JPH09208261A - ガラスセラミック複合体およびそれを用いたフラットパッケージ型圧電部品 - Google Patents
ガラスセラミック複合体およびそれを用いたフラットパッケージ型圧電部品Info
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Abstract
部品において、水晶片の封止時や半田リフロー時の熱に
よる共振特性の変動を小さくする。 【解決手段】 熱膨張係数が100〜200×10-7/
℃の結晶化ガラス中にフォルステライトを40〜60重
量%含むガラス−セラミック複合体を用いてパッケージ
50を構成し、水晶片2を支持部材なしで直接パッケー
ジ50の電極パッド部80にろう付けする。 【効果】 本発明のガラス−セラミック複合体を用いた
フラットパッケージに水晶片を組み込み、封止後か熱処
理しても、その共振特性の変動が従来のパッケージと比
較して大幅に抑えられる。
Description
略一致した熱膨張係数を有するガラス−セラミック複合
体および信頼性の高い水晶振動子やSAW共振子等の圧
電部品用の面実装用フラットパッケージに関するもので
ある。
して使用する場合、図4に示すようにアルミナを主材料
とするペース部材1に水晶片2を固着したのちアルミナ
を主材とするキャップ部材3をかぶせ、低融点のガラス
封止部4で気密封止して使用している。封止されたパッ
ケージ5は回路基板上に半田リフロー法等で実装され
る。パッケージを封止する際や、回路基板に実装する際
には、パッケージは加熱されるが、パッケージ5と水晶
片2の熱膨張率が異なるため、加熱冷却後に水晶片2に
応力歪が発生する。そのため水晶片2の共振周波数が変
動し、目的とする周波数特性が得られない。その対策と
して、例えば「ELECTRONICS UPDAT
E」(1990年代4号P.83〜P88)に述べられ
ている前記図4の構造のようにベース部材1に水晶片2
をバネ性サポータ6を介して固着したのち気密封止して
使用している。
710号公報に述べられているように、水晶片2の電極
リード部7を水晶片2の同じ端部に導き、水晶片2を直
接ベース部材1上にサポータを介さずに電極パッド部8
に固着する方法も提案されている。
水晶振動子では、パッケージ5と水晶片2の熱膨張率が
ことなる(例えば、アルミナの熱膨張係数は70〜80
×10-7/℃、水晶(Zロング)は139×10-7/
℃)ので、加熱冷却後に、応力歪が発生し水晶振動子の
共振周波数が変動し、目的とする周波数特性が得られな
い。
2をばね性のサポータ6を介してパッケージ5に接続す
る場合、製造コストが高くなる、またパッケージ5が厚
くなる等の問題がある。
ミナ(Al2 O3 )は焼結温度が1500〜1600℃
であり、パッケージ5内部の配線導体を同時焼成する場
合、導体としてタングステン(W)、モリブデン(M
o)等の高融点金属を使用する必要がある。これら高融
点金属は電気伝導率が低くまた半田付け出来ないので、
ニッケル(Ni)メッキ、および金(Au)メッキを施
す必要がある。そのため製造時に、工数、コストとも多
大なものとなっている。
決し、水晶板等圧電部品の熱膨張係数に近いパッケージ
材料を提供することを目的として提案されたもので、結
晶化ガラス中にフォルステライトを40〜60重量%含
むガラス−セラミック複合体であることを特徴とする。
また、前記ガラスの組成(重量%)は酸化物基準で、S
iO2 が70〜85、P2 O5 が1〜10、MgOが0
〜5、R2 O(但しRはLi,Kから選ばれる1首位上
とする)が、8〜20、Na2 Oが0〜2であることを
特徴とする。また、前記ガラスの他の組成(重量%)は
酸化物基準で、SiO2 が40〜55、Al2 O3 が2
0〜30、P2 O5 が1〜20、BaOが0〜5、X2
O(但しXはNa,Kから選ばれる1種類以上とする)
が5〜10であることを特徴とする。また、前記ガラス
みおいてPが結晶核を形成していること、平均粒径が
0.1〜3μmのガラスおよびフォルステイラトの微粉
末を混合してなることなどを特徴とする。また、前記組
成のガラス−セラミック複合体を用いたパッケージであ
ることを特徴とする。さらに、フラットパッケージ型圧
電部品としては、電極リード部を配した水晶片と、前記
水晶片に電気的かつ機械的に接続される一対の電極パッ
ド部を有するベース部材と、キャップ部材とを備え、前
記ベース部材およびキャップ部材が請求項1,4,5,
2または3に記載のガラス−セラミック複合体を用いて
形成されたことを特徴とする。
体は結晶化ガラス中にフォルステイラト(2MgO・S
iO2 )を40〜60重量%分散させた形態を有するこ
とを特徴とし、前記結晶化ガラス自体は熱膨張係数(ま
たは熱膨張率)が100〜200×10-7/℃程度のも
のが好適し、下記に示すような酸化物基準でのガラス組
成のものが選定される。かかるガラス−セラミック複合
体はガラスとフォルステライトの相互効果により熱膨張
係数が水晶板等圧電部品の熱膨張係数と同一であるか、
またはこれに近い値になるので、この材料でパッケージ
を構成することにより、水晶板等圧電部品をサポート部
材を介さずに直接装着でき、しかも共振周波数の変動を
制御できるという特徴がある。
特性について11の実施例の結果を表1に示す。なお、
表1にはガラス自体の熱膨張係数も示す。
ルステライト(2MgO・SiO2)の粉末を湿式ボー
ルミルで粉砕混合して平均粒径が0.1〜3μmとなる
ように微粉末化し、乾燥、らいかい後粉末成形プレスを
行い、十気雰囲気中に800℃〜1000℃1〜2時間
で焼成した後直方体に切断し、熱膨張係数、抗折強度を
測定した。それらの結果は表1に示すとおりである。ま
た、特に実施例1と実施例9の組成のものについて温度
に対する伸びを従来のものと比較して図2に示した。本
発明のものは、ほぼ水晶と同様の伸びを示し、従来のも
のより大幅に改良されていることが確認できた。
の結晶化ガラス(ガラス自体の熱膨張係数は110〜1
60×10-7/℃程度のもの)に対しフォルステイライ
トが40〜60重量%混合されており、またガラス組成
は重量%でSiO2 が75〜85、P2 O5 が1〜1
0、MgOが0〜5、R2 O(但しRはLi,Kから選
ばれる1種類以上とする)が、8〜20、Na2 Oが0
〜2である第1群のガラス−セラミック複合体として区
分できる。このガラス−セラミック複合体は熱膨張係数
が略100〜140×10-7/℃であり、水晶(Zロン
グ)の139×10-7/℃よりは小さいがかなり近い値
であって、従来のアルミナ(熱膨張係数=70〜80×
10-7/℃)に比べて格段に改良されている。また、ガ
ラスの結晶化と成分材料の微粉化により抗折強度もほと
んどの組成のものが2500〜4500kg/cm2 と
大きく、パッケージ材料として好適する。
カ−アルミナ−ソーダ系の結晶化ガラス(ガラス自体の
熱膨張係数は170〜200×10-7/℃)程度のもの
に40〜60重量%のフォルステライトを混合したもの
で、ガラス組成は重量%でSiO2 が40〜55、Al
2 O3 が20〜30、P2 O5 が1〜20、BaOが0
〜5、X2 O(但しXはNa,Kから選ばれる1種類以
上とする)が5〜10である第2群のガラス−セラミッ
ク複合体として区分できる。このシリカ−アルミナ−ソ
ーダ系ガラスは前記リチウム系ガラスに比べて焼結温度
が低く熱膨張係数が大きいという特徴がある。このガラ
ス−セラミック複合体は熱膨張係数が135〜144×
10-7/℃であって水晶(Zロング)の139×10-7
/℃と略一致するという従来にない優れた材料である。
また、ガラスの結晶化と微粉末化により抗折強度もほと
んどのものが2500〜3100kg/cm2 であり、
パッケージ材料として好適である。
記のように水晶と略同一か、またはこれに近い熱膨張係
数を有するにもかかわらず、従来のアルミナに近い抗折
強度を有するという特徴がある。これはガラス組成の選
定、フォルステライトの混合、P2 O5 の使用などによ
るものである。ガラス成分中に適量のP2 O5 を含むこ
とにより、焼結過程を経てP2 O5 が核となってガラス
成分が結晶化し強度が向上するものである。このため本
発明ではP2 O5 は必須成分である。また、本発明にお
いてガラス成分に対しフォルステライトを40〜60重
量%の範囲を逸脱して混合すると焼結の段階でガラス中
に気孔が生じ、充分な抗折強度が得られないといった不
具合が生じる。
0重量%を越えると分相して安定なガラスが得られない
し、1重量%より少ないと結晶化が不十分となる。ま
た、絶縁抵抗の耐湿性を向上するためにはNa2 Oは少
ない方がよく、2重量%以下が望ましい。また、MgO
はガラスに溶融性を持たせる成分で多すぎるとガラスの
結晶化が抑制されるとなる不具合が生じるので5重量%
以下が望ましい。SiO2 ,LiO,K2 Oなどはガラ
スの骨格となる成分であり、熱膨張係数、溶融性、ガラ
スの結晶化などを考慮して組成を選定する必要がある。
実験結果によるとSiO2 は75〜85重量%が望まし
く、この範囲より多いと必要な熱膨張係数が得られない
し、少ないと溶融性に乏しくなるという不具合が生じ
る。また、R2 O(R=Li,Kなど)は8〜20重量
%が望ましく、この範囲より多いとガラス熱膨張係数が
下がり、少ないと溶融性に乏しくなるという不具合が生
じる。
l2 O3 ,X2 Oはガラスの骨格となる成分であり、い
ずれも前記の組成範囲が望ましい。この範囲を越える
と、結晶化が進行しない、溶融性に乏しくなる、必要な
熱膨張係数が得られないといった不具合が生じる。Ba
Oは溶融性を付与する成分であり、0〜5重量%が望ま
しい。この範囲より多いとガラスの結晶化が進行しない
といった不具合が生じる。P2 O5 は結晶核を形成する
成分であり、第2群の組成では1〜20重量%が望まし
い。20重量%を越えると分相し安定なガラスが得られ
ない。下限値は1重量%であり、これより少ないとガラ
スの結晶化が不十分となり必要な強度が得られない。以
上のように第1群および第2群に記載された組成範囲を
逸脱すると、水晶と略同一もしくはこれに近い熱膨張係
数を有し、かつ実用上充分な強度と耐湿性をあわせもつ
ガラス−セラミック複合体を実現することが著しく困難
になる。
を用いたフラットパッケージについて説明する。表1に
示す実施例1および実施例9に示す原料粉末を使用し
て、以下に述べる製造工程に従って従来と同等な構造の
パッケージを作成した。 (a)前記材料とバインダー、溶剤を混合し、スラリー
を製造してドクターブレード法により厚さ100〜30
0μmのグリーンシートを作成する。 (b)前記グリーンシートにスルーホールを形成し、A
g/Pdペーストをスクリーン印刷し、スルーホールを
充填するとともに内部導体部を形成する。 (c)別のグリーンシートにAg/Pdペーストをスク
リーン印刷し、外部取り出し電極部を形成する。 (d)別のグリーンシートに水晶振動子のキャビティ用
の穴を打ち抜く。 (e)前記(b)〜(d)のグリーンシートを積層し、
80℃で200〜400kg/cm2 の圧力でプレスす
る。 (f)前記積層体を脱バインダーし、800〜1000
℃で焼成する。 (g)焼成された積層体を切断し、図1に示すパッケー
ジのベース部材1を得る。 (h)ベース部材1と同じ混合粉末を用いてパッケージ
のキャップ部材を粉末プレスにより形成し、800℃〜
1000℃で焼成しキャップ部材3を得る。 (i)前記ベース部材1に予め低融点のガラス封止部4
を形成しておき、図1に示す構成で前記ベース部材1上
の電極パッド部80と水晶片2の電極リード部7を導電
性接着剤で固着した後、前記キャップ部材3で封止し、
水晶振動子用パッケージ50を完成する。
温度依存性を従来品と比較して調査した。水晶振動子を
40個作成し、まず温室にてそれぞれの共振周波数(f
0)をスペクトラムアナライザーで測定した。次に核1
0個をそれぞれ、100℃,200℃,300℃,40
0℃で約30分加熱処理し、室温まで冷却し、熱処理後
の共振周波数(f(T))を測定し、式1に従い△f/
f0を求めた。
4に示すアルミナを主材とする従来タイプのパッケージ
で封止された水晶振動子の結果も合わせて示した。これ
によれば、熱処理による共振周波数の変動は従来タイプ
に比較し実施例1の組成のもので約1/10に抑えら
れ、また実施例9の組成のものでは約1/15にさらに
抑えられていることが分かる。
用して、前記と同様の手順に従い、水晶振動子用パッケ
ージを試作し水晶片を組み込んで完成したフラットパッ
ケージ型水晶振動子の共振周波数の熱処理温度依存性を
従来品と比較して調査したところ図3に示す実施例1ま
たは実施例9とほぼ同様な結果が得られた(図示は省略
する)。
た電子部品ならどのようなものにでも適用できることは
いうまでもない。
ッケージの熱膨張率が整合するため、パッケージに封止
時および封止後の熱処理においても水晶振動子等の周波
数特性が変動しにくくなり、また、抗折強度が向上する
ため衝撃や曲げの力に対して強くなり、さらに、耐湿性
に優れるため信頼性の高い表面実装型圧電部品を得るこ
とが出来る。また、熱処理と気の応力歪を吸収するため
のばね性のサポート部材が不要になるのでパッケージの
薄型化、低コスト化が図れる。また、従来のアルミナ性
のパッケージにくらべ本発明のガラス−セラミック複合
体を用いたパッケージは焼結温度が格段に低いため、製
造コストを低減できるほか、外部電極にタングステン、
モリブデンなどの高融点金属を使用してニッケル、金メ
ッキなどをする必要もなく低コスト化が図れる。
複合体の用いたフラットパッケージ型水晶振動子の分解
斜視図
複合体の温度変化による伸びを従来材料と比較して示す
図
複合体を用いたフラットパッケージ型水晶振動子の共振
周波数の温度特性を従来品と比較して示す図
動子の分解斜視図
晶振動子の分解斜視図
Claims (6)
- 【請求項1】結晶化ガラス中にフォルステライトを40
〜60重量%含むガラス−セラミック複合体。 - 【請求項2】ガラスは重量%でSiO2 が70〜85、
P2 O5 が1〜10、MgOが0〜5、R2 O(但しR
はLi,Kから選ばれる1種類以上とする)が、8〜2
0、Na2 Oが0〜2の組成物からなることを特徴とす
る請求項1に記載のガラス−セラミック複合体。 - 【請求項3】ガラスは重量%表示でSiO2 が40〜5
5、Al2 O3 が20〜30、P2O5 が1〜20、B
aOが0〜5、X2 O(但しXはNa,Kから選ばれる
1種類以上とする)が5〜10の組成物からなることを
特徴とする請求項1に記載のガラス−セラミック複合
体。 - 【請求項4】Pが結晶核を形成していることを特徴とす
る請求項2または請求項3に記載のガラス−セラミック
複合体。 - 【請求項5】平均粒径が0.1〜3μmのガラスおよび
フォルステイライトの微粉末を混合してなることを特徴
とする請求項1に記載のガラス−セラミック複合体。 - 【請求項6】電極リード部を配した水晶片と、前記水晶
片に電気的かつ機械的に接続される一対に電極パッド部
を有するベース部材と、キャップ部材とを備え、前記ベ
ース部材およびキャップ部材が結晶化ガラス中にフォル
ステライトを40〜60重量%含むガラス−セラミック
複合体を用いて形成されたことを特徴とするフラットパ
ッケージ型圧電部品。
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