JPH09221843A - 外壁目地のシール装置 - Google Patents
外壁目地のシール装置Info
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- JPH09221843A JPH09221843A JP2801096A JP2801096A JPH09221843A JP H09221843 A JPH09221843 A JP H09221843A JP 2801096 A JP2801096 A JP 2801096A JP 2801096 A JP2801096 A JP 2801096A JP H09221843 A JPH09221843 A JP H09221843A
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Abstract
間を短縮することができ、更に外観の劣化を防止するこ
とが可能な外壁目地のシール装置を提供する。 【解決手段】ユニット101〜104を上下左右に組み
合せた建造物100の前記ユニット101〜103の外
壁間に形成される傾斜した横目地106を密封するシー
ル装置1において、前記上側のユニット101〜103
の下端部を密封する比較的変形量の大きい板状の密封部
(スポンジゴム又はソリッドゴム)11と、前記ユニッ
ト101〜103間に形成される縦目地105内の水分
を排水するソリッドゴム12とが一体成形され、前記ソ
リッドゴム12が外側に向けて突出している。
Description
右に組み合せた建造物の傾斜のある横目地を密封する外
壁目地のシール装置に関する。
建造物100の例えば屋根の部分においては、組み立て
られた複数のユニット101〜104のうち、左右に隣
接するユニット101、102、103の外壁間に縦目
地105が形成され、上下に隣接するユニット101〜
104の外壁間に傾斜した横目地106が形成される。
横目地106はその内部を伝わって水が流れるので、高
い止水性が要求される。
装置200が横目地106に取り付けられていた。この
シール装置200は、縦目地105内の水を外側に排水
するために、縦目地105と横目地106の交差部にL
字状の水切り金具201が取り付けられると共に、横目
地106を密封するために全長に亘ってコーキング材2
02が充填される。このコーキング材202は比較的柔
らかく、施工現場で横目地106内に充填される。な
お、図中の符号107は上側のユニット101〜103
のフレーム、108は側のユニット104の水切り鉄板
である。
装置200では、施工現場で横目地106内に全長に亘
ってコーキング材202を充填しなければならないの
で、作業工数が多くなると共にコーキング材202の養
生期間が必要になり、施工期間が延びるという問題があ
った。また、コーキング材202は養生が終了してもあ
る程度の柔軟性を有しているので、塵埃が付着し易く、
外観が劣化するという問題があった。そこで、本発明の
目的は上記課題を解消することであり、施工現場での作
業工数を低減すると共に施工期間を短縮することがで
き、更に外観の劣化を防止することが可能な外壁目地の
シール装置を提供することである。
ニットを上下左右に組み合せた建造物の前記ユニットの
外壁間に形成される傾斜した横目地を密封するシール装
置1において、前記上側のユニットの下端部を密封する
板状の密封部11と、前記ユニット間に形成される縦目
地内の水分を排水する排水路を有するソリッドゴムとが
一体成形され、前記ソリッドゴムが前記ユニットの外側
に向けて突出していることを特徴とする外壁目地のシー
ル装置によって達成することができる。
ム又はソリッドゴムとソリッドゴムとが一体成形されて
いるので、ユニットの横目地に簡単に取り付けることが
でき、作業工数の低減が可能になる。また、養生期間が
不要なので施工期間を短縮することができ、更にコーキ
ング材に比べて塵埃の付着が少ないので、外観劣化を防
止することができる。
突出端の上下に排水溝と折り返し部が設けられ、折り返
し部の外表面にカラー材が設けられ、前記折り返し部が
前記上側のユニットによって内側に曲げられて前記縦目
地内の水分を排水する排水路が形成されることを特徴と
する外壁目地のシール装置によって達成することができ
る。この外壁目地のシール装置は、折り返し部によって
形成された排水路から縦目地内の水分が確実に排水され
る。
はソリッドゴムと前記ソリッドゴムが押し出し成形によ
って一体成形されていることを特徴とする外壁目地のシ
ール装置によって達成することができる。この外壁目地
のシール装置は、押し出し成形によって長尺品を簡単に
成形することができ、これを必要に応じて切断して使用
することができる。
ール装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明に係る外壁目地のシール装置の
断面図、図2はシール装置の斜視図である。図1に示す
ように、このシール装置1はユニット工法による建造物
100(図3)の上下左右に組立られたユニット101
〜104間に形成される傾斜した横目地106に取り付
けられている。
(101、103)とそのフレーム107との間に挟入
される密封部11と、横目地106内に配置されて外側
に向けて突出するソリッドゴム12と、ソリッドゴム1
2の先端に取り付けられたカラー材13とで構成されて
いる。なお、密封部11はスポンジゴムで形成しても、
又、硬度の低いソリッドゴムで形成しても、さらには、
スポンジゴムとソリッドゴムとの複合体でもよい。ま
た、装飾層であるカラー材13は、ソリッドゴム12の
外端部にカラーソリッド材やカラー樹脂層等を一体的に
形成しても良い。又、ソリッドゴムにおいては耐候性を
考慮して、シリコンゴムを使用してもよい。また、装飾
層はカラー塗装でもよい。図2に示すように、密封部
(スポンジゴム又はソリッドゴム)11、ソリッドゴム
12及びカラー材13は、押し出し成形によって一体成
形されている。カラーゴム材として、ソリッドゴム12
と密封部11との複合押し出しも可能である。
03)との接触面には、長手方向に沿って複数の凸条1
4が設けられている。ソリッドゴム12は比較的厚肉で
あり、その突出端の上下には排水溝15と折り返し部1
6とが設けられている。折り返し部16の外表面には、
上述のカラー材13が取り付けられている。また、この
カラー材13は同一押し出しにより被膜することができ
る。このシール装置1は長尺に成形され、これを必要に
応じて所定の長さに切断して使用することができる。図
1に示すように、密封部11は上側のユニット102
(101、103)とそのフレーム107との間に挟入
され、適宜な量だけ押しつぶされている。これによっ
て、上側ユニット102(101、103)の下端部を
確実に密封することができる。ここでは、密封部11に
複数の凸条14が設けられ、これが押しつぶされている
ので、シール性が更に向上する。また、複数の凸条の代
わりに複数の突起や複数のリップ等を設けてもよい。
2(101、103)の下端面と、下側ユニット104
の水切り鉄板108の上端面との間に挟入されている。
そして、カラー13及び折り返し部16がユニット10
2及び水切り板108によって内側に折り返され、折り
返し部16の内面と排水溝15との間に排水路17が形
成されている。この排水路17には縦目地105内の水
が導入される。排水路17は横目地106に沿って傾斜
しているので、内部の水は滞留することなく確実に排水
される。
は、密封部11とソリッドゴム12とが押し出し成形に
よって一体成形されているので、従来のようにコーキン
グ材202を施工現場で充填する場合に比べて、組立作
業を大幅に低減することができる。また、養生期間も不
要なので、施工期間を短縮することができる。更に、塵
埃などが付着することもないので、外観を長期間に亘っ
て良好に保持することができる。
よれば、密封部とソリッドゴムとが一体成形されている
ので、ユニット同士を施工現場での組み立てるときの工
数を低減することができて作業性を向上させることがで
き、またコストダウンが可能になると共に、養生期間が
不要なので施工期間を短縮することができる。また、塵
埃が付着するのを抑制して外観の劣化を防止できる。請
求項2の発明によれば、ソリッドゴムの先端に設けられ
た折り返し部で縦目地内の水分を排水する排水路を形成
するので、組み立てが容易でありかつ縦目地内及び横目
地内の水分が確実に排水され、防水性が向上する。ま
た、請求項3の発明によれば、押し出し成形によって密
封部とソリッドゴムが一体成形されるので、長尺品を容
易に成形することができ、製造コストを低減することが
できる。
ある。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 ユニット(101〜104)を上下左右
に組み合せた建造物(100)の前記ユニット(101
〜104)の外壁間に形成される傾斜した横目地(10
6)を密封するシール装置1において、 前記上側のユニット(101〜103)の下端部を密封
する板状の密封部11と、 前記ユニット(101〜103)間に形成される縦目地
(105)内の水分を排水する排水路(17)を有する
ソリッドゴム(12)とが一体成形され、 前記ソリッドゴム(12)が前記ユニットの外側に向け
て突出していることを特徴とする外壁目地のシール装置
(1)。 - 【請求項2】 前記ソリッドゴム(12)の外端部の上
下に折り返し部(16)を設け、外端部外表面に装飾層
(13)が設けられ、前記折り返し部(16)が前記上
側のユニット(101〜103)によって内側に曲げら
れて前記縦目地(105)内の水分を排水する排水路
(17)が形成されることを特徴とする請求項1に記載
の外壁目地のシール装置(1)。 - 【請求項3】 前記密封部(11)と前記ソリッドゴム
(12)が押し出し成形によって一体成形されているこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の外壁目地のシー
ル装置(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2801096A JP3654460B2 (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 外壁目地のシール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2801096A JP3654460B2 (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 外壁目地のシール装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09221843A true JPH09221843A (ja) | 1997-08-26 |
JP3654460B2 JP3654460B2 (ja) | 2005-06-02 |
Family
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Country | Link |
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JP (1) | JP3654460B2 (ja) |
-
1996
- 1996-02-15 JP JP2801096A patent/JP3654460B2/ja not_active Expired - Fee Related
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