JPH09219744A - 音声圧縮交換システム及び交換制御方法 - Google Patents

音声圧縮交換システム及び交換制御方法

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JPH09219744A
JPH09219744A JP2361796A JP2361796A JPH09219744A JP H09219744 A JPH09219744 A JP H09219744A JP 2361796 A JP2361796 A JP 2361796A JP 2361796 A JP2361796 A JP 2361796A JP H09219744 A JPH09219744 A JP H09219744A
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衛 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声圧縮交換システム及び交換制御方法に関
し、接続処理時間の短縮及び回線コストの低減を図る。 【解決手段】 複数のディジタル交換機1間をディジタ
ル回線で接続し、圧縮多重化及び多重分離伸張を行う単
一又は複数種類の圧縮レートの音声圧縮トランク2−
1,2−2,2−3を備えた音声圧縮交換システムに於
いて、方路毎に圧縮レート対応の接続可否等の接続条件
データを格納した接続条件記憶部4と、端末7,8や回
線9等に対応した最小圧縮レートを格納した圧縮レート
記憶部5と、接続条件記憶部4と圧縮レート記憶部5と
に格納されたデータを基に、ネットワークスイッチ部3
を制御して、最小の圧縮レート以上で且つ接続条件デー
タを満たす音声圧縮トランクを捕捉して接続する制御部
6とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮処理した音声
信号又はファクシミリ信号の交換接続制御を行う音声圧
縮交換システム及び交換制御方法に関する。音声圧縮を
行って多重化することにより、ディジタル中継回線を有
効利用する音声圧縮交換システムは、各種の方式が提案
されている。しかし、音声圧縮トランクの捕捉処理等の
交換処理に要する時間が長くなる欠点があり、この改善
が要望されている。
【0002】
【従来の技術】図10は従来例の音声圧縮交換システム
の説明図であり、101,102,103はA局,B
局,C局の交換機、104,111,112,126は
電話端末(TEL)、105,113,127はファク
シミリ端末(FAX)、106は16kbpsに音声圧
縮及び伸張を行う音声圧縮トランク(16k)、107
は32kbpsに音声圧縮及び伸張を行う音声圧縮トラ
ンク(32k)、108,109,117,122はI
SDN中継線トランク、110は高速ディジタル網、1
14,123は8kbpsに音声圧縮及び伸張を行う音
声圧縮トランク(8k)、115,124は16kbp
sに音声圧縮及び伸張を行う音声圧縮トランク(16
k)、116,125は32kbpsに音声圧縮及び伸
張を行う音声圧縮トランク(32k)、118,121
はディジタル中継線トランク、119,120はTDM
装置である。
【0003】A局に収容された電話端末104の番号を
AAAA−2000、ファクシミリ端末105の番号を
AAAA−6000とし、B局に収容された電話端末1
11,112の番号をBBBB−2000,BBBB−
2001、ファクシミリ端末113の番号をBBBB−
6000とし、C局に収容された電話端末126の番号
をCCCC−2000、ファクシミリ端末127の番号
をCCCC−6000とし、2000番台は電話端末、
6000番台はファクシミリ端末とした番号形態のトー
ルダイヤル・システムの場合を示す。
【0004】音声信号を8kHzでサンプリングして8
ビット構成のディジタル信号とすると、64kbpsの
ディジタル音声信号となる。この音声信号を8kbps
に圧縮処理すると、64kbpsの回線には、8多重化
した音声信号を伝送することができる。従って、音声圧
縮トランク114,123を捕捉した場合は、8回線分
の音声信号を多重化して伝送し、又音声圧縮トランク1
06,115,124を捕捉した場合は、4回線分の音
声信号を多重化して伝送し、又音声圧縮トランク10
7,116,125を捕捉した場合は、2回線分の音声
信号を多重化して伝送することができる。
【0005】又A,B局間の方路a1 及びB,C局間の
方路c1 は、ISDN中継線であり、64kbps×n
の帯域のディジタル回線である。又B,C局間の方路c
2 は、TDM装置119,120を介した64kbps
×nの帯域のディジタル回線である。
【0006】図11は従来例の音声圧縮交換システムの
一部詳細説明図であり、図10と同一符号は同一部分を
示し、1181 ,1182 ,1211 ,1212 はディ
ジタル中継線トランク、131〜136は多重/分離
部、137,140は8kbpsの圧縮/伸張部、13
8,141は16kbpsの圧縮/伸張部、139,1
42は32kbpsの圧縮/伸張部、143,144は
ADPCM方式による32kbpsの圧縮/伸張部、1
45,146は非圧縮部を示す。
【0007】音声圧縮トランク114,123は、圧縮
/伸張部137,140に於いて、例えば、VSELP
(Vector Sum Excited Linear Prediction )方
式やLD−CELP(Low Delay Code Excited
Linear Prediction )方式等により8kbpsに音声
圧縮し、多重/分離部131,134により8回線分を
多重化して64kbpsのディジタル信号とし、又多重
/分離部131,134により8回線分に多重分離し、
それぞれ圧縮/伸張部137,140に於いて、圧縮処
理と逆の伸張処理により、8kbpsから64kbps
に伸張し、ディジタル音声信号又はDA変換によるアナ
ログ音声信号を電話端末111,126へ送出する。
【0008】16kbps又は32kbpsの音声圧縮
トランク106,107,115,116,124,1
25に於いても、例えば、LD−CELPやADPCM
方式等による4回線又は2回線分の音声信号の圧縮処理
と多重化処理及び多重分離処理と伸張処理とが行われ
る。
【0009】又TDM装置119,120は、ADPC
M方式により32kpbsに圧縮し、又は伸張する圧縮
/伸張部143,144と、例えば、64kbpsの帯
域のまま伝送する非圧縮部145,146とを備え、時
分割多重化及び多重分離を行うものである。
【0010】電話端末による音声信号は、8kbps,
16kbps,32kbpsの何れかの圧縮レートによ
って圧縮されて多重化されるか、又は64kbpsの非
圧縮の帯域で伝送される。これに対して、ファクシミリ
端末によるG3ファクシミリ信号は、64kbpsの非
圧縮の帯域か又はADPCMによる32kbpsに圧縮
されて伝送され、8kbps又は16kbpsでは伝送
速度が遅くなり過ぎて実用的ではないから、採用されな
いことになる。
【0011】従って、B局に収容された例えば電話端末
111とC局に収容された電話端末126との間は、音
声圧縮トランク114〜116,123〜125又はデ
ィジタル中継線トランク1181 ,1182 ,12
1 ,1212 の何れかが捕捉されて通話路が形成され
る。又B局に収容されたファクシミリ端末113とC局
に収容されたファクシミリ端末127との間は、TDM
装置119,120の圧縮/伸張部143,144又は
非圧縮部145,146を介して接続されるように、デ
ィジタル中継線トランク1181 ,1182 ,12
1 ,1212 の何れかが捕捉される。
【0012】又音声信号は圧縮処理し、ファクシミリ信
号は非圧縮処理して多重化するシステムが知られている
(例えば、特開平2−92091号公報参照)。この場
合、端末からの通信帯域幅指定信号を交換機に於いて識
別し、電話端末からの音声信号は、多重化装置の帯域圧
縮回路の入力ポートに接続し、ファクシミリ端末からの
ファクシミリ信号は、非圧縮の入力ポートに接続するよ
うに、交換機を制御するものである。即ち、指定信号に
よって音声信号とファクシミリ信号とを識別して、圧縮
処理か非圧縮処理かを選択させるもので、通信帯域幅指
定信号を付加し、且つそれを検出機能を備える必要があ
り、複数の圧縮レートには対応できないものである。
【0013】又音声信号の圧縮レートを、発信側と着信
側とを一致させるように制御すると共に、一致しない場
合は、1回だけ圧縮レートが一致するように変換する手
段を介在して、音声圧縮通信を行う方法が知られている
(例えば、特開昭61−290843号公報参照)。こ
の場合、音声圧縮アルゴリズム変換部を設けた中継交換
機を経由することにより、複数種類の圧縮レートの交換
機間の中継接続を可能として、圧縮/伸張の繰り返しに
よる品質劣化を防止するものであるが、複数の圧縮レー
トを選択して相互に接続する制御方法を示すものではな
い。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述の図10又は図1
1に示す音声圧縮交換システムに於いて、例えば、C局
の電話端末126からA局の電話端末104に発呼した
場合、C,B局に於いて8kbpsの音声圧縮トランク
123,114を捕捉し、A局へ8kbpsの圧縮レー
トを使用する中継線発信を行った時、A局では8kbp
sの音声圧縮トランクを備えていないので、A局からN
Gの応答信号を受信することになる。
【0015】そこで、B局は、圧縮レートの異なる例え
ば16kbpsの音声圧縮トランク115を捕捉して、
A局へ中継線発信を行うことになる。この場合、C局に
対しても16kbpsの音声圧縮トランクの再捕捉指示
を行って、同一の圧縮レートの16kbpsの音声圧縮
トランク115,124を捕捉させることができる。こ
のように自局側と同一の圧縮レートの音声圧縮トランク
を対局側が備えていない場合、圧縮レートが同一の音声
圧縮トランクを相互に捕捉する為に要する時間が長くな
る問題があった。
【0016】又例えば、B局とC局との電話端末11
1,126間で通話を行った後、ファクシミリ端末11
3,127間でファクシミリ通信を行う場合、電話端末
111,126間の通話に於いては、8kbps又は1
6kbpsの音声圧縮トランク114,123又は11
5,124が捕捉されて、方路c1 を介して接続される
場合、ファクシミリ端末113,127に対しては、G
3ファクシミリ通信が可能となるように、トランク群分
けを行って、非圧縮処理又は32kbpsの圧縮処理を
行う方路c2 を選択することになり、音声信号とファク
シミリ信号とに対して、異なる方路c1 ,c2 の選択接
続制御を行う必要があった。
【0017】又回線費用が局間の距離に関連する場合
に、例えば、B,C局間に比較してA,B局間の距離が
長く、B,C局の16kbpsの音声圧縮トランク11
5,124が総て使用中の場合、A局の16kbpsの
音声圧縮トランク106に空きがあっても、B,A局間
では、32kbpsの音声圧縮トランク107,116
を捕捉することになる。即ち、短距離回線に比較して長
距離回線の多重度を上げることができないので、回線コ
ストを削減することが困難である問題があった。本発明
は、前述の従来例の問題点を解決し、接続時間を短縮し
且つ回線効率の良い音声圧縮交換制御を可能とすること
を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の音声圧縮交換シ
ステムは、図1を参照して説明すると、(1)複数の交
換機間をディジタル回線で接続した交換システムに於い
て、交換機は、圧縮多重化及び多重分離伸張を行う単一
又は複数種類の圧縮レートの音声圧縮トランク2−1〜
2−3と、この音声圧縮トランク2−1〜2−3を介し
て、又は音声圧縮トランク2−1〜2−3を介すること
なく、端末7,8又はディジタル回線9又は端末とディ
ジタル回線との間の交換接続を行うネットワークスイッ
チ部3と、方路毎に接続の可否等を含む接続条件データ
を格納した接続条件記憶部4と、端末又はトランク群等
に対応した最小の圧縮レートを格納した圧縮レート記憶
部5と、接続条件記憶部4及び圧縮レート記憶部5に格
納されたデータを参照してネットワークスイッチ部3を
制御し、最小の圧縮レート以上で且つ接続条件データを
満たす圧縮レートによって接続する制御部6とを備えて
いる。又10はISDN中継線トランクを示し、接続条
件記憶部4と圧縮レート記憶部5とにより、対局との間
の使用可能の圧縮レートを識別して接続制御することが
できる。
【0019】又(2)接続条件記憶部4は、方路毎に圧
縮レート対応の接続可否の接続条件データを格納した接
続条件データテーブルにより構成され、又圧縮レート記
憶部5は、ダイヤル分析データ対応の最小圧縮レートを
格納したダイヤル分析データテーブルにより構成され
る。
【0020】又(3)圧縮レート記憶部5を、内線番号
対応の最小圧縮レートを格納した端末クラスデータテー
ブルにより構成することができる。
【0021】又(4)圧縮レート記憶部5を、入側方路
毎の最小圧縮レートを格納したトランク群クラスデータ
テーブルにより構成することができる。
【0022】又(5)方路毎に、圧縮レート対応の音声
圧縮トランクの予め設定した最大接続数と、現接続数と
を格納した音声圧縮トランク接続制御テーブルを備える
ことができる。
【0023】又(6)本発明の交換制御方法は、単一又
は複数種類の圧縮レートの音声圧縮トランク2−1〜2
−3を備えた複数の交換機間をディジタル中継回線によ
り接続し、音声圧縮多重化により通信を行う交換制御方
法に於いて、方路毎に圧縮レートの接続可否を示す接続
条件データを格納した接続条件データテーブルと、ダイ
ヤル分析データ対応に最小圧縮レートを格納したダイヤ
ル分析データテーブルとを用意し、発信時のダイヤル情
報に従って選定した方路の接続可能圧縮レートを接続条
件データテーブルより抽出し、且つダイヤル情報を分析
したダイヤル分析データに従った最小圧縮レートをダイ
ヤル分析データテーブルより抽出し、この最小圧縮レー
ト以上で且つ選定した前記方路の接続条件を満たす音声
圧縮トランクを捕捉して接続する過程を含むものであ
る。
【0024】又(7)単一又は複数種類の圧縮レートの
音声圧縮トランク2−1〜2−3を備えた複数の交換機
間をディジタル中継回線により接続し、音声圧縮多重化
により通信を行う交換制御方法に於いて、方路毎に圧縮
レートの接続可否を示す接続条件データを格納した接続
条件データテーブルと、収容された端末対応に許容でき
る最小圧縮レートを格納した端末クラスデータテーブル
とを用意し、発信時のダイヤル情報に従って選定した方
路の接続可能圧縮レートを接続条件データテーブルより
抽出し、且つ発信端末に許容できる最小圧縮レートを端
末クラスデータテーブルより抽出し、この最小圧縮レー
ト以上で且つ選定した前記方路の接続条件を満たす音声
圧縮トランクを捕捉して接続する過程を含むものであ
る。
【0025】又(8)単一又は複数種類の圧縮レートの
音声圧縮トランク2−1〜2−3を備えた複数の交換機
間をディジタル中継回線により接続し、音声圧縮多重化
により通信を行う交換制御方法に於いて、出方路毎に圧
縮レートの接続可否を示す接続条件データを格納した接
続条件データテーブルと、入方路毎に許容できる最小圧
縮レートを格納したトランク群クラスデータテーブルと
を用意し、入方路毎に許容できる最小圧縮レートをトラ
ンク群クラスデータテーブルより抽出し、この最小圧縮
レート以上で且つ出方路の接続条件を満たす圧縮レート
を選定し、この圧縮レートに対応する音声圧縮トランク
を捕捉して接続する過程を含むものである。
【0026】又(9)出方路毎に接続可能な圧縮レート
対応の最大トランク数と、現接続トランク数とを示す音
声圧縮トランク接続制御テーブルを用意し、出方路選択
時に、現接続トランク数が最大トランク数に達していな
いことを条件に、この圧縮レートの音声圧縮トランクを
捕捉して接続する過程を含むことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の音声
圧縮交換システムの要部説明図であり、1はディジタル
交換機、2−1は8kbpsに帯域圧縮して多重化し、
且つ多重分離した8kbpsを64kbpsに伸張する
8k音声圧縮トランク、2−2は16kbpsに帯域圧
縮して多重化し、且つ多重分離した16kbpsを64
kbpsに伸張する16k音声圧縮トランク、2−3は
32kbpsに帯域圧縮して多重化し、且つ多重分離し
た32kbpsを64kbpsに伸張する32k音声圧
縮トランク、3はネットワークスイッチ部、4は接続条
件記憶部、5は圧縮レート記憶部、6は制御部、7は電
話端末(TEL)、8はファクシミリ端末(FAX)、
9は回線、10はISDN中継線トランクを示す。
【0028】ISDN中継線トランク10を介して接続
された高速ディジタル回線は、例えば、64kbps×
nの帯域を有し、図示を省略した他のディジタル交換機
と接続される。又音声圧縮トランク2−1〜2−3は、
例えば、図11に示すように、圧縮/伸張部と、多重/
分離部とを含む構成を有し、制御部6の制御によって捕
捉され、ネットワークスイッチ部3を介して、電話端末
7,ファクシミリ端末8,回線9,ISDN中継線トラ
ンク10等と接続される。
【0029】又接続条件記憶部4は、方路毎の圧縮条件
を含む接続条件データを格納し、又圧縮レート記憶部5
は、端末等に対応した圧縮レートを格納して構成するも
ので、例えば、メインメモリ(図示を省略)或いは制御
部6内に形成することができる。又制御部6は、プロセ
ッサ等を含み、接続条件記憶部4と圧縮レート記憶部5
との内容を基に、自局と対局との同一の圧縮レートの音
声圧縮トランクを捕捉し、ネットワークスイッチ部3を
制御して、最小圧縮レート以上の圧縮レートで端末間の
接続を行うことになる。
【0030】図2は本発明の第1の実施の形態の説明図
であり、11,12,13はA局,B局,C局の交換
機、14,21,22,29は電話端末、15,23,
30はファクシミリ端末、16は16kbpsの音声圧
縮トランク(16k)、17は32kbpsの音声圧縮
トランク(32k)、18,19,27,28はISD
N中継線トランク、20は高速ディジタル網、24,3
1は8kbpsの音声圧縮トランク(8k)、25は1
6kbpsの音声圧縮トランク(16k)、26,32
は32kbpsの音声圧縮トランク(32k)、33は
制御部(CC)、34は接続条件記憶部としての接続条
件データテーブル、35は圧縮レート記憶部としてのダ
イヤル分析データテーブルである。
【0031】又A,B,C局のそれぞれの局番をAAA
A,BBBB,CCCCとし、電話端末を2000番
台、ファクシミリ端末を6000番台とし、ダイヤル分
析データテーブル35の宛先ダイヤルは、局番と電話番
号の先頭の1数字とを用い、最小の圧縮レートを格納す
る。例えば、B局の制御部33のダイヤル分析データテ
ーブル35に於いては、A局は16kbpsと32kb
psとの音声圧縮トランク16,17を備えているか
ら、宛先ダイヤルのAAAA−2の最小の圧縮レートと
して16kbpsが格納される。又C局は8kbpsと
32kbpsとの音声圧縮トランク31,32を備えて
いるから、宛先ダイヤルのCCCC−2の最小の圧縮レ
ートとして8kbpsが格納される。又宛先ダイヤルの
AAAA−6,CCCC−6はファクシミリ端末に対す
るものであり、最小の圧縮レートとして32kbpsが
格納される。
【0032】又接続条件データテーブル34は、B局か
A局への方路a1 又はB局からC局への方路c1 毎に、
圧縮レート対応の接続可否が格納される。例えば、方路
1については、A局が8kbpsの音声圧縮トランク
を備えていないから、8kbpsの圧縮レートは接続不
可となり、16kbps及び32kbpsの圧縮レート
は接続可となる。又C局が16kbpsの音声圧縮トラ
ンクを備えていないから、16kbpsの圧縮レートは
接続不可となり、8kbps及び32kbpsの圧縮レ
ートは接続可となる。
【0033】前述の接続条件データテーブル34及びダ
イヤル分析データテーブル35の内容は、交換システム
の立上時に於いて局データ等を基に格納することができ
る。又システム運用中の音声圧縮トランクの増設や撤去
等に対応して、接続条件データテーブル34及びダイヤ
ル分析データテーブル35の内容を更新することができ
る。又制御部33内に接続条件データテーブル34及び
ダイヤル分析データテーブル35を形成した場合を示す
が、制御部33により制御されるメインメモリ(図示せ
ず)に形成することも可能である。又A局及びC局に於
いても、同様な制御部33,接続条件データテーブル3
4及びダイヤル分析データテーブル35を備えているも
のである。
【0034】図3は本発明の第1の実施の形態のフロー
チャートであり、例えば、図2に於けるB局に収容され
たBBBB−2000番の電話端末21からC局に収容
されたCCCC−2000番の電話端末29に発呼した
場合に於いて、ダイヤル情報(CCCC−2000)を
抽出する(A1)。この場合、B局の出側では、抽出し
たダイヤル情報によりC局に対する接続可能の方路c1
を割り出す(A3)。そして、接続条件データテーブル
34を検索して、方路c1 の接続可能の圧縮レート(8
kbps,32kbps)を抽出する(A4)。
【0035】又B局の内線端末等を接続した入側では、
抽出したダイヤル情報(CCCC−2000)を分析し
て、最小の圧縮レートを抽出する(A2)。この場合の
ダイヤル分析データのCCCC−2によりダイヤル分析
データテーブル35を検索することにより、最小の圧縮
レートは8kbpsであることを識別できる。
【0036】そして、ステップ(A2)に於いて抽出し
た最小圧縮レート(8kbps)と、ステップ(A4)
に於いて抽出した接続可能の圧縮レート(8kbps,
32kbps)とを基に、ステップ(A3)に於いて割
り出した方路の音声圧縮トランクを選定し(A5)、こ
の音声トランクの捕捉が可能か否かを判定し(A6)、
空き音声圧縮トランクが存在する場合(OK)、その音
声圧縮トランクを捕捉して方路接続を行う(A9)。こ
の場合、最小の圧縮レートの8kbpsの音声圧縮トラ
ンク24,31が捕捉され、方路c1 のISDN中継線
トランク27,28を介して電話端末21,29間が接
続される。
【0037】又最小の圧縮レート(8kbps)の空き
音声圧縮トランクが存在しない場合(NG)、最小圧縮
レートの更新を行う(A7)。この場合、8→16→3
2→64(kbps)の順に更新することになるが、接
続条件データテーブル34の方路c1 毎の接続可否の条
件から、最小圧縮レートは、8→32(kbps)の更
新となる。次に、更新した最小圧縮レートが64kbp
sとなったか否かを判定し(A8)、64kbpsに達
していない場合はステップ(A5)に移行し、64kb
psに達した場合は、非圧縮処理による方路接続を行う
(A9)。
【0038】又最小圧縮レートの更新によっても、音声
圧縮トランクを捕捉できない場合、ステップ(A7)に
於いて最小圧縮レートの更新を行うことになる。この場
合、最小圧縮レートは32→64(kbps)の更新と
なるから、ステップ(A8)に於いて、最小圧縮レート
=64kbpsとなり、音声圧縮トランクを捕捉するこ
となく、非圧縮の64kbpsの帯域により、電話端末
21,29間を接続することになる。
【0039】又図2に於いて、B局に収容されたBBB
B−6000番のファクシミリ端末23からC局に収容
されたCCCC−6000番のファクシミリ端末30に
対してファクシミリ信号を送信する場合、B局では、ス
テップ(A1)に従ってダイヤル情報(CCCC−60
00)を抽出し、ステップ(A3)に従ってC局に対す
る方路c1 を決定し、ステップ(A4)に従って接続条
件データテーブル34を参照して接続可能の圧縮レート
を抽出する。
【0040】そして、ステップ(A5)に従って、ダイ
ヤル分析データと接続条件データとを基に、最小の圧縮
レートが32kbpsであることを識別でき、この32
kbpsの音声圧縮トランク26,32を捕捉して、フ
ァクシミリ端末23,30間を接続することになり、又
この音声圧縮トランクの空きがない場合は、ステップ
(A7)に於いて最小圧縮レートを64kbpsに更新
し、ステップ(A8)に於ける判定に従って非圧縮処理
によりファクシミリ端末23,30間を接続することに
なる。
【0041】図4は本発明の第2の実施の形態の説明図
であり、B局とC局とについて示し、図2と同一符号は
同一部分を示す。同図に於いて、37,38はディジタ
ル中継線トランク、39,40はTDM装置、41は接
続条件記憶部4(図1参照)に相当する接続条件データ
テーブル、42は圧縮レート記憶部5(図1参照)に相
当する端末クラスデータテーブルである。
【0042】接続条件データテーブル41は、図2に於
ける接続条件データテーブル34と同様な構成である
が、この場合の接続条件データは、B局が16kbps
の音声圧縮トランクを備えていないので、方路c1 ,c
2 毎の16kbpsの接続可否は、否となっている。又
端末クラスデータテーブル42は、接続内線番号対応に
最小の圧縮レートが格納されている。例えば、内線番号
2000,2001の最小の圧縮レートは8kbps、
内線番号6000の最小の圧縮レートは32kbpsが
格納されている。
【0043】図5は本発明の第2の実施の形態のフロー
チャートであり、例えば、BBBB−2000番の電話
端末21からC局のCCCC−2000番の電話端末2
9に発信する場合、B局では、発信端末クラスを抽出し
(B1)、その発信端末クラスによる端末クラスデータ
から最小圧縮レートを抽出する(B2)。即ち、発信端
末の電話端末21の収容位置情報等により内線番号に変
換して、端末クラスデータテーブル42を検索する。こ
の場合、電話端末21の収容位置情報から内線番号は2
000番であることを識別でき、その内線番号2000
の最小圧縮レートは8kbpsであることが判る。
【0044】又出側では、ダイヤル情報(CCCC−2
000)を抽出し(B3)、このダイヤル情報により接
続可能な方路(c1 )を割り出す(B4)。そして、こ
の方路(c1 )の接続可能圧縮レート(8kbps,3
2kbps)を、接続条件データテーブル41から抽出
する(B5)。この接続可能圧縮レート(8kbps,
32kbps)と、端末クラスデータによる最小圧縮レ
ート(8kbps)とを基に、8kbpsの音声圧縮ト
ランク24を選定し(B6)、この音声圧縮トランクの
捕捉が可能か否かを判定し(B7)、捕捉できた場合
は、8kbpsの帯域により、電話端末21,29間の
方路接続が行われる(B10)。
【0045】又空き音声圧縮トランクがなく、捕捉でき
ない場合は、最小圧縮レートを更新し(B8)、更新し
た最小圧縮レートが64kbpsか否かを判定し(B
9)、64kbpsでなければステップ(B6)に移行
し、64kbpsの場合は、ステップ(B10)に移行
する。
【0046】この場合、接続条件データテーブル41か
ら抽出した接続可能の圧縮レートは、8kbpsと32
kbpsとであり、8kbpsの圧縮レートを更新する
ことにより32kbpsとなり、この32kbpsの音
声圧縮トランクの捕捉が行われ、この場合も空き音声圧
縮トランクが存在しない場合は、ステップ(B8)の最
小の圧縮レートの更新により、64kbpsとなり、ス
テップ(B9)に於いて最小圧縮レート=64kbps
の判定により、ステップ(B10)へ移行し、非圧縮処
理により電話端末21,29間が接続されることにな
る。
【0047】又B局の6000番のファクシミリ端末2
3からCCCC−6000番をダイヤルして、C局の6
000番のファクシミリ端末30に発信した場合、端末
クラスデータテーブル42を内線番号6000により検
索すると、最小圧縮レートは32kbpsであることが
判る。
【0048】又抽出したダイヤル情報(CCCC−60
00)により制御部33は、C局への方路c1 又はc2
を選定し、方路c1 を選定した場合は、接続条件データ
テーブル41の方路c1 の圧縮レート対応の接続可否を
検索する。この場合、8kbpsと32kbpsとを抽
出することになる。そして、端末クラスデータテーブル
42から最小圧縮レートの32kbpsを読出している
から、32kbpsの音声圧縮トランク26を捕捉す
る。
【0049】又方路c2 を選定した場合は、接続条件デ
ータテーブル41の方路c2 の圧縮レート対応の接続可
否を検索する。この場合、32kbpsのみが接続可で
あるから、ディジタル中継線トランク37を捕捉し、T
DM装置39に於けるADPCMにより32kbpsに
帯域圧縮して、ファクシミリ通信することになる。又C
局に対しては共通信号線方式等によりB局から接続制御
情報等を伝送することができる。
【0050】図6は本発明の第3の実施の形態の説明図
であり、図2及び図4と同一符号は同一部分を示し、4
3は16kbpsの音声圧縮トランク(16k)、4
7,48はディジタル中継線トランク、49,50はT
DM装置、51は接続条件記憶部4(図1参照)に対応
する接続条件データテーブル、52は圧縮レート記憶部
5(図1参照)に対応するトランク群クラスデータテー
ブルである。接続条件データテーブル51は、方路
1 ,c1 毎に、圧縮レート対応の接続可否のデータが
格納されている。又トランク群クラスデータテーブル5
2は、入方路対応の最小圧縮レートが格納されている。
【0051】図7は本発明の第3の実施の形態のフロー
チャートであり、例えば、A局のAAAA−2000番
の電話端末14からC局のCCCC−2000番の電話
端末29に発呼した場合、A局に於いては、対局のB局
に16kbpsの音声圧縮トランク25を備えているこ
とを識別できるから、ダイヤル情報のCCCC−200
0を抽出して例えば方路a1 を選択した場合、B局に於
いては、入方路がa1であるから、入方路のトランク群
クラスを抽出し(C1)、このトランク群クラスにより
トランク群クラスデータテーブル52を検索して、入方
路対応の最小圧縮レートを抽出する(C2)。この場
合、トランク群クラスデータテーブル52を入方路a1
により検索することにより、最小圧縮レートは16kb
psであることが判る。
【0052】又ダイヤル情報(CCCC−2000)を
抽出し(C3)、このダイヤル情報(CCCC−200
0)により出方路を割り出し(C4)、この出方路毎の
圧縮レートの接続可否を接続条件データテーブル51を
検索して抽出する。この場合、ダイヤル情報により方路
1 が設定され、この方路c1 の接続可能の圧縮レート
は16kbpsであることが判る。
【0053】そして、方路a1 の最小圧縮レートの16
kbpsと、方路c1 の接続可能の圧縮レートの16k
bpsとを基に、音声圧縮トランクを決定し(C6)、
この音声圧縮トランクが捕捉可能か否かを判定し(C
7)、捕捉できた時は(OK)、16kbpsの音声圧
縮トランク25を用いて方路a1 と方路c1 との間を接
続する(C10)。
【0054】又音声圧縮トランクを捕捉できない時は
(NG)、最小圧縮レートを更新し(C8)、更新した
圧縮レートが64kbpsか否かを判定し(C9)、6
4kbpsでない場合は、ステップ(C6)に移行し、
64kbpsの場合はステップ(C10)に移行し、非
圧縮の64kbpsの帯域で接続する。
【0055】又A局のAAAA−6000番のファクシ
ミリ端末15からC局のCCCC−6000番のファク
シミリ端末30に発信し、A局は方路a2 を選択した場
合、B局は、トランク群クラスデータテーブル52を入
方路a2 により検索し、最小圧縮レートの32kbps
を読出し、又抽出したダイヤル情報(CCCC−600
0)により、C局への出方路c1 を選択し、この方路c
1 の接続可能の圧縮レートについて接続条件データテー
ブル51を検索する。この場合、32kbpsの圧縮レ
ートは接続不可であるから、圧縮レートを64kbps
に決定し、音声圧縮トランク25を捕捉することなく、
方路c1 に接続する。
【0056】図8は本発明の第4の実施の形態の説明図
であり、図2、図4及び図6と同一符号は同一部分を示
し、53は音声圧縮トランク接続制御テーブルであり、
方路毎に、圧縮レートに対応した音声圧縮トランクの最
大接続トランク数と現接続トランク数とを格納する。制
御部33は、設定された最大接続トランク数を現接続ト
ランク数が越える場合、その方路の音声圧縮トランクの
捕捉を拒否して、最小圧縮レートの更新を行い、更新さ
れた圧縮レートの音声圧縮トランクの捕捉を行うことに
なる。
【0057】例えば、16kbpsの音声圧縮トランク
25を12個備えたB局に於いて、A局との間の距離が
C局との間の距離より長い場合に、A局に対する方路a
1 の最大接続トランク数を8、C局に対する方路c1
最大接続トランク数を4に設定することができる。な
お、8kbpsと32kbpsとの音声圧縮トランクを
備えていないので、方路a1 ,c1 毎の8kbpsと3
2kbpsとの最大接続トランク数は0に設定してい
る。
【0058】図9は本発明の第4の実施の形態のフロー
チャートであり、例えば、電話端末21からCCCC−
2000番の電話端末29に発信した場合、ダイヤル情
報(CCCC−2000)を抽出し(D1)、接続する
音声圧縮トランクと出方路とを選択し(D2)、その出
方路毎の音声圧縮トランクの最大接続トランク数を抽出
し(D3)、現接続トランク数と最大接続トランク数と
を比較し(D4)、現接続トランク数が最大接続トラン
ク数より小さい場合は、その音声圧縮トランクを捕捉し
て、音声圧縮トランク接続制御テーブル53の現接続ト
ランク数を+1し(D7)、その音声圧縮トランクを介
して方路接続を行う(D8)。
【0059】前述の場合、ダイヤル情報(CCCC−2
000)により方路c1 及び16kbpsの最小圧縮レ
ートが選択され、音声圧縮トランク接続制御テーブル5
3の方路c1 の16kbpsの音声圧縮トランクの最大
接続トランク数が8で、現接続トランク数が4の場合、
ステップ(D4)の現接続数<最大数の条件を満たすか
ら、現接続トランク数を+1(=5)し、その音声圧縮
トランクを介して電話端末21,29間を接続すること
になる。
【0060】又ステップ(D4)に於いて、現接続数<
最大数の条件を満たさない場合、例えば、方路c1 の1
6kbpsの音声圧縮トランクの現接続トランク数が8
の場合、最小圧縮レートの更新を行う(D5)。この場
合、32kbpsの音声圧縮トランクを備えていないか
ら、64kbpsに更新することになり、非圧縮処理の
64kbpsの帯域で、電話端末21,29間の接続を
こ行うことになる。又図示を省略しているが、通話終了
により現接続トランク数を無条件に−1するものであ
り、又第1〜第3の実施の形態と組合せることもでき
る。
【0061】本発明は、前述の各実施の形態に限定され
るものではなく、各実施の形態の組合せも可能であり、
音声圧縮多重化伝送による回線の利用効率を図る各種の
音声圧縮交換システムに適用できるものである。又図8
に於ける或る圧縮レートの音声圧縮トランクについて、
最大接続トランク数を特定の方路については設定しない
ことも可能であり、この場合の方路は、或る圧縮レート
の音声圧縮トランクを総て使用できることになる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、圧縮多
重化により回線の利用効率を向上した音声圧縮交換シス
テム及びその交換制御方法に於いて、接続条件記憶部4
と圧縮レート記憶部5とを設け、接続条件記憶部4に格
納されたデータにより、方路毎の圧縮レート対応の接続
可否を判定し、又圧縮レート記憶部5に格納されたデー
タにより、許容できる最小の圧縮レートを判定し、この
最小の圧縮レート以上で且つ選択した方路の接続条件を
満たす圧縮レートで対局との間を接続することができる
から、大規模の交換システムに於いても、接続処理時間
を短縮することができる利点がある。
【0063】又ファクシミリ通信等の帯域圧縮が制限さ
れる場合に於いても、設定された最小圧縮レートを基に
通信品質を低下させない圧縮レートの音声圧縮トランク
の捕捉を可能とすることができる。即ち、音声端末とフ
ァクシミリ端末との交換制御を同一のアルゴリズムによ
って行うことができる。又方路毎の音声圧縮トランクの
最大接続トランク数を設定することにより、長距離回線
を有する場合の回線コストの削減が容易となる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の音声圧縮交換システムの
要部説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のフローチャートで
ある。
【図4】本発明の第2の実施の形態の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第3の実施の形態の説明図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態のフローチャートで
ある。
【図8】本発明の第4の実施の形態の説明図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態のフローチャートで
ある。
【図10】従来例の音声圧縮交換システムの説明図であ
る。
【図11】従来例の音声圧縮交換システムの一部詳細説
明図である。
【符号の説明】
1 ディジタル交換機 2−1 8k音声圧縮トランク 2−2 16k音声圧縮トランク 2−3 32k音声圧縮トランク 3 ネットワークスイッチ部 4 接続条件記憶部 5 圧縮レート記憶部 6 制御部 7 電話端末(TEL) 8 ファクシミリ端末(FAX)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の交換機間をディジタル回線で接続
    した交換システムに於いて、 前記交換機は、圧縮多重化及び多重分離伸張を行う単一
    又は複数種類の圧縮レートの音声圧縮トランクと、 該音声圧縮トランクを介して、又は該音声圧縮トランク
    を介さずに、端末間又は前記ディジタル回線間又は前記
    端末と前記ディジタル回線との間の交換接続を行うネッ
    トワークスイッチ部と、 方路毎に接続の可否等を含む接続条件データを格納した
    接続条件記憶部と、 端末又はトランク群等に対応した最小の圧縮レートを格
    納した圧縮レート記憶部と、 前記接続条件記憶部及び前記圧縮レート記憶部に格納さ
    れたデータを参照して前記ネットワークスイッチ部を制
    御し、前記最小の圧縮レート以上で且つ前記接続条件デ
    ータを満たす圧縮レートによって接続する制御部とを備
    えたことを特徴とする音声圧縮交換システム。
  2. 【請求項2】 前記接続条件記憶部は、方路毎に圧縮レ
    ート対応の接続可否の接続条件データを格納した接続条
    件データテーブルにより構成され、前記圧縮レート記憶
    部は、ダイヤル分析データ対応の最小圧縮レートを格納
    したダイヤル分析データテーブルにより構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の音声圧縮交換システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記圧縮レート記憶部は、内線番号対応
    の最小圧縮レートを格納した端末クラスデータテーブル
    により構成されていることを特徴とする請求項1又は2
    記載の音声圧縮交換システム。
  4. 【請求項4】 前記圧縮レート記憶部は、入側方路毎の
    最小圧縮レートを格納したトランク群クラスデータテー
    ブルにより構成されていることを特徴とする請求項1又
    は2記載の音声圧縮交換システム。
  5. 【請求項5】 方路毎に、圧縮レート対応の音声圧縮ト
    ランクの予め設定した最大接続数と、現接続数とを格納
    した音声圧縮トランク接続制御テーブルを備えたことを
    特徴とする請求項1又は2記載の音声圧縮交換システ
    ム。
  6. 【請求項6】 単一又は複数種類の圧縮レートの音声圧
    縮トランクを備えた複数の交換機間をディジタル中継回
    線により接続し、音声圧縮多重化により通信を行う交換
    制御方法に於いて、 方路毎に圧縮レートの接続可否を示す接続条件データを
    格納した接続条件データテーブルと、ダイヤル分析デー
    タ対応に最小圧縮レートを格納したダイヤル分析データ
    テーブルとを用意し、 発信時のダイヤル情報に従って選定した方路の接続可能
    圧縮レートを前記接続条件データテーブルより抽出し、
    且つ前記ダイヤル情報を分析したダイヤル分析データに
    従った最小圧縮レートを前記ダイヤル分析データテーブ
    ルより抽出し、該最小圧縮レート以上で且つ選定した前
    記方路の接続条件を満たす音声圧縮トランクを捕捉して
    接続する過程を含むことを特徴とする交換制御方法。
  7. 【請求項7】 単一又は複数種類の圧縮レートの音声圧
    縮トランクを備えた複数の交換機間をディジタル中継回
    線により接続し、音声圧縮多重化により通信を行う交換
    制御方法に於いて、 方路毎に圧縮レートの接続可否を示す接続条件データを
    格納した接続条件データテーブルと、収容された端末対
    応に許容できる最小圧縮レートを格納した端末クラスデ
    ータテーブルとを用意し、 発信時のダイヤル情報に従って選定した方路の接続可能
    圧縮レートを前記接続条件データテーブルより抽出し、
    且つ発信端末に許容できる最小圧縮レートを前記端末ク
    ラスデータテーブルより抽出し、該最小圧縮レート以上
    で且つ選定した前記方路の接続条件を満たす音声圧縮ト
    ランクを捕捉して接続する過程を含むことを特徴とする
    交換制御方法。
  8. 【請求項8】 単一又は複数種類の圧縮レートの音声圧
    縮トランクを備えた複数の交換機間をディジタル中継回
    線により接続し、音声圧縮多重化により通信を行う交換
    制御方法に於いて、 出方路毎に圧縮レートの接続可否を示す接続条件データ
    を格納した接続条件データテーブルと、入方路毎に許容
    できる最小圧縮レートを格納したトランク群クラスデー
    タテーブルとを用意し、 入方路毎に許容できる最小圧縮レートを前記トランク群
    クラスデータテーブルより抽出し、該最小圧縮レート以
    上で且つ出方路の接続条件を満たす圧縮レートを選定
    し、該圧縮レートに対応する音声圧縮トランクを捕捉し
    て接続する過程を含むことを特徴とする交換制御方法。
  9. 【請求項9】 出方路毎に接続可能な圧縮レート対応の
    最大トランク数と、現接続トランク数とを示す音声圧縮
    トランク接続制御テーブルを用意し、出方路選択時に、
    現接続トランク数が前記最大トランク数に達していない
    ことを条件に、該圧縮レートの音声圧縮トランクを捕捉
    して接続する過程を含むことを特徴とする請求項6乃至
    8の何れか1項記載の交換制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998016083A3 (en) * 1996-10-07 1998-06-18 Adoor V Balasubramanian PBX networks with quality of service control
JP2007336178A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> コール制御サーバ、及びコール制御方法

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