JP2003074503A - アキュムレータ - Google Patents
アキュムレータInfo
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- JP2003074503A JP2003074503A JP2001267286A JP2001267286A JP2003074503A JP 2003074503 A JP2003074503 A JP 2003074503A JP 2001267286 A JP2001267286 A JP 2001267286A JP 2001267286 A JP2001267286 A JP 2001267286A JP 2003074503 A JP2003074503 A JP 2003074503A
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- JP
- Japan
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- accumulator
- pressure
- packing
- oil port
- seal
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B1/00—Installations or systems with accumulators; Supply reservoir or sump assemblies
- F15B1/02—Installations or systems with accumulators
- F15B1/04—Accumulators
- F15B1/08—Accumulators using a gas cushion; Gas charging devices; Indicators or floats therefor
- F15B1/10—Accumulators using a gas cushion; Gas charging devices; Indicators or floats therefor with flexible separating means
- F15B1/103—Accumulators using a gas cushion; Gas charging devices; Indicators or floats therefor with flexible separating means the separating means being bellows
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B2201/00—Accumulators
- F15B2201/20—Accumulator cushioning means
- F15B2201/205—Accumulator cushioning means using gas
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B2201/00—Accumulators
- F15B2201/30—Accumulator separating means
- F15B2201/315—Accumulator separating means having flexible separating means
- F15B2201/3153—Accumulator separating means having flexible separating means the flexible separating means being bellows
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧力下降時にベローズキャップ８およびオイ
ルポート５間でアキュムレータ１内の圧力をシールする
機能を有するアキュムレータ１において、シール構造が
比較的簡素であり、かつシールについての品質信頼性を
向上させることができるアキュムレータ１を提供する。 【解決手段】 オイルポート５にパッキン１５をシール
ホルダー１４にて固定する構造とし、また、圧力下降時
にベローズキャップ８が当接してアキュムレータ１内の
圧力をシールするパッキン１５をオイルポート５の内側
に設けたアキュムレータ１であって、オイルポート５に
シールホルダー１４を固定するとともにシールホルダー
１４によってパッキン１５を非接着状態で保持する構造
とした。
ルポート５間でアキュムレータ１内の圧力をシールする
機能を有するアキュムレータ１において、シール構造が
比較的簡素であり、かつシールについての品質信頼性を
向上させることができるアキュムレータ１を提供する。 【解決手段】 オイルポート５にパッキン１５をシール
ホルダー１４にて固定する構造とし、また、圧力下降時
にベローズキャップ８が当接してアキュムレータ１内の
圧力をシールするパッキン１５をオイルポート５の内側
に設けたアキュムレータ１であって、オイルポート５に
シールホルダー１４を固定するとともにシールホルダー
１４によってパッキン１５を非接着状態で保持する構造
とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄圧装置または圧
力脈動減衰装置等として用いられるアキュムレータに関
するものである。
力脈動減衰装置等として用いられるアキュムレータに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】配管内部の圧力および前記配管に接続し
たアキュムレータ内部の圧力がゼロまたはゼロ近傍とな
るまで下降したときにアキュムレータの構成部品である
ベローズがその内外圧力差により径方向に膨張して破損
することがないように、作動圧力の下降時にベローズキ
ャップおよびオイルポート間で圧力をシールする機能を
備えたアキュムレータが近年開発されている。
たアキュムレータ内部の圧力がゼロまたはゼロ近傍とな
るまで下降したときにアキュムレータの構成部品である
ベローズがその内外圧力差により径方向に膨張して破損
することがないように、作動圧力の下降時にベローズキ
ャップおよびオイルポート間で圧力をシールする機能を
備えたアキュムレータが近年開発されている。
【０００３】しかしながら、この種のアキュムレータ５
１においては、図６に示すように、ゴム状弾性材製のパ
ッキン５２が金属等剛材製のシールプレート５３に焼付
接着されており、またパッキン５２によるシール部５
４，５５の数が多いために、シール構造が複雑であり、
またシールの信頼性やゴム焼付接着の信頼性を獲得する
のがなかなか困難であると云う不都合がある。
１においては、図６に示すように、ゴム状弾性材製のパ
ッキン５２が金属等剛材製のシールプレート５３に焼付
接着されており、またパッキン５２によるシール部５
４，５５の数が多いために、シール構造が複雑であり、
またシールの信頼性やゴム焼付接着の信頼性を獲得する
のがなかなか困難であると云う不都合がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
みて、シール構造が比較的簡素であり、かつシールにつ
いての品質信頼性を向上させることができるアキュムレ
ータを提供することを目的とする。
みて、シール構造が比較的簡素であり、かつシールにつ
いての品質信頼性を向上させることができるアキュムレ
ータを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項１によるアキュムレータは、圧力下
降時にベローズキャップおよびオイルポート間でアキュ
ムレータ内の圧力をシールする機能を有するアキュムレ
ータにおいて、前記オイルポートにパッキンをシールホ
ルダーにて固定することを特徴とするものである。
め、本発明の請求項１によるアキュムレータは、圧力下
降時にベローズキャップおよびオイルポート間でアキュ
ムレータ内の圧力をシールする機能を有するアキュムレ
ータにおいて、前記オイルポートにパッキンをシールホ
ルダーにて固定することを特徴とするものである。
【０００６】また、本発明の請求項２によるアキュムレ
ータは、圧力下降時にベローズキャップが当接してアキ
ュムレータ内の圧力をシールするパッキンをオイルポー
トの内側に設けたアキュムレータであって、前記オイル
ポートにシールホルダーを固定するとともに前記シール
ホルダーによって前記パッキンを非接着状態で保持する
ことを特徴とするものである。
ータは、圧力下降時にベローズキャップが当接してアキ
ュムレータ内の圧力をシールするパッキンをオイルポー
トの内側に設けたアキュムレータであって、前記オイル
ポートにシールホルダーを固定するとともに前記シール
ホルダーによって前記パッキンを非接着状態で保持する
ことを特徴とするものである。
【０００７】上記構成を備えた本発明の請求項１による
アキュムレータにおいては、オイルポートにパッキンを
シールホルダーにて固定する構造であるために、パッキ
ンの設置に関してその接着構造および接着工程を省略す
ることが可能となる。
アキュムレータにおいては、オイルポートにパッキンを
シールホルダーにて固定する構造であるために、パッキ
ンの設置に関してその接着構造および接着工程を省略す
ることが可能となる。
【０００８】また、上記構成を備えた本発明の請求項２
によるアキュムレータにおいては、オイルポートにシー
ルホルダーを固定するとともにこのシールホルダーによ
ってパッキンを非接着状態で保持する構造であるため
に、やはりパッキンの設置に関してその接着構造および
接着工程を省略することが可能となる。
によるアキュムレータにおいては、オイルポートにシー
ルホルダーを固定するとともにこのシールホルダーによ
ってパッキンを非接着状態で保持する構造であるため
に、やはりパッキンの設置に関してその接着構造および
接着工程を省略することが可能となる。
【０００９】尚、本件提案には、以下の技術的事項が含
まれる。
まれる。
【００１０】すなわち、上記目的を達成するため、本件
出願が提案する一のアキュムレータは、ゼロダウン時に
ベローズキャップとオイルポートの間でシールさせる機
能を有しているアキュムレータにおいて、オイルポート
にＵ横向形状のパッキンをシールホルダーにて固定した
ことを特徴とするものであり、これにより、シール構造
を簡素化することができ、接着を施す必要がないために
信頼性を向上させることができる。
出願が提案する一のアキュムレータは、ゼロダウン時に
ベローズキャップとオイルポートの間でシールさせる機
能を有しているアキュムレータにおいて、オイルポート
にＵ横向形状のパッキンをシールホルダーにて固定した
ことを特徴とするものであり、これにより、シール構造
を簡素化することができ、接着を施す必要がないために
信頼性を向上させることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施例を図面にし
たがって説明する。
たがって説明する。
【００１２】図１は、本発明の実施例に係るアキュムレ
ータ１の断面を示しており、その要部拡大図が図２に示
されている。
ータ１の断面を示しており、その要部拡大図が図２に示
されている。
【００１３】当該実施例に係るアキュムレータ１は金属
ベローズ型のアキュムレータであって、以下のように構
成されている。
ベローズ型のアキュムレータであって、以下のように構
成されている。
【００１４】すなわち先ず、図１に示すように、略円筒
状を呈するシェル３の両端部にガスエンドカバー４およ
びオイルポート５が固定（溶接）されて、これらによっ
てハウジング２が設けられており、このハウジング２の
内部に、ベローズ７およびベローズキャップ８を備えた
作動部材６が収容されるとともにスペーサ９が収容され
ている。ガスエンドカバー４またはオイルポート５はシ
ェル３に対して一体に成形されたものであっても良い。
状を呈するシェル３の両端部にガスエンドカバー４およ
びオイルポート５が固定（溶接）されて、これらによっ
てハウジング２が設けられており、このハウジング２の
内部に、ベローズ７およびベローズキャップ８を備えた
作動部材６が収容されるとともにスペーサ９が収容され
ている。ガスエンドカバー４またはオイルポート５はシ
ェル３に対して一体に成形されたものであっても良い。
【００１５】ベローズ７は、その一端部をガスエンドカ
バー４に固定（溶接）されるとともに他端部をベローズ
キャップ８に固定（溶接）されており、よってこのベロ
ーズ７およびベローズキャップ８よりなる作動部材６に
よりハウジング２の内部が作動部材６の内側の圧力封入
室（ガス室とも称する）１０と外側の圧力流入室（液室
とも称する）１１とに区分けされている。ベローズ７に
は、電着ベローズ、成形ベローズまたは溶接ベローズ等
の金属ベローズが用いられるが、アキュムレータ１の仕
様や用途によっては、その他の材質のベローズを用いる
ことも可能である。また、ベローズキャップ８はベロー
ズ７に対して一体に成形されたものであっても良い。
バー４に固定（溶接）されるとともに他端部をベローズ
キャップ８に固定（溶接）されており、よってこのベロ
ーズ７およびベローズキャップ８よりなる作動部材６に
よりハウジング２の内部が作動部材６の内側の圧力封入
室（ガス室とも称する）１０と外側の圧力流入室（液室
とも称する）１１とに区分けされている。ベローズ７に
は、電着ベローズ、成形ベローズまたは溶接ベローズ等
の金属ベローズが用いられるが、アキュムレータ１の仕
様や用途によっては、その他の材質のベローズを用いる
ことも可能である。また、ベローズキャップ８はベロー
ズ７に対して一体に成形されたものであっても良い。
【００１６】上記ハウジング２の一部を構成するガスエ
ンドカバー４に、圧力封入室１０にガスを注入するため
の圧力注入口４ａが設けられており、この注入口４ａ
に、この注入口４ａを閉塞するためのガスプラグ１２が
取り付けられて六角ナット１３により覆われている。し
たがって、ガスプラグ１２および六角ナット１３を固定
する前に注入口４ａから封入室１０に所定圧力のガスを
注入し、注入後にガスプラグ１２および六角ナット１３
を固定（共に溶接）することにより、所定圧力のガスを
封入室１０に封入する。封入するガスの種類としては、
窒素ガス等が好適である。
ンドカバー４に、圧力封入室１０にガスを注入するため
の圧力注入口４ａが設けられており、この注入口４ａ
に、この注入口４ａを閉塞するためのガスプラグ１２が
取り付けられて六角ナット１３により覆われている。し
たがって、ガスプラグ１２および六角ナット１３を固定
する前に注入口４ａから封入室１０に所定圧力のガスを
注入し、注入後にガスプラグ１２および六角ナット１３
を固定（共に溶接）することにより、所定圧力のガスを
封入室１０に封入する。封入するガスの種類としては、
窒素ガス等が好適である。
【００１７】また、同じくハウジング２の一部を構成す
るオイルポート５に、当該アキュムレータ１を図示しな
い油圧システム側の圧力配管等に接続するためのねじ部
５ｂを備えた筒状の取付部５ａが設けられており、この
取付部５ａに、油圧システム側の圧力流体を圧力流入室
１１に導入するための圧力流入口５ｃが設けられてい
る。したがって、当該アクチュエータ１を取付部５ａに
おいてシステム側に接続し、システム側の圧力を流入口
５ｃから流入室１１に導入する。
るオイルポート５に、当該アキュムレータ１を図示しな
い油圧システム側の圧力配管等に接続するためのねじ部
５ｂを備えた筒状の取付部５ａが設けられており、この
取付部５ａに、油圧システム側の圧力流体を圧力流入室
１１に導入するための圧力流入口５ｃが設けられてい
る。したがって、当該アクチュエータ１を取付部５ａに
おいてシステム側に接続し、システム側の圧力を流入口
５ｃから流入室１１に導入する。
【００１８】上記ハウジング２の内部であって、オイル
ポート５の内側にシールホルダー１４が固定されてお
り、このシールホルダー１４によってパッキン１５が非
接着の状態で保持されている。
ポート５の内側にシールホルダー１４が固定されてお
り、このシールホルダー１４によってパッキン１５が非
接着の状態で保持されている。
【００１９】図２に拡大して示すように、シールホルダ
ー１４は、金属等剛材製の筒状部１４ａの一端に突起状
の係合部１４ｂを径方向外方へ向けて一体成形したもの
であって、オイルポート５の内面に設けた環状の段部５
ｄの内周側に筒状部１４ａの他端を圧入することにより
非接着でオイルポート５に固定されている。このシール
ホルダー１４の内周側には、略円筒状の空間であるチャ
ンバ１６が形成されている。
ー１４は、金属等剛材製の筒状部１４ａの一端に突起状
の係合部１４ｂを径方向外方へ向けて一体成形したもの
であって、オイルポート５の内面に設けた環状の段部５
ｄの内周側に筒状部１４ａの他端を圧入することにより
非接着でオイルポート５に固定されている。このシール
ホルダー１４の内周側には、略円筒状の空間であるチャ
ンバ１６が形成されている。
【００２０】また、パッキン１５は、ゴム状弾性材製の
環状の基部１５ａの外周側に二本のシールリップ１５
ｂ，１５ｃを一体成形したものであって、全体として径
方向外方へ向けて開いた断面略Ｕ字形に成形されてお
り、シールホルダー１４の外周側に非接着で嵌合される
とともに、シールホルダー１４の係合部１４ｂにより軸
方向に抜止めされている。このパッキン１５の外周側に
は、ベローズキャップ８が図１の位置から下降して来て
当接する環状のストッパ部５ｅがオイルポート５に一体
成形されており、このストッパ部５ｅおよびシールホル
ダー１４間に形成される環状溝状の収容空間５ｆにパッ
キン１５が収容されている。一方のシールリップ１５ｂ
は収容空間５ｆの底面に密接し、他方のシールリップ１
５ｃは、ベローズキャップ８が図１の位置から下降して
来たときにこれに密接する。尚、このパッキン１５は以
下の作用を奏するために設けられている。
環状の基部１５ａの外周側に二本のシールリップ１５
ｂ，１５ｃを一体成形したものであって、全体として径
方向外方へ向けて開いた断面略Ｕ字形に成形されてお
り、シールホルダー１４の外周側に非接着で嵌合される
とともに、シールホルダー１４の係合部１４ｂにより軸
方向に抜止めされている。このパッキン１５の外周側に
は、ベローズキャップ８が図１の位置から下降して来て
当接する環状のストッパ部５ｅがオイルポート５に一体
成形されており、このストッパ部５ｅおよびシールホル
ダー１４間に形成される環状溝状の収容空間５ｆにパッ
キン１５が収容されている。一方のシールリップ１５ｂ
は収容空間５ｆの底面に密接し、他方のシールリップ１
５ｃは、ベローズキャップ８が図１の位置から下降して
来たときにこれに密接する。尚、このパッキン１５は以
下の作用を奏するために設けられている。
【００２１】すなわち、当該アキュムレータ１に対して
システム側の圧力が流入口５ｃから流入室１１へと導入
された状態でこの圧力の大きさが変動すると、この圧力
と封入室１０内のガス圧とを均衡させるべくベローズ７
が軸方向に伸縮するが、システム側の圧力がゼロまたは
ゼロ近傍となるまで極端に下降するようなことがある
と、ベローズキャップ８がストッパ部５ｅに当接した
後、ベローズ７は径方向に大きく膨張する。したがっ
て、ベローズ７がシェル３の内面に対してかじる等して
破損する虞があるため、これを防止すべく流入室１１内
の圧力をベローズキャップ８およびパッキン１５間でシ
ールし、流入室１１内の圧力を一定以上に確保し、ベロ
ーズ７が一定以上に膨張するのを防止する。
システム側の圧力が流入口５ｃから流入室１１へと導入
された状態でこの圧力の大きさが変動すると、この圧力
と封入室１０内のガス圧とを均衡させるべくベローズ７
が軸方向に伸縮するが、システム側の圧力がゼロまたは
ゼロ近傍となるまで極端に下降するようなことがある
と、ベローズキャップ８がストッパ部５ｅに当接した
後、ベローズ７は径方向に大きく膨張する。したがっ
て、ベローズ７がシェル３の内面に対してかじる等して
破損する虞があるため、これを防止すべく流入室１１内
の圧力をベローズキャップ８およびパッキン１５間でシ
ールし、流入室１１内の圧力を一定以上に確保し、ベロ
ーズ７が一定以上に膨張するのを防止する。
【００２２】パッキン１５はこのような作用を奏するた
めに設けられており、当該実施例では更に、ゴム状弾性
体の単体よりなるパッキン１５がオイルポート５にシー
ルホルダー１４によって非接着で固定されているため
に、パッキン１５の製造および設置に関してその接着構
造および接着工程が一切省略されている。シールホルダ
ー１４およびパッキン１５は、軸方向一端に突起状の係
合部１５ｂを設けた円筒状のシールホルダー１４と断面
Ｕ字形のパッキン１５との組み合わせであって比較的簡
素な構造の部品の組み合わせからなり、これらの部品１
４，１５が非接着でオイルポート５に組み付けられるた
めに、その組立ないし設置も極めて容易である。したが
って、当該構造によれば、パッキン１５の製造および設
置についての構造および工程を簡素化かつ容易化するこ
とができ、また、このように接着構造および接着工程が
省略されているために、シールについての信頼性を向上
させることができる。
めに設けられており、当該実施例では更に、ゴム状弾性
体の単体よりなるパッキン１５がオイルポート５にシー
ルホルダー１４によって非接着で固定されているため
に、パッキン１５の製造および設置に関してその接着構
造および接着工程が一切省略されている。シールホルダ
ー１４およびパッキン１５は、軸方向一端に突起状の係
合部１５ｂを設けた円筒状のシールホルダー１４と断面
Ｕ字形のパッキン１５との組み合わせであって比較的簡
素な構造の部品の組み合わせからなり、これらの部品１
４，１５が非接着でオイルポート５に組み付けられるた
めに、その組立ないし設置も極めて容易である。したが
って、当該構造によれば、パッキン１５の製造および設
置についての構造および工程を簡素化かつ容易化するこ
とができ、また、このように接着構造および接着工程が
省略されているために、シールについての信頼性を向上
させることができる。
【００２３】また併せて、当該実施例においては、円筒
状のシールホルダー１４の内周側に比較的容積の大きな
チャンバ１６が形成されているために、圧力の脈動を有
効に吸収することができ、また圧力の変動に伴なう異常
音（いわゆるグー音）の発生を低減させることもでき
る。
状のシールホルダー１４の内周側に比較的容積の大きな
チャンバ１６が形成されているために、圧力の脈動を有
効に吸収することができ、また圧力の変動に伴なう異常
音（いわゆるグー音）の発生を低減させることもでき
る。
【００２４】尚、当該実施例では、オイルポート５に対
するシールホルダー１４の固定構造を圧入構造（嵌合構
造）としたが、これに代えて、図３に示すようなカシメ
構造や、図４または図５に示すような溶接構造であって
も良い。
するシールホルダー１４の固定構造を圧入構造（嵌合構
造）としたが、これに代えて、図３に示すようなカシメ
構造や、図４または図５に示すような溶接構造であって
も良い。
【００２５】図３のカシメ構造では、シールホルダー１
４他端のカシメ部にツメ１４ｃが形成され、このツメ１
４ｃがオイルポート５側へ拡げられている。
４他端のカシメ部にツメ１４ｃが形成され、このツメ１
４ｃがオイルポート５側へ拡げられている。
【００２６】図４の溶接構造では、シールホルダー１４
の他端部がオイルポート５に対してプロジェクション溶
接１７されている。
の他端部がオイルポート５に対してプロジェクション溶
接１７されている。
【００２７】また、図５の溶接構造では、シールホルダ
ー１４の他端部にフランジ部１４ｄが径方向内方へ向け
て一体成形され、このフランジ部１４ｄがオイルポート
５に対して点溶接１８されている。
ー１４の他端部にフランジ部１４ｄが径方向内方へ向け
て一体成形され、このフランジ部１４ｄがオイルポート
５に対して点溶接１８されている。
【００２８】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【００２９】すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の
請求項１によるアキュムレータにおいては、オイルポー
トにパッキンがシールホルダーにて固定される構造であ
るために、パッキンの設置に関してその接着構造および
接着工程を省略することが可能である。したがって、パ
ッキンの設置についての構造および工程を簡素化かつ容
易化することができ、加えて、シールについての信頼性
を向上させることができる。
請求項１によるアキュムレータにおいては、オイルポー
トにパッキンがシールホルダーにて固定される構造であ
るために、パッキンの設置に関してその接着構造および
接着工程を省略することが可能である。したがって、パ
ッキンの設置についての構造および工程を簡素化かつ容
易化することができ、加えて、シールについての信頼性
を向上させることができる。
【００３０】また、上記構成を備えた本発明の請求項２
によるアキュムレータにおいては、オイルポートにシー
ルホルダーが固定されるとともにこのシールホルダーに
よってパッキンが非接着状態で保持される構造であるた
めに、やはりパッキンの設置に関してその接着構造およ
び接着工程を省略することが可能である。したがってパ
ッキンの設置についての構造および工程を簡素化かつ容
易化することができ、加えて、シールについての信頼性
を向上させることができる。
によるアキュムレータにおいては、オイルポートにシー
ルホルダーが固定されるとともにこのシールホルダーに
よってパッキンが非接着状態で保持される構造であるた
めに、やはりパッキンの設置に関してその接着構造およ
び接着工程を省略することが可能である。したがってパ
ッキンの設置についての構造および工程を簡素化かつ容
易化することができ、加えて、シールについての信頼性
を向上させることができる。
【図１】本発明の実施例に係るアキュムレータの断面図
【図２】図１の要部拡大図
【図３】本発明の他の実施例に係るアキュムレータの要
部断面図
部断面図
【図４】本発明の他の実施例に係るアキュムレータの要
部断面図
部断面図
【図５】本発明の他の実施例に係るアキュムレータの要
部断面図
部断面図
【図６】比較例に係るアキュムレータの断面図
１ アキュムレータ
２ ハウジング
３ シェル
４ ガスエンドカバー
４ａ 圧力注入口
５ オイルポート
５ａ 取付部
５ｂ ねじ部
５ｃ 圧力流入口
５ｄ 段部
５ｅ ストッパ部
５ｆ 収容空間
６ 作動部材
７ ベローズ
８ ベローズキャップ
９ スペーサ
１０圧力封入室
１１ 圧力流入室
１２ ガスプラグ
１３ 六角ナット
１４ シールホルダー
１４ａ 筒状部
１４ｂ 係合部
１４ｃ ツメ
１５ パッキン
１５ａ 基部
１５ｂ，１５ｃ シールリップ
１６ チャンバ
１７，１８ 溶接部
Claims (2)
- 【請求項１】 圧力下降時にベローズキャップ（８）お
よびオイルポート（５）間でアキュムレータ（１）内の
圧力をシールする機能を有するアキュムレータ（１）に
おいて、 前記オイルポート（５）にパッキン（１５）をシールホ
ルダー（１４）にて固定することを特徴とするアキュム
レータ。 - 【請求項２】 圧力下降時にベローズキャップ（８）が
当接してアキュムレータ（１）内の圧力をシールするパ
ッキン（１５）をオイルポート（５）の内側に設けたア
キュムレータ（１）であって、 前記オイルポート（５）にシールホルダー（１４）を固
定するとともに前記シールホルダー（１４）によって前
記パッキン（１５）を非接着状態で保持することを特徴
とするアキュムレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001267286A JP2003074503A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | アキュムレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001267286A JP2003074503A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | アキュムレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003074503A true JP2003074503A (ja) | 2003-03-12 |
Family
ID=19093436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001267286A Pending JP2003074503A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | アキュムレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003074503A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004102009A1 (ja) * | 2003-05-16 | 2004-11-25 | Nok Corporation | アキュムレータ |
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2001
- 2001-09-04 JP JP2001267286A patent/JP2003074503A/ja active Pending
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