御基板上に形
成されているため、搭載される制御手段にかかるコスト
を、機能の組合せに応じた適正な価格とすることができ
る。また、単体としてのデジタル複合機のコストを低減
することができる。
【0045】また、前述した構成に加えて、コピー機能
を実行する際に使用する第1の操作表示手段と、コピー
機能以外の機能を実行する際に使用する第2の操作表示
手段とを備え、第2の操作表示手段が必要に応じて増設
する構成であるため、単体としてのデジタル複合機のコ
ストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例のデジタル複合機の概観図であ
る。
【図2】図2は実施例のデジタル複合機の概観図であ
る。
【図3】第2の操作表示部の構成を示す説明図である。
【図4】実施例のデジタル複合機の制御系の概略ブロッ
ク図である。
【図5】実施例の各ユニットを具体的に示した制御基板
を示す説明図である。
【図6】実施例の各ユニットの制御基板の配置を示す説
明図である。
【符号の説明】
100 デジタル複合機 101 第
1の操作表示部 102 第2の操作表示部 105 付
属電話器 106 フロッピーデッキ 107 光
ディスクデッキ 108 ROMカードデッキ 200 コピー機能ユニット 300 第
1の操作ユニット 400 基本制御ユニット 500 第
2の操作ユニット 600 ファクシミリ機能ユニット 700 オン/オフライン機能ユニット 800 ファイル機能ユニット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル複写機としてのコピー機能に加
    えて、ファクシミリ装置としてのファクシミリ機能,オ
    ンラインプリンター或いは/及びオフラインプリンター
    としてのオン/オフラインプリンター機能,光ディスク
    ファイルの入出力装置としてのファイル機能等の複数の
    機能が搭載可能なデジタル複合機において、前記コピー
    機能に関する制御を行うコピー機能制御手段と、前記フ
    ァクシミリ機能,オン/オフラインプリンター機能,及
    び,ファイル機能の制御における共通の制御部分を抽出
    して形成した基本制御手段と、前記コピー機能制御手
    段,及び,基本制御手段と組み合わせて使用されること
    により、ファクシミリ機能の制御を行うファクシミリ機
    能制御手段と、前記コピー機能制御手段,及び,基本制
    御手段と組み合わせて使用されることにより、オン/オ
    フラインプリンター機能の制御を行うオン/オフライン
    プリンター機能制御手段と、前記コピー機能制御手段,
    及び,基本制御手段と組み合わせて使用されることによ
    り、ファイル機能の制御を行うファイル機能制御手段と
    を備えたことを特徴とするデジタル複合機。
  2. 【請求項2】 前記コピー機能制御手段,基本制御手
    段,ファクシミリ機能制御手段,オン/オフラインプリ
    ンター機能制御手段,及び,ファイル機能制御手段は、
    それぞれ独立した制御基板上に形成されていることを特
    徴とする請求項1のデジタル複合機。
  3. 【請求項3】 前記コピー機能を実行する際に使用する
    第1の操作表示手段と、前記コピー機能以外の機能を実
    行する際に使用する第2の操作表示手段とを備え、前記
    第2の操作表示手段が必要に応じて増設されることを特
    徴とする請求項1及び2のデジタル複合機。
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