JPH09213078A - 半導体メモリ、デバイス、信号の増幅方法、パストランジスタを制御するための方法および装置 - Google Patents

半導体メモリ、デバイス、信号の増幅方法、パストランジスタを制御するための方法および装置

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JPH09213078A
JPH09213078A JP8308543A JP30854396A JPH09213078A JP H09213078 A JPH09213078 A JP H09213078A JP 8308543 A JP8308543 A JP 8308543A JP 30854396 A JP30854396 A JP 30854396A JP H09213078 A JPH09213078 A JP H09213078A
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voltage
signal
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voltage level
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JP8308543A
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English (en)
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Hiroshi Otori
浩 大鳥
Takesada Akiba
武定 秋葉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センスアンプ動作の精度を維持しながらオー
バードライブすることにより高速な信号の弁別を行うた
めの方法および装置を提供する。 【解決手段】 ソース共通形Nチャネルスイッチを有す
るオーバードライブ回路がセンスされる信号をある期間
通常レベルより大きな電圧レベルへと駆動する。信号が
オーバードライブされる期間50はセンスアンプ回路の
動作電圧に対応したものである。オーバードライブが終
了すると、センスされる信号は第2の期間52、正規化
回路によって通常レベルへと駆動され、それにより次の
メモリサイクルに備え、信号が再び所望のプリチャージ
レベルに設定されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に半導体回
路設計に関し、特に一定の遅延時間を有するメモリセン
ス回路のための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル論理では、入出力信号が、"H
igh"(以下、Hと略す)あるいは"Low" (以下、Lと略
す)とみなされるように定義された電圧レベルを満たす
必要がある。
【0003】しかし、ディジタル論理を利用する典形的
な集積回路、即ち”チップ”には、多くの電圧レベルの
信号が含まれている。その結果、センスアンプ回路を用
いて信号を解釈、即ち「弁別」し、信号をHあるいはL
の電圧レベルへと駆動し、それによって、チップ上の他
のディジタル回路のための適正電圧を生成するようにし
ている。
【0004】例えば、ランダムアクセスメモリ(DRA
M)デバイスのためのキャパシタタイプのメモリセルは
非常に小さなビット信号を用いている。DRAMに設け
られたセンスアンプ回路は、メモリセルのHレベルとL
レベルとの間のレベルとして定義されたプリチャージレ
ベルとビット信号とを比較することにより、そのビット
信号を弁別している。ビット信号のレベルがプリチャー
ジレベルより上の場合には、センスアンプ回路はその信
号をHあるいは論理値1の信号として解釈する。ビット
信号のレベルがプリチャージレベルより低い場合には、
センスアンプ回路はその信号をLあるいは論理値0の信
号として解釈する。
【0005】技術が進歩するにつれ、センスアンプ回路
により実効される弁別の速度および精度がより重要にな
ってきている。このため、チップの設計者は信号弁別の
速度を上げる様々な方法を試してきた。例えば、Dhong
et al.の米国特許第5,257,232号は、信号弁別
の速度を上げるために、センスアンプ回路をオーバード
ライブする方法を教示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記米国特
許の方法は信号をすばやく弁別する点では成功している
が、問題点を有している。そのような問題点の1つは、
センスが完了するときに、信号が所望のプリチャージレ
ベルには戻らないので、このオーバードライブ処理が不
正確なことである。その代わり、センスの際に電圧を通
常以上に上げる(オーバーシュート)ため、ビット信号
がずれたレベルに戻る。その結果、プリチャージレベル
が変化し、センスアンプ回路は次のビット信号を正しく
解釈しなくなる。
【0007】この問題は、様々な電圧レベルに設定され
得る外部電源(VDD)を現代の集積回路が用いていると
いう事実により悪化されている。例えば、単一のチップ
が4.0Vと2.4Vとの間の外部電源レベルで動作するこ
とがある。電源レベルの変動が大きく、チップの素子が
異なる電源レベルで動作するときには異なる動作をする
ため、信号がオーバードライブされる時間の長さが重要
な問題となる。
【0008】特に、従来のチップは、信号がオーバード
ライブされる時間の長さを制御するためにソース共通形
の大きなPチャネルスイッチを用いている。これは、P
チャネルデバイスによって非常に高い電圧に引き上げる
ことができ、高い電源レベルですばやくそれを行うこと
ができることによる。
【0009】しかし、Pチャネルデバイスは動作電圧の
変化で劇的に変化するので、高速で正確な設計をより実
現し難くしている。更に、Pチャネルデバイスは、余分
のレイアウトスペースを必要とし、動作電圧が低いとき
には動作速度が非常に遅い。
【0010】したがって、本発明の目的は、センスアン
プ動作の精度を維持しながら、信号をオーバードライブ
することにより高速な信号の弁別を行うための方法およ
び装置を提供することである。
【0011】また、本発明の目的は、異なる電源レベル
で動作するチップにおいて信号をオーバードライブする
ための方法および装置を提供することである。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0014】すなわち、本発明は、センスアンプ回路の
受取る信号をオーバードライブするための方法および装
置を提供する。この目的のために、Nチャネルソース共
通形スイッチを有するオーバードライブ回路が、センス
されるべき信号をある期間通常のレベル以上の電圧レベ
ルに駆動する。信号がオーバードライブされる期間の長
さはセンスアンプ回路の動作電圧に対応している。オー
バードライブが完了すると、センス対象の信号を正規化
回路が第2の期間通常レベルへと駆動し、それにより次
のメモリサイクルに備えて、信号を再び所望のプリチャ
ージレベルに設定できるようにする。
【0015】前記した本発明によれば、精度を維持しつ
つ、センスアンプによりビット線の信号を高速に弁別す
ることができる。
【0016】また、本発明によれば、信号がオーバード
ライブされる期間の長さが外部電源の電圧レベルに応じ
たものである点で有利である。
【0017】又、本発明によれば、低い動作電圧におい
て、ソース共通形のNチャネルスイッチがソース共通形
のPチャネルスイッチより高速である点で有利である。
【0018】又、本発明によれば、ソース共通形のNチ
ャネルスイッチは異なる動作電圧レベルにおいても一貫
的に動作する点で有利である。
【0019】又、本発明によれば、ソース共通形Nチャ
ネルスイッチはソース共通形Pチャネルスイッチに比べ
てレイアウト面積の点で有利である。
【0020】
【発明の実施の形態】図1において、参照番号10は本
発明の一実施形態であるメモリデバイスを示している。
本発明の好適な実施形態では、デバイス10は256M
ビットのダイナミックランダムアクセスメモリ(DRA
M)であるが、本発明はDRAMに対する適用に限定さ
れるわけではなく、正確で高速な信号増幅が必要な任意
の集積回路デバイスに関連して適用することができる。
【0021】デバイス10は外部電源(図示されていな
い)に接続されており、それにより正の電源(VDD)お
よび0Vの電源(VSS)が供給される。デバイス10は
複数の従来のエンハンスメント形電界効果トランジスタ
を有しており、その各々はゲート、ソース、ドレインお
よびウエルを備えている。他に特別の言及がなければ、
各トランジスタは、ここで記載されるとおり、飽和モー
ドで動作するものとみなす。
【0022】また、デバイス10は、複数のメモリセル
(ビット)のアレイブロック(アレイブロック12等)
を含んでいる。アレイブロック12を残りのアレイブロ
ックの代表として取り上げると、ビット14a〜14d
を含んでおり、これらはこのアレイブロックの残りのビ
ットを代表するものとして示されている。
【0023】簡単化のために、詳細な説明の以下の部分
において、アレイブロック12をそのアレイブロックに
関連する少数のビット、信号および回路と共に説明す
る。したがって、以下に説明されるのは好適な実施形態
を簡略化し、例示のために説明したものであり、本発明
の限定を意図したものではない。
【0024】ビット14a,14bおよびビット14
c,14dは従来のようにワード線WL1およびワード
線WL2によりそれぞれ選択される。選択されると、ビ
ット14a,14b,14c,14dはビット線BL
1,BLB1,BL2,BLB2をビット信号(図示さ
れていない)により従来の仕方で駆動する。
【0025】また、ビット線BL1,BLB1およびビ
ット線BL2,BLB2はセンスアンプ16aおよびセ
ンスアンプ16bにそれぞれ接続されているが、その接
続はパスゲート18a,18bおよびパスゲート18
c,18dを介して実現されている。このように、パス
ゲート18a〜18dがアクティブのときにはいつで
も、ビット信号はセンスアンプにより駆動され得る。
【0026】センスアンプ16aおよびセンスアンプ1
6bは、ビット信号を弁別するために用いられる従来の
センスアンプ回路である。センスアンプ16aおよびセ
ンスアンプ16bの各々は、1対のPチャネル金属酸化
物半導体(PMOS)トランジスタ19a,19bおよ
び一対のPMOSトランジスタ19c,19dをそれぞ
れ有し、又、1対のNチャネル金属酸化物半導体(NM
OS)トランジスタ20a,20bおよび一対のNMO
Sトランジスタ20c,20dをそれぞれ有し、それら
はビット線BL1,BLB1およびビット線BL2,B
LB2のそれぞれの間において、従来の仕方で交差結合
されている。
【0027】更に、PMOSトランジスタ19a〜19
dは、VDDにバイアスされたウエルと、第1のソース共
通形スイッチ(common source switch;以下CSSとい
う)トランジスタ32と、第2のCSSトランジスタ3
4に接続されたソースとを有している。
【0028】NMOSトランジスタ20a〜20dは、
VSSにバイアスされたウエルと、第3のCSSトランジ
スタ36に接続されたソースとを有している。後に説明
するようにVSSおよびVDDの両方の電源線はセンスアン
プ16a,16bに既に使用されているので、トランジ
スタのウエルをバイアスするためにこれらの電源を用い
ることによりレイアウト面積が節約される。
【0029】ビット線が弁別されると、列選択信号YS
が4個のトランジスタ38a,38b,38c,38d
をアクティブにし、これらのトランジスタ38a〜38
dがビット線BL1,BLB1,BL2,BLB2を対
応する出力線I/O0,I/O1,I/O2,I/O3
にそれぞれ接続する。
【0030】図2に示すように、VDDおよびVSS電源に
加えて、デバイス10は、3種の内部電圧VPP,VPERI
およびVARY (VSS<VARY <VPERI<VPP)を生成す
るために、従来の電圧源回路40を含んでいる。例示の
ために、VSS,VARY ,VPERI,VPPはそれぞれ0V,
2.0V,2.5Vおよび3.6Vであるものとする。VDDの
電圧レベルは2.4〜4.0Vの範囲にあるものとする。
【0031】再び図1を参照すると、センスアンプ制御
回路(図示されていない)は3つの信号SAP1,SA
P2および信号SANを駆動する。信号SAP1,SA
P2および信号SANは、3個のCSSトランジスタ3
2,34,36の各々のゲートを駆動するためにそれぞ
れ用いられる。
【0032】第1のCSSトランジスタ32がアクティ
ブにされると、センスアンプのPMOSトランジスタ1
9a〜19dがVDD(2.4〜4.0V)に接続され、この
電圧レベルはセンスアンプがビット信号を駆動する通常
のH電圧レベルより高いので、ビット信号はオーバード
ライブされる。
【0033】更に、第2のCSSトランジスタ34の構
成(即ち、NMOSまたはPMOSであるか)は、以下
に示すように、ビット信号が駆動される速度に影響す
る。
【0034】第2のCSSトランジスタ34がアクティ
ブにされると、センスアンプのPMOSトランジスタ1
9a〜19dがVARY (2.0V)に接続されるが、この
電圧レベルはセンスアンプがビット信号を駆動するため
の目標電圧のHレベルである。
【0035】同様に、第3のCSSトランジスタ36が
アクティブとされると、センスアンプのNMOSトラン
ジスタ20a〜20dがVSS(0.0V)に接続される
が、この電圧レベルはセンスアンプがビット信号を駆動
するための目標電圧のLレベルである。
【0036】図3をも参照すると、その図は、それぞれ
ビット線BL1,BLB1上の2つのビット信号BL,
BLBが、第1のCSSトランジスタ32に接続された
センスアンプ16aにより弁別されるのを示す時間−電
圧図であるが、トランジスタ32がNチャネルトランジ
スタであるときの本発明の第1の実施形態の動作を示し
ている。
【0037】特に注意を払うべきであるのは、ビット信
号BLがHの目標電圧VARY (2.0V)に達する時間
と、ビット信号BLBがLの目標電圧VSS(0.0V)に
達する時間である。
【0038】図3に示されているように、ビット信号B
LBは、VDDが2.4Vに近づくときもVDDが4.0Vに近
づくときも同一の波形である。しかし、ビット信号BL
は、VDDが2.4Vのときの波形(BL(VDD=2.4
V))とVDDが4.0Vに近づくときの波形(BL(VDD
=4.0V))とでは異なる波形となっている。
【0039】ビット信号BL(VDD=4.0V)がHの目
標電圧に達する時刻t1と、ビット信号BL(VDD=2.
4V)がHの目標電圧に達する時刻t2とを考慮する
と、時刻t1と時刻t2との間の差d1は約2nsであ
る。
【0040】図1および図4を参照すると、図4は第1
のCSSトランジスタ32がPチャネルトランジスタで
あることを除けば図3で用いられたものと同じ回路にお
ける2つのビット信号BL,BLBの時間−電圧図であ
り、従来のDRAMにおける問題点を説明するための波
形図を示している。
【0041】ビット信号BLBはやはり、VDDが2.4V
に近づくときもVDDが4.0Vに近づくときもどちらも同
一の波形である。しかし、ビット信号BLは、VDDが2.
4Vに近づくときの波形(BL(VDD=2.4V))とV
DDが4.0Vに近づくときの波形(BL(VDD=4.0
V))とは異なっている。
【0042】BL(VDD=4.0V)がHの目標電圧に達
する時刻t3と、BL(VDD=2.4V)がHの目標電圧
に達する時刻t4とを考慮すると、時刻t3と時刻t4
との差d2は約14nsである。この差d2が差d1
(図3)よりはるかに大きいことが本願発明者によって
明らかになった。従って、本発明においては、CSSト
ランジスタ32がNMOSトランジスタである第1の実
施形態が用いられる。
【0043】図1および図5を参照すると、第1の実施
形態において、センス動作は時刻t5においてSAN信
号およびSAP1信号の両方をアクティブにすることに
よって開始され、それはオーバードライブ期間50の開
始となっている。
【0044】オーバードライブ期間50の開始に応じ
て、第1および第3のCSSトランジスタ32,36が
イネーブルとされ、2つのラッチ信号SDP, SDNを
VDD電源線およびVSS電源線にそれぞれ接続することに
より、信号SDP, SDNがアクティブとなる。
【0045】しかし、信号SANおよび信号SAP2と
は異なり、SAP1信号はHの電圧レベルがVPP(3.6
V)である。その結果、VDDが3.0〜4.0Vに近づく
と、第1のCSSトランジスタ32はゲート電圧VPP
(これはVDD+Vthより低い電圧である)を受取り、そ
れにより第1のCSSトランジスタを飽和モードに維持
し、比較的低いゲート電圧によりその性能が限定され
る。なお、Vthはトランジスタ32のしきい値電圧であ
る。
【0046】一方、VPPはVDDの変化に対して安定した
一定の電圧であるからVDDが2.4Vに近づくと、第1の
CSSトランジスタ32のゲート電圧はVDD+Vthより
高くなり、それによって第1のCSSトランジスタ32
は線形モードに入り、このCSSトランジスタを通って
流れる電流(図示されていない)はVDDに線形的に比例
する。
【0047】線形モードと飽和モードとをスイッチする
ことにより、外部電源電圧が変動しても、ビット線がH
の目標電圧に達するまでのオーバードライブ時間をほぼ
一定にできる。言い換えると、オーバードライブ電圧
(外部電源電圧)が変動しても、ほぼ一定のオーバード
ライブ時間でビット線のハイレベル側電圧が目標電圧に
到達する。従って、オーバードライブ時間の制御が容易
である。さらに、後述するように、センス動作の開始か
らYS信号がアクティブとされるまでの時間をほぼ一定
にできるから、YS信号のタイミング制御が容易にな
る。
【0048】2つのラッチ信号SDP, SDNがアクテ
ィブにされると、ビット線上のビット信号は弁別され始
める。しかし、ビット線の長さのために、又、すべての
メモリセルとそれに接続されたセンスアンプの容量性負
荷のために、ビット線のセンスアンプ領域に位置する部
分におけるビット信号は、より下方のワード線の近くに
位置するビット線部分におけるビット信号とは異なる動
作をする。
【0049】例えば、2つのビット線BL1, BLB1
を考慮すると、センスアンプ16aにおけるビット線部
分に位置するビット信号BL, BLBは、タイミング図
においてそれぞれ波形BLSAおよび波形BLBSAとして
示されている。
【0050】同様に、ワード線WL2の近くのビット線
部分に位置する信号BL, BLBは、タイミング図にお
いてそれぞれ波形BLWLおよび波形BLBWLにより示さ
れている。
【0051】波形BLWL,BLBWLと波形BLSA,BL
BSAとを比較すると、センスアンプ16aに位置するビ
ット線部分についてはメモリセルとセンスアンプ回路の
容量性負荷によって受ける影響は最小限である。その結
果、センスアンプ16aにおけるビット信号はワード線
WL2におけるビット信号より高速に弁別される。
【0052】オーバードライブ期間50は、ビット線B
LWL, BLSAの両方がHの目標電圧(VARY )に達する
まで維持される。オーバードライブ期間50が時刻t6
において完了すると、SAP1信号が非アクティブとな
り、SAP2信号がアクティブとされ、正規化期間52
が開始される。
【0053】正規化期間52において、第1のCSSト
ランジスタ32はディスエーブルとされ、第2のCSS
トランジスタ34がイネーブルとされ、ラッチ信号SD
PがVARY 電源線に接続される。
【0054】正規化期間52によってビット信号BL,
BLBは所望のVARY 電圧レベルとされ、そのため、等
化期間(図示されていない)においてこれらのビット信
号は正確にプリチャージレベルVBLR (これはVARY と
VSSとの丁度中間である)に戻る。
【0055】両方のビット信号BL,BLBがそれぞれ
HおよびLの目標電圧に達すると、YS信号がアクティ
ブとされる。このようにして、ビット線BL1,BLB
1,BL2,BLB2はそれぞれ対応する出力線I/O
0,I/O1,I/O2,I/O3に接続される。
【0056】ビット信号BL,BLBが対応する出力線
に到達する速度は直接デバイス10(図1)の速度に影
響する。したがって、YS信号が速くアクティブとされ
ればされるほど、デバイス10は速く動作する。しか
し、YS信号があまりに速くアクティブとされる場合に
は、ビット信号は目標弁別レベルに達しておらず、ビッ
ト信号は破壊されてしまう。
【0057】したがって、YSINPUT信号がアクテ
ィブとされてから(これはセンス動作の始まりに一致す
る)YS信号がアクティブとされるまでの遅延時間56
は、デバイス10の精度および速度の両方にとって重要
である。
【0058】図3の実施例によれば、前述の通り、オー
バードライブ電圧(外部電源電圧)が変動しても、ほぼ
一定のオーバードライブ時間でビット線のハイレベル側
電圧が目標電圧に到達する。従ってオーバードライブ電
圧(外部電源電圧)の変動にかかわらず、センス動作の
開始からYS信号がアクティブとされるまでの時間(遅
延時間56)はほぼ一定でよい。従ってYS信号のタイ
ミング制御が容易である。図6はYS信号を発生する回
路の一例を示している。
【0059】図6に示すように、遅延時間56(図5)
の後にYS信号をアクティブとするために第1の遅延回
路60が用いられる。遅延回路60は、複数のインバー
タ(インバータ62a,62b,62c,62dが代表
として示されている)と、CSSトランジスタ64とを
有している。
【0060】インバータ62a,62b,62c,62
dの各々は、NMOSトランジスタ66a,66b,6
6c,66dおよびPMOSトランジスタ68a,68
b,68c,68dをそれぞれ有しており、それらのト
ランジスタは、各PMOSトランジスタのウエルがVDD
にバイアスされ、ソースがCSSトランジスタ64に接
続されていることを除いて、従来の仕方で配列されてい
る。
【0061】CSSトランジスタ64は、そのゲートが
VPP(3.6V)に結合されている。その結果、VDDが3.
0〜4.0Vに近づくと、VPPのゲート電圧はVDD+Vth
より小さくなり、それによってCSSトランジスタ64
は飽和モードに維持され、比較的低いゲート電圧のため
に、その性能が限定されている。なお、Vthはトランジ
スタ64のしきい値電圧である。
【0062】また、VDDが2.4Vに近づくと、VPPのゲ
ート電圧はVDD+Vthより高くなり、それによってCS
Sトランジスタ64は線形モードで動作することにな
り、上記ゲート電圧(VPP)によってその性能が限定さ
れない。従って、外部電源電圧が4.0Vと2.4Vの間で
変動しても遅延時間56が大幅に変化することを防止で
きる。また、線形モードでは、CSSトランジスタ64
を通って流れる電流(図示されていない)はVDDに線形
的に比例する。
【0063】その結果、VDDが2.4Vに近づくときは、
VDDが3.0〜4.0Vに近づくときに比べて、より低い電
流がCSSトランジスタ64を流れ、インバータ62
a,62b,62c,62dの速度は遅くなり、それに
よって遅延時間56(図5)がわずかに増大する。
【0064】この特性は、ビット線がHの目標電圧に達
するまでの上記オーバードライブ時間の特性と一致す
る。これは、図3に示された時刻t2が時刻t1よりわ
ずかに遅れることから明らかである。従って図6の回路
を用いることにより、YS信号のタイミングを、ビット
線が目標電圧に達する時間に応じて、自動的に微調整す
る事ができる。
【0065】このようにして、第1の遅延回路60はV
DDの異なる動作電圧の影響を受ける。更に、各PMOS
トランジスタ68a,68b,68c,68dのウエル
はVDDにバイアスされており、ソースはNMOSトラン
ジスタを介してVDDに接続されているため、これらPM
OSトランジスタは、VDD電圧レベルにかかわらず、セ
ンスアンプ16a,16b(図1)のセンスアンプのP
MOSトランジスタ19a〜19dに類似した仕方で動
作し、ビット信号BL,BLB(図5)が目標レベルに
達するのに必要な時間に遅延時間56を合致させる。
【0066】図7を参照すると、図6の遅延回路60に
代えて、YSINPUT信号がアクティブとなった後、
遅延時間56(図5)の後にYS信号をアクティブとす
るために第2の遅延回路70を用いることができる。
【0067】遅延回路70は、複数の素子を有してお
り、それにはPMOSトランジスタ72a〜72f、N
MOSトランジスタ74a〜74f、抵抗R1,R2お
よびCSSトランジスタ76が含まれている。これら素
子は従来の仕方で配列されて、抵抗性−容量性の遅延を
作り出している。
【0068】更に、各PMOSトランジスタ72a〜7
2fは、VDDにバイアスされたウエルと、CSSトラン
ジスタ76に接続されたソースとを有している。
【0069】CSSトランジスタ76は、そのゲートが
VPP(3.6V)に結合されている。その結果、VDDが3.
0〜4.0Vに近づくと、VPPのゲート電圧はVDD+Vth
より小さくなり、それによってCSSトランジスタ64
は飽和モードに維持され、比較的低いゲート電圧のため
に、その性能が限定されている。なお、VthはCSSト
ランジスタ76のしきい値電圧である。
【0070】また、VDDが2.4Vに近づくと、VPPのゲ
ート電圧はVDD+Vthより高くなり、それによってCS
Sトランジスタ76は線形モードで動作することにな
り、上記ゲート電圧(VPP)によってその性能が限定さ
れることがない。従って、外部電源電圧4.0Vと2.4V
の間で変動しても遅延時間56が大幅に変化することを
防止できる。
【0071】また、線形モードでは、CSSトランジス
タ76を通って流れる電流(図示されていない)はVDD
に線形的に比例する。その結果、VDDが2.4Vに近づく
ときは、VDDが3.0〜4.0Vに近づくときに比べて、よ
り低い電流がCSSトランジスタ76を流れ、遅延時間
56(図5)がわずかに増大する。この特性は、ビット
線がHの目標電圧に達するまでの上記オーバードライブ
時間の特性と一致する。これは、図3に示された時刻t
2が時刻t1よりわずかに遅れることから明らかであ
る。従って図7の回路を用いることにより図6の回路と
同様に、YS信号のタイミングを自動的に微調整する事
ができる。
【0072】図8を参照すると、パス信号SHRがパス
トランジスタ18a〜18dを制御している。従来、パ
ス信号SHRは、パス制御信号(図示されていない)に
より制御されるインバータ(図示されていない)によっ
て駆動される。従来のこのインバータにおいては、パス
信号SHRはVPP電圧レベルでアクティブとされ、それ
によりパスゲートの実効抵抗を減少させる。
【0073】しかし、好適な実施形態においては、SH
R信号はインバータによって制御されるのではなく、ソ
ースがVPPに接続された第1のPMOSトランジスタ
と、ソースがVPERIに接続された第2のPMOSトラン
ジスタ82と、ソースがVSSに接続されたNMOSトラ
ンジスタ84とにより制御される。
【0074】これら3つのトランジスタ80,82,8
4は、それぞれ第1、第2、第3のパス制御信号P1,
P2,P3によって別個に制御されている。
【0075】パス制御信号SHRがパストランジスタ1
8a〜18dをイネーブルにすると、ビット線BL1,
BLB1およびビット線BL2,BLB2はアレイブロ
ック12からセンスアンプ16a, 16bへとそれぞれ
接続される。
【0076】しかし、図5を参照して上述したように、
ビット線は、それに接続されたすべてのメモリセルおよ
びセンスアンプ回路のために高い容量性負荷を有してい
る。したがって、ビット線BL1,BLB1,BL2,
BLB2を正確にモデル化するために、各ビット線に接
続されたメモリセルに起因する容量性負荷をキャパシタ
CARY で代表させ、各ビット線に接続されたセンスアン
プ回路に起因する容量性負荷をキャパシタCSAで代表さ
せる。
【0077】図9をも参照すると、動作の際、容量性負
荷CARY および容量性負荷CSAの影響を除くために、3
つのトランジスタ80,82,84が用いられている。
【0078】初めに時刻t7において、パス制御信号P
1,P2はLであり、パス制御信号P3はHであり、P
MOSトランジスタ82だけがイネーブルとされてい
る。その結果、パス信号SHRはVPERI(2.5V)のレ
ベルにある。やはり時刻t7において、ビット信号BL
A ,BLBA およびビット信号BLSA,BLBSA(それ
ぞれアレイおよびセンスアンプに位置するビット信号を
代表している)はプリチャージレベルVBLR に近い。
【0079】時刻t8において、ビット線のセンスが開
始され、ビット信号BLA ,BLBA およびビット信号
BLSA,BLBSAが弁別され始める。パストランジスタ
18a〜18dが飽和モードにあるため、ビット線BL
1,BLB1,BLB2,BLB2の全実効キャパシタ
ンスは容量性負荷CSAと容量性負荷CARY とを足したも
のより低い。この容量性負荷が比較的低いので、ビット
信号BLA ,BLBAおよびビット線BLSA,BLBSA
はすばやく弁別される。
【0080】その後、時刻tにおいてパス制御信号P
2, P3が遷移し、それによってPMOSトランジスタ
82がディスエーブルとされ、PMOSトランジスタ8
0がイネーブルとされる。その結果、パス信号はVPP
(3.6V)のレベルに上昇する。パストランジスタ18
a〜18dがVPP(3.6V)のレベルで駆動されるの
で、それらは線形モードに入り、ビット線BL1,BL
B1,BL2,BLB2の全実効キャパシタンスは、ほ
ぼ容量性負荷CSAと容量性負荷CARY とを足したものに
等しい。
【0081】パストランジスタ18a〜18dは、トラ
ンジスタゲートのレベルが比較的高いVPPであるため、
ブロックアレイ12とセンスアンプ16a,16bとの
間に低抵抗の経路を提供し、ビット信号BLA ,BLB
A およびビット線BLSA,BLBSAはHの目標電圧(V
ARY )あるいはLの目標電圧(VSS)へと引き上げある
いは引き下げられる。
【0082】以上、本発明者によってなされた発明を実
施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0083】たとえば、負の方向にVSSを超える電圧に
より制御した仕方で低電圧(low-going )ビット線をオ
ーバードライブするために、別の実施形態を実現するこ
ともできる。更に、本発明の要旨を逸脱することなく、
追加のバッファ、ドライバ、遅延回路および他の回路を
例示として示した実施形態を追加することもできる。し
たがって、添付の特許請求の範囲を発明の範囲と整合す
る仕方で広く解釈するのは適切である。
【0084】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0085】すなわち、センスアンプの精度を維持しつ
つ、オーバードライブすることによりビット線の信号の
弁別処理を高速に行うことができる。
【0086】また、異なる電源レベルで動作するチップ
においても信号をオーバードライブすることもできる。
【0087】また、本発明によれば、信号がオーバード
ライブされる期間の長さを外部電源の電圧レベルに応じ
て決めることができる。
【0088】また、本発明によれば、低い動作電圧にお
いて、ソース共通形のNチャネルスイッチを用いること
により、ソース共通形のPチャネルスイッチを用いた場
合よりも動作速度を向上させることができる。
【0089】また、本発明によれば、ソース共通形のN
チャネルスイッチは異なる動作電圧レベルにおいても一
貫的に動作する点で有利である。
【0090】さらに、本発明によれば、ソース共通形N
チャネルスイッチを用いることにより、ソース共通形P
チャネルスイッチを用いた場合よりもレイアウト面積を
縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるDRAMの一部を示
す回路図である。
【図2】図1のDRAMで用いられる電圧源のブロック
図である。
【図3】図1のDRAMの波形図である。
【図4】従来のDRAMの問題点を説明する為の波形図
である。
【図5】図1の信号のタイミング図である。
【図6】図1のDRAMのための第1の遅延回路の回路
図である。
【図7】図1のDRAMのための第2の遅延回路の回路
図である。
【図8】本発明による改善されたパスゲートドライバ回
路の回路図である。
【図9】図8の改善されたパスゲートドライバ回路のタ
イミング図である。
【符号の説明】
10 デバイス 14a〜14d ビット(メモリセル) 16a,16b センスアンプ 18a〜18d パスゲート 19a〜19d PMOSトランジスタ 20a〜20d NMOSトランジスタ 32,34,36 ソース共通形スイッチトランジスタ BL1,BLB1,BL2,BLB2 ビット線 WL1,WL2 ワード線 I/O0〜I/O3 出力線

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対のビット線と、 複数のワード線と、 各々が前記1対のビット線の1つと前記複数のワード線
    の1つに結合された複数のダイナミックメモリセルと、 1対のPMOSトランジスタと1対のNMOSトランジ
    スタとを含むセンスアンプであって、PMOSトランジ
    スタおよびNMOSトランジスタの前記対の各々はソー
    スが共通に結合され、ドレインが前記ビット線の対にそ
    れぞれ結合され、ゲートが前記ドレインに交差結合され
    ているセンスアンプと、 第1の外部電源電圧を受取るための第1の外部端子と、 ソースがPMOSトランジスタの前記対の前記ソースに
    結合され、ドレインが前記第1の外部端子に結合された
    第1のスイッチNMOSトランジスタと、 前記第1の外部電源電圧に対して安定した第1の内部電
    源電圧を生成するための第1の電圧源とを有する半導体
    メモリであって、 前記第1のスイッチNMOSトランジスタをアクティブ
    とするために該第1のスイッチNMOSトランジスタの
    ゲートが前記第1の内部電源電圧に接続されることを特
    徴とする半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体メモリであって、
    PMOSトランジスタの前記対の各々のウエルが前記第
    1の外部電源電圧によりバイアスされていることを特徴
    とする半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体メモリであって、
    前記第1の外部電源電圧が第1のレベルであるときに前
    記第1のスイッチNMOSトランジスタは飽和モードで
    駆動され、前記第1の外部電源電圧が前記第1のレベル
    より低い第2のレベルであるときに前記第1のスイッチ
    NMOSトランジスタが線形モードで駆動されることを
    特徴とする半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体メモリであって、
    更に、前記第1の内部電源電圧より低い第2の内部電源
    電圧を生成するための第2の電圧源と、 前記対のPMOSトランジスタの前記ソースと前記第2
    の電圧源の出力端子との間に結合された第2のスイッチ
    トランジスタとを有し、 前記センスアンプは、前記複数のダイナミックメモリセ
    ルから選択されたメモリセルに格納された情報に基づい
    てビット線の前記対に対してハイ側の電圧およびロウ側
    の電圧を有する相補的な信号の対を提供し、 第1の期間において、前記第1のスイッチNMOSトラ
    ンジスタがイネーブルとされるのに応じて前記ハイ側の
    電圧が上昇され、 前記第1の期間に続く第2の期間において、前記第2の
    スイッチトランジスタがイネーブルとされるのに応じ
    て、該ハイ側の電圧が前記第2の内部電源電圧に等しく
    なるように、相補的な信号の前記対の前記ハイ側の電圧
    が変化されることを特徴とする半導体メモリ。
  5. 【請求項5】 第1の外部電源電圧を受取るための内部
    端子と、ゲートが入力端子に結合されドレインが出力端
    子に結合されたPMOSトランジスタと、 ドレインが第1の外部端子に結合されソースが前記PM
    OSトランジスタのソースに結合されたスイッチNMO
    Sトランジスタと、 前記外部電源電圧に対して安定とされた内部電源電圧を
    生成するための第1の電圧源とを有する半導体メモリで
    あって、 前記スイッチNMOSトランジスタのゲートが前記内部
    電源電圧を受取って前記スイッチNMOSトランジスタ
    がイネーブルとされ、 前記PMOSトランジスタのウエルが前記第1の外部電
    源電圧によりバイアスされていることを特徴とする半導
    体メモリ。
  6. 【請求項6】 信号を第1の電圧レベルへと増幅するた
    めのセンスアンプと、該信号を前記第1の電圧レベルよ
    り高い第2の電圧レベルへとオーバードライブするため
    の第1のスイッチNMOSトランジスタとを有すること
    を特徴とするデバイス。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のデバイスであって、前記
    センスアンプはウエルが前記第2の電圧レベルにバイア
    スされた第1のPMOSトランジスタを有し、外部的に
    加えられる電圧源により第2の電圧レベルが生成され、
    外部的に加えられる電圧源の電圧レベルが外部ハイレベ
    ルと外部ロウレベルとの間で変化可能であることを特徴
    とするデバイス。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のデバイスであって、前記
    第1のスイッチNMOSトランジスタのゲートが第3の
    電圧レベルに等しいアクティブハイのレベルの信号を受
    取るように接続されており、該第3の電圧レベルは外部
    ハイレベルと外部ロウレベルとの間のレベルであり、該
    第3の電圧レベルは前記外部的に加えられる電圧源の電
    圧レベルにかかわらず一定にとどまることを特徴とする
    デバイス。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のデバイスであって、前記
    外部的に加えられる電圧源の電圧レベルが前記外部ロウ
    レベルに近いときに、前記第1のスイッチNMOSトラ
    ンジスタが線形モードで動作することを特徴とするデバ
    イス。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のデバイスであって、前
    記外部的に加えられる電圧源の電圧レベルが外部ハイレ
    ベルに近いときに、前記第1のスイッチNMOSトラン
    ジスタは飽和モードで動作し、該第1のスイッチNMO
    Sトランジスタはそのゲートに印加される第3の電圧レ
    ベルにより制約されることを特徴とするデバイス。
  11. 【請求項11】 請求項7記載のデバイスであって、更
    に、外部的に加えられる電圧源の電圧レベルに依存する
    遅延を生成する手段を有することを特徴とするデバイ
    ス。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のデバイスであって、
    遅延を生成する前記手段が、ウエルが前記第2の電圧レ
    ベルにバイアスされた第2のPMOSトランジスタと第
    2のスイッチNMOSトランジスタとを有することを特
    徴とするデバイス。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のデバイスであって、
    前記第1のスイッチNMOSトランジスタのゲートが第
    1の信号を受取るように接続され、前記第2のスイッチ
    NMOSトランジスタのゲートが第2の信号を受取るよ
    うに接続され、該第1および第2の信号の両方は、外部
    ハイレベルと外部ロウレベルとの間の第3の電圧レベル
    であって外部的に加えられる電圧源の電圧レベルにかか
    わらず一定に留まる第3の電圧レベルに等しいアクティ
    ブハイレベルを有していることを特徴とするデバイス。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のデバイスであって、
    前記外部的に加えられる電圧源の電圧レベルが前記外部
    ロウレベルに近いとき、前記第1および第2のスイッチ
    NMOSトランジスタが線形モードで動作することを特
    徴とするデバイス。
  15. 【請求項15】 請求項13記載のデバイスであって、
    前記外部的に加えられる電圧源の電圧レベルが外部ハイ
    レベルに近いとき、前記第1および第2のスイッチNM
    OSトランジスタが飽和モードで動作し、該スイッチN
    MOSトランジスタのゲートに印加される第3の電圧レ
    ベルにより制約されることを特徴とするデバイス。
  16. 【請求項16】 信号を第1の電圧レベルに増幅するた
    めの方法であって、第1のスイッチNMOSトランジス
    タを用いて、別の期間(discrete period oftime )に
    わたって該信号を第2の電圧レベルにオーバードライブ
    することからなる、信号を第1の電圧レベルに増幅する
    ことを特徴とする信号の増幅方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の信号の増幅方法であ
    って、前記第2の電圧レベルは外部的に加えられる電圧
    源により決定され、該第2の電圧レベルは外部ハイレベ
    ルと外部ロウレベルとの間で可変であり、該方法は第1
    のPMOSトランジスタのウエルを該第2の電圧レベル
    によりバイアスすることを更に含むことを特徴とする信
    号の増幅方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の信号の増幅方法であ
    って、更に、前記第1のスイッチNMOSトランジスタ
    のゲートを第3の電圧レベルに等しいアクティブハイレ
    ベルの信号に接続することを含み、該第3の電圧レベル
    は、外部的なハイレベルと外部的なロウレベルとの間に
    あり、又、外部的に加えられる電圧源のレベルにかかわ
    らず一定に留まることを特徴とする信号の増幅方法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の信号の増幅方法であ
    って、前記外部的に加えられる電圧源の電圧レベルが外
    部ロウレベルに近いときに前記第1のスイッチNMOS
    トランジスタが線形モードで動作することを特徴とする
    信号の増幅方法。
  20. 【請求項20】 請求項18記載の信号の増幅方法であ
    って、前記外部的に加えられる電圧源の電圧レベルが外
    部ハイレベルに近いときに、前記第1のスイッチNMO
    Sトランジスタのゲートに前記第3の電圧レベルを印加
    することにより該第1のスイッチNMOSトランジスタ
    を流れる電流を制限することを更に含むことを特徴とす
    る信号の増幅方法。
  21. 【請求項21】 請求項17記載の信号の増幅方法であ
    って、前記外部的に加えられる電圧源の電圧レベルによ
    り長さが決定される遅延を生成することを更に含むこと
    を特徴とする信号の増幅方法。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の信号の増幅方法であ
    って、前記遅延が、ウエルが前記第2の電圧レベルにバ
    イアスされた第2のPMOSトランジスタと第2のスイ
    ッチNMOSトランジスタとを用いて生成されることを
    特徴とする信号の増幅方法。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の信号の増幅方法であ
    って、前記第1のスイッチNMOSトランジスタのゲー
    トを第1の信号に接続することと、前記第2のスイッチ
    NMOSトランジスタのゲートを第2の信号に接続する
    こととを更に含み、該第1および第2の信号の両方が、
    第3の電圧レベルに等しいアクティブハイレベルであ
    り、該第3の電圧レベルは外部ハイレベルと外部ロウレ
    ベルの間にあって、外部的に加えられる電圧源の電圧レ
    ベルにかかわらず一定に留まることを特徴とする信号の
    増幅方法。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の信号の増幅方法方法
    であって、前記外部的に加えられる電圧源が外部ロウレ
    ベルに近いときに前記第1および第2のスイッチNMO
    Sトランジスタを線形モードで動作させることを特徴と
    する信号の増幅方法。
  25. 【請求項25】 請求項23記載の信号の増幅方法であ
    って、前記外部的に加えられる電源電圧が外部ハイレベ
    ルに近いときに、前記第1および第2のスイッチNMO
    Sトランジスタを、該スイッチNMOSトランジスタの
    ゲートに加えられる前記第3の電圧レベルにより制約す
    ることを更に含むことを特徴とする信号の増幅方法。
  26. 【請求項26】 パストランジスタを制御するための方
    法であって、該パストランジスタが飽和モードとなるよ
    うに該パストランジスタのゲートを第1の電圧で駆動
    し、またそれとは選択的に、該パストランジスタが線形
    モードとなるように該パストランジスタの該ゲートを第
    2の電圧で駆動することからなることを特徴とするパス
    トランジスタを制御するための方法。
  27. 【請求項27】 請求項26記載のパストランジスタを
    制御するための方法であって、前記パストランジスタは
    ビット線を低位部分と高位部分とに分割し、各部分はそ
    れに対応する容量性負荷を有し、該パストランジスタが
    飽和モードにある場合には、ビット線全体に関する容量
    性負荷が減少され該パストランジスタが線形モードにあ
    る場合には該トランジスタの抵抗が減少されるように該
    パストランジスタに抵抗を接続したことを特徴とするパ
    ストランジスタを制御するための方法。
  28. 【請求項28】 請求項27記載のパストランジスタを
    制御するための方法であって、前記ビット線の前記下位
    部分はメモリビットに接続され、該ビット線の高位部分
    はセンスアンプ回路に接続されていることを特徴とする
    パストランジスタを制御するための方法。
  29. 【請求項29】 バストランジスタを制御するための装
    置であって、該パストランジスタが飽和モードとなるよ
    うに該パストランジスタのゲートを第1の電圧で駆動す
    ることと該パストランジスタが線形モードとなるように
    該パストランジスタのゲートを第2の電圧で駆動するこ
    ととを選択的に行うための手段を有することを特徴とす
    るバストランジスタを制御するための装置。
  30. 【請求項30】 請求項29記載のパストランジスタを
    制御するための装置であって、前記パストランジスタは
    ビット線を下位部分と高位部分とに分割し、各部分はそ
    れに対応する容量性負荷を有し、該パストランジスタが
    飽和モードにあるときにビット線全体に関する容量性負
    荷が減少するように、又、該パストランジスタが直線モ
    ードにあるときにパストランジスタの抵抗が減少するよ
    うに該パストランジスタに抵抗を接続したことを特徴と
    するパストランジスタを制御するための装置。
  31. 【請求項31】 請求項30記載のパストランジスタを
    制御するための装置であって、前記ビット線の前記下位
    部分はメモリビットに接続されており、該ビット線の前
    記高位部分はセンスアンプ回路に接続されていることを
    特徴とするパストランジスタを制御するための装置。
JP8308543A 1996-02-01 1996-11-19 半導体メモリ、デバイス、信号の増幅方法、パストランジスタを制御するための方法および装置 Pending JPH09213078A (ja)

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