JPH09208430A - 口唇用組成物 - Google Patents

口唇用組成物

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JPH09208430A
JPH09208430A JP3879296A JP3879296A JPH09208430A JP H09208430 A JPH09208430 A JP H09208430A JP 3879296 A JP3879296 A JP 3879296A JP 3879296 A JP3879296 A JP 3879296A JP H09208430 A JPH09208430 A JP H09208430A
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JP
Japan
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polyisobutene
liquid lanolin
composition
weight
lips
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JP3879296A
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Hiroshi Ishikawa
石川  浩
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 艶、着き、伸びに優れしかも基剤臭の低いグ
ロスタイプの口唇用組成物を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 10〜60重量%の液状ラノリンと、1
0〜50重量%のポリイソブテンを配合し、かつ液状ラ
ノリンとポリイソブテンの合計が70重量%であること
を特徴とする口唇用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は口唇用組成物に関
し、特に艶、着き、伸び等の使用性に優れ、基剤臭の改
善された口唇用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】口唇用組成物にはスティック状、練紅
状、クリーム状、液状等のものがあり、配合される色材
量、基剤等により形状とは関係なく、口紅、ルージュ、
リップクリーム、グロス等と呼ばれる。使用方法につい
てもそれぞれの組成物を単独で使用するほか、いずれか
の組成物を下地として塗布し、その後、他の組成物を塗
布する場合がある。特に、艶に特徴を有する組成物は最
後に塗布するのが一般的である。
【0003】最近の口唇用組成物に対する市場の要求
は、艶のないマットタイプと呼ばれるものから、艶がよ
り求められるグロスタイプと呼ばれるものまで大きく広
がってきている。さらに近年では、グロスと呼ばれる練
り紅状の組成物が提供されるが、グロスはグロスタイプ
の口紅よりより艶が高く、着色剤を全く含まないか、含
んでも極微量であり、又はパール剤のみを含み光沢を出
すものである。これらの口唇用組成物のうち、マットタ
イプと呼ばれるものは主として粒径の大きな粉末を配合
することでその使用感、仕上がりの満足できる製品を得
ることができる。
【0004】一方、グロスタイプの口紅及びグロスの艶
は、従来種々の油分の配合により演出してきた。例え
ば、艶を増す成分として最も一般的には液状のヒマシ油
が用いられている。ヒマシ油は高粘度の油分であり、配
合量を増やすことにより艶を演出することが可能であ
る。しかしながら、艶を出すために多量のヒマシ油を配
合すると、油分特有のべたつきが顕在化したり、適当な
硬度を保持することができず、その結果多量の固形油分
を配合する必要が生じ、液状油分と固形油分の比率が変
わり、伸び、着き等の使用性に影響を与える。また、ヒ
マシ油には特有の匂いがあり、これをカバーするために
多量の香料を配合する必要があった。
【0005】また、ヒマシ油に代えてヒマシ油よりも低
粘度である液状ラノリンを配合することもある。液状ラ
ノリンはヒマシ油と比較して匂いが少ない点では優れて
いるが、十分な艶を得るためには多量の配合を要し、こ
の結果べたつきが生じてしまい、使用感が悪い。さら
に、ポリイソブテンはヒマシ油よりも粘度が高く少量で
艶がでるが、粘度が高いがために塗布時の伸びが悪くな
るという欠点を有している。
【0006】
【発明の解決しようとする課題】したがって、これらの
油分を単純に配合しただけではグロスタイプの口紅グロ
スの艶を十分に引き出すことはできなかった。本発明は
前記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、その目
的は、艶、着き、伸び、共に優れ、しかも基剤臭の低い
グロスタイプの口唇用組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、従来艶を演出す
る油分として用いられていた液状ラノリンと、ポリイソ
ブテンを組み合わせて配合することによりきわめて高い
艶を有し、着き、伸び等の使用性に優れ、しかも基剤臭
の低い口唇用組成物が得られることを見出し、本発明を
完成するに至った。
【0008】すなわち、本発明の請求項1に記載の口唇
用組成物は、10〜60重量%の液状ラノリンと、10
〜50重量%のポリイソブテンを配合し、かつ液状ラノ
リンとポリイソブテンの合計が70重量%であることを
特徴とする。また、請求項2に記載の口唇用組成物は、
請求項1に記載の口唇用組成物において、ポリイソブテ
ンの分子量が800〜1200であることを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本発明におけるポリイソブテンは、平均分子量が
800〜1200のものが好ましく、特に800〜10
00のものが好ましい。これより分子量が低いものでは
高粘度油分にならず、艶を増すことができない。平均分
子量がこれより高くなると使用性の点で重く、伸びの悪
いものとなり満足できる使用性を得ることはできない。
しかるに上記のポリイソブテンを用いると、艶を増しな
がら、良好な使用性を示す口唇用組成物が得られる。
【0010】本発明のポリイソブテンの含有量は10〜
50重量%の範囲で含有させることができ、通常20〜
40重量%の範囲で含有させるのが好ましい。10重量
%未満では、液状ラノリンのべたつきを押さえることは
できず、一方、50重量%を越える量配合すると、ポリ
イソブテンの伸びの悪さが顕在化してしまい、好ましく
ない。
【0011】また、本発明における液状ラノリンはほぼ
2500cps以下のものが使用される。通常のラノリ
ン(ペースト状半固体)では使用性が重くなってしまっ
て良好な口唇用組成物が得られない。液状ラノリンとし
ては水素添加物又はアルキレンオキサイド付加物を使用
しても良い。本発明の液状ラノリンの含有量は10〜6
0重量%の範囲で含有させることができ、通常20〜5
0重量%の範囲で含有させるのが好ましい。10重量%
未満では、ポリイソブテンの伸びの悪さを改善すること
ができず、一方、60重量%を越える量配合すると、液
状ラノリンのべたつき等が顕在化してしまい、好ましく
ない。
【0012】本発明の口唇用組成物の製造は当該口唇用
組成物中に上記必須成分をそれぞれの好適な配合量で含
有させる以外は常法にしたがい行われる。すなわち、例
えば、スティック状の口唇用組成物を例にとると、上記
量の液状ラノリン、ポリイソブテンと油脂類、ワック
ス、ロウ等の油性基剤を加熱溶融し、これに必要に応じ
た色素、香料、薬剤成分等の任意成分を加え均一となる
まで混合し、容器に充填して冷却固化させることにより
製造される。
【0013】本発明の口唇用組成物には、上記必須成分
の他各種油性基剤を配合することが可能である。具体的
に使用される油性基剤としては、カルナバロウ、キャン
デリラロウ、ライスロウ、モクロウ、ミツロウ、セレシ
ンワックス、マイクロクリスタリンワックス、パラフィ
ンワックス、硬化牛脂、硬化ヒマシ油、硬化ホホバ油、
半固形〜固型ラノリン、ワセリン等の固体ないし固形油
性基剤、流動パラフィン、スクワラン、オリーブ油、ヒ
マシ油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、シリコーン
油、合成エステル油等の液状油性基剤が挙げられる。ま
た、その他の任意成分としては何ら制約されるものはな
く、その典型的なものとしては、無機顔料、有機顔料、
パール剤、染料、酸化防止剤、消炎剤、ビタミン類等の
薬効成分、防腐剤、紫外線防止剤、紫外線遮蔽剤等が挙
げられる。
【0014】本発明の口唇用組成物は、固形のスティッ
ク状、半固形の練紅状として用いることが可能である。
また、本発明の口唇用組成物は、着色顔料を配合した口
紅として直接口唇に塗布される他、口紅を塗布した上に
さらにオーバーコートとして塗布することも可能であ
る。このようにオーバーコートとして塗布した場合、例
えば本来艶を持たないマットタイプの口紅等を塗布した
口唇にも艶を与えることが可能である。
【0015】
【実施例】以下、本発明の具体例を挙げて本発明をさら
に詳細に説明する。なお、本発明はこれに限定されるも
のではない。また、配合量は特に示さない限り重量%で
示す。まず、本発明者らは、十分な艶を得、しかも使用
性に優れた口紅を得るべく、従来より用いられる液状ラ
ノリン、ヒマシ油、ポリイソブテンの配合及び組合せに
ついて検討を行った。なお各口紅の評価は専門パネラー
10名による実使用テストにより官能評価を行った。評
価結果を下記の記号により示した。 ◎:8〜10名が良好と判定した ○:6〜7名が良好と判定した △:4〜5名が良好と判定した ×:0〜3名が良好と判定した
【0016】
【表1】 試 験 例 1 2 3 4 5 6 ポリエチレンワックス 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 セレシンワックス 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 カルナバロウ 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0ク゛リセリルトリ 2エチルヘキサノエート 36.0 36.0 36.0 36.0 36.0 36.0 液状ラノリン 40.0 − − 20.0 − 20.0 ヒマシ油 − 40.0 − 20.0 20.0 − ポリイソブテン − − 40.0 − 20.0 20.0 顔料 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 香料 適量 適量 適量 適量 適量 適量 艶 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 着き △ ○ ○ ○ ○ ○ 伸び ○ ○ △ ○ ○ ○ 基剤臭 ○ △ ○ △ △ ○ なお、ポリイソブテンは分子量1000のものを用いて
いる。
【0017】表1の結果より明らかなように、口紅に艶
を与える油分として代表的な液状ラノリン、ヒマシ油、
ポリイソブテンを単独で配合した場合には、各油分の欠
点が顕在化してしまう。そこで、これらの油分を組み合
わせて用いることを検討したところ、ヒマシ油と、液状
ラノリン、若しくはポリイソブテンを組み合わせて配合
した場合には、使用性の点は改善されるものの、ヒマシ
油独特の匂いは改善されない。一方、液状ラノリンとポ
リイソブテンを組み合わせて配合した場合には、使用性
の改善がなされ、しかも基剤臭の少ない口紅を得ること
ができた。次に、本発明者らは液状ラノリンの配合量に
ついて検討を行った。
【0018】
【表2】 試 験 例 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 ホ゜リエチレンワックス 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0セレシンワックス 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0カルナハ゛ロウ 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0ク゛リセリルトリ 2エチルヘキサノエート 60.0 55.0 50.0 45.0 35.0 25.0 15.0 10.0 5.0 0.0 液状ラノリン 5.0 10.0 15.0 20.0 30.0 40.0 50.0 55.0 60.0 65.0ホ゜リイソフ゛テン 13.0 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 顔料 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 香料 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 艶 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 着き ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ △ 伸び △ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ 基剤臭 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ なお、ポリイソブテンは分子量1000のものを用いて
いる。
【0019】表2より明らかなように、液状ラノリンが
10重量%未満ではポリイソブテンの影響で伸びが悪く
なってしまい満足できる使用感が得られない。また、液
状ラノリンを60重量%を越える量配合すると、液状ラ
ノリンの影響で、着きが悪く、べたつきを生じてしま
う。したがって、液状ラノリンの配合量は10〜60重
量%、特に20〜50重量%配合することが好適であ
る。
【0020】さらに、ポリイソブテンの配合量について
検討を行った。
【表3】 試 験 例 17 18 19 20 21 22 23 24 25 ポリエチレンワックス 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 セレシンワックス 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 カルナバロウ 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0ク゛リセリルトリ 2エチルヘキサノエート 51.0 46.0 41.0 36.0 31.0 26.0 21.0 16.0 11.0 液状ラノリン 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 ポリイソブテン 5.0 10.0 15.0 20.0 30.0 40.0 45.0 50.0 55.0 顔料 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 香料 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 艶 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 着き △ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ 伸び ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ○ △ 基剤臭 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ なお、ポリイソブテンは分子量1000のものを用いて
いる。
【0021】表3の結果より明らかなように、ポリイソ
ブテンの配合量が10重量%未満であると、液状ラノリ
ンの影響が大きく着きが悪く、べたつきを生じてしま
う。また、ポリイソブテンの配合量が50重量%を越え
ると、ポリイソブテンの伸びの悪さが顕在化してしま
う。したがって、ポリイソブテンの配合量が10〜50
重量%、特に20〜40重量%であることが好ましい。
次に、液状ラノリンとポリイソブテンの合計配合量につ
いて検討を行った。
【0022】
【表4】 試 験 例 26 27 28 29 30 31 32 33 34 ホ゜リエチレンワックス 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 セレシンワックス 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0ク゛リセリルトリ 2エチルヘキサノエート 65.0 55.0 45.0 35.0 25.0 20.0 15.0 10.0 5.0 液状ラノリン 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 32.5 35.0 37.5 40.0 ポリイソブテン 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 32.5 35.0 37.5 40.0 顔料 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 香料 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 液状ラノリン+ホ゜リイソフ゛テン 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 65.0 70.0 75.0 80.0 艶 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 着き ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ 伸び ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ○ ○ △ 基剤臭 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
【0023】上記結果より明らかなように、液状ラノリ
ン、及びポリイソブテンが各好適な配合量の範囲にあっ
ても、合計量が70重量%を越えると、液状油分と固形
油分の比率が変化し、着き、伸び等の使用性が低下する
場合がある。したがって、液状ラノリンとポリイソブテ
ンの合計配合量が70重量%以下であることが好適であ
る。次に、本発明者らはポリイソブテンの分子量につい
て検討を行った。
【0024】
【表5】 試 験 例 35 36 37 38 39 ポリエチレンワックス 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 セレシンワックス 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 カルナバロウ 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 ク゛リセリルトリ 2エチルヘキサノエート 16.0 16.0 16.0 16.0 16.0 液状ラノリン 30.0 30.0 30.0 30.0 30.0 ポリイソブテン 30.0 30.0 30.0 30.0 30.0 顔料 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 香料 適量 適量 適量 適量 適量 分子量 750 800 1000 1200 1250 艶 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 着き △ ◎ ◎ ◎ ○ 伸び ○ ◎ ◎ ○ △ 基剤臭 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
【0025】上記結果より明らかなように、分子量が8
00未満では十分な艶を得ることができない。一方、分
子量が1200以上となると、ポリイソブテンの粘度が
高くなり、伸びが悪くなってしまう。したがって、ポリ
イソブテンの分子量が800〜1200、特に800〜
1000であることが好ましい。
【0026】以下、本発明のより具体的な配合例を示
す。なお、本発明はこれらの配合に限定されるものでは
ない。また、配合量は特に示さない限り重量%で示す。
【0027】配合例1 スティック状口紅 ポリエチレンワックス 5.0重量% セレシンワックス 5.0 カルナバロウ 10.0 グリセロールトリ2エチルヘキサノエート 20.3 液状ラノリン 30.0 ポリイソブテン(分子量1000) 20.0 赤色酸化鉄 1.0 黄色酸化鉄 1.0 赤色202号 0.2 赤色204号 5.5 香料 適 量 ──────────────────────────────────── 合計:100.0重量%
【0028】配合例2 スティック状口紅 ポリエチレンワックス 5.0重量% セレシンワックス 5.0 カルナバロウ 10.0 マカデミアナッツ油 7.0 グリセロールトリ2エチルヘキサノエート 15.3 液状ラノリン 25.0 ポリイソブテン(分子量1200) 25.0 赤色酸化鉄 1.0 黄色酸化鉄 1.0 赤色202号 0.2 赤色204号 5.5 香料 適 量 ──────────────────────────────────── 合計:100.0重量%
【0029】配合例3 練紅状口紅 ポリエチレンワックス 5.0重量% セレシンワックス 5.0 カルナバロウ 2.0 グリセロールトリ2エチルヘキサノエート 22.6 液状ラノリン 20.0 ポリイソブテン (分子量1000) 40.0 白色パール剤 3.0 黄色パール剤 2.0 赤色202号 0.1 赤色204号 0.3 香料 適 量 ──────────────────────────────────── 合計:100.0重量%
【0030】配合例4 練紅状口紅 ポリエチレンワックス 5.0重量% セレシンワックス 5.0 カルナバロウ 2.0 グリセロールトリ2エチルヘキサノエート 8.0 パルミチン酸2−エチルヘキシル 5.0 液状ラノリン 20.0 ポリイソブテン (分子量800) 45.0 白色パール剤 5.0 黄色パール剤 5.0 ──────────────────────────────────── 合計:100.0重量%
【0031】配合例5 練紅状口紅 ポリエチレンワックス 5.0重量% セレシンワックス 5.0 カルナバロウ 3.0 ホホバ油 7.0 グリセロールトリ2エチルヘキサノエート 15.0 液状ラノリン 20.0 ポリイソブテン (分子量1000) 45.0 香料 適 量 ──────────────────────────────────── 合計:100.0重量%
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の口唇用組
成物によれば、塗布後の艶に優れ、しかも、着き、伸び
がよく、基剤臭も感じさせないという、優れた口唇用組
成物を得ることが可能である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】10〜60重量%の液状ラノリンと、10
    〜50重量%のポリイソブテンとを配合し、かつ、液状
    ラノリンとポリイソブテンの合計が70重量%未満であ
    ることを特徴とする口唇用組成物。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の口唇用組成物において、
    ポリイソブテンの平均分子量が800〜1200である
    ことを特徴とする口唇用組成物。
JP3879296A 1996-01-31 1996-01-31 口唇用組成物 Withdrawn JPH09208430A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007320871A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Mandom Corp ヘアケア用組成物
WO2008105492A1 (ja) * 2007-03-01 2008-09-04 Shiseido Company Ltd. 水系唇用下地化粧料および化粧方法

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