JPH09210246A - 真空ゲートバルブ - Google Patents

真空ゲートバルブ

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JPH09210246A
JPH09210246A JP8019865A JP1986596A JPH09210246A JP H09210246 A JPH09210246 A JP H09210246A JP 8019865 A JP8019865 A JP 8019865A JP 1986596 A JP1986596 A JP 1986596A JP H09210246 A JPH09210246 A JP H09210246A
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valve
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JP8019865A
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Motohide Kageyama
元英 影山
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブ機構及び窓機構を有する真空ゲートバ
ルブであり、窓機構の寿命短縮及び損傷を防止すること
が可能であり、しかも窓機構の機能(真空分離、光透
過)を充分に発揮させることができる真空ゲートバルブ
を提供すること。 【解決手段】 少なくとも、相対的に高真空度の領域と
低真空度の領域との間の低真空側に設けられ、低真空度
領域の真空度を低下させるか、或いは低真空度領域を大
気に開放する際の該領域を隔離することにより、高真空
度領域の真空度が低下するのを防止するためのバルブ機
構3、4、5と、該バルブ機構に近接して配置され、前
記隔離を行わないときに高真空度領域と低真空度領域を
分離し、かつ光を透過させる窓機構7と、を有する真空
ゲートバルブにおいて、前記バルブ機構3、4、5によ
る前記隔離及びその解除を行う際の動作速度を制御する
ことにより、該バルブ機構の動作による前記窓機構7の
損傷を防止する制御機構6を設けたことを特徴とする真
空ゲートバルブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空ゲートバルブ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】真空とは、「通常の大気より低い圧力の
気体で満たされた空間内の状態(圧力そのものをいうの
ではない)」(JIS Z8126 )と規定されている。しか
し、「低い」といってもその程度は様々である。真空の
分野では、その圧力範囲の違いから表1に示す様に真空
領域を区分している。近年、急速に進歩している真空技
術に伴い、各真空領域を利用した真空装置が多分野にお
いて開発されている。
【0003】真空雰囲気をつくるための真空装置の設計
には、装置設計における留意点に加えて真空排気系の選
定が必要となる。ここで、用途に応じた最適の真空排気
系を選定する際に満たすべき項目としては、「(1) 真空
の質、(2) 到達圧力と操作圧力、(3) 排気速度、(4) 真
空容器の大きさと材質、(5) 導入ガスの種類」の5項目
があげられる。
【0004】具体的には(1) については、真空容器内の
残留ガスとしてどのような成分がどの程度残っていると
具合が悪いかということと、ポンプの特性を考慮する。
(2) については、到達圧力と操作可能な圧力の範囲がポ
ンプの形式と真空容器内の壁面及び内部機構からの放出
ガス量によって決まるため、これらを考慮して見積もっ
た平衡圧力の検討が必要となる。
【0005】(3) については、真空系を選定する際に、
真空容器内を大気圧から操作圧力までにする時間と、容
器内の放出ガス及び導入ガス量に注意する。(4) につい
ては、低真空領域では容積が排気時間を決定し、高真空
領域では表面積が排気時間を左右する要因となっている
こと、また、材質と表面加工によって放出ガス量が大き
く異なることを考慮して検討する。
【0006】(5) については、(1)(3)にも関連するが、
導入ガスの種類により真空容器そのものと、容器内の要
素の材質が限定される場合があることに留意する。
【0007】
【表1】
【0008】基本的には以上のようにして真空系の選定
を行い、真空装置は設計・製作される。しかし、近年、
開発が進んでいる真空装置において、真空系は益々、複
雑化・多様化してきているため、各真空要素は、より高
精度で機能的なものが望まれてきている。
【0009】例えば、近年、急速に進歩している医学や
生物工学の分野では、通常の可視光(λ=約400nm
〜800nm)を用いる顕微鏡よりも分解能が高く、し
かも生きた試料(以下生物試料という、例えば、細胞、
バクテリア、精子、染色体、ミトコンドリア、べん毛な
ど)も鮮明に観察することができる高解像度顕微鏡とし
て、可視光に代えて波長λ=2〜5nmの軟X線を用い
るX線顕微鏡が検討され、具体的にも開発されつつあ
る。
【0010】例えば図6は、このようなX線顕微鏡の簡
単な構造と光学系を示したものである。図6において、
X線発生器18から出射したX線は、X線照明光学系1
9により集光されて、試料カプセル20に照射される。
そして、試料カプセル20を透過したX線は、X線拡大
光学系21により集光されて、試料の像をX線撮像装置
22上に結像させる。
【0011】X線発生器18からX線撮像装置22まで
の光路長は、例えば2m程度でありまた、X線光学系
は、X線の減衰を防止するために、真空排気装置23に
より減圧された真空容器13内に配置されている。ま
た、昨今、半導体集積回路素子の微細化にともない、回
折限界によって制限される光学系の解像度を向上させる
ために、従来の紫外線の代りに、紫外線より波長の短い
X線を使用した投影リソグラフィー技術が開発されてい
る。
【0012】例えば、図7に示すように、X線発生器1
8、X線照明光学系19、マスク24、投影光学系2
5、ウェハ26、及びこれらを真空(減圧)雰囲気に保
持するための真空容器13と容器内を真空にするための
装置(真空排気装置)23から構成されるものである。
このような真空装置においては、物体・光等の導入引き
出しが必要となることが多々ある。そこで、かかる物体
・光等の導入引き出しを行う際に、真空の分離や遮光を
行う手段としてのバルブ機構であり、物体・光の導入引
き出しの動作がより正確に行えるように、また該バルブ
機構を簡略化できるように、真空配管が直線になってい
る部分に設置可能であり、バルブ開時管路に障害物(弁
体等)が残らないようにできるゲートバルブが一般的に
用いられている。
【0013】真空ゲートバルブは、高真空領域で用いる
高真空ゲートバルブと超高真空領域で用いる超高真空ゲ
ートバルブがその使用環境真空度によって使い分けられ
ている。高真空ゲートバルブでは、シール材はその使用
環境の真空度によりゴムを使用する場合と金属製ベロー
ズを使用する場合がある。超高真空ゲートバルブではボ
ンネットシール材に金属を使用し、弁シール材にふっ素
ゴム(バイトン)”O”リングを使用したものやオール
メタルタイプがある。
【0014】ゲートバルブの動作機構としては、図8の
リンク方式タイプ、図9のVATLOCK方式タイプ、
図10のMONOVAT方式タイプ等が、高真空ゲート
バルブに用いられている。超高真空ゲートバルブにもリ
ンク方式が用いられているが、図11に示すようにベロ
ーズシール材が無く、溶接構造になっているという相違
点がある。図8〜11は、実用真空技術総覧(P195
〜P199)より引用した図である。その詳細は該文献
に示されている。
【0015】このように、様々な機構がゲートバルブに
採用されている。また、真空ゲートバルブとして、バル
ブ機能のみならず付加機能を有するものが多々要求さ
れ、用いられている。例えば、バルブの開度を制御し
て、導入される光の光束径や排気速度を可変にするもの
や、異なる圧力領域を分離し、かつ光の導入を行うこと
のできる分離窓なるものを併用したものが用いられてい
る。
【0016】かかる分離窓としては、基本的に単体で圧
力領域を分離することができる分離窓が用いられる。ま
た、分離窓は、その分離する圧力領域各々の差圧に耐え
ることができる強度を備えていなければならない。分離
窓材としては、可視光の透過材料として通常用いられる
光学ガラスや、赤外光や紫外光の透過材料として、広い
波長範囲において高い透過率を有する種々の結晶材料の
面板が主として用いられる。また、さらに短波長である
X線に対しては、ベリリウム等が用いられる。
【0017】かかる分離窓材には、透過率を高くするこ
とも要求されるが、差圧に対して破損しないように注意
が求められる。前記X線顕微鏡やX線リソグラフィ装置
においてベリリウム製の分離窓を用いる場合、その窓の
大きさ(すなわちX線の径)にもよるが、例えば差圧が
1気圧の場合には、一般に0.2 〜0.3 mm厚のものが用
いられる。
【0018】X線のように短波長の光は吸収されやすい
ので、光源の出力に対して効率よく利用することが求め
られる。すなわち、できるだけ高反射率または高透過率
の光学素子を用いて最小限の構成要素により光学系を構
成することが要求される。そこで、X線光学系において
真空分離を行う必要がある場合に用いられる分離窓とし
て、X線透過率が高い自立膜が用いられている。X線光
学系において用いられる真空分離膜は、その窓部に直接
封着されているものと、交換可能なように封着されてい
るものとが有る。
【0019】真空分離窓(膜)は、真空配管の途中に配
置されることが一般的であるが、その中でも図5に示す
様に、真空ゲートバルブの付加機能部材として装着・配
置されているものがよく用いられている。図5におい
て、真空分離膜7よりも上側が高真空度領域であり、下
側が低真空度領域である。図5に示す様に、真空ゲート
バルブが閉められた時、真空分離膜7の近傍の低真空度
領域が弁体3、真空分離膜7及びバルブケース1aによ
り密閉される。
【0020】その状態において、密閉された領域と真空
分離膜7より上側の高真空度領域との差圧は、真空ゲー
トバルブが開いている状態と同じであるため、真空分離
膜7には、常に前記差圧による応力が負荷されているこ
とになり、その寿命を短くすることになる。また、真空
ゲートバルブの閉動作の際に、弁体3がバルブ開口部1
0に移動して押し付ける方向に動作することから、閉じ
た際に、前記密閉領域の圧力が高くなる方向に作用す
る。そのため、真空分離膜7には、より大きな負荷がか
かることになる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】同一材料の真空分離膜
を用いるときに、その光透過率を高くするためには、真
空分離膜の膜厚を薄くする必要があり、そのため、分離
膜の剛性が低下してしまう。しかしながら、真空分離膜
には、前述したような負荷(差圧による負荷、密閉領域
の圧力増大による負荷)がかかり、しかも真空分離膜は
真空ゲートバルブの開閉動作に伴う衝撃を受けるため破
損しやすく、真空分離膜の使用寿命や破損等による交換
頻度が高いという問題点がある。
【0022】真空分離膜は通常、例えばSi基板に窒化
珪素やポリイミド等を成膜し、裏面からSi基板のバッ
クエッチングを行なって、窒化珪素やポリイミド等を自
立膜となるようにしたものが用いられているが、その製
法等に関連して高価なものである。即ち、真空分離膜の
使用寿命や破損等による交換頻度が高いと、装置の使用
効率が大きく低下するだけでなく、装置使用のコストが
増大するので問題がある。
【0023】そこで、従来の前記真空分離膜を有するゲ
ートバルブにおいては、真空分離膜の剛性を増大させる
ためにその厚さを比較的厚くしても、真空分離膜を透過
する光量が所定値以上となるようにすべく、安全性の面
から限界があるが、光源を強力にするとか、より効率的
に光伝搬できるように構成要素を光学設計する(例え
ば、構成光学要素数を少なくしたり、高反射率・高透過
率の光学素子を適用する)ことにより対処している。
【0024】しかし、かかる対処は、光学系を含む全て
の真空装置に対して適用できるわけではなく、仮に適用
できたとしても、他の系に影響を及ぼすことになり、真
空装置全体として装置の複雑化や高価格化を招いてしま
うという問題点を有する。本発明は、かかる問題点に鑑
みてなされたものであり、少なくとも、相対的に高真空
度の領域と低真空度の領域との間の低真空側に設けら
れ、低真空度領域の真空度を低下させるか、或いは低真
空度領域を大気に開放する際の該領域を隔離することに
より、高真空度領域の真空度が低下するのを防止するた
めのバルブ機構と、該バルブ機構に近接して配置され、
前記隔離を行わないときに高真空度領域と低真空度領域
を分離し、かつ光を透過させる窓機構と、を有する真空
ゲートバルブであり、前記窓機構の寿命短縮及び損傷を
防止することが可能であり、しかも窓機構の機能(真空
分離、光透過)を充分に発揮させることができる真空ゲ
ートバルブを提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は第一
に「少なくとも、相対的に高真空度の領域と低真空度の
領域との間の低真空側に設けられ、低真空度領域の真空
度を低下させるか、或いは低真空度領域を大気に開放す
る際の該領域を隔離することにより、高真空度領域の真
空度が低下するのを防止するためのバルブ機構と、該バ
ルブ機構に近接して配置され、前記隔離を行わないとき
に高真空度領域と低真空度領域を分離し、かつ光を透過
させる窓機構と、を有する真空ゲートバルブにおいて、
前記バルブ機構による前記隔離及びその解除を行う際の
動作速度を制御することにより、該バルブ機構の動作に
よる前記窓機構の損傷を防止する制御機構を設けたこと
を特徴とする真空ゲートバルブ(請求項1)」を提供す
る。
【0026】また、本発明は第二に「少なくとも、相対
的に高真空度の領域と低真空度の領域との間の低真空側
に設けられ、低真空度領域の真空度を低下させるか、或
いは低真空度領域を大気に開放する際の該領域を隔離す
ることにより、高真空度領域の真空度が低下するのを防
止するためのバルブ機構と、該バルブ機構に近接して配
置され、前記隔離を行わないときに高真空度領域と低真
空度領域を分離し、かつ光を透過させる窓機構と、を有
する真空ゲートバルブにおいて、前記窓機構に隣接また
は近接する低真空度領域と前記高真空度領域とを開閉自
在につなぐ制御バルブ付きの連結部材を設けたことを特
徴とする真空ゲートバルブ(請求項2)」を提供する。
【0027】また、本発明は第三に「前記バルブ機構及
び前記制御バルブの動作を制御する機構であり、該バル
ブ機構に前記隔離を行わせたときに、該制御バルブを開
くことにより、該バルブ機構と前記窓機構の間の密閉領
域と前記高真空度領域を開通させ、かつ該バルブ機構に
前記隔離を行わせないときに、該制御バルブを閉じるよ
うに制御する制御機構を設けたことを特徴とする請求項
2記載の真空ゲートバルブ(請求項3)」を提供する。
【0028】また、本発明は第四に「少なくとも、相対
的に高真空度の領域と低真空度の領域との間の低真空側
に設けられ、低真空度領域の真空度を低下させるか、或
いは低真空度領域を大気に開放する際の該領域を隔離す
ることにより、高真空度領域の真空度が低下するのを防
止するためのバルブ機構と、該バルブ機構に近接して配
置され、前記隔離を行わないときに高真空度領域と低真
空度領域を分離し、かつ光を透過させる窓機構と、を有
する真空ゲートバルブにおいて、前記バルブ機構による
前記隔離及びその解除を行う際の動作速度を制御するこ
とにより、該バルブ機構の動作による前記窓機構の損傷
を防止する制御機構を設け、かつ、前記窓機構に隣接ま
たは近接する低真空度領域と前記高真空度領域とを開閉
自在につなぐ制御バルブ付きの連結部材を設けたことを
特徴とする真空ゲートバルブ(請求項4)」を提供す
る。
【0029】また、本発明は第五に「前記制御機構は、
前記バルブ機構及び前記制御バルブの動作を制御する機
構であり、該バルブ機構に前記隔離を行わせたときに、
該制御バルブを開くことにより、該バルブ機構と前記窓
機構の間の密閉領域と前記高真空度領域を開通させ、か
つ該バルブ機構に前記隔離を行わせないときに、該制御
バルブを閉じるように制御することを特徴とする請求項
4記載の真空ゲートバルブ(請求項5)」を提供する。
【0030】
【発明の実施の形態】本第1発明(請求項1)の真空ゲ
ートバルブは、バルブ機構による開閉の動作速度を制御
する機構を設けているので、窓機構の機能(真空分離、
光透過)を充分に発揮させつつ、窓機構の寿命短縮及び
損傷を防止することができる。かかる開閉動作速度の制
御としては、例えば、閉動作時にはゆっくりと密閉さ
れ、開動作時には少しずつ解放されるように、密閉部材
(例えば、弁体)の開閉速度を制御するとよい。
【0031】このように制御を行うことで、窓機構(例
えば、真空分離膜)と密閉部材(例えば、弁体)の間の
密閉領域における真空度(内圧)が増大しないように
し、かつ窓機構の寿命短縮及び破損の原因となる強い衝
撃や衝撃波の発生をなくすことができる。そのため、窓
機構の機能(真空分離、光透過)を充分に発揮させつ
つ、開閉動作に起因する窓機構の寿命短縮及び破損を防
止することができる。
【0032】また、本第2発明(請求項2)の真空ゲー
トバルブは、窓機構に隣接または近接する低真空度領域
と高真空度領域とを開閉自在につなぐ制御バルブ付きの
連結部材を設けているので、窓機構の機能(真空分離、
光透過)を充分に発揮させつつ、窓機構の寿命短縮及び
損傷を防止することができる。即ち、バルブ機構が閉状
態となるときに、制御バルブを開くことにより、バルブ
機構の密閉部材(例えば、弁体)と窓機構(例えば、真
空分離膜)の間の密閉領域と高真空度領域を開通させれ
ば、該密閉領域における内圧が増大しないようにし、か
つ窓機構の寿命短縮及び破損の原因となる強い衝撃や衝
撃波の発生を抑制することができる。
【0033】そのため、本第2発明(請求項2)の真空
ゲートバルブによれば、窓機構の機能(真空分離、光透
過)を充分に発揮させつつ、開閉動作に起因する窓機構
の寿命短縮及び破損を防止することができる。なお、バ
ルブ機構が開状態となるときは、制御バルブを閉じるこ
とにより、高真空度領域と低真空度領域が開通しないよ
うにすることは言うまでもない。
【0034】本第3発明(請求項3)の真空ゲートバル
ブは、前記バルブ機構及び前記制御バルブの動作を制御
する機構であり、該バルブ機構に前記隔離を行わせたと
きに、該制御バルブを開くことにより、該バルブ機構と
前記窓機構の間の密閉領域と前記高真空度領域を開通さ
せ、かつ該バルブ機構に前記隔離を行わせないときに、
該制御バルブを閉じるように制御する制御機構を設けて
いる。
【0035】そのため、本第3発明(請求項3)の真空
ゲートバルブによれば、より確実に前記密閉領域におけ
る内圧が増大しないようにし、かつ、より確実に窓機構
の寿命短縮及び破損の原因となる強い衝撃や衝撃波の発
生を抑制して、窓機構の機能(真空分離、光透過)を充
分に発揮させつつ、開閉動作に起因する窓機構の寿命短
縮及び破損を防止するという効果を増大させることがで
きる。
【0036】また、本第4発明(請求項4)の真空ゲー
トバルブは、バルブ機構による前記隔離及びその解除を
行う際の動作速度を制御することにより、該バルブ機構
の動作による前記窓機構の損傷を防止する制御機構を設
け、かつ、前記窓機構に隣接または近接する低真空度領
域と前記高真空度領域とを開閉自在につなぐ制御バルブ
付きの連結部材を設けている。
【0037】そのため、本第4発明(請求項4)の真空
ゲートバルブによれば、窓機構の機能(真空分離、光透
過)を充分に発揮させつつ、窓機構の寿命短縮及び損傷
を防止することができるという効果を増大させることが
できる。また、本第5発明(請求項5)の真空ゲートバ
ルブにおいては、バルブ機構及び制御バルブの動作を制
御する制御機構が、バルブ機構に隔離を行わせたときに
制御バルブを開くことにより、バルブ機構と窓機構の間
の密閉領域と高真空度領域を開通させ、かつ、バルブ機
構に隔離を行わせないときに、制御バルブを閉じるよう
に制御する。
【0038】そのため、本第5発明(請求項5)の真空
ゲートバルブによれば、窓機構の機能(真空分離、光透
過)を充分に発揮させつつ、窓機構の寿命短縮及び損傷
をより確実に防止することができる。以上、説明したよ
うに、本発明(請求項1〜5)によれば、窓機構の機能
(真空分離、光透過)を充分に発揮させつつ、窓機構の
寿命短縮及び損傷を防止することができる。また、本発
明(請求項1〜5)は、かかる効果を有するので、窓機
構(例えば、真空分離膜)の光透過機能を補助するため
の光源や光学素子の構成への影響を極力小さくすること
が可能であり、光学系を有する真空装置全体における構
成の簡略化及び低価格化を実現できる。
【0039】以下、本発明を実施例により更に詳細に説
明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではな
い。
【0040】
【実施例1】図1は、バルブ機構及び窓機構(真空分離
膜を使用)を有する本実施例の真空ゲートバルブの一部
断面構造を示したものである。本実施例の真空ゲートバ
ルブは、弁蓋1aと弁箱1bからなるバルブケーシング
1、その内部に設けられたシール2aを有する弁体(密
閉部材の一例)3、弁体3を駆動するための弁体駆動部
4と弁体駆動棒5、弁体3の開閉動作を制御する制御部
6、及び真空分離膜7を備えている。
【0041】図1はバルブ機構が閉動作を行って、弁体
3が低真空領域側のバルブ開口部を塞いだ状態(バルブ
閉状態)における真空ゲートバルブの一部断面構造を示
しており、また斜線部が断面である。図4は、一般的な
真空分離膜の保持の仕方を示している。真空分離膜は、
自立膜として単体で用いる場合と、例えばSi基板に窒
化珪素やポリイミド等を成膜し、裏面からSi基板のバ
ックエッチングを行なって、窒化珪素やポリイミド等を
自立膜となるようにした支持枠付きの自立膜として使用
する場合がある。
【0042】どちらの場合も交換時のことを考慮して、
まず真空分離膜ホルダー11に支持させ、それを真空容
器13に固定する。密閉は、シール2dによってホルダ
ー11との間を、シール2cによって真空容器13との
間を遮断することによって行う。本実施例の真空分離膜
7も同様な構成により保持してもよい。図1に示すよう
に、弁体3に対して真空分離膜7側(真空分離膜よりも
上側)に高真空度領域の真空容器8を反対側に低真空度
領域の真空容器9を配管することは、シール押し付け圧
の点から一般的である。
【0043】図1のバルブ閉状態においては、真空分離
膜7、弁体3、及びバルブケーシング1に囲まれた空間
は、シール2a、2bにより密閉された空間領域とな
る。通常、弁体のシールは、バルブ閉状態以外のときに
は、シール保護のためバルブケーシングに接触させない
よう動作させる。そのため、弁体3はバルブ開口部10
までシール2aがバルブケーシング1に接触しないよう
に駆動され、バルブ開口部10に到達した時点でシール
2aを押し付けるように動作が行われる。
【0044】弁体3の駆動速度は、従来の真空ゲートバ
ルブでは、密閉する際にその密閉されようとする空間領
域よりも広い領域を圧縮して閉じこめる(圧力を増大さ
せる)のに十分な速度である。そのため、密閉された空
間領域と高真空度領域(真空容器8の内部)の差圧は、
バルブ閉状態の際に、真空分離のために設定されている
許容差圧よりも大きくなって真空分離膜を破損させるお
それが生じる。
【0045】また、バルブ機構の閉動作速度が速すぎる
と、閉動作時に真空分離膜に対して機械的な衝撃と空間
的衝撃波が加わり、真空分離膜が破損する一因となるこ
とが考えられる。従って、従来の真空ゲートバルブで
は、実際の使用時(バルブ機構開放時)における差圧
(真空分離膜の両側の差圧)に耐えるのに必要な剛性以
上の大きさの剛性を有するさらに厚い真空分離膜を用い
なければならない。
【0046】これに対して、本実施例の真空ゲートバル
ブでは、弁体3の開閉動作を制御する制御部6を設けて
いる。本実施例の真空ゲートバルブは、制御部6を用い
ることにより、閉動作時にはゆっくりと密閉され、開動
作時には少しずつ解放されるように、弁体3の開閉速度
を制御することができる。
【0047】弁体3の開閉速度を制御するための制御部
6にかかる駆動機構としては、モータを用いたものが非
常に制御しやすく汎用的であるが、空圧を用いた場合に
も供給圧縮空気の流量を制御することにより実現でき
る。閉動作時にはゆっくりと密閉され、開動作時には少
しずつ解放されるように、弁体3の開閉速度を制御する
ことにより、真空分離膜の寿命短縮及び破損の原因とな
る強い衝撃や衝撃波の発生をなくすことができる。
【0048】また、閉動作時にゆっくりと密閉されるよ
うに、弁体の閉速度を制御すると、真空分離膜7、弁体
3及びバルブケーシング1に囲まれた空間に対して密閉
しようとする空間の余剰な量は、低真空度領域の真空容
器9側に逃げるので、バルブ開放状態における差圧(真
空分離膜の両側の差圧)とバルブ閉状態における差圧を
等しくすることができる。
【0049】従って、前記制御を行うことにより、真空
分離膜7、弁体3及びバルブケーシング1に囲まれた密
閉領域における真空度(内圧)が増大しないようにし、
かつ真空分離膜の寿命短縮及び破損の原因となる強い衝
撃や衝撃波の発生をなくすことができる。そのため、本
実施例の真空ゲートバルブは、真空分離膜の機能(真空
分離、光透過)を充分に発揮させつつ、開閉動作に起因
する真空分離膜の寿命短縮及び破損を防止することがで
きる。
【0050】
【実施例2】図2は、バルブ機構及び窓機構(真空分離
膜を使用)を有する本実施例の真空ゲートバルブの一部
断面構造を示したものである。本実施例の真空ゲートバ
ルブは、真空分離膜7に隣接または近接する低真空度領
域と高真空度領域(真空容器8の内部)とを開閉自在に
つなぐ制御バルブ(サイドバルブ15とその駆動部1
6)付きの連結部材(配管)14を設けた他は、実施例
1の真空ゲートバルブと同様の構成を有する。
【0051】図2(a)は、弁体3が閉状態の時を示
し、(b)は開状態の時を示す。閉状態の時、サイドバ
ルブ15は開いており、開状態の時、サイドバルブ15
は閉じている。すなわち、弁体3が開状態の時は、真空
分離膜7及びサイドバルブ15によって、高真空度領域
(真空容器8の内部)と低真空度領域(真空容器9の内
部)が分離される。また、弁体3が閉状態の時は、弁体
3のみにより高真空度領域と低真空度領域が分離され、
真空分離膜7、弁体3、及びバルブケーシング1により
囲まれた空間と高真空度領域は開通する。
【0052】そのため、前記空間における内圧が増大し
ないようにし(真空分離膜7の両側で差圧が発生しない
ようにし)、かつ真空分離膜7の寿命短縮及び破損の原
因となる強い衝撃や衝撃波の発生を抑制することができ
る。従って、本実施例の真空ゲートバルブによれば、真
空分離膜7の機能(真空分離、光透過)を充分に発揮さ
せつつ、開閉動作に起因する真空分離膜7の寿命短縮及
び破損を防止することができる。
【0053】
【実施例3】図3は、バルブ機構及び窓機構(真空分離
膜を使用)を有する本実施例の真空ゲートバルブの一部
断面構造を示したものである。本実施例の真空ゲートバ
ルブは、弁体3の開閉動作とサイドバルブ15の開閉動
作を同期させて制御する同期制御部17を設けた他は実
施例2の真空ゲートバルブと同様の構成を有する。
【0054】同期制御部17は、弁体3を閉状態とした
ときに、サイドバルブ15を開くことにより、真空分離
膜7、弁体3、及びバルブケーシング1により囲まれた
空間と高真空度領域を開通させ、かつ弁体3を開状態と
したときに、サイドバルブ15を閉じるように制御す
る。ここで、弁体3とサイドバルブ15の開閉動作速度
及び開口部分の開閉状態は全く同じバルブを用い、同じ
動作をさせない限り異なることは明白である。
【0055】即ち、本実施例では、弁体3の開閉動作
は、実施例1と同様の動作とし、サイドバルブ15に
は、開閉速度の比較的速い電磁弁を用いた。また、同期
のタイミングは、閉動作終了時において弁体3のシール
2aがバルブケーシング1に接触した瞬間にサイドバル
ブ15が開くようにして行った。弁体3のシール2aが
バルブケーシング1に接触した時点では、密閉されよう
とする空間の圧力は、開状態の時の圧力と等しく考える
ことができ、その後、押し付けられ密閉された時点で密
閉された空間の圧力が高くなろうとするので、この時点
でサイドバルブを開いて圧力を高真空度領域(真空容器
8の内部)に逃がすことにより、閉動作時における衝撃
波と差圧の増大を抑制することができる。
【0056】更に本実施例では、高真空度領域に逃がさ
れた圧力の高い低真空度領域(真空容器9の内部)側の
真空雰囲気が高真空度領域の真空雰囲気に対して悪影響
を極力及ぼさない様にした。具体的には、導通経路であ
る配管14として、内径6mmφの細管を用いることで
導通配管のコンダクタンスを悪くし、逃がしながらも急
速に全てが高真空度領域に送り込まれないようにした。
【0057】また、本実施例では、弁体3を閉状態とし
たときの真空分離膜7、弁体3、及びバルブケーシング
1により囲まれた空間の容積を12ccとし、かつ高真
空度領域の真空容器8の容積を30l(30000c
c)とすることにより、さらに影響が小さくなる様にし
たところ、低真空度領域と高真空度領域の差圧が10-2
Torrの場合、高真空度領域に圧力の高い真空雰囲気
を逃がしても、高真空度領域の真空度にはほとんど影響
がなかった。
【0058】また、小型の電磁弁と細管を用いたこと
は、開閉動作時の高真空度領域への影響をなくすためだ
けでなく、配置制約上の点でも良好であった。本実施例
の真空ゲートバルブによれば、真空分離膜の機能(真空
分離、光透過)を充分に発揮させつつ、真空分離膜の寿
命短縮及び損傷を防止することができるという効果をさ
らに増大させることができる。
【0059】以上、本発明にかかる真空ゲートバルブの
実施例について述べてきたが、本発明の真空ゲートバル
ブは、光導入を必要とする真空装置以外に真空分離膜を
有する圧力容器を備えた全ての装置にも適用することが
できる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明(請求項1
〜5)によれば、窓機構の機能(真空分離、光透過)を
充分に発揮させつつ、窓機構の寿命短縮及び損傷を防止
することができる。また、本発明(請求項1〜5)は、
かかる効果を有するので、窓機構(例えば、真空分離
膜)の光透過機能補助にかかる光源や光学素子の構成へ
の影響を極力小さくすることが可能であり、光学系を有
する真空装置全体における構成の簡略化及び低価格化を
実現できる。
【0061】本発明は真空分離膜を有する全ての圧力装
置に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、実施例1の真空ゲートバルブの一部断面構
造を示す図である。
【図2】は、実施例2の真空ゲートバルブの一部断面構
造を示す図である。
【図3】は、実施例3の真空ゲートバルブの一部断面構
造を示す図である。
【図4】は、一般的な真空分離膜の取り付け断面構造を
示す図である。
【図5】は、従来の真空ゲートバルブの一部断面構造を
示す図である。
【図6】は、一般的なX線顕微鏡の概略構成図である。
【図7】は、一般的なX線投影リソグラフィー装置の概
略構成図である。
【図8】は、従来の真空ゲートバルブの断面構造を示す
図である。
【図9】は、従来の真空ゲートバルブの断面構造を示す
図である。
【図10】は、従来の真空ゲートバルブの断面構造を示す
図である。
【図11】は、従来の真空ゲートバルブの断面構造を示す
図である。
【符号の説明】
1・・・バルブケーシング 1a・・・弁蓋 1b・・・弁箱 2・・・シール 2a・・・弁体シール 2b・・・真空分離膜シール 2c・・・ホルダーシール部 2d・・・膜シール部 3・・・弁体(密閉部材の一例) 4・・・弁体駆動部 5・・・弁体駆動棒 6・・・弁体制御部(制御機構の一例) 7・・・真空分離膜(窓機構の一例) 8・・・高真空度領域の真空容器 9・・・低真空度領域の真空容器 10・・・バルブ開口部(低真空度領域側) 10’・・・バルブ開口部(高真空度領域側) 11・・・真空分離膜ホルダー 12・・・真空分離膜押さえ 13・・・真空容器 14・・・配管(連結部材の一例) 15・・・サイドバルブ(制御バルブの一例) 16・・・サイドバルブ駆動部 17・・・同期制御部(制御機構の一例) 18・・・X線発生器 19・・・X線照明光学系 20・・・試料カプセル 21・・・X線拡大光学系 22・・・X線撮像装置 23・・・真空排気装置 24・・・マスク 25・・・投影光学系 26・・・ウェハ 27・・・リンク機構部 28・・・鋼球 29・・・ベローズ 以上

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、相対的に高真空度の領域と
    低真空度の領域との間の低真空側に設けられ、低真空度
    領域の真空度を低下させるか、或いは低真空度領域を大
    気に開放する際の該領域を隔離することにより、高真空
    度領域の真空度が低下するのを防止するためのバルブ機
    構と、該バルブ機構に近接して配置され、前記隔離を行
    わないときに高真空度領域と低真空度領域を分離し、か
    つ光を透過させる窓機構と、を有する真空ゲートバルブ
    において、 前記バルブ機構による前記隔離及びその解除を行う際の
    動作速度を制御することにより、該バルブ機構の動作に
    よる前記窓機構の損傷を防止する制御機構を設けたこと
    を特徴とする真空ゲートバルブ。
  2. 【請求項2】 少なくとも、相対的に高真空度の領域と
    低真空度の領域との間の低真空側に設けられ、低真空度
    領域の真空度を低下させるか、或いは低真空度領域を大
    気に開放する際の該領域を隔離することにより、高真空
    度領域の真空度が低下するのを防止するためのバルブ機
    構と、該バルブ機構に近接して配置され、前記隔離を行
    わないときに高真空度領域と低真空度領域を分離し、か
    つ光を透過させる窓機構と、を有する真空ゲートバルブ
    において、 前記窓機構に隣接または近接する低真空度領域と前記高
    真空度領域とを開閉自在につなぐ制御バルブ付きの連結
    部材を設けたことを特徴とする真空ゲートバルブ。
  3. 【請求項3】 前記バルブ機構及び前記制御バルブの動
    作を制御する機構であり、該バルブ機構に前記隔離を行
    わせたときに、該制御バルブを開くことにより、該バル
    ブ機構と前記窓機構の間の密閉領域と前記高真空度領域
    を開通させ、かつ該バルブ機構に前記隔離を行わせない
    ときに、該制御バルブを閉じるように制御する制御機構
    を設けたことを特徴とする請求項2記載の真空ゲートバ
    ルブ。
  4. 【請求項4】 少なくとも、相対的に高真空度の領域と
    低真空度の領域との間の低真空側に設けられ、低真空度
    領域の真空度を低下させるか、或いは低真空度領域を大
    気に開放する際の該領域を隔離することにより、高真空
    度領域の真空度が低下するのを防止するためのバルブ機
    構と、該バルブ機構に近接して配置され、前記隔離を行
    わないときに高真空度領域と低真空度領域を分離し、か
    つ光を透過させる窓機構と、を有する真空ゲートバルブ
    において、 前記バルブ機構による前記隔離及びその解除を行う際の
    動作速度を制御することにより、該バルブ機構の動作に
    よる前記窓機構の損傷を防止する制御機構を設け、か
    つ、前記窓機構に隣接または近接する低真空度領域と前
    記高真空度領域とを開閉自在につなぐ制御バルブ付きの
    連結部材を設けたことを特徴とする真空ゲートバルブ。
  5. 【請求項5】 前記制御機構は、前記バルブ機構及び前
    記制御バルブの動作を制御する機構であり、該バルブ機
    構に前記隔離を行わせたときに、該制御バルブを開くこ
    とにより、該バルブ機構と前記窓機構の間の密閉領域と
    前記高真空度領域を開通させ、かつ該バルブ機構に前記
    隔離を行わせないときに、該制御バルブを閉じるように
    制御することを特徴とする請求項4記載の真空ゲートバ
    ルブ。
JP8019865A 1996-02-06 1996-02-06 真空ゲートバルブ Pending JPH09210246A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010534301A (ja) * 2007-07-24 2010-11-04 バット ホールディング アーゲー 真空バルブの制御方法
KR20190137892A (ko) * 2017-04-19 2019-12-11 배트 홀딩 아게 힘 센서를 포함하는 진공 밸브
US10738895B2 (en) 2015-08-28 2020-08-11 Vat Holding Ag Vacuum valve

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KR101482815B1 (ko) * 2007-07-24 2015-01-14 배트 홀딩 아게 진공밸브를 제어 또는 조절하기 위한 방법
US10738895B2 (en) 2015-08-28 2020-08-11 Vat Holding Ag Vacuum valve
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