JPH09221425A - チオールプロテアーゼ阻害剤 - Google Patents

チオールプロテアーゼ阻害剤

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JPH09221425A
JPH09221425A JP5242996A JP5242996A JPH09221425A JP H09221425 A JPH09221425 A JP H09221425A JP 5242996 A JP5242996 A JP 5242996A JP 5242996 A JP5242996 A JP 5242996A JP H09221425 A JPH09221425 A JP H09221425A
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JP
Japan
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agent
vitamin
protease inhibitor
thiol protease
useful
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JP5242996A
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English (en)
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Nobuhiko Katsunuma
信彦 勝沼
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Taiho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taiho Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筋ジストロフィー、筋萎縮症、心筋梗塞、脳
卒中、アルツハイマー病、頭部外傷時の意識障害や運動
障害、多発性硬化症、末梢神経のニューロパシー、白内
障、炎症、アレルギー、劇症肝炎、骨粗鬆症、高カルシ
ウム血症、乳癌、前立腺癌、前立腺肥大症等の治療薬と
して、あるいは癌の増殖抑制、転移予防薬、血小板の凝
集阻害薬等として有用なチオールプロテアーゼ阻害剤を
提供する。 【解決手段】 ビタミンB6を有効成分として含有する
チオールプロテアーゼ阻害剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビタミンB6を有
効成分として含有するカテプシンL、カテプシンB等の
チオールプロテアーゼ阻害剤に関するものであり、骨粗
鬆症治療剤、高カルシウム血症治療剤および抗アレルギ
ー剤等の医薬として有用である。
【0002】
【従来の技術】活性中心にチオール基を有する蛋白分解
酵素はチオールプロテアーゼと総称されている。カテプ
シンL、カテプシンBは、カルシウム依存性中性プロテ
アーゼ(CAMP)、パパイン、フィシン、プロメリ
ン、プロメラン等とともに代表的なチオールプロテアー
ゼの一つである。そしてこれらチオールプロテアーゼに
対して阻害作用を有する物質は、チオールプロテアーゼ
が関与するとされる疾患、例えば筋ジストロフィー、筋
萎縮症、心筋梗塞、脳卒中、アルツハイマー病、頭部外
傷時の意識障害や運動障害、多発性硬化症、末梢神経の
ニューロパシー、白内障、炎症、アレルギー、劇症肝
炎、骨粗鬆症、高カルシウム血症、乳癌、前立腺癌、前
立腺肥大症の治療薬として、あるいは癌の増殖抑制、転
移予防薬、血小板の凝集阻害薬として期待される。ま
た、近年に至り、勝沼等の研究によってカテプシンL、
カテプシンBと骨粗鬆症乃至悪性腫瘍性高カルシウム血
症の関係が解明され、それによって、とりわけカテプシ
ンL阻害剤の骨粗鬆症治療剤乃至悪性腫瘍性高カルシウ
ム血症治療剤としての医薬への適用が注目されつつある
(勝沼信彦「BIO media」7(6)、1992、7
3−77他)。骨組織においては、骨芽細胞(osteobla
st)による骨形成と、破骨細胞(osteoclast)による骨
吸収が生涯を通じて行われており、成長期には骨形成が
骨吸収を上回ることにより骨重量が増加し、一方老年期
には逆に骨吸収が骨形成を上回るために骨重量が減少
し、骨粗鬆症の発症となる。これら骨粗鬆症の原因とし
ては様々なものがあるが、特に骨崩壊(骨吸収)を主原
因の一つとして挙げることができる。これを更に2つの
原因に分けると次のようになる。即ち、一つはカルシウ
ムの吸収と沈着不全に起因するものであり、更に詳しく
はカルシウムの供給量、転送、吸収、及び沈着が関係す
るものであり、ビタミンD誘導体、女性ホルモン(エス
トロゲン)等が関与していると考えられる。いま一つ
は、骨支持組織であるコラーゲンの分解促進を内容とす
るものであり、破骨細胞内リゾソームから分泌されるチ
オールプロテアーゼ群、中でも特にカテプシンL、カテ
プシンBによる骨コラーゲン分解が主たる原因である。
破骨細胞内のリゾソームから分泌されたこれらカテプシ
ンL及びBは骨組織中のコラーゲンの分解を促進し、そ
れによって古い骨は溶解され、ヒドロキシプロリンとと
もにカルシウムが血中に遊離放出させられる。従って、
カテプシンL及びBのコラーゲン分解能を阻害すること
によって過剰な骨崩壊を防止することが可能であり、ひ
いては骨粗鬆症の治療が可能となる。これら骨粗鬆症の
治療剤としては、エストロゲン、タンパク同化ホルモ
ン、カルシウム剤、ビタミンD、カルシトニン、あるい
はビスホスホネート等が知られているが、本発明のごと
き、カテプシンL阻害、カテプシンB阻害のいわゆるチ
オールプロテアーゼ阻害を作用機序とする骨粗鬆症治療
剤は知られていない。
【0003】一方、高カルシウム血症は、血清中のカル
シウム濃度が正常値以上となる代謝異常であり、腫瘍患
者に多く見受けられる。これを放置した場合、患者の寿
命は10日程度であると言われている。原因の多くは腫
瘍の骨転移である。腫瘍が骨に転移すると、骨破壊が起
こり、カルシウムが血中に放出される。このカルシウム
は腎臓で処理されるが、骨破壊のスピードが腎臓の処理
能力を上回ったとき、高カルシウム血症の発現となる。
治療方法としては、フロセミドを併用した生理的食塩水
の輸液を用いることにより腎臓からのカルシウム排泄を
促進する方法や、骨粗鬆症治療薬であるカルシトニンを
使用する方法等が知られている。即ち、骨吸収を抑制す
るがごとき骨粗鬆症治療薬は悪性腫瘍性高カルシウム血
症の治療剤としても有効であるといえる。ビタミンB6
は医薬としてはビタミンB6欠乏症の治療、ビタミンB6
の欠乏または代謝障害が関与されると推定される疾患の
治療に使用されているが、これらがチオールプロテアー
ゼ阻害作用を有する事はいまだ知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は筋ジス
トロフィー、筋萎縮症、心筋梗塞、脳卒中、アルツハイ
マー病、頭部外傷時の意識障害や運動障害、多発性硬化
症、末梢神経のニューロパシー、白内障、炎症、アレル
ギー、劇症肝炎、骨粗鬆症、高カルシウム血症、乳癌、
前立腺癌、前立腺肥大症等の治療薬として、あるいは癌
の増殖抑制、転移予防薬、血小板の凝集阻害薬等として
有用なチオールプロテアーゼ阻害剤を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はビタミンB6
有効成分として含有するチオールプロテアーゼ阻害剤に
関する。本発明者はカテプシンL乃至カテプシンBと骨
崩壊の関係に注目し鋭意研究を行った結果、ビタミンB
6が優れたカテプシンL阻害活性、カテプシンB阻害活
性を有することを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0006】
【発明の実施の形態】ビタミンB6としてはピリドキシ
ン(PIN)、ピリドキサール(PAL)、ピリドキサ
ミン(PAM)およびその生体内誘導体であるピリドキ
シリン酸(PINP)、ピリドキサールリン酸(PAL
P)、ピリドキサミンリン酸(PAMP)が例示でき
る。PIN、PALおよびPAMは同一のキナーゼによ
りATP(アデノシン三リン酸)を受けるとそれぞれP
INP、PALPおよびPAMPのビタミンB6の生体
内誘導体に変換される。またPALPとPAMPはアミ
ノ基転移酵素類により可逆的に変換される関係にある。
【0007】本発明のチオールプロテアーゼ阻害剤は経
口、非経口的にヒトを含むほ乳動物に投与することがで
きる。本発明製剤の投与単位形態は特に限定されず、治
療目的に応じて適宜選択でき、具体的には錠剤、丸剤、
散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、カプセル剤、坐
剤、注射剤、軟膏剤、貼付剤、点眼剤、点鼻剤等を例示
できる。ここで用いられる製剤担体としては通常の薬剤
に汎用される各種のもの、例えば充填剤、増量剤、結合
剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤等の希釈剤ないし賦形
剤等を例示できる。
【0008】錠剤の形態に成形するに際しては、担体と
して例えば乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿
素、デンプン、炭酸カルシウム、カオリン、結晶セルロ
ース、ケイ酸等の賦形剤、水、エタノール、プロパノー
ル、単シロップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶
液、カルボキシメチルセルロース、セラック、メチルセ
ルロース、リン酸カリウム、ポリビニルピロリドン等の
結合剤、乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテ
ン末、ラミナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシ
ウム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
類、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセ
リド、デンプン、乳糖等の崩壊剤、白糖、ステアリン
酸、カカオバター、水素添加油等の崩壊抑制剤、第4級
アンモニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸収促
進剤、グリセリン、デンプン等の保湿剤、デンプン、乳
糖、カオリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸
着剤、精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポリエ
チレングリコール等の滑沢剤等を使用できる。更に錠剤
は必要に応じ通常の剤皮を施した錠剤、例えば糖衣錠、
ゼラチン被包錠、腸溶被錠、フィルムコーティング錠、
二重錠、多層錠等とすることができる。
【0009】丸剤の形態に成形するに際しては、担体と
して例えばブドウ糖、乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化
植物油、カオリン、タルク等の賦形剤、アラビアゴム
末、トラガント末、ゼラチン、エタノール等の結合剤、
ラミナラン、カンテン等の崩壊剤等を使用できる。カプ
セル剤はPALPを上記で例示した各種の担体と混合
し、硬質ゼラチンカプセル、軟質カプセル等に充填して
調製される。坐剤の形態に成形するに際しては、担体と
して例えばポリエチレングリコール、カカオ脂、高級ア
ルコールのエステル類、ゼラチン、半合成グリセライド
等を使用できる。注射剤として調製される場合、液剤、
乳剤及び懸濁剤は殺菌され、且つ血液と等張であるのが
好ましく、これらの形態に成形するに際しては、希釈剤
として例えば水、乳酸水溶液、エチルアルコール、プロ
ピレングリコール、エトキシ化イソステアリルアルコー
ル、ポリオキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル類等を使用でき
る。尚、この場合等張性の溶液を調製するに充分な量の
食塩、ブドウ糖或いはグリセリンを医薬製剤中に含有せ
しめてもよく、また通常の溶解補助剤、緩衝剤、無痛化
剤等を添加してもよい。軟膏剤、例えばペースト、クリ
ーム及びゲルの形態に調製する際には、希釈剤として例
えば白色ワセリン、パラフィン、グリセリン、セルロー
ス誘導体、ポリエチレングリコール、シリコン、ベント
ナイト等を使用できる。更に上記各製剤には必要に応じ
て着色剤、保存剤、香料、風味剤、甘味剤等や他の医薬
品を配合してもよい。本発明製剤中に含まれるビタミン
6の量は特に限定されず適宜選択すればよいが、いず
れも通常製剤中1〜70重量%程度とするのがよい。
【0010】本発明製剤の投与方法は特に限定されず、
各種製剤形態、患者の年齢、性別その他の条件、患者の
症状の程度等に応じて決定される。例えば錠剤、丸剤、
散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤及びカプセル剤は経
口投与される。坐剤は直腸内投与される。注射剤は単独
で又はブドウ糖、アミノ酸等の通常の補液と混合して静
脈内投与され、更に必要に応じ単独で動脈内、筋肉内、
皮内、皮下もしくは腹腔内投与される。軟膏剤は、皮
膚、口腔内粘膜等に塗布される。本発明製剤の有効成分
の投与量は、用法、患者の年齢、性別その他の条件、疾
患の程度等により適宜選択できる。通常、本発明化合物
を0.1〜100mg/kg/日程度、好ましくは0.5〜5
0mg/kg/日程度の範囲となる量を目安とするのがよ
い。これら本発明製剤は1日に1回又は2〜4回程度に
分けて投与することができる。
【0011】
【実施例】以下に薬理試験例および処方例を挙げ、本発
明を一層明瞭なものとする。次に本発明化合物がチオー
ルプロテアーゼを抑制し抗アレルギー作用を有する事を
実証するため以下の試験を行った。
【0012】薬理試験1 カテプシンLおよびカテプシンBの阻害活性の測定 カテプシンLは、勝沼らの方法[T.Towatarti,N.
Katsunuma,et al.(1978),J.Biochem.8
4,659−671]でラット肝より完全精製したもの
を使用し、Z−Phe− Arg−MCAを基質として用い
た。カテプシンBは、勝沼らの方法[T.Towatarti,
N.Katsunuma,et al.(1978),Biochem.Bi
ophys.Res.Commun.83,513−520]でラッ
ト肝より完全精製したものを使用し、Z−Arg− Arg
−MCAを基質として用いた。カテプシンをdiluent
(0.1%Brij35)で希釈して0.3U(0.1Uとは
37℃に於て1分間に1.0nmolのMCAを放出する濃
度)に調整した。この溶液500mlに250mlのアクチ
ベーター/緩衝液(340mM酢酸ナトリウム、60mM
酢酸、4mM EDTA・2ナトリウム塩、pH5.5)
を加え、30℃で1分間保温した後、所定濃度の検体溶
液および20mlの基質溶液を加えて10分間反応させ
た。1mlの反応停止液(100mMモノクロロ酢酸ナト
リウム、30ml酢酸ナトリウム、70ml酢酸、pH4.
3)にて反応を止め、蛍光測定機を用いて、遊離したア
ミノメチルクマリンの蛍光度を波長370nmの励起で得
られる波長460nmの蛍光によって測定した。結果を図
1に示す。
【0013】薬理試験2 抗アレルギー活性の測定 BALB/Cマウスに卵白アルブミン0.4mgを百日咳
菌とともに腹腔内注射して免疫した。ピリドキサールリ
ン酸100mg/kgおよび対照として生理食塩水を免疫直
後に腹腔内投与し、免疫11日後、尾静脈より採血し血
清卵白アルブミン、IgEおよびIgG抗体価をラットを
用いた異種皮膚アナフィラキシー反応およびELISA
にてそれぞれ測定した。結果を表1に示す。
【0014】
【表1】 又、免疫29日後の脾細胞を卵白アルブミン100μg
/mlの存在下に72時間培養し上清中のIL−4をEL
ISAにて測定した結果を表2に示す。
【0015】
【表2】
【0016】表1から明らかなように血清卵白アルブミ
ン、IgEおよびIgG抗体産生はピリドキサールリン酸
100mg/kgで明らかに抑制された。又、表2よりピリ
ドキサールリン酸100mg/kgを投与されたマウスでは
IL−4産生能が明らかに低下していた。これらの結果
よりピリドキサールリン酸はアレルゲンに対するIgE
およびIgG抗体産生を抑制すると共にリンパ球からの
IL−4産生を抑制することによりI型アレルギー反応
および付随したアレルギー性炎症に対する抑制効果を示
すことがわかる。
【0017】処方例1 錠剤 ピリドキサールリン酸 40mg デンプン 100mg マグネシウムステアレート 15mg 乳 糖 45mg 合 計 200mg 上記配合割合で、常法に従い、1錠当たり200mgの錠
剤を調製した。 処方例2 顆粒剤 ピリドキサミン 200mg 乳 糖 340mg コーンスターチ 450mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 10mg 合 計 1000mg 上記配合割合で、常法に従い、顆粒剤を調製した。 処方例3 カプセル剤 ピリドキサール 100mg 乳 糖 170mg 結晶セルロース 77mg ステアリン酸マグネシウム 3mg 合 計 350mg 上記配合割合で、常法に従い、カプセル剤を調製した。 処方例4 注射剤 ピリドキサールリン酸 200mg 注射用蒸留水 適 量 1アンプル当たり5ml 上記配合割合で、常法に従い、注射剤を調製した。
【0018】
【発明の効果】本発明のビタミンB6を有効成分として
含有するチオールプロテアーゼ阻害剤はカテプシンBお
よびLのチオールプロテアーゼに対し阻害活性を有して
おり、筋ジストロフィー、筋萎縮症、心筋梗塞、脳卒
中、アルツハイマー病、頭部外傷時の意識障害や運動障
害、多発性硬化症、末梢神経のニューロパシー、白内
障、炎症、アレルギー、劇症肝炎、骨粗鬆症、高カルシ
ウム血症、乳癌、前立腺癌、前立腺肥大症等の治療薬と
して、あるいは癌の増殖抑制、転移予防薬、血小板の凝
集阻害薬等として用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 PAL及びPALPのカテプシンB及びLの
阻害作用を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/44 ABL A61K 31/44 ABL ABR ABR ABS ABS ADD ADD AED AED 31/675 ABE 31/675 ABE ACS ACS ACV ACV ADU ADU C07D 213/64 C07D 213/64 C07F 9/58 C07F 9/58 C12N 9/99 C12N 9/99

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビタミンB6を有効成分として含有する
    チオールプロテアーゼ阻害剤。
  2. 【請求項2】 ビタミンB6がピリドキサール、ピリド
    キサールリン酸またはピリドキサミンである請求項1記
    載のチオールプロテアーゼ阻害剤。
JP5242996A 1996-02-13 1996-02-13 チオールプロテアーゼ阻害剤 Pending JPH09221425A (ja)

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