JPH09217308A - コンクリートブロック - Google Patents

コンクリートブロック

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JPH09217308A
JPH09217308A JP5108696A JP5108696A JPH09217308A JP H09217308 A JPH09217308 A JP H09217308A JP 5108696 A JP5108696 A JP 5108696A JP 5108696 A JP5108696 A JP 5108696A JP H09217308 A JPH09217308 A JP H09217308A
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JP
Japan
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groove
block
ground
blocks
width
Prior art date
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Pending
Application number
JP5108696A
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English (en)
Inventor
Daikichi Suematsu
大吉 末松
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣合うコンクリートブロックの端面同士を突
き合わせるだけで、目地溝を地上露出面に沿って簡単に
形成することができ、併せて、コンクリートブロックの
連結部に加わるいずれの方向からの曲げに対しても、簡
単な施工でこれを受け止めることができる技術の提供。 【解決手段】 隣合うコンクリートブロックA,Aの端
面10,10同士を突き合わせることで一連の連結状態
に設置されるコンクリートブロックにおいて、設置状態
で地上に露出する地上露出面11,12の一方の端縁に
沿って切欠溝21が形成され、設置状態で前記切欠溝の
上に被る鍔部22が地上露出面の他方の端縁に沿って突
設され、この鍔部の突出幅は前記切欠溝の溝幅よりも小
さく形成され、両端面には少なくとも3角形をなす位置
に配置された連結用のピン穴30が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縁石ブロックや側
溝用ブロック等、隣合うコンクリートブロックの端面同
士を突き合わせることで一連の連結状態に設置されるコ
ンクリートブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートブロックは、その設置に際
し、隣合うコンクリートブロックの端面間に継ぎ目が生
じる。この継ぎ目を埋めるため、コンクリートブロック
の端面間に目地溝を形成し、この目地溝内にモルタルを
充填する。この目地溝を形成するため、従来では、例え
ば、目地幅に応じた板厚で、コンクリートブロックの端
面形状よりやや小さめに形成された板部材を用い、この
板部材を隣合うコンクリートブロックの端面間に介在さ
せることによって、板部材の板厚を目地幅とした目地溝
をコンクリートブロックの外周に沿って形成するように
したものが知られている。
【0003】又、コンクリートブロックは、その設置に
際し、位置ずれを防止するために、隣合うコンクリート
ブロック同士を連結することになる。従来の連結構造と
しては、例えば、コンクリートブロックの一端面に凸部
を形成し、他端面に凹部を形成し、この凸部と凹部を嵌
合することによってコンクリートブロック同士を連結す
るようにしたものが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、目地溝
を形成するに当たり、上記した目地用の板部材を使用す
ると、この板部材がコンクリートブロックとは別部材と
なるため、これを用意するための費用が嵩むことになる
し、取り付け手間が増える。これでは、コスト高になる
上に施工に時間がかかるという問題が生じる。
【0005】又、隣合うコンクリートブロック同士の連
結に際し、その連結部には上下方向や前後方向から曲げ
が作用するため、いずれの方向からの曲げに対しても、
これを受け止めることができるようにする必要がある。
しかしながら、従来のように、凸部と凹部の嵌合でコン
クリートブロック同士を連結すると、凸部と凹部の嵌合
にはどうしても隙ができるため、両コンクリートブロッ
ク間にガタが生じ、確実な連結ができないという問題が
あった。
【0006】本発明は、上述のような従来の問題点を解
決するためになされたもので、隣合うコンクリートブロ
ックの端面同士を突き合わせるだけで、目地溝を地上露
出面に沿って簡単に形成することができ、併せて、コン
クリートブロックの連結部に加わるいずれの方向からの
曲げに対しても、簡単な施工でこれを受け止めることが
できるようにしたコンクリートブロックを提供すること
を課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のコンクリートブロックは、隣合うコンク
リートブロックの端面同士を突き合わせることで一連の
連結状態に設置されるコンクリートブロックにおいて、
設置状態で地上に露出する地上露出面の一方の端縁に沿
って切欠溝が形成され、設置状態で前記切欠溝の上に被
る鍔部が地上露出面の他方の端縁に沿って突設され、こ
の鍔部の突出幅は前記切欠溝の溝幅よりも小さく形成さ
れ、両端面には少なくとも3角形をなす位置に配置され
た連結用のピン穴が形成されている。
【0008】本発明のコンクリートブロックでは、隣合
うコンクリートブロックの端面同士を突き合わせると、
地上露出面の一方の端縁に沿って形成された切欠溝の上
に、地上露出面の他方の端縁に沿って突設された鍔部が
被る。そして、この鍔部の突出幅が切欠溝の溝幅よりも
小さく形成されているため、その差によって切欠溝に残
った溝幅の分が目地溝となる。従って、隣合うコンクリ
ートブロック間において地上露出面に沿って目地溝が形
成される。尚、この目地溝には、必要に応じてモルタル
を充填する。
【0009】又、コンクリートブロックの両端面には少
なくとも3角形をなす位置に配置されて連結用のピン穴
が形成されている。従って、隣合うコンクリートブロッ
ク同士の連結に際し、各ピン穴に連結ピンを差し込んで
両コンクリートブロック同士を突き合わせれば、この連
結ピンを介してコンクリートブロックが連結される。そ
して、この連結ピンは、3角形をなす位置に配置されて
いるため、上下方向や前後方向等、いずれの方向からの
曲げに対しても、これを確実に受け止めることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により詳述する。図1は実施の第1形態である縁石用ブ
ロック示す斜視図、図2はこの縁石用ブロックの連結状
態を示す断面図である。
【0011】この縁石用ブロックAは、隣合う縁石用ブ
ロックA,Aの端面10,10同士を突き合わせること
で一連の連結状態に設置されるもので、正面11及び上
面12が、設置状態で地上に露出する地上露出面とな
り、その正面11が車道に向く状態で車道と歩道の境に
設置される。
【0012】この縁石用ブロックAには、地上露出面と
なる正面11及び上面12の一方の端縁に沿って切欠溝
21が形成され、又、他方の端縁に沿って鍔部22が突
設されている。
【0013】この鍔部22は、縁石用ブロックAの設置
状態で前記切欠溝21の上に被るように形成されると共
に、この鍔部22の突出幅T1は前記切欠溝21の溝幅
T2よりも小さく(T1<T2)形成されている。
【0014】又、縁石用ブロックAの両端面10,10
には少なくとも3角形をなす位置に配置されて連結用の
ピン穴30が形成されている。尚、図中4は連結ピン
で、中央部から両端方向に向けて先細のテーパ状に形成
されたプラスチックピンが用いられている。
【0015】以下、この縁石用ブロックの作用を説明す
る。この縁石用ブロックAの設置に際し、隣合う縁石用
ブロックA,Aの端面10,10同士を突き合わせる
と、正面11及び上面12かけての一方の端縁に沿って
形成された切欠溝21の上に、他方の端縁に沿って突設
された鍔部22が被る。そして、この鍔部22の突出幅
T1が切欠溝21の溝幅T2よりも小さく形成されてい
るため、その差によって切欠溝21に残った溝幅T3の
分が目地溝5となる。
【0016】従って、隣合う縁石用ブロックA,Aの端
面10,10同士を突き合わせるだけの簡単な作業で、
隣合う縁石用ブロックA,A間において、地上露出面と
なる上面12及び正面11に沿って目地溝Sが形成され
る。尚、この目地溝Sには、必要に応じてモルタルを充
填する。
【0017】又、縁石用ブロックAの両端面10,10
には3角形をなす位置に配置されて連結用のピン穴30
が形成されている。従って、隣合う縁石用ブロックA,
A同士の連結に際し、各ピン穴30に連結ピン4を差し
込んで両縁石用ブロックA,Aの端面10,10同士を
突き合わせれば、この連結ピン4を介して縁石用ブロッ
クA,Aが連結される。
【0018】このように、縁石用ブロックAは、3角形
をなす位置に配置された連結ピン4により連結されるた
め、上下方向や前後方向等、いずれの方向からの曲げに
対しても、これを確実に受け止めることができるし、そ
の連結作業は、連結ピン4を介在させるだけの簡単な施
工で済む。
【0019】次に、図3は実施の第2形態である側溝用
ブロック示す斜視図、図4はこの側溝用ブロックの連結
状態を示す断面図である。
【0020】この側溝用ブロックBは、管渠タイプに形
成され、隣合う側溝用ブロックB,Bの端面60,60
同士を突き合わせることで一連の連結状態に設置される
もので、上面61が、設置状態で地上に露出する地上露
出面となる。
【0021】この側溝用ブロックBには、地上露出面と
なる上面61の一方の端縁に沿って切欠溝71が形成さ
れ、他方の端縁に沿って鍔部72が突設されている。そ
して、この鍔部72は、前記切欠溝71の上に被るよう
に形成されると共に、この鍔部72の突出幅は前記切欠
溝71の溝幅よりも小さく形成されている。
【0022】又、側溝用ブロックBの両端面60,60
には4角形をなす位置に配置されて連結用のピン穴80
が形成されている。尚、9は連結ピンである。
【0023】従って、この側溝用ブロックBについて
も、前記した縁石用ブロックAと同様に、隣合う側溝用
ブロックB,Bの端面60,60同士を突き合わせるだ
けの簡単な作業で、目地溝Sが形成される。又、連結に
際しても、4角形をなす位置に配置された連結ピン9に
より、簡単な施工でありながら、上下方向や前後方向
等、いずれの方向からの曲げに対しても、これを確実に
受け止めることができる。
【0024】以上、本発明の実施の形態を図面により説
明したが、具体的な構成はこれに限定されるものではな
い。例えば、本発明のコンクリートブロックは、その構
成を縁石用ブロックと側溝用ブロックだけに適用するも
のではなく、L型擁壁用ブロックや縁石を兼ね備えたL
型エプロンブロック等にも適用できる。又、連結用のピ
ン穴は、少なくとも3角形をなす位置に配置されていれ
ばよいもので、要は、ピン穴が1列に並ばないようにす
ればよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のコン
クリートブロックにあっては、地上露出面の一方の端縁
に沿って形成された切欠溝と、他方の端縁に沿って形成
された鍔部を備え、この鍔部の突出幅が切欠溝の溝幅よ
りも小さく形成されているため、隣合うコンクリートブ
ロックの端面同士を突き合わせるだけで、目地溝を地上
露出面に沿って簡単に形成することができる。
【0026】又、連結用のピン穴が、両端面に少なくと
も3角形をなす位置に配置されているため、コンクリー
トブロックの連結部に加わるいずれの方向からの曲げに
対しても、簡単な施工でこれを受け止めることができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の第1形態である縁石用ブロック示す斜視
図である。
【図2】この縁石用ブロックの連結状態を示す断面図で
ある。
【図3】実施の第2形態である側溝用ブロック示す斜視
図である。
【図4】この側溝用ブロックの連結状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
A 縁石用ブロック(コンクリートブロック) 10 端面 11 正面(地上露出面) 12 上面(地上露出面) 21 切欠溝 22 鍔部 30 ピン穴 T1 突出幅 T2 溝幅 S 目地溝 B 側溝用ブロック(コンクリートブロック) 60 端面 61 上面(地上露出面) 71 切欠溝 72 鍔部 80 ピン穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣合うコンクリートブロックの端面同士
    を突き合わせることで一連の連結状態に設置されるコン
    クリートブロックにおいて、 設置状態で地上に露出する地上露出面の一方の端縁に沿
    って切欠溝が形成され、 設置状態で前記切欠溝の上に被る鍔部が地上露出面の他
    方の端縁に沿って突設され、 この鍔部の突出幅は前記切欠溝の溝幅よりも小さく形成
    され、 両端面には少なくとも3角形をなす位置に配置された連
    結用のピン穴が形成されていることを特徴としたコンク
    リートブロック。
JP5108696A 1996-02-13 1996-02-13 コンクリートブロック Pending JPH09217308A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5108696A JPH09217308A (ja) 1996-02-13 1996-02-13 コンクリートブロック

Applications Claiming Priority (1)

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JP5108696A JPH09217308A (ja) 1996-02-13 1996-02-13 コンクリートブロック

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ID=12877018

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JP (1) JPH09217308A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008308915A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Sankyo Gijutsu:Kk 境界ブロック同士の連結構造及び境界ブロック
KR101644564B1 (ko) * 2015-09-25 2016-08-02 주식회사 스텝스톤 난연성이 우수하고 파단강도가 향상된 합성수지 경계석
KR20190096546A (ko) * 2018-02-09 2019-08-20 주식회사 대성피앤씨 시공편리성이 향상된 경계블럭 및 그 제조방법
WO2023149480A1 (ja) * 2022-02-02 2023-08-10 有限会社ネットワークジャパン 吹き込み抑制具

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