JPH09222143A - 鱗片状黒鉛添加焼結摩擦材料の製造方法 - Google Patents

鱗片状黒鉛添加焼結摩擦材料の製造方法

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JPH09222143A
JPH09222143A JP5401396A JP5401396A JPH09222143A JP H09222143 A JPH09222143 A JP H09222143A JP 5401396 A JP5401396 A JP 5401396A JP 5401396 A JP5401396 A JP 5401396A JP H09222143 A JPH09222143 A JP H09222143A
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graphite
flake graphite
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forming substance
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Akito Jibiki
明人 地曳
Masaaki Matsumoto
政秋 松本
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Tungaloy Corp
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Toshiba Tungaloy Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の焼結摩擦材料の製造方法により得られ
る摩擦材料は、高負荷条件における振動の大きさ、制動
中における鳴きの発生しやすさ、耐フェ−ド性,耐摩耗
性,摩擦係数の劣化性、相手材料の摩耗量の促進性とい
う課題を有している。 【解決手段】 金属および/または合金でなるマトリッ
クス形成物質と、残りが該マトリックス形成物質を除い
た主として無機物質でなるフィラー形成物質とでなる原
料物質を混合,成形,および焼成して摩擦材料を作製す
る方法であって、該フィラ−形成物質は、層方向の厚さ
(「t」と表示)と長さ方向の長さ(「h」と表示)と
の比が10以上(h/t≧10と表わせる)でなる鱗片
状黒鉛を含有しており、該鱗片状黒鉛に含有されている
灰分を該鱗片状黒鉛に対し1重量%以下としたことを特
徴とする焼結摩擦材料の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属および/また
は合金でなるマトリックス形成物質と鱗片状黒鉛を含む
各種の無機物質でなるフィラ−形成物質とでなる原料物
質を用いて作製する鱗片状黒鉛添加焼結摩擦材料の製造
方法に関し、具体的には、工作機械,建設機械,自動
車,二輪車(電動自転車を含む),鉄道および航空機に
代表される各種機械の回転または移動運動を任意に制御
する手段としての、いわゆるクラッチもしくはブレ−キ
材料として使用される摩擦材料を作製するための鱗片状
黒鉛添加焼結摩擦材料の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からクラッチまたはブレ−キ材料と
して用いられてきた摩擦材料を製造する方法は、樹脂ま
たはゴムなどの有機物質を原料物質として含有させた有
機質摩擦材料の製造方法と、金属,合金または金属間化
合物を原料物質として含有させた焼結摩擦材料の製造方
法とに大別される。
【0003】これらの従来の摩擦材料の製造方法のう
ち、後者の製造方法は、Cu,Sn,Zn,Cu−S
n,Cu−Zn,Cu−Sn−Znの1種以上を原料物
質として含有させたものが主流であり、この製造方法に
より得られる焼結摩擦材料は、前者の製造方法により得
られる有機質摩擦材料に比べて、高温での摩擦係数の低
下(熱フェ−ド現象)および水分介在による摩擦係数の
低下(水フェ−ド現象)の傾向が小さく、摩耗が少ない
という長所がある。
【0004】しかしながら、この従来の製造方法により
得られる焼結摩擦材料は、高負荷条件における摩擦特性
に優れるものの、振動が大きく、制動中に鳴きを発生し
やすく、かつ耐フェ−ド性,耐摩耗性,摩擦係数に満足
できず、相手材料の摩耗量を高める傾向にある。このた
めに、原料物質の組成成分を検討し、提案している代表
的なものとして、特開昭63−109131号公報,特
開平2−159334号公報および特開平4−1528
5号公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】摩擦材料の製造方法に
関する先行技術のうち、上述した特開平4−15285
号公報には、Cuを含む無機物質にマイカを添加してな
る原料物質を用いた摩擦材料の製造方法について開示さ
れており、特開昭63−109131号公報および特開
平2−159334号公報には、黒鉛を添加した焼結摩
擦材料の製造方法について開示されている。
【0006】これらの先行技術として開示されている焼
結摩擦材料の製造方法のうち、特開平4−15285号
公報に開示の製造方法により得られる摩擦材料は、振動
の減少度合いが小さく、制動中の鳴きの抑制が弱く、か
つ耐フェード性,耐摩耗性,摩擦係数について満足され
ていないという問題があり、特開昭63−109131
号公報および特開平2−159334号公報に開示の製
造方法により得られる焼結摩擦材料は、原料物質として
の黒鉛が調整されておらず、かつ混合時に粉砕されるた
めに微細になり、振動および鳴きが大きくなるという問
題がある。
【0007】本発明は、上述の問題点を解決したもの
で、具体的には、焼結摩擦材料を製造するための原料物
質として鱗片状黒鉛を使用し、この鱗片状黒鉛に含有し
ている灰分を制限して高純度とすることにより、得られ
る焼結摩擦材料が低負荷条件から高負荷条件まで優れた
摩擦特性を発揮し、かつ振動減衰性および鳴きの低減を
高めることができるという焼結摩擦材料の製造方法の提
供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、焼結摩擦
材料の改良として、摩擦係数をさらに大きくするこ
と、材料温度が約500℃にも達するような高負荷使
用条件においても摩擦係数の低下や変動が少ないこと、
耐摩耗性をより高めること、摩擦作動時の鳴きをよ
り小さくすること、という要件について長年に亘り検討
し、この内、特に摩擦振動について着目し、焼結摩擦材
料中に所定以上の表面積でなる表面積の大きい鱗片状黒
鉛を所定量含有させることにより、振動減衰性および鳴
きの低減を高めることができること、かつ鱗片状黒鉛中
の灰分を制限すると、鳴きの低減をより一層高めること
ができること、この両物質のシナジー効果により摩擦材
料としての安定な摩擦特性(特に高温での摩擦特性)を
保持できるという知見を得て、本発明を完成させるに至
ったものである。
【0009】すなわち、本発明の焼結摩擦材料の製造方
法は、金属および/または合金でなるマトリックス形成
物質と、残りが該マトリックス形成物質を除いた主とし
て無機物質でなるフィラー形成物質とでなる原料物質を
混合,成形,および焼成して摩擦材料を作製する方法で
あって、該フィラ−形成物質は、層方向の厚さ(「t」
と表示)と長さ方向の長さ(「h」と表示)との比が1
0以上(h/t≧10と表わせる)でなる鱗片状黒鉛を
含有しており、該鱗片状黒鉛に含有されている灰分を該
鱗片状黒鉛に対し1重量%以下としたことを特徴とする
製造方法である。
【0010】
【発明の実施の態様】本発明の摩擦材料の製造方法にお
けるマトリックス形成物質は、具体的には、例えばC
u,Ni,Fe,Co,Sn,Ti,Mg,Mn,S
i,W,Mo,Zn,Al,Agおよびこれらの相互合
金からなり、Cuを主成分としたマトリックス形成物質
でなる場合にはその効果が高いことから好ましく、特に
Cu,Ni,Feの中の少なくとも1種がマトリックス
形成物質に対して50体積%以上含有していることが好
ましいことである。
【0011】このマトリックス形成物質の他に、摩擦材
料の構成成分としてのフィラ−形成物質は、金属(S
i,Bの半金属を含む)の酸化物,炭化物,窒化物,フ
ッ化物,硫化物,珪素化物およびこれらの相互固溶体、
金属の炭酸塩,鉱物物質,金属間化合物,黒鉛,カーボ
ン,短繊維,長繊維の中の少なくとも1種の無機物質を
含有しており、具体的には、例えば硫酸バリウム,タル
ク,珪藻土,蛇紋石,コ−クス,MgO,Fe23,T
iO2,B23に代表される摩擦調整材、SiO2,Al
N,Al23,Si34,SiC,B4C,ムライト,
周期律表の4a,5a,6a族金属の炭化物,窒化物,
酸化物,珪素化物およびこれらの相互固溶体に代表され
るセラミックス、NiSi2,TiSi2,TiAl3
NiAl3,CuAl2,Ni3Al,Co3Al,Zr3
Al,Fe3Al,FeAl3に代表される金属間化合
物、黒鉛,MoS2,WS2,BaF2,CaF2,hB
N,PbO,フッ化黒鉛,に代表される固体潤滑材、パ
ルプ繊維,レ−ヨン繊維,カ−ボン繊維,シリカ−アル
ミナ繊維,チタン酸カリウム繊維,炭化珪素繊維,ボロ
ン繊維,に例示される各種の繊維または各種のウイスカ
−に代表される補強材の中から選ばれた少なくとも1種
からなるものである。
【0012】また、フィラ−形成物質として含有される
鱗片状黒鉛は、個々の物質が板面と板厚とを有する板状
体物質でなり、摩擦材料の中に存在しているときには、
摩擦材料の断面で観察される形状が棒状または針状でな
り、その形状の層方向の厚さ(「t」と表示する)と長
さ方向の長さ(「h」と表示する)との比が10以上
(h/t≧10で表わせる)でなるものである。別の表
現をすると、ウイスカ−の長さと直径との関係を表示す
るのに用いられているアスペクト比に相当し、10以上
のアスペクト比でなるものである。この鱗片状黒鉛のア
スペクト比が10未満になると、その含有量にも関係す
るが、振動減衰能の低下が顕著となり、制動時に鳴きが
大きくなる。特に、鱗片状黒鉛の層方向の厚さが30μ
m〜2mmでなることが好ましく、原料物質全体に対し
て10〜60体積%含有していることが好ましい。
【0013】この鱗片状黒鉛の含有量が原料物質全体に
対して10体積%未満になると、得られる摩擦材料の内
部摩擦の効果が小さく、振動減衰能の低下が顕著にな
り、逆に60体積%を越えて多くなると、焼結性の低下
および強度低下が顕著となる。この鱗片状黒鉛は、灰分
の含有量が鱗片状黒鉛に対し1重量%以下、好ましくは
0.5重量%以下に制限されていると、摩擦振動の発生
を抑制する効果が高く、かつブレーキ鳴きを低減する効
果が高くなる。この鱗片状黒鉛は、X線解折法により測
定したC軸方向の結晶子の大きさが10nm以上でなる
と上述した鱗片状黒鉛の効果が高くなることから好まし
いことである。また、原料物質として、鱗片状黒鉛と同
様な形状を有する層状物質、具体的には、例えば金属硫
化物,窒化硼素,マイカ,バーミキュライト,タルク,
カオリンの中の少なくとも1種とを含有させておくと、
鱗片状黒鉛の効果とのシナジー効果により摩擦材料特性
を高めることができることから好ましいことである。
【0014】さらに、原料物質中に、Mn元素含有物質
が含まれている場合には、得られる摩擦材料と相手材料
(被摩擦材料)との凝着摩耗を低減し、両方の摩耗損傷
が抑制されるという効果が有り、鱗片状黒鉛の効果との
シナジー効果をより一層発揮させることができることか
ら好ましいことである。このMn元素含有物質は、例え
ば金属Mn,Mn含有合金およびMn含有化合物(セラ
ミックス)の少なくとも1種からなり、具体的には、例
えば金属Mn、Cu−Mn合金,Fe−Mn合金,Ni
−Mn合金,Co−Mn合金,酸化マンガン(MnO,
MnO2),Mn含有フエライトを挙げることができ
る。このMn元素含有物質は、原料物質全体に対してM
n換算で30体積%以下含有していること、好ましくは
2〜20体積%含有していることである。このMn元素
含有物質が原料物質全体に対して、30体積%を超えて
多くなると強度低下が顕著になる。
【0015】原料物質中におけるこれらのマトリックス
形成物質とフィラ−形成物質との割合は、特に制限はな
いが、マトリックス形成物質が原料物質全体の20〜9
0重量%、残りフィラ−形成物質からなることが好まし
いことである。
【0016】この原料物質を混合,成形,焼成するに
は、従来から行われている焼結摩擦材料の製造方法にお
ける混合工程,成形工程,焼成工程により行うことがで
きる。
【0017】
【作用】本発明の摩擦材料の製造方法は、原料物質中に
分散された鱗片状黒鉛が、この方法により得られる摩擦
材料の主として振動減衰能を高める作用および鳴きを低
下する作用をし、また原料物質中にMn元素含有物質を
存在させておく場合には、相手材料との凝着摩耗の低
減,摩擦振動の低減および鳴きの低減をする作用をし、
この両物質によるシナジー作用により一層鳴きが抑制さ
れる。
【0018】
【実施例】市販されている各種の原料物質[h/tの平
均20,灰分が0.5wt%,X線解折法による結晶子
の大きさ100nm,平均粒径300μmの鱗片状黒鉛
(表中「C1」と略す)、h/tの平均20,灰分が5
wt%,X線解折法による結晶子の大きさ50nm,平
均粒径200μmの鱗片状黒鉛(表中、「C2」と略
す)、h/tの平均8,灰分が0.5wt%,X線解折
法による平均結晶子の大きさ50nm,平均粒径200
μmの鱗片状黒鉛(表中「C3」と略す)、灰分が0.
3wt%,X線解折法による結晶子の大きさ50nm,
平均粒径300μmの粒状人造黒鉛(表中、「C1」と
略す)、その他Cu,Sn,Ni,Mn,SiO2,マ
イカ]を用いて、表1の配合組成にそれぞれ秤量し、混
合して得た混合物を2ton/cm2の圧力でプレス成
形した後、成形物をCuメッキした鋼板上に載置し、1
0kg/cm2の荷重をかけてH2雰囲気中、850℃で
60分間焼成した本発明法1〜6および比較法1〜5を
得た。
【0019】こうして得た本発明法1〜6および比較法
1〜5における摩擦材料全体に対するマトリックス含有
量、マトリックス中のCu,Ni,Feの合計含有量お
よび摩擦材料全体に対するh/t≧10でなる鱗片状黒
鉛の含有量を求めて表2に示した。
【0020】次に、本発明法1〜6および比較法1〜5
をパッド材として、慣性モ−メント:6.75kg・m
・sec2、パッド面積:52cm2、相手材料:FC2
5でもって、速度:すり合せ時65km/h、摩擦試験
時40km/h、面圧:すり合せ時25kg/cm2
摩擦試験時5〜40kg/cm2、制動前温度:すり合
せ時120℃、摩擦試験時50〜300℃、制動回数:
すり合せ時200回、摩擦試験時100回の条件で摩擦
試験を行い、その時のブレーキ鳴き音を騒音計で測定
し、ある一定以上の音圧になったところでブレーキ鳴き
が発生したと判断し、その時のブレーキ発生率を求めて
摩耗量および摩擦係数を求めて、その結果を表3に示し
た。また、本発明法1〜6および比較法1〜5を用い
て、日本自動車規格の規定する乗用車ブレーキ試験JA
SO C406−82に準じた摩擦試験を行い、その結
果を表3に併記した。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】
【発明の効果】本発明の摩擦材料の製造方法は、従来の
黒鉛含有焼結摩擦材料の製造方法に比べて、得られる摩
擦材料が低負荷から高負荷に至るまで摩擦係数および耐
摩耗性を低下することなしに、鳴き発生を抑制する効果
が顕著に優れており、摩擦時の相手材料を凝着摩耗損傷
させることも少なく、かつ温度に対しても安定した強度
を有しており、耐酸化性,耐熱性に優れているという効
果があり、摩擦係数のバラツキが小さく、各種の摩擦材
料特性がバランスよく優れており、制動時の鳴きの発生
率が低いという効果がある。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 30:06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属および/または合金でなるマトリッ
    クス形成物質と、残りが該マトリックス形成物質を除い
    た主として無機物質でなるフィラー形成物質とでなる原
    料物質を混合,成形,および焼成して摩擦材料を作製す
    る方法において、該フィラ−形成物質は、層方向の厚さ
    (「t」と表示)と長さ方向の長さ(「h」と表示)と
    の比が10以上(h/t≧10と表わせる)でなる鱗片
    状黒鉛を含有しており、該鱗片状黒鉛に含有されている
    灰分を該鱗片状黒鉛に対し1重量%以下としたことを特
    徴とする鱗片状黒鉛添加焼結摩擦材料の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記マトリックス形成物質は、該マトリ
    ックス形成物質に対してCu,Ni,Fe,Mnおよび
    これらの相互合金の中の1種以上が50体積%以上含有
    していることを特徴とする請求項1記載の鱗片状黒鉛添
    加焼結摩擦材料の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記フィラー形成物質は、上記鱗片状黒
    鉛以外に金属の酸化物,炭化物,窒化物,フッ化物,硫
    化物,珪素化物およびこれらの相互固溶体、金属の炭酸
    塩,鉱物物質,金属間化合物,黒鉛,カーボン,短繊
    維,長繊維の中の少なくとも1種の無機物質が含まれて
    いることを特徴とする請求項1または2記載の鱗片状黒
    鉛添加焼結摩擦材料の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記鱗片状黒鉛は、上記摩擦材料全体に
    対して10〜60体積%含有していることを特徴とする
    請求項1,2または3記載の鱗片状黒鉛添加焼結摩擦材
    料の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記鱗片状黒鉛は、C軸方向の結晶子の
    大きさが10nm以上であることを特徴とする請求項
    1,2,3または4記載の鱗片状黒鉛添加焼結摩擦材料
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記原料物質は、Mn元素含有物質が含
    有されており、該Mn元素含有物質が該原料物質全体に
    対してMn換算量で20体積%以下含有されていること
    を特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の鱗片
    状黒鉛添加焼結摩擦材料の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記Mn元素含有物質は、金属Mn,C
    u−Mn合金,Fe−Mn合金および酸化マンガンの中
    の1種以上でなることを特徴とする請求項6記載の鱗片
    状黒鉛添加焼結摩擦材料の製造方法。
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