JPH09218103A - サーモエレメントのケースの固着方法及び構造 - Google Patents

サーモエレメントのケースの固着方法及び構造

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JPH09218103A
JPH09218103A JP2351396A JP2351396A JPH09218103A JP H09218103 A JPH09218103 A JP H09218103A JP 2351396 A JP2351396 A JP 2351396A JP 2351396 A JP2351396 A JP 2351396A JP H09218103 A JPH09218103 A JP H09218103A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ケース本体の内部に膨張体を封入し、前記膨張
体の膨張収縮と連動して滑動自在に動作するピストンを
備えたサーモエレメントにおいて、ピストンの設定位置
が変化せず、また、ストローク不足の発生しないサーモ
エレメントのケース野固着方法及び構造を提供するも
の。 【解決手段】ケース本体を上ケースと下ケースに分割
し、前記上ケースと下ケースの合わせ面にシール材の挿
入溝を形成し、前記シール材の体積を前記挿入溝の容積
より大となし、かつ、前記上ケースと下ケースの合わせ
面の挿入溝より内側に前記シール材のはみ出し用隙間を
設け、前記上ケースと下ケースをかしめにより固着した
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の気化器
のオ−トチョ−ク装置に使用するサーモエレメントの構
造に係り、特にサーモエレメントのケースの固着方法お
よびその構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるサーモエレメントの構造を
図10に示す。この図において、31は本体ケースであ
り、この本体ケース31は上ケース32と下ケース33
に分割されており、分割された合わせ面X−Xにシール
材であるOリング34を介在させ、かしめにより上ケー
ス32と下ケース33が固着されていた。上ケース32
と下ケース33によって形成される内部の膨張体室35
は略円筒形に形成され、内部には膨張体36が充填され
ている。この膨張体36は、例えばパラフィンと銅粉の
混合物等からなっている。また、膨張体室35の上部に
は、膨張体室35より小断面積のシリンダ37が形成さ
れ、内部にはピストン38が滑動自在に収納され、ピス
トン38と前記膨張体36の間はゴムピストン39と保
護板40が介在しており、膨張体36が温度上昇で膨張
することによりピストン38が押し出されるようになっ
ている。
【0003】また、上ケース32と下ケース33の合わ
せ面X−Xは、図11に示すように、現状のケースの加
工精度では、上ケース32と下ケース33の合わせ面X
−Xを全面に亘って完全に密着させることは非常に困難
なため、一般的には、Oリング34の挿入溝であるOリ
ング溝41より内側の合わせ面X1 を微小の隙間x
(0.1mm程度)を設け、Oリング溝41より外側の
合わせ面X2 を完全に密着させるように設計していた。
さらに、Oリング溝41とOリング34との関係は、組
込み時にOリング34が潰されたり、挟み込まれて切断
されるのを防止するため、JIS等の設計基準で充填率
を80〜90%にするように推奨されているので、この
充填率で設計していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のサーモエレメントにおいては、膨張体36が温
度の上昇により膨張して、ピストン38を押し出すが、
膨張体室35も高圧になるため、膨張体36の一部は図
12に示すように、合わせ面X−Xの隙間xを通ってO
リング溝41に入り込み、Oリング34を押して変形さ
せるという現象が発生していた。この現象も膨張体室3
5の圧力が下がれば、Oリング34はゴム製のため、当
初は弾性でもとの形状に戻るが、この動作が繰り返され
ると、やがて、Oリング34のゴムが劣化した場合等に
はもとの形状には戻らず、変形したままになってしまう
という問題があった。そのため、Oリング34の変形し
た分だけ膨張体36はOリング溝41に入り込むことに
なり、その入り込んだ分だけ膨張体室35内の膨張体3
6が減ったことになるので、膨張体36の膨張によるピ
ストン38のストロークは初期に対して不足することに
なっていた。そのため、例えば自動車等の気化器のオ−
トチョ−ク装置にこのサーモエレメントが取り付けられ
た場合、低温時のスタート用のガソリン供給用のニード
ル弁がエンジン温度上昇時も開きっ放しになるという問
題があった。本発明は上記した従来の問題点に鑑みなさ
れたもので、ピストンの設定位置が変化せず、また、ス
トローク不足の発生しないサーモエレメントを提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明はケース本体の内部に膨張体を封入し、前記
膨張体の膨張収縮と連動して滑動自在に動作するピスト
ンを備えたサーモエレメントにおいて、前記ケース本体
を上ケースと下ケースに分割し、前記上ケースと下ケー
スの合わせ面にシール材の挿入溝を形成し、前記シール
材の体積を前記挿入溝の容積より大となし、かつ、前記
上ケースと下ケースの合わせ面の挿入溝より内側に前記
シール材のはみ出し用隙間を設け、前記上ケースと下ケ
ースをかしめにより固着したことを特徴とするものであ
る。また、ケース本体の内部に膨張体を封入し、前記膨
張体の膨張収縮と連動して滑動自在に動作するピストン
を備えたサーモエレメントにおいて、前記ケース本体を
上ケースと下ケースに分割し、前記上ケースと下ケース
の合わせ面にそれぞれ鍔部を形成し、前記鍔部を金属溶
着することにより、前記上ケースと下ケースを固着した
ことを特徴とするものである。また、ケース本体の内部
に膨張体を封入し、前記膨張体の膨張収縮と連動して滑
動自在に動作するピストンを備えたサーモエレメントに
おいて、前記ケース本体を上ケースと下ケースに分割
し、一方のケースの合わせ面に凸状片を形成し、他方の
ケースの合わせ面に前記凸状片と嵌合する凹状部を形成
し、前記凸状片を前記凹状部に圧入することにより、前
記上ケースと下ケースを固着することを特徴とするもの
である。また、ケース本体の内部に膨張体を封入し、前
記膨張体の膨張収縮と連動して滑動自在に動作するピス
トンを備えたサーモエレメントにおいて、前記ケース本
体が上ケースと下ケースに分割され、前記上ケースと下
ケースの合わせ面にそれぞれ鍔部を形成し、前記上ケー
スの鍔部と下ケースの鍔部を合わせて折り込むことによ
り前記上ケースと下ケースを固着することを特徴とする
ものである。また、内部に膨張体を封入したケース本体
と、前記膨張体の膨張収縮と連動して滑動自在に動作す
るピストンとよりなるサーモエレメントにおいて、前記
ケース本体が上ケースと下ケースに分割し、前記上ケー
スと下ケースの合わせ面にシール材の挿入溝を形成し、
前記シール材の体積を前記挿入溝の容積より大となし、
かつ、前記上ケースと下ケースの合わせ面の挿入溝より
内側に前記シール材のはみ出し用隙間を設け、前記上ケ
ースと下ケースをかしめにより固着して構成した構造を
特徴とするものである。また、内部に膨張体を封入した
ケース本体と、前記膨張体の膨張収縮と連動して滑動自
在に動作するピストンとよりなるサーモエレメントにお
いて、前記ケース本体が上ケースと下ケースに分割さ
れ、前記上ケースと下ケースの合わせ面にそれぞれ鍔部
を形成し、前記鍔部を金属溶着により前記上ケースと下
ケースを固着して構成した構造を特徴とするものであ
る。また、内部に膨張体を封入したケース本体と、前記
膨張体の膨張収縮と連動して滑動自在に動作するピスト
ンとよりなるサーモエレメントにおいて、前記ケース本
体が上ケースと下ケースに分割され、一方のケースの合
わせ面に凸状片を形成し、他方のケースの合わせ面に前
記凸状片と嵌合する凹状部を形成し、前記凸状片を前記
凹状部に圧入することにより、前記上ケースと下ケース
を固着して構成した構造を特徴とするものである。さら
に、内部に膨張体を封入したケース本体と、前記膨張体
の膨張収縮と連動して滑動自在に動作するピストンとよ
りなるサーモエレメントにおいて、前記ケース本体が上
ケースと下ケースに分割され、前記上ケースと下ケース
の合わせ面にそれぞれそ鍔部を形成し、前記上ケースの
鍔部と下ケースの鍔部を合わせて折り込むことにより前
記上ケースと下ケースを固着して構成した構造を特徴と
するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明のサーモエレメントの
構造を示す断面図、図2は図1のサーモエレメントのケ
ース本体の合わせ面の拡大断面図である。図1におい
て、1はサーモエレメントのケース本体であり、このケ
ース本体1は上ケース2と下ケース3に分割され、合わ
せ面A−Aで上ケース2と下ケース3が合わせられ、下
ケース3に形成されたかしめ片3aにより固着されてい
る。この合わせ面A−Aには内部の膨張体室5の気密を
保つため、シール材であるゴム製のOリング4を介在さ
せてある。上ケース2と下ケース3によって形成される
内部の膨張体室5は略円筒形に形成され、内部には膨張
体6が充填されている。この膨張体6は、非液体の変形
性を有するゴム状体、例えばAPP(atacticpolypropy
len)、未重合のシリコンゴムに銅粉、アルミニウム粉
等の良熱伝導体等を混入させたものからなっており、温
度上昇により膨張し、低温時には流動性はないが、高温
時にはやや流動性を帯びる性質を持つ材料である。
【0007】また、膨張体室5の上部には、膨張体室5
より小断面積のシリンダ7が形成され、内部にはピスト
ン8が滑動自在に収納されており、ピストン8と前記膨
張体6の間はゴムピストン9と保護板10が介在してお
り、膨張体6の温度が上がると膨張体6が膨張すること
によりピストン8が押し出されるようになっている。こ
の押し出されたピストン8は、図示しない自動車の気化
器のガソリンのバイパス供給路のニードル弁等に連結さ
れており、温度によりガソリンの供給量を調節するもの
である。
【0008】また、上ケース2と下ケース3の合わせ面
A−Aには、図2に示すように、上ケース2の下面に、
Oリング4を挿入するための挿入溝であるOリング溝1
1を形成してある。このOリング溝11の中にOリング
4が挿入されるが、このOリング4の体積はOリング溝
11の容積に対して100%以上で設計されるため、上
ケース2と下ケース3を合わせた場合にOリング4が押
し潰されて、Oリング溝11よりはみ出してくる。その
ため、上ケース2と下ケース3の合わせ面A−Aには、
Oリング4のはみ出し用の隙間αを形成してある。この
隙間αは通常の場合、Oリング4の径の約1/3程度が
適当である。
【0009】次に、上述したサーモエレメントの製造方
法について説明する。まず、略円筒形の上ケース2と下
ケース3を所定の形状に別々に製作する。この時に上ケ
ース2にはOリング4を挿入するOリング溝11を形成
する。また上ケース2の合わせ面においては、Oリング
溝11より内側の面2aと外側の面2bとの間で、Oリ
ング4のはみ出すため逃げの段差をOリング4の径の約
1/3程度に設けておく。次に、下ケース3の膨張体室
に膨張体6を充填させておく。また上ケース2のシリン
ダ7の先端からゴムピストン9と保護板10をシリンダ
7の下端まで押し込み、この状態で上ケース2を逆向き
にして、膨張体室に膨張体を充填させる。次に、上ケー
ス2のOリング溝11にOリング4を挿入し、上ケース
2の向きを変えながら、上ケース2と下ケース3の合わ
せ面を合わせて、下ケース3の上に載置する。次に、下
ケース3のかしめ片3aを上ケース2の所定の位置にか
しめて、上ケース2と下ケース3を固着する。最後に上
ケース2のシリンダ7にピストン8を挿入してサーモエ
レメントが完成する。
【0010】
【実施例】次に上述したサーモエレメントの実施例を図
に基づいて説明する。まず、図3に示す第1の実施例は
上ケース12と下ケース13を固着するため、かしめ片
12aを上ケース12側に設けたもので、その他の構造
は全く実施の形態と同一である。
【0011】図4に示す第2の実施例は、小型のサーモ
エレメントの実施例である。上ケース14は上述した第
1の実施例と同様にかしめ片14aを上ケース14に形
成しているが、下ケース15は膨張室を形成せず、単に
上ケース14を塞ぐ底板の役目をしているものである。
従って膨張体の量も少ないので、ピストンの移動も少な
くて済む小型のサーモスタットに適しているものであ
る。また、形状も単純化しているので、小型軽量で、コ
ストも安価にできることが特徴である。
【0012】図5に示す第3の実施例は、サーモエレメ
ントの径方向に余裕がない場合に使用するもので、ケー
ス本体の径を細くするため、上ケース16と下ケース1
7の合わせ面は、下ケース17の内面に形成され、上ケ
ース16に形成したOリング溝18は、径方向ではなく
上下方向に長く形成されている。このサーモエレメント
が使用される状態は、例えばサーモスタットの円筒内
で、ピストン8を固定し、サーモエレメントのケース本
体がサーモスタットの円筒内を滑動させるようにして使
用するものである。
【0013】図6に示す第4の実施例は、Oリング溝と
Oリングを使用しない上ケース19と下ケース20の固
着方法を示すもので、上ケース19と下ケース20の合
わせ面B−Bにそれぞれ膨張体室の外径より大きい鍔部
19a、20aを形成し、この鍔部19a、20aの合
わせ面を上下方向から超音波溶着等により密着すること
により、上ケース19と下ケース20を固着するもので
ある。この固着方法は上ケース19にOリング溝を加工
する必要がなく、Oリングも使用しないため、長期耐久
性に優れている。
【0014】図7に示す第5の実施例は、上記第4の実
施例と同様にOリング溝とOリングを使用しない上ケー
ス21と下ケース22の固着方法を示すもので、上ケー
ス21と下ケース22の合わせ面C−Cにそれぞれ膨張
体室の外径より大きい鍔部21a、22aを形成し、し
かも下ケースの鍔部22aをやや大きくし、さらに、こ
の鍔部21a、22aの板厚を薄くして折り曲げられる
ように形成したもので、この鍔部21a、22aを一緒
に上側に折り込むことにより、上ケース21と下ケース
22を固着するものである。
【0015】図8に示す第6の実施例は、上ケース23
と下ケース24を圧入のみで固着するもので、上ケース
23の合わせ面に圧入用の凸状片23aを形成し、下ケ
ース24の合わせ面に凸状片23aと嵌合する凹状部2
4aを形成して、凹状部24aへ凸状片23aを圧入す
ることにより、上ケース23と下ケース24を固着する
ものである。このサーモエレメントは圧入のみで組立て
ることができるので、組立てが非常に簡単にできる利点
がある。
【0016】図9に示す第7の実施例は、上ケース25
に圧入用の凸状片25aを形成し、下ケース26の合わ
せ面に凸状片25aと嵌合する凹状部26aを形成し
て、さらに、下ケース26にかしめ片26bを形成した
ものである。このサーモエレメントは上ケース25と下
ケース26を圧入した後に、さらに、かしめにより上ケ
ース25と下ケース26の固着を強めている。
【0017】
【発明の効果】本発明はケース本体の内部に膨張体を封
入し、膨張体の膨張収縮と連動して滑動自在に動作する
ピストンが備えられたサーモエレメントにおいて、ケー
ス本体が上ケースと下ケースに分割され、上ケースと下
ケースの合わせ面にシール材の挿入溝を形成し、シール
材の体積を挿入溝の容積より大となし、かつ、上ケース
と下ケースの合わせ面の挿入溝より内側に前記シール材
のはみ出し用隙間を設け、前記上ケースと下ケースをか
しめにより固着したことにより、膨張体がシール材の挿
入溝に進入できなくなるので、膨張体室の容量も変わら
なくなり、ピストンの設定位置は変化せず、ストローク
不足も発生しなくなる。また、ケース本体の内部に膨張
体を封入し、膨張体の膨張収縮と連動して滑動自在に動
作するピストンが備えられたサーモエレメントにおい
て、ケース本体が上ケースと下ケースに分割され、上ケ
ースと下ケースの合わせ面を金属溶着したことにより、
シール材を使用せずに膨張体室の気密を保ち、上ケース
と下ケースを固着できる。また、ケース本体の内部に膨
張体を封入し、膨張体の膨張収縮と連動して滑動自在に
動作するピストンが備えられたサーモエレメントにおい
て、ケース本体が上ケースと下ケースに分割され、一方
のケースの合わせ面に凸状片を形成し、他方のケース合
わせ面に前記凸状片と嵌合する凹状部を形成したことに
より、シール材を使用せずに膨張体室の気密を保ち、上
ケースと下ケースを簡単に固着することができる。さら
に、ケース本体の内部に膨張体を封入し、膨張体の膨張
収縮と連動して滑動自在に動作するピストンが備えられ
たサーモエレメントにおいて、ケース本体が上ケースと
下ケースに分割し、上ケースと下ケースの合わせ面に鍔
部を形成し、上ケースと下ケースの鍔部を合わた後に前
記合わせ面を折り込むことによりシール材を使用せずに
膨張体室の気密を保ち、上ケースと下ケースを簡単に固
着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーモエレメントの構造を示す断面図
である
【図2】図1のサーモエレメントのケース本体の合わせ
面の拡大断面図である。
【図3】本発明のサーモエレメントの第1の実施例を示
す断面図である。
【図4】本発明のサーモエレメントの第2の実施例を示
す断面図である。
【図5】本発明のサーモエレメントの第3の実施例を示
す断面図である。
【図6】本発明のサーモエレメントの第4の実施例を示
す断面図である。
【図7】本発明のサーモエレメントの第5の実施例を示
す断面図である。
【図8】本発明のサーモエレメントの第6の実施例を示
す断面図である。
【図9】本発明のサーモエレメントの第7の実施例を示
す断面図である。
【図10】従来のサーモエレメントの構造を示す断面図
である。
【図11】従来のサーモエレメントのOリング溝の構造
を示す要部拡大図である。
【図12】従来のサーモエレメントのOリングの変形し
た状態を示す要部拡大図である。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 上ケース 3 下ケース 4 Oリング 5 膨張体室 6 膨張体 7 シリンダ 8 ピストン 9 ゴムピストン 10 保護板 11 Oリング溝 12 上ケース 13 下ケース 14 上ケース 15 下ケース 16 上ケース 17 下ケース 18 Oリング溝 19 上ケース 19a 鍔部 20 下ケース 20a 鍔部 21 上ケース 21a 鍔部 22 下ケース 22a 鍔部 23 上ケース 23a 凸状片 24 下ケース 24a 凹状部 25 上ケース 26 下ケース α はみ出し用隙間

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体の内部に膨張体を封入し、前
    記膨張体の膨張収縮と連動して滑動自在に動作するピス
    トンを備えたサーモエレメントにおいて、 前記ケース本体を上ケースと下ケースに分割し、前記上
    ケースと下ケースの合わせ面にシール材の挿入溝を形成
    し、前記シール材の体積を前記挿入溝の容積より大とな
    し、かつ、前記上ケースと下ケースの合わせ面の挿入溝
    より内側に前記シール材のはみ出し用隙間を設け、前記
    上ケースと下ケースをかしめにより固着したことを特徴
    とするサーモエレメントのケースの固着方法。
  2. 【請求項2】 ケース本体の内部に膨張体を封入し、前
    記膨張体の膨張収縮と連動して滑動自在に動作するピス
    トンを備えたサーモエレメントにおいて、 前記ケース本体を上ケースと下ケースに分割し、前記上
    ケースと下ケースの合わせ面にそれぞれ鍔部を形成し、
    前記鍔部を金属溶着することにより、前記上ケースと下
    ケースを固着したことを特徴とするサーモエレメントの
    ケースの固着方法。
  3. 【請求項3】 ケース本体の内部に膨張体を封入し、前
    記膨張体の膨張収縮と連動して滑動自在に動作するピス
    トンを備えたサーモエレメントにおいて、 前記ケース本体を上ケースと下ケースに分割し、一方の
    ケースの合わせ面に凸状片を形成し、他方のケースの合
    わせ面に前記凸状片と嵌合する凹状部を形成し、前記凸
    状片を前記凹状部に圧入することにより、前記上ケース
    と下ケースを固着することを特徴とするサーモエレメン
    トの固着方法。
  4. 【請求項4】 ケース本体の内部に膨張体を封入し、前
    記膨張体の膨張収縮と連動して滑動自在に動作するピス
    トンを備えたサーモエレメントにおいて、 前記ケース本体が上ケースと下ケースに分割され、前記
    上ケースと下ケースの合わせ面にそれぞれ鍔部を形成
    し、前記上ケースの鍔部と下ケースの鍔部を合わせて折
    り込むことにより前記上ケースと下ケースを固着するこ
    とを特徴とするサーモエレメントの固着方法。
  5. 【請求項5】 内部に膨張体を封入したケース本体と、
    前記膨張体の膨張収縮と連動して滑動自在に動作するピ
    ストンとよりなるサーモエレメントにおいて、 前記ケース本体が上ケースと下ケースに分割し、前記上
    ケースと下ケースの合わせ面にシール材の挿入溝を形成
    し、前記シール材の体積を前記挿入溝の容積より大とな
    し、かつ、前記上ケースと下ケースの合わせ面の挿入溝
    より内側に前記シール材のはみ出し用隙間を設け、前記
    上ケースと下ケースをかしめにより固着して構成したこ
    とを特徴とするサーモエレメントの構造。
  6. 【請求項6】 内部に膨張体を封入したケース本体と、
    前記膨張体の膨張収縮と連動して滑動自在に動作するピ
    ストンとよりなるサーモエレメントにおいて、 前記ケース本体が上ケースと下ケースに分割され、前記
    上ケースと下ケースの合わせ面にそれぞれ鍔部を形成
    し、前記鍔部を金属溶着により前記上ケースと下ケース
    を固着して構成したことを特徴とするサーモエレメント
    の構造。
  7. 【請求項7】 内部に膨張体を封入したケース本体と、
    前記膨張体の膨張収縮と連動して滑動自在に動作するピ
    ストンとよりなるサーモエレメントにおいて、 前記ケース本体が上ケースと下ケースに分割され、一方
    のケースの合わせ面に凸状片を形成し、他方のケースの
    合わせ面に前記凸状片と嵌合する凹状部を形成し、前記
    凸状片を前記凹状部に圧入することにより、前記上ケー
    スと下ケースを固着して構成したことを特徴とするサー
    モエレメントの構造。
  8. 【請求項8】 内部に膨張体を封入したケース本体と、
    前記膨張体の膨張収縮と連動して滑動自在に動作するピ
    ストンとよりなるサーモエレメントにおいて、 前記ケース本体が上ケースと下ケースに分割され、前記
    上ケースと下ケースの合わせ面にそれぞれそ鍔部を形成
    し、前記上ケースの鍔部と下ケースの鍔部を合わせて折
    り込むことにより前記上ケースと下ケースを固着して構
    成したことを特徴とするサーモエレメントの構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11293235A (ja) * 1998-04-13 1999-10-26 Ntc Kogyo Kk 膨張材・蓄熱材用のワックス

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