JPH09213081A - データの書き込み又は読み出し方法、及び、書き込み又 は読み出し装置 - Google Patents

データの書き込み又は読み出し方法、及び、書き込み又 は読み出し装置

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JPH09213081A
JPH09213081A JP8016130A JP1613096A JPH09213081A JP H09213081 A JPH09213081 A JP H09213081A JP 8016130 A JP8016130 A JP 8016130A JP 1613096 A JP1613096 A JP 1613096A JP H09213081 A JPH09213081 A JP H09213081A
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bit data
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JP8016130A
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Tomoaki Okabe
智明 岡部
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑なアドレス変換を行うことなく、バイト
単位にアドレスが割り付けられたメモリに対して、バイ
ト単位以外のデータを書き込む。 【解決手段】 6ビットデータ用アドレスの下位2ビッ
トを除く残余アドレスを乗算回路4で3倍し、下位2ビ
ットをデコード回路3でデコードし、そのデコード出力
に応じて、3倍したアドレスAに0,1,2のいずれか
の値を加算回路5で加算する。更に、デコード出力に応
じて書き込み回数を変化させ、アドレス更新回路7で書
き込み回数に応じて加算回路5の出力アドレスを更新
し、その出力アドレスを8ビット単位にアドレスが割り
付けられたRAM1に供給する。又、データ変換回路2
で、デコード出力及び書き込み回数に応じて、入力され
る6ビットデータの一部もしくは全部を所定ビット位置
に配置して8ビットデータに変換し、これをRAM1に
供給して書き込みを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、nビット(n:整
数)単位にアドレスが割り付けられたメモリに対して、
mビット(m:m<nの整数)データを書き込み/読み
出す方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、RAM等の半導体メモリに対し
てデータを読み書きする場合、メモリは8ビットや16
ビット等のバイト単位でアドレスが割り付けられてい
る。従って、バイト単位にデータを読み書きするには非
常に都合がよい。ところで、近年、FM多重技術を利用
し、FMラジオ信号中に文字や記号等のキャラクタデー
タを多重して送信し、ラジオ受信機上に設けられたLC
D等の表示器に受信したキャラクタデータを表示する、
いわゆる「見えるラジオ」が実用化されている。そし
て、この種の表示に用いられるキャラクタデータとして
は、8×12ドットのデータだけでなく、6×10ドッ
トのデータも用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、キャ
ラクタデータが6ビット等のバイト単位以外のデータを
含む場合、通常のバイト単位にアドレスが割り付けられ
ているメモリに対して、これらのデータを書き込み及び
読み出すには、6ビットデータ用のアドレスを8ビット
用のアドレスに変換する必要があり、この際、従来は、
極めて複雑な処理を行わなくてはならない。
【0004】そこで、本発明は、6ビット等のバイト単
位以外のデータを、8ビット等のバイト単位にアドレス
が割り付けられているメモリに対して、容易に書き込み
/読み出しを行う方法及び装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、nビット
(n:整数)単位にアドレスが割り付けられたメモリに
mビット(m:m<nの整数)データを書き込む装置に
おいて、nとmの最小公倍数をkn(k:整数)とする
とき、
【0006】
【数5】 上式を満足するjを求め、入力されるmビットデータ用
アドレスの特定位置のjビットを除いたアドレスをk倍
する乗算回路と、該乗算回路でk倍されたアドレスAに
前記jビットの内容に応じて、0,1,……,k−1の
いずれかを加算もしくは減算する演算回路と、前記jビ
ットの内容に応じて書き込み回数が変化する書き込み制
御回路と、該書き込み回数に応じて前記演算回路の出力
アドレスを更新するアドレス更新回路と、前記jビット
の内容及び書き込み回数に応じて、入力されるmビット
データの一部もしくは全部を所定ビット位置に配置して
nビットデータに変換するデータ変換回路とを備え、前
記メモリにおける前記アドレス更新回路の出力アドレス
に前記データ変換回路で変換されたnビットデータを書
き込むようにしたことを特徴とする。
【0007】更に、本発明では、書き込みに先立ち、前
記メモリにおける前記アドレス更新回路の出力アドレス
からnビットデータを読み出し、前記データ変換回路
は、該読み出したnビットデータに対して、前記jビッ
トの内容及び書き込み回数に応じて、入力されるmビッ
トデータの一部もしくは全部を所定ビット位置に配置す
ることによりデータの置き換えを行ってnビットデータ
に変換し、該変換されたnビットデータを前記メモリに
おける前記アドレス更新回路の出力アドレスに書き込む
ようにしたことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、nビット(n:整数)単
位にアドレスが割り付けられたメモリからmビット
(m:m<nの整数)データを読み出す装置において、
nとmの最小公倍数をkn(k:整数)とするとき、
【0009】
【数6】 上式を満足するjを求め、入力されるmビットデータ用
アドレスの特定位置のjビットを除いたアドレスをk倍
する乗算回路と、該乗算回路でk倍されたアドレスAに
前記jビットの内容に応じて、0,1,……,k−1の
いずれかを加算もしくは減算する演算回路と、前記jビ
ットの内容に応じて読み出し回数が変化する読み出し制
御回路と、該読み出し回数に応じて前記演算回路の出力
アドレスを更新し、その出力アドレスを前記メモリに供
給するアドレス更新回路と、前記メモリにおける前記ア
ドレス更新回路の出力アドレスから読み出されたnビッ
トデータから、前記jビットの内容及び読み出し回数に
対応する所定ビット位置のデータを抽出してmビットデ
ータに変換するデータ変換回路とを備え、該変換された
mビットデータを読み出しデータとして出力することを
特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を示
すブロック図であり、8ビット(1バイト)単位にアド
レスが割り付けられているRAM1に対して、6ビット
のデータを書き込み/読み出す例を示す。まず、キャラ
クタデータである6ビットデータDSは、パラレルにデー
タ変換回路2に入力され、ここで8ビットデータDEに変
換されて書き込みデータとしてRAM1に供給される。
読み出しの際は、RAM1から読み出された8ビットデ
ータDEがこのデータ変換回路2で6ビットデータDSに逆
変換され、この変換されたデータが読み出しデータとし
て出力される。
【0011】一方、6ビットデータDS用に6ビット単位
で与えられている6ビットデータ用アドレスADは、その
下位2ビットAD1,AD0がデコード回路3に入力され、下
位2ビットを除く残余アドレスADX〜AD2が乗算回路4に
入力される。デコード回路3は入力された下位2ビット
AD1,AD0をデコードしてその内容に応じたデコード出力D
ECを出力し、乗算回路4は入力された残余アドレスADX
〜AD2を3倍し、3倍した乗算アドレスAを後段の加算回
路5に出力する。加算回路5にはデコード出力DECが入
力されており、このデコード出力DECに応じて「0」,
「1」,「2」のいずれかの値を乗算アドレスAに加算
して演算アドレスACを生成する。
【0012】更に、ライトリクエスト信号WREQ及びリー
ドリクエスト信号RREQの入力に応答して、各々、RAM
1にライトイネーブル信号WE及びアウトプットイネーブ
ル信号OEを供給することにより、書き込み/読み出しを
制御するRAM制御信号発生回路6が設けられており、
この回路はデコード出力DECに応じて書き込み及び読み
出し回数を変更すると共に、書き込み及び読み出しを行
う毎にセットされるフラグFGを出力する。このフラグF
Gはアドレス更新回路7に入力され、アドレス更新回路
7は、このフラグがリセット状態「0」であれば加算回
路5からの演算アドレスACをそのまま出力し、セット状
態「1」であれば演算アドレスACを+1だけ更新して出
力する。そして、このアドレス更新回路7の出力アドレ
スACCが書き込みもしくは読み出しアドレスとしてRA
M1に供給される。
【0013】また、データ変換回路2は、デコード出力
DEC及びフラグFGを入力し、これらに基づいて、書き込
みの際には、入力される6ビットデータの一部もしくは
全部を所定ビット位置に配置して8ビットデータに変換
し、読み出しの際には、RAM1から読み出した8ビッ
トデータから所定ビット位置のデータを抽出して6ビッ
トデータに変換する。
【0014】以下、図2を参照しながら動作を具体的に
説明する。まず、信号WREQに基づく書き込みモード動作
について説明する。6ビットデータDSとしてDS5〜DS0が
入力され、6ビットデータ用アドレスADとして「000
100」が入力されたとする。この場合、アドレスADの
下位2ビット「00」がデコード回路3でデコードさ
れ、デコード出力DECのうちDEC0のみが1レベルとな
り、残余アドレス「0001」が乗算回路4で3倍され
て乗算アドレスAとして「0011」が出力される。ま
た、加算回路5ではデコード出力DEC0が1レベルである
ので乗算アドレスAに「0」が加算され、演算アドレスA
Cとして「0011」が出力される。
【0015】ここでは、書き込みが一回も行われていな
いので、フラグFGは「0」になっており、このため、ア
ドレス更新回路7は、演算アドレス「0011」を出力
アドレスACCとしてそのままRAM1に供給する。そし
て、書き込みモード動作においては、実際のデータ書き
込みに先立ち、RAM制御信号発生回路6が信号OEを出
力することにより、供給されたアドレスACC「001
1」に記憶されている8ビットデータDE7〜DE0を読み出
し、データ変換回路2に出力する。
【0016】データ変換回路2では、デコード出力DEC0
が1レベルであることに応答して、入力された6ビット
データDS5〜DS0を、8ビットデータDEの予め定められて
いる所定ビット位置のデータ、ここでは上位6ビットの
データと置き換えることにより8ビットデータDEへの変
換を行い、変換された8ビットデータDEをRAM1に供
給する。この後、RAM制御信号発生回路6が信号WEを
出力するので、図2アに示すように、供給されているア
ドレスACC「0011」に8ビットデータDS5〜DS0,DE1,
DE0が書き込まれる。RAM制御信号発生回路6は、上
述したようにデコード出力DECに応じてその書き込み回
数が変化し、書き込み終了後にFGをリセットする構成で
あり、DEC0が1レベルのときは信号OE,WEを1回のみ出
力し、その書き込み終了後FGはリセットされる。
【0017】次に、6ビットデータDS11〜DS6、及び、
6ビットデータ用アドレス「000101」が入力され
ると、アドレスの下位2ビットが「01」なのでデコー
ド回路3のデコード出力DEC1のみが1レベルとなる。残
余アドレスの値は変化していないので、乗算回路4から
は乗算アドレスAとして同一の「0011」が出力さ
れ、加算回路5は、デコード出力DEC1が1レベルのとき
はDEC0のときと同様、乗算アドレスに「0」を加算する
ので、演算アドレスACは同一の「0011」となる。
しかし、RAM制御信号発生回路6は、デコード出力DE
C1が1レベルのとき信号OE,WEを2回発生する。最初は
フラグFGが「0」であるので、演算アドレス「001
1」がそのままRAM1に供給され、前述と同様、ここ
で信号OEが発生するので、RAM1のアドレス「001
1」に記憶されている8ビットデータDS0〜DS5,DE1,DE0
がデータ変換回路2に読み出される。
【0018】データ変換回路2は、デコード出力DEC1が
1レベルのとき、読み出された8ビットデータの下位2
ビットのデータDE1,DE0を、入力された6ビットデータD
S11〜DS6の上位2ビットのデータDS11,DS10に置き換え
て、この8ビットデータをRAM1に供給する。そし
て、RAM制御信号発生回路6が信号WEを出力するの
で、図2イに示すように、供給されているアドレスACC
「0011」に8ビットデータDS0〜DS5,DS11,DS10が書
き込まれる。この1回目の書き込みが終了すると、フラ
グFGは「1」にセットされるので、アドレス更新回路7
は演算アドレス「0011」を+1するので、次のアド
レス「0100」がRAM1に供給される。ここで、2
回目の信号OEが出力され、アドレス「0100」に記憶
されている8ビットデータDE15〜DE8がデータ変換回路
2に読み出される。データ変換回路2では、デコード出
力DEC1が1レベルで且つフラグFGが「1」なので、読み
出された8ビットデータの上位4ビットのデータDE15〜
DE12を、入力された6ビットデータDS11〜DS6の下位4
ビットのデータDS9〜DS6に置き換えて、この8ビットデ
ータをRAM1に供給する。そして、RAM制御信号発
生回路6が2回目の信号WEを出力するので、図イに示す
ように、供給されているアドレス「0100」に8ビッ
トデータDS9〜DS6,DE11〜DE8が書き込まれ、書き込み
後、フラグFGは「0」にリセットされる。
【0019】続いて、6ビットデータDS17〜DS12、及
び、6ビットデータ用アドレス「000110」が入力
されると、アドレスの下位2ビットが「10」なのでデ
コード回路3のデコード出力DEC2のみが1レベルとな
る。残余アドレスの値は変化していないので、乗算回路
4からは乗算アドレスAとして同一の「0011」が出
力されるが、今度は、デコード出力DEC2が1レベルであ
るので、加算回路5は乗算アドレスに「1」を加算し、
演算アドレスACは「0100」となる。 また、RAM
制御信号発生回路6は、デコード出力DEC2が1レベルの
とき信号OE,WEを2回発生する。フラグFGが「0」であ
る場合、演算アドレス「0100」がそのままRAM1
に供給され、ここで信号OEが発生するので、RAM1の
アドレス「0100」に記憶されている8ビットデータ
DS9〜DS6,DE11〜DE8がデータ変換回路2に読み出され
る。
【0020】データ変換回路2は、デコード出力DEC2が
1レベルのとき、読み出された8ビットデータの下位4
ビットのデータDE11〜DE8を、入力された6ビットデー
タの上位4ビットのデータDS17〜DS14に置き換えて、こ
の8ビットデータDS9〜DS6,DS17〜DS14をRAM1に供
給する。そして、RAM制御信号発生回路6が信号WEを
出力するので、図ウに示すように、アドレス「010
0」にこの8ビットデータが書き込まれる。1回目の書
き込みが終了すると、前述と同様にフラグFGは「1」に
セットされるので、アドレス更新回路7は演算アドレス
「0100」を+1し、次のアドレス「0101」がR
AM1に供給される。ここで、2回目の信号OEが出力さ
れ、アドレス「0101」に記憶されている8ビットデ
ータDE23〜DE16がデータ変換回路2に読み出される。デ
ータ変換回路2では、デコード出力DEC2が1レベルで且
つフラグFGが「1」なので、読み出された8ビットデー
タの上位2ビットのデータDE23,DE22を、入力された6
ビットデータの下位2ビットのデータDS13,DS12に置き
換えて、この8ビットデータをRAM1に供給する。そ
して、RAM制御信号発生回路6が2回目の信号WEを出
力するので、図ウに示すように、アドレス「0101」
に8ビットデータDS13,DS12,DE21〜DE16が書き込まれ、
書き込み後にフラグFGは「0」にリセットされる。
【0021】更に、6ビットデータDS23〜DS18、及び、
6ビットデータ用アドレス「000111」が入力され
ると、アドレスの下位2ビットが「11」なのでデコー
ド回路3のデコード出力DEC3のみが1レベルとなる。残
余アドレスの値は変化していないので、乗算回路4から
は乗算アドレスAとして同一の「0011」が出力され
るが、デコード出力DEC3が1レベルであるので、加算回
路5は乗算アドレスに「2」を加算し、演算アドレスAC
は「0101」となる。RAM制御信号発生回路6は、
デコード出力DEC3が1レベルのとき信号OE,WEを1回の
み発生する。フラグFGが「0」である場合、演算アドレ
ス「0101」がそのままRAM1に供給され、ここで
信号OEが発生するので、RAM1のアドレス「010
1」に記憶されている8ビットデータDS13,DS12,DE21〜
DE16がデータ変換回路2に読み出される。
【0022】データ変換回路2は、デコード出力DEC3が
1レベルのとき、読み出された8ビットデータの下位6
ビットのデータDE21〜DE16を、入力された6ビットデー
タDS23〜DS18に置き換えて、この8ビットデータDS13,D
S12,DS23〜DS18をRAM1に供給する。そして、RAM
制御信号発生回路6が信号WEを出力するので、図エに示
すように、アドレス「0101」にこの8ビットデータ
が書き込まれる。
【0023】以上のように、RAM1の3つのアドレス
「0011」,「0100」,「0101」に、4つの
6ビットデータが書き込まれることとなる。以下同様に
して、他のアドレスへのデータ書き込みも実行される。
次に、信号RREQに基づく読み出しモード動作について説
明する。このモードにおいて、6ビットデータ用アドレ
スをRAM1へのアドレスACCに変換する動作は、上述
した書き込みモード時と全く同一であり、異なる点は、
RAM制御信号発生回路6が信号WEを出力せず信号OEの
みを出力し、且つ、信号OEに基づく読み出し動作を行う
毎にフラグFGがセットされる点と、データ変換回路5で
8ビットデータから6ビットデータへの逆変換が行われ
る点である。
【0024】即ち、6ビットデータ用アドレスADとして
「000100」が与えられると、RAM1にはアドレ
スACCとして「0011」が供給され、そのアドレスに
記憶されている8ビットデータDS5〜DS0,DS11,DS10がデ
ータ変換回路2に読み出される。データ変換回路2は、
デコード出力DEC0が1レベルのとき、読み出した8ビッ
トデータの上位6ビットDS5〜DS0を抽出して、これを読
み出しデータとして出力する。
【0025】次に、6ビットデータ用アドレスADとして
「000101」が与えられると、RAM1にはまず最
初にアドレスACCとして「0011」が供給され、その
アドレスに記憶されている8ビットデータDS5〜DS0,DS1
1,DS10がデータ変換回路2に読み出される。データ変換
回路2は、デコード出力DEC1が1レベルでフラグFGが
「0」のとき、読み出した8ビットデータの下位2ビッ
トDS11,DS10を抽出し、これを一旦保持する。この場
合、1回目の読み出しによりフラグFGが「1」にセット
されて、次のアドレス「0100」がRAM1に供給さ
れ、ここで2回目の信号OEが発生する。このため、RA
M1のアドレス「0100」に記憶されている8ビット
データDS9〜DS6,DS17〜DS14が読み出される。
【0026】データ変換回路2は、デコード出力DEC1が
1レベルでフラグFGが「1」のとき、読み出した8ビッ
トデータの上位4ビットDS9〜DS6を抽出する。そして、
保持しておいたデータDS11,DS10と抽出したデータDS9〜
DS6から6ビットデータDS11〜DS6を生成し、このデータ
を読み出しデータとして出力する。続いて、6ビットデ
ータ用アドレスADとして「0001101」が与えられ
ると、RAM1にはまず最初にアドレスACCとして「0
100」が供給され、そのアドレスに記憶されている8
ビットデータDS9〜DS6,DS17〜DS14がデータ変換回路2
に読み出される。データ変換回路2は、デコード出力DE
C2が1レベルでフラグFGが「0」のとき、読み出した8
ビットデータの下位4ビットDS17〜DS14を抽出し、これ
を一旦保持する。そして、1回目の読み出しによりフラ
グFGが「1」にセットされて、次のアドレス「010
1」がRAM1に供給され、ここで2回目の信号OEが発
生する。このため、RAM1のアドレス「0101」に
記憶されている8ビットデータDS13,S12,DS23〜DS18が
読み出される。
【0027】データ変換回路2は、デコード出力DEC2が
1レベルでフラグFGが「1」のとき、読み出した8ビッ
トデータの上位2ビットDS13,DS12を抽出する。そし
て、保持しておいたデータDS17〜DS14と抽出したデータ
DS13,DS12から6ビットデータDS17〜DS12を生成し、こ
のデータを読み出しデータとして出力する。更に、6ビ
ットデータ用アドレスADとして「000111」が与え
られると、RAM1にはアドレスACCとして「010
1」が供給され、そのアドレスに記憶されている8ビッ
トデータDS13,S12,DS23〜DS18がデータ変換回路2に読
み出される。データ変換回路2は、デコード出力DEC3が
1レベルのとき、読み出した8ビットデータの下位6ビ
ットDS23〜DS18を抽出して、これを読み出しデータとし
て出力する。以下、他のアドレスに対しても同様に読み
出しが行われる。
【0028】このように、8ビット単位にアドレスが割
り付けられたメモリに、6ビットデータを書き込み/読
み出しするには、6ビットデータ用アドレスの下位2ビ
ットを除く残余アドレスを3倍して、下位2ビットの内
容に応じて、3倍したアドレスAに0,1,2のいずれ
かの値を加算すればよい。ここで、8ビットの如きメモ
リのアドレスビット単位をn、6ビットの如き書き込み
/読み出すデータのビット数をm、nとmの最小公倍数
をknとすれば、
【0029】
【数7】 下位2ビットの「2」という数は上式を満足するjから
求められ、3倍の「3」という数はkとして与えられ
る。そして、加算回路5で加算する値は、jビットの内
容に応じて、0,1,……,k−1のいずれかの値を用
いればよい。よって、この式に基づけば、例えば、n=
8ビット単位にアドレスが割り付けられたメモリに、m
=5ビットデータを書き込み/読み出しするには、8と
5の最小公倍数が40なので、5ビットデータ用アドレ
スの下位j=3ビットを除く残余アドレスを5倍して、
下位3ビットの内容に応じて、5倍したアドレスAに
0,1,2,3,4のいずれかの値を加算すればよい。
また、n=16ビット単位にアドレスが割り付けられた
メモリに、m=12ビットデータを書き込み/読み出し
するには、16と12の最小公倍数が48なので、12
ビットデータ用アドレスの下位j=2ビットを除く残余
アドレスを3倍して、下位2ビットの内容に応じて、3
倍したアドレスAに0,1,2のいずれかの値を加算す
ればよい。
【0030】更に、上述の実施例では、下位jビットを
用いたが他のビット位置のjビットを用いたり、加算回
路5の代わりに減算回路を用いたり、アドレス更新回路
7で+1の代わりに−1を用いるなど、種々の変更を行
っても同様の書き込み/読み出しが可能となる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、複雑なアドレス変換を
行うことなく、アドレスが割り付けられたデータビット
数と異なるビット数のデータを、メモリに書き込み/読
み出しすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の動作を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 RAM 2 データ変換回路 3 デコード回路 4 乗算回路 5 加算回路 6 RAM制御信号発生回路 7 アドレス更新回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 nビット(n:整数)単位にアドレスが
    割り付けられたメモリにmビット(m:m<nの整数)
    データを書き込む方法において、nとmの最小公倍数を
    kn(k:整数)とするとき、 【数1】 上式を満足するjを求め、入力されるmビットデータ用
    アドレスの特定位置のjビットを除くアドレスをk倍し
    たアドレスAを算出し、前記jビットの内容に応じて前
    記アドレスAに0,1,……,k−1のいずれかを加算
    もしくは減算した演算アドレスを生成し、また、前記j
    ビットの内容に応じて前記メモリに対する書き込み回数
    を変化させ、該書き込み回数に応じて前記演算アドレス
    を更新すると共に、前記jビットの内容及び書き込み回
    数に応じて、入力されるmビットデータの一部もしくは
    全部を所定ビット位置に配置してnビットデータに変換
    し、前記メモリにおける前記演算アドレス及びその更新
    アドレスに前記変換されたnビットデータを書き込むよ
    うにしたことを特徴とするデータ書き込み方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の書き込み方法において、
    書き込みに先立ち、前記メモリにおける前記演算アドレ
    ス及びその更新アドレスからnビットデータを読み出
    し、該読み出したnビットデータに対して、前記jビッ
    トの内容及び書き込み回数に応じて、入力されるmビッ
    トデータの一部もしくは全部を所定ビット位置に配置す
    ることによりデータの置き換えを行ってnビットデータ
    に変換し、該変換されたnビットデータを前記メモリに
    おける前記演算アドレス及びその更新アドレスに書き込
    むようにしたことを特徴とするデータ書き込み方法。
  3. 【請求項3】 nビット(n:整数)単位にアドレスが
    割り付けられたメモリにmビット(m:m<nの整数)
    データを書き込む装置において、nとmの最小公倍数を
    kn(k:整数)とするとき、 【数2】 上式を満足するjを求め、入力されるmビットデータ用
    アドレスの特定位置のjビットを除いたアドレスをk倍
    する乗算回路と、該乗算回路でk倍されたアドレスAに
    前記jビットの内容に応じて、0,1,……,k−1の
    いずれかを加算もしくは減算する演算回路と、前記jビ
    ットの内容に応じて書き込み回数が変化する書き込み制
    御回路と、該書き込み回数に応じて前記演算回路の出力
    アドレスを更新するアドレス更新回路と、前記jビット
    の内容及び書き込み回数に応じて、入力されるmビット
    データの一部もしくは全部を所定ビット位置に配置して
    nビットデータに変換するデータ変換回路とを備え、前
    記メモリにおける前記アドレス更新回路の出力アドレス
    に前記データ変換回路で変換されたnビットデータを書
    き込むようにしたことを特徴とするデータ書き込み装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の書き込み装置において、
    書き込みに先立ち、前記メモリにおける前記アドレス更
    新回路の出力アドレスからnビットデータを読み出し、
    前記データ変換回路は、該読み出したnビットデータに
    対して、前記jビットの内容及び書き込み回数に応じ
    て、入力されるmビットデータの一部もしくは全部を所
    定ビット位置に配置することによりデータの置き換えを
    行ってnビットデータに変換し、該変換されたnビット
    データを前記メモリにおける前記アドレス更新回路の出
    力アドレスに書き込むようにしたことを特徴とするデー
    タ書き込み装置。
  5. 【請求項5】 nビット(n:整数)単位にアドレスが
    割り付けられたメモリからmビット(m:m<nの整
    数)データを読み出す方法において、nとmの最小公倍
    数をkn(k:整数)とするとき、 【数3】 上式を満足するjを求め、入力されるmビットデータ用
    アドレスの特定位置のjビットを除くアドレスをk倍し
    たアドレスAを算出し、前記jビットの内容に応じて前
    記アドレスAに0,1,……,k−1のいずれかを加算
    もしくは減算して演算アドレスを生成し、また、前記j
    ビットの内容に応じて前記メモリに対する読み出し回数
    を変化させ、該読み出し回数に応じて前記演算アドレス
    を更新し、前記メモリにおける前記演算アドレス及びそ
    の更新アドレスからnビットデータを読み出すと共に、
    読み出したnビットデータから、前記特定位置のjビッ
    トの内容及び読み出し回数に対応する所定ビット位置の
    データを抽出してmビットデータに変換し、該変換され
    たmビットデータを読み出しデータとして出力すること
    を特徴とするデータ読み出し方法。
  6. 【請求項6】 nビット(n:整数)単位にアドレスが
    割り付けられたメモリからmビット(m:m<nの整
    数)データを読み出す装置において、nとmの最小公倍
    数をkn(k:整数)とするとき、 【数4】 上式を満足するjを求め、入力されるmビットデータ用
    アドレスの特定位置のjビットを除いたアドレスをk倍
    する乗算回路と、該乗算回路でk倍されたアドレスAに
    前記jビットの内容に応じて、0,1,……,k−1の
    いずれかを加算もしくは減算する演算回路と、前記jビ
    ットの内容に応じて読み出し回数が変化する読み出し制
    御回路と、該読み出し回数に応じて前記演算回路の出力
    アドレスを更新し、その出力アドレスを前記メモリに供
    給するアドレス更新回路と、前記メモリにおける前記ア
    ドレス更新回路の出力アドレスから読み出されたnビッ
    トデータから、前記jビットの内容及び読み出し回数に
    対応する所定ビット位置のデータを抽出してmビットデ
    ータに変換するデータ変換回路とを備え、該変換された
    mビットデータを読み出しデータとして出力することを
    特徴とするデータ読み出し装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014002597A (ja) * 2012-06-19 2014-01-09 Denso Corp 移動体用データ処理方法
JP2015219544A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 ソニー株式会社 データ処理装置、データ処理方法、プログラム、および記憶装置

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