JPH09212304A - 情報機器及び同機器における入力領域拡大方法 - Google Patents

情報機器及び同機器における入力領域拡大方法

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JPH09212304A
JPH09212304A JP1414396A JP1414396A JPH09212304A JP H09212304 A JPH09212304 A JP H09212304A JP 1414396 A JP1414396 A JP 1414396A JP 1414396 A JP1414396 A JP 1414396A JP H09212304 A JPH09212304 A JP H09212304A
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input area
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frame
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JP1414396A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Hayama
達也 羽山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボタン操作等の煩雑な操作を行うことなしにア
ノテーション操作のための入力領域が拡大できるように
する。 【解決手段】表示一体型座標入力装置11の画面上に入
力領域発生部13により設定表示されている入力領域に
対して、筆記用ペン111を用いた筆記入力が行われる
と、その筆跡の座標が当該装置11で検出されて筆跡座
標記憶部12に記憶される。枠内座標検知部141で
は、筆跡座標記憶部12に記憶された座標データと入力
領域の座標データとから、入力領域内に筆記された筆跡
の座標データを検知し、入力位置判定部142では、こ
の検知された筆跡座標データの示す入力領域内の入力位
置を判定して、その入力位置と入力領域枠との間隔をも
とに入力領域拡大部16に対して拡大指示を与え。これ
を受けて入力領域拡大部16では、入力領域発生部13
により設定表示される入力領域を拡大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示一体型座標入
力装置の画面上に表示された情報に対し、当該画面上に
設定表示される入力領域を通して座標入力装置から入力
操作が可能な情報機器及び同機器における入力領域拡大
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種情報を表示画面を通してユー
ザに提示したり、ペンなどを用いて画面上で情報の入力
操作が可能な情報機器、例えば携帯型情報機器が注目さ
れている。この種の携帯型情報機器では、その機器の画
面上に提示されている情報に対してユーザがアノテーシ
ョン(注釈付け)を行う場合、入力用ウインドウ(入力
用領域)が開き、その中に入力を行うといったGUI
(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)を適用する
のが一般的である。
【0003】さて、携帯型情報機器でアノテーション操
作を行う際に、機器が設定した入力用ウインドウの大き
さが小さすぎることがある。そのような場合、従来の情
報機器では、ユーザが拡大ボタンなどを用いて機器に入
力用ウインドウの拡大の指示を与え、さらに拡大後のウ
インドウの大きさの指示を与えることで、ウインドウを
所望の大きさに広げることができるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、各種
情報を表示画面を通してユーザに提示したり、ペンなど
を用いて画面上で情報の入力操作が可能な、携帯型情報
機器に代表される従来の情報機器では、当該機器の画面
上でユーザがアノテーション操作を行う場合に、操作の
対象となる入力用ウインドウ(入力領域)を拡大するに
は、拡大指示と大きさの指示を当該機器に対して与える
ための操作が必要であった。このため従来の情報機器で
は、本来の作業である入力作業が妨げられるという問題
があった。
【0005】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、ユーザがアノテーション操作のための入
力領域(入力用ウインドウ)を広げたい場合に、ボタン
操作等の煩雑な操作を行うことなしに当該入力領域が拡
大できる情報機器及び同機器における入力領域拡大方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点に係
る情報機器は、表示一体型座標入力装置の画面上に表示
された情報に対し、当該画面上に設定表示される入力領
域を通して上記座標入力装置から入力を行うことが可能
な情報機器において、入力領域を指定する入力領域座標
データに従って当該入力領域を表示一体型座標入力装置
の画面上に設定表示する入力領域発生手段と、上記座標
入力装置から入力される筆跡の座標データを記憶するた
めの筆跡座標記憶手段と、この筆跡座標記憶手段に記憶
された筆跡座標データと上記入力領域の座標データとか
ら、入力領域内に筆記された筆跡の座標データを検知し
て、入力領域内への入力状態を判定する枠内入力状態判
定手段と、この枠内入力状態判定手段により検知された
入力領域内に筆記された筆跡の座標データをもとに上記
表示一体型座標入力装置の画面上への筆跡表示を行う筆
跡表示手段と、上記枠内入力状態判定手段により判定さ
れた入力状態をもとに、入力領域発生手段により設定表
示される入力領域を拡大させる入力領域拡大手段とを備
えたことを特徴とする。
【0007】ここで、枠内入力状態判定手段を、筆跡座
標記憶手段に記憶された筆跡座標データと入力領域の座
標データとから、入力領域内に筆記された筆跡の座標デ
ータを検知する枠内座標検知手段と、この枠内座標検知
手段により検知された筆跡座標データの示す入力領域内
の入力位置を判定し、その入力位置と入力領域枠との間
隔をもとに上記入力領域拡大手段に対して拡大指示を与
える入力位置判定手段とにより構成するとよい。また、
枠内入力状態判定手段を、上記の枠内座標検知手段と、
この枠内座標検知手段により検知された筆跡座標データ
の系列の示す入力領域内の入力範囲を判定し、その入力
範囲と入力領域との間の大きさの差をもとに上記入力領
域拡大手段に対して拡大指示を与える入力範囲判定手段
とにより構成してもよい。
【0008】本発明の第2の観点に係る情報機器は、上
記第1の観点に係る情報機器における枠内入力状態判定
手段に代えて、筆跡座標記憶手段に記憶された筆跡座標
データと入力領域の座標データとから、入力領域外に筆
記された筆跡の座標データを検知して、入力領域外への
入力状態を判定する枠外入力状態判定手段を設けると共
に、筆跡座標記憶手段に記憶された筆跡座標データと入
力領域の座標データとから、入力領域内に筆記された筆
跡の座標データを検知する枠内座標検知手段を設け、上
記枠外入力状態判定手段により判定された入力状態をも
とに入力領域発生手段により設定表示される入力領域を
上記入力領域拡大手段が拡大させるようにしたことを特
徴とする。この第2の観点に係る情報機器においては、
筆跡表示手段の筆跡表示に、枠内座標検知手段により検
知された入力領域内に筆記された筆跡の座標データの
他、枠外入力状態判定手段により入力領域外であると判
定された筆跡の座標データも用いられる。
【0009】ここで、枠外入力状態判定手段を、筆跡座
標記憶手段に記憶された筆跡座標データと入力領域の座
標データとから、入力領域外に筆記された筆跡の座標デ
ータを検知し、その座標位置と入力領域の枠との間隔を
もとに入力領域拡大手段に対して拡大指示を与える枠外
座標検知手段により構成するとよい。また、枠外入力状
態判定手段を、筆跡座標記憶手段に記憶された筆跡座標
データと入力領域の座標データとから、入力領域外に筆
記された筆跡の座標データを検知する枠外座標検知手段
と、この枠外座標検知手段により検知された筆跡座標デ
ータの系列からなる入力領域外のストローク部分を検知
し、その部分に相当する大きさだけ入力領域を拡大する
指示を入力領域拡大手段に与える枠外ストローク検知手
段とにより構成してもよい。
【0010】上記第1の観点に係る情報機器において、
表示一体型座標入力装置の画面上に表示された情報に対
して例えば注釈付けを行うために、ユーザが当該画面上
に設定表示された入力領域に筆記用ペン等を用いて座標
入力装置から文字列等を筆記入力すると、その筆跡の座
標データと入力領域の座標データとが枠内入力状態判定
手段により比較されることで、入力領域内に筆記された
筆跡の座標データが検知される。そして、この検知され
た入力領域内に筆記された筆跡の座標データと入力領域
の境界(入力領域枠)とから、入力領域への入力状態が
判定され、その入力状態をもとに入力領域が例えば一定
サイズだけ自動的に拡大される。
【0011】ここで、上記枠内入力状態判定手段を枠内
座標検知手段と入力位置判定手段とにより構成した場合
には、入力領域への入力状態(枠内入力状態)として、
入力領域内に筆記された筆跡の座標データの示す入力位
置が用いられる。この場合、入力位置判定手段では、入
力位置と入力領域枠との間隔が求められ、その間隔があ
る一定値以下であるならば、入力領域拡大手段に対して
拡大指示が出される。このようにして、入力位置が入力
領域枠に近づくと、入力領域が自動的に拡大されるよう
になる。
【0012】一方、上記枠内入力状態判定手段を枠内座
標検知手段と入力範囲判定手段とにより構成した場合に
は、入力領域への入力状態(枠内入力状態)として、入
力領域内に筆記された筆跡の座標データ系列の示す入力
範囲が用いられる。この場合、入力範囲判定手段では、
入力範囲と入力領域との間の大きさの差が求められ、そ
の差がある一定値以下であるならば、入力領域拡大手段
に対して拡大指示が出される。このようにして、入力範
囲が入力領域枠近くまで広がると、入力領域が自動的に
拡大されるようになる。
【0013】次に、上記第2の観点に係る情報機器にお
いては、筆跡の座標データと入力領域の座標データとが
枠外入力状態判定手段により比較されることで、入力領
域外に筆記された筆跡の座標データが検知される。そし
て、この検知された入力領域外に筆記された筆跡の座標
データと入力領域枠とから、入力領域外への入力状態が
判定され、その入力状態をもとに例えば入力領域外には
み出した分だけ入力領域が自動的に拡大される。
【0014】ここで、上記枠外入力状態判定手段を枠外
座標検知手段により構成した場合には、入力領域外への
入力状態(枠外入力状態)として、入力領域外に筆記さ
れた筆跡の座標データがそのまま用いられる。この場
合、枠外座標検知手段では、入力領域外に筆記された筆
跡の座標データの示す位置(座標点)と入力領域枠との
間隔が求められ、入力領域拡大手段に対してその間隔分
の拡大指示が出される。このようにして、筆跡座標が入
力領域枠からはみ出る都度、そのはみ出た分だけ入力領
域が自動的に拡大されるようになる。
【0015】一方、上記枠外入力状態判定手段を枠外座
標検知手段と枠外ストローク検知手段とにより構成した
場合には、枠外ストローク検知手段では、枠外座標検知
手段により検知された入力領域外に筆記された筆跡の座
標データ系列からなる、入力領域外のストローク部分が
検知される。そして、この入力領域外のストローク部分
に相当する大きさの拡大指示が入力領域手段に出され
る。このようにして、筆跡のストロークが入力領域外に
はみ出ると、そのはみ出たストローク部分の大きさだけ
入力領域が自動的に拡大されるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。 [第1の実施形態]図1は本発明の第1の実施形態に係
る情報機器の全体構成を示すブロック図である。
【0017】図1の情報機器は例えば携帯用情報機器で
あり、主として、表示一体型座標入力装置11、筆跡座
標記憶部12、入力領域発生部13、枠内入力状態判定
部14、筆跡表示部15、及び入力領域拡大部16から
構成される。なお、機器全体を制御する制御部、表示一
体型座標入力装置11を通して筆記入力された文字を認
識する文字認識部等は省略されている。
【0018】表示一体型座標入力装置11は、筆記用ペ
ン111と、当該筆記用ペン111を用いて筆記入力さ
れた文字列等を座標値の系列として入力する座標検出・
入力機能を持つ座標入力部112と、筆跡、文字認識結
果等の表示機能を持つ表示部113とから構成されてい
る。この座標入力部112と表示部113とは積層一体
化されている。
【0019】筆跡座標記憶部12は、表示一体型座標入
力装置11(の座標入力部112)により入力された筆
跡の座標値の系列を記憶するのに用いられる。入力領域
発生部13は、表示一体型座標入力装置11(の表示部
113)の画面上に、例えば図2に示すような注釈入力
用ウインドウである注釈入力領域(アノテーション領
域)Aを設定する。この入力領域Aの例えば左上端の座
標値(xi ,yi )、幅(ウインドウ幅)wi 、及び高
さ(ウインドウ高さ)hi のデータ、即ち入力領域Aの
座標データは入力領域発生部13に記憶されている。こ
こで、入力領域Aの左上端座標値(xi ,yi )には、
説明を簡単にするために絶対座標が用いられるものと
し、座標入力部112で扱う座標系と、表示部113で
の画面表示で扱う座標系は同一であるものとする。ま
た、X座標の正方向は図2上で右方向、Y座標の正方向
は図2上で下方向であるとする。
【0020】枠内入力状態判定部14は、筆跡座標記憶
部12の座標データと入力領域の座標データとから、入
力領域内(入力領域の枠内)への入力座標を検知する枠
内座標検知部141と、入力位置判定部142から構成
される。この入力位置判定部142は、枠内座標検知部
141により検知された入力座標の入力領域内の位置
(入力位置)を判定し、その判定結果に応じて入力領域
拡大部16に対して入力領域の拡大を指示する。
【0021】筆跡表示部15は、枠内入力状態判定部1
4内の枠内座標検知部141により検知された入力領域
への入力座標の系列(からなる筆跡データ)に従う表示
一体型座標入力装置11(の表示部113)への筆跡表
示を行う。
【0022】入力領域拡大部16は、枠内入力状態判定
部14内の入力位置判定部142からの拡大指示に従
い、入力領域発生部13に対して拡大された入力領域の
座標データを設定する。
【0023】次に、図1の構成の動作を説明する。今、
表示一体型座標入力装置11(の表示部113)の画面
上に情報(例えば文書情報)が提示されている状態で、
その画面上の情報に対してユーザがアノテーション(注
釈付け)を行いたいものとする。このような場合に、ユ
ーザが情報機器に対して所定の指示操作を行うと、入力
領域発生部13が起動される。
【0024】すると入力領域発生部13は、表示一体型
座標入力装置11(の表示部113)の画面上に、図2
に示したような注釈入力領域(アノテーション領域)A
を設定表示する。この入力領域Aの左上端座標値(xi
,yi )、幅(ウインドウ幅)wi 、及び高さ(ウイ
ンドウ高さ)hi からなる座標データは、入力領域Aの
デフォルトの座標データとして入力領域発生部13に予
め記憶されているものとする。但し、ユーザが筆記用ペ
ン111で入力領域Aの左上端位置を位置指定した場合
には、その位置指定された左上端位置の座標が、入力領
域Aの左上端座標値(xi ,yi )として入力領域発生
部13に記憶される。
【0025】ユーザは、表示一体型座標入力装置11
(の表示部113)に表示されている入力領域Aに、注
釈付けのための文字列等を筆記用ペン111で筆記入力
する。このユーザが筆記入力した筆跡(筆跡データ)の
座標値は表示一体型座標入力装置11(の座標入力部1
12)で検出されて、筆跡座標記憶部12に順次記憶さ
れる。
【0026】枠内入力状態判定部14内の枠内座標検知
部141は、筆跡座標記憶部12に座標値(筆跡座標
値)が記憶される毎に、その筆跡座標値と入力領域発生
部13に記憶されている入力領域座標値とを比較して、
その筆跡座標値の示す入力位置が図2に示した入力領域
A内(入力領域Aの枠内)にあるか否かを調べる。そし
て枠内座標検知部141は、入力領域A内の筆跡座標値
だけ、即ち入力領域A内に筆記された筆跡の座標値だけ
を検出し、その筆跡座標値を筆跡表示部15と枠内入力
状態判定部14内の入力位置判定部142とに送る。
【0027】筆跡表示部15は、枠内座標検知部141
から送られた筆跡座標値をもとに、表示一体型座標入力
装置11(の表示部113)の画面上に筆跡を表示す
る。ここでは、画面上の入力領域A内に筆跡が表示され
ることになる。
【0028】枠内入力状態判定部14内の入力位置判定
部142は、枠内座標検知部141から送られた筆跡座
標の示す入力領域内の位置(入力位置)を次のように判
定する。
【0029】まず入力位置判定部142は、筆跡座標
(入力領域Aへの入力座標)のY座標値をyp とする
と、図3(a)に示すように、入力領域Aの下端のY座
標値(yi +hi )と当該座標値yp との差分Δy=
(yi +hi )−yp を求める。そして入力位置判定部
142は、その差分Δyの値と予め定められた閾値ta
とを比較し、Δyがta 以下となった場合、即ちユーザ
が入力領域A内で筆記した筆跡と当該入力領域Aの下端
とのY方向の間隔がta 以下となった場合には、入力領
域拡大部16にY方向拡大指示を送る。
【0030】また入力位置判定部142は、筆跡座標
(入力領域Aへの入力座標)のX座標値をxp とする
と、図3(b)に示すように、入力領域Aの右端のX座
標値(xi +wi )と当該座標値xp との差分Δx=
(xi +wi )−xp を求める。そして入力位置判定部
142は、その差分Δxの値と予め定められた閾値tb
とを比較し、Δyがtb 以下となった場合、即ちユーザ
が入力領域A内で筆記した筆跡と当該入力領域Aの右端
とのX方向の間隔がtb 以下となった場合には、入力領
域拡大部16にX方向拡大指示を送る。
【0031】入力領域拡大部16は、枠内入力状態判定
部14内の入力位置判定部142からY方向拡大指示を
受けた場合には、現在表示されている入力領域AをY方
向に一定量の大きさhp だけ拡大するように、入力領域
発生部13に記憶されている当該入力領域Aの座標デー
タのうちの高さ(ウインドウ高さ)hi の値を読み込ん
で、そのhi の再計算hi =hi +hp を行う。そして
入力領域拡大部16は、この再計算後のhi を入力領域
発生部13に送って、当該入力領域発生部13に記憶さ
れている入力領域Aの座標データ中の幅hi を再計算後
のhi に更新する。すると入力領域発生部13は、hi
が更新された新たな座標データに従って、図4(a)に
示すように高さがhp だけ拡大された新たな入力領域A
を設定表示する。
【0032】また入力領域拡大部16は、枠内入力状態
判定部14内の入力位置判定部142からX方向拡大指
示を受けた場合には、現在表示されている入力領域Aを
X方向に一定量の大きさwp だけ拡大するように、入力
領域発生部13に記憶されている当該入力領域Aの座標
データのうちの幅(ウインドウ幅)wi の値を読み込ん
で、そのwi の再計算wi =wi +wp を行う。そして
入力領域拡大部16は、この再計算後のwi を入力領域
発生部13に送って、当該入力領域発生部13に記憶さ
れている入力領域Aの座標データ中の幅wi を再計算後
のwi に更新する。すると入力領域発生部13は、wi
が更新された新たな座標データに従って、図4(b)に
示すように幅がwp だけ拡大された新たな入力領域Aを
設定表示する。 [第2の実施形態]図5は本発明の第2の実施形態に係
る情報機器の全体構成を示すブロック図である。なお、
図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0033】本実施形態が前記第1の実施形態と異なる
点は、入力領域Aを拡大するか否かの判定を、入力領域
A内の入力位置ではなくて入力範囲をもとに行うように
していることである。そのため図5の構成では、図1中
の入力位置判定部142に代えて、枠内座標検知部14
1により検知された入力領域A内の筆跡座標(入力座
標)の系列の示す現時点における範囲(入力範囲)を判
定する入力範囲判定部542を用い、この入力範囲判定
部542と枠内座標検知部141とから構成された枠内
入力状態判定部54を、図1に示した枠内入力状態判定
部14に代えて設けている。
【0034】ここで、図5の構成の動作を、図1の構成
と異なる部分について説明する。まず枠内入力状態判定
部54内の入力範囲判定部542は、図6に示すよう
に、入力座標のY座標の最大値をypmax、最小値をypm
inとすると、その差Δyr=ypmax−ypminと入力領域
Aの高さhi との差分hi −Δyr を求める。そして入
力位置判定部142は、その計算値hi −Δyr と予め
定められた閾値tcとを比較し、hi −Δyr がtc 以
下となった場合、即ち入力領域Aの高さhiとユーザが
入力領域A内で筆記した筆跡のY方向範囲の長さ(Δy
r )との差がtc 以下となった場合には、入力領域拡大
部16にY方向拡大指示を送る。
【0035】また、入力範囲判定部542は、図6に示
すように、入力座標のX座標の最大値をxpmax、最小値
をxpminとすると、その差Δxr =xpmax−xpminと入
力領域Aの幅wi との差分wi −Δxr を求める。そし
て入力範囲判定部542は、その計算値wi −Δxr と
予め定められた閾値td とを比較し、wi −Δxr がt
d 以下となった場合、即ち入力領域Aの幅wi とユーザ
が入力領域A内で筆記した筆跡のX方向範囲の長さ(Δ
xr )との差がtd 以下となった場合には、入力領域拡
大部16にX方向拡大指示を送る。
【0036】以降の動作は、前記第1の実施形態の場合
と同様であり、入力範囲判定部542から入力領域拡大
部16に対してY方向拡大指示が送られた場合には、図
4(a)に示すように入力領域Aの高さhi がhp だけ
拡大され、X方向拡大指示が送られた場合には、図4
(b)に示すように入力領域Aの幅wi がwp だけ拡大
される。 [第3の実施形態]図7は本発明の第3の実施形態に係
る情報機器の全体構成を示すブロック図である。なお、
図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0037】図7の構成が図1の構成と異なる点は、図
1に示した枠内入力状態判定部14に代えて枠外入力状
態判定部70を設けると共に、枠内入力状態判定部14
中の枠内座標検知部141に相当する枠内座標検知部7
11を独立に設けたことである。枠外入力状態判定部7
0は、筆跡座標記憶部12の座標データと入力領域の座
標データとから、入力領域外(入力領域の枠外)に筆記
された筆跡座標を検知する枠外座標検知部701から構
成される。この枠外座標検知部701は、入力領域外の
座標であると検知した場合、当該入力領域からはみ出し
た大きさだけ当該入力領域を拡大する指示を入力領域拡
大部16に送ると共に、その際の座標を筆跡表示部15
に送るようになっている。
【0038】ここで、図7の構成の動作を、主として図
1の構成と異なる部分について説明する。まず枠内座標
検知部711は、筆跡座標記憶部12に座標値(筆跡座
標値)が記憶される毎に、その筆跡座標値と入力領域発
生部13に記憶されている入力領域座標値とを比較し
て、その筆跡座標値の示す入力位置が図2に示した入力
領域A内(入力領域Aの枠内)にあるか否かを調べる。
そして枠内座標検知部711は、入力領域A内の筆跡座
標値だけ、即ち入力領域A内に筆記された筆跡の座標値
だけを検出し、その筆跡座標値を筆跡表示部15に送
る。
【0039】筆跡表示部15は、枠内座標検知部141
から送られた筆跡座標値をもとに、表示一体型座標入力
装置11(の表示部113)の画面上に筆跡を表示す
る。ここでは、画面上の入力領域A内に筆跡が表示され
ることになる。
【0040】一方、枠外入力状態判定部70内の枠外座
標検知部701は、筆跡座標記憶部12に座標値(筆跡
座標値)が記憶される毎に、その筆跡座標値と入力領域
発生部13に記憶されている入力領域座標値とを比較し
て、図2に示した入力領域A外(入力領域Aの枠外)に
筆記された筆跡座標(筆点の座標)を検知する。
【0041】枠外座標検知部701は、筆跡座標記憶部
12に記憶された筆跡座標(入力座標)が入力領域A外
の筆点の座標であると検知できた場合には、当該入力領
域Aからはみ出した大きさ(高さあるいは幅)だけ当該
入力領域Aを拡大する指示を入力領域拡大部16に送
る。ここでは、入力領域A外と検知された筆点の座標が
(xp,yp ) であるものとすると、Y座標yp が入力領
域Aの高さhi の範囲から外れている場合には、yp −
(yi +hi )だけのY方向拡大指示が、X座標xp が
入力領域Aの幅wi の範囲から外れている場合には、x
p −(xi +wi)だけのX方向拡大指示が、入力領域
拡大部16に送られることになる。
【0042】また枠外座標検知部701は、入力領域A
外であると検知した筆点も上記の拡大指示に従う(入力
領域拡大部16による)入力領域拡大後は入力領域A内
となるので、その筆点の座標を筆跡表示部15に送って
筆跡表示させる。
【0043】さて、入力領域拡大部16は、枠外入力状
態判定部70内の枠外座標検知部701から拡大指示を
受け取ると、その指示に従って入力領域発生部13に記
憶されている当該入力領域Aの座標データを更新し、入
力領域Aの高さhi あるいは幅wi を、上記枠外座標検
知部701によって検知された筆点のはみ出した大きさ
だけ拡大する。 [第4の実施形態]図8は本発明の第4の実施形態に係
る情報機器の全体構成を示すブロック図である。なお、
図7と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0044】本実施形態が前記第3の実施形態と異なる
点は、前記第3の実施形態では入力領域外の座標点(筆
点)を検知する毎に拡大指示を行っているのに対し、ス
トローク(筆記用ペン111が表示一体型座標入力装置
11の表面に下ろされてから次に当該表面から離される
までに筆記される部分)毎に行うようにしていることで
ある。そのため図8の構成では、図7中の枠外入力状態
判定部70に代えて、枠外座標検知部801と枠外スト
ローク検知部802から構成される枠外入力状態判定部
80を設けている。枠外座標検知部801は、図7中の
枠外座標検知部701に相当するものであるが、枠外ス
トローク検知部802に対して枠外座標の送信を行う点
で当該枠外座標検知部701とは異なる。一方、枠外ス
トローク検知部802は、枠外座標検知部801から送
られる入力領域外の座標の系列をもとに、その入力領域
外の座標系列からなる入力領域外のストローク部分であ
って、一定の大きさ以上のストローク部分を検知し、そ
の部分に相当する大きさだけ当該入力領域を拡大する指
示を入力領域拡大部16に送ると共に、そのストローク
部分の座標系列を筆跡表示部15に送るようになってい
る。
【0045】ここで、図8の構成の動作を、図7の構成
と異なる部分について説明する。まず枠外入力状態判定
部80内の枠外座標検知部801は、筆跡座標記憶部1
2に記憶された座標値(筆跡座標値)と入力領域発生部
13に記憶されている入力領域座標値とを比較して、図
2に示した入力領域A外(入力領域Aの枠外)に筆記さ
れた筆跡座標(筆点の座標)を検知する。
【0046】枠外座標検知部801は、筆跡座標記憶部
12に記憶された筆跡座標(入力座標)が入力領域A外
の筆点の座標であると検知できた場合には、その入力領
域A外の筆点の座標を、枠外入力状態判定部80内の枠
外ストローク検知部802に送る。
【0047】枠外ストローク検知部802は、枠外座標
検知部801から送られる入力領域A外の筆点座標を時
系列順に保持しており、枠外座標検知部801からスト
ロークの最後の筆点座標を受け取ると、その座標を含む
座標系列の示す、入力領域Aからはみ出しているストロ
ーク部分の高さyq 及び幅xq を計算する。
【0048】そして枠外ストローク検知部802は、入
力領域Aからはみ出しているストローク部分の高さyq
が図9(a)に示すように、予め定められた閾値sh 以
上ととなった場合には、その高さyq だけ入力領域Aを
拡大する指示を入力領域拡大部16に送る。一方、入力
領域Aからはみ出しているストローク部分の幅xq が図
9(b)に示すように、予め定められた閾値sw 以上と
なった場合には、その幅xq だけ入力領域Aを拡大する
指示を入力領域拡大部16に送る。
【0049】また枠外ストローク検知部802は、入力
領域A外であると検知したストローク部分も上記の拡大
指示に従う(入力領域拡大部16による)入力領域拡大
後は入力領域A内となるので、そのストローク部分の座
標系列を筆跡表示部15に送って筆跡表示させる。
【0050】さて、入力領域拡大部16は、枠外入力状
態判定部80内の枠外ストローク検知部802から拡大
指示を受け取ると、その指示に従って入力領域発生部1
3に記憶されている当該入力領域Aの座標データを更新
し、入力領域Aの高さhi あるいは幅wi を、枠外スト
ローク検知部802から指示された高さyq あるいは幅
xq だけ拡大する。すると入力領域発生部13は、hi
またはwi が更新された新たな座標データに従って、図
10(a)または(b)に示すように高さがyq だけ拡
大された、または幅がxq だけ拡大された新たな入力領
域Aを設定表示する。
【0051】以上は、入力領域Aからはみ出したストロ
ーク部分の高さyq あるいは幅xqが閾値sh あるいは
閾値sw 以上となった場合に、その高さyq あるいは幅
xqだけ入力領域Aを拡大するものとして説明したが、
予め定められた一定量te あるいはtf だけ拡大するよ
うにしても構わない。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ユ
ーザがアノテーション操作のための入力領域(入力用ウ
インドウ)を広げたい場合に、その入力領域内への入力
状態(枠内入力状態)、あるいはその入力領域からはみ
出た入力状態(枠外入力状態)をもとに、その入力領域
を自動的に拡大することができるため、入力領域を拡大
するのにボタン操作等の余計な操作が不要となり、ユー
ザは本来の入力作業に専念できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る情報機器の全体
構成を示すブロック図。
【図2】情報の表示状態にある表示一体型座標入力装置
11の画面上に注釈を入力するための入力領域が表示さ
れている様子を示す図。
【図3】図1中の枠内入力状態判定部14(内の入力位
置判定部142)によって求められる、入力領域A内に
筆記された筆跡の入力位置と当該入力領域Aの枠との間
隔を説明するための図。
【図4】図3に示す間隔が閾値以下となった場合の入力
領域Aの拡大を説明するための図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る情報機器の全体
構成を示すブロック図。
【図6】図5中の枠内入力状態判定部54(内の入力範
囲判定部542)による判定の対象となる、入力領域A
内に筆記された筆跡の範囲(入力範囲)を説明するため
の図。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る情報機器の全体
構成を示すブロック図。
【図8】本発明の第4の実施形態に係る情報機器の全体
構成を示すブロック図。
【図9】図8中の枠外入力状態判定部80(内の枠外ス
トローク検知部802)による検知対象となる入力領域
A外のストローク部分の大きさと閾値とを説明するため
の図。
【図10】図9に示す入力領域A外のストローク部分の
大きさが閾値以上となった場合の入力領域Aの拡大を説
明するための図。
【符号の説明】
11…表示一体型座標入力装置、 12…筆跡座標記憶部、 13…入力領域発生部、 14,54…枠内入力状態判定部、 15…筆跡表示部、 16…入力領域拡大部、 70,80…枠外入力状態判定部、 111…筆記用ペン、 141,711…枠内座標検知部、 142…入力位置判定部、 542…入力範囲判定部、 701,801…枠外座標検知部、 802…枠外ストローク検知部、 A…入力領域。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示一体型座標入力装置の画面上に表示
    された情報に対し、当該画面上に設定表示される入力領
    域を通して前記座標入力装置から入力を行うことが可能
    な情報機器において、 入力領域を指定する入力領域座標データに従って当該入
    力領域を前記表示一体型座標入力装置の画面上に設定表
    示する入力領域発生手段と、 前記座標入力装置から入力される筆跡の座標データを記
    憶するための筆跡座標記憶手段と、 この筆跡座標記憶手段に記憶された筆跡座標データと前
    記入力領域の座標データとから、前記入力領域内に筆記
    された筆跡の座標データを検知して、前記入力領域内へ
    の入力状態を判定する枠内入力状態判定手段と、 この枠内入力状態判定手段により検知された前記入力領
    域内に筆記された筆跡の座標データをもとに前記表示一
    体型座標入力装置の画面上への筆跡表示を行う筆跡表示
    手段と、 前記枠内入力状態判定手段により判定された入力状態を
    もとに、前記入力領域発生手段により設定表示される前
    記入力領域を拡大させる入力領域拡大手段とを具備する
    ことを特徴とする情報機器。
  2. 【請求項2】 前記枠内入力状態判定手段は、 前記筆跡座標記憶手段に記憶された筆跡座標データと前
    記入力領域の座標データとから、前記入力領域内に筆記
    された筆跡の座標データを検知する枠内座標検知手段
    と、 この枠内座標検知手段により検知された筆跡座標データ
    の示す前記入力領域内の入力位置を判定し、その入力位
    置と前記入力領域の枠との間隔をもとに前記入力領域拡
    大手段に対して拡大指示を与える入力位置判定手段とを
    備えていることを特徴とする請求項1記載の情報機器。
  3. 【請求項3】 前記枠内入力状態判定手段は、 前記筆跡座標記憶手段に記憶された筆跡座標データと前
    記入力領域の座標データとから、前記入力領域内に筆記
    された筆跡の座標データを検知する枠内座標検知手段
    と、 この枠内座標検知手段により検知された筆跡座標データ
    の系列の示す前記入力領域内の入力範囲を判定し、その
    入力範囲と前記入力領域との間の大きさの差をもとに前
    記入力領域拡大手段に対して拡大指示を与える入力範囲
    判定手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載
    の情報機器。
  4. 【請求項4】 表示一体型座標入力装置の画面上に表示
    された情報に対し、当該画面上に設定表示される入力領
    域を通して前記座標入力装置から入力を行うことが可能
    な情報機器において、 入力領域を指定する入力領域座標データに従って当該入
    力領域を前記表示一体型座標入力装置の画面上に設定表
    示する入力領域発生手段と、 前記座標入力装置から入力される筆跡の座標データを記
    憶するための筆跡座標記憶手段と、 この筆跡座標記憶手段に記憶された筆跡座標データと前
    記入力領域の座標データとから、前記入力領域内に筆記
    された筆跡の座標データを検知する枠内座標検知手段
    と、 前記筆跡座標記憶手段に記憶された筆跡座標データと前
    記入力領域の座標データとから、前記入力領域外に筆記
    された筆跡の座標データを検知して、前記入力領域外へ
    の入力状態を判定する枠外入力状態判定手段と、 この枠外入力状態判定手段により判定された入力状態を
    もとに、前記入力領域発生手段により設定表示される前
    記入力領域を拡大させる入力領域拡大手段と、 前記枠内座標検知手段により検知された前記入力領域内
    に筆記された筆跡の座標データ及び前記枠外入力状態判
    定手段により入力領域外であると判定された筆跡の座標
    データをもとに前記表示一体型座標入力装置の画面上へ
    の筆跡表示を行う筆跡表示手段とを具備することを特徴
    とする情報機器。
  5. 【請求項5】 前記枠外入力状態判定手段は、 前記筆跡座標記憶手段に記憶された筆跡座標データと前
    記入力領域の座標データとから、前記入力領域外に筆記
    された筆跡の座標データを検知し、その座標位置と前記
    入力領域の枠との間隔をもとに前記入力領域拡大手段に
    対して拡大指示を与える枠外座標検知手段を備えている
    ことを特徴とする請求項4記載の情報機器。
  6. 【請求項6】 前記枠外入力状態判定手段は、 前記筆跡座標記憶手段に記憶された筆跡座標データと前
    記入力領域の座標データとから、前記入力領域外に筆記
    された筆跡の座標データを検知する枠外座標検知手段
    と、 この枠外座標検知手段により検知された筆跡座標データ
    の系列からなる前記入力領域外のストローク部分を検知
    し、その部分に相当する大きさだけ前記入力領域を拡大
    する指示を前記入力領域拡大手段に与える枠外ストロー
    ク検知手段とを備えていることを特徴とする請求項4記
    載の情報機器。
  7. 【請求項7】 表示一体型座標入力装置の画面上に表示
    された情報に対し、当該画面上に設定表示される入力領
    域を通して前記座標入力装置から入力を行うことが可能
    な情報機器における入力領域拡大方法であって、 前記座標入力装置から入力される筆跡の座標データを順
    次記憶し、その記憶した筆跡座標データと前記入力領域
    の座標データとから、前記入力領域内に筆記された筆跡
    の座標データを検知して前記入力領域内への入力状態を
    判定し、その判定した入力状態をもとに前記入力領域を
    拡大するようにしたことを特徴とする入力領域拡大方
    法。
  8. 【請求項8】 表示一体型座標入力装置の画面上に表示
    された情報に対し、当該画面上に設定表示される入力領
    域を通して前記座標入力装置から入力を行うことが可能
    な情報機器における入力領域拡大方法であって、 前記座標入力装置から入力される筆跡の座標データを順
    次記憶し、その記憶した筆跡座標データと前記入力領域
    の座標データとから、前記入力領域外に筆記された筆跡
    の座標データを検知して前記入力領域外への入力状態を
    判定し、その判定した入力状態をもとに前記入力領域を
    拡大するようにしたことを特徴とする入力領域拡大方
    法。
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