JPH09216786A - 油圧クレーンのブーム伸縮停止保持装置 - Google Patents

油圧クレーンのブーム伸縮停止保持装置

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JPH09216786A
JPH09216786A JP2758596A JP2758596A JPH09216786A JP H09216786 A JPH09216786 A JP H09216786A JP 2758596 A JP2758596 A JP 2758596A JP 2758596 A JP2758596 A JP 2758596A JP H09216786 A JPH09216786 A JP H09216786A
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boom
pressure
cylinder
hoisting
sensor
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Takahiro Kobayashi
隆博 小林
Masatsuna Kuchiki
聖綱 朽木
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブーム伸縮シリンダの負荷保持側圧力をセン
サによって検出する必要をなくし、しかも、負荷保持側
圧力を正確に求めてブームの伸縮停止状態での縮み現象
の発生を確実に防止する。 【解決手段】 クレーンに標準装備された過負荷防止装
置のセンサ情報を用いてブーム伸縮シリンダ2の負荷保
持側圧力を演算し、この演算値に基づいてコントローラ
から停止保持回路14の電磁比例減圧弁17に二次圧指
令を出力するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧クレーンの伸縮
ブームを伸縮停止状態に保持するためのブーム伸縮停止
保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】油圧クレーンの伸縮ブームには油圧シリ
ンダ(ブーム伸縮シリンダ)が内蔵され、このブーム伸
縮シリンダによってブームが伸縮駆動される。
【0003】また、ブーム伸縮シリンダの油圧駆動回路
には、同シリンダの縮小作動に対して油圧ブレーキ力を
与えるカウンタバランス弁が設けられ、このカウンタバ
ランス弁により、ブームの伸縮停止状態におけるブーム
伸縮シリンダの負荷保持側(伸長側)油室内の油の逃
げ、すなわち同シリンダ(ブーム)の縮みが防止され
る。
【0004】ところが、連続作業後、ブームの伸縮動作
を長時間停止させると、油温の低下によって油の体積が
減少し、ブーム伸縮シリンダの負荷保持側油室の圧力
(負荷保持側圧力)が低下するため、同シリンダが縮小
し、ブームが縮んでしまう現象が生じていた。
【0005】このブームの縮み現象が生じると、その
分、吊荷が降下するため、とくに吊荷を吊ったままで溶
接や組立作業等を行なう場合に危険となっていた。
【0006】そこで従来、この点の対策として、特公平
1−32362号公報に示されているように、ブーム伸
縮シリンダの負荷保持側回路と油圧源との間に、電磁比
例減圧弁を備えた停止保持回路を接続するとともに、ブ
ーム伸縮シリンダの負荷保持側圧力を検出する圧力セン
サを設け、ブーム伸縮停止後に、上記電磁比例減圧弁の
二次圧を、停止直後の負荷保持側圧力に対応する値に設
定してシリンダ伸長側油室に加えるようにしたものが提
案された。
【0007】なお、伸縮ブームにおいては、各段ブーム
の摺動部分に抵抗を少なくするためのスライディングパ
ッドが設けられ、伸縮停止時に、負荷保持側圧力と、こ
のスライディングパッドによる摩擦力とによってブーム
伸縮シリンダが停止状態に保持される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ブーム伸縮シ
リンダは、一般的な多段ブームにあっては隣り合う各段
ブーム間に設けられているため、上記のように各ブーム
伸縮シリンダの負荷保持側圧力を圧力センサによって検
出し、この検出値に基づいて電磁比例減圧弁の二次圧を
設定する公知の構成によると、各センサの検出信号を、
クレーン本体に搭載されたコントローラに伝送すること
が技術的に困難となり、可能としてもセンサごとにリー
ル配線しなければならない等、装置構成が複雑となり、
コスト高となる。
【0009】そこで本発明は、ブーム伸縮シリンダの負
荷保持側圧力を直接検出する必要がなく、そのための専
用センサも、同センサからコントローラへの信号伝送の
必要もなく、しかも、負荷保持側圧力を正確に求めてブ
ームの縮み現象の発生を確実に防止することができる油
圧クレーンのブーム伸縮停止保持装置を提供するもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、伸縮
ブームと、この伸縮ブームを伸縮作動させるブーム伸縮
シリンダを含む作業用各アクチュエータと、過負荷防止
装置とを具備し、この過負荷防止装置は、ブーム長さ等
のブーム姿勢を含むクレーン作業状態を検出する複数の
センサと、この各センサからの検出信号に基づいて上記
作業用各アクチュエータの作動を過負荷防止方向に制御
するコントローラとによって構成されたクレーンにおい
て、上記ブーム伸縮シリンダの負荷保持側油室に圧油を
供給する負荷保持側回路に、油圧源を備えた停止保持回
路が接続され、この停止保持回路には上記過負荷防止装
置のコントローラからの指令信号によって二次圧が変化
する電磁比例減圧弁が設けられ、上記コントローラは、
上記複数のセンサからの検出信号に基づいてブーム伸縮
停止時における上記ブーム伸縮シリンダの負荷保持側圧
力を演算し、この演算された負荷保持側圧力に応じて上
記電磁比例減圧弁に対する二次圧指令を出力するように
構成されたものである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、クレーン作業状態を検出するセンサとして、伸縮ブ
ームの起伏角を検出するブーム起伏角センサと、ブーム
長さを検出するブーム長さセンサと、伸縮ブームを起伏
させるブーム起伏シリンダの両側圧力を検出するブーム
起伏シリンダ圧力センサとが設けられ、コントローラ
は、 上記各センサからの検出信号に基づいて吊荷重量を
求め、 この吊荷重量から吊荷巻上・巻下用の巻上ロープの
張力を演算し、 このロープ張力からブーム伸縮シリンダの停止保持
のために必要なシリンダ推力を演算し、 このシリンダ推力を得るための負荷保持側圧力を演
算する ように構成されたものである。
【0012】上記構成によると、クレーンに標準装備さ
れた過負荷防止装置のセンサ情報(請求項2の発明では
ブーム起伏角とブーム長さとブーム起伏シリンダの圧
力)を用いてブーム伸縮シリンダの負荷保持側圧力を演
算し、この演算値に基づいて停止保持回路の電磁比例減
圧弁に二次圧指令を出力するため、負荷保持側圧力をセ
ンサによって検出する必要がない。
【0013】すなわち、負荷保持側圧力検出専用のセン
サも、同センサからコントローラへの信号伝送の必要も
ない。
【0014】しかも、過負荷防止用のセンサ情報に基づ
いて負荷保持側圧力を演算するため、同圧力を直接圧力
センサで検出する場合と変わらない正確な演算値が得ら
れ、ブームの縮み現象の発生を確実に防止することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図によって説
明する。
【0016】この実施形態では、説明をわかり易くする
ために、伸縮ブーム1を基本ブーム1aと1段の可動ブ
ーム1bのみによって構成した場合を例示している。
【0017】伸縮ブーム(以下、単にブームという)1
は、基本ブーム1aと可動ブーム1bとの間に設けられ
たブーム伸縮シリンダ(以下、単に伸縮シリンダとい
う)2によって伸縮作動するとともに、基本ブーム1a
と上部旋回体フレーム3との間に設けられたブーム起伏
シリンダ(以下、単に起伏シリンダという)4によって
起伏作動する。
【0018】5…は基本、可動両ブーム1a,1bの摺
動部分に設けられたスライディングパッドである。
【0019】ブームヘッド(可動ブーム1bの先端部)
1cにはアイドラ、メイン両シーブ6,7が設けられ、
図示しないウィンチから引き出されてこれら両シーブ
6,7に通された巻上ロープ8によって吊荷Wが巻上/
巻下駆動される。
【0020】伸縮シリンダ2の伸長側(負荷保持側)油
室2aには伸長側回路9、縮小側油室2bには縮小側回
路10がそれぞれ接続され、これら両回路9,10が、
ブーム伸縮用コントロールバルブ11を介して伸縮シリ
ンダ用油圧源としての主油圧ポンプ12に接続されてい
る。
【0021】コントロールバルブ11は、伸長、中立、
縮小の三位置イ,ロ,ハ間で切換えられ、伸縮シリンダ
2がこのコントロールバルブ1の伸長位置イで伸長作動
し、縮小位置ハで縮小作動する。
【0022】また、中立位置ロで、主油圧ポンプ12の
吐出油がタンクTにアンロードされる一方、縮小側回路
10がタンクTに連通し、伸長側回路9がブロックされ
る。
【0023】さらに、伸長側回路10にはカウンタバラ
ンス弁13が設けられ、このカウンタバランス弁13に
よって伸縮シリンダ2の縮小作動時に油圧ブレーキ力が
加えられるとともに、伸縮停止状態で伸長側回路10の
油がブロックされる。
【0024】一方、伸長側回路9に停止保持回路14が
接続され、この停止保持回路14が、主油圧ポンプ12
とは別の補助油圧ポンプ15に接続されている。
【0025】停止保持回路14には、伸長側回路9から
の油の逆流を阻止するチェック弁16と、電磁比例減圧
弁(以下、比例弁という)17とが設けられ、後述する
ようにブーム1(伸縮シリンダ2)の伸縮作動停止時
に、この比例弁17の二次圧が伸長側回路9を介して伸
縮シリンダ2の伸長側油室2aに加えられる。
【0026】18は停止保持回路14の最高圧を設定す
るリリーフ弁である。
【0027】このクレーンには標準装備として過負荷防
止装置が設けられている。
【0028】この過負荷防止装置は、クレーン作業状態
を検出する複数のセンサ、すなわち、起伏シリンダ4の
ヘッド側圧力Phを検出する第1圧力センサ19、同ロ
ッド側圧力Prを検出する第2圧力センサ20、ブーム
長さLbを検出するブーム長さ計21、ブーム起伏角A
bを検出するブーム起伏角センサ22、それに上部旋回
体の旋回角度を検出する図示しない旋回角度センサ等を
備え、このセンサ群からの検出信号が図2に示すコント
ローラ23に入力される。
【0029】コントローラ23は、上記各センサ信号に
基づいて作業用各アクチュエータ、すなわち、伸縮、起
伏両シリンダ2,4、図示しない旋回モータおよび巻上
モータの作動を過負荷防止方向に制御する。
【0030】このブーム伸縮停止保持装置においては、
この過負荷防止装置のセンサ群からの検出信号とコント
ローラ23とを利用してブーム伸縮停止時のブーム1の
縮み現象を防止する構成をとっている。
【0031】すなわち、コントローラ23に、手動操作
されるスイッチ24を備えた停止保持指令回路25が接
続され、ブーム伸縮停止直後にスイッチ24がオン操作
されることにより、図3に示すフローに従ってブーム伸
縮停止保持のための演算が開始される。
【0032】まず、起伏シリンダ4のヘッド側およびロ
ッド側圧力Ph,Pr、ブーム長さLb、ブーム起伏角
Abについての検出値の読み込みが行なわれる(ステッ
プS1)。
【0033】次に、これら各検出値に基づき、三種類の
演算、すなわち、 起伏シリンダ圧力Ph,Prに基づく起伏シリンダ
4の保持力の演算(ステップS2)、 ブーム長さLbに基づくブーム重心位置の演算(ス
テップS3)、 ブーム起伏角Abに基づくブーム1と起伏シリンダ
4のなす角度の計算(リンク計算。ステップS4)が行
なわれ、この三種類の演算値を用いて吊荷重量が演算さ
れる(ステップS5)。この吊荷重量の計算モデルを図
4に示す。
【0034】ステップS6では、この吊荷重量と巻上ロ
ープ8の掛け数とから、巻上ロープ8に作用する張力
(巻上ラインプル)を計算する。この巻上ラインプルの
計算モデルを図5に示す。
【0035】次いで、ステップS7において、巻上ライ
ンプルから伸縮シリンダ2の推力が演算され、このシリ
ンダ推力から、ブーム伸縮停止直後の伸縮シリンダ2の
負荷保持側圧力(伸長側油室2aの圧力)Piが求めら
れる(ステップS8)。
【0036】そして、ステップS9において、この負荷
保持側圧力Piを得るために必要な比例弁17の二次圧
に対応する二次圧指令電流Iiが演算され、この二次圧
指令電流Iiが比例弁17に向けて出力される。
【0037】こうして、比例弁二次圧が伸縮シリンダ2
の伸長側油室2aに加えられることによって負荷保持側
圧力がブーム伸縮停止直後の圧力Piに保たれる。
【0038】これにより、ブーム停止後に、伸長側油室
2a内の油の温度低下による伸縮シリンダ2の縮小作
動、すなわちブーム1の縮み現象の発生が防止される。
【0039】なお、伸縮シリンダ2を停止状態から伸長
させるのに必要な負荷保持側圧力をPv、スライディン
グパッド5…によるブーム間摩擦力を圧力に換算した値
をPfとすると、
【0040】
【数1】Pv=Pi+Pf となる。
【0041】逆に、伸縮シリンダ2が停止保持できなく
て縮み作動する負荷保持側圧力をPdとすると、
【0042】
【数2】Pd=Pi−Pf となる。
【0043】つまり、伸縮シリンダ2(ブーム1)を伸
長も縮小もしない停止状態に保持するために必要な負荷
保持側圧力Piは、Pd<Pi<Pvであればよく、Pv−
Pd=2Pfの幅を持っている。
【0044】従って、負荷保持側圧力Piの設定値に誤
差があっても、この2Pfの幅内で許容される。
【0045】また、次にブーム1を伸長または縮小作動
させるときは、停止保持指令回路25のスイッチ24を
オフ操作すればよい。こうすれば、図3の演算フローが
停止し、コントローラ23から比例弁17への出力が停
止するため、比例弁17の二次圧が0となる。
【0046】ところで、本発明は、基本ブームと複数段
の可動ブームとによって構成される一般的な伸縮ブーム
にも勿論適用することができる。この場合、隣り合うブ
ーム間に設けられた各伸縮シリンダごとに上記実施形態
の構成を採用すればよい。
【0047】また、上記実施形態では、停止保持用の油
圧源として主油圧ポンプ12とは別の補助油圧ポンプ1
5を用いたが、主油圧ポンプ12に停止保持回路14と
アキュムレータを接続し、このアキュムレータを停止保
持用の油圧源としてもよい。
【0048】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、クレ
ーンに標準装備された過負荷防止装置のセンサ情報を用
いてブーム伸縮シリンダの負荷保持側圧力を演算し、こ
の演算値に基づいて停止保持回路の電磁比例減圧弁に二
次圧指令を出力するため、負荷保持側圧力をセンサによ
って検出する必要がない。
【0049】すなわち、負荷保持側圧力検出専用のセン
サも、同センサからコントローラへの信号伝送の必要も
ない。
【0050】このため、ブーム伸縮停止保持装置全体の
構成が簡単となり、コストが安くてすむ。
【0051】しかも、過負荷防止用のセンサ情報に基づ
いて負荷保持側圧力を演算するため、同圧力を直接圧力
センサで検出する場合と変わらない正確な演算値が得ら
れ、ブームの縮み現象の発生を確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるブーム伸縮停止保持
装置の構成を示す図である。
【図2】同装置における過負荷防止用コントローラに対
する入出力状況を説明するための図である。
【図3】同コントローラによる演算フローを示す図であ
る。
【図4】同フローにおける吊荷重量演算ステップの計算
モデル図である。
【図5】同フローにおけるシリンダ推力演算ステップの
計算モデル図である。
【符号の説明】
1 ブーム 2 ブーム伸縮シリンダ 2a 同シリンダの伸長側(負荷保持側)油室 2b 同縮小側油室 4 ブーム起伏シリンダ 9 ブーム伸縮シリンダの伸長側(負荷保持側)回路 10 同縮小側回路 12 伸縮シリンダ用主油圧ポンプ 14 伸縮停止保持回路 15 停止保持用の補助油圧ポンプ 17 電磁比例減圧弁 19,20 過負荷防止装置のセンサとしてのブーム起
伏シリンダ用圧力センサ 21 同ブーム長さ計 22 同ブーム起伏角センサ 23 コントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮ブームと、この伸縮ブームを伸縮作
    動させるブーム伸縮シリンダを含む作業用各アクチュエ
    ータと、過負荷防止装置とを具備し、この過負荷防止装
    置は、ブーム長さ等のブーム姿勢を含むクレーン作業状
    態を検出する複数のセンサと、この各センサからの検出
    信号に基づいて上記作業用各アクチュエータの作動を過
    負荷防止方向に制御するコントローラとによって構成さ
    れたクレーンにおいて、上記ブーム伸縮シリンダの負荷
    保持側油室に圧油を供給する負荷保持側回路に、油圧源
    を備えた停止保持回路が接続され、この停止保持回路に
    は上記過負荷防止装置のコントローラからの指令信号に
    よって二次圧が変化する電磁比例減圧弁が設けられ、上
    記コントローラは、上記複数のセンサからの検出信号に
    基づいてブーム伸縮停止時における上記ブーム伸縮シリ
    ンダの負荷保持側圧力を演算し、この演算された負荷保
    持側圧力に応じて上記電磁比例減圧弁に対する二次圧指
    令を出力するように構成されたことを特徴とする油圧ク
    レーンのブーム伸縮停止保持装置。
  2. 【請求項2】 クレーン作業状態を検出するセンサとし
    て、伸縮ブームの起伏角を検出するブーム起伏角センサ
    と、ブーム長さを検出するブーム長さセンサと、伸縮ブ
    ームを起伏させるブーム起伏シリンダの両側圧力を検出
    するブーム起伏シリンダ圧力センサとが設けられ、コン
    トローラは、 上記各センサからの検出信号に基づいて吊荷重量を
    求め、 この吊荷重量から吊荷巻上・巻下用の巻上ロープの
    張力を演算し、 このロープ張力からブーム伸縮シリンダの停止保持
    のために必要なシリンダ推力を演算し、 このシリンダ推力を得るための負荷保持側圧力を演
    算する ように構成されたことを特徴とする請求項1記載の油圧
    クレーンのブーム伸縮停止保持装置。
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