JPH09219267A - Bga・ic試験用コンタクト・ソケット - Google Patents
Bga・ic試験用コンタクト・ソケットInfo
- Publication number
- JPH09219267A JPH09219267A JP8045349A JP4534996A JPH09219267A JP H09219267 A JPH09219267 A JP H09219267A JP 8045349 A JP8045349 A JP 8045349A JP 4534996 A JP4534996 A JP 4534996A JP H09219267 A JPH09219267 A JP H09219267A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- bga
- solder ball
- socket
- package
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R1/00—Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
- G01R1/02—General constructional details
- G01R1/04—Housings; Supporting members; Arrangements of terminals
- G01R1/0408—Test fixtures or contact fields; Connectors or connecting adaptors; Test clips; Test sockets
- G01R1/0433—Sockets for IC's or transistors
- G01R1/0483—Sockets for un-leaded IC's having matrix type contact fields, e.g. BGA or PGA devices; Sockets for unpackaged, naked chips
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Connecting Device With Holders (AREA)
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Measuring Leads Or Probes (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 微細な配列ピッチの半田ボールを有するBG
A・ICパッケージの試験に対応でき、半田ボールを損
傷することなく電気的接触を確保でき、機構が簡単で経
済的なBGA・IC試験用コンタクト・ソケットを提供
する。 【解決手段】 本BGA・IC試験用コンタクト・ソケ
ットは、電気絶縁性の支持板12と、試験するBGA・
ICパッケージの各半田ボールの位置に対応した配列で
支持板を貫通して保持され、かつ導電性金属からなるコ
ンタクト・ピン16とを備えている。コンタクト・ピン
は、線状体からなる支持部18と、支持部の上端に設け
られ、半田ボールを挟んで接触する二股状の半田ボール
接触部20とを有している。半田ボール接触部は、線状
体の上端を偏平板状に成形し、かつ二股状に成形してな
る2本の接触子22A、Bを有し、接触子間の間隔は先
端で半田ボールの外径より僅かに小さい。
A・ICパッケージの試験に対応でき、半田ボールを損
傷することなく電気的接触を確保でき、機構が簡単で経
済的なBGA・IC試験用コンタクト・ソケットを提供
する。 【解決手段】 本BGA・IC試験用コンタクト・ソケ
ットは、電気絶縁性の支持板12と、試験するBGA・
ICパッケージの各半田ボールの位置に対応した配列で
支持板を貫通して保持され、かつ導電性金属からなるコ
ンタクト・ピン16とを備えている。コンタクト・ピン
は、線状体からなる支持部18と、支持部の上端に設け
られ、半田ボールを挟んで接触する二股状の半田ボール
接触部20とを有している。半田ボール接触部は、線状
体の上端を偏平板状に成形し、かつ二股状に成形してな
る2本の接触子22A、Bを有し、接触子間の間隔は先
端で半田ボールの外径より僅かに小さい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、BGA・IC試験
用コンタクト・ソケットに関し、更に詳細には、半田ボ
ールが微細ピッチで配置されているBGA・ICパッケ
ージの性能試験にも適用でき、しかも経済的なBGA・
IC試験用コンタクト・ソケットに関するものである。
用コンタクト・ソケットに関し、更に詳細には、半田ボ
ールが微細ピッチで配置されているBGA・ICパッケ
ージの性能試験にも適用でき、しかも経済的なBGA・
IC試験用コンタクト・ソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】BGA(Ball Grid Array)・ICパッケ
ージは、図6に示すように、例えばPGA(Pin Grid A
rray) ・ICパッケージのピンに変えて半田ボールBを
接続端子としたような半導体装置である。尚、図6
(a)はBGA・ICパッケージの側面図、及び、図6
(b)は半田ボールの配置を示す、図6(a)のBGA
・ICパッケージの裏面図である。ところで、BGA・
ICパッケージを製品として出荷する際、出荷される全
数のBGA・ICパッケージについて所定の性能を備え
ていることを確認する性能試験が出荷前に行われる。そ
の際、BGA・ICパッケージの性能試験では、ピン式
のICパッケージ試験用コンタクト・ソケットとは異な
り、球状の半田ボールと接触し易い半田ボール接触部を
有する試験用コンタクト・ソケットが使用されている。
ージは、図6に示すように、例えばPGA(Pin Grid A
rray) ・ICパッケージのピンに変えて半田ボールBを
接続端子としたような半導体装置である。尚、図6
(a)はBGA・ICパッケージの側面図、及び、図6
(b)は半田ボールの配置を示す、図6(a)のBGA
・ICパッケージの裏面図である。ところで、BGA・
ICパッケージを製品として出荷する際、出荷される全
数のBGA・ICパッケージについて所定の性能を備え
ていることを確認する性能試験が出荷前に行われる。そ
の際、BGA・ICパッケージの性能試験では、ピン式
のICパッケージ試験用コンタクト・ソケットとは異な
り、球状の半田ボールと接触し易い半田ボール接触部を
有する試験用コンタクト・ソケットが使用されている。
【0003】従来のBGA・IC試験用コンタクト・ソ
ケット40(以下、簡単にソケット40と言う)は、図
7に示すように、多数の貫通孔44を有する電気絶縁性
の支持板42と、その貫通孔44を上下する円形断面の
導電体からなるコンタクト・ピン46と、コンタクト・
ピン46を下方に付勢するコイルバネ(図示せず)とを
備えている。ソケット40を使用する際には、コンタク
ト・ピン46に対応した配列で多数の接続端子を有する
測定基板(図示せず)をソケット40の下方に配置し、
ソケット40のコンタクト・ピン46の下部が測定基板
の対応する接続端子に接触するようにソケット40を測
定基板に押し付ける。次いで、試験対象のBGA・IC
パッケージの半田ボールが対応するコンタクト・ピン4
6の上部に接触するように、BGA・ICパッケージを
ソケット40上に押し付けることにより、BGA・IC
パッケージを測定基板に電気的に接続している。
ケット40(以下、簡単にソケット40と言う)は、図
7に示すように、多数の貫通孔44を有する電気絶縁性
の支持板42と、その貫通孔44を上下する円形断面の
導電体からなるコンタクト・ピン46と、コンタクト・
ピン46を下方に付勢するコイルバネ(図示せず)とを
備えている。ソケット40を使用する際には、コンタク
ト・ピン46に対応した配列で多数の接続端子を有する
測定基板(図示せず)をソケット40の下方に配置し、
ソケット40のコンタクト・ピン46の下部が測定基板
の対応する接続端子に接触するようにソケット40を測
定基板に押し付ける。次いで、試験対象のBGA・IC
パッケージの半田ボールが対応するコンタクト・ピン4
6の上部に接触するように、BGA・ICパッケージを
ソケット40上に押し付けることにより、BGA・IC
パッケージを測定基板に電気的に接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のBGA・IC試験用コンタクト・ソケットは、次のよ
うな問題があった。第1には、支持板に設けた貫通孔内
にコンタクト・ピンを保持していると言う構造上の理由
から、コンタクト・ピンを微細な配列ピッチで配置する
ことは困難なことである。そのために、図6に示すよう
な半田ボールが微細なピッチで配置されているBGA・
ICパッケージの性能試験に対応できないと言う問題が
あった。第2には、コンタクト・ピンの上部を半田ボー
ルに押圧することにより電気的接触を確保しているの
で、半田ボールが損傷し易いと言う問題があった。第3
には、機構が複雑であるために組み立てが容易でなく、
互換性が乏しいために、半田ボールの配列が異なるBG
A・ICパッケージ毎に異なるピン配列のBGA・IC
試験用コンタクト・ソケットを用意する必要があった。
また、高価である言う経済的な問題もあった。一方、I
Cの高集積化及び微細化に伴い、BGA・ICパッケー
ジの半田ボールの配列ピッチは、益々微細化し、かつ多
様化して来ている。従って、上述した従来のBGA・I
C試験用コンタクト・ソケットでは、益々要求に対応で
きなくなっている。
のBGA・IC試験用コンタクト・ソケットは、次のよ
うな問題があった。第1には、支持板に設けた貫通孔内
にコンタクト・ピンを保持していると言う構造上の理由
から、コンタクト・ピンを微細な配列ピッチで配置する
ことは困難なことである。そのために、図6に示すよう
な半田ボールが微細なピッチで配置されているBGA・
ICパッケージの性能試験に対応できないと言う問題が
あった。第2には、コンタクト・ピンの上部を半田ボー
ルに押圧することにより電気的接触を確保しているの
で、半田ボールが損傷し易いと言う問題があった。第3
には、機構が複雑であるために組み立てが容易でなく、
互換性が乏しいために、半田ボールの配列が異なるBG
A・ICパッケージ毎に異なるピン配列のBGA・IC
試験用コンタクト・ソケットを用意する必要があった。
また、高価である言う経済的な問題もあった。一方、I
Cの高集積化及び微細化に伴い、BGA・ICパッケー
ジの半田ボールの配列ピッチは、益々微細化し、かつ多
様化して来ている。従って、上述した従来のBGA・I
C試験用コンタクト・ソケットでは、益々要求に対応で
きなくなっている。
【0005】そこでは、本発明の目的は、微細な配列ピ
ッチの半田ボールを有するBGA・ICパッケージの性
能試験に対応でき、半田ボールを損傷することなく電気
的接触を確保でき、構造が簡単で、経済的なBGA・I
C試験用コンタクト・ソケットを提供することである。
ッチの半田ボールを有するBGA・ICパッケージの性
能試験に対応でき、半田ボールを損傷することなく電気
的接触を確保でき、構造が簡単で、経済的なBGA・I
C試験用コンタクト・ソケットを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るBGA・IC試験用コンタクト・ソケ
ットは、電気絶縁性の支持板と、試験するBGA・IC
パッケージの半田ボールの位置に対応した配列で支持板
を貫通して保持された導電性金属からなるコンタクト・
ピンとを備え、コンタクト・ピンは、線状体からなる支
持部と、半田ボールを挟んで接触するように、支持部の
上端に設けられた二股状の半田ボール接触部とを有し、
半田ボール接触部は、線状体の上端を偏平な板状に成形
し、かつ二股状に成形してなる2本の接触子を有し、接
触子間の間隔は先端で半田ボールの外径より僅かに小さ
いことを特徴としている。
に、本発明に係るBGA・IC試験用コンタクト・ソケ
ットは、電気絶縁性の支持板と、試験するBGA・IC
パッケージの半田ボールの位置に対応した配列で支持板
を貫通して保持された導電性金属からなるコンタクト・
ピンとを備え、コンタクト・ピンは、線状体からなる支
持部と、半田ボールを挟んで接触するように、支持部の
上端に設けられた二股状の半田ボール接触部とを有し、
半田ボール接触部は、線状体の上端を偏平な板状に成形
し、かつ二股状に成形してなる2本の接触子を有し、接
触子間の間隔は先端で半田ボールの外径より僅かに小さ
いことを特徴としている。
【0007】本発明の支持板の材質は、電気絶縁性であ
る限り制約はなく、例えばプラスチックを好適に使用で
きる。コンタクト・ピンの材質は、導電性である限り制
約はなく、例えば銅、ベリウム銅等のワイヤを好適に使
用できる。外径0.5mmから1.0mmの半田ボール用の
コンタクト・ピンは、径0.3mm位の金属製ワイヤ、例
えばベリウム銅製ワイヤを所定の長さの線状体に切断
し、線状体の先端を偏平にプレス成形し、更に二股状に
打ち抜きプレスすることにより、容易に形成することが
できる。接触子の形状は、先端で半田ボールの外径より
僅かに小さい間隔を有し、しかも相互に拡開して半田ボ
ールを挟むことができる形状を備えている限り、いかな
る形状でも良い。
る限り制約はなく、例えばプラスチックを好適に使用で
きる。コンタクト・ピンの材質は、導電性である限り制
約はなく、例えば銅、ベリウム銅等のワイヤを好適に使
用できる。外径0.5mmから1.0mmの半田ボール用の
コンタクト・ピンは、径0.3mm位の金属製ワイヤ、例
えばベリウム銅製ワイヤを所定の長さの線状体に切断
し、線状体の先端を偏平にプレス成形し、更に二股状に
打ち抜きプレスすることにより、容易に形成することが
できる。接触子の形状は、先端で半田ボールの外径より
僅かに小さい間隔を有し、しかも相互に拡開して半田ボ
ールを挟むことができる形状を備えている限り、いかな
る形状でも良い。
【0008】本発明に係るBGA・IC試験用コンタク
ト・ソケットの好適な実施態様は、コンタクト・ピンの
半田ボール接触部の偏平な面がコンタクト・ピンの配列
方向に交差する配列で、コンタクト・ピンが支持板上に
配置されていることを特徴としている。これにより、一
層微細な配列ピッチでコンタクト・ピンを支持板上に配
置することができる。
ト・ソケットの好適な実施態様は、コンタクト・ピンの
半田ボール接触部の偏平な面がコンタクト・ピンの配列
方向に交差する配列で、コンタクト・ピンが支持板上に
配置されていることを特徴としている。これにより、一
層微細な配列ピッチでコンタクト・ピンを支持板上に配
置することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照し、実施
例を挙げて本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に説明
する。実施例 図1は本発明に係るBGA・IC試験用コンタクト・ソ
ケットの一実施例の部分断面側面図、図2(a)はコン
タクト・ピンの拡大正面図、図2(b)は図2(a)の
コンタクト・ピンの矢視X方向の側面図、図2(c)は
図2(a)のコンタクト・ピンの矢視Y方向の上面図、
図3(a)、(b)はコンタクト・ピンの形成方法を説
明するための斜視図、図4はコンタクト・ピンが半田ボ
ールと接触した様子を説明する部分断面側面図、及び、
図5はコンタクト・ピンの配置図である。本実施例のB
GA・IC試験用コンタクト・ソケット10(以下、簡
単にソケット10と言う)は、図1に示すように、試験
対象のBGA・ICパッケージSの半田ボールBの配列
と同じ配列で配置された多数個の貫通孔14を有し、電
気絶縁性プラスチックからなる支持板12と、貫通孔1
4に嵌入されているコンタクト・ピン16とから構成さ
れている。図1中、Hは試験対象のBGA・ICパッケ
ージSを吸着保持する保持ヘッドである。
例を挙げて本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に説明
する。実施例 図1は本発明に係るBGA・IC試験用コンタクト・ソ
ケットの一実施例の部分断面側面図、図2(a)はコン
タクト・ピンの拡大正面図、図2(b)は図2(a)の
コンタクト・ピンの矢視X方向の側面図、図2(c)は
図2(a)のコンタクト・ピンの矢視Y方向の上面図、
図3(a)、(b)はコンタクト・ピンの形成方法を説
明するための斜視図、図4はコンタクト・ピンが半田ボ
ールと接触した様子を説明する部分断面側面図、及び、
図5はコンタクト・ピンの配置図である。本実施例のB
GA・IC試験用コンタクト・ソケット10(以下、簡
単にソケット10と言う)は、図1に示すように、試験
対象のBGA・ICパッケージSの半田ボールBの配列
と同じ配列で配置された多数個の貫通孔14を有し、電
気絶縁性プラスチックからなる支持板12と、貫通孔1
4に嵌入されているコンタクト・ピン16とから構成さ
れている。図1中、Hは試験対象のBGA・ICパッケ
ージSを吸着保持する保持ヘッドである。
【0010】ソケット10には、少なくとも半田ボール
Bの個数と同じ数のコンタクト・ピン16が設けてあ
る。コンタクト・ピン16は、断面円形の線状の支持部
18と、支持部18の先端に支持部18と一体的に偏平
な板状の断面に形成された半田ボール接触部20とを備
えている。半田ボール接触部20は、半田ボールBを挟
んで接触するように二股状に形成された接触子22A、
Bで構成されている。接触子22A、Bは、支持部18
に連続する基端部24から二股状に分岐し、半田ボール
Bの外径より多少小さい間隔D1 で上方に平行に伸び、
上端でその間隔が徐々に拡大し、先端では半田ボールB
の外径より僅かに小さい間隔D2 になるような形状を備
えている。尚、接触子22A、Bの形状は、先端で半田
ボールBの外径より僅かに小さい間隔D2 を有し、しか
も相互に拡開して半田ボールBを挟むことができる形状
を備えている限り、いかなる形状でも良い。
Bの個数と同じ数のコンタクト・ピン16が設けてあ
る。コンタクト・ピン16は、断面円形の線状の支持部
18と、支持部18の先端に支持部18と一体的に偏平
な板状の断面に形成された半田ボール接触部20とを備
えている。半田ボール接触部20は、半田ボールBを挟
んで接触するように二股状に形成された接触子22A、
Bで構成されている。接触子22A、Bは、支持部18
に連続する基端部24から二股状に分岐し、半田ボール
Bの外径より多少小さい間隔D1 で上方に平行に伸び、
上端でその間隔が徐々に拡大し、先端では半田ボールB
の外径より僅かに小さい間隔D2 になるような形状を備
えている。尚、接触子22A、Bの形状は、先端で半田
ボールBの外径より僅かに小さい間隔D2 を有し、しか
も相互に拡開して半田ボールBを挟むことができる形状
を備えている限り、いかなる形状でも良い。
【0011】本実施例では、コンタクト・ピン16は、
図3(a)に示すように、ベリウム銅製のワイヤを直線
状の適当な長さの線状体Wに切断し、次いで、図3
(b)に示すように、線状体Wの一方の端部を偏平な板
状にプレス成形し、更に板状の端部を打ち抜き成形して
二股状の2本の接触子22A、Bを形成している。
図3(a)に示すように、ベリウム銅製のワイヤを直線
状の適当な長さの線状体Wに切断し、次いで、図3
(b)に示すように、線状体Wの一方の端部を偏平な板
状にプレス成形し、更に板状の端部を打ち抜き成形して
二股状の2本の接触子22A、Bを形成している。
【0012】コンタクト・ピン16は、図4に示すよう
に、支持板12の貫通孔14を貫通し、支持板12の下
面に半田溶接Hにより固定されている。更に、本実施例
では、コンタクト・ピン16が半田ボールBと接触した
際に傾いたり、倒れたりしないように、図1に示すよう
に、コンタクト・ピン16の直立を補強するゴム状接着
剤層26が支持板12上に形成されている。ゴム状接着
剤層26は、ゴム状接着剤を支持板12上に塗布して硬
化させることにより形成されている。尚、支持板12上
面に周囲に設けられた隆起部28は、支持板12上にゴ
ム状接着剤を塗布してゴム状接着剤層26を形成する
際、ゴム状接着剤が支持板12から流れ落ちないように
するためのストッパである。
に、支持板12の貫通孔14を貫通し、支持板12の下
面に半田溶接Hにより固定されている。更に、本実施例
では、コンタクト・ピン16が半田ボールBと接触した
際に傾いたり、倒れたりしないように、図1に示すよう
に、コンタクト・ピン16の直立を補強するゴム状接着
剤層26が支持板12上に形成されている。ゴム状接着
剤層26は、ゴム状接着剤を支持板12上に塗布して硬
化させることにより形成されている。尚、支持板12上
面に周囲に設けられた隆起部28は、支持板12上にゴ
ム状接着剤を塗布してゴム状接着剤層26を形成する
際、ゴム状接着剤が支持板12から流れ落ちないように
するためのストッパである。
【0013】本実施例では、図5に示すように、コンタ
クト・ピン16の半田ボール接触部20の面が、コンタ
クト・ピン16の配列方向Zに交差するように、コンタ
クト・ピン16が支持板12上に配置されている。これ
により、コンタクト・ピン12をより微細な配列ピッチ
で配置することができる。
クト・ピン16の半田ボール接触部20の面が、コンタ
クト・ピン16の配列方向Zに交差するように、コンタ
クト・ピン16が支持板12上に配置されている。これ
により、コンタクト・ピン12をより微細な配列ピッチ
で配置することができる。
【0014】以上の構成により、図4に示すように、コ
ンタクト・ピン16の半田ボール接触部20がBGA・
ICパッケージSの半田ボールBに当接すると、二股状
の接触子22A、Bは、金属製の柔軟な細い部材で形成
されているので、自在に拡開して半田ボールBを挟み、
電気的に確実に接触することができる。
ンタクト・ピン16の半田ボール接触部20がBGA・
ICパッケージSの半田ボールBに当接すると、二股状
の接触子22A、Bは、金属製の柔軟な細い部材で形成
されているので、自在に拡開して半田ボールBを挟み、
電気的に確実に接触することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、半田ボールを挟んで接
触する二股状の半田ボール接触部と半田ボール接触部を
上端に有する線状支持部とからBGA・ICパッケージ
の半田ボールと接触するコンタクト・ピンを構成し、か
つ線状体の上端を偏平板状に成形し、かつ先端で半田ボ
ールの外径より僅かに小さい間隔の二股状に成形してな
る2本の接触子で半田ボール接触部を形成している。以
上のように、本発明に係るBGA・IC試験用コンタク
ト・ソケットでは、コンタクト・ピンが支持板の貫通孔
を貫通するすることにより保持されているので、BGA
・ICパッケージの半田ボールの微細な配列ピッチに対
応した微細な配列ピッチでコンタクト・ピンを配列でき
る。よって、本発明に係るBGA・IC試験用コンタク
ト・ソケットは、半田ボールの配列ピッチのの微細化に
対応したBGA・IC試験用コンタクト・ソケットを実
現している。また、本発明に係るBGA・IC試験用コ
ンタクト・ソケットは、BGA・ICパッケージの半田
ボールに接触する際、半田ボールの先端でなく、両側を
挟んで接触しているので、半田ボールを損傷させること
がない。更には、本発明に係るBGA・IC試験用コン
タクト・ソケットは、従来のソケットに比べて、構造が
簡単で、加工、組み立てが容易であり、しかもコンタク
ト・ピンを線材から容易に成形することができるから、
製作コストが低い。
触する二股状の半田ボール接触部と半田ボール接触部を
上端に有する線状支持部とからBGA・ICパッケージ
の半田ボールと接触するコンタクト・ピンを構成し、か
つ線状体の上端を偏平板状に成形し、かつ先端で半田ボ
ールの外径より僅かに小さい間隔の二股状に成形してな
る2本の接触子で半田ボール接触部を形成している。以
上のように、本発明に係るBGA・IC試験用コンタク
ト・ソケットでは、コンタクト・ピンが支持板の貫通孔
を貫通するすることにより保持されているので、BGA
・ICパッケージの半田ボールの微細な配列ピッチに対
応した微細な配列ピッチでコンタクト・ピンを配列でき
る。よって、本発明に係るBGA・IC試験用コンタク
ト・ソケットは、半田ボールの配列ピッチのの微細化に
対応したBGA・IC試験用コンタクト・ソケットを実
現している。また、本発明に係るBGA・IC試験用コ
ンタクト・ソケットは、BGA・ICパッケージの半田
ボールに接触する際、半田ボールの先端でなく、両側を
挟んで接触しているので、半田ボールを損傷させること
がない。更には、本発明に係るBGA・IC試験用コン
タクト・ソケットは、従来のソケットに比べて、構造が
簡単で、加工、組み立てが容易であり、しかもコンタク
ト・ピンを線材から容易に成形することができるから、
製作コストが低い。
【図1】本発明に係るBGA・IC試験用コンタクト・
ソケットの一実施例の側面断面図である。
ソケットの一実施例の側面断面図である。
【図2】図2(a)はコンタクト・ピンの拡大正面図、
図2(b)は図2(a)のコンタクト・ピンの矢視X方
向の側面図、及び、図2(c)は図2(a)のコンタク
ト・ピンの矢視Y方向の上面図である。
図2(b)は図2(a)のコンタクト・ピンの矢視X方
向の側面図、及び、図2(c)は図2(a)のコンタク
ト・ピンの矢視Y方向の上面図である。
【図3】図3(a)、(b)は、それぞれコンタクト・
ピンの形成方法を説明するための斜視図である。
ピンの形成方法を説明するための斜視図である。
【図4】コンタクト・ピンが半田ボールと接触した様子
を説明する部分断面側面図である。
を説明する部分断面側面図である。
【図5】コンタクト・ピンの配置図である。
【図6】図6(a)、(b)は、それぞれBGA・IC
パッケージの側面図とBGA・ICパッケージの半田ボ
ール配置図である。
パッケージの側面図とBGA・ICパッケージの半田ボ
ール配置図である。
【図7】従来のBGA・IC試験用コンタクト・ソケッ
トの断面図である。
トの断面図である。
10……本発明に係るBGA・IC試験用コンタクト・
ソケット、12……支持板、14……貫通孔、16……
コンタクト・ピン、18……支持部、20……半田ボー
ル接触部、22……接触子、24……基端部、26……
ゴム状接着剤層、28……隆起部、40……従来のBG
A・IC試験用コンタクト・ソケット、42……支持
板、44……貫通孔、46……コンタクト・ピン。
ソケット、12……支持板、14……貫通孔、16……
コンタクト・ピン、18……支持部、20……半田ボー
ル接触部、22……接触子、24……基端部、26……
ゴム状接着剤層、28……隆起部、40……従来のBG
A・IC試験用コンタクト・ソケット、42……支持
板、44……貫通孔、46……コンタクト・ピン。
Claims (2)
- 【請求項1】 電気絶縁性の支持板と、試験するBGA
・ICパッケージの半田ボールの位置に対応した配列で
支持板を貫通して保持された導電性金属からなるコンタ
クト・ピンとを備え、 コンタクト・ピンは、線状体からなる支持部と、半田ボ
ールを挟んで接触するように、支持部の上端に設けられ
た二股状の半田ボール接触部とを有し、半田ボール接触
部は、線状体の上端を偏平な板状に成形し、かつ二股状
に成形してなる2本の接触子を有し、接触子間の間隔は
先端で半田ボールの外径より僅かに小さいことを特徴と
するBGA・IC試験用コンタクト・ソケット。 - 【請求項2】 コンタクト・ピンの半田ボール接触部の
偏平な面がコンタクト・ピンの配列方向に交差する配列
で、コンタクト・ピンが支持板上に配置されていること
を特徴とする請求項1に記載のBGA・IC試験用コン
タクト・ソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8045349A JPH09219267A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | Bga・ic試験用コンタクト・ソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8045349A JPH09219267A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | Bga・ic試験用コンタクト・ソケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09219267A true JPH09219267A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12716811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8045349A Pending JPH09219267A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | Bga・ic試験用コンタクト・ソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09219267A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010006503A (ko) * | 1998-02-17 | 2001-01-26 | 오우라 히로시 | Ic 소켓 |
JP2006220628A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Ngk Insulators Ltd | プローブピン及びプローブピンシート |
KR100787741B1 (ko) * | 2006-11-23 | 2007-12-24 | (주) 컴파스 시스템 | 프로그래머용 소켓 어댑터 |
JP2009503535A (ja) * | 2005-08-03 | 2009-01-29 | パイコム コーポレーション | 垂直型プローブ、その製造方法及びプローブのボンディング方法 |
JP2010160966A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Fujitsu Component Ltd | コンタクト部材、及び該コンタクト部材を含むコネクタ |
EP2770332A1 (en) * | 2013-02-20 | 2014-08-27 | Team Nanotec GmbH | Contact probe |
CN107919294A (zh) * | 2016-10-07 | 2018-04-17 | 瑞萨电子株式会社 | 半导体器件制造方法和半导体器件 |
CN113866464A (zh) * | 2021-09-22 | 2021-12-31 | 深圳凯智通微电子技术有限公司 | 探针及集成电路测试设备 |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP8045349A patent/JPH09219267A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010006503A (ko) * | 1998-02-17 | 2001-01-26 | 오우라 히로시 | Ic 소켓 |
JP2006220628A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Ngk Insulators Ltd | プローブピン及びプローブピンシート |
JP2009503535A (ja) * | 2005-08-03 | 2009-01-29 | パイコム コーポレーション | 垂直型プローブ、その製造方法及びプローブのボンディング方法 |
US7830162B2 (en) | 2005-08-03 | 2010-11-09 | Phicom Corporation | Vertical probe and methods of fabricating and bonding the same |
KR100787741B1 (ko) * | 2006-11-23 | 2007-12-24 | (주) 컴파스 시스템 | 프로그래머용 소켓 어댑터 |
JP2010160966A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Fujitsu Component Ltd | コンタクト部材、及び該コンタクト部材を含むコネクタ |
EP2770332A1 (en) * | 2013-02-20 | 2014-08-27 | Team Nanotec GmbH | Contact probe |
CN107919294A (zh) * | 2016-10-07 | 2018-04-17 | 瑞萨电子株式会社 | 半导体器件制造方法和半导体器件 |
US10109568B2 (en) | 2016-10-07 | 2018-10-23 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device manufacturing method and semiconductor device |
CN107919294B (zh) * | 2016-10-07 | 2023-02-17 | 瑞萨电子株式会社 | 半导体器件制造方法和半导体器件 |
CN113866464A (zh) * | 2021-09-22 | 2021-12-31 | 深圳凯智通微电子技术有限公司 | 探针及集成电路测试设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4053786B2 (ja) | 電気部品用ソケット | |
JP4060919B2 (ja) | 電気的接続装置、接触子製造方法、及び半導体試験方法 | |
US6471524B1 (en) | IC socket | |
JP3813986B2 (ja) | ボールグリッドアレイデバイスのための上部装着ソケット及びそのコンタクト | |
JP2009294187A (ja) | 電子部品の試験装置用部品及び試験方法 | |
US20040135592A1 (en) | Test socket for packaged semiconductor devices | |
JPH061703B2 (ja) | 電導リード線 | |
JP2001167857A (ja) | コンタクトシート | |
JP2901603B1 (ja) | 電子部品導電シート | |
JPH09219267A (ja) | Bga・ic試験用コンタクト・ソケット | |
JP2734412B2 (ja) | 半導体装置のソケット | |
US20030076123A1 (en) | Socket apparatus and method for removably mounting an electronic package | |
JPH02309579A (ja) | 検査用icソケット | |
JPH03297083A (ja) | ソケット | |
CN101105507A (zh) | 探针板 | |
JP2003178848A (ja) | 半導体パッケージ用ソケット | |
JP2002270320A (ja) | 半導体パッケージ用ソケット | |
JP2904193B2 (ja) | Icソケット | |
US20020180469A1 (en) | Reusable test jig | |
KR200316878Y1 (ko) | 볼 그리드 어레이(bga) 패키지용 테스트 소켓 | |
US20040124507A1 (en) | Contact structure and production method thereof | |
JP4279039B2 (ja) | 電気部品用ソケット | |
JP2004039564A (ja) | Icソケット | |
KR102456348B1 (ko) | 인터포저 및 이를 구비하는 테스트 소켓 | |
US6367763B1 (en) | Test mounting for grid array packages |