JPH09210941A - 非焼結式ニッケル極用活物質粉末の利用率の推定・評価方法 - Google Patents

非焼結式ニッケル極用活物質粉末の利用率の推定・評価方法

Info

Publication number
JPH09210941A
JPH09210941A JP8045452A JP4545296A JPH09210941A JP H09210941 A JPH09210941 A JP H09210941A JP 8045452 A JP8045452 A JP 8045452A JP 4545296 A JP4545296 A JP 4545296A JP H09210941 A JPH09210941 A JP H09210941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active material
material powder
utilization
powder
evaluation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8045452A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3316367B2 (ja
Inventor
Mutsumi Yano
睦 矢野
Mitsuzo Nogami
光造 野上
Katsuhiko Niiyama
克彦 新山
Masao Inoue
雅雄 井上
Hiroshi Watanabe
浩志 渡辺
Reizo Maeda
礼造 前田
Ikuro Yonezu
育郎 米津
Koji Nishio
晃治 西尾
Teruhiko Imoto
輝彦 井本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP04545296A priority Critical patent/JP3316367B2/ja
Publication of JPH09210941A publication Critical patent/JPH09210941A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3316367B2 publication Critical patent/JP3316367B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】本発明方法は、水酸化ニッケル粒子又は水
酸化ニッケルを主成分とする粒子の表面をコバルト化合
物で被覆してなる複合体粒子からなる複数の検量線作成
用活物質粉末A1,2,…の比電気伝導率κ1,κ2,…と利
用率U1,2,…の関係を示す検量線を作成するステップ
(1)と、評価用活物質粉末AE の比電気伝導率κE
求めるステップ(2)と、前記評価用活物質粉末AE
比電気伝導率κE を前記検量線と照合して、前記評価用
活物質粉末AE の利用率UE を推定・評価するステップ
(3)とを有してなる。 【効果】本発明方法によれば、非焼結式ニッケル極用活
物質粉末の利用率を電池を実際に組み立てることなく、
簡便且つ正確に知ることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非焼結式ニッケル
極用活物質粉末の利用率の推定・評価方法に係わり、詳
しくは非焼結式ニッケル極用活物質粉末の利用率を電池
を実際に組み立てることなく、簡便且つ正確に知るため
の推定・評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
ニッケル−カドミウム蓄電池、ニッケル−水素蓄電池等
のアルカリ蓄電池の非焼結式ニッケル極(正極)には、
水酸化ニッケル粉末が活物質粉末として用いられてい
た。しかし、水酸化ニッケル粉末の粒子表面の電子伝導
性が悪いために、これを用いた非焼結式ニッケル極に
は、活物質の利用率(本明細書では単に「利用率」と称
す)が低いという問題があった。
【0003】このため、近年、利用率を高める目的で、
水酸化ニッケル粉末の粒子表面をコバルト化合物で被覆
することが提案されており、これにより非焼結式ニッケ
ル極の容量増大が可能となった。
【0004】ところで、電池容量に直結する非焼結式ニ
ッケル極の容量は利用率に左右される。而して、この利
用率を知るために、従来は、実際に非焼結式ニッケル極
を作製し、電池を組み立て、充放電試験を行わなければ
ならなかった。
【0005】しかしながら、その都度電池を組み立てな
ければ利用率を知ることができないかかる従来方法で
は、実際の製造ラインにおいて、容量に関して多量の規
格外品が発生するおそれがあり、歩留りの低下を招く。
また、充放電試験に、多大の時間、労力、費用を必要と
する。
【0006】そこで、鋭意研究した結果、本発明者ら
は、水酸化ニッケルの粒子表面をコバルト化合物で被覆
した、電子伝導性が比較的高い複合体粒子からなる活物
質粉末については、比電気伝導率と利用率との間に一定
の関係があることを見いだした。
【0007】本発明はかかる知見に基づきなされたもの
であって、その目的とするところは、非焼結式ニッケル
極用活物質粉末の利用率を電池を実際に組み立てること
なく、簡便且つ正確に知ることができる推定・評価方法
を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る非焼結式ニッケル極用活物質粉末の利用
率の推定・評価方法(本発明方法)は、水酸化ニッケル
粒子又は水酸化ニッケルを主成分とする粒子の表面をコ
バルト化合物で被覆してなる複合体粒子からなる評価用
活物質粉末AE の利用率を推定・評価する方法であっ
て、水酸化ニッケル粒子又は水酸化ニッケルを主成分と
する粒子の表面をコバルト化合物で被覆してなる複合体
粒子からなる複数の検量線作成用活物質粉末A1,2,
の比電気伝導率κ1,κ2,…と利用率U1,2,…との関係
を示す検量線を作成するステップ(1)と、前記評価用
活物質粉末AE の比電気伝導率κE を求めるステップ
(2)と、前記評価用活物質粉末AE の比電気伝導率κ
E を前記検量線と照合して、前記評価用活物質粉末AE
の利用率UE を推定・評価するステップ(3)とを有す
ることを特徴とする。
【0009】水酸化ニッケルを主成分とする粒子として
は、コバルト、亜鉛、カドミウム、カルシウム、マンガ
ン、マグネシウムなどの膨化抑制剤を水酸化ニッケルに
固溶させたものが例示される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明方法は水酸化ニッケル粒子
又は水酸化ニッケルを主成分とする粒子の表面をコバル
ト化合物で被覆した複合体粒子からなる活物質粉末の利
用率を推定・評価する場合に広く使用可能である。しか
し、被覆材たるコバルト化合物がナトリウムを含有する
場合において、比電気伝導率と利用率との間に特に顕著
な相関が認められるので、その場合に適用して特に好適
である。なお、本発明方法は、評価用活物質粉末の比電
気伝導率から電極材料としての利用率を推定・評価する
方法であるので、比抵抗の極めて大きい、すなわち比電
気伝導率を数値的に特定することが困難乃至不可能な、
単に水酸化コバルト(Co(OH)2 )で水酸化ニッケ
ル粒子の表面を被覆してなる複合体粒子粉末の利用率を
推定・評価することはできない。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明は下記実施例に何ら限定されるも
のではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変
更して実施することが可能なものである。
【0012】ステップ(1) 〔検量線作成用活物質粉末の作製〕硫酸コバルト13.
1gを水に溶かした水溶液1000mlに、水酸化ニッ
ケル粉末100gを投入し、次いで液のpHが11にな
るまで1M水酸化ナトリウム水溶液を攪拌しながら滴下
し、その後も攪拌を続け、液のpHが若干低下した時点
で1M水酸化ナトリウム水溶液を適宜滴下して液のpH
を常時11に保持し、1時間反応させた。pHの監視
は、自動焦点付きガラス電極を用いた。次いで、沈殿物
をろ別し、水洗して、水酸化ニッケル粒子の表面を水酸
化コバルトで被覆してなる複合体粒子からなる粉末を得
た。次いで、この粉末10重量部を30重量%水酸化ナ
トリウム水溶液100重量部と混合し、95°Cで0.
5時間、1時間、2時間、5時間、8時間又は12時間
加熱した後、水洗し、60°Cで乾燥して、水酸化ニッ
ケル粒子の表面をナトリウムを含有するコバルト化合物
で被覆してなる複合体粒子からなる6種の検量線作成用
活物質粉末a(加熱時間:0.5時間),b(加熱時
間:1時間),c(加熱時間:2時間),d(加熱時
間:5時間),e(加熱時間:8時間),f(加熱時
間:12時間)を得た。なお、各検量線作成用活物質粉
末の総重量に占める被覆層中のコバルトの重量比率を、
いずれも5重量%とした。このコバルトの重量比率5重
量%は原子吸光法により確認した値である。
【0013】〔検量線作成用活物質粉末の比電気伝導率
κ〕図1は、検量線作成用活物質粉末a〜fの比電気伝
導率κを求めるのに使用した比電気伝導率測定装置Mの
要部を示す部分断面図である。図示の比電気伝導率測定
装置Mは、プレスを行って圧力を加えるための、ラム1
a及びプレス基板1b、導電材料からなり、それぞれ円
板状の基部とそれよりも径小の円板状の突出部とからな
って断面が凸状を呈した治具2,3、内周面に絶縁層が
設けられた円筒体4、抵抗計5及び絶縁板6などを備え
る。治具3の突出部には、筒状体4の内周面の下部が嵌
合されている。治具3の突出部の上面と円筒体4の内周
面で形成される空間の一部には、試料S(検量線作成用
活物質粉末)が充填されている。筒状体4の内周面の上
部には、治具2の突出部が嵌合されている。治具2,3
には、ラム1a及びプレス基板1bがそれぞれ上下から
当接しており、治具2,3を介して、試料Sに所定の圧
力が加えられるようになっている。治具2,3には、試
料Sの電気抵抗Rを測定するための抵抗計5が接続され
ている。上記の如き構成の比電気伝導率測定装置Mと1
gの試料Sとを用いて、400kgf/cm2 の圧力に
て試料Sをプレスしたときの試料Sの電気抵抗Rを測定
し、下式に基づきその比電気伝導率κを算出した。
【0014】 比電気伝導率κ(Ω-1・cm-1)=L/(A・R) 〔但し、Lは治具2の下面と治具3の上面との距離、A
は治具3の突出部の上面の面積(=治具2の突出部の下
面の面積)である。〕
【0015】〔検量線作成用活物質粉末の利用率〕 (非焼結式ニッケル極の作製)各検量線作成用活物質粉
末100重量部と、メチルセルロースの1重量%水溶液
20重量部とを混練してペーストを調製し、このペース
トをニッケルめっきした発泡メタル(多孔度:95%;
平均孔径:200μm)に充填し、乾燥し、加圧成形し
て、非焼結式ニッケル極を作製した。
【0016】(ニッケル−カドミウム蓄電池の組立)各
非焼結式ニッケル極(正極)と従来公知のペースト式カ
ドミウム極とを用いて、AAサイズのニッケル−カドミ
ウム蓄電池を組み立てた。なお、セパレータとしてはポ
リアミド不織布を、また電解液としては30重量%水酸
化カリウム水溶液を用いた。
【0017】各ニッケル−カドミウム蓄電池について、
25°Cにて0.1Cで160%充電した後、25°C
にて1Cで1.0Vまで放電する工程を1サイクルとす
る充放電サイクル試験を行い、下式で定義される10サ
イクル目の各検量線作成用活物質粉末の利用率を求め
た。
【0018】利用率(%)={10サイクル目の放電容
量(mAh)/〔(活物質粉末に含まれる水酸化ニッケ
ルの重量)(g)×288(mAh/g)〕}×100
【0019】検量線作成用活物質粉末a〜fの比電気伝
導率及び利用率を表1に示す。利用率は検量線作成用活
物質粉末eの利用率を100とした指数で示してある。
【0020】
【表1】
【0021】〔検量線の作成〕図2に示すように、検量
線作成用活物質粉末a〜fの比電気伝導率及び利用率
を、縦軸に利用率を、横軸に比電気伝導率を目盛った直
交座標グラフにプロットして、比電気伝導率と利用率の
関係を示す検量線を作成した。
【0022】ステップ(2) 評価用活物質粉末A,B,C,D,Eを、それぞれ次の
ようにして作製した。なお、各評価用活物質粉末の総重
量に占める被覆層中のコバルトの重量比率を、いずれも
5重量%とした。このコバルトの重量比率5重量%は原
子吸光法により確認した値である。
【0023】(評価用活物質粉末A)水酸化ニッケル粒
子の表面を水酸化コバルトで被覆してなる複合体粒子か
らなる粉末と水酸化ナトリウム水溶液との混合物を加熱
する際に、加熱温度を70°C、加熱時間を2時間とし
たこと以外は検量線作成用活物質粉末a〜fを作製した
場合と同様にして評価用活物質粉末Aを作製した。
【0024】(評価用活物質粉末B)水酸化ニッケル粒
子の表面を水酸化コバルトで被覆してなる複合体粒子か
らなる粉末と水酸化ナトリウム水溶液との混合物を加熱
する際に、加熱温度を70°C、加熱時間を5時間とし
たこと以外は検量線作成用活物質粉末a〜fを作製した
場合と同様にして評価用活物質粉末Bを作製した。
【0025】(評価用活物質粉末C)水酸化ニッケル粒
子の表面を水酸化コバルトで被覆してなる複合体粒子か
らなる粉末と水酸化ナトリウム水溶液との混合物を加熱
する際に、加熱温度を70°C、加熱時間を8時間とし
たこと以外は検量線作成用活物質粉末a〜fを作製した
場合と同様にして評価用活物質粉末Cを作製した。
【0026】(評価用活物質粉末D)水酸化ニッケル粒
子の表面を水酸化コバルトで被覆してなる複合体粒子か
らなる粉末と水酸化ナトリウム水溶液との混合物を加熱
する際に、加熱温度を70°C、加熱時間を10時間と
したこと以外は検量線作成用活物質粉末a〜fを作製し
た場合と同様にして評価用活物質粉末Dを作製した。
【0027】(評価用活物質粉末E)水酸化ニッケル粒
子の表面を水酸化コバルトで被覆してなる複合体粒子か
らなる粉末と水酸化ナトリウム水溶液との混合物を加熱
する際に、加熱温度を70°C、加熱時間を12時間と
したこと以外は検量線作成用活物質粉末a〜fを作製し
た場合と同様にして評価用活物質粉末Eを作製した。
【0028】次いで、これらの評価用活物質粉末の比電
気伝導率を、先の比電気伝導率測定装置Mを用いて求め
た。評価用活物質粉末A〜Eの比電気伝導率を表2に示
す。
【0029】
【表2】
【0030】ステップ(3) 各評価用活物質粉末の比電気伝導率を先に作成した検量
線と照合して、推定利用率を求めた。各評価用活物質粉
末の推定利用率は、各評価用活物質粉末の比電気伝導率
の値(横軸座標)を検量線上に求め、その点の縦軸座標
の値を読み取って求めた。評価用活物質粉末A〜Eの推
定利用率を先の表2に示す。
【0031】本発明方法の信頼性 検量線作成用活物質粉末a〜fに代えて評価用活物質粉
末A〜Eを用いたこと以外は先と同様にしてニッケル−
カドミウム蓄電池を組み立て、これらについて先と同じ
条件の充放電サイクル試験を行い、使用せる評価用活物
質粉末A〜Eの実測による利用率(実測利用率)を求め
た。評価用活物質粉末A〜Eの各実測利用率を先の表2
に示す。また、図3は、評価用活物質粉末A〜Eの各実
測利用率を図2のグラフ上にプロットしたグラフであ
る。
【0032】表2及び図3に示すように、評価用活物質
粉末A〜Eの推定利用率は、それぞれ実測利用率にほぼ
等しい。この事実から、本発明方法が非焼結式ニッケル
極用活物質粉末の利用率の推定・評価方法として信頼性
の極めて高い方法であることが分かる。
【0033】
【発明の効果】本発明方法によれば、非焼結式ニッケル
極用活物質粉末の利用率を電池を実際に組み立てること
なく、簡便且つ正確に知ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で用いた比電気伝導率測定装置の要部を
示す部分断面図である。
【図2】検量線作成用活物質粉末の比電気伝導率と利用
率の関係を表す検量線を示したグラフである。
【図3】評価用活物質粉末の実測利用率を図2のグラフ
上にプロットしたグラフである。
フロントページの続き (72)発明者 井上 雅雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 渡辺 浩志 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 前田 礼造 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 米津 育郎 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 西尾 晃治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 井本 輝彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水酸化ニッケル粒子又は水酸化ニッケルを
    主成分とする粒子の表面をコバルト化合物で被覆してな
    る複合体粒子からなる評価用活物質粉末AE の利用率の
    推定・評価方法であって、水酸化ニッケル粒子又は水酸
    化ニッケルを主成分とする粒子の表面をコバルト化合物
    で被覆してなる複合体粒子からなる複数の検量線作成用
    活物質粉末A1,2,…の比電気伝導率κ1,κ2,…と利用
    率U1,2,…との関係を示す検量線を作成するステップ
    (1)と、前記評価用活物質粉末AE の比電気伝導率κ
    E を求めるステップ(2)と、前記評価用活物質粉末A
    E の比電気伝導率κE を前記検量線と照合して、前記評
    価用活物質粉末AE の利用率UE を推定・評価するステ
    ップ(3)とを有することを特徴とする非焼結式ニッケ
    ル極用活物質粉末の利用率の推定・評価方法。
  2. 【請求項2】前記コバルト化合物がナトリウム含有コバ
    ルト化合物である請求項1記載の非焼結式ニッケル極用
    活物質粉末の利用率の推定・評価方法。
JP04545296A 1996-02-06 1996-02-06 非焼結式ニッケル極用活物質粉末の利用率の推定・評価方法 Expired - Fee Related JP3316367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04545296A JP3316367B2 (ja) 1996-02-06 1996-02-06 非焼結式ニッケル極用活物質粉末の利用率の推定・評価方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04545296A JP3316367B2 (ja) 1996-02-06 1996-02-06 非焼結式ニッケル極用活物質粉末の利用率の推定・評価方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09210941A true JPH09210941A (ja) 1997-08-15
JP3316367B2 JP3316367B2 (ja) 2002-08-19

Family

ID=12719747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04545296A Expired - Fee Related JP3316367B2 (ja) 1996-02-06 1996-02-06 非焼結式ニッケル極用活物質粉末の利用率の推定・評価方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3316367B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006011430A1 (ja) * 2004-07-30 2006-02-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha アルカリ蓄電池用正極活物質、アルカリ蓄電池用正極、アルカリ蓄電池、及びアルカリ蓄電池用正極活物質の製造方法
WO2014065145A1 (ja) * 2012-10-25 2014-05-01 住友金属鉱山株式会社 アルカリ二次電池正極活物質用被覆水酸化ニッケル粉末及び被覆水酸化ニッケル粉末の被覆密着性の評価方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006011430A1 (ja) * 2004-07-30 2006-02-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha アルカリ蓄電池用正極活物質、アルカリ蓄電池用正極、アルカリ蓄電池、及びアルカリ蓄電池用正極活物質の製造方法
US9276258B2 (en) 2004-07-30 2016-03-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Positive electrode active material for alkaline storage battery, positive electrode for alkaline storage battery, alkaline storage battery, and method for manufacturing positive electrode active material for alkaline storage battery
WO2014065145A1 (ja) * 2012-10-25 2014-05-01 住友金属鉱山株式会社 アルカリ二次電池正極活物質用被覆水酸化ニッケル粉末及び被覆水酸化ニッケル粉末の被覆密着性の評価方法
JP2014103089A (ja) * 2012-10-25 2014-06-05 Sumitomo Metal Mining Co Ltd アルカリ二次電池正極活物質用被覆水酸化ニッケル粉末及び被覆水酸化ニッケル粉末の被覆密着性の評価方法。
CN104813524A (zh) * 2012-10-25 2015-07-29 住友金属矿山株式会社 碱性二次电池正极活性物质用的带包覆的氢氧化镍粉末和带包覆的氢氧化镍粉末的包覆粘附性的评价方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3316367B2 (ja) 2002-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3060145B2 (ja) インジウムめっきした負極カップをもつ無水銀小型亜鉛−空気電池
EP0571630A1 (en) Method for production of nickel plate and alkali storage battery
JPS638584B2 (ja)
EP0789408B1 (en) Conductive agent and non-sintered nickel electrode for alkaline storage batteries
US7166391B2 (en) Cobalt compound for use in alkaline storage battery, method for manufacturing the same, and positive electrode plate of alkaline storage battery employing the same
US6455196B1 (en) Non-sintered positive electrode for alkaline storage battery and alkaline storage battery using the same
JP3151801B2 (ja) 電池用電極基板及びその製造方法
JPH09210941A (ja) 非焼結式ニッケル極用活物質粉末の利用率の推定・評価方法
JP2000077068A (ja) アルカリ二次電池用ニッケル正極
JP3397890B2 (ja) アルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル極
JPS61163569A (ja) 金属酸化物・水素二次電池
JP3253476B2 (ja) アルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル極
JP3234492B2 (ja) アルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル極
JP3272151B2 (ja) アルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル極及びその製造方法
JP3561631B2 (ja) アルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル極及びそれを用いたアルカリ蓄電池
JP3737534B2 (ja) アルカリ二次電池の製造方法
JP2663644B2 (ja) アルカリ蓄電池用ニッケル電極
JP4357133B2 (ja) 電極用水素吸蔵合金、水素吸蔵合金電極及びアルカリ蓄電池
JPH07320736A (ja) アルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル極
JPH06168719A (ja) ニッケル・水素電池用負極板、その製造法並びにニッケル・水素電池
JP4458749B2 (ja) アルカリ蓄電池
JP5400498B2 (ja) アルカリ一次電池およびその製造方法
JP2646136B2 (ja) アルカリ蓄電池用ニッケル電極
JPH0587944B2 (ja)
JPH10302829A (ja) アルカリ二次電池の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees