JPH09212706A - 紙葉類識別装置 - Google Patents
紙葉類識別装置Info
- Publication number
- JPH09212706A JPH09212706A JP8014550A JP1455096A JPH09212706A JP H09212706 A JPH09212706 A JP H09212706A JP 8014550 A JP8014550 A JP 8014550A JP 1455096 A JP1455096 A JP 1455096A JP H09212706 A JPH09212706 A JP H09212706A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image sensor
- image
- light emitting
- emitting element
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 紙葉類の画像を一回の走査で複数種類撮り、
処理速度を増大させることなく、真偽の判定データ量を
増大させ、識別精度を向上する。 【解決手段】 紙葉類の画像を取り込むイメージセンサ
と、該イメージセンサの駆動を制御するイメージセンサ
駆動部と、前記イメージセンサから取り込まれた画像情
報を格納する画像メモリと、前記イメージセンサ駆動部
に制御指令を送るとともに得られた画像によって紙葉類
を判別する中央処理部からなる紙葉類識別装置におい
て、前記イメージセンサをライン上に並べて配置された
発光素子群１０ａ／１０ｂと受光素子群９とによって構
成し、且つ前記発光素子群を異なる波長を発するいくつ
かの素子を一定の規則に従って並べたものとする。この
とき、前記発光素子群は少なくとも赤外線を発光する素
子を具備し、赤外光と可視光との複数の画像情報を一回
のセンサ走査で得る。
処理速度を増大させることなく、真偽の判定データ量を
増大させ、識別精度を向上する。 【解決手段】 紙葉類の画像を取り込むイメージセンサ
と、該イメージセンサの駆動を制御するイメージセンサ
駆動部と、前記イメージセンサから取り込まれた画像情
報を格納する画像メモリと、前記イメージセンサ駆動部
に制御指令を送るとともに得られた画像によって紙葉類
を判別する中央処理部からなる紙葉類識別装置におい
て、前記イメージセンサをライン上に並べて配置された
発光素子群１０ａ／１０ｂと受光素子群９とによって構
成し、且つ前記発光素子群を異なる波長を発するいくつ
かの素子を一定の規則に従って並べたものとする。この
とき、前記発光素子群は少なくとも赤外線を発光する素
子を具備し、赤外光と可視光との複数の画像情報を一回
のセンサ走査で得る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣や有価証券類
等の紙葉類の識別装置に関する。
等の紙葉類の識別装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のイメージセンサは図４に示すよう
に複数個の受光素子と発光素子とが２列に並んで配置さ
れ、且つ発光素子の発する光の波長は通常黄緑色や赤色
の一色であった。
に複数個の受光素子と発光素子とが２列に並んで配置さ
れ、且つ発光素子の発する光の波長は通常黄緑色や赤色
の一色であった。
【０００３】従って、得られる画像情報は少なく、判定
の制度もあまり良くないという問題点があった。
の制度もあまり良くないという問題点があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の問題点に鑑みて成されたものであり、紙葉類の画像を
一回の走査で複数種類撮り、処理速度を増大させること
なく、真偽の判定データ量を増大させ、識別精度を向上
することを目的とするものである。
の問題点に鑑みて成されたものであり、紙葉類の画像を
一回の走査で複数種類撮り、処理速度を増大させること
なく、真偽の判定データ量を増大させ、識別精度を向上
することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、紙葉類の画像をラインスキャンの方法で取り込むイ
メージセンサと、該イメージセンサの駆動を制御するイ
メージセンサ駆動部と、前記イメージセンサから取り込
まれた画像情報を格納する画像メモリと、前記駆動部に
駆動指令を送るとともに得られた画像によって紙葉類を
判別する中央処理部からなる紙葉類識別装置において、
前記イメージセンサをライン上に並べて配置された発光
素子群と受光素子群とによって構成し、且つ前記発光素
子群を異なる波長を発するいくつかの素子を一定の規則
に従って並べたものとする。
め、紙葉類の画像をラインスキャンの方法で取り込むイ
メージセンサと、該イメージセンサの駆動を制御するイ
メージセンサ駆動部と、前記イメージセンサから取り込
まれた画像情報を格納する画像メモリと、前記駆動部に
駆動指令を送るとともに得られた画像によって紙葉類を
判別する中央処理部からなる紙葉類識別装置において、
前記イメージセンサをライン上に並べて配置された発光
素子群と受光素子群とによって構成し、且つ前記発光素
子群を異なる波長を発するいくつかの素子を一定の規則
に従って並べたものとする。
【０００６】このとき、前記発光素子群は少なくとも赤
外線を発光する素子を具備し、赤外光と可視光との複数
の画像情報を一回のセンサ走査で得る。
外線を発光する素子を具備し、赤外光と可視光との複数
の画像情報を一回のセンサ走査で得る。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下本発明の紙葉類識別装置を自
動販売機等の機器に用いられる紙幣の識別装置に適用し
た実施例について図面に基づき詳細に説明する。
動販売機等の機器に用いられる紙幣の識別装置に適用し
た実施例について図面に基づき詳細に説明する。
【０００８】図１は本識別装置に付随する画像処理部の
ハードウェア構成を示すブロック図である。同図におい
て、１は自動販売機等に投入された紙幣の画像をライン
スキャンの方法で取り込むイメージセンサ、２は該イメ
ージセンサ１によって得られた画像信号を増幅するアン
プ、３は前記増幅されたアナログの画像信号をデジタル
信号に変換するＡ／Ｄ変換器、４はデジタル信号に変換
された画像信号を保存する画像メモリ、５は前記イメー
ジセンサの駆動を司るイメージセンサ駆動部、６は該イ
メージセンサ駆動部にセンサ制御信号を供給するととも
に得られる画像データに基づき投入された紙幣の真偽を
判定する中央処理部（以下ＣＰＵという）、７は前記画
像メモリ４等を制御するプログラム及び真紙幣の標準画
像のパターンを記憶したＲＯＭ（読み出し専用メモ
リ）、８は当該画像処理部により得られた画像情報に基
づく紙幣の真偽判別の結果、偽紙幣を排出したり、真紙
幣を受け入れたりするためのホストコンピュータ（図示
せず）とのデータの受け渡しを行うためのインタフェー
スである。前記イメージセンサ１は図２の平面図及び図
３の概観斜視図に示すように、相異なる水平面上で一直
線上に並んで配置された受光素子群９と発光素子群１０
とを有する。もちろん同一水平面上にあってもよい。前
記受光素子群９は、例えばフォトダイオード等の一種類
の受光素子を一定間隔で並べて構成したものである。前
記、発光素子群１０は、赤外光（例えば波長９５０ｎ
ｍ）を発するＬＥＤ素子１０ａと可視光（例えば波長５
６０ｎｍの黄緑色光や６６０ｎｍの赤色光）を発するＬ
ＥＤ素子１０ｂとをペアで間隔を置いて順に並べて構成
したものである。
ハードウェア構成を示すブロック図である。同図におい
て、１は自動販売機等に投入された紙幣の画像をライン
スキャンの方法で取り込むイメージセンサ、２は該イメ
ージセンサ１によって得られた画像信号を増幅するアン
プ、３は前記増幅されたアナログの画像信号をデジタル
信号に変換するＡ／Ｄ変換器、４はデジタル信号に変換
された画像信号を保存する画像メモリ、５は前記イメー
ジセンサの駆動を司るイメージセンサ駆動部、６は該イ
メージセンサ駆動部にセンサ制御信号を供給するととも
に得られる画像データに基づき投入された紙幣の真偽を
判定する中央処理部（以下ＣＰＵという）、７は前記画
像メモリ４等を制御するプログラム及び真紙幣の標準画
像のパターンを記憶したＲＯＭ（読み出し専用メモ
リ）、８は当該画像処理部により得られた画像情報に基
づく紙幣の真偽判別の結果、偽紙幣を排出したり、真紙
幣を受け入れたりするためのホストコンピュータ（図示
せず）とのデータの受け渡しを行うためのインタフェー
スである。前記イメージセンサ１は図２の平面図及び図
３の概観斜視図に示すように、相異なる水平面上で一直
線上に並んで配置された受光素子群９と発光素子群１０
とを有する。もちろん同一水平面上にあってもよい。前
記受光素子群９は、例えばフォトダイオード等の一種類
の受光素子を一定間隔で並べて構成したものである。前
記、発光素子群１０は、赤外光（例えば波長９５０ｎ
ｍ）を発するＬＥＤ素子１０ａと可視光（例えば波長５
６０ｎｍの黄緑色光や６６０ｎｍの赤色光）を発するＬ
ＥＤ素子１０ｂとをペアで間隔を置いて順に並べて構成
したものである。
【０００９】そして発光素子１０ａ、１０ｂのペアとペ
アとの間に受光素子が入るような並びかたで配置され、
両発光素子から出た光が均一に受光素子に入るように設
定されている。
アとの間に受光素子が入るような並びかたで配置され、
両発光素子から出た光が均一に受光素子に入るように設
定されている。
【００１０】上記のハードウェア構成において、紙幣識
別は図４に示すフローチャートに示すようにＲＯＭ７の
プログラムに即してＣＰＵ６が指令を出して行われる。
まず、ステップＳ１において紙幣の投入が図示しないセ
ンサによって感知されるとプログラムが実行される。
別は図４に示すフローチャートに示すようにＲＯＭ７の
プログラムに即してＣＰＵ６が指令を出して行われる。
まず、ステップＳ１において紙幣の投入が図示しないセ
ンサによって感知されるとプログラムが実行される。
【００１１】次にＣＰＵ６から指令が出され、最初に素
子１０ａが点灯される。ステップＳ３でこの素子１０ａ
の点灯による紙幣の反射または透過の画像が得られ、こ
れを画像メモリに保存する。そして、ステップＳ４で素
子１０ａを消灯し、今度は素子１０ｂを点灯する（ステ
ップＳ５）。そして素子１０ａの時と同様にステップＳ
６で前記素子１０ｂの点灯による紙幣の反射または透過
の画像を得、この画像を画像メモリ４に保存する。
子１０ａが点灯される。ステップＳ３でこの素子１０ａ
の点灯による紙幣の反射または透過の画像が得られ、こ
れを画像メモリに保存する。そして、ステップＳ４で素
子１０ａを消灯し、今度は素子１０ｂを点灯する（ステ
ップＳ５）。そして素子１０ａの時と同様にステップＳ
６で前記素子１０ｂの点灯による紙幣の反射または透過
の画像を得、この画像を画像メモリ４に保存する。
【００１２】以下素子１０ａの点灯（素子１０ｂは消
灯）によるイメージの入力と、素子１０ｂの点灯（素子
１０ａは消灯）によるイメージの入力とを交互に行い
（ステップＳ２〜Ｓ９）、紙幣全体をイメージセンサ１
でラインスキャンして全体画像を取り込む。
灯）によるイメージの入力と、素子１０ｂの点灯（素子
１０ａは消灯）によるイメージの入力とを交互に行い
（ステップＳ２〜Ｓ９）、紙幣全体をイメージセンサ１
でラインスキャンして全体画像を取り込む。
【００１３】素子１０ａ及び素子１０ｂによる紙幣の全
体画像が得られると紙幣の入力を終了する（ステップＳ
１０）。ステップＳ１１は前記ステップＳ１０までの操
作により得られた画像データを用いて各素子１０ａ、１
０ｂによる画像データを用いて特徴量（真の紙幣の画像
データの比較の結果算出される輝度値の差分、平均輝度
値の差あるいは分散等、及びそれぞれの素子の画像の輝
度値の差分等のデータ）を抽出する部分である。
体画像が得られると紙幣の入力を終了する（ステップＳ
１０）。ステップＳ１１は前記ステップＳ１０までの操
作により得られた画像データを用いて各素子１０ａ、１
０ｂによる画像データを用いて特徴量（真の紙幣の画像
データの比較の結果算出される輝度値の差分、平均輝度
値の差あるいは分散等、及びそれぞれの素子の画像の輝
度値の差分等のデータ）を抽出する部分である。
【００１４】上記算出された各種特徴量をもってステッ
プＳ１２でＲＯＭ７内の標準画像とのパターンマッチン
グ手法により真偽の識別を行い、その結果をインタフェ
ース８を介してホストコンピュータへ送り、紙幣の排出
や受け入れを行う。
プＳ１２でＲＯＭ７内の標準画像とのパターンマッチン
グ手法により真偽の識別を行い、その結果をインタフェ
ース８を介してホストコンピュータへ送り、紙幣の排出
や受け入れを行う。
【００１５】
【発明の効果】本発明は以上の説明のように、イメージ
センサに異なる波長の光を発する発光素子群を設け、一
回の走査で倍以上の画像情報を投入された紙葉類から得
ることができ、画像取り込み時間を増大させることな
く、識別に必要なデータを従来より多く取り込むことが
でき、識別精度を著しく向上することが可能となる効果
が期待できる。
センサに異なる波長の光を発する発光素子群を設け、一
回の走査で倍以上の画像情報を投入された紙葉類から得
ることができ、画像取り込み時間を増大させることな
く、識別に必要なデータを従来より多く取り込むことが
でき、識別精度を著しく向上することが可能となる効果
が期待できる。
【図１】本発明の紙葉類識別装置のハードウェア構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図２】イメージセンサの表面図である。
【図３】イメージセンサの概観斜視図である。
【図４】識別操作のフローチャートである。
【図５】従来のイメージセンサの表面図である。
１ イメージセンサ ２ アンプ ３ Ａ／Ｄ変換器 ４ 画像メモリ ５ イメージセンサ制御部 ６ 中央処理装置 ７ ＲＯＭ
Claims (3)
- 【請求項１】 紙葉類の画像を取り込むイメージセンサ
と、該イメージセンサの駆動を制御するイメージセンサ
駆動部と、前記イメージセンサから取り込まれた画像情
報を格納する画像メモリと、前記イメージセンサ駆動部
に駆動指令を送るとともに得られた画像によって紙葉類
を判別する中央処理部とからなる紙葉類識別装置であっ
て、前記イメージセンサはライン上に並べて配置された
発光素子群と受光素子群とからなり、且つ前記発光素子
群は異なる波長を発するいくつかの素子を一定の規則に
従って並べたものであることを特徴とする紙葉類識別装
置。 - 【請求項２】 前記発光素子群は少なくとも赤外線を発
光する素子を具備してなる上記請求項１記載の紙葉類識
別装置。 - 【請求項３】 前記発光素子群と受光素子群とは異なる
水平面上に位置し、且つ発光素子のペアとペアとの間に
受光素子が配置されることを特徴とする上記請求項１ま
たは２記載の紙葉類識別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8014550A JPH09212706A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 紙葉類識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8014550A JPH09212706A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 紙葉類識別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09212706A true JPH09212706A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11864270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8014550A Pending JPH09212706A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 紙葉類識別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09212706A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100313827B1 (ko) * | 1998-07-28 | 2001-11-15 | 아끼구사 나오유끼 | 지폐류 판별 장치 및 동 장치에서의 센서 부착 구조 |
| EP2698771A1 (en) | 2007-03-29 | 2014-02-19 | Glory Ltd. | Paper-sheet recognition apparatus, paper-sheet processing apparatus, and paper-sheet recognition method |
| CN111009070A (zh) * | 2018-10-05 | 2020-04-14 | 创新技术有限公司 | 纸币成像 |
-
1996
- 1996-01-30 JP JP8014550A patent/JPH09212706A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100313827B1 (ko) * | 1998-07-28 | 2001-11-15 | 아끼구사 나오유끼 | 지폐류 판별 장치 및 동 장치에서의 센서 부착 구조 |
| EP2698771A1 (en) | 2007-03-29 | 2014-02-19 | Glory Ltd. | Paper-sheet recognition apparatus, paper-sheet processing apparatus, and paper-sheet recognition method |
| US9514591B2 (en) | 2007-03-29 | 2016-12-06 | Glory Ltd. | Paper-sheet recognition apparatus, paper-sheet processing apparatus, and paper-sheet recognition method |
| CN111009070A (zh) * | 2018-10-05 | 2020-04-14 | 创新技术有限公司 | 纸币成像 |
| CN111009070B (zh) * | 2018-10-05 | 2021-09-14 | 创新技术有限公司 | 纸币成像 |
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