JPH09206268A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH09206268A
JPH09206268A JP4942396A JP4942396A JPH09206268A JP H09206268 A JPH09206268 A JP H09206268A JP 4942396 A JP4942396 A JP 4942396A JP 4942396 A JP4942396 A JP 4942396A JP H09206268 A JPH09206268 A JP H09206268A
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JP
Japan
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door
horizontal rail
dishwasher
dishwasher according
micro switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP4942396A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisato Haraga
久人 原賀
Yoshinobu Uchimura
好信 内村
Hiroyuki Sudo
宏之 須藤
Hirobumi Yaguchi
博文 矢口
Takashi Hattori
崇 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dennetsu Co Ltd
Toto Ltd
Original Assignee
Nihon Dennetsu Co Ltd
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は安全性の高い複数扉タイプの食器洗
浄機を提供することを目的とする。 【解決手段】 洗浄槽3の前面を複数の扉4、5で開閉
自在に覆ってなる食器洗浄機において、洗浄槽3の前面
に下方の扉5の上端部を受ける横桟7を設け、横桟7の
内部に、下方の扉5の開閉状況を検出するマイクロスイ
ッチの収納室74を設け、その収納室74にマイクロス
イッチ75を内蔵してなることを特徴とする。 【効果】 複数枚の扉を設けてもすべての扉の開閉状態
を検出することができ、扉を開放しても洗浄水が槽外に
噴射されることのない食器洗浄機を提供できる。また、
マイクロスイッチをコンパクトに収めることができ、食
器洗浄機自体の高さも低く抑えることができる。また、
横桟により洗浄槽3の剛性も向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄槽の前面を複
数の扉で覆ってなる食器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の食器洗浄機は、洗浄槽の前面を、
下端を支軸としてなる1枚の扉で覆っていた。扉が当接
する洗浄槽の前面には洗浄水の漏れを防ぐパッキンが全
周に施されていて、さらに洗浄槽上部には扉の開閉状況
を検知するマイクロスイッチを収めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、食器洗浄機が有
する課題として、必要なスペースが大きいということが
ある。例えば、前述の1枚扉の食器洗浄機では、食器の
出し入れ時には扉を前側に90度倒して作業するので、
その分流し台上の作業スペースを奪ってしまっていた。
また、いわゆるビルトインタイプの食器洗浄機において
も、扉を開放したときの前出寸法が大きく、他の作業の
邪魔になる等の問題があった。それを解決するため、実
開昭62−204562号のように、食器洗浄機の扉を
2枚に分けて、扉開放時の前出寸法を小さくする提案が
なされている。しかしながら、その場合、下方の扉の上
端が洗浄槽に当接しないので、マイクロスイッチの収納
場所がなく、洗浄中に下方の扉を開けると洗浄水が外に
噴出されてしまうという問題があった。そこで、上記の
点に鑑み、本発明は安全性の高い複数扉タイプの食器洗
浄機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、洗浄
槽の前面を複数の扉で開閉自在に覆ってなる食器洗浄機
において、洗浄槽の前面に下方の扉の上端部を受ける横
桟を設け、横桟の内部に、下方の扉の開閉状況を検出す
るマイクロスイッチの収納室を設け、その収納室にマイ
クロスイッチを内蔵してなることを特徴とする。そのた
め、下方の扉の開放を検出するマイクロスイッチをコン
パクトに収めることができ、食器洗浄機自体の高さも低
く抑えることができる。また、洗浄槽の剛性も向上す
る。なお、ここで、下方の扉とは、横桟に上端が当接す
る扉のことを指す。
【0005】請求項2の発明は、略横U字状断面の合成
樹脂製外枠と、その前面側開放面を塞ぐ部材とで横桟を
中空状に構成してなり、横桟の中空部にマイクロスイッ
チのリード線を通してなる。そのため、扉閉止時にはマ
イクロスイッチや配線は洗浄槽に対して完全に水密状に
密閉される。
【0006】請求項3の発明は、横桟のマイクロスイッ
チ収納室を横桟の下面を下方に突出するように設けたの
で、横桟を必要最低限の高さにできる。そのため、食器
洗浄機自体の高さをさらに低く抑えることができる。
【0007】請求項4の発明は、横桟のマイクロスイッ
チ収納室を横桟の後面を後方に突出するように設け、そ
の突出部の上面を平坦面とし、平坦面を洗剤受けとした
ので、洗剤受けに載せた洗剤は、洗浄開始と共に噴出す
る洗浄水によって溶解し、洗浄槽3に供給される。その
ため、洗浄前に排水工程を有する運転シーケンスの場合
でも、洗剤を排出させずに洗浄することができる。
【0008】請求項5の発明は、後方への突出部の下面
に、後方から前方にかけて下に向かう傾斜部を形成して
なり、傾斜部が下食器カゴに収めた皿上端部の案内面と
なる。そのため、洗浄水の噴射力で皿が傾いても、食器
カゴをスムーズに引き出すことができる。
【0009】請求項6の発明は、上記傾斜部が、横方向
に間隔を離して設けられた複数のリブであるので、横桟
下面の剛性が強化できる。
【0010】請求項7の発明は、上記洗浄槽と扉との隙
間にシール用パッキンを介在させてなり、下方の扉の裏
面周囲に、パッキンに洗浄水が直接当たるのを防ぐリブ
を一体的に設け、前記シール用パッキン及びリブは、横
桟のマイクロスイッチ収納室を上方に逃すように、下方
に湾曲して設けられた。そのため、扉と洗浄槽との間に
強固なシール構造が得られる。
【0011】請求項8の発明は、リブの湾曲部分の両端
に水抜きを設けた。そのため、リブの上面にたまった水
は水抜きから洗浄槽内に落下するので、槽外に水漏れし
ない。
【0012】請求項9の発明は、横桟の上方の扉の下部
に、シート状シール部材を設けた。シート状シール部材
は、横桟に密着するので、横桟と扉の隙間からの水漏れ
がなくなる。
【0013】請求項10の発明は、横桟の上部前側に立
ち上がり壁を設け、シート状シール部材を、扉の閉止時
にはシール部材がたわんで横桟の上面に接触してシール
を構成し、扉の開放時にはシール部材が前記立ち上がり
壁上縁に接触してシールを構成するように設けた。その
ため、シール部材の高さ方向の必要寸法を小さくするこ
とができる。
【0014】請求項11の発明は、横桟の後方投影領域
内に、長さ方向を軸に回転する長尺状洗浄ノズルを配し
てなるので、食器カゴ以外の部材を正面視で重なるよう
に配置でき、洗浄槽3の内部スペースを食器カゴ収納の
ために有効に使用できる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図に基づいて説
明する。食器洗浄機1は、外装2の内側に洗浄槽3を組
み込んで、前面に2枚の扉4、5を備えてなり、洗浄槽
3内には上下2段の食器カゴ(図示せず)を出し入れ自
在に設置し、上下の食器カゴの間には長尺方向を軸にし
て回転する長尺状洗浄ノズル61を配置し、下食器カゴ
の下方に平面回転式洗浄ノズル62を左右に2個配置し
ている。
【0016】洗浄槽3の後壁上部には、長尺状洗浄ノズ
ル61に洗浄水を供給するノズル軸63と吐水口(図示
せず)を略同じ高さに設けている。長尺状洗浄ノズル6
1は、中央部をノズル軸63で支持され、また両端部を
洗浄槽3の左右側壁から突出する軸受け64、65で支
持されて、洗浄水の噴射反力で自転する。また、右側の
軸受け65は、一端を長尺状洗浄ノズル61に機械的に
連結し、他端を長尺状洗浄ノズル61の自転速度より低
速で回転するモータ軸(図示せず)に連結して、長尺状
洗浄ノズル61の回転を低速に維持している。
【0017】また、洗浄槽3下部の中央後半部は上方に
大きく隆起していて、そこに平面回転ノズルのノズル軸
66を設けている。また、隆起部31の下方に洗浄ノズ
ルに洗浄水を循環供給する循環ポンプ(図示せず)を収
めている。循環ポンプから送り出させる洗浄水は、洗浄
槽3の下方に内蔵されたV字型導水管(図示せず)の基
部下端に供給された後、V字の先端から平面回転ノズル
62のノズル軸66に供給され、また導水管の基部上端
から上方に立設された垂直導水管を介して長尺状洗浄ノ
ズル61のノズル軸63に供給され、それぞれの洗浄ノ
ズル61、62に到達する。
【0018】洗浄槽3の底部前側には凹部32を形成
し、凹部の上を残菜フィルタ33と残菜カゴ34が覆っ
ている。なお、洗浄槽3の左側面外方には、通常水位検
出用と溢水水位検出用の2つのフロートスイッチを有す
る水位検知室を洗浄槽3と一体に形成し、その下端を前
述の凹部とホースで連結している。
【0019】洗浄槽3の前側には、上扉4、下扉5の2
枚の扉が備えられて、両扉の隣接辺の裏側に横桟7を取
付けている。横桟7は、長尺状洗浄ノズル6とほぼ同じ
高さに左右の側壁をつなぐように横桟7を取付けてい
る。横桟7は、上辺が長く下辺が短い略横U字状断面で
あって上部前端に立ち上がり壁71aを形成した外枠7
1と、外枠71の内部に内蔵されるマイクロスイッチリ
ード線押さえ72、マイクロスイッチ固定板73とから
構成され、その前面で下方の扉5の上端を受けるように
なっている。外枠71の上面は奥側に向かって緩く傾斜
しており、横桟71上に水が貯まらないようになってい
る。立ち上がり壁71aは、上扉4の下端に挿入され、
上扉4と横桟7の間に噴射される洗浄水が外に漏れるの
を防いでいる。また、横桟7の内部には、マイクロスイ
ッチ固定板73と外枠71とでマイクロスイッチ75を
外方に対して水密に保持するマイクロスイッチ収納室7
4を形成してなり、その収納室74に扉の開閉状態を検
出するマイクロスイッチ75を内蔵してなる。扉4、5
に設けられた開閉レバー4a、5aの操作に連動して回
動する係合片(図示せず)が洗浄槽3側の係合部(図示
せず)に係止されて扉4、5の閉止状態を保つと共にマ
イクロスイッチ75の接点を構成するようになってい
る。
【0020】横桟7は、マイクロスイッチ収納室74の
部分、すなわち、中央部付近のみ後方及び下方に突出し
た形状となっている。後方への突出部の上面は、両端に
小リブ71aを形成した平坦面71bとされ、洗剤受け
として使用できる。この洗剤受けに載せられた洗剤は、
洗浄ノズル61、62から噴射された洗浄水で溶解して
食器の洗浄に使用される。特に、洗浄開始前に排水工程
を伴う運転シーケンスを有する場合には、洗剤は洗浄が
開始されるまで溶解せずにいるので、洗浄前に排出され
ることがなく、有効である。なお、洗剤受けの左右に
は、小リブ71aが形成されているので、洗剤が横にこ
ぼれることがなく、また、前方側は後方に向けて傾斜し
ており、溶解した洗剤が残らず洗浄槽3内に供給される
ようになっている。
【0021】横桟7の下方への突出部には、平坦な下面
の幅方向に、前方に向かって下方に傾斜する数条のリブ
71cを形成している。下食器カゴには大型の皿を載せ
ているが、洗浄水の噴射力で皿が傾いてしまい、皿の上
端が横桟7の下部に引っ掛かって、食器カゴが引き出せ
なくなる恐れがあった。しかし、この数条のリブを71
c設けたことにより、皿の上端がリブ71cに案内され
つつ前方に引き出されるので、食器カゴはスムーズに引
き出し可能となった。なお、数条のリブに代えて、下面
全体を傾斜面としてもいい。その場合には、リブに比べ
て外枠の剛性が落ちるが、凹凸部がなくなるので清掃性
に優れたものとなる。
【0022】一方、横桟7の両端部には、小さな開口が
開けられており、マイクロスイッチ75から延びるリー
ド線(図示せず)はマイクロスイッチリード線押さえ7
2と外枠71との間に形成された隙間を通って小さな開
口から洗浄槽3の外部に配線され、洗浄槽3の下方に設
けられた制御部(図示せず)に到達するようになってい
る。
【0023】次に、洗浄槽3の前面を覆う扉4、5を説
明する。扉は、前面板41、51と後面板42、52を
重ね合わせて中空状に構成され、その前面に把手4b、
5bが形成され、下端を支軸として前方に向けて回動自
在とされている。また、上部に扉の閉止状態を保持する
開閉レバー4a、5aを設け、開閉レバー4a、5aに
機械的に連結された係合片(図示せず)が扉のラッチを
構成すると共にマイクロスイッチ75の接点を構成して
いる。扉4、5を開くときには開閉レバー4a、5aを
回動してラッチを解除する。ラッチが解除されるとマイ
クロスイッチ75の接点がオンされ、洗浄中の循環ポン
プの駆動を停止し、洗浄水の槽外への噴射を防止するよ
うになっている。
【0024】扉4、5の裏面は、洗浄槽3及び横桟7の
前面に設けられ洗浄槽3と扉4、5の間をシールするパ
ッキン8に当接する。また、扉4、5の上縁、左右縁近
傍には、洗浄水の噴射が直接パッキン8に当たらないよ
うに保護壁43、53を形成している。特に、下扉5の
保護壁53は、マイクロスイッチ収納室74を上方に逃
がすように、マイクロスイッチ収納室74の下方への突
出部に沿った湾曲形状としている。湾曲部43a、53
aはその両端を切除した形態となっており、切除部分
が、保護壁43、53の上面にたまった洗浄水を下方に
落とす水抜き43b、53bとなっている。なお、下扉
5の下部には、洗剤収納部5cが形成されている。洗剤
収納部5cは後面板52を深く掘り下げて、底面を平ら
にし、前述の洗剤受けと同様に洗浄水の噴射により洗剤
が溶解して洗浄槽に供給される。
【0025】上扉4の下部には、横桟7の上面との隙間
をシールするシート状シール部材9を取付けている。シ
ール部材9はその上端が扉4の後面板42の裏面に取付
けられ、下端が横桟7に密着状に接している。扉4の閉
止時にはシール部材9の下端が横桟7の上面に密着して
洗浄中の噴射が槽外に漏れるのを防止し、扉4の開放時
にはシール部材9の前面が横桟7の立ち上がり壁71a
に密着して扉4裏面から洗浄槽3内へ水の回収路を構成
し、上扉4からの水垂れが上扉4と横桟7との隙間から
槽外に漏れるのを防止する。
【0026】以上のように、本発明の食器洗浄機は、洗
浄槽3の前面に設けられた横桟7に下方の扉4、5の開
閉状態を検出するマイクロスイッチ75を内蔵したの
で、複数枚の扉を設けてもすべての扉の開閉状態を検出
することができ、扉を開放しても洗浄水が槽外に噴射さ
れることのない食器洗浄機を提供できる。
【0027】なお、本実施例では、扉を2枚としたが、
3枚以上としてもいい。また、扉4、5と洗浄槽3の間
のパッキン8は扉側に設けることもできる。
【0028】
【発明の効果】本発明により、複数枚の扉を設けてもす
べての扉の開閉状態を検出することができ、扉を開放し
ても洗浄水が槽外に噴射されることのない食器洗浄機を
提供できる。また、マイクロスイッチをコンパクトに収
めることができ、食器洗浄機自体の高さも低く抑えるこ
とができる。また、横桟により洗浄槽の剛性も向上す
る。
【0029】合成樹脂製外枠と、その前面側開放面を塞
ぐ部材とで横桟を中空状に構成し、横桟の中空部にマイ
クロスイッチのリード線を通すことで、扉閉止時にはマ
イクロスイッチや配線は洗浄槽に対して完全に水密状に
密閉され、感電などの危険がなくなる。
【0030】横桟のマイクロスイッチ収納室を下方に突
出するように設けると、横桟の一部だけ高さを確保すれ
ばすむので、横桟を必要最低限の高さにでき、しいては
食器洗浄機自体の高さをさらに低く抑えることができ
る。
【0031】横桟のマイクロスイッチ収納室を横桟の後
面を後方に突出するように設け、その突出部の上面を洗
剤受けとした場合には、洗浄前に排水工程を有する運転
シーケンスの場合でも、洗剤を排出させずに食器を洗浄
することができる。
【0032】なお、後方への突出部の下面に、後方から
前方にかけて下に向かう傾斜部を形成すると、洗浄水の
噴射力で皿が傾いても、食器カゴをスムーズに引き出す
ことができる。また、傾斜部を横方向に間隔を離して設
けられた複数のリブとすれば、横桟下面の剛性の強化す
ることもできる。
【0033】洗浄槽と扉との隙間にシール用パッキンを
介在させて、下方の扉の裏面周囲に、パッキンに洗浄水
が直接当たるのを防ぐリブを一体的に設け、前記シール
用パッキン及びリブは、横桟のマイクロスイッチ収納室
を上方に逃すように、下方に湾曲して設けると、扉と洗
浄槽との間に強固なシール構造が得られる。
【0034】その場合、リブの湾曲部分の両端に水抜き
を設けると、リブの上面にたまった水は水抜きから洗浄
槽内に落下するので、槽外に水漏れしない。
【0035】横桟の上方の扉の下部に、シート状シール
部材を設けた。シート状シール部材は、横桟に密着する
ので、横桟と扉の隙間からの水漏れがなくなる。
【0036】横桟の上部前側に立ち上がり壁を設け、シ
ート状シール部材を、扉の閉止時にはシール部材がたわ
んで横桟の上面に接触してシールを構成し、扉の開放時
にはシール部材が前記立ち上がり壁上縁に接触してシー
ルを構成するように設けると、シール部材の高さ方向の
必要寸法を小さくすることができる。
【0037】横桟の後方投影領域内に、長さ方向を軸に
回転する長尺状洗浄ノズルを配すると、食器カゴ以外の
部材を正面視で重なるように配置でき、洗浄槽の内部ス
ペースを食器カゴ収納のために有効に使用できる。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す食器洗浄機の斜視図
である。
【図2】 図1の食器洗浄機の扉を外した状態を示す概
略正面図である。
【図3】 横桟と扉の関係を示す断面図であり、(a)
は上扉開時、(b)は扉閉時の状態を示す。
【図4】 図2の概略斜視図である。
【図5】(a)は横桟の正面図、(b)は同平面図、
(c)は同底面図、(d)は(a)のA−A拡大断面
図、(e)は(a)のB−B拡大断面図である。
【図6】(a)は下扉の後面板の洗浄槽側の面を示す正
面図、(b)は(a)の中央縦断面図である。
【符号の説明】
1・・・食器洗浄機、3・・・洗浄槽、4・・・上扉、
43・・・保護壁、4a・・・開閉レバー、5・・・下
扉、53・・・保護壁、5a・・・開閉レバー、61・
・・長尺状洗浄ノズル、7・・・横桟、71・・・外
枠、71a・・・立ち上がり壁、72・・・マイクロス
イッチリード線押さえ、73・・・マイクロスイッチ固
定板、74・・・マイクロスイッチ収納室、75・・・
マイクロスイッチ、8・・・パッキン、9・・・シート
状シール部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 宏之 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 矢口 博文 長野県南安曇郡豊科町大字豊科500番地 日本電熱株式会社内 (72)発明者 服部 崇 長野県南安曇郡豊科町大字豊科500番地 日本電熱株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽の前面を複数の扉で開閉自在に覆
    ってなる食器洗浄機において、洗浄槽の前面に下方の扉
    の上端部を受ける横桟を設け、該横桟の内部に、下方の
    扉の開閉状況を検出するマイクロスイッチの収納室を設
    け、該収納室にマイクロスイッチを内蔵してなることを
    特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 略横U字状断面の合成樹脂製外枠と、そ
    の前面側開放面を塞ぐ部材とで上記横桟を中空状に構成
    してなり、横桟の中空部に上記マイクロスイッチのリー
    ド線を通してなることを特徴とする請求項1に記載の食
    器洗浄機。
  3. 【請求項3】 上記横桟のマイクロスイッチ収納室を横
    桟の下面を下方に突出するように設けたことを特徴とす
    る請求項2に記載の食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 上記横桟のマイクロスイッチ収納室を横
    桟の後面を後方に突出するように設け、その突出部の上
    面を平坦面とし、該平坦面を洗剤受けとしたことを特徴
    とする請求項1乃至3に記載の食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 上記後方への突出部の下面に、後方から
    前方にかけて下に向かう傾斜部を形成してなることを特
    徴とする請求項4に記載の食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 上記傾斜部が、横方向に間隔を離して設
    けられた複数のリブであることを特徴とする請求項5に
    記載の食器洗浄機。
  7. 【請求項7】 上記洗浄槽と扉との隙間にシール用パッ
    キンを介在させてなり、上記下方の扉の裏面周囲に、前
    記パッキンに洗浄水が直接当たるのを防ぐリブを一体的
    に設け、前記シール用パッキン及びリブは、横桟のマイ
    クロスイッチ収納室を上方に逃すように、下方に湾曲し
    て設けられたことを特徴とする請求項3に記載の食器洗
    浄機。
  8. 【請求項8】 上記リブの湾曲部分の両端に水抜きを設
    けたことを特徴とする請求項7に記載の食器洗浄機。
  9. 【請求項9】 上記横桟の上方の扉の下部に、シート状
    シール部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至3に
    記載の食器洗浄機。
  10. 【請求項10】 上記横桟の上部前側に立ち上がり壁を
    設け、上記シート状シール部材を、扉の閉止時にはシー
    ル部材がたわんで横桟の上面に接触してシールを構成
    し、扉の開放時にはシール部材が前記立ち上がり壁の上
    縁に接触してシールを構成するように設けたことを特徴
    とする請求項9に記載の食器洗浄機。
  11. 【請求項11】 上記横桟の後方投影領域に、長さ方向
    を軸に回転する長尺状洗浄ノズルを配してなることを特
    徴とする請求項1乃至10に記載の食器洗浄機。
JP4942396A 1996-01-31 1996-01-31 食器洗浄機 Pending JPH09206268A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002159240A (ja) * 2000-11-29 2002-06-04 Saneji Komatsu 透明蓋を具備した養蜂巣箱
US6578587B2 (en) * 2000-01-31 2003-06-17 Sanyo Electric Co., Ltd. Dish washing machine having upper door and lower door with sealing member

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