JPH11215008A - 復号回路 - Google Patents

復号回路

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JPH11215008A
JPH11215008A JP1441598A JP1441598A JPH11215008A JP H11215008 A JPH11215008 A JP H11215008A JP 1441598 A JP1441598 A JP 1441598A JP 1441598 A JP1441598 A JP 1441598A JP H11215008 A JPH11215008 A JP H11215008A
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JP1441598A
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Inventor
Kenichi Natsume
賢一 夏目
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/90Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using coding techniques not provided for in groups H04N19/10-H04N19/85, e.g. fractals
    • H04N19/91Entropy coding, e.g. variable length coding [VLC] or arithmetic coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/61Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Signal Processing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変長コードの復号回路の回路規模を小さく
する。 【解決手段】 可変長ビットの数値部分と、それに続く
1ビットの符号部分とで構成される可変長コードVLC
を含むコード情報C0〜C10が、復号部40に与えら
れる。数値解読部41で数値部分が解読されて数値デー
タD0〜D4が出力される。コード長解読部42で可変
長コードVLCのコード長が解読されてそのコード長よ
りも1だけ少ない値がコード長情報LENとして出力さ
れる。シフト部43でコード情報C0〜C10がコード
長情報LENの値だけシフトされ、可変長コードVLC
の符号部分が符号データSとして出力される。符号部分
の解読のための論理ゲートの組み合わせによる回路が不
要になるので、回路規模を小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、画像符号
のように可変長の符号にコード化されたデータを復号す
る復号回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の復号回路の構成図であ
り、図3は、この図2の復号回路に対応する可変長コー
ドを示す図である。図3の可変長コードは、データの正
負に関係なく絶対値に応じて可変長にコード化された数
値部分と、この数値部分の後に付加された正負を示す1
ビットの符号部分とで構成されている。図2の復号回路
は、図3の可変長コードVLCが入力されるコードバッ
ファ1、このコードバッファ1を介して可変長コードV
LCが並列に与えられるシフト部2、並びにコードバッ
ファ1及びシフト部2を制御する制御部3を備えてい
る。シフト部2には、数値解読部11、符号解読部1
2、及びコード長解読部13で構成される復号部10が
接続されている。数値解読部11は、シフト部2から与
えられる5ビットのコード情報C0,C1,C2,C
3,C4中の有効な数値部分を解読して、2進数の数値
データD0,D1を出力するものである。数値解読部1
1は、図3の可変長コードに従って、数値データD0,
D1を生成するために、インバータ11a,11b,1
1c、論理積ゲート(以下、「AND」という)11
d,11e,11f,11g、及び論理和ゲート(以
下、「OR」という)11h,11iの論理ゲートを組
み合わせて構成されている。
【0003】また、符号解読部12は、シフト部2から
与えられるコード情報C0〜C4中の正負の符号部分を
解読して、符号データSを出力するものである。符号解
読部12は、AND12a,12b,12c、及びOR
12dの論理ゲートを組み合わせて構成されている。コ
ード長解読部13は、シフト部2から与えられるコード
情報C0〜C4から、1つの可変長コードVLCを構成
するビット数を解読してコード長情報CLを出力するも
のであり、データ解読部11や符号解読部12と同様
に、複数の論理ゲートを組み合わせて構成されている。
コード長解読部13の出力側は、制御部3に接続されて
いる。制御部3はコード長情報CLに基づいて、可変長
コードVLCを逐次コードバッファ1に読み込ませると
ともに、シフト部2に対して情報を所定のビット数だけ
シフトするように制御するものである。これにより、解
読対象の可変長コードVLCを含む5ビットのコード情
報C0〜C4として復号部10に与えられるようになっ
ている。次に、例えばデータ“+1”,“−3”,“−
2”の可変長符号VLCが、順次コードバッファ1に入
力された場合の動作を説明する。
【0004】データ“+1”,“−3”,“−2”の可
変長コードVLCは、図3に示すように、それぞれ“0
10”,“00011”,“0011”であるから、コ
ードバッファ1には符号“010000110011”
が格納される。コードバッファ1に格納された符号“0
10000110011”は、そのまま並列にシフト部
2へ与えられる。そして、シフト部2に与えられたコー
ド“010000110011”の先頭の5ビット“0
1000”が、コード情報C0〜C4として復号部10
に与えられる。復号部10の数値解読部11において、
データ“+1”の数値部分が解読され、数値データD
0,D1として“1”,“0”が出力される。一方、符
号解読部12において、データ“+1”の符号部分が解
読されて、符号データSとして“0”が出力される。ま
た、コード長解読部13において、データ“+1”のコ
ード長が解読されてコード長情報CLとして“3”が出
力される。
【0005】データ“+1”の解読によって得られたコ
ード長情報CL(=3)は制御部3に与えられ、この制
御部3からシフト部2に対して、3ビットだけシフトさ
せるための制御が行われる。これにより、シフト部2内
の可変長コードVLCは、3ビットだけシフトされ、シ
フト後の先頭の5ビット“00011”が、コード情報
C0〜C4として復号部10に与えられる。即ち、この
コード情報C0〜C4は、2番目のデータ“−3”を先
頭とする可変長コードVLCである。従って、復号部1
0においてデータ“−3”が復号され、数値データD
0,D1として“1”,“1”、符号データSとして
“1”、コード長情報CLとして“5”が、それぞれ出
力される。
【0006】データ“−3”の解読によって得られたコ
ード長情報CL(=5)は制御部3に与えられ、この制
御部3からシフト部2に対して、5ビットだけシフトさ
せるための制御が行われる。これにより、シフト部2内
の可変長コードVLCは、更に5ビットだけシフトさ
れ、シフト後の先頭の5ビット“00110”が、コー
ド情報C0〜C4として復号部10に与えられる。即
ち、このコード情報C0〜C4は、3番目のデータ“−
2”を先頭とする可変長コードVLCを含むものであ
る。従って、復号部10において、データ“−2”が復
号され、数値データD0,D1として“0”,“1”、
符号データSとして“1”、コード長情報CLとして
“4”が、それぞれ出力される。このような繰り返し動
作により、コードバッファ1に入力された可変長コード
VLCは順次復号される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
復号回路では、可変長コード数が多くなると、復号部の
回路規模が大きくなるという課題があった。例えば、動
画像符号化で使用されるMPEG(Moving Picture Exp
ert Group)方式により符号化された動きベクトルは、数
100コードを有しており、可変長コード復号部の回路
規模が大きくなり、これに伴って消費電力も大きくなっ
ていた。本発明は、数値部分と符号部分とで構成された
可変長コードのコード形式の特徴を利用することによ
り、前記従来技術が持っていた課題を解決し、回路規模
を小さくすることができる復号回路を提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の内の第1の発明は、復号回路において、正
負の符号を有するデータの絶対値が不定のビット数でコ
ード化された数値部分と該数値部分の後に付加された該
データの符号を表す1ビットの符号部分とで構成された
可変長コードが複数個連続して入力され、シフト制御信
号に基づいて該可変長コードの先頭ビットから所定のビ
ット数の情報をコード情報として出力するシフト手段
と、前記コード情報が与えられ、該コード情報に含まれ
る前記可変長コードの数値部分を解読して数値データを
出力する数値解読手段と、前記コード情報が与えられ、
該コード情報に含まれる前記可変長コードを構成するビ
ット数を解読して該ビット数よりも1ビット少ない値を
コード長情報として出力するコード長解読手段と、前記
コード情報を前記コード長情報の値だけシフトし、該シ
フトされたコード情報に含まれる前記可変長コードの符
号部分を符号データとして出力する符号出力手段と、前
記コード長情報に1を加算した値を前記シフト制御信号
として前記シフト手段に出力するシフト制御手段とを備
えている。
【0009】第1の発明によれば、以上のように復号回
路を構成したので、次のような作用が行われる。シフト
手段から与えられたコード情報に含まれる可変長コード
は、数値解読手段によってその数値部分が解読されて数
値データが出力される。また、コード長解読手段からは
コード長情報が出力される。符号出力手段では、コード
長情報に基づいてコード情報がシフトされ、可変長コー
ドの符号部分が符号データとして出力される。更に、シ
フト制御手段によってコード長情報に1が加算されてシ
フト制御信号が生成されてシフト手段に与えられる。こ
れによって、次の可変長コードがコード情報として出力
される。
【0010】第2の発明は、復号回路において、正負の
符号を有するデータの絶対値が不定のビット数でコード
化された数値部分と該数値部分の後に付加された該デー
タの符号を表す1ビットの符号部分とで構成された可変
長コードが複数個連続して入力され、選択制御信号に基
づいて該可変長コードの先頭ビットから所定のビット数
の情報をコード情報として出力する選択手段と、第1の
発明と同様の数値解読手段と、コード長解読手段と、前
記コード情報が与えられ、該コード情報に含まれる前記
可変長コードの符号部分を前記コード長情報に基づい選
択して符号データを出力する符号出力手段と、前記コー
ド長情報に1を加算した値を前記選択制御信号として前
記選択手段に出力する選択制御手段とを備えている。
【0011】第2の発明によれば、次のような作用が行
われる。選択手段から与えられたコード情報に含まれる
可変長コードは、数値解読手段によってその数値部分が
解読されて数値データが出力される。また、コード長解
読手段からはコード長情報が出力される。符号出力手段
では、コード長情報に基づいて可変長コードの符号部分
が選択されて符号データとして出力される。更に、選択
制御手段によってコード長情報に1が加算されて選択制
御信号が生成されて選択手段に与えられる。これによっ
て、次の可変長コードがコード情報として出力される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
復号回路の構成図である。また図4は、図1の復号回路
に対応する可変長コードの一例を示す図である。この図
4は、MPEG符号化方式により符号化された動きベク
トルの可変長コード表であり、同図に示すように動きベ
クトルは、データの正負に関係なく絶対値に応じて可変
長にコード化された数値部分と、この数値部分の後に付
加された正負を示す1ビットの符号部分とで構成されて
いる。図1の復号回路は、図4の可変長コードVLC
が、1ワード(16ビット)単位で入力されるコードバ
ッファ20を備えている。コードバッファ20は、2つ
の16ビットレジスタ21,22を縦続接続した構成と
なっており、2ワード分(32ビット)の可変長コード
VLCを一旦保持して、32ビットの並列コードV0〜
V31として出力するものである。コードバッファ20
の出力側には、シフト手段(例えば、シフト部)30の
入力端子DIが接続されている。
【0013】シフト部30は、入力端子DIの他にシフ
ト制御端子SI、出力端子DO等を有している。また、
シフト部30は、シフト制御端子SIに与えられたシフ
ト制御信号SCに従い、並列コードV0〜V31を指定
されたビット数だけシフトし、シフト後の先頭の11ビ
ットをコード情報C0,C1,…,C10として出力端
子DOから並列に出力する機能を有している。シフト部
30の出力端子DOは、復号部40に接続されている。
復号部40は、数値解読手段(例えば、数値解読部)4
1、コード長解読手段(例えば、コード長解読部)4
2、及び符号出力手段(例えば、シフト部)43で構成
されている。数値解読部41は、シフト部30から与え
られる11ビットのコード情報C0〜C10に含まれる
可変長コードVLCの数値部分を解読し、2進数の数値
データD0,D1,…,D4として出力するものであ
る。数値解読部41は、インバータ、AND、OR等の
論理ゲートを組み合わせて構成され、図4の可変長コー
ド表に従って数値データD0〜D4を生成するようにな
っている。
【0014】コード長解読部42は、数値解読部41と
同様に、複数の論理ゲートを組み合わせて構成され、シ
フト部30から与えられるコード情報C0〜C10に含
まれる可変長コードVLCを構成するビット数を解読し
て4ビットのコード長情報LENとして出力するもので
ある。但し、コード長情報LENは、図4に示すよう
に、実際のコード長よりも1だけ小さい値となってい
る。また、シフト部43は、シフト部30からコード情
報C0〜C10が並列に与えられる入力端子DI、コー
ド長情報LENが与えられるシフト制御端子SI、及び
シフト後の先頭ビットを、符号データSとして出力する
出力端子DOを有している。
【0015】コード長解読部42の出力側は、シフト制
御手段(例えば、シフト制御部)50に接続されてい
る。シフト制御部50は、加算器51及びレジスタ52
を有しており、この加算器51の入力端子Aに、コード
長解読部42からのコード長情報LENが与えられるよ
うになっている。加算器51は4ビットの加算器であ
り、入力端子A,B及びキャリー入力端子CIに与えら
れたデータを加算し、その4ビットの加算結果を出力端
子Oから、桁上がり情報CARをキャリー出力端子CO
から、それぞれ出力するものである。加算器51のキャ
リー入力端子CIは、常に“1”が与えられるように固
定接続されている。また、加算器51のキャリー出力端
子COは、コードバッファ20におけるレジスタ21,
22のデータ転送回路(図1中には示されていない)に
接続されている。加算器51の出力端子Oには、レジス
タ52の入力側が接続され、このレジスタ52の出力側
は、加算器51の入力端子Bとシフト部30のシフト制
御端子SIに接続されている。次に、動作を説明する。
ここでは、例えば、データ“+10”,“−8”,“−
12”,“+3”,…の可変長コードVLCが、順次コ
ードバッファ20に入力された場合の動作を説明する。
また、レジスタ52の初期値は0とする。
【0016】データ“+10”,“−8”,“−1
2”,“+3”,…の可変長符号VLCは、図4に示す
ように、それぞれ“0000010010”,“000
0010111”,“00000100001”,“0
0010”,…であるから、レジスタ22には、先頭部
の1番目から16番目までの16ビット“000001
0010000001”が格納される。また、レジスタ
21には17番目から32番目までの16ビット“01
11000001000010”が格納される。そし
て、レジスタ22の内容は並列コードV0〜V15とし
て、レジスタ21の内容は並列コードV16〜V31と
して並列に出力される。並列コードV0〜V31は、図
示しない制御部からの制御に従ってシフト部30にロー
ドされ、このシフト部30にロードされた32ビットの
内の先頭の11ビット“00000100100”が、
コード情報C0〜C10として復号部40に与えられ
る。
【0017】復号部40の数値解読部41において、1
番目のデータ“+10”の数値部分が解読されて、数値
データD0,D1,D2,D3,D4として、“0”,
“1”,“0”,“1”,“0”が出力される。また、
コード長解読部42において、データ“+10”のコー
ド長が解読されてコード長情報LENとして“9”が出
力され、シフト部43のシフト制御端子SIに与えられ
る。シフト部43において、シフト部30から与えられ
た11ビットのコード情報C0〜C10が9ビットシフ
トされ、シフト後の先頭ビット、即ちコード情報C9が
符号データSとして出力される。これにより、符号デー
タSとして“0”が出力される。一方、コード長解読部
42から出力されたコード長情報LEN(=9)は、加
算器51の入力端子Aに与えられる。加算器51の入力
端子Bにはレジスタ52の値“0”が、キャリー入力端
子CIには値“1”が与えられているので、この加算器
51の出力端子Oには値“10”、即ちデータ“+1
0”のコード長が出力される。加算器51の加算結果の
値“10”は、レジスタ52に保持されるとともに、シ
フト部30に対するシフト制御信号SCとして与えられ
る。
【0018】データ“+10”の解読が終了すると、制
御部からの制御に従って再びコードバッファ20の内容
がシフト部30にロードされる。そして、シフト部30
にロードされた並列コードV0〜V31は、シフト制御
端子SIに与えられたシフト制御信号SCに従って、1
0ビットだけシフトされる。これにより、2番目のデー
タ“−8”のコード“0000010111”と、3番
目のデータ“−12”のコードの一部とが、コード情報
C0〜C10として復号部40に出力される。データ解
読部41において2番目のデータ“−8”の数値部分が
解読され、数値データD0,D1,D2,D3,D4と
して“0”,“1”,“0”,“0”,“0”が出力さ
れる。また、コード長解読部42においてデータ“−
8”のコード長が解読され、コード長情報LENとして
“9”が出力されてシフト部43のシフト制御端子SI
に与えられる。シフト部43において、シフト部30か
ら与えられた11ビットのコード情報C0〜C10が9
ビットシフトされ、シフト後の先頭ビット、即ち情報C
9が符号データSとして出力される。これにより、符号
データSとして“1”が出力される。
【0019】一方、コード長解読部42から出力された
コード長情報LEN(=9)は、加算器51の入力端子
Aに与えられる。加算器51の入力端子Bにはレジスタ
52の値“10”が、キャリー入力端子CIには値
“1”が与えられているので、加算結果は“20”とな
る。このため、加算器51のキャリー出力端子COから
桁上がり情報CARが出力され、4ビットの出力端子O
には値“4”が出力される。加算器51の出力端子Oの
値“4”は、レジスタ52に保持されるとともに、シフ
ト部30に対するシフト制御信号SCとして与えられ
る。このシフト制御信号SCの値“4”は、データ“+
10”とデータ“−8”のコード長の合計の下位4ビッ
トの値となっている。2番目のデータ“−8”の解読に
よって、加算器51からの桁上がり情報CARが“1”
になると、図示しない転送制御信号がレジスタ21,2
2に与えられ、レジスタ21の内容がレジスタ22へ転
送される。そして、レジスタ21には、新たに16ビッ
ト分の可変長コードVLCが保持される。
【0020】コードバッファ20に保持された並列コー
ドV0〜V31が16ビット更新された後、制御部から
の制御に従ってコードバッファ20の内容がシフト部3
0にロードされる。そして、シフト部30にロードされ
た並列コードV0〜V31は、シフト制御端子SIに与
えられたシフト制御信号SCに従って、4ビットだけシ
フトされる。これにより、3番目のデータ“−12”の
コード“00000100001”が、コード情報C0
〜C10として復号部50に与えられる。データ解読部
41において3番目のデータ“−12”の数値部分が解
読され、数値データD0,D1,D2,D3,D4とし
て“0”,“1”,“1”,“0”,“0”が出力され
る。また、コード長解読部42においてデータ“−1
2”のコード長が解読され、コード長情報LENとして
“10”が出力されて、シフト部43のシフト制御端子
SIに与えられる。シフト部43において、シフト部3
0から与えられた11ビットのコード情報C0〜C10
が10ビットシフトされ、シフト後の先頭ビット、即ち
コード情報C10が符号データSとして出力される。こ
れにより、符号データSとして“1”が出力される。
【0021】一方、コード長解読部42から出力された
コード長情報LEN(=10)は、加算器51の入力端
子Aに与えられる。加算器51の入力端子Bにはレジス
タ52の値“4”が、キャリー入力端子CIには値
“1”が与えられているので、加算結果は“15”とな
り、出力端子Oには値“15”が出力される。加算器5
1の出力端子Oの値“15”は、レジスタ52に保持さ
れるとともに、シフト部30に対するシフト制御信号S
Cとして与えられる。このシフト制御信号SCの値“1
5”は、データ“+10”,“−8”,“−12”のコ
ード長の合計の下位4ビットの値となっている。3番目
のデータ“−12”の解読が終了すると、制御部からの
制御に従って再びコードバッファ20の内容がシフト部
30にロードされる。そして、シフト部30にロードさ
れた並列コードV0〜V31は、シフト制御端子SIに
与えられたシフト制御信号SCに従って、15ビットだ
けシフトされる。これにより、4番目のデータ“+3”
のコード“00010”と、5番目以降のデータの一部
とがコード情報C0〜C10として復号部50に与えら
れる。
【0022】このような動作の繰り返しによって可変長
符号VLCは順次解読され、各データ毎に絶対値を示す
数値データD0〜D4と正負の符号を示す符号データS
とが得られる。このように、本実施形態の復号回路は、
コード長解読部42で解読されたコード長情報LENに
基づいて、可変長コードVLCを含むコード情報C0〜
C10をシフトすることによって正負の符号データSを
出力するシフト部43を有している。このため、多数の
論理ゲートを組み合わせた符号解読部が不要になり、回
路構成の簡素化と消費電力の低減が可能になるという利
点がある。
【0023】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次の(a)〜(e)のようなものがある。 (a) 可変長コードVLCは図4に示したものに限定
されない。即ち、数値部分の後に1ビットの正負の符号
部分が付加された形式の可変長コードVLCであれば、
どのようなコード体系に対しても適用可能である。 (b) コードバッファ20のビット数、シフト部30
の容量、及び加算器51の桁数等は、例示した数値に限
定されず、適用する可変長コードVLCの最大ビット数
に応じて決定すれば良い。 (c) シフト部30は、シフトレジスタを用いて並列
コードV0〜V31からコード情報C0〜C10を出力
するようになっているが、例えば、セレクタ等を用いて
選択制御信号に基づいて対応するコード情報C0〜C1
0を選択して出力するようにしても良い。 (d) シフト部43は、シフトレジスタを用いてコー
ド長情報LENで指定された数だけコード情報C0〜C
10をシフトして、符号データSを出力するようになっ
ているが、例えば、セレクタ等を用いて選択制御信号に
基づいて符号データSを選択して出力するようにしても
良い。 (e) 可変長コードVLCのみならず、固定長コード
の復号も可能である。但し、固定長コードの場合は、コ
ード長解読部42及びシフト制御部50は不要となり、
シフト部30,43は固定のシフト回路となる。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、可変長コードを構成するビット数を解読して
コード長情報を出力するコード長解読手段と、該コード
長情報の値だけコード情報をシフトして該可変長コード
の符号部分を符号データとして出力する符号出力手段と
を有している。これにより、符号を解読するための論理
回路が不要になり、回路の簡素化と消費電力の低減が可
能になる。第2の発明によれば、可変長コードを構成す
るビット数を解読してコード長情報を出力するコード長
解読手段と、該コード長情報に基づいて該可変長コード
の符号部分を選択し、符号データとして出力する符号出
力手段とを有している。これにより、第1の発明と同様
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す復号回路の構成図であ
る。
【図2】従来の復号回路の構成図である。
【図3】図2の復号回路に対応する可変長コードを示す
図である。
【図4】図1の復号回路に対応する可変長コードの一例
を示す図である。
【符号の説明】
20 コードバッファ 30 シフト部 40 復号部 41 数値解読部 42 コード長解読部 43 シフト部 50 シフト制御部 51 加算器 52 レジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正負の符号を有するデータの絶対値が不
    定のビット数でコード化された数値部分と該数値部分の
    後に付加された該データの符号を表す1ビットの符号部
    分とで構成された可変長コードが複数個連続して入力さ
    れ、シフト制御信号に基づいて該可変長コードの先頭ビ
    ットから所定のビット数の情報をコード情報として出力
    するシフト手段と、 前記コード情報が与えられ、該コード情報に含まれる前
    記可変長コードの数値部分を解読して数値データを出力
    する数値解読手段と、 前記コード情報が与えられ、該コード情報に含まれる前
    記可変長コードを構成するビット数を解読して該ビット
    数よりも1ビット少ない値をコード長情報として出力す
    るコード長解読手段と、 前記コード情報を前記コード長情報の値だけシフトし、
    該シフトされたコード情報に含まれる前記可変長コード
    の符号部分を符号データとして出力する符号出力手段
    と、 前記コード長情報に1を加算した値を前記シフト制御信
    号として前記シフト手段に出力するシフト制御手段と
    を、 備えたことを特徴とする復号回路。
  2. 【請求項2】 正負の符号を有するデータの絶対値が不
    定のビット数でコード化された数値部分と該数値部分の
    後に付加された該データの符号を表す1ビットの符号部
    分とで構成された可変長コードが複数個連続して入力さ
    れ、選択制御信号に基づいて該可変長コードの先頭ビッ
    トから所定のビット数の情報をコード情報として出力す
    る選択手段と、 前記コード情報が与えられ、該コード情報に含まれる前
    記可変長コードの数値部分を解読して数値データを出力
    する数値解読手段と、 前記コード情報が与えられ、該コード情報に含まれる前
    記可変長コードを構成するビット数を解読して該ビット
    数よりも1ビット少ない値をコード長情報として出力す
    るコード長解読手段と、 前記コード情報が与えられ、該コード情報に含まれる前
    記可変長コードの符号部分を前記コード長情報に基づい
    選択して符号データを出力する符号出力手段と、 前記コード長情報に1を加算した値を前記選択制御信号
    として前記選択手段に出力する選択制御手段とを、 備えたことを特徴とする復号回路。
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