JPH09211817A - 写真処理方法および発色現像液の安定化方法 - Google Patents

写真処理方法および発色現像液の安定化方法

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JPH09211817A
JPH09211817A JP9009229A JP922997A JPH09211817A JP H09211817 A JPH09211817 A JP H09211817A JP 9009229 A JP9009229 A JP 9009229A JP 922997 A JP922997 A JP 922997A JP H09211817 A JPH09211817 A JP H09211817A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 臭ヨウ化銀カラーネガティブフィルムを、得
られる色記録濃度の変化が最低であるような高温に維持
された、発色現像組成物を用いて迅速に発色現像する処
理方法を提供する。 【解決手段】 発色現像は、特定のヒドロキシルアミン
誘導体下記一般式で示す化合物を酸化防止剤として発色
現像液に使用する。 R−L−N(OH)−L′−R′ (上式中、LおよびL′は、独立して炭素原子数1〜8
個のアルキレンもしくはアルキレン部分の炭素原子数1
〜3個のアルキレンフェニレンであり、そしてRおよび
R′は、独立して水素、カルボキシ、スルホもしくはホ
スホノであるが、但しRおよびR′のうち少なくとも1
つが水素ではない)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、臭ヨウ化銀カラー
ネガティブフィルムの処理に関する。詳細には、特定の
ヒドロキシルアミン酸化防止剤を有する熱安定化発色現
像液を用いた高温でのそのようなフィルムの発色現像に
関する。
【0002】
【従来の技術】感光材料からの写真カラー画像の形成
は、本質的に2つのプロセスからなる。第1に、カメラ
・スピードの感光性フィルムの露光により、カラーネガ
ティブ画像を形成する。それは、画像がフィルム使用者
(すなわち、「撮影者(picturetaker)」により創作さ
れるので、時には「創作(originating)」要素と呼ばれ
ることもある。次いでこれらのネガティブ画像を用い
て、「プリンター(printer)」を用いて反射性ベースを
有する感光材料にポジティブ画像を形成する。これらの
後者の材料は、時には「ディスプレー(display)」要素
として知られており、そして得られる画像は、「プリン
ト(prints) 」としてまたは映画映写用フィルムとして
既知であるだろう。感光材料は、自動処理機械の幾つか
の段階および処理溶液を進むと、必要な画像を提供す
る。伝統的には、顧客に所望のプリントを提供するため
のこのサービスには1日か2日を要した。近年では、顧
客はより速いサービスを望み、かつ「ミニラボ(mini-l
abs)」として既知であるどこかで、1時間以内に所望さ
れたプリントを顧客に提供することが望ましい。これ
は、写真処理方法をいっそう速くすることを要求し、そ
して処理時間を数分間以内に短縮することが産業界に最
終的に望まれる。
【0003】一般的には、カラーネガティブフィルム
は、優勢なハロゲン化銀として臭化銀を有する。より典
型的には、乳剤は、ヨウ化銀レベルが数モルパーセント
までの臭ヨウ化銀乳剤である。そのようなフィルムは、
高塩化銀レベルの乳剤がカメラ・スピード材料として使
用するには不十分な感光性を有するとはいえ、それらが
発色現像液を大幅に変更することなく迅速に処理される
という利点を有するため、これらの型の乳剤を必要とす
る。しかしながら、臭ヨウ化銀乳剤を含有するフィルム
の処理時間、特に発色現像時間を短縮するために、より
活性な発色現像液が必要とされる。pH、発色現像主薬濃
度または温度を増大することにより、発色現像液の活性
を増強するために、様々な試みがなされた。しかしなが
ら、これらの変更を行うと、溶液の安定性が減少するこ
とがしばしばある。例えば、現像温度が従来の37.8
℃から上昇する場合、発色現像液は処理タンクに長時間
保持(または使用)され、そのような溶液で処理された
臭ヨウ化銀要素は、要素の露光されていない領域に受け
入れられない程高い濃度、すなわち、受け入れられない
程高いDmin を示すことが多い。
【0004】発色現像液を安定化する試み、酸素に対し
て低い透過性を有する密閉された容器にそれらを保存す
ることも行われた。溶液にガスを生成する成分は、取り
除かれるかまたは非ガス生成性成分と置き換えられる。
別の保存容器は、酸素透過率を低減するために多層の種
々ポリマー材料から設計した。しかしながら、これらの
試みは、発色現像液が高温で長時間処理機械中に保持さ
れる場合、特に現像が高温で実施される場合、安定性を
提供するのに失敗した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】発色現像主薬を安定化
するための既知方法のすべてが、高塩化銀写真印画紙を
処理するために設計されたものであり、カラーネガティ
ブ臭ヨウ化銀フィルムを処理するのに有効であるとは認
められなかった。高温を維持するために安定化された発
色現像液を用いた臭ヨウ化銀フィルムの迅速な発色現像
プロセスが必要とされたままである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題は、少なくとも
1つの臭ヨウ化銀乳剤を含有する像様露光されたカラー
ネガティブ写真フィルム要素を、発色現像液で発色現像
することを含む写真処理方法であって、発色現像主薬が
0.01〜0.1モル/Lで存在し、かつ酸化防止剤が
0.001〜0.5モル/Lで存在し、前記酸化防止剤
が次式 R−L−N(OH)−L′−R′ (上式中、LおよびL′は、独立して炭素原子数1〜8
個のアルキレンもしくはアルキレン部分の炭素原子数1
〜3個のアルキレンフェニレンであり、そしてRおよび
R′は、独立して水素、カルボキシ、スルホもしくはホ
スホノであるが、但しRおよびR′のうち少なくとも1
つが水素ではない)を有し、前記接触を45〜65℃で
20〜150秒間行い、前記写真フィルム要素が、処理
前に57.5℃に320時間以下の時間維持された発色
現像液で処理した時、10%未満のΔDmin を示すこと
を特徴とする方法で解決される。
【0007】また、本発明は、約0.01〜約0.1モ
ル/Lで存在する発色現像主薬を約0.001〜約0.
5モル/Lで存在する酸化防止剤と混合することを含
む、発色現像液の安定化方法であって、前記酸化防止剤
が、次式 R−L−N(OH)−L′−R′ (上式中、LおよびL′は、独立して炭素原子数1〜8
個のアルキレンもしくはアルキレン部分の炭素原子数1
〜3個のアルキレンフェニレンであり、そしてRおよび
R′は、独立して水素、カルボキシ、スルホもしくはホ
スホノであるが、但しRおよびR′のうち少なくとも1
つが水素ではない)を有し、発色現像液を57.5℃で
320時間以下の時間維持し、次いでそれを用いて、色
生成性カプラーと組合わさった臭ヨウ化銀乳剤を含む少
なくとも1つの色記録を有するカラー写真フィルムを処
理する場合であって、任意の色記録における最大変化が
ポジティブである(すなわち、Dmin が増大する)とき
に色記録におけるΔDmin が10%未満であるか、また
は任意の色記録における最大変化がネガティブである
(すなわち、Dmin が減少する)ときに5%未満である
ことを条件とし、ここで、ΔDmin が、
【数2】 (上式中、「i」はr(赤)、g(緑)もしくはb
(青)であり、そして「t」は時間である)と定義され
る、発色現像液の安定化方法を提供する。
【0008】本発明方法は、臭ヨウ化銀乳剤を含有する
カメラ用フィルム要素の迅速な発色現像を可能にする。
発色現像液は、比較的高温で、すなわち、45℃以上で
長時間保存および使用した時でさえ、非常に安定であ
る。この熱安定性は、発色現像液に特定のヒドロキシル
アミン誘導体を含ませることにより得られる。発色現像
液中で有用な酸化防止剤として既知である多数のヒドロ
キシルアミンが存在するとはいえ、臭ヨウ化銀乳剤を有
する写真要素と本明細書中に記載のヒドロキシルアミン
誘導体を含有する発色現像液との組合せが、発色現像液
が高処理温度で長時間保存および使用される場合、Dmi
n の受け入れられない増大を最低限におさえることが予
期せずに見いだされた。
【0009】
【発明の実施の形態】実際に有用な酸化防止剤は、式 R−L−N(OH)−L′−R′ (上式中、LおよびL′は、独立して炭素原子数1〜8
個の置換もしくは非置換のアルキレン(例えば、メチレ
ン、エチレン、n−プロピレン、イソプロピレン、n−
ブチレン、1,1−ジメチルエチレン、n−ヘキシレ
ン、n−オクチレンおよびsec−ブチレン)、または
アルキレン部分の炭素原子数1〜3個の置換もしくは非
置換のアルキレンフェニレン(例えば、ベンジレン、ジ
メチレンフェニレンおよびイソプロピレンフェニレン)
である)で表される。
【0010】アルキレンおよびアルキレンフェニレン基
は、分子の安定化効果または発色現像液中における化合
物の安定性を妨害しない、4つまでの置換基で置換され
ていてもよい。そのような置換基は、発色現像液成分と
相溶性でなければならないし、写真処理システムに否定
的な衝撃を与えてはならない。そのような置換基には、
限定されるものではないが、炭素原子数1〜6個のアル
キル、炭素原子数1〜6個のフルオロアルキル基、炭素
原子数1〜6個のアルコキシ、フェニル、ヒドロキシ、
ハロ、フェノキシ、炭素原子数1〜6個のアルキルチ
オ、アシル基、シアノまたはアミノが含まれる。記載し
た式中、RおよびR′は、独立して水素、カルボキシ、
スルホ、ホスホノまたは別の酸基であるが、但しRおよ
びR′のうち少なくとも1つが水素ではない。酸基の塩
は、本発明では等価物と見なされる。従って、ヒドロキ
シルアミンの遊離酸型、ならびに前記酸の有機もしくは
無機塩、例えば、アルカリ金属、ピリジニウム、テトラ
エチルアンモニウム、テトラメチルアンモニウムおよび
アンモニウム塩を使用することができる。ナトリウムお
よびカリウム塩は、好ましい塩である。さらに、容易に
加水分解可能なエステル等価物、例えば、前記酸のメチ
ルおよびエチルエステルを使用してもよい。Lおよび
L′がアルキレンフェニレンである場合、カルボキシ、
スルホもしくはホスホノ基は、好ましくはフェニレンの
パラ位にあるが、所望であれば別の位置にあってもよ
い。1つ以上のカルボキシ、スルホもしくはホスホノ基
が、フェニレン基に結合していてもよい。
【0011】好ましくは、RおよびR′の一方もしくは
両方が、水素、カルボキシもしくはスルホであり、水素
およびスルホ(もしくはその塩または容易に加水分解さ
れるエステル)がより好ましい。最も好ましくは、Rが
水素であり、そしてR′がスルホ(またはその塩)であ
る。好ましくは、LおよびL′が、独立して置換もしく
は非置換の炭素原子数3〜6個のアルキレン(例えば、
n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブ
チル、t−ブチル、n−ペンチル、1−メチルペンチル
および2−エチルブチル)、または置換もしくは非置換
のアルキレン部分に1もしくは2個の炭素原子を有する
アルキレンフェニレン(例えば、ベンジルおよびジメチ
レンフェニル)である。
【0012】より好ましくは、LおよびL′の少なくと
も一方、そして任意に両方が、ヒドロキシルアミン分子
の窒素原子に直接結合した(すなわち、共有結合した)
炭素原子のところで枝分かれしている、置換もしくは非
置換の炭素原子数3〜6個のアルキレン基である。その
ような枝分かれ二価基には、イソプロピレン、sec−
ブチレン、t−ブチレン、sec−ペンチレン、t−ペ
ンチレン、sec−ヘキシレンおよびt−ヘキシレンが
含まれる。イソプロピレンが最も好ましい。ある態様で
は、LおよびL′が同一である。別のおよび好ましい態
様では、それらは異なる。後者の態様では、Lは、より
好ましくは、前記枝分かれアルキレンであり、そして
L′は、炭素原子数1〜6個の直鎖状アルキレン(例え
ば、メチレン、エチレン、n−プロピレン、n−ブチレ
ン、n−ペンチレンおよびn−ヘキシレン)である。
【0013】本発明の実施に有用な代表的なヒドロキシ
ルアミン誘導体には、N−イソプロピル−N−(2−エ
タンスルホン酸)ヒドロキシルアミン、N,N−ビス
(プロピオン酸)ヒドロキシルアミン、N,N−ビス
(2−エタンスルホン酸)ヒドロキシルアミン、N−イ
ソプロピル−N−(n−プロピルスルホン酸)ヒドロキ
シルアミン、N−2−エタンホスホン酸−N−(プロピ
オン酸)ヒドロキシルアミン、N,N−ビス(2−エタ
ンホスホン酸)ヒドロキシルアミン、N−sec−ブチ
ル−N−(2−エタンスルホン酸)ヒドロキシルアミ
ン、N,N−ビス(sec−ブチルカルボン酸)ヒドロ
キシルアミン、N−メチル−N−(p−カルボキシルベ
ンジル)ヒドロキシルアミン、N−イソプロピル−N−
(p−カルボキシルベンジル)ヒドロキシルアミン、
N,N−ビス(p−カルボキシルベンジル)ヒドロキシ
ルアミン、N−メチル−N−(p−カルボキシル−m−
メチルベンジル)ヒドロキシルアミン、N−イソプロピ
ル−N−(p−スルホベンジル)ヒドロキシルアミン、
N−エチル−N−(p−ホルホノベンジル)ヒドロキシ
ルアミン、N−イソプロピル−N−(2−カルボキシメ
チレン−3−プロピオン酸)ヒドロキシルアミン、およ
びそのアルカリ金属塩が含まれる。第1の化合物および
そのナトリウムもしくはカリウム塩が最も好ましい。
【0014】有用な酸化防止剤として本明細書中に記載
されるヒドロキシルアミン誘導体は、公表された方法、
例えば、US-A-3,287,125、US-A-3,778,464、US-A-5,11
0,985およびUS-A-5,262,563に記載されたものを用いて
容易に調製できる。スルホ置換ヒドロキシルアミン誘導
体を調製するためのある一般的な合成方法は、N−アル
キルヒドロキシルアミンをビニルスルホネートと適当な
溶媒(例えば、水、アルコール、テトラヒドロフランも
しくはメチルエチルケトン)中で反応させることを含
む。ビニルスルホネートのアルカリ金属塩については、
水が最良の溶媒である。ヒドロキシルアンモニウム塩が
利用できる場合、遊離N−アルキルヒドロキシルアミン
を遊離させるために等価の塩基を使用すべきである。ア
ルキレンフェニレン基を有する化合物を調製するため
に、モノ置換ヒドロキシルアミンをα−ハロ−トルエン
酸(もしくは等価置換α−ハロ−トルエン酸)と反応さ
せることができる。別の合成製造方法は、下記構造を有
するビニル系化合物を、
【化1】 構造HO−NHR5 を有するヒドロキシルアミンと反応
させることを含む。上式中、R1 およびR2 は、独立し
て、水素もしくはアルキル基であり、R3 は、水素、ハ
ロ、もしくはアルキル基であり、そしてR4 は、スル
ホ、−COOR7 (ここで、R7 は、水素もしくは炭素
原子数1〜4個のアルキル基である)またはホスホノで
ある。R5 は、水素、炭素原子数1〜12個のアルキル
基である。前記反応段階は、中和性塩基の不存在下、水
もしくは水混和性有機溶媒またはその混合物中で生じ
る。
【化2】
【0015】この反応に有用な溶媒には、低級アルコー
ル(例えば、メタノール、エタノールもしくはイソプロ
パノール)または別の水混和性溶媒(例えば、N−メチ
ルピロリドン、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチル
アセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミドもしくは
ジメチルスルホキシド)または任意のこれらの溶媒の
(水を含むまたは含まない)混合物が含まれる。反応温
度は0〜100℃であるだろうし、そして一般的には少
なくとも2時間かかるだろう。反応混合物は、10未満
の任意の所望のpHを有することができる。本明細書に記
載される酸化防止剤は、本発明に有用な発色現像液組成
物に、少なくとも0.001モル/Lの量で、そして好
ましくは0.001〜0.5モル/Lの量で含まれてい
る。最も好ましい量は、0.005〜0.5モル/Lで
ある。1種以上の酸化防止剤を、所望であれば同一発色
現像液組成物に用いることができるが、しかし好ましく
は、1種のみが使用される。
【0016】溶液では、発色現像液組成物のpHが一般的
には9〜12(好ましくは9〜11)であり、1つ以上
の弱もしくは強塩基(例えば、水酸化物)または緩衝剤
の当該技術分野で容易に既知である量の添加による。特
に有用な緩衝剤には、カーボネート、ボーレート、テト
ラボーレート、ホスフェート、グリシン塩、ロイシン
塩、バリン塩、プロリン塩、アラニン塩、アミノ酪酸
塩、リジン塩、グアニン塩およびヒドロキシベンゾエー
トが含まれる。本発明の発色現像液組成物には、数百の
可能性が存在する、1つ以上の発色現像主薬が含まれ
る。そのような物質の重要なクラスには、アミノフェノ
ール、p−フェニレンジアミン(特にN,N−ジアルキ
ル−p−フェニレンジアミン)および従来技術文献(例
えば、EP 0 434 097A1およびEP 0 530 921A1)で周知で
ある別のものが含まれる。当該技術分野で知られている
ように、1つ以上の水−可溶化基を有することは、発色
現像主薬には有用であるだろう。そのような物質のさら
なる詳細は、リサーチ・ディスクロージャー(Research
Disclosure), publication 36544, 501-541頁(1994年
9月)に提供されている。この文献は、以下本明細書で
は、「リサーチ・ディスクロージャー」と称されるだろ
う。一般的には、発色現像主薬の量は、0.01〜0.
1モル/Lであり、0.02〜0.06モル/Lが好ま
しい。
【0017】また、組成物は、そのような組成物に通常
使用される1つ以上の種々の別の添加剤、例えば、アル
カリ金属ハロゲン化物(例えば、塩化カリウム、臭化カ
リウム、臭化ナトリウムおよびヨウ化ナトリウム)、金
属イオン封鎖剤(例えば、ポリカルボン酸もしくはアミ
ノカルボン酸またはポリホスホネート)、緩衝剤(前記
のようなもの)、別の防腐剤(例えば、スルフィットお
よびアルコールアミン)、カブリ防止剤、現像促進剤、
光学的蛍光増白剤、湿潤剤、汚染減少剤、界面活性剤、
脱泡剤、ならびに水溶性もしくは水分散性カラー・カプ
ラーを含んでもよく、これは当業者に容易に理解される
だろう(例えば、リサーチ・ディスクロージャー(Rese
arch Disclosure), 前記およびUS-A-4,814,260)。その
ような添加剤の量は、当該技術分野で周知である。例え
ば、ハロゲン化物の量は、幅広く変化できるが、一般的
には、臭化物イオンについて少なくとも5×10-5
ら0.4モル/Lであり、そしてヨウ化物イオンについ
て少なくとも5×10-7かつ0.01モル/Lまでであ
る。塩化物イオンは発色現像液組成物の効力における効
果を実質的に有していないので、発色現像液組成物が、
塩化物イオンを含んでいても含んでいなくてもよい。従
って、一般的には、塩化物イオンは添加しないかまたは
存在しないが、しかしもし添加または存在しても、本発
明に有害ではない。若干の臭化物およびヨウ化物イオン
が発色現像液組成物に存在する場合は、より重要であ
る。
【0018】別の既知防腐剤、例えば、スルフィットも
しくはアルコールアミン(例えば、トリエタノールアミ
ン)が存在しうる場合、発色現像液は、前記のもの以外
は、ヒドロキシルアミンもしくはヒドロキシルアミン誘
導体を全く含まない。発色現像液組成物は、好ましく
は、使用現像液としてのまたは補充液としての水溶液と
して処方され使用される。しかしながら、当該技術分野
で既知であるように、発色現像液組成物を乾燥錠剤とし
て処方し使用してもよい。
【0019】発色現像液組成物は、現像可能なハロゲン
化銀乳剤粒子の像様分布物を含有する1つ以上のハロゲ
ン化銀乳剤層(もしくは色記録)ならびに支持体を含む
像様露光されたカラー写真ネガティブ画像形成性フィル
ム要素の発色現像を行うための明らかな用途を有する。
いろいろな型の乳剤を含有する多種多様な型の写真フィ
ルムが、本発明を用いて処理することができ、また前記
型の要素は当該技術分野で周知である(リサーチ・ディ
スクロージャー(Research Disclosure), 前記を参照さ
れたい)。1つ以上の色記録を有するカラーリバーサル
フィルムの処理に発色現像液を用いてもよい。本発明
は、臭ヨウ化銀乳剤を含有するカメラ・スピード・ネガ
ティブ写真フィルムを処理するのに特に有用である。一
般的には、そのようなハロゲン化銀乳剤のヨウ化物含有
量は、40モル%未満(総銀量を基準として)であり、
好ましくは0.05〜10モル%、そしてより好ましく
は0.5〜6モル%である。乳剤は、任意の結晶形態学
(例えば、立方体、八面体、立方八面体もしくは平板状
などが当該技術分野で知られている)、または不規則な
形態学(例えば、多重双晶もしくは丸形)のものであり
うる。好ましくは、乳剤が少なくとも2つの別個の感光
性乳剤層を有し、そして各層は前記臭ヨウ化銀乳剤を含
有する。
【0020】一般的には、そのような要素は、少なくと
も25のISOスピード、そして好ましくは少なくとも
50のISOスピードとして定義されるカメラ・スピー
ドを有する。カラー・ネガティブ写真材料のスピードも
しくは感度は、処理後のカブリを越える規定濃度を達成
できることが要求される露光量に反比例する。ガンマ
0.65のカラー・ネガティブ・フィルムについての写
真スピードは、アメリカ国家規格協会(ANSI)によ
りANSI規格番号PH2.27−1979(ASAス
ピード)と特別に定義されており、そして多色ネガティ
ブ・フィルムの緑感性でありかつ最小の感光記録単位に
おけるカブリを0.15越える濃度を可能にするために
要求される露光量レベルに関する。この定義は、国際標
準化機構(ISO)フィルム・スピード評価にあてはま
る。
【0021】写真要素の層は、いろいろな型のゼラチン
および別のコロイド材料(もしくはその混合物)を包含
する、当該技術分野で既知である任意の有用なバインダ
ー材料もしくはベヒクルを有していてもよい。ある有用
なバインダー材料は、任意の適量で任意の層に存在しう
る酸処理ゼラチンである。適当な時間および温度条件
下、適当な処理装置中で要素を接触させることにより現
像を実施して、所望の現像された画像を生成する。次い
で従来の方法を用いて、限定されるわけではないが、1
つ以上の現像停止、漂白、定着、洗浄(もしくはリン
ス)、安定および乾燥工程を用いて、カラーネガティブ
もしくはカラーリバーサル処理方法のいずれかについて
当該技術分野で知られているような任意の特定の所望の
順序で、追加の処理段階を実施する。有用な処理工程、
それに有用な条件および材料は周知である(例えば、リ
サーチ・ディスクロージャーを参照されたい)。
【0022】本発明の実施に際して処理された写真要素
は、単一もしくは多層カラー要素でありうる。多層カラ
ー要素は、典型的には可視スペクトルの3種の主要な領
域の各々に感光性である色素画像形成性単位(もしくは
色記録)を含有する。各単位は、単一乳剤層もしくは所
定のスペクトル領域に感光性である複数乳剤層からなり
うる。要素の層は、任意の当該技術分野で既知の様々な
順序で配置されうる。従来の支持体と同様に磁気バッキ
ングを用いてもよい。特に、ピラゾロトリアゾール・マ
ゼンタ色素生成性カプラーを含有する写真要素を処理す
るために、本発明を用いることができる。
【0023】本発明を用いて処理されうる代表的なカラ
ーネガティブフィルムには、限定されるものではない
が、KODAK ROYAL GOLD(商標)フィルム、KODAK GOLD
(商標)PLUS 100フィルム、KODAK GOLD(商標)SUPER
200 フィルム、KODAK GOLD(商標)ULTRA 400 フィル
ム、FUJI SUPER G Plus フィルム、KONICA VX フィル
ム、KONICA SRG 3200 フィルム、3M SCOTCH (商標)AT
G フィルム、およびAGFA HDCおよびXRS フィルムが含ま
れる。処理液を入れた従来の深型タンクもしくは自動処
理機械を用いて、本発明に従う処理を実施することがで
きる。あるいは、ラック・アンド・タンクもしくは自動
トレイ設計のいずれかを有する、当該技術分野で「低容
量タンク」処理システム、またはLVTTとして知られ
ているものを用いて処理することもできる。そのような
処理方法および装置は、例えば、US-A-5,436,118および
そこに記載された刊行物に記載されている。
【0024】本明細書に記載された発色現像液は、本明
細書に記載された高温で長時間、例えば、320時間保
存および/または使用された場合に安定である。発色現
像液について、処理温度は、一般的には45〜65℃、
好ましくは50〜65℃、そしてより好ましくは50〜
60℃である。最も好ましくは、現像温度が55〜60
℃である。発色現像にかかる時間は、20〜150秒間
であり、30〜120秒間の時間が好ましく、そして3
0〜90秒間の時間がより好ましい。全処理時間(現像
から最終リンスもしくは洗浄まで)は、50秒間から4
0分間である。より短い全処理時間、すなわち、3分間
未満が、本発明に従う写真カラーネガティブフィルムを
処理するためには望ましい。
【0025】本発明の好ましい態様は、 A)赤感性乳剤層、緑感性乳剤層および青感性乳剤層
(各乳剤層が総銀量を基準として0.5〜10モル%の
ヨウ化物を含む臭ヨウ化銀乳剤を含む)を含有する像様
露光されたカラーネガティブ写真フィルム要素を、発色
現像液で発色現像することであって、発色現像液が0.
01〜0.1モル/Lで存在し、かつ酸化防止剤が0.
001〜0.5モル/Lで存在し、前記酸化防止剤が次
式 R−L−N(OH)−L′−R′ (上式中、LおよびL′は、独立して炭素原子数3〜5
個のアルキレンもしくはアルキレン部分の炭素原子数1
〜3個のアルキレンフェニレンであり、そしてRおよび
R′は、独立して水素、カルボキシ、スルホもしくはホ
スホノであるが、但しRおよびR′のうち少なくとも1
つが水素ではない)を有し、前記発色現像を50〜60
℃で30〜90秒間行い、但し前記写真フィルム要素
が、処理前に57.5℃に320時間以下の時間維持さ
れた発色現像液で処理した時、10%未満のΔDmin を
示し、 B)発色現像された要素を漂白すること、 C)漂白された要素を定着すること、そして D)定着された要素を洗浄するかまたはリンスするこ
と、を含む写真処理方法である。
【0026】以下の合成方法および例は、幾つかの好ま
しいヒドロキシルアミンの製法ならびに本発明の実施を
具体的に説明するために提供するのであって、どのよう
にでもそれを限定するものではない。特に断らない限
り、パーセンテージは重量による。
【0027】N−イソプロピル−N−(2−エタンスル
ホン酸)ヒドロキシルアミンの調製:イソプロピルヒド
ロキシルアミン(水中に15%含むものを330g,
0.665モル)をビニルスルホン酸ナトリウム(水中
に25%含むものを350g,0.665モル)および
水酸化ナトリウム0.4g,0.01モル)と混合し
た。得られた溶液を4時間還流すると、その後では薄層
クロマトグラフィーにより出発物質は全く検出されなか
った。反応混合物を室温に冷却し、8リットルの攪拌し
たイソプロパノールに沈殿させた。得られた白色固体
を、使用する前に真空炉中で乾燥した。 1H NMR
(δ,ppm)2.9−3.1(br,CH2 CH2
4H),2.85(七重(septet),i−Pr,1
H),0.95(d,i−Pr,6H)で構造を確認
し、そしてイオンクロマトグラフィーは塩化物イオンが
全く存在しないことおよび1.2%の硫酸イオンを示し
た。
【0028】N−イソプロピル−N−(2−エタンスル
ホン酸)ヒドロキシルアミン,ナトリウム塩の調製:
ニルスルホン酸,ナトリウム塩(25%)の水溶液(4
20mL)を加熱還流した。還流最中、イソプロピルヒド
ロキシルアミンの水溶液(480g)を2時間かけて直
線的に添加した。次の5時間中に、水(600g)を蒸
留により直線的に除去した。反応溶液を20℃に冷却し
た後、イソプロパノール(500mL)を十分に機械的攪
拌を行いながら添加して、得られた白色固体を懸濁させ
た。この固体を焼結ガラス漏斗に採取し、追加の新鮮な
イソプロパノール(100mL)ですすぎ、そして分析の
ために真空下50℃で一晩乾燥した。N−イソプロピル
−N−(2−エタンスルホン酸)−ヒドロキシルアミ
ン,ナトリウム塩を白色粉末として単離した。しかしな
がら、所望であれば、後で使用するために生成物を反応
溶液中に残しておいてもよい。すべての分析が所望の化
合物の構造と一致した。D2 Oにおける 1H NMR
は、4.8(NOH),3.2−2.9(イソプロピル
メチンおよびエチルスルホン酸ナトリウム塩部分の2つ
のメチレン)ならびに1.1ppm(イソプロピル基の
2つのメチル)にピークを有した。13C NMRは、5
9.4,52.4,49.9および19.2ppmにピ
ークを有した。ナトリウム分析は11.5%であった。
【0029】ビス(2−エタンスルホン酸)ヒドロキシ
ルアミン,2ナトリウム塩の調製:ビニルスルホン酸,
ナトリウム塩(25%)の水溶液(150mL)を30分
間かけて70℃に加熱した。溶液を攪拌しながら、ヒド
ロキシルアミン(50%)の水溶液(10.3g)を5
分間かけて直線的に添加した。反応溶液を70℃で8時
間維持し、次いで30分間かけて20℃に冷却した。次
いで反応溶液に、メタノール(800mL)を5分間かけ
て添加した。さらに30分経過後、得られた固形生成物
を濾過用漏斗に採取し、新鮮なメタノール(100mL)
ですすぎ、そして真空下50℃で一晩乾燥すると、分析
用に白色固体が49g得られた。分析は所望の生成物の
構造と一致した。D2 Oにおける 1H NMRは、4.
8(NOH),ならびに4.7および3.2ppm(分
子中の2つの異なるメチレン部分)にピークを有した。
13C NMRは、56.4,および49.8ppm(分
子中のメチレン炭素)にピークを有した。ナトリウム分
析は15.1%であった(一水和物と一致する)。
【0030】N−イソプロピル−N−(3−プロピオン
酸)ヒドロキシルアミンの調製:アクリル酸(120
g)をイソプロピルヒドロキシルアミン(15%)の水
溶液(825g)およびメタノール(1250mL)に室
温で激しく機械的に攪拌しながら添加した。添加完了時
に、反応溶液を60℃に加熱し、そしてその温度を一晩
維持した。室温に冷却して反応溶液を蒸発により濃縮
し、黄色油状物を静置して結晶化した。分析のために、
イソプロパノールおよびエーテルを添加して、求引濾過
による得られた生成物の採取を促進した。得られた白色
粒状固体を真空中で一晩乾燥すると、155gになっ
た。分析は所望の構造と一致した。ジメチルスルホキシ
ド−d6における 1H NMRは、7.0(NOH),
2.7(イソプロピルメチンおよびプロピオン酸部分の
メチレン基),2.35(プロピオン酸部分のメチレ
ン),ならびに0.9ppm(イソプロピル基の2つの
メチル)にピークを有した。質量スペクトルは、所望の
化合物と一致した。
【0031】ビス−N−(2−カルボキシエチル)ヒド
ロキシルアミン,ジメチルエステルの調製:メタノール
(200mL)を、ヒドロキシルアミンの機械的に攪拌し
た水溶液(50%溶液を13.24g,0.2モル)に
添加した。アクリル酸メチル(34.44mL,0.4モ
ル)を25℃で30分間かけてその溶液に滴下すると、
溶液は生じる反応の最中に熱くなってきた。添加完了
後、反応混合物を油浴中で60℃に加熱して一晩攪拌し
た。得られた混合物のpHは6.15であった。次いで溶
液を室温に冷却し、そして減圧下40℃で濃縮すると淡
黄色の濁った油状物(41.6g,99%)が得られ
た。油状物のすべての分析は所望の構造と一致した。ジ
メチルスルホキシド−d6における 1H NMRスペク
トルは、7.9(NOH),3.54(s,6H),
2.75(t,4H),および2.45(t,4H)に
ピークを有した。
【0032】ビス−N−(2−カルボキシエチル)ヒド
ロキシルアミン,ジエチルエステルの調製:メタノール
(200mL)を、ヒドロキシルアミンの機械的に攪拌し
た水溶液(50%溶液を13.24g,0.2モル)に
添加した。アクリル酸エチル(43.34mL,0.4モ
ル)を25℃で30分間かけてその溶液に滴下すると、
溶液は生じる反応の最中に熱くなってきた。添加完了
後、反応混合物を油浴中で60℃に加熱して一晩攪拌し
た。得られた混合物のpHは6.5であった。次いで溶液
を室温に冷却し、そして減圧下40℃で濃縮すると淡黄
色の濁った油状物(46.3g,99%)が得られた。
油状物のすべての分析は所望の構造と一致した。ジメチ
ルスルホキシド−d6における 1H NMRスペクトル
は、7.9(NOH),4.0(q,4H),2.75
(t,4H),2.40(t,4H)および1.1
(t,6H)にピークを有した。
【0033】N−(2−カルボキシエチル)−N−ヒド
ロキシ−β−アラニンの調製:メタノール(200mL)
を、ヒドロキシルアミンの機械的に攪拌した水溶液(5
0%溶液を13.24g,0.2モル)に添加した。ア
クリル酸(27.4mL,0.4モル)を25℃で30分
間かけてその溶液に滴下した。反応の数時間後、白色沈
殿が形成し始めた。反応混合物を室温で一晩攪拌し、得
られた白色固体を濾取し、冷水で洗浄し、そして真空中
で一晩乾燥すると、30.4g(85%)の所望の化合
物が得られた。固体のすべての分析は所望の構造と一致
した。ジメチルスルホキシド−d6における 1H NM
Rスペクトルは、5.0(br.s),2.7(t,4
H)および2.35(t,4H)にピークを有し、そし
て148−149℃の融点を有した。
【0034】N−イソプロピル−N−(2−カルボキシ
メチレン−3−プロピオン酸)−ヒドロキシルアミンの
調製:メタノール(300mL)を、N−イソプロピルヒ
ドロキシルアミン(0.8モル)の15%水溶液(40
0mL)に添加し、続いてイタコン酸(104g,0.8
モル)を少しずつ固体として添加した。追加のメタノー
ル(100mL)を用いてイタコン酸をフラスコに注ぎ入
れた。すべての固形酸が溶解した後、混合物を室温で6
日間攪拌し、そして濾過して得られた白色固形生成物を
採取した。この材料を穏やかな真空下で乾燥して重量を
142g(m.p.136−8℃)にした。NMR分析は所
望の化合物の構造と一致した。同様に、同様の条件、な
らびに水およびメタノール、水およびテトラヒドロフラ
ンまたはテトラヒドロフランおよびN,N−ジメチルホ
ルムアミドの溶媒混合物をわずかに変えて用いて、ビス
(2−カルボキシメチレン−3−プロピオン酸)ヒドロ
キシルアミンを調製した。イタコン酸をヒドロキシルア
ミンと反応させてこの化合物を調製した。
【0035】実施例についての材料および方法:以下の
貯蔵発色現像液を、以下の比較および本発明の実施例に
用いた。 炭酸カリウム,無水物 34.3g 重炭酸カリウム 2.32g 亜硫酸ナトリウム,無水物 0.38g メタ亜硫酸ナトリウム 2.78g ヨウ化カリウム 1.2mg 臭化ナトリウム 1.3g ジエチレントリアミン五酢酸,五ナトリウム塩 3.37g ヒドロキシルアミン酸化防止剤 2.41g エタノール,2−〔(4−アミノ−3−メチルフェニル) エチルアミノ〕硫酸(1:1)塩 4.52g 水を加えて1リットルにする(pHを10.0に調整した)
【0036】以下の実施例は、発色現像液の老化、温度
および酸化防止剤の関数として、像様露光され処理され
た市販のKODAK GOLD ULTRA(商標)400スピードカラ
ーネガティブフィルムの試料の各色記録における最小濃
度領域(Dmin )および最大濃度領域(Dmax )の変化
の程度を示す。37.8℃の標準温度で(特に断らない
かぎり)3分15秒間商業的に既知であるKODAK C−4
1 RA処理方法(現像、漂白、定着およびリンスを包
含する)を用いて、フィルム試料を処理した。他の実施
例すべてを45秒間57.5℃で(特に断らないかぎ
り)現像した。各色記録についてのパーセント濃度変化
(赤記録については「%Cr」、緑記録については「%
Cg」、そして青記録については「%Cb」と示され
る)を計算した。
【0037】
【数3】 ここで、Dmin (t)およびDmax (t)は、実験開始
後の時間「t」における濃度であり、そしてDmin
(0)およびDmax (0)は、実験開始時の濃度であ
る。色記録は、フィルム試料中の赤感性単位、緑感性単
位および青感性単位を意味し、各単位は所望の感光性を
有する1つ以上の乳剤層を有する。
【0038】比較例1:市販のC−41プロセスの代表
である本実験では、発色現像液が酸化防止剤として硫酸
ヒドロキシルアミンを含有した。第I表および第II表
に、発色現像液の所定の「老化(aging)時間(37.8
℃における時間)について、処理したフィルム試料の各
色記録における濃度変化の結果を示す。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】第I表および第II表のデータは、標準C
−41プロセス条件がいずれの色記録濃度にも大きな変
化を生じさせないことを示す。Dmin における最も大き
い正の変化は、288時間発色現像液を老化させた後の
緑記録における変化で示された、約1%である。3つの
色記録のすべてにおけるDmax が、発色現像液が老化す
ると低減し、最も大きな変化は288時間における青記
録に見られた。Dmaxの損失は、発色現像液保持時間の
関数として発色現像液活性の損失を反映し、恐らくほと
んどが、亜硫酸塩および硫酸ヒドロキシルアミン安定剤
がもう酸化しなくなるときの、酸素による発色現像主薬
の酸化によるものである。
【0042】比較例2:本実験では、処理溶液を57.
5℃で長時間老化させたことを除いて、比較例1と同じ
処理溶液組成物を用いた。色記録における濃度変化を下
記第III表および第IV表に示す。
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
【0045】より高い温度で老化させた後は、発色現像
液が安定性を失いすべての色記録にのDmin において望
ましくない濃度増大を生じることは明らかである。これ
らの変化は、発色現像液が高温で264時間使用された
後の赤記録における29%と同じくらい高い。3つの色
記録のDmax 変化は、比較例1で観察されたものとほぼ
同じであった。
【0046】比較例3:本実験では、ヒドロキシルアミ
ンを発色現像液に全く含めなかった。従って、発色現像
液は、ヒドロキシルアミン誘導体酸化防止剤を省いた比
較例1と同じであった。溶液の老化および発色現像を、
比較例2のように、すなわち、57.5℃で実施した。
色記録における濃度変化を下記第V表および第VI表に
示す。
【0047】
【表5】
【0048】
【表6】
【0049】データは、ヒドロキシルアミン酸化防止剤
を省くと、時間の関数としてDminの増大が全く認めら
れないことを示す。事実、3つの記録のすべてのDmin
およびDmax が減少し、発色現像主薬の酸化的損失と一
致する。この比較例は、発色現像主薬を安定化する必要
性を具体的に示している。
【0050】本発明例1:本発明の本例では、酸化防止
剤として硫酸ヒドロキシルアミンの代わりにN−イソプ
ロピル−N−(2−エタンスルホン酸)ヒドロキシルア
ミン(0.026モル/L)を発色現像液に使用した。
老化および処理を比較例2に記載されるように実施し
た。結果を下記第VII表および第VIII表に示す。
【0051】
【表7】
【0052】
【表8】
【0053】第VII表の結果は、比較例2と比べて、
すべての色記録における時間の関数としてのDmin の変
化が大いに改良されたことを示す。第VIII表に示さ
れるように、時間の関数としてのDmax のわずかな変化
は、本発明に使用される発色現像液の安定性を具体的に
示している。
【0054】本発明例2:本例は、N,N−ビス(プロ
ピオン酸)ヒドロキシルアミン(0.029モル/L)
を発色現像液酸化防止剤として使用し、そして臭化ナト
リウムの濃度を0.051モル/Lに増加したことを除
いて、本発明例1と同様である。老化および処理を比較
例2のように実施した。色記録濃度における変化の結果
を下記第IX表および第X表に示す。
【0055】
【表9】
【0056】
【表10】
【0057】第IX表の結果は、比較例2と比べて、す
べての色記録において大いに改良された。発色現像液組
成物が老化したとき、Dmin の増大は全く認められず、
超過時間でわずかなDmax の損失のみが認められた。
【0058】比較例4:本発明の範囲外である本例で
は、硫酸ヒドロキシルアミンの代わりにN−イソプロピ
ル−N−プロピオンアミドヒドロキシルアミン(0.0
29モル/L)を発色現像液に使用し、そして臭化ナト
リウムを0.051モル/Lに増加した。老化および処
理を比較例2と同じように実施した。結果を下記第XI
表および第XII表に示す。
【0059】
【表11】
【0060】
【表12】
【0061】ヒドロキシルアミン誘導体が、特に赤色記
録において、発色現像液組成物を老化させたとき、Dmi
n およびDmax の両方の大きな変化を防ぎ損なうこと
は、これらの結果から明らかである。変化の方向および
程度は、ヒドロキシルアミン誘導体が、この場合には有
効な酸化防止剤として作用しなかったことを示す。
【0062】比較例5:本例では、N,N−ビス(プロ
ピオンアミド)ヒドロキシルアミン(0.029モル/
L)を酸化防止剤として発色現像液に使用し、そして臭
化ナトリウム濃度を0.051モル/Lに増加した。処
理を比較例2に記載のように行った。得られた濃度変化
を下記第XIII表および第XIV表に示す。
【0063】
【表13】
【0064】
【表14】 結果は、発色現像主薬の安定性が比較例4のものと同様
であることを示す。
【0065】比較例6:本例を用いて、長期間50℃で
老化される場合の、従来のC−41発色現像液のDmin
増大の温度依存性を具体的に示した。処理を比較例2に
記載のように行った。結果を第XV表および第XVI表
に示す。
【0066】
【表15】
【0067】
【表16】
【0068】第XV表のデータは、より高い処理温度が
すべての色記録において望ましくないDmin 増大を生じ
たことを示す。変化は、処理が57.5℃であったとき
程大きくないが、それらはそれでもなお相当なものであ
り、かつすべての色記録に存在する。すべての色記録に
ついてのDmax の変化は、標準C−41プロセスで観察
されたものと同じ程度のものである。
【0069】本発明例3:本例では、N−イソプロピル
−N−(2−エタンスルホン酸)ヒドロキシルアミン
(0.026モル/L)を酸化防止剤として発色現像液
に使用した。発色現像液を50℃で老化させ、そして処
理を比較例2のようにした。色記録における濃度変化を
下記第XVII表および第XVIII表に示す。
【0070】
【表17】
【0071】
【表18】 第XVII表の結果は、時間の関数としてのDmin の変
化が、比較例6と比べて大いに改良されることを示す。
第XVIIIに示されるように、Dmin のわずかな変化
は発色現像液の安定性を具体的に示す。
【0072】比較例7:本実験では、N,N−ジエチル
ヒドロキシルアミン(0.029モル/L)を酸化防止
剤として発色現像液に使用し、そして臭化ナトリウム濃
度を0.051モル/Lに増加した。老化および処理を
比較例2に記載のように行った。色記録の濃度変化を下
記第XIX表および第XX表に示す。
【0073】
【表19】
【0074】
【表20】 結果は、発色現像液の「老化」3日後の3つの色記録に
受け入れられないDmin 増大を示す。Dmin 増大はその
後減少するが、しかし残りも受け入れられない程高い。
Dmax は、Dmin と同様に変化する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの臭ヨウ化銀乳剤を含有
    する像様露光されたカラーネガティブ写真フィルム要素
    を、発色現像液で発色現像することを含む写真処理方法
    であって、 発色現像主薬が0.01〜0.1モル/Lで存在し、か
    つ酸化防止剤が0.001〜0.5モル/Lで存在し、
    前記酸化防止剤が次式 R−L−N(OH)−L′−R′ (上式中、LおよびL′は、独立して炭素原子数1〜8
    個のアルキレンもしくはアルキレン部分の炭素原子数1
    〜3個のアルキレンフェニレンであり、そしてRおよび
    R′は、独立して水素、カルボキシ、スルホもしくはホ
    スホノであるが、但しRおよびR′のうち少なくとも1
    つが水素ではない)を有し、 前記接触を45〜65℃で20〜150秒間行い、 前記写真フィルム要素が、処理前に57.5℃に320
    時間以下の時間維持された発色現像液で処理した時、1
    0%未満のΔDmin を示すことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 約0.01〜約0.1モル/Lで存在す
    る発色現像主薬を約0.001〜約0.5モル/Lで存
    在する酸化防止剤と混合することを含む、発色現像液の
    安定化方法であって、 前記酸化防止剤が、次式 R−L−N(OH)−L′−R′ (上式中、LおよびL′は、独立して炭素原子数1〜8
    個のアルキレンもしくはアルキレン部分の炭素原子数1
    〜3個のアルキレンフェニレンであり、そしてRおよび
    R′は、独立して水素、カルボキシ、スルホもしくはホ
    スホノであるが、但しRおよびR′のうち少なくとも1
    つが水素ではない)を有し、 発色現像液を57.5℃で320時間以下の時間維持
    し、次いでそれを用いて、色生成性カプラーと組合わさ
    った臭ヨウ化銀乳剤を含む少なくとも1つの色記録を有
    するカラー写真フィルムを処理する場合であって、任意
    の色記録における最大変化がポジティブであるときに色
    記録におけるΔDmin が10%未満であるか、または任
    意の色記録における最大変化がネガティブであるときに
    5%未満であることを条件とし、 ここで、ΔDmin が、 【数1】 (上式中、「i」はr(赤)、g(緑)もしくはb
    (青)であり、そして「t」は時間である)と定義され
    る、発色現像液の安定化方法。
JP9009229A 1996-01-23 1997-01-22 写真処理方法および発色現像液の安定化方法 Pending JPH09211817A (ja)

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US08/590241 1996-08-27

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