JPH09218222A - プローブカード - Google Patents

プローブカード

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JPH09218222A
JPH09218222A JP2246396A JP2246396A JPH09218222A JP H09218222 A JPH09218222 A JP H09218222A JP 2246396 A JP2246396 A JP 2246396A JP 2246396 A JP2246396 A JP 2246396A JP H09218222 A JPH09218222 A JP H09218222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
probes
holding
wiring board
printed wiring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2246396A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sekino
隆 関野
Toru Murakami
徹 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP2246396A priority Critical patent/JPH09218222A/ja
Publication of JPH09218222A publication Critical patent/JPH09218222A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波における伝送特性を改善する。 【解決手段】 プローブカードは探針3a〜3dとプリ
ント配線板2とリング状の保持台4で構成される。保持
台4の探針を保持する側のリング状の面は、内周に近付
くほどプリント配線板2より離れるテーパ面とされ、そ
のテーパ面4aの内周縁の近傍に、一段突出したリング
状の絶縁性突起4bが形成され、その突起により探針が
支持される。テーパ面4aにアース板12が形成され
る。高周波信号用の探針3aは同軸型構造とされ、その
外部導体15は導電性接着剤16によりアース板12に
接続される。電源用の探針3cはμチップコンデンサ2
1を通じてまたグランド用の探針3dは導電性接着剤1
6によりそれぞれアース板12に接地される。探針3
c,3dはそれぞれアース板12に接地されるので、実
効的な長さが短くなってそのインダクタンス分が小さく
なると共にマイクロストリップ線路構造が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はプローブカードに
関し、特に探針部の高周波の伝送特性の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】ICテスタやLCDチェッカでは、半導
体ウエハにマトリクス状に形成されたICチップを1個
ずつ検査する際に、複数の探針を備えたプローブカード
が用いられる。図4は従来のプローブカードの断面図で
ある。図において、2はリング状のプリント配線板であ
り、それぞれの探針3に接続された配線パターン7を有
する。4は探針を保持するリング状の保持台で、プリン
ト配線板2の中心孔2aに係合して同心状に取付けられ
る。
【0003】探針3の基部はプリント配線板2の裏面に
半田付され、中間部が保持台4の下面(テーパ面)4a
に、例えばエポキシ系の接着剤5で固定される。プリン
ト配線板2は多層基板で、そのスルーホール6aにテス
タより試験信号Sが入力され、基板内部の配線パターン
7及びスルーホール6bを順次通って探針3に供給され
たり、試料(DUT)から探針がピックアップした試験
信号Rがスルーホール6b,配線パターン7及びスルー
ホール6aを順次通ってテスタに供給される。
【0004】図4では左右一対の探針しか現れていない
が、更に多くの探針が中心線Lを中心として概ね放射方
向に配列される。探針3は配線パターン7に接続され、
この例では放射方向に延長される。プリント配線板2の
表面及び裏面にはアースパターン8,9が配線パターン
7と重なるように形成される。このように信号用の配線
パターン7の上、下に誘電体(この場合は基板の材料)
を介してアース板(地板)を設けた構造はストリップ線
路構造と呼ばれ、高周波に対して良好な伝送特性を有す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のプローブカード
は、高周波では探針がインダクタンスとなって伝送特性
が悪化し、高速動作のDUTを正確に測定できない欠点
があった。この発明はこの欠点を解決して、高周波にお
いても良好な伝送特性を有するプローブカードを提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1のプローブカードは、複数の探針と、そ
れらの探針にそれぞれ接続された配線パターンを有する
プリント配線板と、そのプリント配線板に取付けられ、
探針を保持するリング状の保持台とを具備するプローブ
カードに関する。
【0007】この発明では、保持台の探針を保持する側
のリング状の面は、内周に近付くほどプリント配線板よ
り離れるテーパ面とされ、そのテーパ面の内周縁の近傍
に、一段突出したリング状の絶縁性突起が形成され、そ
の突起により探針が支持される。また保持台のテーパ面
に、突起を除いて、アース板が形成され、探針の内、特
に高周波信号用の探針は、同軸型構造とされ、その外部
導体がアース板に接続されている。
【0008】(2)請求項2の発明では、前記(1)に
おいて、保持台のアース板上にチップコンデンサの一方
の電極が接続され、その他方の電極に探針の内の電源用
の探針が接続される。 (3)請求項3の発明では、前記(1)において、探針
の内のグランド用(共通電位用)の探針は導電性接着剤
で保持台のアース板に接続される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1の実施例を参照して発明の実
施の形態を説明する。図1には図4と対応する部分に同
じ符号を付してある。保持台4はプリント配線板2に取
付けられ、探針を保持する側のリング状の面は、内周に
近付くほどプリント配線板より離れるテーパ面4aとさ
れ、そのテーパ面4aの内周縁の近傍に、一段突出した
リング状の絶縁性突起4bが形成される。その突起4b
により探針が支持される。
【0010】保持台のテーパ面4a上に、突起4bを除
いて、リング状のアース板12が形成される。保持台4
が絶縁材で形成されている場合には、アース板12は金
属をメッキするか或いはスパッタリグなどにより形成す
る。また保持台4が金属製であればそのままでよい。ア
ース板12は必要に応じ1乃至複数箇所においてアース
線20でプリント配線板2のアースパターン9に接続さ
れる(図3参照)。保持台4にアース板12を設けたこ
とによって探針の近傍に広いアース面積が得られ、接地
抵抗分を極めて小さくすることができる。これにより探
針間のクロストークが小さくなったり、後述するように
探針3c,3dの実効的な長さが短くなってインダクタ
ンス分が小さくなったり、探針と共にマイクロストリッ
プ線路構造を形成し、高周波の伝送特性を改善する等の
効果をもたらす。
【0011】探針の内、特に高周波信号用の探針3aは
図1Aの右側に示すように同軸型構造とされ、その外部
導体15がアース板12に導電性接着剤16で取付けら
れる(請求項1)。探針を同軸型構造にすることによっ
て高周波においても良好な伝送特性が得られる。図1A
の例では探針3aは、探針の先端側になるにつれて外径
及び内径が細くなるポリイミド製の内チューブ13aと
外チューブ13bとを嵌合させ、その内チューブ13a
の中心孔にタングステン製の針が嵌合固定されている。
外チューブ13bの外周面に外部導体15となる金属膜
が形成されている。針のチューブで覆われる部分の径が
ほぼ一定の場合には図2Aに示すように、内チューブ1
3a及び外チューブ13bとも外径及び内径の一定のチ
ューブを用いることができる。図2Aの変形例を図2B
に示す。この場合は、ポリイミド製のチューブ13の外
周面にその両端近傍を除いて、外部導体15となる金属
膜を形成し、一方の端部をつぶして外径を次第に細く
し、そのつぶした側に探針の尖端側がくるように、針を
チューブに差し込んでいる。
【0012】図1Aの左側は一般信号用の探針3bで、
特に同軸構造ではない。探針の内電源供給用の探針3c
を図1Bの左側に示す。電源用の探針は電源インピーダ
ンスが極力低い方が雑音が乗り難く、またDUTに与え
る影響も少なくて望ましい。そこで探針3cはμチップ
コンデンサ21を通してアース板12に接続される。即
ち、アース板12上にμチップコンデンサ21の一方の
電極が接続され、その他方の電極に探針3cが導電性接
着剤16で接続される(請求項2)。
【0013】探針3cはμチップコンデンサ21で交流
的に接地されるので、探針3cの接地箇所より先端側
は、その長さが短くなってインダクタンス分が小さくな
ると共に、アース板12とでマイクロストリップ線路構
造を形成する。これにより高周波においても良好な伝送
特性が得られ、電源インピーダンスを格段に小さくでき
る。
【0014】DUTに共通電位(接地電位)を与えるグ
ランド用の探針3dのインピーダンスも探針間のクロス
トークを低減する上で極力低くするのが望ましいので、
図1Bの右側に示すように探針3dを導電性接着剤16
でアース板12に接続している。探針3dの導電性接着
剤16より先端側は、その長さが短くなってインダクタ
ンス分が小さくなると共にアース板12とでマイクロス
トリップ線路構造を形成する。これにより高周波におい
ても良好な伝送特性が得られ、接地インピーダンスを小
さくできる。
【0015】なお、探針3a〜3dは突起4bに支持さ
れ、最終的には絶縁性の接着剤5によりテーパ面4a上
に固定される。この発明の他の実施例を図3に示す。し
かし、探針を接着剤5で固定する前の状態を示してい
る。この例では保持台4はその外周が方形状に形成さ
れ、探針3はその一辺側にのみ導出されている。しか
し、必要に応じ各辺側に導出させてもよい。この例では
探針3b,3cに絶縁チューブ23を被せることによっ
て、その絶縁と保持とを容易にしている。
【0016】
【発明の効果】 以上説明したように、この発明では高周波信号用の
探針3aを同軸構造としたので、高周波の伝送特性が改
善される。 この発明では保持台4のテーパ面上にアース板12
を設け、そのアース板に電源用の探針3c及びグランド
用探針3dをコンデンサを介して或いは導電性接着剤1
6を介してそれぞれ接地したので、探針3c,3dの実
効的な長さが短くなってインダクタンス分が小さくなる
と共に、アース板と探針とでマイクロストリップ線路構
造が形成され、これにより高周波の伝送特性が改善さ
れ、電源インピーダンスや接地インピーダンスを格段に
小さくできる。
【0017】 保持台4のテーパ面上にリング状のア
ース板12を形成したので、探針の近傍に広いアース面
積が得られ、接地抵抗分が極めて小さくなり、探針間の
クロストークを極めて小さくできる効果もある。 保持台4のテーパ面の内周縁側に絶縁性の突起4b
を設けたので、その突起で探針を支持すると共に、その
突起より一段凹んだスペースに、同軸構造の探針3a
や、電源用探針3cを接地するためのμチップコンデン
サ21や、グランド用探針3dを接地するための導電性
接着剤16をそれぞれコンパクトに保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す断面図。
【図2】図1の高周波信号用の探針3aの他の実施例を
示す斜視図。
【図3】この発明の他の実施例を示す平面図。
【図4】従来のプローブカードの断面図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の探針と、 それらの探針にそれぞれ接続された配線パターンを有す
    るプリント配線板と、 そのプリント配線板に取付けられ、前記探針を保持する
    リング状の保持台とを具備するプローブカードにおい
    て、 前記保持台の前記探針を保持する側のリング状の面は、
    内周に近付くほど前記プリント配線板より離れるテーパ
    面とされ、そのテーパ面の内周縁の近傍に、一段突出し
    たリング状の絶縁性突起が形成され、その突起により前
    記探針が支持され、 前記保持台の前記テーパ面に、前記突起を除いて、アー
    ス板が形成され、 前記探針の内、特に高周波信号用の探針は、同軸型構造
    とされ、その外部導体が前記アース板に接続されている
    ことを特徴とするプローブカード。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記保持台の前記ア
    ース板上にチップコンデンサの一方の電極が接続され、
    その他方の電極に前記探針の内の電源用の探針が接続さ
    れていることを特徴とするプローブカード。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記探針の内のグラ
    ンド用(共通電位用)の探針は導電性接着剤で前記保持
    台の前記アース板に接続されていることを特徴とするプ
    ローブカード。
JP2246396A 1996-02-08 1996-02-08 プローブカード Withdrawn JPH09218222A (ja)

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Effective date: 20030506