JPH09206533A - バグフィルタの異常監視方法 - Google Patents
バグフィルタの異常監視方法Info
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- JPH09206533A JPH09206533A JP1528696A JP1528696A JPH09206533A JP H09206533 A JPH09206533 A JP H09206533A JP 1528696 A JP1528696 A JP 1528696A JP 1528696 A JP1528696 A JP 1528696A JP H09206533 A JPH09206533 A JP H09206533A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 title claims description 12
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- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 24
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 24
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】バグフィルタの運転中に、異常が発生したフィ
ルタを特定しつつ、フィルタに異常が発生したことを検
出する。 【解決手段】バグフィルタ1のフィルタ5に付着堆積し
た粉塵は、エア噴射制御弁14及び脱塵制御部17の制
御により、1回の脱塵操作で特定の噴射パイプ13のみ
からエアを噴射することにより払い落とされる。このエ
ア噴射直後にバグフィルタ1の出口側で排ガス中の粉塵
濃度を検出し、この検出値が所定範囲内にあるか否かを
判断して該検出値が所定範囲内にない場合に、脱塵制御
部17からの出力信号に基づいてエア噴射されたフィル
タ5を特定するとともに、特定したフィルタ5に異常が
あったことを知らせる。
ルタを特定しつつ、フィルタに異常が発生したことを検
出する。 【解決手段】バグフィルタ1のフィルタ5に付着堆積し
た粉塵は、エア噴射制御弁14及び脱塵制御部17の制
御により、1回の脱塵操作で特定の噴射パイプ13のみ
からエアを噴射することにより払い落とされる。このエ
ア噴射直後にバグフィルタ1の出口側で排ガス中の粉塵
濃度を検出し、この検出値が所定範囲内にあるか否かを
判断して該検出値が所定範囲内にない場合に、脱塵制御
部17からの出力信号に基づいてエア噴射されたフィル
タ5を特定するとともに、特定したフィルタ5に異常が
あったことを知らせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶内を通過するガ
ス中に含まれる粉塵を捕捉する複数のフィルタを有する
バグフィルタにおいて、フィルタに異常が発生したか否
かを監視するバグフィルタの異常監視方法に関する。
ス中に含まれる粉塵を捕捉する複数のフィルタを有する
バグフィルタにおいて、フィルタに異常が発生したか否
かを監視するバグフィルタの異常監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば鋳造工場等から排出される多量の
粉塵を捕捉するために、バグフィルタが用いられてい
る。このバグフィルタは、吸込口及び吐出口を有する缶
内に複数のフィルタが配設されたもので、吸込口から吸
い込まれた排ガスが缶内を通過する間に、複数のフィル
タで排ガス中の粉塵を捕捉し、粉塵捕捉後の清浄となっ
た排ガスを吐出口から吐出する。
粉塵を捕捉するために、バグフィルタが用いられてい
る。このバグフィルタは、吸込口及び吐出口を有する缶
内に複数のフィルタが配設されたもので、吸込口から吸
い込まれた排ガスが缶内を通過する間に、複数のフィル
タで排ガス中の粉塵を捕捉し、粉塵捕捉後の清浄となっ
た排ガスを吐出口から吐出する。
【0003】このようなバグフィルタにおいては、フィ
ルタに付着堆積した粉塵を払い落とすために、一定の時
間周期で一定のパルス幅のエアを噴射するエアパルス方
式の脱塵装置が用いられている。このエアパルス方式の
脱塵装置は、一般に、エア供給手段と、エア供給手段か
ら供給されるエアをフィルタに向けて噴射する噴射パイ
プと、噴射パイプからのエアが一定の時間周期で、一定
幅のエアパルスとなるように制御する制御弁とを備えて
いる。
ルタに付着堆積した粉塵を払い落とすために、一定の時
間周期で一定のパルス幅のエアを噴射するエアパルス方
式の脱塵装置が用いられている。このエアパルス方式の
脱塵装置は、一般に、エア供給手段と、エア供給手段か
ら供給されるエアをフィルタに向けて噴射する噴射パイ
プと、噴射パイプからのエアが一定の時間周期で、一定
幅のエアパルスとなるように制御する制御弁とを備えて
いる。
【0004】例えば、特開平5−49828号公報に
は、粉塵の堆積量に応じた適正な時間周期及びパルス幅
でエアーパルスを噴射して脱塵する装置が開示されてい
る。
は、粉塵の堆積量に応じた適正な時間周期及びパルス幅
でエアーパルスを噴射して脱塵する装置が開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のバグ
フィルタにおいては、フィルタ出口側で排ガス中の粉塵
濃度を検出することにより、フィルタの破損を監視して
いた。しかし、この方法では、フィルタ異常を検出した
としても、バグフィルタの運転を停止した後、バグフィ
ルタ内の全てのフィルタについて破損の有無を調査しな
ければならず、大型のバグフィルタになるほど破損した
フィルタの特定に膨大な時間が必要となっていた。
フィルタにおいては、フィルタ出口側で排ガス中の粉塵
濃度を検出することにより、フィルタの破損を監視して
いた。しかし、この方法では、フィルタ異常を検出した
としても、バグフィルタの運転を停止した後、バグフィ
ルタ内の全てのフィルタについて破損の有無を調査しな
ければならず、大型のバグフィルタになるほど破損した
フィルタの特定に膨大な時間が必要となっていた。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、バグフィルタの運転中に、異常が発生したフィル
タを特定しつつ、フィルタに異常が発生したことを検出
することのできるバグフィルタの異常監視方法を提供す
ることを解決すべき技術課題とするものである。
あり、バグフィルタの運転中に、異常が発生したフィル
タを特定しつつ、フィルタに異常が発生したことを検出
することのできるバグフィルタの異常監視方法を提供す
ることを解決すべき技術課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のバグフィルタの異常監視方法は、缶内を通過するガ
ス中に含まれる粉塵を捕捉する複数のフィルタを有する
とともに、各該フィルタにエアをそれぞれ噴射可能な複
数の噴射パイプと各該噴射パイプからのエア噴射を制御
する制御手段とをもつ脱塵装置を備えたバグフィルタの
異常監視方法であって、上記制御手段の制御により1回
の脱塵操作で特定の噴射パイプのみからエアを噴射して
このエア噴射直後に上記バグフィルタの出口側で排ガス
中の粉塵濃度を検出し、この検出値が所定範囲内にある
か否かを判断して該検出値が所定範囲内にない場合に、
上記制御手段からの出力信号に基づいてエア噴射された
フィルタを特定するとともに、特定したフィルタに異常
があったことを知らせることを特徴とする。
明のバグフィルタの異常監視方法は、缶内を通過するガ
ス中に含まれる粉塵を捕捉する複数のフィルタを有する
とともに、各該フィルタにエアをそれぞれ噴射可能な複
数の噴射パイプと各該噴射パイプからのエア噴射を制御
する制御手段とをもつ脱塵装置を備えたバグフィルタの
異常監視方法であって、上記制御手段の制御により1回
の脱塵操作で特定の噴射パイプのみからエアを噴射して
このエア噴射直後に上記バグフィルタの出口側で排ガス
中の粉塵濃度を検出し、この検出値が所定範囲内にある
か否かを判断して該検出値が所定範囲内にない場合に、
上記制御手段からの出力信号に基づいてエア噴射された
フィルタを特定するとともに、特定したフィルタに異常
があったことを知らせることを特徴とする。
【0008】本発明のバグフィルタの異常監視方法は、
制御手段の制御により1回の脱塵操作で特定の噴射パイ
プのみからエアを噴射し、このエア噴射直後にバグフィ
ルタの出口側で排ガス中の粉塵濃度を検出する。噴射パ
イプからのエア噴射直後においては、フィルタに付着堆
積した粉塵が払い落とされ、バグフィルタの出口側でも
排ガス中の粉塵濃度が一時的に若干上昇する。そこで、
噴射パイプからのエア噴射直後のバグフィルタの出口側
での排ガス中の粉塵濃度の正常範囲を予め設定してお
き、上記検出値がこの正常範囲内にあるか否かを判断す
る。そして、検出値が正常範囲内にない場合に、制御手
段からの出力信号に基づいてエア噴射されたフィルタを
特定するとともに、特定したフィルタに異常があったこ
とを知らせる。これにより、バグフィルタの運転中に、
異常が発生したフィルタを特定しつつ、フィルタに異常
が発生したことを検出することができる。
制御手段の制御により1回の脱塵操作で特定の噴射パイ
プのみからエアを噴射し、このエア噴射直後にバグフィ
ルタの出口側で排ガス中の粉塵濃度を検出する。噴射パ
イプからのエア噴射直後においては、フィルタに付着堆
積した粉塵が払い落とされ、バグフィルタの出口側でも
排ガス中の粉塵濃度が一時的に若干上昇する。そこで、
噴射パイプからのエア噴射直後のバグフィルタの出口側
での排ガス中の粉塵濃度の正常範囲を予め設定してお
き、上記検出値がこの正常範囲内にあるか否かを判断す
る。そして、検出値が正常範囲内にない場合に、制御手
段からの出力信号に基づいてエア噴射されたフィルタを
特定するとともに、特定したフィルタに異常があったこ
とを知らせる。これにより、バグフィルタの運転中に、
異常が発生したフィルタを特定しつつ、フィルタに異常
が発生したことを検出することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のバグフィルタの異
常監視方法の実施形態について、具体的に説明する。バ
グフィルタ1は、吸込口2及び吐出口3を有するバグフ
ィルタ缶4と、バグフィルタ缶4内に配設された複数の
円筒状のフィルタ5とを備えている。そして、バグフィ
ルタ缶4内は、上記複数のフィルタ5及び隔壁6によ
り、吸込口2に通じる吸込室7と吐出口3に通じる吐出
室8とに仕切られている。このバグフィルタ1では、入
口側の吸込口2から粉塵を多量に含む排ガスが吸い込ま
れ、この排ガスが吸込室7からフィルタ5を通過する間
にフィルタ5のろ布面で排ガス中の粉塵が捕捉され、清
浄となった排ガスが円筒状のフィルタ5内及び吐出室8
を介して吐出口3から吐出される。
常監視方法の実施形態について、具体的に説明する。バ
グフィルタ1は、吸込口2及び吐出口3を有するバグフ
ィルタ缶4と、バグフィルタ缶4内に配設された複数の
円筒状のフィルタ5とを備えている。そして、バグフィ
ルタ缶4内は、上記複数のフィルタ5及び隔壁6によ
り、吸込口2に通じる吸込室7と吐出口3に通じる吐出
室8とに仕切られている。このバグフィルタ1では、入
口側の吸込口2から粉塵を多量に含む排ガスが吸い込ま
れ、この排ガスが吸込室7からフィルタ5を通過する間
にフィルタ5のろ布面で排ガス中の粉塵が捕捉され、清
浄となった排ガスが円筒状のフィルタ5内及び吐出室8
を介して吐出口3から吐出される。
【0010】そして、バグフィルタ缶4の吐出室8内に
は、排ガス中の粉塵濃度を検出するための粉塵濃度計1
5が吐出口3付近に配設されている。また、各フィルタ
5には予め通し番号が決められている。なお、バグフィ
ルタ1の吸込口2は吸引ダクト(図示せず)に接続さ
れ、バグフィルタ1の吐出口3付近には吸込口2から排
ガスを吸引するためのファン(図示せず)が配設されて
いる。
は、排ガス中の粉塵濃度を検出するための粉塵濃度計1
5が吐出口3付近に配設されている。また、各フィルタ
5には予め通し番号が決められている。なお、バグフィ
ルタ1の吸込口2は吸引ダクト(図示せず)に接続さ
れ、バグフィルタ1の吐出口3付近には吸込口2から排
ガスを吸引するためのファン(図示せず)が配設されて
いる。
【0011】上記バグフィルタ1は、フィルタ5のろ布
面に付着堆積した粉塵を払い落とすための脱塵装置9を
備えている。この脱塵装置9は、一端がエア供給制御弁
10を介してエア供給源(図示せず)に接続されたエア
供給配管11と、エア供給配管11の他端が接続された
エア貯蔵タンク12と、一端がエア貯蔵タンク12に接
続され、他端が上記吐出室8内に延設されて上記各フィ
ルタ5内に臨む位置にそれぞれ開口する複数の噴射パイ
プ13と、各噴射パイプ13内に配設され、各噴射パイ
プ13から所定のエアパルスが噴射されるように各噴射
パイプ13をそれぞれ開閉する複数のエア噴射制御弁1
4とを備えている。
面に付着堆積した粉塵を払い落とすための脱塵装置9を
備えている。この脱塵装置9は、一端がエア供給制御弁
10を介してエア供給源(図示せず)に接続されたエア
供給配管11と、エア供給配管11の他端が接続された
エア貯蔵タンク12と、一端がエア貯蔵タンク12に接
続され、他端が上記吐出室8内に延設されて上記各フィ
ルタ5内に臨む位置にそれぞれ開口する複数の噴射パイ
プ13と、各噴射パイプ13内に配設され、各噴射パイ
プ13から所定のエアパルスが噴射されるように各噴射
パイプ13をそれぞれ開閉する複数のエア噴射制御弁1
4とを備えている。
【0012】上記バグフィルタ1は、バグフィルタ1の
運転中にフィルタ5の異常が発生したことを知らせるた
めのフィルタ用異常監視装置16を備えている。この異
常監視装置16は、上記エア供給制御弁10及びエア噴
射制御弁14を制御する脱塵制御部17と、フィルタ5
に異常が発生したか否かを判断する異常判断部18と、
フィルタ5に異常が発生したことを知らせるための異常
表示部19とを備えている。
運転中にフィルタ5の異常が発生したことを知らせるた
めのフィルタ用異常監視装置16を備えている。この異
常監視装置16は、上記エア供給制御弁10及びエア噴
射制御弁14を制御する脱塵制御部17と、フィルタ5
に異常が発生したか否かを判断する異常判断部18と、
フィルタ5に異常が発生したことを知らせるための異常
表示部19とを備えている。
【0013】そして本実施形態では、脱塵制御部17に
よるエア噴射制御弁14の制御により、一定の時間周期
で一定のパルス幅のエアが各噴射パイプ13からそれぞ
れ噴射され、しかも1回の脱塵操作で1個の噴射パイプ
13からそれに対応するフィルタ5のみにエアパルスが
噴射される。なお、番号の低いフィルタ5から順に一定
の時間周期でエアパルスが噴射される。また、1回の脱
塵操作毎に脱塵操作が行なわれた(エアが噴射された)
フィルタ5の番号が脱塵制御部17から異常判断部18
へ出力されるようになされている。
よるエア噴射制御弁14の制御により、一定の時間周期
で一定のパルス幅のエアが各噴射パイプ13からそれぞ
れ噴射され、しかも1回の脱塵操作で1個の噴射パイプ
13からそれに対応するフィルタ5のみにエアパルスが
噴射される。なお、番号の低いフィルタ5から順に一定
の時間周期でエアパルスが噴射される。また、1回の脱
塵操作毎に脱塵操作が行なわれた(エアが噴射された)
フィルタ5の番号が脱塵制御部17から異常判断部18
へ出力されるようになされている。
【0014】異常判断部18には、1回の脱塵操作毎
に、脱塵操作直後におけるバグフィルタ1出口側の排ガ
ス中の粉塵濃度の検出値が粉塵濃度計15から入力され
る。この異常判断部18では、上記検出値が予め入力さ
れた粉塵濃度の正常範囲にあるか否かを判断する。そし
て、上記検出値が正常範囲から外れた場合に、脱塵制御
部17から入力された番号のフィルタ5において異常が
発生したと判断し、この情報を異常表示部19に表示さ
せる。
に、脱塵操作直後におけるバグフィルタ1出口側の排ガ
ス中の粉塵濃度の検出値が粉塵濃度計15から入力され
る。この異常判断部18では、上記検出値が予め入力さ
れた粉塵濃度の正常範囲にあるか否かを判断する。そし
て、上記検出値が正常範囲から外れた場合に、脱塵制御
部17から入力された番号のフィルタ5において異常が
発生したと判断し、この情報を異常表示部19に表示さ
せる。
【0015】なお、フィルタ5に異常がない通常運転時
における、脱塵操作直後のバグフィルタ1出口側の排ガ
ス中の粉塵濃度を基準として、粉塵濃度の正常範囲が設
定される。また、脱塵操作中は上記エア供給制御弁10
が閉じており、脱塵制御部17からの信号によりエア噴
射制御弁14が開き噴射パイプ13からエアが噴射され
て脱塵操作が行われると、エア貯蔵タンク12内のエア
圧力が減少するが、この脱塵操作後、脱塵制御部17か
らの信号によりエア供給制御弁10が開き、図示しない
エア供給源からのエア供給によりエア貯蔵タンク12内
のエア圧力が復元する。
における、脱塵操作直後のバグフィルタ1出口側の排ガ
ス中の粉塵濃度を基準として、粉塵濃度の正常範囲が設
定される。また、脱塵操作中は上記エア供給制御弁10
が閉じており、脱塵制御部17からの信号によりエア噴
射制御弁14が開き噴射パイプ13からエアが噴射され
て脱塵操作が行われると、エア貯蔵タンク12内のエア
圧力が減少するが、この脱塵操作後、脱塵制御部17か
らの信号によりエア供給制御弁10が開き、図示しない
エア供給源からのエア供給によりエア貯蔵タンク12内
のエア圧力が復元する。
【0016】このように本実施形態では、バグフィルタ
1及び脱塵装置9が作動されると、番号の低いフィルタ
5から順に一定の時間周期でエアパルスが噴射され、各
フィルタ5に付着堆積した粉塵を払い落とす。そして、
バグフィルタ1及び脱塵装置9の運転中に、ある番号の
フィルタ5において破損等の異常が発生して、脱塵操作
直後におけるバグフィルタ1出口側での排ガス中の粉塵
濃度が、図2に示すように上昇して正常範囲から外れる
と、異常監視装置16により異常が発生したフィルタ5
を特定しつつ、フィルタ5の異常を知らせることができ
る。
1及び脱塵装置9が作動されると、番号の低いフィルタ
5から順に一定の時間周期でエアパルスが噴射され、各
フィルタ5に付着堆積した粉塵を払い落とす。そして、
バグフィルタ1及び脱塵装置9の運転中に、ある番号の
フィルタ5において破損等の異常が発生して、脱塵操作
直後におけるバグフィルタ1出口側での排ガス中の粉塵
濃度が、図2に示すように上昇して正常範囲から外れる
と、異常監視装置16により異常が発生したフィルタ5
を特定しつつ、フィルタ5の異常を知らせることができ
る。
【0017】したがって本実施形態では、バグフィルタ
1の運転中、フィルタ5に異常が発生したことを直ちに
検出することができ、しかも異常が発生したフィルタ5
が特定されるので、フィルタ5の異常を修理する際に、
直ちに異常が発生したフィルタ5の修理に取りかかるこ
とができる。なお、上記実施形態では、1回の脱塵操作
で1個のフィルタ5のみにエアパルスを噴射する場合に
ついて説明したが、1回の脱塵操作で複数のフィルタ5
にエアパルスを噴射することも可能である。
1の運転中、フィルタ5に異常が発生したことを直ちに
検出することができ、しかも異常が発生したフィルタ5
が特定されるので、フィルタ5の異常を修理する際に、
直ちに異常が発生したフィルタ5の修理に取りかかるこ
とができる。なお、上記実施形態では、1回の脱塵操作
で1個のフィルタ5のみにエアパルスを噴射する場合に
ついて説明したが、1回の脱塵操作で複数のフィルタ5
にエアパルスを噴射することも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のバグフィル
タの異常監視方法は、バグフィルタの運転中にフィルタ
異常が発生したことを直ちに検出することができ、しか
も異常が発生したフィルタを特定することができるの
で、大型のバグフィルタにおいてもフィルタの修理、交
換等を直ちに行うことができる。
タの異常監視方法は、バグフィルタの運転中にフィルタ
異常が発生したことを直ちに検出することができ、しか
も異常が発生したフィルタを特定することができるの
で、大型のバグフィルタにおいてもフィルタの修理、交
換等を直ちに行うことができる。
【図1】 本実施形態に係り、バグフィルタの異常監視
方法を模式的に説明する説明図である。
方法を模式的に説明する説明図である。
【図2】 本実施形態に係り、排ガス中の粉塵濃度値の
変移を示す概念図である。
変移を示す概念図である。
1はバグフィルタ、4はバグフィルタ缶、5はフィル
タ、9は脱塵装置、10はエア供給制御弁、11はエア
供給配管、12はエア貯蔵タンク、13は噴射パイプ、
14はエア噴射制御弁、15は粉塵濃度計、16はバグ
フィルタ用異常監視装置、17は脱塵制御部、18は異
常判断部、19は異常表示部である。
タ、9は脱塵装置、10はエア供給制御弁、11はエア
供給配管、12はエア貯蔵タンク、13は噴射パイプ、
14はエア噴射制御弁、15は粉塵濃度計、16はバグ
フィルタ用異常監視装置、17は脱塵制御部、18は異
常判断部、19は異常表示部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木崎 勉 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 飯島 伸介 愛知県額田郡幸田町大字坂崎字西長根1番 地 新東ダストコレクタ株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】缶内を通過するガス中に含まれる粉塵を捕
捉する複数のフィルタを有するとともに、各該フィルタ
にエアをそれぞれ噴射可能な複数の噴射パイプと各該噴
射パイプからのエア噴射を制御する制御手段とをもつ脱
塵装置を備えたバグフィルタの異常監視方法であって、 上記制御手段の制御により1回の脱塵操作で特定の噴射
パイプのみからエアを噴射してこのエア噴射直後に上記
バグフィルタの出口側で排ガス中の粉塵濃度を検出し、
この検出値が所定範囲内にあるか否かを判断して該検出
値が所定範囲内にない場合に、上記制御手段からの出力
信号に基づいてエア噴射されたフィルタを特定するとと
もに、特定したフィルタに異常があったことを知らせる
ことを特徴とするバグフィルタの異常監視方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1528696A JPH09206533A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | バグフィルタの異常監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1528696A JPH09206533A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | バグフィルタの異常監視方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09206533A true JPH09206533A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11884614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1528696A Pending JPH09206533A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | バグフィルタの異常監視方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09206533A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019059082A1 (ja) * | 2017-09-25 | 2019-03-28 | 新東工業株式会社 | パルスジェット式集塵装置 |
WO2019111469A1 (ja) * | 2017-12-07 | 2019-06-13 | 新東工業株式会社 | 集塵装置および集塵装置におけるフィルタの破損検出方法 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP1528696A patent/JPH09206533A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019059082A1 (ja) * | 2017-09-25 | 2019-03-28 | 新東工業株式会社 | パルスジェット式集塵装置 |
JPWO2019059082A1 (ja) * | 2017-09-25 | 2020-10-01 | 新東工業株式会社 | パルスジェット式集塵装置 |
WO2019111469A1 (ja) * | 2017-12-07 | 2019-06-13 | 新東工業株式会社 | 集塵装置および集塵装置におけるフィルタの破損検出方法 |
CN111479623A (zh) * | 2017-12-07 | 2020-07-31 | 新东工业株式会社 | 集尘装置及集尘装置中过滤器的破损检测方法 |
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