JPH09219620A - 共用アンテナ - Google Patents
共用アンテナInfo
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- JPH09219620A JPH09219620A JP8026975A JP2697596A JPH09219620A JP H09219620 A JPH09219620 A JP H09219620A JP 8026975 A JP8026975 A JP 8026975A JP 2697596 A JP2697596 A JP 2697596A JP H09219620 A JPH09219620 A JP H09219620A
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- antenna
- polarized wave
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
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Abstract
星通信と地上通信の両方に通信可能なアンテナで小型か
つ設計自由度が大きく、構成が簡易な共用アンテナを提
供すること。 【解決手段】同一の誘電体円筒16面上に円偏波と直線
偏波を発生させる2種類のヘリカルアンテナを巻き付
け、円偏波の第1のヘリカルアンテナ11の先端部に直
線偏波の第2のヘリカルアンテナ21の給電点を設け
る。
Description
信の何れにも有効な共用アンテナ関し、特に異なる偏波
と異なる放射方向と異なる周波数で使用が可能なアンテ
ナの構成に関するものである。
す)などの移動体通信においては、800MHz帯、
1.5GHz帯、1.9GHz帯の直線偏波が用いられ
ている。近年、衛星を用いた携帯電話の構想が各社から
提案されており、それらの周波数帯は、1.6GHz、
2.4GHz帯が割当てられており、それらに用いるア
ンテナが提案されている。例えば誘電体円筒上に円偏波
用のヘリカルアンテナを巻きつけ、前記誘電体円筒の内
部にダイポールアンテナを設け、どちらか一方に給電を
するための切り換え手段を有する技術が提案されている
(特開平4−134906号)。図4はこの従来技術の
構成を示すもので、ヘリカルアンテナ101の放射素子
(同軸線102、導線103)を保持する誘電体円筒1
04内にダイポールアンテナ(スリーブアンテナ)20
1を内蔵する。このアンテナは、ヘリカルアンテナ10
1が周波数f1で衛星と衛星通信でき、内部のダイポー
ルアンテナ201が周波数f2で地上の基地局と通信で
きる。
テナ201はヘリカルアンテナ101のピッチ角θ(図
5参照)が小さい場合には、ヘリカルアンテナ101の
影響を受ける。逆にヘリカルアンテナ101はダイポー
ルアンテナ201の影響を受ける。そのためアンテナ同
士の相互の影響を軽減するために、ヘリカルアンテナ1
01のピッチ角θを大きく(60度程度)する方法があ
るが、その場合ヘリカルアンテナ101の全長が長くな
り、結果としてヘリカルアンテナ101からの円偏波の
放射指向性の最適化等の設計自由度が妨げられ、ダイポ
ールアンテナ201の構造や保持機構が複雑に成る。
半径をR、ヘリカルアンテナ101の高さをH、ひと巻
き当りの誘電体円筒幅をP、巻き数をMとすると次式で
与えられる。
の機器に上述のヘリカルアンテナ101内部にダイポー
ル201を設ける共用アンテナを用いる場合、上述の通
りヘリカルアンテナ101の全長が長くなってしまうた
め、小形化をする上でヘリカルアンテナ101の設計自
由度やダイポールアンテナ201の構造及び保持機構の
複雑化が生じる。
め、本発明は円偏波用の第1のアンテナの先端に、直線
偏波用の第2のアンテナを形成する。
通信と地上通信の各周波数f1、f2において第1のヘ
リカルアンテナと第2のヘリカルアンテナのパラメータ
を適切に選択するとともに、同一円筒上にそれぞれの放
射素子を実装し、設計の自由度が大きく、アンテナの放
射素子の保持機構が簡易な円偏波と直線偏波の共用アン
テナを提供することを目的とし、図1に示すように誘電
体円筒16の同一円筒面上に、円偏波用の第1のヘリカ
ルアンテナ11と直線偏波用の第2のヘリカルアンテナ
21を設ける。それぞれの動作周波数をf1,f2とす
る。衛星通信の際は第1のヘリカルアンテナ11を用
い、地上通信の際は第2のヘリカルアンテナ21を用い
る。円偏波の放射素子となる第1の導線13と第1の同
軸線12と直線偏波の放射素子となる第2の導線23を
それぞれ誘電体円筒16内の第1の給電点14と第2の
給電点22に導くために誘電体円筒16のa,b,cの
点から第1の穴、第2の穴、第3の穴を設ける。
説明する。本発明の実施の形態を図1に示す。円偏波用
の第1のヘリカルアンテナ11においては誘電体円筒1
6の半径R、第1の導線13、同軸線12のピッチ角
θ、巻き線数M等の形状パラメータを適切に選択するこ
とにより円偏波を発生することができる。
作周波数f2における波長よりひと巻き当たりの長さを
短くすることで、直線偏波を発生する。
円錐面上に、円偏波用の第1のヘリカルアンテナ11と
直線偏波用の第2のヘリカルアンテナ21を設ける。そ
れぞれの動作周波数をf1,f2とする。図3に示す衛
星通信301の際は第1のヘリカルアンテナ11を用
い、地上通信302の際は第2のヘリカルアンテナ21
を用いる。
同軸線12と直線偏波の放射素子となる第2の導線23
をそれぞれ誘電体円筒16内の第1の給電点14と第2
の給電点22に導くために誘電体円筒16のa,b,c
の点に第1の穴、第2の穴、第3の穴を設ける。
くとも一対の導体線から成り、導体線の一方が同軸線1
2、他方が第1の導線13で構成され、アンテナ先端部
に第1の給電点14を有し、同軸線12の中心導体12
aと導線13が第1の給電点14で電気的に接続され、
導線13の巻き終わり端15が第1のヘリカルアンテナ
11の下端部に設け同軸線12の外部導体12cに電気
的に接続される。第2のヘリカルアンテナ21は下端部
に第2の給電点22を有する第2の導線23より成り、
同軸線12の外部導体12cの先端に給電点22を設け
電気的に接続する。
り、図において同じ部位は同じ符号で示し、本実施形態
は誘電体を円錐形状にしたもので、誘電体円錐16aに
図1と同様に第1のヘリカルアンテナ11及び第2のヘ
リカルアンテナ21を形成している。このように、誘電
体の形状は特に限定されるものではなく、例えば円錐の
向きを逆にしても差し支えない。また多角柱、多角錐で
あってもよい。
動作する共用アンテナを設計の自由度が大きく簡易な構
成にして実現することが可能となる。以上の構成により
地球上空の宇宙空間に複数配置したときの衛星通信シス
テムに依存する最低仰角(同一軌道面における衛星の数
と衛星の高度に依存する。)に柔軟に対応可能になる。
図。
成図。
の説明図。
絶縁体 12c:同軸線12の外部導体 13:第1の導線 14:第1の給電点 15:第1の導線13の巻き終わり端 16:誘電体円筒 16a:誘電体円錐 21:第2のヘリカルアンテナ(直線偏波アンテナ) 22:第2の給電点 23:第2の導線 91:通信衛星 92:携帯電話 93:地上の通
信基地局 101:ヘリカルアンテナ(円偏波アンテナ) 102:同軸線(給電線) 103:導線 201:ダイポールアンテナ(スリーブアンテナ) 202:同軸線(給電線) 301:衛星通信 302:地上通信 a:第1の穴の位置 b:第2の穴の位置 c:第
3の穴の位置
Claims (3)
- 【請求項1】円偏波用の第1のアンテナの先端に、直線
偏波用の第2のアンテナを形成したことを特徴とする共
用アンテナ。 - 【請求項2】前記第1のアンテナに給電する同軸線の外
部導体に前記第2のアンテナの給電点を設けたことを特
徴とする請求項1記載の共用アンテナ。 - 【請求項3】誘電体に第1の導線と同軸線をら旋状に巻
いた先端部において第1の給電点を設け該給電点で前記
同軸線の中心導体と前記導線を接続し、他端部において
前記導線の巻き終わり端を前記同軸線の外部導体に接続
して成る円偏波用の第1のアンテナと、前記先端部にお
いて第1のアンテナの同軸線の外部導体に第2の給電点
を設け該給電点より上方に向かい前記誘電体に第2の導
線を巻き付けて成る直線偏波の第2のアンテナとが形成
されたことを特徴とする共用アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02697596A JP3441282B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 共用アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02697596A JP3441282B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 共用アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09219620A true JPH09219620A (ja) | 1997-08-19 |
JP3441282B2 JP3441282B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=12208170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02697596A Expired - Fee Related JP3441282B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 共用アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3441282B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102055077A (zh) * | 2009-10-29 | 2011-05-11 | 西安空间无线电技术研究所 | 线极化宽频带背射螺旋天线 |
GB2496262B (en) * | 2011-11-02 | 2016-02-17 | Boeing Co | Antenna with a helix element and a conical spiral element |
-
1996
- 1996-02-14 JP JP02697596A patent/JP3441282B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102055077A (zh) * | 2009-10-29 | 2011-05-11 | 西安空间无线电技术研究所 | 线极化宽频带背射螺旋天线 |
GB2496262B (en) * | 2011-11-02 | 2016-02-17 | Boeing Co | Antenna with a helix element and a conical spiral element |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3441282B2 (ja) | 2003-08-25 |
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