JPH09222129A - ステアリングカバーの取付構造 - Google Patents

ステアリングカバーの取付構造

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JPH09222129A
JPH09222129A JP3018296A JP3018296A JPH09222129A JP H09222129 A JPH09222129 A JP H09222129A JP 3018296 A JP3018296 A JP 3018296A JP 3018296 A JP3018296 A JP 3018296A JP H09222129 A JPH09222129 A JP H09222129A
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JP
Japan
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bracket
steering cover
brackets
mounting
dash panel
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JP3018296A
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JP3024061B2 (ja
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Toshihiko Yahagi
俊彦 谷萩
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラケットの頂上部におけるステアリングカ
バーの押圧力低下を防止する。 【構成】 取付部2b,2c,3b,3cを結ぶ線よりも
外側に膨出する頂上部2a,3aを有するブラケット2,
3を用い、該ブラケット2,3をステアリングカバー1
の周縁部1aに被せ、取付部2b,2c,3b,3cをダ
ッシュパネル5にねじ結合してなる構造において、ブラ
ケット2,3の頂上部2a,3aの取付部2b,2c,3
b,3c付近を折り曲げて頂上部2a,3aをダッシュパ
ネル5に接近させてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はステアリングカバー
の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のダッシュパネルには、図6に示
すようなステアリングカバー1を取り付けて、ステアリ
ングシャフトの挿通箇所の密封を行っている。ステアリ
ングカバー1は、図7に示すように、その周縁部に二つ
のブラケット2,3を被せて、ボルト4でダッシュパネ
ル5に結合してある。このような2分割タイプのブラケ
ット2,3を用いているのは、ステアリングシャフト6
の接続作業を容易にするためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ブラケット
2,3のねじ結合箇所は、図6に示すように車体のレイ
アウト上の制約により、頂上部2a,3aから外れた位
置に配置しなければならない場合がある。このような配
置にすると、ブラケット2,3は、ねじ結合箇所の付近
では、ステアリングカバー1の周縁部1aを均一に圧縮
するが、ここから離れた頂上部2a,3aでは、図9に
示すようにダッシュパネル5から浮き上がろうとする。
つまり、頂上部2a,3aではステアリングカバー1の
押圧力が低下し、シール性が悪くなってしまうため、エ
ンジンルームから車室内への騒音や埃の侵入を招くこと
になる。
【0004】本発明は、このような事情に鑑み、ブラケ
ットの頂上部におけるステアリングカバーの押圧力低下
を防止して、充分なシール性を確保することができるス
テアリングカバーの取付構造を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、取付部を結ぶ線よりも外側に膨出する頂上
部を有するブラケットを用い、該ブラケットをステアリ
ングカバーの周縁部に被せ、上記取付部をダッシュパネ
ルにねじ結合してなる構造において、上記ブラケットの
頂上部の取付部付近を折り曲げて頂上部をダッシュパネ
ルに接近させたことを特徴とする。
【0006】このようにすると、ねじ結合時のブラケッ
ト頂上部の浮き上がり分が折り曲げ変位分によって相殺
されて、ステアリングカバー周縁部の押圧力が均一にな
り、シール性の低下が防止される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明に係る分割タ
イプのブラケットを示している。ブラケット2,3は両
端に取付部2b,3bをそれぞれ備え、頂上部2a,3a
から外れた中間部にも、他の取付部2c,3cを設けて
ある。そして、これら取付部に孔2d,3dをそれぞれ
貫設するとともに、ブラケット2の両端の孔2d,2d
を除く他の孔2dは、その周縁から周壁2e,3eを延
出させてバーリング孔にしてある。ブラケット2は、孔
2dの中心を結ぶ三角形T1の外側に頂上部2aを膨出
させてある。ブラケット3も同様に、孔3dの中心を結
ぶ三角形T2の外側に頂上部3aを膨出させてある。
【0008】ブラケット2,3は、外周縁にフランジ2
f,3fを延設するとともに、内周縁に突起2g,3gを
延設することで、これらフランジ2f,3fと突起2g,
3gの間に押圧面2h,3hを形成してある。なお、ブ
ラケット2の取付部2bはブラケット3の肉厚分だけ隆
起させてあり、該取付部2bをブラケット3の取付部3
bの上に重ね合わせると、2つのブラケット2,3の押
圧面2h,3hがほぼ面一になるようにしてある。
【0009】ここで、ブラケット2は、図3に示す二点
鎖線L1の位置を裏側へ折り曲げて、頂上部2aの先端
をδ1だけ変位させてある(図1参照:同図において、
折り曲げ位置は矢印で示してある)。また、ブラケット
3は、図4に示す二点鎖線L2の位置(基部側)を裏側
へ折り曲げて、頂上部3aの先端をδ2だけ変位させて
ある(図2参照:同図において、折り曲げ位置は矢印で
示してある)。なお、ブラケット2の変位量δ1は0.5
〜1.5ミリに、ブラケット3の変位量δ2は0〜1.0
ミリにそれぞれ設定してある。
【0010】ステアリングカバー1は、図5に示すよう
に、周縁部1aの裏面にインナシールリップ1bとアウ
タシールリップ1cを周設するとともに、アウタシール
リップ1cをインナシールリップ1bよりも高く形成し
てある。
【0011】ステアリングカバー1の取り付けにあたっ
ては、図6〜図8に示すように、ステアリングカバー1
の周縁部1aにブラケット3,ブラケット2を順次被せ
て、これらブラケット2,3の取付部2b,3bを重ね合
わせ、孔2d,3dにボルト4を挿通し、その先端をダ
ッシュパネル5に設置したウェルドナット7に螺入すれ
ばよい。このとき、ステアリングカバー1の周縁部1a
がブラケット2,3の押圧面2h,3hによってダッシュ
パネル5上に押し付けられるとともに、突起2g,3g
が周縁部1aに食い込んでステアリングカバー1の位置
決めを行う。
【0012】ところで、ボルト4の締結時には、ステア
リングカバー1の周縁部1aがブラケット2,3の押圧
面2h,3hによって圧縮され、ブラケット2,3の頂上
部2a,3aがダッシュパネル5から浮き上がろうとす
るが、ブラケット2,3は上述のように、頂上部2a,3
aをダッシュパネル5側に折り曲げ変位させてあるの
で、頂上部2a,3aの浮き上がり分が折り曲げ変位分
によって相殺されることになる。この結果、ステアリン
グカバー1の周縁部1aに対する押圧力が均一になり、
シール性の低下が防止される。
【0013】なお、ステアリングカバー1のインナ・ア
ウタシールリップ1b,1cを、ブラケット2,3の頂上
部2a,3aに近づくにしたがって徐々に高くしておく
と、頂上部2a,3aの浮き上がりの影響がさらに小さ
くなり、シール性の向上が期待できる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、ねじ結合時のブラケッ
ト頂上部の浮き上がり分が折り曲げ変位分によって相殺
されて、ステアリングカバー周縁部の押圧力が均一にな
り、シール性の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブラケットを示す図で、図3を矢
印A方向から見た図。
【図2】本発明に係る他のブラケットを示す図で、図4
を矢印B方向から見た図。
【図3】同ブラケットの平面図。
【図4】同他のブラケットの平面図。
【図5】同ブラケットの設置状態を示す説明図。
【図6】同ブラケットをステアリングカバー周縁に被せ
た状態を示す平面図。
【図7】同ブラケットの組付を説明する図。
【図8】図6に示したC−C線による断面図。
【図9】従来のブラケットの問題点を説明する図。
【符号の説明】
1・・・ステアリングカバー 2・・・ブラケット 2a・・・頂上部 2b・・・取付部 2c・・・取付部 3・・・ブラケット 3a・・・頂上部 3b・・・取付部 3c・・・取付部 L1 ・・・折り曲げ線 L2 ・・・折り曲げ線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付部を結ぶ線よりも外側に膨出する頂
    上部を有するブラケットを用い、該ブラケットをステア
    リングカバーの周縁部に被せ、上記取付部をダッシュパ
    ネルにねじ結合してなる構造において、上記ブラケット
    の頂上部の取付部付近を折り曲げて頂上部をダッシュパ
    ネルに接近させたことを特徴とするステアリングカバー
    の取付構造。
  2. 【請求項2】 上記ブラケットが二分割タイプのもので
    あって、その両端を重ね合わせてねじ結合してあること
    を特徴とする請求項1に記載のステアリングカバーの取
    付構造。
JP8030182A 1996-02-19 1996-02-19 ステアリングカバーの取付構造 Expired - Lifetime JP3024061B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015108389A (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 キーパー株式会社 往復動用ブーツの固定方法
JP2018016195A (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 鬼怒川ゴム工業株式会社 フロアパネルにおけるシフトレバー開口部のシール構造

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