JPH09212035A - 加熱定着装置 - Google Patents

加熱定着装置

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JPH09212035A
JPH09212035A JP8019639A JP1963996A JPH09212035A JP H09212035 A JPH09212035 A JP H09212035A JP 8019639 A JP8019639 A JP 8019639A JP 1963996 A JP1963996 A JP 1963996A JP H09212035 A JPH09212035 A JP H09212035A
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JP
Japan
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temperature
fixing
heat roller
roller
heat
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JP8019639A
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Naohiro Yamaguchi
直大 山口
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TEC CORP
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヒートローラの加熱開始時にヒートローラ及び
プレスローラが低温状態であってもヒートローラは勿
論、プレスローラも充分定着に適した温度に高め加熱開
始時の定着性をより向上する。 【解決手段】加熱開始に先立って、サーミスタ18の温
度xを検出し、検出温度xが基準温度107℃以下であ
ればヒートローラ39の定着温度Tを高めの163℃に
設定する。また、検出温度xが基準温度を越えていれば
ヒートローラの定着温度Tを低めの159℃に設定す
る。そして、ハロゲンランプ23をオンする。サーミス
タの検出温度xが131℃以上に達すると、ヒートロー
ラ及びプレスローラ40の回転を開始させ、検出温度x
が定着温度T以上に達するとハロゲンランプをオフして
印字を開始させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、レーザプリンタ、複写機等、電子写真方式で画像形
成を行う画像形成装置に使用される加熱定着装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばファクシミリ装置は、電話回線を
介して受信した画像情報をプリンタで印字出力するよう
になっている。そして、プリンタとして電子写真方式で
画像形成を行うタイプのプリンタが熱転写方式に比べて
通常の用紙が使用できること、印刷した用紙の保存性に
優れていることなどから使用されている。このようなプ
リンタは、感光ドラムを備え、この感光ドラムを一様に
帯電した後、露光装置により感光ドラム上に画像情報を
静電潜像として記録し、この静電潜像をトナーで現像し
て顕像化した後、このトナー像を用紙上に転写し、さら
に加熱定着装置で用紙上のトナー像を加熱定着して排出
するようになっている。
【0003】このようなプリンタに使用される加熱定着
装置としては加熱源としてハロゲンランプを内蔵したヒ
ートローラとこれに圧接して対向配置したプレスローラ
を備え、ハロゲンランプでヒートローラを所定の定着温
度まで高めてから定着動作を開始させるようになってい
る。
【0004】従来、このようなハロゲンランプを内蔵し
たヒートローラの加熱制御は、例えば図6に示すように
行われている。すなわち、S1にてハロゲンランプをオ
ンし、ヒートローラの表面の温度を検出するサーミスタ
の検出温度が定着温度の上限値T1 に達するのを待ち、
ヒートローラの表面の温度が上限値T1 に達すると、S
2にてフラグA=1とし、S3にてハロゲンランプをオ
フし、S4にてプリンタ本体の印字動作を開始させると
ともに用紙を搬送するモータをオンする。
【0005】この状態で、サーミスタの検出温度をチェ
ックし、ヒートローラの表面の温度が上限値T1 以上の
場合はS5にてフラグA及びフラグB共に「1」とし、
ヒートローラの表面の温度が上限値T1 未満で下限値T
2 を越えている場合はS6にてフラグAを「0」、フラ
グBを「1」とし、ヒートローラの表面の温度が下限値
T2 以下の場合はS7にてフラグA及びフラグB共に
「0」とする。そして、フラグB=1でない、すなわち
フラグB=0のときは印字が終了でなければS8にてハ
ロゲンランプをオンし、また、フラグB=1でフラグA
=0のときは印字が終了でなければS9にて前の状態
(ハロゲンランプがオンであればオンのまま、オフであ
ればオフのまま)を保持し、また、フラグB=1でフラ
グA=1のときは印字が終了でなければS10にてハロ
ゲンランプをオフする制御を行っている。
【0006】この従来の制御では、最初にハロゲンラン
プをオンしてヒートローラの表面の温度が上限値T1 に
達するまではヒートローラもプレスローラも回転されず
にそのままとなっているので、最初に用紙に対して定着
するときヒートローラもプレスローラも表面の温度分布
が均一になっていないため用紙全体にわたって良好な定
着ができないという問題があった。
【0007】そこで、特開昭63−64071号公報で
は、ヒートローラが定着温度に達する前の所定温度に達
するとヒートローラとプレスローラを低速回転して各ロ
ーラの表面温度がむら無く均一に分布した状態で定着温
度に達し、これにより良好な定着性能を達成できるよう
にしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようにヒートロー
ラが定着温度に達する前にヒートローラとプレスローラ
を回転させることで各ローラの表面温度を均一に分布さ
せることはできるが、しかし、この公報のものは加熱開
始時のヒートローラの温度を考慮していないため、例え
ば定着装置本体が冷えきっている状態でヒートローラの
加熱を開始させる場合にはヒートローラもプレスローラ
も低温状態となっているため、たとえヒートローラが所
定温度に達したときにヒートローラとプレスローラを回
転させてもヒートローラの温度が定着温度に達したとき
プレスローラの表面が充分に定着に適した温度に達して
いない場合が生じ、充分な定着ができないという問題が
あった。
【0009】そこで、請求項1記載の発明は、たとえヒ
ートローラ及びプレスローラが低温状態においてヒート
ローラの加熱開始が行われても、ヒートローラは勿論、
プレスローラも充分定着に適した温度に高めることがで
き、加熱開始時の定着性をより向上できる加熱定着装置
を提供する。
【0010】また、請求項2記載の発明は、加熱開始時
の定着性をより向上できるとともに複数枚の用紙を連続
して定着するときの用紙への必要以上の熱エネルギーの
供給を抑制して用紙に紙しわが生じるのを防止でき、連
続定着時においても定着性を向上できる加熱定着装置を
提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ヒートローラとプレスローラを圧接して対向配置し、ヒ
ートローラを加熱し、所定の定着温度に達する前にヒー
トローラ及びプレスローラを回転してヒートローラの熱
をプレスローラに一様に与え、ヒートローラの温度が定
着温度に達すると定着動作を許可する加熱定着装置にお
いて、ヒートローラの加熱開始前の温度を温度検出手段
で検出し、この検出温度が予め設定した基準温度に比べ
て高い場合には定着温度を低めに設定し、低い場合は高
めに設定するものである。
【0012】請求項2記載の発明は、ヒートローラとプ
レスローラを圧接して対向配置し、ヒートローラを加熱
し、所定の定着温度に達する前にヒートローラ及びプレ
スローラを回転してヒートローラの熱をプレスローラに
一様に与え、ヒートローラの温度が定着温度に達すると
定着動作を許可するとともに、以降、定着温度に基づい
てヒートローラの加熱をオン、オフ制御してヒートロー
ラの温度を定着温度に略一定に保持する加熱定着装置に
おいて、ヒートローラの加熱開始前の温度を温度検出手
段で検出し、この検出温度が予め設定した基準温度に比
べて高い場合には定着温度を低めに設定し、低い場合は
高めに設定し、また、複数枚の用紙を連続して定着する
とき、枚数によって定着温度を低下させるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、この実施の形態は本発明を
ファクシミリ装置に適用したものに付いて述べる。図1
はファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図で、公
衆回線1を網制御回路2を介して音声信号を送受信する
電話回路3及びビデオ信号を送受信するモデム4に接続
している。前記電話回路3にハンドセット5を接続して
いる。
【0014】前記電話回路3及びモデム4はバスライン
6を介してファクシミリ装置の制御部本体を構成するC
PU(中央処理装置)7に接続している。また、プログ
ラムデータやキャラクタデータ等を記憶したROM(リ
ード・オンリー・メモリ)8、送受信のためのビデオ信
号を一時記憶するメモリ等を備えたRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)9、電話番号を入力するためのキー
や送信キーなどを設けたキーボード10に接続し、この
キーボード10からキー信号を取込むキーボード入力回
路11、表示器12に接続し、この表示器12に電話番
号や各種メッセージ等を表示させる制御を行う表示出力
回路13、イメージセンサ14に接続し、このイメージ
センサ14が読み取った原稿の画像データを取込む画像
入力回路15及び受信したビデオ信号から変換された画
像データや画像入力回路15が取込んだ画像データに基
づいて画像形成部16を駆動し用紙に対する印字を行わ
せる画像形成制御回路17を設け、これらをバスライン
6を介して前記CPU7に接続している。
【0015】また、後述する加熱定着装置のヒートロー
ラの表面温度を検出するサーミスタ18に接続し、この
サーミスタ18からの温度検出信号をデジタル変換する
A/Dコンバータ19及びゲートアレイ20を設け、こ
れらをバスライン6を介して前記CPU7に接続してい
る。前記ゲートアレイ20はCPU7に制御されて、前
記A/Dコンバータ19を駆動するとともに用紙を搬送
するモータ21を回転駆動するモータドライバ22を駆
動するようになっている。また、前記ゲートアレイ20
は前記ヒートローラ内に内蔵したハロゲンランプ23を
AC電源に接続する回路に直列に介挿したスイッチング
回路24を駆動するようになっている。
【0016】前記画像形成部16は、図2に示すよう
に、感光ドラム25を設け、この感光ドラム25の周囲
にコロナ帯電器26、現像器27、転写器28、クリー
ナ29及び除電ランプ30を配置している。前記感光ド
ラム25は周面を感光面とし、印字時に図中矢印で示す
方向に回転し、この回転する感光ドラム25の感光面を
前記コロナ帯電器26で一様に帯電するようになってい
る。このコロナ帯電器26で帯電された感光ドラム25
の感光面を画像情報に基づいて変調された走査レーザ光
31により露光し、感光面上に画像情報に基づいた静電
潜像を形成するようになっている。前記感光ドラム25
の感光面に形成された静電潜像に前記現像器27により
現像されてトナー像として顕像化するようになってい
る。
【0017】前記現像器27は、トナーホッパ32内に
収容されたトナー33を供給ローラ34の回転により現
像ローラ35に付着させる。現像ローラ35は前記感光
ドラム25に対接し、回転により付着したトナー33を
感光ドラム25へ搬送する。現像ローラ35に付着した
トナー33は感光ドラム25に搬送される途中で規制部
材36により層厚が規制された後、前記感光ドラム25
の静電潜像上に付着するようになっている。
【0018】こうして前記感光ドラム25上に形成した
トナー像を前記転写器28の動作により前記モータ21
によって搬送される用紙37に転写するようになってい
る。前記感光ドラム25に転写後に残った残留トナーを
前記クリーナ29によりクリーニングし、その後、感光
ドラム25の感光面を除電ランプ30で除電して次に画
像形成に備えるようになっている。すなわち、除電後の
感光ドラム25はコロナ帯電器26で再度帯電されるこ
とになる。トナー像を転写した用紙37は要部となる加
熱定着装置38に搬送され、この加熱定着装置38で加
熱定着されてから外部に排出されるようになっている。
【0019】前記加熱定着装置38は、図3に示すよう
に、前記ハロゲンランプ23を内蔵したヒートローラ3
9とプレスローラ40を圧接して対向配置し、ハロゲン
ランプ23により加熱したヒートローラ39とプレスロ
ーラ40を矢印方向に回転して用紙37をヒートローラ
39とプレスローラ40との間を通過させることでトナ
ーを溶融して定着するようになっている。前記ヒートロ
ーラ39の表面に前記サーミスタ18を接触させて設
け、ヒートローラ39の表面温度を検出するようになっ
ている。
【0020】前記CPU7は、前記ゲートアレイ20を
制御して図4及び図5に示すハロゲンランプ23の通電
制御を行うようになっている。加熱開始に先立って、S
11にてサーミスタ18の温度xを検出する(温度検出
手段)。
【0021】そして、検出温度xが基準温度の107℃
以下か否かをチェックする。検出温度xが基準温度10
7℃以下であれば定着装置38が冷えていると判断し、
S12にて定着に必要なヒートローラ39の定着温度T
を高めの163℃に設定する。また、検出温度xが基準
温度107℃を越えていれば少し前に定着装置38を使
用したと判断し、S13にて定着に必要なヒートローラ
39の定着温度Tを低めの159℃に設定する(定着温
度設定手段)。
【0022】そして、S14にてスイッチング回路24
を駆動してハロゲンランプ23をオンし、S15にて所
定時間間隔でサーミスタ18の検出温度xをサンプリン
グする。この状態でサーミスタ18の検出温度xが13
1℃以上に達すると、S16にてヒートローラ39及び
プレスローラ40の回転を開始させる。
【0023】この状態でサーミスタ18の検出温度xが
定着温度T以上に達するか否かをチェックし、定着温度
T以上に達すると、S17にてハロゲンランプ23をオ
フし、S18にて印字を開始させ、S19にて印字枚数
カウンタYを0リセットする。印字が開始すると、感光
ドラム25が回転を開始するとともにモータ21による
用紙37の搬送が開始し、帯電器26による帯電、走査
レーザ光31による静電潜像の形成、現像器27による
トナー現像、転写器28による用紙37へのトナー像の
転写が順次行われ、トナー像を転写した用紙37が加熱
定着装置38に搬送される。そして、用紙37はヒート
ローラ39とプレスローラ40との間を通過して加熱定
着され外部に排出される。そして、複数枚の印字がある
場合は連続して2枚目以降の印字が行われる。
【0024】印字枚数カウンタYのカウント値が4未満
の状態ではサーミスタ18の検出温度xが定着温度T以
上になると、S20にてハロゲンランプ23がオフ制御
され、検出温度xが定着温度T未満になると、S21に
てハロゲンランプ23がオン制御されてヒートローラ3
9の表面温度が定着温度に略一定に保持される。そし
て、1頁(用紙1枚)の印字が終了すると、S22にて
印字枚数カウンタYのカウント値が+1される。1頁の
印字の終了は図示しない用紙排出口に設けられた排紙セ
ンサの出力をチェックすることで検出する。
【0025】こうして複数枚の用紙37に対する印字が
連続的に行われ、印字枚数カウンタYのカウント値が4
以上になると、すなわち、5枚目の印字が行われると
き、サーミスタ18の検出温度xが155℃を越えてい
れば、S23にて定着温度Tを4℃低下させる(定着温
度可変手段)。
【0026】こうして5枚以上の用紙に対して連続印字
を行う場合は定着温度Tが155℃を下限値として低下
される。すなわち、最初の定着温度Tが159℃であれ
ば1回だけ低下され、また、163℃であれば2回低下
される。そして、一連の印字が終了すると、S24にて
ハロゲンランプ23をオフ制御して一連の制御を終了す
る。
【0027】このような構成においては、印字開始前に
ハロゲンランプ23をオンしてヒートローラ39を加熱
するが、ヒートローラ39の加熱に先立ってサーミスタ
18でヒートローラ39の表面温度を検出し、この検出
温度xが107℃以下であれば定着装置が冷えていると
判断し定着温度Tを高めの163℃に設定し、また、検
出温度xが107℃を越えていれば少し前に定着装置を
使用したと判断し定着温度Tを低めの159℃に設定す
る。そして、ハロゲンランプ23をオンしてヒートロー
ラ39を加熱する。
【0028】この状態でサーミスタ18の検出温度xが
131℃に達すると、ヒートローラ39とプレスローラ
40を回転させて各ローラの表面温度を均一に分布させ
る。そして、サーミスタ18の検出温度xが設定した定
着温度Tに達するとハロゲンランプ23をオフ制御して
印字を開始させる。
【0029】このように、加熱開始前のヒートローラ3
9の温度が低いときには、定着温度Tを高めに設定する
ので、サーミスタ18の検出温度xが131℃に達した
ときヒートローラ39とプレスローラ40を回転させる
が、この回転はヒートローラ39の温度が高めに設定し
た定着温度T(=163℃)に達するまで継続してから
印字が開始されるので、印字を開始する時点ではヒート
ローラ39及びプレスローラ40の表面温度は充分に定
着に適した温度まで上昇し、しかも均一に分布すること
になり、加熱開始時の定着性をより向上できる。
【0030】また、複数枚の用紙に対して連続的に印字
を行う場合は、1頁の印字が終了する毎に印字枚数カウ
ンタYがカウントアップされ、このカウント値が4以上
になると、すなわち、5枚目の印字が行われるときに定
着温度Tが4℃低下され、最終的に定着温度Tが155
℃まで低下されるので、連続印字のようにヒートローラ
39及びプレスローラ40の表面温度や装置内の周囲の
温度が充分高くなっている状態で定着を行う場合は、用
紙37に対して必要以上の熱エネルギーが供給されるの
を抑制することができ、これにより用紙に熱による紙し
わが生じるのを防止でき、連続定着時においても定着性
を向上できる。
【0031】なお、連続印字のときに時間経過とともに
定着温度を徐々に低下させることも考えられるが、この
ようにした場合は実際に印字が終了した用紙の枚数をカ
ウントするのとは異なり、何等かの原因で給紙部からの
用紙の送出しが一時的にストップしたような場合でも定
着温度が低下されることになり、実際に定着する用紙の
枚数と定着温度との関係にずれが生じ適切な定着ができ
なくなるおそれがある。
【0032】なお、この実施の形態では本発明をファク
シミリ装置に適用したものに付いて述べたが必ずしもこ
れに限定するものではなく、レーザプリンタや複写機等
電子写真方式で画像形成を行うものに適用できるもので
ある。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
によれば、たとえヒートローラ及びプレスローラが低温
状態においてヒートローラの加熱開始が行われても、ヒ
ートローラは勿論、プレスローラも充分定着に適した温
度に高めることができ、加熱開始時の定着性をより向上
できる。
【0034】また、請求項2記載の発明によれば、加熱
開始時の定着性をより向上できるとともに複数枚の用紙
を連続して定着するときの用紙への必要以上の熱エネル
ギーの供給を抑制して用紙に紙しわが生じるのを防止で
き、連続定着時においても定着性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すファクシミリ装置の
ブロック図。
【図2】同実施の形態における画像形成部の概略構成
図。
【図3】同実施の形態における加熱定着装置の概略構成
図。
【図4】同実施の形態のCPUによるハロゲンランプの
通電制御を示す流れ図。
【図5】同実施の形態のCPUによるハロゲンランプの
通電制御を示す流れ図。
【図6】従来のハロゲンランプの通電制御を示す流れ
図。
【符号の説明】
7…CPU(中央処理装置) 8…ROM(リード・オンリー・メモリ) 16…画像形成部 18…サーミスタ 20…ゲートアレイ 23…ハロゲンランプ 24…スイッチング回路 39…ヒートローラ 40…プレスローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートローラとプレスローラを圧接して
    対向配置し、前記ヒートローラを加熱し、所定の定着温
    度に達する前に前記ヒートローラ及びプレスローラを回
    転してヒートローラの熱をプレスローラに一様に与え、
    前記ヒートローラの温度が定着温度に達すると定着動作
    を許可する加熱定着装置において、前記ヒートローラの
    加熱開始前の温度を検出する温度検出手段と、この温度
    検出手段の検出温度が予め設定した基準温度に比べて高
    い場合には定着温度を低めに設定し、低い場合は高めに
    設定する定着温度設定手段とを設けたことを特徴とする
    加熱定着装置。
  2. 【請求項2】 ヒートローラとプレスローラを圧接して
    対向配置し、前記ヒートローラを加熱し、所定の定着温
    度に達する前に前記ヒートローラ及びプレスローラを回
    転してヒートローラの熱をプレスローラに一様に与え、
    前記ヒートローラの温度が定着温度に達すると定着動作
    を許可するとともに、以降、定着温度に基づいて前記ヒ
    ートローラの加熱をオン、オフ制御して前記ヒートロー
    ラの温度を定着温度に略一定に保持する加熱定着装置に
    おいて、前記ヒートローラの加熱開始前の温度を検出す
    る温度検出手段と、この温度検出手段の検出温度が予め
    設定した基準温度に比べて高い場合には定着温度を低め
    に設定し、低い場合は高めに設定する定着温度設定手段
    と、複数枚の用紙を連続して定着するとき、枚数によっ
    て定着温度を低下させる定着温度可変手段とを設けたこ
    とを特徴とする加熱定着装置。
JP8019639A 1996-02-06 1996-02-06 加熱定着装置 Pending JPH09212035A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7324770B2 (en) 2004-06-09 2008-01-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Printing apparatus, fusing apparatus, and method of controlling fusing temperature of printing apparatus
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