JPH09217155A - 金属又は合金管の製造方法及び鋸刃 - Google Patents

金属又は合金管の製造方法及び鋸刃

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JPH09217155A
JPH09217155A JP2756696A JP2756696A JPH09217155A JP H09217155 A JPH09217155 A JP H09217155A JP 2756696 A JP2756696 A JP 2756696A JP 2756696 A JP2756696 A JP 2756696A JP H09217155 A JPH09217155 A JP H09217155A
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JP
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pipe
saw blade
metal
cutting
copper
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JP2756696A
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Naoyuki Hasegawa
尚之 長谷川
Akinori Tsuchiya
昭則 土屋
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属又は合金管を切削した後に、管を洗浄す
ることを必要としない合金管の製造方法及び鋸刃を提供
する。 【解決手段】 鋳塊を押出した後、圧延し、更に抽伸し
て、銅管1を得、この銅管1を焼鈍する。この焼鈍によ
り、抽伸工程等で付着した残油は銅管1から除去され
る。次に、複数本の銅管1を台2に載置した後、銅管1
の上方にクランプ3を配置する。クランプ3の中央部に
は棒3aが設定されており、この棒3aを適宜の駆動装
置により下降させ、クランプ3を銅管1に押圧して、銅
管1を台2に固定する。次に適宜の駆動装置により、回
転丸鋸刃4を矢印5にて示す方向に回転させつつ、矢印
6の方向に水平移動させ、鋸刃4の側面に揮発性の切削
油を噴霧しつつ、銅管1を切断する。次に、切削後の銅
管1の切削面にホットエアを吹きつけ、管内面及び管外
面のダライ及び微粉を吹き飛ばす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルームエアコン、
パッケージエアコン、暖房機器及びガス給油機器等の熱
交換器等に使用される金属又は合金管を切断するのに好
適の金属又は合金管の製造方法及び鋸刃に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銅又は銅合金管等の軟質直管は、
以下に示すようにして製造されている。先ず、鋳塊を押
出した後、圧延し、更に抽伸して管材とする。得られた
管材は塑性加工が施されたため、加工硬化が生じ、硬質
管となっている。次に、この硬質管を回転丸鋸刃(メタ
ルソー)を使用して切断し、直管とする。この直管に
は、抽伸加工等で使用された引抜油、切断時に発生した
切粉及び切削油が付着しており、これらを除去するため
にトリクロールエタンエチレン等の有機溶剤を使用し
て、直管を洗浄する。洗浄後、この直管を光輝焼鈍炉で
焼鈍して軟質直管とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術には、以下に示す問題点がある。即ち、切削時
の切削油が管の内外面に付着するため、有機溶剤を使用
して除去する必要がある。近時、環境保全の観点から有
機溶剤の使用が規制される方向にあり、この有機溶剤を
使用して管を洗浄することが困難となりつつあるという
問題点がある。有機溶剤に替わる洗浄液として、炭素系
の洗浄液が提案されているが、この洗浄液を使用するた
めには、大がかりな設備投資が必要であるという問題点
がある。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、金属又は合金管を切削した後に、管を洗浄
することを必要としない合金管の製造方法及び鋸刃を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る金属又は合
金管の製造方法は、抽伸して得られた金属又は合金管を
焼鈍した後、鋸刃を使用して切断し、次いで、前記金属
又は合金管の切断部に加熱気体を吹きつけることを特徴
とする。
【0006】この場合に、前記加熱気体は加熱された空
気であってもよい。
【0007】前記切断は、揮発性の切削油を使用しつつ
実施されることが好ましい。
【0008】前記鋸刃の刃先のすくい角は22乃至25
°であると共に、前記刃先の逃げ角は9乃至15°であ
ることが好ましい。
【0009】前記鋸刃の側面にクロムメッキが施されて
いることが好ましい。
【0010】前記鋸刃を使用して、前記焼鈍後の硬度が
30乃至50HR15Tの金属又は合金管を切削するこ
とができる。
【0011】前記金属又は合金管は、銅又は銅合金管で
あってもよい。
【0012】本発明に係る鋸刃は、すくい角が22乃至
25°であると共に逃げ角が9乃至15°である刃先を
有することを特徴とする。
【0013】前記鋸刃の側面にクロムメッキが施されて
いることが好ましい。
【0014】本願発明者等は、焼鈍して引抜油等の残油
を除去した後に、金属又は合金管を切断し、切断部に加
熱気体を吹きつけて切粉を除去すれば、切断後の金属又
は合金管の内面及び外面が極めて清浄となり、後工程に
おいて、有機溶剤等で金属又は合金を洗浄する必要がな
いことを見出した。この場合に、金属又は合金管は焼鈍
され、軟質となっているため、切削時にバリが発生した
り、切削部に変形が生じやすい。そこで、本願発明者等
は種々実験研究した結果、このバリ及び変形を防止し
て、軟質管を良好に切断できる鋸刃を見出した。
【0015】本発明に係る金属又は合金管の製造方法に
おいては、抽伸して得られた金属又は合金管を焼鈍す
る。そうすると、金属又は合金管の内面及び外面には抽
伸工程までに使用された残油が付着しているが、焼鈍時
に金属又は合金管の温度が高温となるため、残油は気化
する。次に、鋸刃を使用して金属又は合金管を切断し、
切断部に加熱気体を吹きつける。管内面及び外面に残油
が残っている場合は、切粉が残油により管内面及び外面
に強固に付着する。しかし、本発明においては、既に残
油が除去されているため、残油を介して切粉が管内面及
び外面に付着することはない。このため、切断部に加熱
気体を吹きつけると、加熱気体の風圧により切粉は吹き
飛ばされ、管内面及び外面は清浄表面となる。これによ
り、後工程において管を洗浄する必要がない。
【0016】加熱気体の組成に対する制限は特に存在せ
ず、金属又は合金管の材質等に応じて、適切な気体を使
用すればよい。酸化及び変色が問題とならない金属又は
合金管に対しては、加熱された空気(ホットエアー)等
を使用することができる。
【0017】鋸刃を使用して金属又は合金管を切断する
場合に、揮発性の切削油を使用し、切削性を高くするこ
とができる。切削油として、通常、水溶性油、鉱油又は
植物油等が使用されており、このような切削油は、金属
又は合金管内に引き抜き油等の残油が存在する場合に、
残油を溶かし、この溶けた残油により切粉が管内面に付
着する。付着した切粉は後工程で金属又は合金管を焼鈍
した場合に、管内面に固着してしまう。このため、本発
明においては切削油として揮発性の油を使用することが
好ましい。このような切削油として、エステル系油性向
上剤、エステル系界面活性剤及び揮発性高精製ベースオ
イルを混合して得られた揮発性の油を挙げることができ
る。このような揮発性オイルを使用することにより、切
削油の比熱容量を従来のものと同程度に保持し、鋸刃に
対する冷却効果を維持しつつ、金属又は合金管を切削す
ることができる。また、揮発性であるため、時間の経過
と共に切削油が常温で蒸発し、管内面に切削油が残存す
ることがない。但し、揮発性の切削油は、時間の経過と
共に蒸発するものの、蒸発に要する時間は温度及び湿度
等の条件により異なる。そこで、切削油を短時間で蒸発
させるために、加熱気体の温度を40乃至60℃等の高
温に設定することが好ましい。これにより、揮発性の切
削油は容易に気化し、切粉が切削油を介して管内面及び
外面に強固に付着することがないため、加熱気体により
容易に切粉が吹き飛ばされ、管内面及び外面は清浄とな
る。このように、揮発性の切削油を使用することによ
り、後工程において管を洗浄する必要がないことに加
え、切削性を高めることができる。
【0018】本発明においては、金属又は合金管に焼鈍
を施すため、金属又は合金管が軟化する。従来の鋸刃を
使用して、このような軟質な金属又は合金管を良好に切
断することは困難である。このため、刃先のすくい角が
22乃至25°であると共に、刃先の逃げ角が9乃至1
5°である鋸刃を使用して金属又は合金管を切断するこ
とが好ましい。すくい角及び逃げ角をこれらの値に設定
することにより、鋸刃の角度が鋭角となるため、切削時
の切削抵抗が減少すると共に、剪断効果が高まる。この
ため、切削時の発熱量が低減され、刃先に金属又は合金
管の切り屑が溶着することを防止できる。
【0019】すくい角が22°未満では、金属又は合金
管切断時の抵抗が高く、金属又は合金管が変形する。ま
た、無理に切断した場合は、金属又は合金管の切断面に
バリが発生する。一方、すくい角が25°を超えた場合
は、金属又は合金管の食い込みがきつくなり、金属又は
合金管が変形する原因となる。また、刃先が欠ける虞れ
がある。従って、すくい角は22乃至25°であること
が好ましい。
【0020】すくい角をθ1とし、逃げ角をθ2として、
A=90°−θ1−θ2を算出した場合に、Aが53乃至
56°となるように、逃げ角を設定することが好まし
い。従って、すくい角が上述のように22乃至25°で
ある場合は、逃げ角を9乃至15°とすることが好まし
く、より好ましくは10乃至12°である。
【0021】また、鋸刃の側面にはクロムメッキが施さ
れていることが好ましい。従来の鋸刃の側面には、微細
な溝が中心部から刃先に向かって渦巻き状に設けられて
おり、切削時に鋸刃の中心部に切削油が吹き付けられ、
遠心力によりこの溝を伝わって切削油が刃先に供給され
るようになっている。しかしこのような溝が存在する
と、焼鈍材等の軟質材を切削する場合は、管の切断面と
この溝により切削され、バリの発生量が増大する。この
ため、本発明においては、この溝に替えて、鋸刃の側面
にクロムメッキを施すことが好ましい。これにより、バ
リの発生を抑制しつつ、鋸刃中心部の潤滑油を刃先に供
給することができる。
【0022】上述の鋸刃を使用することにより、焼鈍さ
れた金属又は合金材を切削することができるが、特に硬
度が30乃至50HR15Tの金属又は合金管を切削す
ることが好ましい。硬度が30HR15T未満である金
属又は合金管を製造することは、極めて軟質であるた
め、困難である。一方、金属又は合金管の硬度が50H
R15Tを超える場合は、鋸刃の刃先に無理がかかり、
刃先の軟化及び欠損等が発生する虞れがある。よって、
金属又は合金管の硬度は、30乃至50HR15Tであ
ることが好ましい。
【0023】本発明が適用できる金属又は合金管に特に
制限なく、銅又は銅合金管及びアルミニウム又はアルミ
ニウム合金管等を挙げることができる。また、焼鈍後の
硬度が30乃至50HR15Tである銅又は銅合金管と
して、りん脱酸銅管を挙げることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について、
添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明
の実施例に係る金属又は合金管の製造方法及び鋸刃を示
す模式図である。先ず、りん脱酸銅等の鋳塊を押出した
後、圧延し、更に抽伸して、銅管1を得、この銅管1を
焼鈍する。この焼鈍により、抽伸工程等で付着した残油
は銅管1から除去される。次に、図1に示すように、複
数本の銅管1を台2に載置した後、銅管1の上方にクラ
ンプ3を配置する。クランプ3の中央部には棒3aが設
けられており、この棒3aを適宜の駆動装置により下降
させ、クランプ3を銅管1に押圧して、銅管1を台2に
固定する。次に適宜の駆動装置により、回転丸鋸刃4を
矢印5にて示す方向に回転させつつ、矢印6の方向に水
平移動させる。
【0025】図2は、回転丸鋸刃4の刃先部分を拡大し
て示す模式図である。回転丸鋸刃4の外周部には刃先7
が形成されている。刃先の先端8及び回転丸鋸刃4の中
心を通過する仮想線9を想定し、この仮想線9と先端8
の回転方向側の接線とがなす角度をすくい角θ1とし、
仮想線9と先端8の回転方向逆側の接線とがなす角度を
逃げ角θ2とする。刃先のすくい角θ1は22乃至25°
の範囲で設定されており、逃げ角θ2は9乃至15°の
範囲で設定されている。本実施例におけるすくい角θ1
及び逃げ角θ2は、夫々、従来のすくい角約18°及び
逃げ角約8°に比して高く設定されており、これによ
り、回転丸鋸刃4が発熱して高温となることが防止され
ている。また、回転丸鋸刃4の側面にはクロムメッキが
施されており、切削油が回転丸鋸刃4の中心部から刃先
に向かって流れるようになっている。
【0026】なお、回転丸鋸刃4の1刃当たりの送り量
Z(mm)は下記数式1から算出される。
【0027】
【数1】SZ=Vf/(Z×r) 但し、Vf:鋸刃送り速度(mm/秒) Z:鋸刃の枚数(刃) r:鋸刃の回転数(回/秒)。
【0028】SZの値が1.7×10-3乃至2.1×1
-3mmとなるように、Vf、Z及びrを設定する。従
来、SZは0.05乃至0.1mm程度であったが、本
実施例では、SZが1.7×10-3乃至2.1×10-3
mmの範囲となるように、Vf、Z及びrを設定する。
これにより、経験の浅い作業者であっても、作業条件
(鋸刃の回転数及び送り速度)を容易に設定できると共
に、コンピュータ等の制御装置を使用することによっ
て、切削を同一条件で繰り返し実施することができる。
【0029】このような、回転丸鋸刃4を回転させ、鋸
刃4の側面に揮発性の切削油を噴霧しつつ、銅管1を切
断する。次に、切削後の銅管1の切削面にホットエアを
吹きつけ、管内面及び管外面のダライ及び微粉を吹き飛
ばす。銅管1は焼鈍され、残油が除去されているため、
ダライ及び微粉と管内面及び外面との間の付着力が小さ
い。また、揮発性の切削油を使用しているため、切削油
はホットエアで加熱され、短時間で蒸発するため、ダラ
イ及び微粉が切削油を介して管内面及び外面に付着する
ことがない。このため、ホットエアによりダライ及び微
粉は容易に吹き飛ばされる。これにより、銅管1の管内
面及び外面は極めて清浄となるので、後工程で管を洗浄
する必要がないという効果を奏する。
【0030】
【実施例】次に、本実施例の金属又は合金管の製造方法
により実際に銅管を切断した結果について説明する。
【0031】第1実施例 直径が7.0mm、肉厚が0.3mm、長さが1000
mmの銅管1(JISH3300規定されるもののう
ち、C1220TS、C1201TS及びC1020T
S)を焼鈍して、残油を除去した。次に、厚さが0.8
mm、刃数Zが300刃、直径が250mmの回転丸鋸
刃4を使用して、銅管1を切断した。回転丸鋸刃4のす
くい角θ1を22.5°とし、逃げ角θ2を12°とし
た。切削油には、エステル系油性向上剤、エステル系界
面活性剤及び揮発性高精製ベースオイルを混合して得ら
れた揮発性の油を使用した。また、鋸刃回転数rを24
00rpm(40rps)とし、送り速度を25mm/
秒とした。銅管1を台2上に水平に35本並べ、クラン
プ3で銅管1を押圧して台2に固定した後、切削油を5
cc/秒の割合で、鋸刃4に噴霧しつつ、銅管1を切断
した。その結果、平均100カット、即ち平均3500
本の銅管を切削することができた。
【0032】切断後、銅管1の内面残油量を測定した結
果、平均12mg/m2であり、ASTM(American So
ciety of Testing Materials)規格で問題とされている
37mg/m2の1/3以下であった。このように、清
浄な銅管1を得ることができた。また、切断後の銅管1
の管端の外径は、切断前のものと同一であり、切断によ
る変形等は発生しなかった。
【0033】第2実施例 回転丸鋸刃のすくい角及び銅管の硬度を変化させて切削
した結果について説明する。鋸刃の刃先のすくい角を2
2°未満として切削した場合は、銅管の断面形状が変形
して多角形状となったり、偏平になったりした。また、
刃先のすくい角を25°を超える角度とした場合は、銅
管を3乃至10本切断した後、鋸刃の刃先が鈍化してし
まい、更に銅管を切断すると、銅管が変形したり、断面
形状が偏平となった。
【0034】硬度が30HR15T未満の銅管を製造す
ることは困難であるため、この硬度の銅管を切断するこ
とは実施しなかった。硬度が60HR15Tの銅管を用
意し、この銅管を鋸刃で切断した結果、鋸刃の側面に銅
が溶着した。このため、鋸刃はモーターにより回転駆動
されているが、このモーターに余分な負荷がかかった。
【0035】このように、鋸刃の刃先のすくい角は22
乃至25°の範囲に設定することが好ましい。また、銅
管の硬度は30乃至50HR15Tとすることが好まし
い。
【0036】なお、逃げ角はすくい角が決定されると決
まってしまうため、逃げ角を替えて、銅管を切断するこ
とは実施しなかった。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る金属
又は合金管の製造方法よれば、金属又は合金管を焼鈍し
て、管内面及び外面に付着した残油を除去した後、鋸刃
を使用して金属又は合金管を切断し、切断部に加熱気体
を吹きつけて切粉を除去するので、切削後の管内面及び
外面が清浄であり、切削後に金属又は合金管を洗浄する
必要がないという効果を奏する。
【0038】また、本発明に係る鋸刃はすくい角及び逃
げ角が適切な角度となっているので、軟質な金属又は合
金管を切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る金属又は合金管の製造方
法を示す模式図である。
【図2】回転丸鋸刃4の刃先部分を拡大して示す模式図
である。
【符号の説明】
1;銅管 2;台 3;クランプ 3a;棒 4;回転丸鋸刃 5,6;矢印 7;刃先 8;先端 9;仮想線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抽伸して得られた金属又は合金管を焼鈍
    した後、鋸刃を使用して切断し、次いで、前記金属又は
    合金管の切断部に加熱気体を吹きつけることを特徴とす
    る金属又は合金管の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記加熱気体は加熱された空気であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の金属又は合金管の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記切断は、揮発性の切削油を使用しつ
    つ実施されることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    金属又は合金管の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記鋸刃の刃先のすくい角は22乃至2
    5°であると共に、前記刃先の逃げ角は9乃至15°で
    あることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に
    記載の金属又は合金管の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記鋸刃の側面にクロムメッキが施され
    ていることを特徴とする請求項4に記載の金属又は合金
    管の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記鋸刃を使用して、前記焼鈍後の硬度
    が30乃至50HR15Tの金属又は合金管を切削する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の金属又は合金
    管の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記金属又は合金管は、銅又は銅合金管
    であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項
    に記載の金属又は合金管の製造方法。
  8. 【請求項8】 すくい角が22乃至25°であると共に
    逃げ角が9乃至15°である刃先を有することを特徴と
    する鋸刃。
  9. 【請求項9】 前記鋸刃の側面にクロムメッキが施され
    ていることを特徴とする請求項8に記載の鋸刃。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003062719A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Amada Co Ltd 丸鋸盤の送り機構部の速度制御方法および丸鋸盤
JP2003062720A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Amada Co Ltd 丸鋸盤の送り速度表示方法および丸鋸盤

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