JPH09208742A - 熱可塑性重合体組成物 - Google Patents

熱可塑性重合体組成物

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JPH09208742A
JPH09208742A JP4216996A JP4216996A JPH09208742A JP H09208742 A JPH09208742 A JP H09208742A JP 4216996 A JP4216996 A JP 4216996A JP 4216996 A JP4216996 A JP 4216996A JP H09208742 A JPH09208742 A JP H09208742A
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JP
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acid
metal
compound
magnesium
lithium
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JP4216996A
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English (en)
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Yoichi Nakajima
洋一 中島
Takanori Saito
崇憲 齋藤
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱可塑性重合体の成形機用洗浄剤として好適
な熱可塑性重合体組成物を提供する。 【解決手段】 熱可塑性重合体に脂肪族ヒドロキシ酸の
脂肪族アルコールエステルとホウ酸とのエステル形錯体
及び特定の金属化合物を配合してなる熱可塑性重合体組
成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性重合体の成形
機用洗浄剤として好適な熱可塑性重合体組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プラスチックの成形加工において、品種
切替の際には先行品種の影響を排除するために、いくつ
かの処理がとられている。特に着色品の加工では、青
色、黒色などの濃色系のグレードから白色や自然色など
の淡色系のグレードに色替えの際に、洗浄用樹脂による
成形機内の洗浄、成形機の分解掃除などの煩雑な作業と
これに伴う生産停止を余儀なくされるのが実状である。
たとえば押出造粒成形における色替えの場合、押出機を
停止しスクリューを抜き出したのち、スクリュー及びシ
リンダー内部をブラッシングなどの方法で清浄にしたの
ち、再びスクリューを組み込むなどの作業が必要であ
る。スクリューを抜かずに樹脂を使用して先行品種を置
換する処理では、洗浄に多量の樹脂を要し、また押出機
内の複雑な構造部の汚れが除去できないために後続する
樹脂に着色が生じるなどの問題がある。
【0003】これらの問題を解消すべく洗浄用コンパウ
ンドを使用する方法が開発されている。この方法は、洗
浄用コンパウンドで押出機内の残留物を除去しやすくし
て少量の置換用樹脂の使用で品種切替を行おうとするも
のである。洗浄用コンパウンドにはステアリン酸などの
滑剤を含有させたもの、溶融粘度の高いアクリル樹脂を
使用しているものなどがあるが、前者は効果が不充分で
あり、また後者は臭気が強いことのほかに溶融粘度が高
いためダイス、ブレーカープレート、金網などを取り外
してから洗浄用コンパウンドを使用しなければならない
などの煩雑な作業を伴う欠点がある。このほか、グラス
ファイバーなどを含有する洗浄用コンパウンドは、押出
機のスクリュー及びシリンダーを磨耗させる欠点を伴
う。
【0004】一方、特公昭39−12457号公報にはアスベ
スト、粘土、炭酸カルシウム、石こう、マイカより選ば
れた固態充填剤20〜600部(重量)を含む塩素含有樹脂1
00部(重量)に対して適量の硼素錯化合物を添加するこ
とを特徴とする塩素含有樹脂を熱および光に対し安定化
する方法が、特公昭39−12458号公報にはアスベスト、
粘土、炭酸カルシウム、石こう、マイカより選ばれた固
態充填剤20〜600部(重量)を含む塩素含有樹脂100部
(重量)に対して適量の硼酸−オキシカルボン酸コンプ
レックスを添加することを特徴とする塩素含有樹脂を熱
および光に対し安定化する方法が、特開昭48−85634号
公報には充填剤含有ポリオレフィン重合体に、ビスマス
またはホウ素のリン酸塩、酸性リン酸塩もしくは亜リン
酸塩、またはリン酸、酸性リン酸もしくは亜リン酸の少
なくとも一種とビスマス酸またはホウ酸もしくはこれら
のエステル化合物との混合物、から選ばれた少なくとも
一種を添加してなるポリオレフィン重合体組成物が、特
開昭48−85634号公報には充填剤含有ポリオレフィン重
合体に、ビスマスまたはホウ素のリン酸塩、酸性リン酸
塩もしくは亜リン酸塩、またはリン酸、酸性リン酸もし
くは亜リン酸の少なくとも一種とビスマス酸またはホウ
酸もしくはこれらのエステル化合物との混合物、から選
ばれた少なくとも一種を添加してなるポリオレフィン重
合体組成物が、特開昭55−157635号公報にはポリオレフ
ィン100重量部に対し、高級脂肪酸モノグリセライドの
ホウ酸エステル0.05ないし0.4重量部、および高級脂肪
酸0.01ないし1.0重量部を配合してなる、高級脂肪酸の
金属塩とを併用しても優れた帯電防止効果が得られる帯
電防止性の改良されたポリオレフィン組成物が、特開昭
58−129030号公報には安定ハロゲン化有機化合物および
硼素含有塩またはエステルの組合せにさらに充填剤およ
び/または強化材を含有する、重合体に耐燃性を与え、
その変色を防止する難燃剤組成物が、特開昭59−126456
号公報にはポリエステル合成時にホウ素化合物、アルカ
リ金属化合物および/またはアルカリ土類金属化合物を
添加して形成された内部粒子を含有し、かつ該粒子の平
均径が3μ以下であり、実質的に10μ以上の粗大粒子が
存在せず、かつ溶液ヘーズが5%以上、溶融ポリマーの
透明度が30ppm以下であることを特徴とする繊維または
フィルム形成能を有するポリエステル組成物が、特開昭
59−219357号公報にはハロゲン含有樹脂を鉛系安定剤で
安定化するに際し、多価アルコールが少なくとも1個の
脂肪酸と少なくとも1個のホウ酸でエステル化されたホ
ウ素化合物を添加してなることを特徴とする安定化され
たハロゲン含有樹脂組成物、並びに該ハロゲン含有樹脂
組成物は必要に応じて鉛系以外の金属石けん、アルカリ
土類金属の酸化物もしくは水酸化物等を含有できること
が、開示されている。
【0005】また、特開昭60−13839号公報にはスチレ
ン-ブタジエンブロック共重合体又はスチレン-ブタジエ
ンブロック共重合体を10重量%以上含有するスチレン系
樹脂組成物に無機充填材を配合してなる樹脂−無機充填
材混合物の100重量部に対し、グリセリンモノ脂肪酸エ
ステルの硼酸エステル及び/又はグリセリンジ脂肪酸エ
ステルの硼酸エステルを0.1〜20重量部配合してなるこ
とを特徴とする無機充填材含有樹脂組成物が、特開昭60
−86143号公報には含ハロゲン系難燃剤含有スチレン系
樹脂組成物に対し、ハイドロタルサイトならびに多価ア
ルコールが、少なくとも1個の脂肪酸と少なくとも1個
のホウ酸でエステル化されたホウ素化合物を併用添加す
ることを特徴とする含ハロゲン系難燃剤含有スチレン系
樹脂組成物の安定化法が、特開昭60−86144号公報には
含ハロゲン系難燃剤含有スチレン系樹脂組成物に対し、
アルミニウムカルボン酸塩ならびに多価アルコールが、
少なくとも1個の脂肪酸と少なくとも1個のホウ酸でエ
ステル化されたホウ素化合物を併用添加することを特徴
とする含ハロゲン系難燃剤含有スチレン系樹脂組成物を
安定化する方法が、特開昭63−125542号公報にはフェノ
ール系安定剤を含有するポリオレフィン系樹脂組成物か
らなり、アルカリ金属イオンと接触する用途に用いられ
る成形品において、ポリオレフィン系樹脂組成物がさら
に3価以上の多価アルコールのモノまたはジエステルと
ホウ酸との反応生成物を含有していることを特徴とす
る、耐黄変性にすぐれた成形品が、特表平5−505416号
公報には熱可塑性合成ポリマーおよび分解デンプンを含
有する溶融物から調製可能な生分解性のフィルム、シー
トおよびファイバーを製造するのに有用なポリマーブレ
ンドにおいて、該溶融物がホウ素含有化合物およびアル
カリ土類金属水酸化物などのデンプン分解剤を含有する
ことを特徴とするポリマーブレンドが、そして特開平6
−136112号公報には A 共重合ポリカーボネートと、
B 添加剤が、(イ)pKa値が3以下であるイオウ含有酸
性化合物および/または該酸性化合物から形成される誘
導体、(ロ)リン化合物、(ハ)エポキシ化合物、(ニ)フェ
ノール系安定剤、(ホ)離型剤、(ヘ)ホウ酸エステルなど
のホウ素系化合物、(ト)炭酸カルシウム、水和アルミ
ナ、タルクなどの充填剤からなる群から選ばれる添加剤
とからなることを特徴とする共重合ポリカーボネート組
成物がそれぞれ提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特公昭39−12457
号公報、特公昭39−12458号公報、特開昭48−85634号公
報、特開昭55−157635号公報、特開昭58−129030号公
報、特開昭59−126456号公報、特開昭59−219357号公
報、特開昭60−13839号公報、特開昭60−86143号公報、
特開昭60−86144号公報、特開昭63−125542号公報、特
表平5−505416号公報及び特開平6−136112号公報に
は、熱可塑性重合体に脂肪族ヒドロキシ酸の脂肪族アル
コールエステルとホウ酸とのエステル形錯体及び特定の
金属化合物を配合してなる熱可塑性重合体組成物が、熱
可塑性重合体の成形機用洗浄剤として好適な組成物であ
ることはなんら記載も示唆もない。
【0007】本発明者らは、洗浄用コンパウンドに関す
る上述の問題点すなわち洗浄用熱可塑性重合体組成物で
洗浄したのち、少量の置換用重合体を使用することによ
り成形機内に残存する先行品種の重合体の除去を簡便な
操作で且つ短時間で達成できるような熱可塑性重合体の
成形機用洗浄剤として好適な熱可塑性重合体組成物を得
るべく鋭意研究した。
【0008】その結果、本発明者らは熱可塑性重合体に
脂肪族ヒドロキシ酸の脂肪族アルコールエステルとホウ
酸とのエステル形錯体及び特定の金属化合物を配合して
なる熱可塑性重合体組成物が、熱可塑性重合体の成形機
用洗浄剤として好適な組成物であることを見い出し、こ
の知見に基づき本発明を完成した。以上の記述から明ら
かなように、本発明の目的は熱可塑性重合体の成形機用
洗浄剤として好適な熱可塑性重合体組成物を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を有
する。熱可塑性重合体に脂肪族ヒドロキシ酸の脂肪族ア
ルコールエステルとホウ酸とのエステル形錯体(以下、
化合物Aという。)及び下記〜から選ばれた1種又
は2種以上の金属化合物(以下、化合物Bという。)を
配合してなる熱可塑性重合体組成物。 金属酸化物(ただし、金属はマグネシウム、カルシウ
ム、亜鉛若しくはアルミニウムを示す。) 金属水酸化物(ただし、金属はマグネシウム、カルシ
ウム、亜鉛若しくはアルミニウムを示す。) 炭酸金属塩(ただし、金属はリチウム、ナトリウム、
カリウム、マグネシウム、カルシウム若しくは亜鉛を示
す。) リン酸金属塩(ただし、金属はリチウム、ナトリウ
ム、カリウム、マグネシウム、カルシウム若しくは亜鉛
を示す。) ケイ酸金属塩(ただし、金属はリチウム、ナトリウ
ム、カリウム若しくはマグネシウムを示す。) ハイドロタルサイト類若しくはリチウムアルミニウム
複合水酸化物塩 脂肪酸金属塩(ただし、金属はリチウム、ナトリウ
ム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛若しく
はアルミニウムを示す。) 脂肪族ヒドロキシ酸金属塩(ただし、金属はリチウ
ム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウ
ム、亜鉛若しくはアルミニウムを示す。) 脂肪族リン酸金属塩(ただし、金属はリチウム、ナト
リウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛若
しくはアルミニウムを示す。)
【0010】本発明で用いる熱可塑性重合体としては超
低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密
度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、超高分子量ポリエチレンなどのポリエチレン、非
晶性エチレン-環状アルケン共重合体(たとえば、非晶
性エチレン-テトラシクロドデセン共重合体)、アイソ
タクティックポリプロピレン、シンジオタクティックポ
リプロピレン、ポリブテン、ポリ-4-メチルペンテン-1
などのポリオレフィン、アタクティックポリスチレン、
シンジオタクティックポリスチレン、スチレン-アクリ
ロニトリル共重合体、アクリロニトリル-ブタジエン-ス
チレン共重合体、メタクリル-ブタジエン-スチレン共重
合体、ポリアクリロニトリル、ポリアミド、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレートなど
のポリエステル、ポリアセタール、ポリカーボネート、
ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンスルフィ
ド、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、フッ素樹脂、石
油樹脂、DCPD樹脂、非晶性エチレン-プロピレンラ
ンダム共重合体、非晶性エチレン-プロピレン-非共役ジ
エン3元共重合体、低結晶性エチレン-ブテン-1ランダ
ム共重合体、低結晶性プロピレン-ブテン-1ランダム共
重合体、低結晶性エチレン-ヘキセン-1ランダム共重合
体、低結晶性エチレン-オクテン-1ランダム共重合体、
エチレン-酢酸ビニル共重合体、エチレン-エチルアクリ
レート共重合体、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポ
リクロロプレン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロ
ピレン、フッ素ゴム、スチレン-ブタジエン系ゴム、ア
クリロニトリル-ブタジエン系ゴム、スチレン-ブタジエ
ン-スチレンブロック共重合体、スチレン-イソプレン-
スチレンブロック共重合体、スチレン-エチレン-ブチレ
ン-スチレンブロック共重合体、スチレン-プロピレン-
ブチレン-スチレンブロック共重合体、エチレン-エチレ
ン-ブチレン-エチレンブロック共重合体、エチレン-プ
ロピレン-ブチレン-エチレンブロック共重合体などを例
示することができ、これら熱可塑性重合体の単独使用は
もちろんのこと、2種以上の熱可塑性重合体を混合して
用いることもできる。
【0011】本発明で用いられる化合物Aとしてはグリ
コール酸、乳酸、ヒドロアクリル酸、α-オキシ酪酸、
タルトロン酸、グリセリン酸、リンゴ酸、酒石酸、メソ
酒石酸、ブドウ酸、クエン酸、2-ヒドロキシテトラデカ
ン酸、イプロール酸、2-ヒドロキシヘキサデカン酸、ヤ
ラピノール酸、ユニペリン酸、アンブレットール酸、ア
リューリット酸、2-ヒドロキシオクタデカン酸、12-ヒ
ドロキシオクタデカン酸、18-ヒドロキシオクタデカン
酸、9,10-ジヒドロキシオクタデカン酸、リシノール
酸、カムロレン酸、フェロン酸、セレブロン酸などの脂
肪族ヒドロキシ酸と脂肪族アルコールとの部分若しくは
完全エステル(脂肪族アルコールとしてはメタノール、
エタノール、プロパノール、i-プロパノール、ブタノー
ル、s-ブタノール、t-ブタノール、ペンタノール、t-ペ
ンタノール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノー
ル、i-オクタノール、t-オクタノール、2-エチルヘキサ
ノール、ノナノール、i-ノナノール、デカノール、i-デ
カノール、ウンデカノール、ドデカノール、t-ドデカノ
ール、ペンタデカノール、ヘキサデカノール、オクタデ
カノール、エイコサノール、ドコサノール、テトラコサ
ノール、ヘキサコサノール、オクタコサノールなど)と
ホウ酸とのエステル形錯体を例示できる。特にグリセリ
ン酸脂肪族エステルとホウ酸とのエステル形錯体、酒石
酸モノ若しくはジ脂肪族エステルとホウ酸とのエステル
形錯体が好ましい。化合物Aにおけるエステル形錯体と
は、1分子以上の脂肪族ヒドロキシ酸の脂肪族アルコー
ルエステルの水酸基4個とホウ酸とが反応して生成する
ものを意味し、代表的なものとしては下記〔化1〕で示
される錯体を例示できる。これら化合物Aの単独使用は
もちろんのこと、2種以上の化合物Aを併用することも
できる。該化合物Aの配合割合は、熱可塑性重合体に対
して特に制限はないが、好ましくは1〜90重量%、さら
に好ましくは1〜20重量%である。
【0012】
【化1】
【0013】本発明で用いられる化合物Bとしては酸化
マグネシウム、酸化カルシウム、酸化亜鉛、酸化アルミ
ニウムなどの金属酸化物、水酸化マグネシウム、水酸化
カルシウム、水酸化亜鉛、水酸化アルミニウムなどの金
属水酸化物、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸マグネシウム、炭酸カ
ルシウム、炭酸亜鉛などの炭酸金属塩、リン酸リチウ
ム、リン酸ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン
酸カリウム、リン酸マグネシウム、リン酸カルシウム、
リン酸亜鉛などのリン酸金属塩、ケイ酸リチウム、ケイ
酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、ケイ酸マグネシウム、
タルクなどのケイ酸金属塩、ハイドロタルサイト類、塩
基性アルミニウム・リチウム・ヒドロキシ・カーボネー
ト・ハイドレート、塩基性アルミニウム・リチウム・ヒ
ドロキシ・サルフェート・ハイドレートなどのリチウム
アルミニウム複合水酸化物塩、
【0014】脂肪酸金属塩(たとえば酢酸、プロピオン
酸、酪酸、吉草酸、α-メチル酪酸、ヘキサン酸、ソル
ビン酸、オクタン酸、2-エチルヘキサン酸、ノナン酸、
デカン酸、カプロレイン酸、ウンデカン酸、ウンデシレ
ン酸、ラウリン酸、リンデル酸、ミリスチン酸、フィゼ
テリン酸、ミリストレイン酸、パルミチン酸、パルミト
レイン酸、ヒラゴ酸、ステアリン酸、ペトロセリン酸、
オレイン酸、エライジン酸、アスクレピン酸、バクセン
酸、リノール酸、α-エレオステアリン酸、β-エレオス
テアリン酸、プニカ酸、リノレン酸、γ-リノレン酸、
モロクチ酸、ステアリドン酸、ステアロール酸、アラキ
ン酸、ガドレイン酸、ゴンドイン酸、アラキドン酸、ベ
ヘン酸、セトレイン酸、エルカ酸、ブラシジン酸、イワ
シ酸、リグノセリン酸、セラコレイン酸、ニシン酸、セ
ロチン酸、キシメン酸、モンタン酸、メリシン酸、ルメ
クエン酸、ドデカノイル乳酸、テトラデカノイル乳酸、
ヘキサデカノイル乳酸、オクタデカノイル乳酸などの脂
肪酸のリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウ
ム、カルシウム、亜鉛若しくはアルミニウム塩、脂肪族
ヒドロキシ酸金属塩(たとえばグリコール酸、乳酸、ヒ
ドロアクリル酸、α-オキシ酪酸、タルトロン酸、グリ
セリン酸、リンゴ酸、酒石酸、メソ酒石酸、ブドウ酸、
クエン酸、2-ヒドロキシテトラデカン酸、イプロール
酸、2-ヒドロキシヘキサデカン酸、ヤラピノール酸、ユ
ニペリン酸、アンブレットール酸、アリューリット酸、
2-ヒドロキシオクタデカン酸、12-ヒドロキシオクタデ
カン酸、18-ヒドロキシオクタデカン酸、9,10-ジヒドロ
キシオクタデカン酸、リシノール酸、カムロレン酸、フ
ェロン酸、セレブロン酸などの脂肪族ヒドロキシ酸のリ
チウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシ
ウム、亜鉛若しくはアルミニウム塩)、
【0015】脂肪族リン酸金属塩(たとえば(モノ,ジ
ミックスド)メチルリン酸、(モノ,ジミックスド)エ
チルリン酸、(モノ,ジミックスド)プロピルリン酸、
(モノ,ジミックスド)ブチルリン酸、(モノ,ジミッ
クスド)ペンチルリン酸、(モノ,ジミックスド)ヘキ
シルリン酸、(モノ,ジミックスド)オクチルリン酸、
(モノ,ジミックスド)2-エチルヘキシルリン酸、(モ
ノ,ジミックスド)デシルリン酸、(モノ,ジミックス
ド)ラウリルリン酸、(モノ,ジミックスド)ミリスチ
ルリン酸、(モノ,ジミックスド)パルミチルリン酸、
(モノ,ジミックスド)ステアリルリン酸、(モノ,ジ
ミックスド)オレイルリン酸、(モノ,ジミックスド)
リノールリン酸、(モノ,ジミックスド)リノリルリン
酸、(モノ,ジミックスド)ドコシルリン酸、(モノ,
ジミックスド)エルシルリン酸、(モノ,ジミックス
ド)テトラコシルリン酸、(モノ,ジミックスド)ヘキ
サコシルリン酸、(モノ,ジミックスド)オクタコシル
リン酸などの脂肪族リン酸のリチウム、ナトリウム、カ
リウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛若しくはアル
ミニウム塩)などを例示でき、上述の〜から選ばれ
る金属塩としては正塩はもちろんのこと、各種の酸性塩
若しくは塩基性塩を包含する。特に酸化マグネシウム、
酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウ
ム、リン酸ナトリウム、リン酸カルシウム、ケイ酸ナト
リウム、酢酸ナトリウム、乳酸ナトリウム若しくは乳酸
カルシウムが好ましい。これら化合物Bの単独使用はも
ちろんのこと、2種以上の化合物Bを併用することもで
きる。該化合物Bの配合割合は、熱可塑性重合体に対し
て特に制限はないが、好ましくは0.01〜50重量%、さら
に好ましくは0.01〜10重量%である。
【0016】本発明の組成物にあっては、通常熱可塑性
重合体に添加される各種の添加剤たとえばフェノール
系、チオエーテル系、リン系などの酸化防止剤、熱安定
剤(ただし、化合物Bを除く。)、光安定剤、重金属不
活性化剤(銅害防止剤)、透明化剤、造核剤、滑剤(た
だし、化合物Bを除く。)、帯電防止剤(ただし、化合
物Aを除く。)、防曇剤(ただし、化合物Aを除
く。)、可塑剤、アンチブロッキング剤、無滴剤、過酸
化物の如きラジカル発生剤、難燃剤(ただし、化合物B
を除く。)、難燃助剤、顔料、ハロゲン捕捉剤(ただ
し、化合物Bを除く。)、分散剤(ただし、化合物Bを
除く。)、中和剤(ただし、化合物Bを除く。)、有機
系や無機系の抗菌剤、無機充填剤(たとえばマイカ、ク
レー、ゼオライト、カオリン、ベントナイト、パーライ
ト、ケイソウ土、アスベスト、二酸化ケイ素、二酸化チ
タン、硫化亜鉛、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、ケ
イ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ガラス繊維、チ
タン酸カリウム、炭素繊維、カーボンブラック、グラフ
ァイト及び金属繊維など)、カップリング剤(たとえば
シラン系、チタネート系、ボロン系、アルミネート系、
ジルコアルミネート系など)の如き表面処理剤で表面処
理された前記無機充填剤又は有機充填剤(たとえば木
粉、パルプ、故紙、合成繊維、天然繊維など)を本発明
の目的を損なわない範囲で併用することができる。とり
わけ無機充填剤を併用すると本発明組成物の洗浄効果が
相乗的に向上するので併用することが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の組成物は、たとえば本発
明で用いる粉末状、ビーズ状、フレーク状、ペレット状
などの熱可塑性重合体に前記の化合物A及び化合物B並
びに通常熱可塑性重合体に添加される前述の各種添加剤
のそれぞれ所定量を通常の混合装置たとえばヘンシェル
ミキサー(商品名)、スーパーミキサー、リボンブレン
ダー、バンバリミキサーなどを用いて混合し、通常の単
軸押出機、多軸押出機、加圧ニーダー、ブラベンダー又
はロールなどで、溶融混練温度50℃〜400℃、好ましく
は100℃〜350℃で溶融混練ペレタイズすることにより得
ることができる。ペレタイズのためのストランドのカッ
トは水中カット、空中カットのいずれでもよい。得られ
た組成物はそのままの状態で若しくはマスターバッチと
して他の熱可塑性重合体で希釈して、射出成形機、押出
成形機、ブロー成形機などの各種熱可塑性重合体の成形
機の洗浄に供される。
【0018】
【実施例】以下、実施例及び比較例によって本発明を具
体的に説明するが、本発明はこれによって限定されるも
のではない。なお、実施例及び比較例で用いた評価方法
は次の方法によった。 洗浄試験:35トン射出成形機を使用して着色した先行重
合体を300g供給し射出する。次に洗浄用熱可塑性重合体
組成物100gを供給し、さらに置換用重合体を供給し射出
成形を繰り返し、置換用重合体が消色するまで続ける。
消費した置換用重合体量(置換用重合体所要量)、並び
に洗浄用熱可塑性重合体組成物を供給し始めてから先行
重合体によって汚染された置換用重合体が消色するまで
の時間(消色所要時間)を計測する。洗浄効果の優れる
ものとは置換用重合体所要量及び消色所要時間の少ない
ものをいう。
【0019】実施例1〜16、比較例1〜6 熱可塑性重合体としてポリエチレン(メルトインデック
ス(JIS K7210:190℃、荷重21.18N;以下、MI
と略記する。)1.5g/10分の高密度ポリエチレンホモポ
リマー)に、化合物Aとしてグリセリン酸ステアリルと
ホウ酸とのエステル形錯体、酒石酸モノラウリルとホウ
酸とのエステル形錯体、酒石酸ジベヘニルとホウ酸との
エステル形錯体又は9,10-ジヒドロキシオクタデカン酸
メチルとホウ酸とのエステル形錯体、化合物Bとして酸
化マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸リチウム、
リン酸リチウム、ケイ酸リチウム、ハイドロタルサイ
ト、塩基性アルミニウム・リチウム・ヒドロキシ・カー
ボネート・ハイドレート、酢酸リチウム、グリコール酸
リチウム又は(モノ,ジミックスド)メチルリン酸リチ
ウム及び他の添加剤のそれぞれ所定量を後述の表1、2
に記載した配合割合でヘンシェルミキサー(商品名)に
入れ、回転数500rpmで3分間攪拌混合したのち、口径65
mmの二軸押出機でシリンダー温度230℃、ダイス温度220
℃の条件にて溶融混練処理してストランドを押出し、水
槽中で冷却し、ペレタイザーでカットしてペレット化し
て乳白色でペレット状の熱可塑性重合体組成物を得た。
また比較例2〜6としてポリエチレン(MI1.5g/10分
の高密度ポリエチレンホモポリマー)に後述の表2に記
載の添加剤のそれぞれ所定量を配合し、実施例1〜16に
準拠して溶融混練処理してペレット状の熱可塑性重合体
組成物を得た。
【0020】得られた熱可塑性重合体組成物を洗浄剤と
して用いて、先行重合体としてアクリロニトリル-ブタ
ジエン-スチレン共重合体(メルトフローインデックス
(JIS K7210:220℃、荷重98.07N;以下、MF
Iと略記する。)1.1g/10分の旭化成工業(株)製ス
タイラック 200)にカーボンブラック1重量%を配合し
た重合体組成物(以下、ABS樹脂と略記する。)で汚
染された射出成形機の洗浄試験を行った。射出成形機の
シリンダー温度230℃で熱可塑性重合体組成物を供給し
て洗浄したのち、置換用重合体としてポリプロピレン
(メルトフローレート(JIS K7210:230℃、荷重2
1.18N;以下、MFRと略記する。)5.0g/10分のポリ
プロピレンホモポリマー)で置換して前記の試験方法に
より洗浄試験の評価を行った。ただし、比較例1は熱可
塑性重合体組成物を使用せずに置換用重合体のみで洗浄
試験を行った。これらの結果を表1、2に示した。
【0021】実施例17〜32、比較例7〜12 熱可塑性重合体としてポリプロピレン(MFR5.0g/10
分のポリプロピレンホモポリマー)に、化合物Aとして
グリセリン酸ステアリルとホウ酸とのエステル形錯体、
酒石酸モノラウリルとホウ酸とのエステル形錯体、酒石
酸ジベヘニルとホウ酸とのエステル形錯体又は9,10-ジ
ヒドロキシオクタデカン酸メチルとホウ酸とのエステル
形錯体、化合物Bとして酸化カルシウム、水酸化カルシ
ウム、炭酸ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、ケイ
酸ナトリウム、ハイドロタルサイト、塩基性アルミニウ
ム・リチウム・ヒドロキシ・カーボネート・ハイドレー
ト、酢酸ナトリウム、乳酸ナトリウム又は(モノ,ジミ
ックスド)エチルリン酸ナトリウム及び他の添加剤のそ
れぞれ所定量を後述の表3、4に記載した配合割合でヘ
ンシェルミキサー(商品名)に入れ、回転数500rpmで3
分間攪拌混合したのち、口径65mmの二軸押出機でシリン
ダー温度220℃、ダイス温度210℃の条件にて溶融混練処
理してストランドを押出し、水槽中で冷却し、ペレタイ
ザーでカットしてペレット化して乳白色でペレット状の
熱可塑性重合体組成物を得た。また比較例8〜12として
ポリプロピレン(MFR5.0g/10分のポリプロピレンホ
モポリマー)に後述の表4に記載の添加剤のそれぞれ所
定量を配合し、実施例17〜32に準拠して溶融混練処理し
てペレット状の熱可塑性重合体組成物を得た。
【0022】得られた熱可塑性重合体組成物を洗浄剤と
して用いて、先行重合体としてABS樹脂で汚染された
射出成形機の洗浄試験を行った。射出成形機のシリンダ
ー温度230℃で熱可塑性重合体組成物を供給して洗浄し
たのち、置換用重合体としてポリプロピレン(MFR5.
0g/10分のポリプロピレンホモポリマー)で置換して前
記の試験方法により洗浄試験の評価を行った。ただし、
比較例7は熱可塑性重合体組成物を使用せずに置換用重
合体のみで洗浄試験を行った。これらの結果を表3、4
に示した。
【0023】実施例33〜48、比較例13〜18 熱可塑性重合体としてポリスチレン(メルトフローイン
デックス(JISK7210:200℃、荷重49.03N;以
下、MFIと略記する。)1.5g/10分の旭化成工業
(株)製スタイロン 600)に、化合物Aとしてグリセリ
ン酸ステアリルとホウ酸とのエステル形錯体、酒石酸モ
ノラウリルとホウ酸とのエステル形錯体、酒石酸ジベヘ
ニルとホウ酸とのエステル形錯体又は9,10-ジヒドロキ
シオクタデカン酸メチルとホウ酸とのエステル形錯体、
化合物Bとして酸化亜鉛、水酸化亜鉛、炭酸水素ナトリ
ウム、リン酸カリウム、ケイ酸カリウム、ハイドロタル
サイト、塩基性アルミニウム・リチウム・ヒドロキシ・
カーボネート・ハイドレート、2-エチルヘキサン酸カリ
ウム、クエン酸カリウム又は(モノ,ジミックスド)プ
ロピルリン酸カリウム及び他の添加剤のそれぞれ所定量
を後述の表5、6に記載した配合割合でヘンシェルミキ
サー(商品名)に入れ、回転数500rpmで3分間攪拌混合
したのち、口径65mmの二軸押出機でシリンダー温度220
℃、ダイス温度220℃の条件にて溶融混練処理してスト
ランドを押出し、水槽中で冷却し、ペレタイザーでカッ
トしてペレット化して乳白色でペレット状の熱可塑性重
合体組成物を得た。また比較例14〜18としてポリスチレ
ン(MFI1.5g/10分の旭化成(株)製、商品名スタ
イロン 600)に後述の表6に記載の添加剤のそれぞれ所
定量を配合し、実施例33〜48に準拠して溶融混練処理し
てペレット状の熱可塑性重合体組成物を得た。
【0024】得られた熱可塑性重合体組成物を洗浄剤と
して用いて、先行重合体としてABS樹脂で汚染された
射出成形機の洗浄試験を行った。射出成形機のシリンダ
ー温度230℃で熱可塑性重合体組成物を供給して洗浄し
たのち、置換用重合体としてポリスチレン(MFI1.
5g/10分の旭化成(株)製、商品名スタイロン 600)で
置換して前記の試験方法により洗浄試験の評価を行っ
た。ただし、比較例13は熱可塑性重合体組成物を使用せ
ずに置換用重合体のみで洗浄試験を行った。これらの結
果を表5、6に示した。
【0025】実施例49〜64、比較例19〜24 熱可塑性重合体としてポリ塩化ビニル(平均重合度80
0)に、化合物Aとしてグリセリン酸ステアリルとホウ
酸とのエステル形錯体、酒石酸モノラウリルとホウ酸と
のエステル形錯体、酒石酸ジベヘニルとホウ酸とのエス
テル形錯体又は9,10-ジヒドロキシオクタデカン酸メチ
ルとホウ酸とのエステル形錯体、化合物Bとして酸化ア
ルミニウム、水酸化アルミニウム、炭酸カリウム、リン
酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、ハイドロタルサ
イト、塩基性アルミニウム・リチウム・ヒドロキシ・カ
ーボネート・ハイドレート、ラウリン酸マグネシウム、
塩基性12-ヒドロキシオクタデカン酸マグネシウム又は
(モノ,ジミックスド)ブチルリン酸マグネシウム及び
他の添加剤のそれぞれ所定量を後述の表7、8に記載し
た配合割合でヘンシェルミキサー(商品名)に入れ、回
転数500rpmで3分間攪拌混合したのち、口径65mmの二軸
押出機でシリンダー温度180℃、ダイス温度170℃の条件
にて溶融混練処理してストランドを押出し、水槽中で冷
却し、ペレタイザーでカットしてペレット化して乳白色
でペレット状の熱可塑性重合体組成物を得た。また比較
例20〜24としてポリ塩化ビニル(平均重合度800)に後
述の表8に記載の添加剤のそれぞれ所定量を配合し、実
施例49〜64に準拠して溶融混練処理してペレット状の熱
可塑性重合体組成物を得た。
【0026】得られた熱可塑性重合体組成物を洗浄剤と
して用いて、先行重合体としてポリ塩化ビニル(平均重
合度800)にステアリン酸カルシウム1重量%、ステア
リン酸亜鉛1重量%、ステアリン酸1重量%及びカーボ
ンブラック1重量%を配合したポリ塩化ビニルコンパウ
ンド(以下、PVC樹脂と略記する。)で汚染された射
出成形機の洗浄試験を行った。射出成形機のシリンダー
温度180℃で熱可塑性重合体組成物を供給して洗浄した
のち、置換用重合体としてエチレン-酢酸ビニル共重合
体(MI1.5g/10分の東ソー(株)製、商品名ウルトラ
セン 631)で置換して前記の試験方法により洗浄試験の
評価を行った。ただし、比較例19は熱可塑性重合体組成
物を使用せずに置換用重合体のみで洗浄試験を行った。
これらの結果を表7、8に示した。
【0027】実施例65〜80、比較例25〜30 熱可塑性重合体としてエチレン-酢酸ビニル共重合体
(MI1.5g/10分の東ソー(株)製、商品名ウルトラセ
ン 631)に、化合物Aとしてグリセリン酸ステアリルと
ホウ酸とのエステル形錯体、酒石酸モノラウリルとホウ
酸とのエステル形錯体、酒石酸ジベヘニルとホウ酸との
エステル形錯体又は9,10-ジヒドロキシオクタデカン酸
メチルとホウ酸とのエステル形錯体、化合物Bとして酸
化マグネシウム、水酸化マグネシウム、塩基性炭酸マグ
ネシウム、リン酸カルシウム、タルク、ハイドロタルサ
イト、塩基性アルミニウム・リチウム・ヒドロキシ・カ
ーボネート・ハイドレート、ステアリン酸カルシウム、
乳酸カルシウム又は(モノ,ジミックスド)2-エチルヘ
キシルリン酸カルシウム及び他の添加剤のそれぞれ所定
量を後述の表9、10に記載した配合割合でヘンシェル
ミキサー(商品名)に入れ、回転数500rpmで3分間攪拌
混合したのち、口径65mmの二軸押出機でシリンダー温度
190℃、ダイス温度180℃の条件にて溶融混練処理してス
トランドを押出し、水槽中で冷却し、ペレタイザーでカ
ットしてペレット化して乳白色でペレット状の熱可塑性
重合体組成物を得た。また比較例26〜30としてエチレン
-酢酸ビニル共重合体(MI1.5g/10分の東ソー(株)
製、商品名ウルトラセン 631)に後述の表10に記載の
添加剤のそれぞれ所定量を配合し、実施例65〜80に準拠
して溶融混練処理してペレット状の熱可塑性重合体組成
物を得た。
【0028】得られた熱可塑性重合体組成物を洗浄剤と
して用いて、先行重合体としてPVC樹脂で汚染された
射出成形機の洗浄試験を行った。射出成形機のシリンダ
ー温度180℃で熱可塑性重合体組成物を供給して洗浄し
たのち、置換用重合体としてエチレン-酢酸ビニル共重
合体(MI1.5g/10分の東ソー(株製、商品名ウルトラ
セン 631)で置換して前記の試験方法により洗浄試験の
評価を行った。ただし、比較例25は熱可塑性重合体組成
物を使用せずに置換用重合体のみで洗浄試験を行った。
これらの結果を表9、10に示した。
【0029】実施例81〜96、比較例31〜36 熱可塑性重合体としてアクリロニトリル-ブタジエン-ス
チレン共重合体(MFI1.1g/10分の旭化成工業
(株)製、商品名スタイラック 200)に、化合物Aとし
てグリセリン酸ステアリルとホウ酸とのエステル形錯
体、酒石酸モノラウリルとホウ酸とのエステル形錯体、
酒石酸ジベヘニルとホウ酸とのエステル形錯体又は9,10
-ジヒドロキシオクタデカン酸メチルとホウ酸とのエス
テル形錯体、化合物Bとして酸化カルシウム、水酸化カ
ルシウム、炭酸カルシウム、リン酸亜鉛、ケイ酸ナトリ
ウム、ハイドロタルサイト、塩基性アルミニウム・リチ
ウム・ヒドロキシ・カーボネート・ハイドレート、オク
タデカノイル乳酸亜鉛、酒石酸亜鉛又は(モノ,ジミッ
クスド)ステアリルリン酸亜鉛及び他の添加剤のそれぞ
れ所定量を後述の表11、12に記載した配合割合でヘ
ンシェルミキサー(商品名)に入れ、回転数500rpmで3
分間攪拌混合したのち、口径65mmの二軸押出機でシリン
ダー温度230℃、ダイス温度220℃の条件にて溶融混練処
理してストランドを押出し、水槽中で冷却し、ペレタイ
ザーでカットしてペレット化して乳白色でペレット状の
熱可塑性重合体組成物を得た。また比較例32〜36として
アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合体(MF
I1.1g/10分の旭化成工業(株)製、商品名スタイラ
ック 200)に後述の表12に記載の添加剤のそれぞれ所
定量を配合し、実施例81〜96に準拠して溶融混練処理し
てペレット状の熱可塑性重合体組成物を得た。
【0030】得られた熱可塑性重合体組成物を洗浄剤と
して用いて、先行重合体としてABS樹脂で汚染された
射出成形機の洗浄試験を行った。射出成形機のシリンダ
ー温度230℃で熱可塑性重合体組成物を供給して洗浄し
たのち、置換用重合体としてポリスチレン(MFI1.
5g/10分の旭化成(株)製、商品名スタイロン 600)で
置換して前記の試験方法により洗浄試験の評価を行っ
た。ただし、比較例31は熱可塑性重合体組成物を使用せ
ずに置換用重合体のみで洗浄試験を行った。これらの結
果を表11、12に示した。
【0031】実施例97〜112、比較例37〜42 熱可塑性重合体として非晶性エチレン-プロピレンラン
ダム共重合体(EPM:プロピレン含有量25重量%;ム
ーニー粘度ML1+4(100℃)30)に、化合物Aとして
グリセリン酸ステアリルとホウ酸とのエステル形錯体、
酒石酸モノラウリルとホウ酸とのエステル形錯体、酒石
酸ジベヘニルとホウ酸とのエステル形錯体又は9,10-ジ
ヒドロキシオクタデカン酸メチルとホウ酸とのエステル
形錯体、化合物Bとして酸化亜鉛、水酸化アルミニウ
ム、炭酸亜鉛、リン酸水素二ナトリウム、タルク、ハイ
ドロタルサイト、塩基性アルミニウム・リチウム・ヒド
ロキシ・カーボネート・ハイドレート、モンタン酸アル
ミニウム、クエン酸アルミニウム又は(モノ,ジミック
スド)オクタコシルリン酸アルミニウム及び他の添加剤
のそれぞれ所定量を後述の表13、14に記載した配合
割合でヘンシェルミキサー(商品名)に入れ、回転数50
0rpmで3分間攪拌混合したのち、口径65mmの二軸押出機
でシリンダー温度230℃、ダイス温度220℃の条件にて溶
融混練処理してストランドを押出し、水槽中で冷却し、
ペレタイザーでカットしてペレット化して乳白色でペレ
ット状の熱可塑性重合体組成物を得た。また比較例38〜
42として非晶性エチレン-プロピレンランダム共重合体
(EPM:プロピレン含有量25重量%;ムーニー粘度M
L1+4(100℃)30)に後述の表14に記載の添加剤の
それぞれ所定量を配合し、実施例97〜112に準拠して溶
融混練処理してペレット状の熱可塑性重合体組成物を得
た。
【0032】得られた熱可塑性重合体組成物を洗浄剤と
して用いて、先行重合体としてABS樹脂で汚染された
射出成形機の洗浄試験を行った。射出成形機のシリンダ
ー温度230℃で熱可塑性重合体組成物を供給して洗浄し
たのち、置換用重合体としてポリプロピレン(MFR5.
0g/10分のポリプロピレンホモポリマー)で置換して前
記の試験方法により洗浄試験の評価を行った。ただし、
比較例37は熱可塑性重合体組成物を使用せずに置換用重
合体のみで洗浄試験を行った。これらの結果を表13、
14に示した。
【0033】表1〜表14に示される本発明にかかわる
化合物及び添加剤は下記の通りである。 化合物A[1]:グリセリン酸ステアリルとホウ酸との
エステル形錯体 化合物A[2]:酒石酸モノラウリルとホウ酸とのエス
テル形錯体 化合物A[3]:酒石酸ジベヘニルとホウ酸とのエステ
ル形錯体 化合物A[4]:9,10-ジヒドロキシオクタデカン酸メ
チルとホウ酸とのエステル形錯体 化合物B[1]:酸化マグネシウム 化合物B[2]:酸化カルシウム 化合物B[3]:酸化亜鉛 化合物B[4]:酸化アルミニウム 化合物B[5]:水酸化マグネシウム 化合物B[6]:水酸化カルシウム 化合物B[7]:水酸化亜鉛 化合物B[8]:水酸化アルミニウム 化合物B[9]:炭酸リチウム 化合物B[10]:炭酸ナトリウム 化合物B[11]:炭酸水素ナトリウム 化合物B[12]:炭酸カリウム 化合物B[13]:塩基性炭酸マグネシウム 化合物B[14]:炭酸カルシウム 化合物B[15]:炭酸亜鉛 化合物B[16]:リン酸リチウム 化合物B[17]:リン酸水素二ナトリウム 化合物B[18]:リン酸カリウム 化合物B[19]:リン酸マグネシウム 化合物B[20]:リン酸カルシウム 化合物B[21]:リン酸亜鉛 化合物B[22]:ケイ酸リチウム 化合物B[23]:ケイ酸ナトリウム 化合物B[24]:ケイ酸カリウム 化合物B[25]:ケイ酸マグネシウム 化合物B[26]:タルク 化合物B[27]:ハイドロタルサイト(塩基性マグネシ
ウム・アルミニウム・ヒドロキシ・カーボネート・ハイ
ドレート:Mg4.5Al2(OH)13CO3・3.5H2O)[協和
化学工業(株)製、商品名DHT−4A] 化合物B[28]:塩基性アルミニウム・リチウム・ヒド
ロキシ・カーボネート・ハイドレート(Al4Li2(OH)
12CO3・1.6H2O)[水澤化学工業(株)製、商品名M
IZUKALAC]
【0034】化合物B[29]:酢酸リチウム 化合物B[30]:酢酸ナトリウム 化合物B[31]:2-エチルヘキサン酸カリウム 化合物B[32]:ラウリン酸マグネシウム 化合物B[33]:ステアリン酸カルシウム 化合物B[34]:オクタデカノイル乳酸亜鉛 化合物B[35]:モンタン酸アルミニウム 化合物B[36]:グリコール酸リチウム 化合物B[37]:乳酸ナトリウム 化合物B[38]:クエン酸カリウム 化合物B[39]:塩基性12-ヒドロキシオクタデカン酸
マグネシウム(0.44MgO・(C17H34(OH)COO)2Mg) 化合物B[40]:乳酸カルシウム 化合物B[41]:酒石酸亜鉛 化合物B[42]:クエン酸アルミニウム 化合物B[43]:(モノ,ジミックスド)メチルリン酸
リチウム 化合物B[44]:(モノ,ジミックスド)エチルリン酸
ナトリウム 化合物B[45]:(モノ,ジミックスド)プロピルリン
酸カリウム 化合物B[46]:(モノ,ジミックスド)ブチルリン酸
マグネシウム 化合物B[47]:(モノ,ジミックスド)2-エチルヘキ
シルリン酸カルシウム 化合物B[48]:(モノ,ジミックスド)ステアリルリ
ン酸亜鉛 化合物B[49]:(モノ,ジミックスド)オクタコシル
リン酸アルミニウム フェノール系酸化防止剤:テトラキス[メチレン-3-
(3',5'-ジ-t-ブチル-4'-ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート]メタン リン系酸化防止剤:ビス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)-
ペンタエリスリトール-ジフォスファイト H−St:ステアリン酸 PEWAX:ポリエチレンワックス(数平均分子量1,50
0) TPCB:トリス(2-フェニルシクロヘキシル)ボレー
【0035】
【化2】 GMSB:グリセリルモノステアートとホウ酸とのトリ
エステル
【0036】
【化3】 TBC:酒石酸とホウ酸とのエステル形錯体
【0037】
【化4】
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】
【表4】
【0042】
【表5】
【0043】
【表6】
【0044】
【表7】
【0045】
【表8】
【0046】
【表9】
【0047】
【表10】
【0048】
【表11】
【0049】
【表12】
【0050】
【表13】
【0051】
【表14】
【0052】表1、2に記載の実施例及び比較例は、熱
可塑性重合体としてポリエチレンを用いた場合である。
表1からわかるように、実施例1〜16は本発明にかかわ
る化合物A及び化合物Bを配合したものであり、実施例
1〜16と比較例1(実施例1〜16において熱可塑性重合
体組成物を使用せずに置換用重合体のみで洗浄試験を行
ったもの)とをくらべてみると、実施例1〜16は洗浄効
果が著しく優れていることがわかる。化合物Aを単独に
配合した比較例2と実施例1〜16をくらべてみると、比
較例2の洗浄効果はある程度改善はされるもののいまだ
充分満足できるものではなく実施例1〜16が著しく優れ
ていることがわかる。また、化合物Bを単独に配合した
比較例3と実施例1〜16をくらべてみると、比較例3の
洗浄効果は比較例1よりも改善はされるものの実施例1
〜16が著しく優れていることがわかる。さらに、実施例
1〜16において化合物Aをシクロヘキサノール類のホウ
酸トリエステル、ポリオールの脂肪酸部分エステルとホ
ウ酸とのトリエステル若しくは酒石酸とホウ酸とのエス
テル形錯体にそれぞれ替えた比較例4〜6と実施例1〜
16をくらべてみると、比較例4〜6の洗浄効果は比較例
1よりも改善はされるもののいまだ充分満足できるもの
ではなく実施例1〜16が著しく優れていることがわか
る。
【0053】従って、本発明にかかわる化合物A及び化
合物Bの2成分の配合を同時に満たさない各比較例は、
本発明の効果を奏さないことが明らかである。すなわ
ち、本発明で得られる洗浄効果は、本発明において化合
物A及び化合物Bを併用したときにはじめてみられる特
有の効果であるといえる。
【0054】表3〜表14は、熱可塑性重合体としてそ
れぞれポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、エチレン-酢酸ビニル共重合体、アクリロニトリル-
ブタジエン-スチレン共重合体又は非晶性エチレン-プロ
ピレンランダム共重合体を用いたものであり、これらに
ついても上述と同様の効果が確認された。
【0055】
【発明の効果】本発明により提供される熱可塑性重合体
組成物を使用することにより、熱可塑性重合体加工にお
けるグレード切替の際の成形機のクリーニングに極めて
効果的な方法が実現した。すなわち、本発明の組成物を
少量用いることにより、成形機の洗浄を後から供給する
重合体による置換だけで行う場合にくらべて著しくその
消費量を小さくすることができる。射出成形機を例にと
ると、後続重合体のみによる色替えにくらべて本発明の
組成物を併用すれば、置換用重合体の所要量を1/8以
下にすることができ、また色替え所要時間も1/6以下
に短縮することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/52 KCB C08K 5/52 KCB 5/55 KCE 5/55 KCE C08L 101/00 C08L 101/00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性重合体に脂肪族ヒドロキシ酸の
    脂肪族アルコールエステルとホウ酸とのエステル形錯体
    及び下記〜から選ばれた1種又は2種以上の金属化
    合物を配合してなる熱可塑性重合体組成物。 金属酸化物(ただし、金属はマグネシウム、カルシウ
    ム、亜鉛若しくはアルミニウムを示す。) 金属水酸化物(ただし、金属はマグネシウム、カルシ
    ウム、亜鉛若しくはアルミニウムを示す。) 炭酸金属塩(ただし、金属はリチウム、ナトリウム、
    カリウム、マグネシウム、カルシウム若しくは亜鉛を示
    す。) リン酸金属塩(ただし、金属はリチウム、ナトリウ
    ム、カリウム、マグネシウム、カルシウム若しくは亜鉛
    を示す。) ケイ酸金属塩(ただし、金属はリチウム、ナトリウ
    ム、カリウム若しくはマグネシウムを示す。) ハイドロタルサイト類若しくはリチウムアルミニウム
    複合水酸化物塩 脂肪酸金属塩(ただし、金属はリチウム、ナトリウ
    ム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛若しく
    はアルミニウムを示す。) 脂肪族ヒドロキシ酸金属塩(ただし、金属はリチウ
    ム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウ
    ム、亜鉛若しくはアルミニウムを示す。) 脂肪族リン酸金属塩(ただし、金属はリチウム、ナト
    リウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛若
    しくはアルミニウムを示す。)
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