JPH09212368A - リモートローディング伝送装置 - Google Patents

リモートローディング伝送装置

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JPH09212368A
JPH09212368A JP8037405A JP3740596A JPH09212368A JP H09212368 A JPH09212368 A JP H09212368A JP 8037405 A JP8037405 A JP 8037405A JP 3740596 A JP3740596 A JP 3740596A JP H09212368 A JPH09212368 A JP H09212368A
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JP
Japan
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rewriting
data
transmission
cpus
terminal station
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Application number
JP8037405A
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English (en)
Inventor
Keiji Ishida
啓二 石田
Akira Kimura
彰 木村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモートで各端末局の制御プログラムを書き
換えるに際し、高い信頼性と利便性を同時に実現するリ
モートローディング伝送装置を提供することにある。 【解決手段】 中央局101と制御プログラム格納用メ
モリ129を内蔵した端末局102を伝送路103を介
して接続した伝送システムであって、中央局から予め伝
送チェックコードを付加した書換指令フレームを伝送
し、端末局では伝送チェックコードの確認を行い、符合
する場合には書換許可中であることを条件に、伝送され
た書換指令フレームの指定した前記メモリのアドレスに
書換データを書き込むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御プログラムを
格納する書換可能な制御メモリを備えたプログラムスト
アード方式の端末装置に係り、そのプログラムをリモー
トで書き換えるリモートローディング伝送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のマイクロエレクトロニクス及び伝
送技術の進歩により、制御プログラムを内蔵した多くの
端末局を伝送線で接続し、各種の制御及びモニタリング
を行うシステムが構築されている。これらのシステムに
おいて、システム導入後の機能向上などのために、各端
末局に内蔵された制御プログラムを書き換える際には、
それまで内蔵されていた制御プログラム用ROMを書き
換え後の制御プログラムが書き込まれたROMに交換す
るなどの方法が行われている。しかし、このようなシス
テムが広く使用されるにつれて、機能向上のためのプロ
グラム変更回数の増加、端末局数の増加および端末局が
様々な場所に設置されることによる端末局への物理的ア
クセスの困難さの増加により、伝送線を利用して制御プ
ログラムをリモートに伝送する方式が考え出された。こ
の種の技術は、特開昭59−111527号公報に記載
されている。しかしながら、この公報による方式は、通
常使用時の誤動作により、誤って制御プログラムを書き
換える可能性があるため、信頼性の要求される分野で
は、特開平5−324341号公報のように、書換許可
SWを設け、それを操作することにより、ハードウエア
的に書き換えを可能な状態とし、制御プログラムの書き
換えを行うことが通例となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のうち、特開昭59−111527号公報の方式
は、便利ではあるが、信頼性に問題があり、逆に、特開
平5−324341号公報の方式では、信頼性は高い
が、不便である、という問題があった。特に、信頼性が
要求される分野は、システムの高度化及び巨大化に伴
い、不便さがさらに問題となってきている。また、上記
従来技術には、ハードウエアによる書き込み禁止機能の
故障とプログラムの誤動作を検知することが全く配慮さ
れておらず、リモートで各端末局の制御プログラムを書
き換えるに際し、信頼性に欠ける、という問題があっ
た。
【0004】本発明の課題は、リモートで各端末局の制
御プログラムを書き換えるに際し、高い信頼性と利便性
を同時に実現するリモートローディング伝送装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、中央局と制
御プログラム格納用メモリを内蔵した端末局を伝送路を
介して接続した伝送システムであって、中央局から予め
伝送チェックコードを付加した書換指令フレームを伝送
し、端末局では伝送チェックコードの確認を行い、符合
する場合には書換許可中であることを条件に、伝送され
た書換指令フレームの指定した前記メモリのアドレスに
書換データを書き込むことによって、解決される。ま
た、中央局から予め伝送チェックコードを付加した書換
指令フレームを伝送し、端末局では伝送チェックコード
の確認を行い、符合する場合には書換許可中でないこと
を条件に、前記メモリの空きアドレスにダミーデータを
書き込み、その同一アドレスから読み出したデータと一
致するとき、書き込み禁止機構が故障であると判定する
ことによって、解決される。また、中央局と端末局は、
それぞれ2つのCPUと、2つのCPUの動作を監視す
る監視ブロックと、2つのCPUのデータの一致により
データの書き換えを許可する書換許可手段を備え、さら
に、端末局は、2つの制御プログラム格納用メモリと、
制御プログラムの書換データを前記メモリに書き込むと
き、書換許可とCPUの書換データの書き込み動作を条
件とする手段を備えることによって、解決される。ま
た、2つのCPUを有する中央局と、それぞれ制御プロ
グラム格納用メモリを備える2つのCPUを有する端末
局を2つの伝送路を介して接続した伝送システムであっ
て、端末局に、2つのCPUの動作を監視する監視ブロ
ックと、2つのCPUのデータの一致によりデータの書
き換えを許可する書換許可手段と、2つの制御プログラ
ム格納用メモリと、制御プログラムの書換データを前記
メモリに書き込むとき、書換許可とCPUの書換データ
の書き込み動作を条件とする手段を備え、通常時は、中
央局の2つのCPUと端末局の2つのCPUをそれぞれ
の伝送路を介して1重系として動作させ、リモートロー
ディングを行う場合には、中央局の2つのCPUと端末
局の2つのCPUを同期して動作させ、お互いの誤動作
を監視する2重系とすることによって、解決される。
【0006】これにより、本発明は、中央局から端末局
へデータを高い信頼性をもって伝送することができ、併
せて、リモートで端末局の制御プログラムを書き換える
個とができ、リモートローディング伝送における高い信
頼性と利便性を同時に実現することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態によるリ
モートローディング伝送装置を示す。図1において、1
01は中央局、102は端末局、103は中央局101
と端末局102を接続する伝送路、111は中央局内の
CPU、116は書換許可SW、117はICカードリ
ーダライタ、121は端末局内のCPU、123はCP
Uの動作を監視する監視ブロック、124は交流アン
プ、125は書換許可リレー、129は書換許可・書き
込みANDゲート、131は制御プログラム用メモリで
ある。
【0008】伝送路上の伝送フォーマットを図2に示
す。伝送路上の伝送フォーマットは、制御指令フレーム
と書換指令フレームに区分される。このうち制御指令フ
レームは、制御指令フレームであることを示すモードコ
ード、通常伝送データ及び伝送チェックコードから構成
される。書換指令フレームは、書換指令フレームである
ことを示すモードコード、書換アドレス、書換データ及
び伝送チェックコードから構成される。また、ICカー
ド上に記録された書き換え用の制御プログラムデータを
図3に示す。この書き換え用の制御プログラムデータ
は、書換指令フレームに予め伝送チェックコードが付加
された形で、必要なブロック数(1〜n)が記録され
る。
【0009】次に、リモートローディングを行う場合の
各部分の動作について説明する。まず、中央局101の
書換許可SW116をONにすると、CPU111は、
ICカードリーダライタ117より書き換え用の制御プ
ログラムを読み込み、これをブロック毎に書換指令フレ
ームとして伝送する。この場合、ICカード上で既にブ
ロック毎に伝送チェックコードが付加されているので、
そのまま伝送すればよい。送信されたデータは、伝送路
103を通って、端末局102に届く。端末局のCPU
121は、伝送フォーマット中のデータと伝送チェック
コードが符合する場合のみ受信し、その受信データに基
づいて監視ブロック123に書き込むデータを計算し、
書き込む。監視ブロック123は、書き込まれたデータ
が伝送チェックコードの正しいときに得られるデータと
一致している場合には、ON/OFFを交互に繰り返す
信号を交流アンプ124へ出力する。交流アンプ124
はこれを整流し、書換許可リレー125のコイルを励磁
するので、書換許可リレー125の接点はONする。C
PU121がメモリ131に伝送された書換指令フレー
ムで指定されたアドレスに指定されたデータの書き込み
動作を行うと、書換許可信号・書き込みANDゲート1
29がONし、指定のアドレスに指定されたデータの書
き込みが行われる。もし、CPU121の計算結果が食
い違う場合には、リレー125はOFFするので、誤っ
て書き込み動作をしても、メモリ131には書き込まれ
ない。
【0010】続いて、端末局内のCPU121の動作の
詳細をフローチャートを用いて説明する。図4がそのフ
ローチャートである。CPU121が伝送路103から
データを受信すると(F001)、伝送チェックコード
の確認を行い(F002)、符合しない場合はそのまま
処理が終了する。符合する場合は、受信した伝送フレー
ムが制御指令フレームか書換指令フレームかの判定を行
う(F003)。制御指令フレームの場合は、通常伝送
データに対する処理を行う(F004)。書換指令フレ
ームの場合は、監視ブロック123にデータを書き込む
(F005)。次に、書換指令(許可)中であるかの判
別を行い(F009)、書換指令(許可)中の場合は、
書換指令フレームの内容に従ったメモリ書き込みを行い
(F010)、その同一アドレスを読み出し(F01
1)、書き込みデータと読み出しデータが一致するかを
確認する(F012)。これが不一致の場合は書き込み
失敗を検知する(F013)。また、書換指令(許可)
中でない場合は、空きアドレスにダミーデータを書き込
み(F014)、その同一アドレスを読み出し(F01
5)、書き込みデータと読み出しデータが一致するかの
確認を行う(F016)。一致の場合はハードウエアに
よる書き込み禁止機構(図示せず)の故障を検知する
(F017)。
【0011】以上、本実施形態では、書換指令フレーム
に予め伝送チェックコードを付加するので、書換指令フ
レームの伝送チェックコードをシステム内部で計算する
必要がなく、このチェックコードの生成プログラムをシ
ステム内部に持たないため、万が一の誤動作時にも、チ
ェックコードを正常に計算することがなく、誤って書換
指令フレームが伝送され、プログラムが書き換えられる
ことはない。したがって、本実施形態によれば、誤って
プログラムを書き換えることがなく、高い信頼性が得ら
れると同時に、リモートからプログラムが書き換えられ
るという利便性を併せ有する。また、ダミーデータを書
き込むことにより、ハードウエアによる書き込み禁止機
構の故障を常時チェックできるので、禁止機能の故障を
その時点で検知できる。このため、禁止機能の故障とプ
ログラムの誤動作の同時発生の確率を非常に小さくする
ことができる。
【0012】図5は、本発明の他の実施形態を示す。図
5において、201は中央局、202は端末局、203
は中央局201と端末局202を接続する伝送路、21
1は中央局内の2つのCPUの内の一方のCPU、21
2は中央局内のもう一方のCPU、213は2つのCP
Uの動作を監視する監視ブロック、214は交流アン
プ、215は送信出力OFFリレー、216は書換許可
SW、217はICカードリーダライタ、221は端末
局内の2つのCPUの内の一方のCPU、222は端末
局内のもう一方のCPU、223は2つのCPUの動作
を監視する監視ブロック、224は交流アンプ、225
は出力OFFリレー、226は力行出力リレー、227
はブレーキ出力リレー、228は書換許可出力リレー、
229、230は書換許可・書き込みANDゲート、2
31、232は制御プログラム用メモリである。以上の
ように、本実施形態は、中央局及び端末局のハードウエ
ア及びそれに付随するソフトウエアを2重系構成とす
る。
【0012】伝送路上の伝送フォーマットを図6に示
す。伝送路上の伝送フォーマットは、制御指令フレーム
と書換指令フレームに区分される。このうち制御指令フ
レームは、制御指令フレームであることを示すモードコ
ード、力行指令データ、ブレーキ指令データ、書換許可
指令データ及び伝送チェックコードから構成される。書
換指令フレームは、書換指令フレームであることを示す
モードコード、書換アドレス、書換データ及び伝送チェ
ックコードから構成される。また、ICカード上に記録
された書き換え用の制御プログラムデータは、図3と同
様である。
【0013】以下、各部分の動作を説明する。まず、本
来の機能である力行指令及びブレーキ指令を伝送する場
合の通常時の動作について説明する。中央局201に力
行指令またはブレーキ指令の信号が入力されると、CP
U211とCPU212はそれぞれこれを入力し、送信
用の伝送チェックコードを計算する。それぞれの結果を
監視ブロック213に書き込む。監視ブロック213は
それぞれのデータが一致している場合には、ON/OF
Fを交互に繰り返す信号を交流アンプ214へ出力す
る。交流アンプ214は、これを整流し、出力OFFリ
レー215のコイルを励磁し、その接点をONするの
で、データは図6の制御指令フレームとして送信され
る。もし、2つのCPUの計算結果が食い違う場合に
は、リレー215はOFFし、出力は送信されない。C
PU212はCPU211の送信データを受信し、この
データが食い違う場合にも、監視ブロック213の出力
が停止するようなデータを監視ブロック213に書き込
む。
【0014】送信されたデータは、伝送路203を通っ
て、端末局2の2つのCPU221、222に届く。2
つのCPU221、222は伝送フォーマット中のデー
タと伝送チェックコードが符合する場合のみ受信し、そ
の受信データに基づいて出力力行リレー226または出
力ブレーキリレー227への出力データを計算する。そ
れぞれの結果を監視ブロック223に書き込む。監視ブ
ロック223はそれぞれのデータが一致している場合に
は、ON/OFFを交互に繰り返す信号を交流アンプ2
24へ出力する。交流アンプ224は、これを整流し、
出力OFFリレー225のコイルを励磁する。この場
合、CPU221の出力データにより出力力行リレー2
26または出力ブレーキリレー227が励磁され、出力
力行リレー226または出力ブレーキリレー227の接
点(100V電源に接続)をONし、出力OFFリレー
225の接点のONにより、データは出力力行リレー2
26または出力ブレーキリレー227から出力され、力
行またはブレーキ制御が実行される。もし、2つのCP
Uの計算結果が食い違う場合には、リレー225はOF
Fし、データは出力されない。CPU222はCPU2
21の出力データを受信し、このデータが食い違う場合
にも、監視ブロック223の出力が停止するようなデー
タを監視ブロック223に書き込む。
【0015】次に、リモートローディングを行う場合の
動作について説明する。まず、中央局201の書換許可
SW216をONにする。書換許可指令の信号は、CP
U211とCPU212に入力され、送信用のチェック
コードを計算する。その結果を監視ブロック213に書
き込む。監視ブロック213はそのデータが一致してい
る場合には、ON/OFFを交互に繰り返す信号を交流
アンプ214へ出力する。交流アンプ214は、これを
整流し、出力OFFリレー215のコイルを励磁し、そ
の接点をONするので、データは図6の書換指令フレー
ムとして送信される。もし、2つのCPUの計算結果が
食い違う場合には、リレー215はOFFし、出力は送
信されない。CPU212はCPU211の送信データ
を受信し、このデータが食い違う場合にも、監視ブロッ
ク213の出力が停止するようなデータを監視ブロック
213に書き込む。
【0016】送信されたデータは、伝送路203を通っ
て、端末局2の2つのCPU221、222に届く。2
つのCPU221、222は伝送フォーマット中のデー
タとチェックコードが符合する場合のみ受信し、その受
信データに基づいて書換許可出力リレー228への出力
データを計算する。その結果を監視ブロック223に書
き込む。監視ブロック223はそれぞれのデータが一致
している場合には、ON/OFFを交互に繰り返す信号
を交流アンプ224へ出力する。交流アンプ224は、
これを整流し、出力OFFリレー225のコイルを励磁
し、その接点をONする。この場合、CPU221の出
力データにより書換許可出力リレー228を励磁し、そ
の接点(5V電源に接続)をONする。次に、CPU2
11は、ICカードリーダライタ217より書き換え用
の制御プログラムを読み込み、これをブロック毎に書換
指令フレームとして伝送する。このとき、ICカード上
で既にブロック毎に伝送チェックコードが付加されてい
るので、そのまま伝送すればよい。CPU221、22
2がメモリ231、232に書換指令フレームで指定さ
れたアドレスに指定されたデータの書き込み動作を行う
と、書換許可出力リレー228がONしているので、書
換許可信号・書き込みANDゲート229、230がO
Nし、CPU221、222は、伝送された書換指令フ
レームによって指定されたアドレスに、指定された制御
プログラムの書換データを制御プログラム格納用メモリ
231、232に書き込む。
【0017】続いて、端末局202内のCPUの動作の
詳細をフローチャートにより説明する。図7がそのフロ
ーチャートであり、F101〜F117はCPU221
の動作を、F201〜F217はCPU222の動作を
示す。まず、CPU221の動作を説明する。CPU2
21が伝送路203からデータを受信すると(F10
1)、伝送チェックコードの確認(F102)を行い、
符合しない場合はそのまま処理は終了する。符合する場
合は、受信した伝送フレームが制御指令フレームか書換
指令フレームかの判定を行う(F103)。制御指令フ
レームの場合、監視ブロック223にデータを書き込み
(F104)、力行指令、ブレーキ指令または書換許可
指令を出力する(F105)。書換指令フレームの場
合、書換許可中であれば、書換指令フレームの内容に従
ったメモリ書き込みを行い(F110)、その同一アド
レスを読み出し(F111)、書き込みデータと読み出
しデータが一致するかを確認する(F112)。これが
不一致の場合は書き込み失敗を検知する(F113)。
また、書換指令中でない場合、空きアドレスにダミーデ
ータの書き込みを行い(F114)、その同一アドレス
を読み出し(F115)、書き込みデータと読み出しデ
ータが一致するかを確認し(F116)、一致の場合は
書き込み禁止機構の故障を検知する(F117)。一
方、CPU222の動作を説明する。F201〜F20
4はF101〜F104と同様であり、その後、CPU
21の出力を入力し(F206)、その入力が自CPU
の演算結果と一致するかを確認する(F207)。一致
しない場合には監視ブロック223に異常データを書き
込む(F208)。これによりリレー225出力はOF
Fされる。F209〜F217はF109〜F117と
同様である。
【0018】本実施形態では、中央局1の書換許可SW
の情報を2重系構成のハードウエア及びソフトウエアを
用いて各端末局に伝送するので、高い信頼性が得られ、
また、リモートから各端末局の制御プログラムを書き換
えるので、リモートローディングにおける利便性を同時
に実現できる。
【0019】なお、以上は、端末局の制御プログラムを
書き換える場合について説明したが、中央局の制御プロ
グラムを書き換える場合も、同じ動作を中央局内で行な
えばよい。また、端末局に書換許可SWを設け、伝送に
よる書き込み許可を禁止するSWとすることで、プログ
ラム開発時における誤書き込みを防止してもよい。ま
た、中央局の書換許可SWを無くし、CPU211及び
CPU212のプログラム処理の結果、書換指令フレー
ムを伝送することとしても、2重系構成の相互監視によ
り信頼性は保たれる。
【0020】図8は、本発明の他の実施形態を示す。本
実施形態は、2つの伝送路が独立している点に特徴があ
る。図8において、301は中央局、302は端末局、
303、304は中央局301と端末局302を接続す
る伝送路、311は中央局内の2つのCPUの内の一方
のCPU、312は中央局内のもう一方のCPU、31
6は書換許可SW、317はICカードリーダライタ、
321は端末局内の2つのCPUの内の一方のCPU、
322は端末局内のもう一方のCPU、323は2つの
CPUの動作を監視する監視ブッロク、324は交流ア
ンプ、325は出力OFFリレー、328は書換許可出
力リレー、329、330は書換許可・書き込みAND
ゲート、331、332は制御プログラム用メモリであ
る。
【0021】各部分の動作を説明する。通常時、2つの
伝送路303、304は1重系構成のハードウエアとソ
フトウエアによる独立した伝送路として使用される。リ
モートローディング時は、まず、中央局301の書換許
可SW316をONにする。このとき中央局301は、
2つのCPU311及び312から図6の書き換え許可
の伝送フォーマットを2つの伝送路303、304へ同
時に送信する。端末局302の2つのCPU321及び
322は2つの伝送路303、304から同時に同じデ
ータを受信する。その後の動作は、図5の実施形態と同
様にリモートローディングが行なわれる。また、端末局
内のCPUの動作のフローチャートについても、図5の
実施形態の場合と同様であり、通常時はCPU321と
CPU322は別々の動作をしているが、リモートロー
ディング時には、これを図5の実施形態と同様に同期し
て動作させる。つまり、2つの伝送路を使ってCPU3
21とCPU322に同じデータを受信させるので、図
5の実施形態と同じく動作させることができる。
【0022】以上、本実施形態によれば、通常時は、独
立な2重系の伝送路として構成されているシステムにお
いても、リモートローディング時には、同期して動作
し、お互いの誤動作を監視する2重系システムとして使
用することにより、リモートローディングにおける信頼
性と利便性を同時に実現できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
書換指令フレームに予め伝送チェックコードを付加する
ので、誤ってプログラムを書き換えることがなく、リモ
ートローディングにおける高い信頼性が得られ、同時
に、リモートからプログラムが書き換えられるという利
便性を併せ有する。また、ハードウエアによる書き込み
禁止機構の故障を常時チェックできるので、禁止機能の
故障をその時点で検知でき、禁止機能の故障とプログラ
ムの誤動作の同時発生の確率を非常に小さくすることが
できる。また、2重系構成のハードウエア及びソフトウ
エアを用いて、中央局と端末局のデータ伝送を実行し、
同時に、中央局から端末局の制御プログラムを書き換え
るので、リモートローディング伝送における高い信頼性
と利便性を同時に実現できる。また、独立な2重系の伝
送路として構成されているシステムにおいて、通常時は
独立した伝送路として効率的な伝送を行い、リモートロ
ーディング時には、同期して動作し、お互いの誤動作を
監視できる2重系システムとして使用することにより、
リモートローディング伝送における高い信頼性と利便性
を同時に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるリモートローディン
グ伝送装置の構成図
【図2】伝送路上の伝送フォーマット
【図3】ICカード上に記録される書き換え用の制御プ
ログラム
【図4】端末局の処理を示すフローチャート
【図5】本発明の他の実施形態を示す構成図
【図6】伝送路上の伝送フォーマット
【図7】端末局の処理を示すフローチャート
【図8】本発明の他の実施形態を示す構成図
【符号の説明】
101、201、301 中央局 102、202、302 端末局 103、203、303、304 伝送路 111、121、211、212、221、222、3
11、312、321、322 CPU 123、213、223、323 監視ブロック 124、214、224、324 交流アンプ 215 送信出力OFFリレー 116、216、316 書換許可SW 117、217、317 ICカードリーダライタ 228、328 書換許可出力リレー 129、229、230、329、330 書換許可・
書き込みANDゲート 131、231、232、331、332 制御プログ
ラム用メモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央局と制御プログラム格納用メモリを
    内蔵した端末局を伝送路を介して接続した伝送システム
    であって、中央局から予め伝送チェックコードを付加し
    た書換指令フレームを伝送し、端末局では伝送チェック
    コードの確認を行い、符合する場合には書換許可中であ
    ることを条件に、伝送された書換指令フレームの指定し
    た前記メモリのアドレスに書換データを書き込むことを
    特徴とするリモートローディング伝送装置。
  2. 【請求項2】 中央局と制御プログラム格納用メモリを
    内蔵した端末局を伝送路を介して接続した伝送システム
    であって、中央局から予め伝送チェックコードを付加し
    た書換指令フレームを伝送し、端末局では伝送チェック
    コードの確認を行い、符合する場合には書換許可中でな
    いことを条件に、前記メモリの空きアドレスにダミーデ
    ータを書き込み、その同一アドレスから読み出したデー
    タと一致するとき、書き込み禁止機構が故障であると判
    定することを特徴とするリモートローディング伝送装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、中央
    局と端末局は、それぞれ2つのCPUと、2つのCPU
    の動作を監視する監視ブロックと、2つのCPUのデー
    タの一致によりデータの書き換えを許可する書換許可手
    段を備え、さらに、端末局は、2つの制御プログラム格
    納用メモリと、制御プログラムの書換データを前記メモ
    リに書き込むとき、書換許可とCPUの書換データの書
    き込み動作を条件とする手段を備えることを特徴とする
    リモートローディング伝送装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、2つのCPUの動作
    を監視する監視ブロックは、書換許可指令が2つのCP
    Uに入力され、2つのCPUのデータが一致したとき、
    各端末局に書換許可指令を伝送することを特徴とするリ
    モートローディング伝送装置。
  5. 【請求項5】 2つのCPUを有する中央局と、それぞ
    れ制御プログラム格納用メモリを備える2つのCPUを
    有する端末局を2つの伝送路を介して接続した伝送シス
    テムであって、端末局に、2つのCPUの動作を監視す
    る監視ブロックと、2つのCPUのデータの一致により
    データの書き換えを許可する書換許可手段と、2つの制
    御プログラム格納用メモリと、制御プログラムの書換デ
    ータを前記メモリに書き込むとき、書換許可とCPUの
    書換データの書き込み動作を条件とする手段を備え、通
    常時は、中央局の2つのCPUと端末局の2つのCPU
    をそれぞれの伝送路を介して1重系として動作させ、リ
    モートローディングを行う場合には、中央局の2つのC
    PUと端末局の2つのCPUを同期して動作させ、お互
    いの誤動作を監視する2重系とすることを特徴とするリ
    モートローディング伝送装置。
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