JPH09214418A - 無線中継装置 - Google Patents
無線中継装置Info
- Publication number
- JPH09214418A JPH09214418A JP8015050A JP1505096A JPH09214418A JP H09214418 A JPH09214418 A JP H09214418A JP 8015050 A JP8015050 A JP 8015050A JP 1505096 A JP1505096 A JP 1505096A JP H09214418 A JPH09214418 A JP H09214418A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- antenna
- base station
- relay device
- timing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/14—Relay systems
- H04B7/15—Active relay systems
- H04B7/155—Ground-based stations
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 消費電力を低減させ、かつ、異常発振を起こ
すことのない無線中継装置を提供する。 【解決手段】 基地局と移動局間の無線通信の信号を増
幅器5、6により双方向に増幅して中継するようにした
無線中継装置において、屋外に基地局との送受信のため
のアンテナ1と、屋内に移動局との送受信を行うための
アンテナ2と、基地局からの制御チャネルの信号を検知
する受信回路11及び受信回路11で検知された制御チ
ャネルの信号のタイミングにスロット同期させるタイミ
ング信号を生成するタイミング生成回路12とを備え、
タイミング信号により、増幅器5、6の電源の入り切り
を行うようにした。
すことのない無線中継装置を提供する。 【解決手段】 基地局と移動局間の無線通信の信号を増
幅器5、6により双方向に増幅して中継するようにした
無線中継装置において、屋外に基地局との送受信のため
のアンテナ1と、屋内に移動局との送受信を行うための
アンテナ2と、基地局からの制御チャネルの信号を検知
する受信回路11及び受信回路11で検知された制御チ
ャネルの信号のタイミングにスロット同期させるタイミ
ング信号を生成するタイミング生成回路12とを備え、
タイミング信号により、増幅器5、6の電源の入り切り
を行うようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムにおける基地局と移動局間の無線信号の中継を行う無
線中継装置に関するものである。
ムにおける基地局と移動局間の無線信号の中継を行う無
線中継装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、その利便性からPHS(Pers
onal Handy phoneSystem)のよ
うな携帯電話が非常に普及してきている。PHSは、屋
外に設置される基地局と人間が携帯する移動局から構成
され、直接公衆網に対して発着信できる携帯電話として
使用できる。
onal Handy phoneSystem)のよ
うな携帯電話が非常に普及してきている。PHSは、屋
外に設置される基地局と人間が携帯する移動局から構成
され、直接公衆網に対して発着信できる携帯電話として
使用できる。
【0003】PHSでは、TDMA(Time Div
ision Multiple Access)−TD
D(Time Division Duplex)方式
の通信が行われる。この通信方式においては、送信スロ
ットと受信スロットとが時間的に異なり、送受信を切り
換えて通信を行うようになっている。PHSでは使用し
ている周波数が1.9GHz帯であり、準マイクロ波と
して高周波であるために、屋外に設置された基地局から
の電波が建物内に到達しにくい。特に、公共性があり移
動局を携帯する多数の人が存在する建物内のそれぞれの
場所に屋内基地局を設置するのは多額の費用を必要とす
るために、前記屋外基地局からの電波を屋内に届かせた
いというニーズがある。このニーズを満足させるために
は、屋外基地局及び屋内移動局間に、各々からの電波を
中継する無線中継装置を設けることが必要になる。
ision Multiple Access)−TD
D(Time Division Duplex)方式
の通信が行われる。この通信方式においては、送信スロ
ットと受信スロットとが時間的に異なり、送受信を切り
換えて通信を行うようになっている。PHSでは使用し
ている周波数が1.9GHz帯であり、準マイクロ波と
して高周波であるために、屋外に設置された基地局から
の電波が建物内に到達しにくい。特に、公共性があり移
動局を携帯する多数の人が存在する建物内のそれぞれの
場所に屋内基地局を設置するのは多額の費用を必要とす
るために、前記屋外基地局からの電波を屋内に届かせた
いというニーズがある。このニーズを満足させるために
は、屋外基地局及び屋内移動局間に、各々からの電波を
中継する無線中継装置を設けることが必要になる。
【0004】図4はこの無線中継装置の概略構成図であ
り、屋外の基地局との電波の送受信を行う屋外アンテナ
1、屋内の移動局との電波の送受信を行う屋内アンテナ
2と、サーキュレータ3、4と移動局から基地局への上
り回線用の増幅器5と、基地局から移動局への下り回線
用の増幅器6とを有してなる。
り、屋外の基地局との電波の送受信を行う屋外アンテナ
1、屋内の移動局との電波の送受信を行う屋内アンテナ
2と、サーキュレータ3、4と移動局から基地局への上
り回線用の増幅器5と、基地局から移動局への下り回線
用の増幅器6とを有してなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の無線
中継装置にあっては、基地局と移動局間でいつ通信が行
われるかが不明であるために、増幅器5、6の電源を常
時オンにしておく必要があり、消費電力が大きくなる。
また、サーキュレータ3、4のアイソレーション特性が
不十分であるために、2つの増幅器5、6間で相互に帰
還がかかることになり、増幅器5、6が発振してしまう
という問題があった。
中継装置にあっては、基地局と移動局間でいつ通信が行
われるかが不明であるために、増幅器5、6の電源を常
時オンにしておく必要があり、消費電力が大きくなる。
また、サーキュレータ3、4のアイソレーション特性が
不十分であるために、2つの増幅器5、6間で相互に帰
還がかかることになり、増幅器5、6が発振してしまう
という問題があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、消費電力を低減させ、
かつ、異常発振を起こすことのない無線中継装置を提供
することにある。
あり、その目的とするところは、消費電力を低減させ、
かつ、異常発振を起こすことのない無線中継装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基地局と移動局間の無線通信の信号を増幅器により双方
向に増幅して中継するようにした無線中継装置におい
て、屋外に基地局との送受信のためのアンテナと、屋内
に移動局との送受信を行うためのアンテナと、基地局か
らの制御チャネルの信号を検知する受信回路及び該受信
回路で検知された制御チャネルの信号のタイミングにス
ロット同期させるタイミング信号を生成するタイミング
生成回路とを備え、該タイミング信号により、前記増幅
器の電源の入り切りを行うようにしたことを特徴とする
ものである。
基地局と移動局間の無線通信の信号を増幅器により双方
向に増幅して中継するようにした無線中継装置におい
て、屋外に基地局との送受信のためのアンテナと、屋内
に移動局との送受信を行うためのアンテナと、基地局か
らの制御チャネルの信号を検知する受信回路及び該受信
回路で検知された制御チャネルの信号のタイミングにス
ロット同期させるタイミング信号を生成するタイミング
生成回路とを備え、該タイミング信号により、前記増幅
器の電源の入り切りを行うようにしたことを特徴とする
ものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記屋外のアンテナを指向性アンテナと
し、前記受信回路により検知された制御チャネルの信号
の受信レベルを表示する表示器を付加するようにしたこ
とを特徴とするものである。
明において、前記屋外のアンテナを指向性アンテナと
し、前記受信回路により検知された制御チャネルの信号
の受信レベルを表示する表示器を付加するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の発明において、前記屋内のアンテナを選択
可能に複数設置し、前記受信回路では前記屋内のアンテ
ナでの信号の受信レベルを検知し、該受信レベルにより
前記複数のアンテナを切り換えるようにしたことを特徴
とするものである。
求項2記載の発明において、前記屋内のアンテナを選択
可能に複数設置し、前記受信回路では前記屋内のアンテ
ナでの信号の受信レベルを検知し、該受信レベルにより
前記複数のアンテナを切り換えるようにしたことを特徴
とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき説明する。図1は、本発明の実施の形態
の一例を示す無線中継装置の概略構成を示すブロック図
である。本実施形態の無線中継装置は、屋外の基地局と
の電波の送受信を行う屋外アンテナ1と、屋内の移動局
との電波の送受信を行う屋内アンテナ2と、移動局から
基地局への上り回線用の増幅器5と、基地局から移動局
への下り回線用の増幅器6と、増幅器5、6の接続を切
り換えるためのスイッチ7、8と、上り回線用の信号及
び下り回線用の信号を分配する分配器9と、スイッチ1
0と、受信回路11及びタイミング生成回路12を有し
てなる。
を図面に基づき説明する。図1は、本発明の実施の形態
の一例を示す無線中継装置の概略構成を示すブロック図
である。本実施形態の無線中継装置は、屋外の基地局と
の電波の送受信を行う屋外アンテナ1と、屋内の移動局
との電波の送受信を行う屋内アンテナ2と、移動局から
基地局への上り回線用の増幅器5と、基地局から移動局
への下り回線用の増幅器6と、増幅器5、6の接続を切
り換えるためのスイッチ7、8と、上り回線用の信号及
び下り回線用の信号を分配する分配器9と、スイッチ1
0と、受信回路11及びタイミング生成回路12を有し
てなる。
【0011】受信回路11は、低雑音増幅器13、ミキ
サ14、局部発振器15、復調器16を有してなり、分
配器9、スイッチ10を介して入力された基地局からの
制御チャネルの信号を、基地局からの制御チャネルに対
応する固定の周波数で発振する局部発振器15からの発
振信号とミキサ14により混合し、さらに、復調器16
で復調することにより復調データを生成するものであ
り、制御チャネル専用の受信回路である。
サ14、局部発振器15、復調器16を有してなり、分
配器9、スイッチ10を介して入力された基地局からの
制御チャネルの信号を、基地局からの制御チャネルに対
応する固定の周波数で発振する局部発振器15からの発
振信号とミキサ14により混合し、さらに、復調器16
で復調することにより復調データを生成するものであ
り、制御チャネル専用の受信回路である。
【0012】タイミング生成回路12は、受信回路11
から出力される復調データに基づいて、上り回線及び下
り回線のスロットのタイミング信号を生成するものであ
る。
から出力される復調データに基づいて、上り回線及び下
り回線のスロットのタイミング信号を生成するものであ
る。
【0013】タイミング生成回路12で生成されたタイ
ミング信号により増幅器5、6の電源のオン、オフ及
び、スイッチ7、8の切り換えが制御されるのである。
つまり、屋外アンテナ1から入力された屋外の基地局か
ら屋内の移動局への下り回線の信号の場合には、スイッ
チ7は端子b側に切り換えられ、増幅器6の電源がオン
され、スイッチ8は端子d側に切り換えられる。従っ
て、基地局からの下り回線の信号は屋外アンテナ1、ス
イッチ7の端子b、増幅器6、スイッチ8の端子d及び
屋内アンテナ2を経て移動局に送出される。屋内の移動
局から屋外の基地局への上り回線の信号は、上述の場合
と逆の経路となり、屋内アンテナ2、スイッチ8の端子
c、増幅器5、スイッチ7の端子a及び屋外アンテナ1
を経て基地局に送出されるのである。
ミング信号により増幅器5、6の電源のオン、オフ及
び、スイッチ7、8の切り換えが制御されるのである。
つまり、屋外アンテナ1から入力された屋外の基地局か
ら屋内の移動局への下り回線の信号の場合には、スイッ
チ7は端子b側に切り換えられ、増幅器6の電源がオン
され、スイッチ8は端子d側に切り換えられる。従っ
て、基地局からの下り回線の信号は屋外アンテナ1、ス
イッチ7の端子b、増幅器6、スイッチ8の端子d及び
屋内アンテナ2を経て移動局に送出される。屋内の移動
局から屋外の基地局への上り回線の信号は、上述の場合
と逆の経路となり、屋内アンテナ2、スイッチ8の端子
c、増幅器5、スイッチ7の端子a及び屋外アンテナ1
を経て基地局に送出されるのである。
【0014】以上のように、本実施形態の無線中継装置
によれば、基地局からの制御チャネルの信号を受信回路
により復調して、スロットのタイミング信号を生成し、
このタイミング信号により、上り回線と下り回線に応じ
て、必要な増幅器5、6の方の電源をオンするととも
に、スイッチ7、8の切り換えを行うようにしたので、
増幅器5、6の両方の電源を常時オンしておく必要がな
くなり、消費電力の低減が図れ、また、上り回線と下り
回線の信号の流れをスイッチ7、8により切り換えるよ
うにしたので、増幅器5、6が異常発振を起こすような
こともなくなるのである。
によれば、基地局からの制御チャネルの信号を受信回路
により復調して、スロットのタイミング信号を生成し、
このタイミング信号により、上り回線と下り回線に応じ
て、必要な増幅器5、6の方の電源をオンするととも
に、スイッチ7、8の切り換えを行うようにしたので、
増幅器5、6の両方の電源を常時オンしておく必要がな
くなり、消費電力の低減が図れ、また、上り回線と下り
回線の信号の流れをスイッチ7、8により切り換えるよ
うにしたので、増幅器5、6が異常発振を起こすような
こともなくなるのである。
【0015】図2は、本発明の他の実施形態に係る無線
中継装置の概略構成を示すブロック図である。本実施形
態の無線中継装置は、図1で示した無線中継装置の構成
において、屋外アンテナとして指向性アンテナ1aを使
用するとともに、基地局からの制御チャネルの信号の受
信レベルを表示する受信レベル表示器17を付加した構
成になっている。屋外の基地局及び本無線中継装置は固
定した場所に設置されており、相対的な位置関係は変わ
らないので、受信レベル表示器17の表示レベルを基
に、屋外の指向性アンテナ1aの方向を調節することに
より、指向性の方向を最適に設定することができる。
中継装置の概略構成を示すブロック図である。本実施形
態の無線中継装置は、図1で示した無線中継装置の構成
において、屋外アンテナとして指向性アンテナ1aを使
用するとともに、基地局からの制御チャネルの信号の受
信レベルを表示する受信レベル表示器17を付加した構
成になっている。屋外の基地局及び本無線中継装置は固
定した場所に設置されており、相対的な位置関係は変わ
らないので、受信レベル表示器17の表示レベルを基
に、屋外の指向性アンテナ1aの方向を調節することに
より、指向性の方向を最適に設定することができる。
【0016】図3は、本発明のさらに他の実施形態に係
る無線中継装置の概略構成を示すブロック図である。図
2で示した無線中継装置の構成において、屋内アンテナ
2とは別に屋内アンテナ18及び屋内アンテナ2、18
の切り換えスイッチ19を別途設けた構成になってお
り、受信レベル表示器17により、上り回線の各スロッ
トのレベルをモニタし、各スロットの先頭部のレベルが
設定したしきい値よりも低ければ切り換えスイッチ19
によりアンテナ2、18の接続を切り換えることによ
り、受信レベルの大きなアンテナの方を使用するように
すれば、アンテナダイバーシチ効果を持たせることがで
きるのである。
る無線中継装置の概略構成を示すブロック図である。図
2で示した無線中継装置の構成において、屋内アンテナ
2とは別に屋内アンテナ18及び屋内アンテナ2、18
の切り換えスイッチ19を別途設けた構成になってお
り、受信レベル表示器17により、上り回線の各スロッ
トのレベルをモニタし、各スロットの先頭部のレベルが
設定したしきい値よりも低ければ切り換えスイッチ19
によりアンテナ2、18の接続を切り換えることによ
り、受信レベルの大きなアンテナの方を使用するように
すれば、アンテナダイバーシチ効果を持たせることがで
きるのである。
【0017】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、基地局と移動局間の無線通信の信号を増幅器によ
り双方向に増幅して中継するようにした無線中継装置に
おいて、屋外に基地局との送受信のためのアンテナと、
屋内に移動局との送受信を行うためのアンテナと、基地
局からの制御チャネルの信号を検知する受信回路及び該
受信回路で検知された制御チャネルの信号のタイミング
にスロット同期させるタイミング信号を生成するタイミ
ング生成回路とを備え、タイミング信号により、増幅器
の電源の入り切りを行うようにしたので、上り回線用と
下り回線用の増幅器の両方の電源を常時オンしておく必
要がなくなり、また、上り回線と下り回線の信号の流れ
をスイッチにより切り換えるようにしたので、消費電力
を低減させ、かつ、異常発振を起こすことのない無線中
継装置が提供できた。
れば、基地局と移動局間の無線通信の信号を増幅器によ
り双方向に増幅して中継するようにした無線中継装置に
おいて、屋外に基地局との送受信のためのアンテナと、
屋内に移動局との送受信を行うためのアンテナと、基地
局からの制御チャネルの信号を検知する受信回路及び該
受信回路で検知された制御チャネルの信号のタイミング
にスロット同期させるタイミング信号を生成するタイミ
ング生成回路とを備え、タイミング信号により、増幅器
の電源の入り切りを行うようにしたので、上り回線用と
下り回線用の増幅器の両方の電源を常時オンしておく必
要がなくなり、また、上り回線と下り回線の信号の流れ
をスイッチにより切り換えるようにしたので、消費電力
を低減させ、かつ、異常発振を起こすことのない無線中
継装置が提供できた。
【0018】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、屋外のアンテナを指向性アンテナと
し、受信回路により検知された制御チャネルの信号の受
信レベルを表示する表示器を付加するようにしたので、
表示器に表示された受信レベルに応じて指向性アンテナ
の指向方向を調整すれば、基地局と移動局との間の通信
状態を良くすることができる。
載の発明において、屋外のアンテナを指向性アンテナと
し、受信回路により検知された制御チャネルの信号の受
信レベルを表示する表示器を付加するようにしたので、
表示器に表示された受信レベルに応じて指向性アンテナ
の指向方向を調整すれば、基地局と移動局との間の通信
状態を良くすることができる。
【0019】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは請求項2記載の発明において、屋内のアンテナを選
択可能に複数設置し、受信回路では屋内のアンテナでの
信号の受信レベルを検知し、該受信レベルにより複数の
アンテナを切り換えるようにしたので、屋内用のアンテ
ナにダイバーシチ効果を持たせることができ、マルチパ
スによる電波の届きにくいところを減少することができ
る。
たは請求項2記載の発明において、屋内のアンテナを選
択可能に複数設置し、受信回路では屋内のアンテナでの
信号の受信レベルを検知し、該受信レベルにより複数の
アンテナを切り換えるようにしたので、屋内用のアンテ
ナにダイバーシチ効果を持たせることができ、マルチパ
スによる電波の届きにくいところを減少することができ
る。
【図1】本発明の実施の形態の一例に係る無線中継装置
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図2】本発明の他の実施の形態の一例に係る無線中継
装置の概略構成図である。
装置の概略構成図である。
【図3】本発明のさらに他の実施の形態の一例に係る無
線中継装置の概略構成図である。
線中継装置の概略構成図である。
【図4】従来例に係る無線中継装置の概略構成図であ
る。
る。
1 屋外アンテナ 2 屋内アンテナ 5 増幅器 6 増幅器 7 スイッチ 8 スイッチ 9 分配器 10 スイッチ 11 受信回路 12 タイミング生成回路 13 低雑音増幅器 14 ミキサ 15 局部発振器 16 復調器 17 受信レベル表示器 18 屋内アンテナ 19 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 博 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 基地局と移動局間の無線通信の信号を増
幅器により双方向に増幅して中継するようにした無線中
継装置において、屋外に基地局との送受信のためのアン
テナと、屋内に移動局との送受信を行うためのアンテナ
と、基地局からの制御チャネルの信号を検知する受信回
路及び該受信回路で検知された制御チャネルの信号のタ
イミングにスロット同期させるタイミング信号を生成す
るタイミング生成回路とを備え、該タイミング信号によ
り、前記増幅器の電源の入り切りを行うようにしたこと
を特徴とする無線中継装置。 - 【請求項2】 前記屋外のアンテナを指向性アンテナと
し、前記受信回路により検知された制御チャネルの信号
の受信レベルを表示する表示器を付加するようにしたこ
とを特徴とする請求項1記載の無線中継装置。 - 【請求項3】 前記屋内のアンテナを選択可能に複数設
置し、前記受信回路では前記屋内のアンテナでの信号の
受信レベルを検知し、該受信レベルにより前記複数のア
ンテナを切り換えるようにしたことを特徴とする請求項
1または請求項2記載の無線中継装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8015050A JPH09214418A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 無線中継装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8015050A JPH09214418A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 無線中継装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09214418A true JPH09214418A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11878014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8015050A Withdrawn JPH09214418A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 無線中継装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09214418A (ja) |
Cited By (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5930726A (en) * | 1996-01-19 | 1999-07-27 | Nec Corporation | Mobile communication without call interruption during transition between outdoor and indoor modes |
JP2001077739A (ja) * | 1999-07-20 | 2001-03-23 | Andrew Corp | 側面対側面中継器及びその動作方法 |
JP2002374194A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-26 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 中継増幅器 |
KR100399485B1 (ko) * | 2001-10-04 | 2003-09-29 | 주식회사 텔코전자 | 단일주파수를 이용한 양방향 중계 장치 |
KR20050055857A (ko) * | 2003-12-09 | 2005-06-14 | 에스케이텔레시스 주식회사 | Tdd 방식의 양방향 휴대인터넷 rf중계기 |
WO2006006828A1 (en) * | 2004-07-14 | 2006-01-19 | Sk Telecom Co., Ltd. | Method and system for generating switching timing signal for separating transmitting and receving signal in rf repeater rf mobile telecommunication network using tdd and ofdm modulation |
KR100690112B1 (ko) * | 2004-05-08 | 2007-03-08 | 삼성탈레스 주식회사 | Tdd 방식 중계기의 중계 장치 및 방법 |
JP2007507132A (ja) * | 2003-07-18 | 2007-03-22 | 大唐移動通信設備有限公司 | 無線信号の双方向同期転送を行なう方法および装置 |
CN100349389C (zh) * | 2004-06-17 | 2007-11-14 | Ut斯达康通讯有限公司 | 通讯信号双向放大装置 |
JP2008503907A (ja) * | 2004-05-13 | 2008-02-07 | ワイデファイ インコーポレイテッド | 検出およびメディア・アクセス制御を行う非周波数変換型リピータ |
KR100852675B1 (ko) * | 2006-09-07 | 2008-08-18 | 소프트뱅크비비 가부시키가이샤 | 무선 중계 장치 및 무선 중계 장치의 제어 방법 |
JP2009502056A (ja) * | 2005-07-15 | 2009-01-22 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | Tdd中継器 |
JP2012070210A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Hitachi Cable Ltd | アンテナシステム、リレー局、および無線通信システム |
US8885688B2 (en) | 2002-10-01 | 2014-11-11 | Qualcomm Incorporated | Control message management in physical layer repeater |
CN110536288A (zh) * | 2017-03-24 | 2019-12-03 | 阿托巴恩公司 | 病毒分子网络体系结构和设计 |
JP2021517406A (ja) * | 2018-03-19 | 2021-07-15 | ピヴォタル コムウェア インコーポレイテッド | 物理的障壁を通じた無線信号の通信 |
US11757180B2 (en) | 2019-02-20 | 2023-09-12 | Pivotal Commware, Inc. | Switchable patch antenna |
US11843955B2 (en) | 2021-01-15 | 2023-12-12 | Pivotal Commware, Inc. | Installation of repeaters for a millimeter wave communications network |
US11844050B2 (en) | 2020-09-08 | 2023-12-12 | Pivotal Commware, Inc. | Installation and activation of RF communication devices for wireless networks |
US11848478B2 (en) | 2019-02-05 | 2023-12-19 | Pivotal Commware, Inc. | Thermal compensation for a holographic beam forming antenna |
US11929822B2 (en) | 2021-07-07 | 2024-03-12 | Pivotal Commware, Inc. | Multipath repeater systems |
US11937199B2 (en) | 2022-04-18 | 2024-03-19 | Pivotal Commware, Inc. | Time-division-duplex repeaters with global navigation satellite system timing recovery |
US11968593B2 (en) | 2020-08-03 | 2024-04-23 | Pivotal Commware, Inc. | Wireless communication network management for user devices based on real time mapping |
US11973568B2 (en) | 2020-05-27 | 2024-04-30 | Pivotal Commware, Inc. | RF signal repeater device management for 5G wireless networks |
US12010703B2 (en) | 2021-01-26 | 2024-06-11 | Pivotal Commware, Inc. | Smart repeater systems |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP8015050A patent/JPH09214418A/ja not_active Withdrawn
Cited By (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5930726A (en) * | 1996-01-19 | 1999-07-27 | Nec Corporation | Mobile communication without call interruption during transition between outdoor and indoor modes |
JP2001077739A (ja) * | 1999-07-20 | 2001-03-23 | Andrew Corp | 側面対側面中継器及びその動作方法 |
JP4489997B2 (ja) * | 2001-06-13 | 2010-06-23 | 株式会社日立国際電気 | 中継増幅器 |
JP2002374194A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-26 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 中継増幅器 |
KR100399485B1 (ko) * | 2001-10-04 | 2003-09-29 | 주식회사 텔코전자 | 단일주파수를 이용한 양방향 중계 장치 |
US8885688B2 (en) | 2002-10-01 | 2014-11-11 | Qualcomm Incorporated | Control message management in physical layer repeater |
JP2007507132A (ja) * | 2003-07-18 | 2007-03-22 | 大唐移動通信設備有限公司 | 無線信号の双方向同期転送を行なう方法および装置 |
KR20050055857A (ko) * | 2003-12-09 | 2005-06-14 | 에스케이텔레시스 주식회사 | Tdd 방식의 양방향 휴대인터넷 rf중계기 |
KR100690112B1 (ko) * | 2004-05-08 | 2007-03-08 | 삼성탈레스 주식회사 | Tdd 방식 중계기의 중계 장치 및 방법 |
JP2008503907A (ja) * | 2004-05-13 | 2008-02-07 | ワイデファイ インコーポレイテッド | 検出およびメディア・アクセス制御を行う非周波数変換型リピータ |
CN100349389C (zh) * | 2004-06-17 | 2007-11-14 | Ut斯达康通讯有限公司 | 通讯信号双向放大装置 |
JP2008507192A (ja) * | 2004-07-14 | 2008-03-06 | エスケーテレコム カンパニー リミテッド | Tdd方式とofdm変調方式を用いる移動通信網のrf中継器で伝送信号を分離するスイッチングタイミング信号生成方法及びシステム |
WO2006006828A1 (en) * | 2004-07-14 | 2006-01-19 | Sk Telecom Co., Ltd. | Method and system for generating switching timing signal for separating transmitting and receving signal in rf repeater rf mobile telecommunication network using tdd and ofdm modulation |
JP2009502056A (ja) * | 2005-07-15 | 2009-01-22 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | Tdd中継器 |
US8577283B2 (en) | 2005-07-15 | 2013-11-05 | Qualcomm Incorporated | TDD repeater |
KR100852675B1 (ko) * | 2006-09-07 | 2008-08-18 | 소프트뱅크비비 가부시키가이샤 | 무선 중계 장치 및 무선 중계 장치의 제어 방법 |
JP2012070210A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Hitachi Cable Ltd | アンテナシステム、リレー局、および無線通信システム |
CN110536288A (zh) * | 2017-03-24 | 2019-12-03 | 阿托巴恩公司 | 病毒分子网络体系结构和设计 |
JP2020526992A (ja) * | 2017-03-24 | 2020-08-31 | アトバン、インコーポレイテッド | バイラル分子ネットワークのアーキテクチャおよび設計 |
JP2021517406A (ja) * | 2018-03-19 | 2021-07-15 | ピヴォタル コムウェア インコーポレイテッド | 物理的障壁を通じた無線信号の通信 |
US11848478B2 (en) | 2019-02-05 | 2023-12-19 | Pivotal Commware, Inc. | Thermal compensation for a holographic beam forming antenna |
US11757180B2 (en) | 2019-02-20 | 2023-09-12 | Pivotal Commware, Inc. | Switchable patch antenna |
US11973568B2 (en) | 2020-05-27 | 2024-04-30 | Pivotal Commware, Inc. | RF signal repeater device management for 5G wireless networks |
US11968593B2 (en) | 2020-08-03 | 2024-04-23 | Pivotal Commware, Inc. | Wireless communication network management for user devices based on real time mapping |
US11844050B2 (en) | 2020-09-08 | 2023-12-12 | Pivotal Commware, Inc. | Installation and activation of RF communication devices for wireless networks |
US11843955B2 (en) | 2021-01-15 | 2023-12-12 | Pivotal Commware, Inc. | Installation of repeaters for a millimeter wave communications network |
US12010703B2 (en) | 2021-01-26 | 2024-06-11 | Pivotal Commware, Inc. | Smart repeater systems |
US11929822B2 (en) | 2021-07-07 | 2024-03-12 | Pivotal Commware, Inc. | Multipath repeater systems |
US11937199B2 (en) | 2022-04-18 | 2024-03-19 | Pivotal Commware, Inc. | Time-division-duplex repeaters with global navigation satellite system timing recovery |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09214418A (ja) | 無線中継装置 | |
JP4486061B2 (ja) | 最適化休眠モード動作 | |
JP3741919B2 (ja) | 無線通信システム、無線通信方法及び無線通信システムにおける中継器選択プログラムを記録した記録媒体 | |
JPH0629910A (ja) | 無線基地局間同期方式 | |
US20020115455A1 (en) | Extended range cordless telephone system and method | |
KR20020026475A (ko) | 개선된 파일롯 채널들을 갖는 코드 분할 다중 액세스 시스템 | |
SE9800201D0 (sv) | Sätt och anordning vid telekommunikation | |
KR100379046B1 (ko) | 선택식호출시스템및이시스템에사용하기위한보조스테이션 | |
JPH07131401A (ja) | 無線中継装置 | |
JP3266342B2 (ja) | 無線中継方法および該方法を用いた無線中継装置 | |
JPH11308666A (ja) | デジタルコードレス電話システム | |
JP3699013B2 (ja) | 移動体通信無線基地局システム | |
JP3419750B2 (ja) | 移動無線通信の自動中継装置 | |
JP3317927B2 (ja) | アンテナ回路 | |
JP3394471B2 (ja) | 携帯通信端末システム及びその待受け方法 | |
JP2954186B1 (ja) | 無線基地局における消費電力制御方法及びその方式 | |
JPH1042360A (ja) | 高速無線データ伝送システム | |
JP3055613B2 (ja) | レピーター機能付き携帯端末の通信方式 | |
JPH02126736A (ja) | 移動通信システムの基地局選択方式および携帯端末 | |
JPH08111657A (ja) | 無線通信システム | |
JP3208343B2 (ja) | ダイバーシチ装置 | |
JPH10107726A (ja) | 送信出力切り替え無線中継装通信システム | |
JPH11243362A (ja) | 無線電話装置,無線電話中継装置および無線電話システム | |
JP2972699B2 (ja) | 無線基地局及びアンテナユニット | |
JPH1198048A (ja) | 無線固定端末装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |